【REPORT】iKON ジナン、日韓共同制作ショートドラマ「斬魂」初挑戦で主演に抜擢“緊張は全くなかった”

本作は、iKONのジナンの初主演作となる縦型ショートドラマ。再生数に取り憑かれた人気ストリーマー“カンム”が偶然手に入れた剣をきっかけに女剣士“アラチ”の魂と出会い、現代社会に潜む「鬼物」と戦いを繰り広げる。主人公のカンムをジナン、女剣士“アラチ”をキム・イェヒョン、相対する“人間の欲望”を象徴するメインヴィラン“オドゥクシニ”をアン・ジェモ、朝鮮武士に憑依された“監視者”役をジェヒョが演じる。

続けて、「このドラマの最も大きな特徴となるのが、縦型のアクションドラマであるということです。これは恐らく世界初の試みとなると思います。アクションを縦型のスクリーンに収める過程を、俳優やスタッフの皆さんと研究、話し合いをしながら作り上げてきました。今回、名俳優のアン・ジェモさんが韓国の鬼物を代表する悪役としてオドゥクシニ役で登場します。この鬼物は、一般的な幽霊やお化けとは違い、社会の中にある不正や悪いものを代表している存在です。なので、ドラマでは人間はなぜこのような悪い行いをしているのかが描かれていきます。人間は本来、善良ではあるけれども、鬼物によって悪が存在するという非常に意義深いシリアスな内容も描かれていて、社会問題ともリンクするドラマとなっています」と熱弁した。

ヴィラン役については「アクションシーンもこれまで演じてきたどの役柄よりもワイルドなものでした。この怪物は、悪の枢軸のような存在ですので、雄たけびを上げたり、怪演をしなければならないので、喉も傷めたりしていました。渾身の力で演じなければいけないという難しさがありました。そして、私は韓国では正義感の代名詞のような俳優ですが、この作品では悪の枢軸のヴィランを演じるということで、そのギャップも面白く感じました」と思いを語った。

また、アラチを演じたキム・イェヒョンは、「最初、お話をいただいたときは本当にうれしくて感謝の気持ちでいっぱいになりました。その一方で、務められるかという心配もありましたが、信じてくれた監督、ご一緒してくださった先輩の足を引っ張ってはいけないという思いで、一生懸命、準備しました」とオファーを受けた時の心境を明かすと、「アラチはカリスマをしっかり表現したいと思い、目力で表現しました」と話した。

テジュ役の趙世伊は日本から唯一キャスティングされたキャスト。日韓ハーフのため、韓国語での撮影にも苦労はなかったそうで、「ジナンさんが日本語も堪能なので、時にサポートしてくださったりもして、特に困ったことはなかったです。弟みたいにかわいがってもらいました。大好きです」とにっこり。そして、「鬼物を描いているというすごく新しいジャンルですが、やっぱり人間関係を1番に観ていただきたいです。撮影前には(キャストたちの)距離も少しありましたが、とても仲良くしていただいたので、それがドラマにそのまま出ていると思います」とコメントを寄せた。
最後にジナンは改めて「素敵な監督さんと素敵なスタッフさんたち、素敵な俳優さんたちと一緒に頑張って撮影しました。本当に本当に面白いです。ぜひ楽しみにしてください」とアピールし、制作発表を締めくくった。

◆Iwill Media Ltd.代表 ジョン・ヨンジュ コメント
私どもIwill Mediaは長編ドラマ「鬼宮」を韓国で大ヒットさせていますが、この度はファンタジーを題材にした初めてとなる縦型ショートドラマをGOKKOの皆さまと一緒に共同で制作をし、そしてこのように制作発表会を行えることを心から嬉しく思います。私どもは「鬼宮」というドラマを通じて感じたことがございます。ファンタジーというジャンルは、韓国と日本の両国のエンターテインメントを作っている制作会社にとって非常にビジョンのあるジャンルだということです。ですので、今回のこの「斬魂」をスタートとして、日本固有の文化、そして韓国固有のファンタジーの文化などを日本の多くの会社の皆さまとぜひ合作で作っていきたいと考えております。特にGOKKOのような若い皆さんの会社とも今後もぜひご一緒していただければと願っておりますし、今後多くの出会いがあることを期待しております。◆株式会社GOKKO代表 多田 智 コメント
私たちはこれまでショートドラマという新しい表現領域に挑戦し続けました。短い時間と速いテンポの中で、どれだけ感情を動かせるか。どれだけ物語の力を信じられるか。その問いを日々作品作りの中心に置いています。そして、本日発表させていただく「斬魂」は、日本のGOKKOと韓国のIwill Mediaがタッグを組む日韓共同プロジェクトとして生まれました。韓国は今、世界のドラマ、映像表現を牽引する存在です。そして一方で、我々GOKKOはショートドラマの可能性を日本でひたすら深掘りしてきました。この2つが本気で交わったとき、国境を超えるショートドラマの熱量の持った作品が生まれると私たちは確信しています。参本は単なるコラボレーション作品ではありません。日韓が対等なクリエイティブパートナーとして向き合い、脚本、演出、表現、細部に至るまで何度も議論を重ねながら作り上げている作品です。このプロジェクトは、ショートドラマの可能性を広げて、我々の挑戦であり、同時にアジアから世界に向けた新しい映像ipの第1歩す。本日をそのスタート地点として、残酷な世界観、そしてこのプロジェクトに込めた思いを少しでも感じていただけたらと幸いです。■作品情報
「斬魂」
配信:2026年初旬予定(POPCORN:日本独占配信/グローバルOTT)
出演:キム・ジナン(iKON)、キム・イェヒョン、趙 世伊(ジョ セイ)、アン・ジェモ、ジェヒョ(Block B)、クララ、キュリ(T-ARA)ほか
ジャンル:ファンタジーアクション・ショートドラマ
製作:株式会社GOKKO(日本)/Iwill Media Ltd.(韓国) 監督:アン・ソンゴン
■関連リンク
ごっこ倶楽部 Instagram
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- Kstyle編集部
topics






