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“28歳で死去” 故オ・ヨアンナさんの遺族、新たな音声ファイルを公開…先輩の暴言に衝撃

OSEN
写真=オ・ヨアンナさん SNS、YouTubeチャンネル「BBC News コリア」映像キャプチャー
MBCの気象キャスターの故オ・ヨアンナさんが生前、職場内でいじめを受けていたという疑惑が提起されている中、いじめられている状況が盛り込まれた録音が公開され、衝撃を与えている。

最近、YouTubeチャンネル「BBC News コリア」には「故オ・ヨアンナさん1周忌:母親が公開した“死の記録”」と題した映像が掲載された。映像の中で、オ・ヨアンナさんの母親は娘の1周忌を迎え、再びMBCビルを訪れた。彼女は「娘を失って1年が過ぎましたが、責任を負う人が1人もいない現実に断食を始めました」と訴えた。

母親は依然として、娘が番組出演のために準備しておいたワンピースや靴を捨てることができないとし、生活苦と雇用不安の中でも仕事を手放さなかった彼女を思い出した。

特にこの日、遺族が公開した音声ファイルは、非常に痛ましい内容だった。故人は生前、先輩たちから「お前がどれほど偉いのか」といった暴言を受けた。ある知人は、放送局の雰囲気について「不良グループまがいの雰囲気だ」と証言。オ・ヨアンナさんも母親に対して、「私がそんなに最悪なのか、周りの人たちに生意気すぎると言われる。全て私のせいにしろと言われる」と涙ながらに打ち明ける場面もあった。

録音には、実名で名指しされた先輩たちの音声も含まれていた。ある先輩は「お前がそんなに偉いのか? 先輩はお前の友達か。電話で私と口論するつもりか? 本来ならお前が謝るべきだった」と叱責した。別の先輩は「ここは雰囲気がよくない。不良グループまがいの雰囲気だ。それで、空気にうまく合わせなければ生き残れない。さもなければ自滅する」と説明した。

特に、tvNバラエティ番組「ユ・クイズ ON THE BLOCK」に出演した後、オ・ヨアンナさんはさらに別の攻撃を受けた。先輩たちが「お前が『ユ・クイズ』に出て何が言えるのか」「お前なんかまだ1年も経っていないのに、なぜ私たちMBCの代表なのか」と声を荒げたという証言も残っている。

故人の母親は、今回の悲劇は単なる個人の問題ではなく、「フリーランスの構造的な問題」に起因すると指摘した。気象キャスターたちは事実上、職員のように働きながらも正社員として扱われず、過度な競争と不安定な状況の中で娘が犠牲になったという。

世論の批判が高まると、MBCは同日、既存のフリーランス気象キャスター制度を廃止し、正社員として「気象・気候専門家」制度を新設すると発表した。

・韓国MBC、気象キャスター制度廃止を発表も…故オ・ヨアンナさんの遺族らが抗議「故人を2度殺す行為」

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元記事配信日時 : 
記者 : 
ユ・スヨン

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