
写真=「hince」「BANILA CO」「UIQ」Instagram
最近、多数の男性アイドルがビューティーブランドのモデルとして活躍し、女性の消費者とグローバルファンダム(特定ファンの集まり)の購買意欲を高めている。今や男性アイドルは、ビューティー市場でトレンドをリードする存在になった。
◆10代~20代の女性を魅了

写真=「COLORGRAM」Instagram、X(旧Twitter)
“第5世代のアイコン”と呼ばれるZEROBASEONEは、「COLORGRAM」の専属モデルとして活動している。彼らの明るくエネルギー溢れるイメージが、色合いを重要視するブランドと相乗効果を発揮。商品を購入すると、彼らの証明写真やステッカーなどが提供されるイベントも行い、ファンの注目を集めた。

写真=「UIQ」公式YouTubeチャンネル、X
RIIZEは正式デビュー前から、「UIQ(ユイク)」の専属モデルに抜擢されたと発表され、話題を呼んだ。“SMの新人”というタイトルで、新生ブランドの成長を後押しした。ブランドは日本にも進出し、ポップアップストアとファンサイン会などを開催して注目を集めた。

写真=「numbuzin」公式X
NCT WISHは10代と20代のメンバーで構成されたグループで、ステージで見せる制服姿や学生時代の感性を込めた歌詞で、10代~20代を中心に、多くのファンを魅了している。メンバーたちの年齢層と清涼なイメージは、10代の敏感な肌に重点を置いた「numbuzin」の価値に合致して、ブランドの差別化に貢献している。
◆グローバル市場で存在感をアピール

写真=「BANILA CO」Instagram
SEVENTEENのジョンハンは2021年から「BANILA CO」のイメージモデルとして活動している。清純なイメージはブランドの主力商品であるクレンジングバームと相乗効果を発揮し、ブランドの知名度と売上を同時に引き上げた。

写真=「hince」Instagram
ENHYPENのソンフンは昨年、「hince」のモデルに抜擢された。最近、アメリカ最大の音楽フェスティバル「コーチェラヴァレー・ミュージック&アートフェスティバル(Coachella Valley Music and Arts Festival)」のステージに立って、爆発的な反応を得たENHYPENは、海外ファンを多く保有するグループの一つだ。聖水洞(ソンスドン)一帯にはhinceの広告が多く、“ソンフンの都市”とも呼ばれる。聖水と漢南(ハンナム)のショップに設置された大型グラビアは、海外からの訪問客の目を引いた。