「隠し味にはロマンス」カン・ハヌル＆コ・ミンシ、レストラン営業の危機を迎える【ネタバレあり】

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
カン・ハヌルが、コ・ミンシに向けて優しい心遣いを見せた。

昨日（19日）に配信されたgenie TVオリジナル「隠し味にはロマンス」第3話では、ハン・ボムウ（カン・ハヌル）とモ・ヨンジュ（コ・ミンシ）の甘いケミストリー（相手との相性）の中、2人の感情が少しずつ水面上に浮かび始めた。これにより第3話の視聴率は、首都圏2.6％、全国2.5％を記録し、上昇傾向を続けている（ニールセン・コリア基準）。

モ・ヨンジュは醤（チャン）を手に入れるため、普段取引していたメジュ（味噌の素）の店主に連絡したが、店主はあいにく連絡を絶って寝てしまった状況。良い料理を作るためには醤が必須だったため、ヨンジュは急いでメジュ店主を探して観光バスに乗り込み、この事実を知ったハン・ボムウもじっとしてはいられず、ヨンジュに同行した。

行く道中ずっとデコボコした道でも、ハン・ボムウの視線は抗えないほどいつもヨンジュに向いていた。窓に頭をぶつけながらうとうとと眠っているヨンジュを気にかけていたボムウは、ついにヨンジュの隣の席に移動して自分の肩を差し出した。そして密かな心遣いで眠っているヨンジュの頭を肩に優しく預かり、思わず微笑んだ。メジュ店主の家に到着してもボムウの視線はヨンジュだけに向いていた。腰を痛めて横になっているメジュ店主の代わりに醤作りに集中している最中も、ボムウは無意識のうちにヨンジュに視線が向く瞬間が多く、彼女を見つめる眼差しには深い感情が滲んでいた。

そんな中、黙々と仕事に専念していたヨンジュは醤壺の中で輝く醤石を発見し、「きれい」と喜んだ。ボムウはそんな彼女をじっと見つめながら「きれいだね」と囁いた。醤石のことを言っているのか、ヨンジュに向けたものなのか、曖昧な言葉を投げかけたボムウの視線は、まっすぐに彼女に向けられていた。

その後、ボムウとヨンジュの2人の微妙な空気は徐々に濃くなった。仕事を終えて帰る道で雨が降り始めると、ボムウはヨンジュの手を取って走り、足早に進んだ。バス停に到着した後、片隅に雨が漏れているのを見たヨンジュは、思わずボムウが雨に濡れないよう彼を自分の方へ引き寄せ、その瞬間、2人の見つめ合う視線はいつもより真摯で深かった。

そうこうするうちに、レストラン・チョンジェとシン・チュンスン（ユ・スビン）の葛藤が続く中、チョンジェで不審な放火事件が発生し、しばらくの間店舗運営を続けられなくなったハン・ボムウ、モ・ヨンジュ、ジン・ミョンスク（キム・シンロク）は、その間ピリピリとした神経戦を繰り広げてきたシン・チュンスンを潜在的な犯人と考え、彼を訪ねた。最初は証拠でもあるのかと大声を上げていたチュンスンも、事件当日の夜、酒に酔ってチョンジェに侵入したという事実を明かし、膝をついて謝罪し、もう一度チャンスをくれるよう懇願した。

結局、シン・チュンスンと共にチョンジェの復旧作業に取り掛かったハン・ボムウ、モ・ヨンジュ、ジン・ミョンスクは、賞金500万ウォン（約50万円）がかかったフードトラック競演大会が開かれるという情報を得た。彼らは賞金を受け取って修理費に充てようという野望と共に参加に成功し、果たして4人が競演大会で優勝を勝ち取り、チョンジェを元の状態に復旧させることができるのか、注目が集まっている。

また、この日の放送終わりにチョンジェの近くで不審なライターが発見され、視聴者の興味を一層掻き立てた。果たしてこのライターはチョンジェに火を放った放火犯のものなのか、謎に包まれた真相が好奇心を刺激する。