Kstyle
Kstyle 13th

Netflix「すべては神のために」続編が8月15日に公開…4つの残酷な事件を追跡

Newsen
写真=Netflix「私は生き延びた:韓国を揺るがせた悲劇の中で」
悲劇は終わっていなかった。

Netflixのドキュメンタリー「私は生き延びた:韓国を揺るがせた悲劇の中で」(以下、「私は生き延びた」)は、「すべては神のために:裏切られた信仰」(以下、「すべては神のために」)の続編で、韓国に衝撃を与えた4つの残酷な事件、そして繰り返されてはならないあの日の物語を、生き残った人々の声で記録したドキュメンタリーシリーズだ。チョ・ソンヒョンプロデューサーと、制作陣が2年間にわたる取材を通じて生存者たちの声をリアルに盛り込んだ。

本日(31日)公開されたメイン予告編は2023年、「すべては神のために」を通じて注目を集めた、キリスト教福音宣教会(JMS)のチョン・ミョンソク総裁に立ち向かって戦ったメープルの終わらない苦痛が盛り込まれている。メープルは、JMSとチョン・ミョンソクを守ろうとする巨大な権力の脅威と不快な視線にも屈せず、闘い続けた。

「すべては神のために」で勇気を出した彼女を見て、チョン・ミョンソクを告訴した被害者が21人いるというメープルのインタビューや、「中学2年生で初めて被害を受けた」という被害者の証言は大きな衝撃を与える。「シーズン2は未成年者を取り扱う。これを防がなければなりません。皆さん。終りです。私たち」というJMSの2番手チョン・ジョウンに続き、制作陣を尾行する人物、そしてJMS信徒である警察の登場まで、彼らが隠したい真実が何かを追跡する。今回のシリーズは、依然として潜行するJMS、彼に対抗するメープルの闘争を通じて、韓国社会と公権力がどのようにして不当な勢力を庇護してきたのかを振り返る。

JMSだけでない。「私は生き延びた」は合計8つのエピソードで4つの事件を描く。4つの地獄にいた生存者たちの声を通じて、今も進行され、これからも繰り返されるかもしれない未来の悲劇に警告する。

毎週繰り返される言葉は「お前たちは人間のくずだ」とし、40年が過ぎたがいまだに苦しみながら暮らしている釜山(プサン)兄弟福祉園の生存者たちの叫びは凄絶だ。違法な公権力の行使で数千人が死亡、行方不明になった。韓国現代史最悪の人権蹂躙事件で公権力はどのように犯罪をほう助したのかを検証する。

「本当に殺すべき人間を殺せなくて、恨みになった」と、富裕層に対する憎悪で殺人工場まで作り、連続殺人を犯した至尊派事件を通じて韓国社会が絶壁に追い込んだ人たちがどのようにして怪物になっていったのか、そしてその連続殺人を防いだ生存者の勇気を届ける。

三豊(サムプン)百貨店崩壊事故は手抜き工事と不正、監督機関の無責任さが招いた最悪の人災だ。「忘れてはならないことだと思う。特に子供を失った人たちにとっては、これは過去のことなのだろうか?」と聞き返す三豊百貨店崩壊事故の生存者の問いまで、なぜ、韓国社会で悲劇が繰り返されてきたのかを指摘し、構造的弊害に対して強く警鐘を鳴らす。

「私は生き延びた」を演出したチョ・ソンヒョンプロデューサーは「韓国でもっとも凄惨な4つの事件は、過去完了形ではなく、現在進行形だ」とし、「韓国社会のシステムと公権力の庇護の下、事件の名前と発生した場所が異なる惨事が繰り返されている。人間が、もっとも価値のない選択肢となってしまう世の中で『私は生き延びた』は、過去を記録するドキュメンタリーではなく、未来の世界と悲劇に対する警告だ」と明かした。

4つの現在進行形の悲劇の中で生存者たちが伝える本当の物語、そして韓国社会に投げかける鋭い質問である「私は生き延びた」は、8月15日、Netflixで公開される。

元記事配信日時 : 
記者 : 
イ・ミンジ

topics

ranking