「BOYS II PLANET」唯一の武器とは?韓国・中国で2つに分けた独自のコンセプトに注目

本日(16日)午前、ソウル九老(クロ)区ザ・セントで開かれた制作発表会には、総括プロデューサーのキム・シニョンCPをはじめ、PLANET Kの演出を手掛けるチョン・ウヨンプロデューサー、PLANET Cの演出を手掛けるコ・ジョンギョンプロデューサー、そして「BOYS II PLANET K」のマスターであるSG WANNABEのイ・ソクフン、ダンサーKINKY、KANY、「BOYS II PLANET C」のマスターのジェジュン、Kep1erのシェン・シャオティン、JRICK、共通マスターとしてイム・ハンビョル、元SISTARのヒョリン、ペク・グヨン、JUSTHISらが出席し、番組への期待を高めた。
「BOYS II PLANET」は、PLANET K(韓国)とPLANET C(中国)から集まったそれぞれ80人、計160人の少年たちが、1つの惑星「BOYS II PLANET」で出会い、“太陽”を目指して成長していく過程を描く。全世界から集まった参加者たちの個性やストーリーに焦点を当て、たった1つのグローバルボーイズグループの誕生を目指す壮大なサバイバルドラマが繰り広げられる予定だ。
演出を担当するチョン・ウヨンプロデューサーは「参加者たちはそれぞれ異なる性格や魅力を持っている。特別な魅力と優れた実力を持った参加者が多く、限りない潜在力と個性を持った人々が進化したK-POPのDNAを持っていたので『アルファ少年』と呼ぶことにした」と番組への自信をのぞかせた。
また、イ・ソクフンは「参加する度に、若い人々が非常に高いレベルに達していることに驚く。K-POP業界がさらに発展していると感じ胸がいっぱいだ。若い人たちだけれど、尊敬している。最近、世界の音楽市場では『主体性』がキーワードで、それがなければソフトランディングできないと思う。そのため若い人々に、主体性を持たせようとした」と語った。

総括プロデューサーのキム・シニョンCPは「前作『BOYS PLANET』シーズン1の時は中華圏の参加者が多かったが、韓国語で進行される番組の中では彼らの個性や潜在力が十分に発揮されなかった。今回は中華圏出身者に焦点を当てたかった。その始まりになってほしいと思った。『BOYS PLANET』がこれからより広がりを見せていくことを念頭に置いた」と強調した。
ただし、Cのプラネットに登場するのは中国出身の候補生だけではない。キム・シニョンCPは「もともとは、KとC、それぞれの番組から1つずつデビューグループを選ぶ構想だったが、2つのプラネットの参加者たちはそれぞれ個性も潜在力も異なっていて、もし彼らが交わったらどんな相乗効果が生まれるのか気になった。共にデビューさせたほうが良いと判断し、現在の企画に至った」と説明した。

KINKYは「このような番組で審査に携われるのは、とてもありがたいことだ。参加者たちの夢に対する切実な思いやエネルギーを、間近で感じられるのは僕にとっても貴重な経験だ。彼らが夢を叶えられるように、それぞれの魅力に気づき、それを存分に発揮できるよう、方向性を示してあげたいと思っている」と伝えた。
ヒョリンは「私はサバイバル番組の審査員を務めるのは初めてだ。参加者として出演した経験も多く、その時のことを思い出すと胸が痛むこともあった。でも、そんな中でも勇気を出してこの場に立っている彼らの気持ちはよくわかる。番組を通じて成長しているんだなと感じながら、少しでも彼らの力になれて良かったと思っている」と微笑んだ。

キム・シニョンCPは、公正性や自社の練習生を優遇するという疑惑について「視聴者の皆さんがしっかり番組を見守られているのでそれは行いづらく、そうしたくもない。魅力のない参加者に無理やりストーリーを与えたり、目立たせたりすれば、得るものよりも失うもののほうが大きいと思う。今後も続くオーディションブランドだからこそ、そうした選択は絶対にしない」と強調した。
それぞれ参加者らの出番については「参加者全員にお願いしたい。圧倒的な才能と魅力、実力があったり、キャラクターが輝けば、画面に映る可能性が高い。どんな努力でもしてほしい。そうしなければ画面に映るのは容易ではない。それにもかかわらず、放送には制限があるので多様なコンテンツを準備して全て漏れなく紹介したいと思う」と話した。

果たして「BOYS II PLANET」がアイドルオーディション番組の歴史にどのような影響を与えるのか、早くも期待が高まっている。
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- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- パク・ソヨン
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