工作 黒金星と呼ばれた男
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チョン・ウソン&キム・ヘジャ「第55回百想芸術大賞」で大賞を受賞…「SKYキャッスル」は4冠(総合)
ソウルCOEXにて昨日(1日)開催された2019年の「第55回百想芸術大賞」で、映画部門での大賞には「無垢なる証人」で熱演したチョン・ウソン、テレビ部門ではJTBC「まぶしくて」でお茶の間を涙の海にした名女優のキム・ヘジャが選ばれた。チョン・ウソンは、「最優秀男優賞の発表が終わって、今日は静かにチームと焼酎を飲んで寝なきゃいけないなと思っていたのに、思わぬ賞をいただき感謝している。あまりにも早くもらったのではないかという思いがする」とコメントした。それとともにチョン・ウソンは「無垢なる証人」で共演したキム・ヒャンギを見て、「ヒャンギ、君は誰よりも完璧な私のパートナーだった」と告白した。キム・ヘジャは、「大賞を受賞するとは思いもしなかった」と笑みを見せ、「私の人生は、時には不幸で、時に幸せだった。人生の真昼の夢に過ぎないが、それでも生きていてよかった」と、「まぶしくて」の中のセリフを現場で読み上げ、すべての俳優と視聴者に心に残る感動をもたらした。映画部門の作品賞は「工作 黒金星と呼ばれた男」、テレビ部門のドラマ作品賞はtvN「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」が栄光の主人公となった。映画部門の最優秀演技賞は「工作 黒金星と呼ばれた男」のイ・ソンミンと、「ミス・ペク」のハン・ジミンだった。イ・ソンミンは「いつも心に借りがあったが、生きてきて、この友達には何としてでも借りを返していく。この映画の主演だった俳優ファン・ジョンミンに、本当に感謝して、また申し訳なくも思う。うちの妻と子供にも感謝する」とした。涙をこぼしたハン・ジミンは、「この映画が私たちの社会の胸の痛む現実に対し、小さくても警鐘を鳴らすことを願う気持ちだった」と一緒に映画を作った仲間たちに感謝した。また「開始とプロセスは、多くの困難があったが、今この賞が困難な旅を一緒にしてくれたすべての方に輝く瞬間として、少しでも報いることを望んでいる」とした。テレビ部門は、tvN「ミスター・サンシャイン」のイ・ビョンホンとJTBC「SKYキャッスル」のヨム・ジョンアであった。イ・ビョンホンは「ドラマを撮影して育児をあまり手伝うことができず、家に多くはいることができなかったのに、私の味方になって応援してくれた私の妻と息子に、この名誉を返したい」と妻の女優イ・ミンジョンに感謝した。ヨム・ジョンアは、「候補に一緒にノミネートされたキム・ソヒョン、本当に有難かった。本当に苦労が多かった。今後もとどまらず発展する女優になる」と約束した。助演賞は、映画部門では「毒戦 BELIEVER」で型破りな熱演を繰り広げたが、惜しくもこの世を去ったキム・ジュヒョクさんが受賞、「ミス・ペク」で悪役を引き受けて演技力をアピールしたクォン・ソヒョンのもとに輝いた。テレビ部門はJTBC「SKYキャッスル」で視聴者たちに笑いを与えたキム・ビョンチョル、JTBC「まぶしくて」で感動的な演技で視聴者を泣かせたイ・ジョンウンが受賞した。新人賞は、映画部門は「あなたの結婚式」で観客を泣かせたキム・ヨングァンが、「娑婆訶(サバハ)」で存在感をアピールしたイ・ジェインが射止めた。テレビ部門ではMBC「ここに来て抱きしめて」で切ない演技をしたチャン・ギヨン、JTBC「SKYキャッスル」で強烈な演技力で視聴者を圧倒したキム・ヘユンが受賞した。韓国で大きな人気を得たJTBC「SKYキャッスル」は、この日の演出賞にチョ・ヒョンタク、最優秀演技賞にヨム・ジョンア、助演賞にキム・ビョンチョル、新人演技賞にキム・ヘユンと4冠王に輝いて、もう一度底力を誇示した。【「第55回百想芸術大賞」の受賞者(作)リスト】映画部門◆大賞:チョン・ウソン(「無垢なる証人」)◆作品賞:「工作 黒金星と呼ばれた男」◆監督賞:カン・ヒョンチョル(「スウィング・キッズ」)◆新人監督賞:イ・ジウォン(「ミス・ペク」)◆最優秀演技賞:イ・ソンミン(「工作 黒金星と呼ばれた男」)、ハン・ジミン(「ミス・ペク」)◆助演賞:故キム・ジュヒョクさん(「毒戦 BELIEVER」)、クォン・ソヒョン(「ミス・ペク」)◆新人演技賞:キム・ヨングァン(「あなたの結婚式」)、イ・ジェイン(「娑婆訶(サバハ)」)◆脚本賞:クァク・キョンテク、キム・テギュン(「暗数殺人」)◆芸術賞:ホン・ギョンピョ(「バーニング」)テレビ部門◆大賞:キム・ヘジャ(JTBC「まぶしくて」)◆ドラマ作品賞:tvN「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」◆教養作品賞:KBS 1TV「ジャーナリズムトークショーJ」◆バラエティ作品賞:MBC「全知的おせっかい視点」◆演出賞:チョ・ヒョンタク(JTBC「SKYキャッスル」)◆最優秀演技賞:イ・ビョンホン(tvN「ミスター・サンシャイン」)、ヨム・ジョンア(JTBC「SKYキャッスル」)◆助演賞:キム・ビョンチョル(JTBC「SKYキャッスル」)、イ・ジョンウン(JTBC「まぶしくて」)◆新人演技賞:チャン・ギヨン(MBC「ここに来て抱きしめて」)、キム・ヘユン(JTBC「SKYキャッスル」)◆脚本賞:パク・ヘヨン(tvN「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」)◆芸術賞:パク・ソンジン(tvN「アルハンブラ宮殿の思い出」)◆バラエティ賞:チョン・ヒョンム(MBC「私は一人で暮らす)」、イ・ヨンジャ(MBC「全知的おせっかい視点」)◆人気賞:IU(tvN「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」)、EXO ディオ(tvN「100日の郎君様」)◆「Harper's Bazzar」アイコン賞:キム・ヘス演劇部門◆若い演劇賞:ソン・スヨン(「アクトレスワン:国民ロボット俳優1号」)
ファン・ジョンミン主演、映画「工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」7月19日(金)に日本公開決定!日本オリジナルポスター解禁
第71回カンヌ国際映画祭ミッドナイトスクリーニングに公式招待! カンヌ国際映画祭執行委員長ティエリー・プリモが「ウェルメイドな映画、強烈ですごい映画」と称賛し、2018年度、「第27回釜日映画賞:最優秀作品賞・美術賞・脚本賞・主演男優賞・助演男優賞」「第55回大鐘賞映画祭:美術賞・主演男優賞」「第2回ザ・ソウル・アワーズ:映画部門大賞」「第2回韓中国際映画祭:監督賞・作品賞」「第38回韓国映画評論家協会賞:監督賞・主演男優賞・助演男優賞」「第39回青龍映画賞:監督賞・美術賞」「第18回ディレクターズ・カット・アワーズ:今年の特別言及・今年の男性演技賞」「第5回韓国映画製作家協会賞:照明賞・撮影賞・美術賞」「第10回今年の映画賞:作品賞・主演男優賞・助演男優賞」と韓国映画界の賞を総なめ!「タクシー運転手 約束は海を越えて」「1987、ある闘いの真実」に続く、実話に基づく衝撃作が「工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」という邦題で、7月19日(金)より、シネマート新宿ほか、全国ロードショーとなる。本作は1992年、北朝鮮の核開発をめぐって朝鮮半島の緊張状態が高まる中、北への潜入捜査を命じられた実在のスパイ、黒金星(ブラック・ヴィーナス)による緊迫感溢れる工作活動と、命を賭けてまで尽くした祖国の闇に気づき苦悩する姿を描く衝撃のサスペンスドラマ。派手なアクション、目まぐるしい追撃戦など、我々がよく知るハリウッドスパイ映画のアクションヒーローとは一線を画す、徹底的に熾烈なまでの心理戦を描いた新たなスパイ映画だけあって、個性と演技力を兼ね備えた韓国を代表する俳優たちが結集!「哭声/コクソン」「アシュラ」など、韓国ジャンル映画において忘れることのできない俳優ファン・ジョンミンが対北工作員の黒金星(ブラック・ヴィーナス)を演じる。北朝鮮の最高位層の人物リ・ミョンウン役に映画やドラマ問わず彼が演技をした瞬間、観客がキャラクターの存在理由を信じてしまう名優イ・ソンミン。韓国の国家安全企画部(現在の国家情報院)室長として工作戦の総責任者 チェ・ハクソン役は、これまでの既存の作品とはまた一味違った姿で演技の変身をはかる「お嬢さん」のチョ・ジヌン。北朝鮮の国家安全保衛部の要員チョン・ムテクを演じるチュ・ジフンは「アシュラ」で共演したファン・ジョンミンとは北と南という関係で再会する。そして、今回「工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」の日本オリジナルポスターが解禁! <誰も知らなかった南と北の裏の裏の裏>、<北に潜入した工作員の見た祖国の闇には、驚愕の真実が隠されていたー>というコピーと共に、実話に基づく衝撃作を引っ張っていく4人のキャラクター全員が異なる場所をみつめており、圧倒的な存在感がじわじわと漂うビジュアルから、スタイリッシュで緊張感あふれる本作への期待が高まる。「工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」に是非ご期待を!■映画情報「工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」2019年7月19日(金)シネマート新宿ほか全国ロードショー監督:ユン・ジョンビン「群盗」、「悪いやつら」出演:ファン・ジョンミン「哭声/コクソン」「アシュラ」、イ・ソンミン「目撃者」「ミセンー未生ー」、チョ・ジヌン「お嬢さん」、チュ・ジフン「神と共に」2部作、Netflix「キングダム」「アシュラ」原題:공작/2018年/韓国/カラー/137分/提供:ツイン・Hulu 宣伝プロデュース:ブレイントラスト<あらすじ>1992年、北朝鮮の核開発をめぐって朝鮮半島の緊張状態が高まる中、軍人だったパク・ソギョン(ファン・ジョンミン)は北の核開発の実態を探るため、コードネーム黒金星(ブラック・ヴィーナス)という工作員として北朝鮮に潜入する命令を受ける。事業家に扮したパクは3年にもおよぶ慎重な工作活動の末、北朝鮮の対外交渉を一手に握るリ所長(イ・ソンミン)の信頼を得ることに成功し、北朝鮮の最高国家権力である金正日と会うチャンスをものにする。しかし1997年、韓国の大統領選挙をめぐる祖国と北朝鮮の裏取引によって、自分が命を賭けた工作活動が無になることを知り、パクは激しく苦悩する。果たして彼は祖国を裏切るのか、それとも国が彼を切り捨てるのか。また北朝鮮はパクの工作に気づくのかー。
イ・ソンミン&ハン・ジミン「第10回今年の映画賞」男女主演賞を受賞…作品賞は「工作 黒金星と呼ばれた男」(総合)
主演賞のイ・ソンミン、ハン・ジミンから、新人賞のキム・ダミ、ナム・ジュヒョクまで俳優たちが心のこもった受賞の感想を伝えた。30日の午後、ソウル中(チュン)区プレスセンターでは「第10回今年の映画賞」の授賞式が開催された。この日、今年の発見賞の受賞者には「罪深き少女」のチョン・ヨビンが選ばれた。チョン・ヨビンは「撮影するとき、スタッフの方々が大きな力になってくれてありがたかった。絶対迷惑をかけてはいけないという気持ちで参加した。この賞は、私達のチームの誇りとしてスタッフに伝える。2019年にも注目していただけるよう、諦めずに一生懸命に演技する」と話し、感動の涙を見せた。また、新人女優賞は「THE WITCH/魔女」のキム・ダミが受賞した。キム・ダミは「『THE WITCH/魔女』でジャユン役を演じたキム・ダミだ。昨年はたくさん愛されたので、私にとって特別な一年だった。『THE WITCH/魔女』を通じて初めてインタビューを受けた時を思い出す。心がときめいて緊張したけど、インタビューを通じて自身に関して知らなかった部分も知るようになり、映画に対しても悩むべき部分をわかるようになってよかった」と伝えた。今年の映画人賞は「神と共に-因と縁」のキム・ヨンファ監督が受賞した。キム・ヨンファ監督は昨年「神と共に-罪と罰」で映画人賞を受賞したことに続き、今年も受賞してさらに目を引いた。キム・ヨンファ監督は「昨年にもこの賞をもらったけれど、先輩の方々がもらうべき賞ではないのかと思ったのに今年も僕が受賞して心が重い。宝物のような作品を作ってくれたチュ・ホミン脚本家に感謝する。第1編は亡くなった母、第2編は亡くなった父のことを思いながら制作した。今までのようにこれからの10年間も助けてほしい」と、本音と愉快さを盛り込んだ受賞の感想を伝えた。助演女優賞は「毒戦 BELIEVER」のチン・ソヨンが受賞した。チン・ソヨンは「2018年はとても意味深い一年だった。『毒戦 BELIEVER』を最後に主婦として頑張ろうと思ったのに、思いもよらないほどの愛をいただいて驚いたし、世の中が変わったんだなと思った。女優として次期作はどうしようかと思うほど強いキャラクターだった。演技をやめようかと思ったほどだった。でも驚くほどの愛情をもらってありがたい」と受賞の感想を伝えた。女優主演賞は「ミス・ペク」のハン・ジミンが受賞した。ハン・ジミンは「一本の映画が観客の方々にどんな意味を与えたのか色々感じた。昨年、私にとって宿題のようだった映画で身に余る愛をもらった」と伝えた。ハン・ジミンは「ミス・ペク」を通じて女優主演賞で3冠王を達成した。また「工作 黒金星と呼ばれた男」を通じてリ・ミョンウン役で印象的な熱演を披露したイ・ソンミンは、男優主演賞を受賞した。審査委員賞は「国家が破産する日」のキム・ヘスが受賞した。キム・ヘスは「『国家が破産する日』で特別な激励を受けながら始めることができてうれしい。今年も一生懸命に働く」と覚悟を伝えた。 第10回今年の映画賞」受賞者(作)リスト◆作品賞:「工作 黒金星と呼ばれた男」◆監督賞:イ・チャンドン「バーニング」◆男優主演賞:イ・ソンミン「工作 黒金星と呼ばれた男」◆女優主演賞:ハン・ジミン「ミス・ペク」◆助演男優賞:チュ・ジフン「工作 黒金星と呼ばれた男」◆助演女優賞:チン・ソヨン「毒戦 BELIEVER」◆新人男優賞:ナム・ジュヒョク「安市城」◆新人女優賞:キム・ダミ「THE WITCH/魔女」◆今年の発見賞:チョン・ヨビン「罪深き少女」◆自主映画賞:「罪深き少女」◆外国語映画賞:「ボヘミアン・ラプソディ」<特別賞>◆特別功労賞:チョン・ジヨン、アン・ソンギ◆韓国映画100年民族映画賞:「アリラン」(1926)、「東の空が明ける時」(1927)、「愛を探して」(1928)◆今年の映画人賞:キム・ヨンファ「神と共に-因と縁」◆審査委員賞:キム・ヘス◆今年の広報人賞:CJエンターテインメント ユン・インホ◆今年の映画記者賞:京郷(キョンヒャン)新聞 キム・ギョンハク
「2018 女性映画人祝祭」でハン・ジミンが演技賞を受賞…今年の映画人賞はキム・イルラン監督(総合)
女優ハン・ジミンが女性映画人賞(2018 女性映画人祝祭)で演技賞を獲得し、女優として最高の1年を過ごした。今年の女性映画人賞は「共同正犯」と「二つの門」を手がけたキム・イルラン監督だった。12日午後、ソウル中(チュン)区の映画館で開かれた「第19回女性映画人賞」授賞式でハン・ジミンが演技賞を獲得した。今年の女性映画人賞には「共同正犯」を演出したキム・イルランが選定された。この日司会を務めたオム・ジウォンは、昨年女性映画人賞で演技賞を獲得した。オム・ジウォンは「昨年演技賞をもらって、司会がしたいと言って、その約束を守るためにこの場に来た。個人的にもこのような映画祭があることに感謝しているし、幸せなことだ。映画人の1人としてこの映画祭を応援し、参加することができて心より光栄に思っている」とコメントした。女性映画人の会チェ・ユニ代表とオ・ソックン映画振興委員会委員長の祝辞もあった。2人とも韓国映画界の男女平等のために努力する意向を表した。チェ代表は「男女平等の映画界のために努力する」と話した。オ・ソックン映画振興委員長も「男女平等小委員会を来年上半期に集中的に稼働させて、実質的な政策と支援が行われることを願う」と明らかにした。「1987、ある闘いの真実」「リトル・フォレスト」「工作 黒金星と呼ばれた男」などに参加したチェ・ウナ編集技師は、技術賞を獲得した。チェ・ウナ技師は「作業を何人かで一緒にやっているし、女性の作業者も多い。皆を代表してこの賞をもらうものだと思っている」とコメントした。ドキュメンタリー賞を獲得した「血の年代記」のキム・ボラム監督は「我々の映画は、代価もなしに自身の体と経験について打ち明けた方々の勇気で作られた。私は何もない人間だったけれど、スタッフが2年間力を合わせ、映画を完成させることができた。映画がたくさんの借りを作っているので、インターネットでたくさん観覧してほしい」とウィットに富んだ受賞コメントを残した。脚本賞の主人公は「小公女」のチョン・ゴウン監督だった。チョン・ゴウン監督は受賞後「シナリオを書くのが本当に嫌いなので、脚本賞をもらうことに良心の呵責を感じる。一生懸命に書いて、多様で面白い女性キャラクターを作る」と話した。新人演技賞を受賞した女優は「パク・ファヨン」のキム・ガヒだった。キム・ガヒは「前代未聞の新人女優を選ぶということだったけれど、私がやることになって不安があった。『パク・ファヨン』を際立たせるための女優たちの魂が詰め込まれている。挑戦的で危険かもしれないキャラクターのために手をとって走ってくれた方々に感謝する。この映画を40回以上観覧してくれたA列の方々に感謝する」と伝えた。演技賞の主人公は大胆なイメージチェンジを図ったハン・ジミンだった。ハン・ジミンは涙ぐみながら受賞コメントを伝えた。ハン・ジミンは「映画が公開されて、私がどれだけ運が良い役者だったか改めて気づかされている。女性のキャラクターが主体的に見える機会が少ないので、このキャラクターを務めることができるだけでも良い機会だったことを知った」と話した。また彼女は「このような機会をくださったイ・ジウォン監督に感謝している。この映画には多くの女性スタッフの方々が参加した。監督以下、プロデューサー、助監督、美術監督も女性なので珍しい現場だった。このような現場が珍しい現場ではなく、頻繁に見かける現場であってほしい。女性映画が多様性を持って制作されるように、女優として作品の中で黙々と演技する」とコメントした。監督賞は「探偵なふたり:リターンズ」を演出したイ・オンヒ監督が獲得した。イ・オンヒ監督は「私が『探偵なふたり:リターンズ』を演出すると決定した後、今司会を務めているオム・ジウォンさんが電話をかけてきて、本当かと聞いて喜んだ。『探偵なふたり:リターンズ』を演出したことだけでもどんな気持ちになるかお分かりかと思う」と伝えた。プロデューサー賞は強烈な映画「生き残った子供」のチェ・ジョンジュプロデューサーが受賞した。チェ・ジョンジュプロデューサーは「良いシナリオをくださったシン・ドンソク監督に感謝し、しっかり自身の役割を果たしてくれた俳優とスタッフたちに感謝する」とコメントした。今年の女性映画人賞は「共同正犯」「二つの門」のキム・イルラン監督だった。授賞式最高の栄誉に輝いたキム監督は「素敵な受賞コメントは思いつかないし、ただこの賞がすごく嬉しい賞であるということを申し上げたい。作品に対する賞でもあるけれど、なんとなくこの賞が女性として生きてきた時間に対する支持と応援の意味であり、これからもずっと現場で一緒に会おうという意味だと思えて嬉しい。感謝を言わなければならない人が多い。1ヶ月後には龍山(ヨンサン)惨事から10年になり、まだ真相は明らかになっていない。この賞をきっかけに龍山参事の真相が明らかになってほしい」と長い感想を述べた。【女性映画人賞受賞者リスト】◆今年の女性映画人賞:キム・イルラン監督(「共同正犯」「二つの門」)◆制作者賞:チェ・ジョンジュプロデューサー(「生き残った子供」)◆脚本賞:チョン・ゴウン監督(「小公女」) ◆監督賞:イ・オンヒ監督(「探偵なふたり:リターンズ」)◆演技賞:ハン・ジミン(「ミス・ペク」)◆新人演技賞:キム・ガヒ(「パク・ファヨン」)◆ドキュメンタリー賞:キム・ボラム監督(「血の年代記」)◆技術賞:チェ・ウナ音響編集技師(「1987、ある闘いの真実」「工作 黒金星と呼ばれた男」)◆広報マーケティング賞:エンドクレジット(「1987、ある闘いの真実」「工作 黒金星と呼ばれた男」「暗数殺人」)
「第2回THE SEOUL AWARDS」イ・ビョンホン、キム・ナムジュ、ハ・ジョンウ、ソン・イェジンが主演賞…大賞は「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」「工作 黒金星と呼ばれた男」(総合)
歴史的な2回目の祝祭が幕を下ろした。「第2回THE SEOUL AWARDS」でドラマ「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」、映画「工作 黒金星と呼ばれた男」が大賞を受賞した。27日、ソウル慶熙(キョンヒ)大学平和の殿堂で「第2回THE SEOUL AWARDS」が開催された。昨年始まった「THE SEOUL AWARDS」は笑いと涙、感動を与えながら一年を席巻した韓国ドラマと映画、眩しい熱演を披露した俳優たちが一堂に会する特別な授賞式だ。映画とドラマで活躍した数多くのスターの出席が伝えられただけに、期待を高めた「第2回THE SEOUL AWARDS」。公正な授賞、大衆とのコミュニケーション、華やかな祝祭まで成功裏に終え、大衆の期待を満たした。「第2回THE SEOUL AWARDS」は第1回に続き、韓国の授賞式としては初めて「国民審査団」の点数(30%)と「専門審査団」(70%)を合算して受賞者(作)を選定、大衆の声を反映した。さらに国民審査団が人気賞の授賞にも参加し、注目を集めた。tvN「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」と映画「工作 黒金星と呼ばれた男」がそれぞれ大賞の栄光を味わった。「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」は数多くのマニア層を形成し、今年最高のドラマとして挙げられる作品だ。現実的なセリフ、人の心に触れるような感性的な演出、俳優たちの熱演が調和し、欠点のない秀作だという評価を受けた。映画部門の大賞トロフィーはユン・ジョンビン監督の「工作 黒金星と呼ばれた男」が受賞した。「工作 黒金星と呼ばれた男」は1990年代の実話を描いたスパイ映画だ。実話をベースにしたストーリーと俳優たちの熱演で新しい韓国型スパイ映画の誕生を知らせた「工作 黒金星と呼ばれた男」は、現在までも数多く取り上げられる映画として残っている。男女主演賞のトロフィーは「ミスターサンシャイン」のイ・ビョンホン、「ミスティ」のキム・ナムジュ、「神と共に-罪と罰」のハ・ジョンウ、「いま、会いにゆきます」のソン・イェジンが受賞した。まずイ・ビョンホンは「ミスターサンシャイン」で奴隷出身のアメリカの海軍将校ユジン・チョイ役を務めた。イ・ビョンホンは眼差しと表情はもちろん、感情一つ一つを繊細に表現した熱演で絶賛を受けた。キム・ナムジュは「ミスティ」で成功の境地に立っている韓国代表アンカーのコ・ヘラン役を務めた。アンカー役をこなすためにルックスから口調、声まで完璧に演じたキム・ナムジュは、代わりのいない存在感をアピールしながら視聴者を虜にした。映画部門で俳優主演賞を受賞したハ・ジョンウは「神と共に-罪と罰」を通じて1440万人の観客を動員し、大韓民国最高の俳優の底力を証明した。スクリーンを満たしたハ・ジョンウの存在感は、シリーズ2作目である「神と共に-因と縁」でも続き忠武路(韓国映画界)の興行パワーをアピールした。映画部門の女優主演賞には「いま、会いにゆきます」のソン・イェジンが受賞した。涙と清楚な魅力、繊細な感情を表現したソン・イェジンの演技に好評が続いた。視聴者とスクリーンを虜にしたシーンスティーラーあるいは心スティーラーである助演賞も4人の主人公が誕生した。ドラマ部門の助演賞には「ミスターサンシャイン」のユ・ヨンソク、「ライフ」のムン・ソリが選ばれた。映画部門では「工作 黒金星と呼ばれた男」と「神と共に-罪と罰」のチュ・ジフン、「神と共に-罪と罰」のイェ・スジョンが栄光を味わった。新人賞部門では「賢い監獄生活」のパク・ヘス、「別れが行ってしまった」のチョ・ボア、「安市城」のナム・ジュヒョク、「THE WITCH/魔女」のキム・ダミがトロフィーを手にした。今年1年間、観客および視聴者たちに誰よりも強烈な印象を与えた4人の俳優がこれからどんな活躍を見せてくれるか、より期待が高まる。国内外投票100%で選定された人気賞部門では、「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」のチョン・ヘイン、「時間」のソヒョン、「いま、会いに行きます」のソン・イェジン、「神と共に-罪と罰」のEXO ディオが受賞した。国内外を舞台に活躍する数多くのスターが欲しがった韓流アーティスト賞は、チョン・ヘインが受賞した。チョン・ヘインは「よくおごってくれる綺麗なお嬢さん」で年下の男の定石を見せながらシンドロームを巻き起こした。アジア全域で人気を博したチョン・ヘインはこの日、ドラマ部門男性人気賞まで受賞し、2冠に輝いた。特別俳優賞は抜群の演技力で大衆を虜にした俳優ホ・ジュノが選ばれた。ホ・ジュノは「ここに来て抱きしめて」でサイコパスの連続殺人犯を演じ、画面を圧倒する演技力で視聴者に恐怖を与えた。ホ・ジュノは毎回感嘆を呼ぶ存在感で絶賛を受けた。大韓民国を騒がせた俳優たちの饗宴、時代のスターに会える時間、俳優と大衆がみんな楽しめる祝祭の場になった「第2回THE SEOUL AWARDS」は今年創刊33周年を迎えた韓国トップのスポーツ芸能専門誌スポーツソウルが主催し、文化体育観光部が後援した。・愛妻家チソンからソン・イェジンまで「第2回THE SEOUL AWARDS」スターたちの愉快なコメント集が話題・EXO ディオからソヒョンまで「第2回THE SEOUL AWARDS」映画&ドラマ部門で人気賞を受賞感謝を伝える【「第2回THE SEOUL AWARDS」受賞者(受賞作)リスト】◆映画部門・大賞:「工作 黒金星と呼ばれた男」(監督:ユン・ジョンビン)・主演俳優賞:ハ・ジョンウ(「神と共に-罪と罰」)・主演女優賞:ソン・イェジン(「いま、会いに行きます」)・助演俳優賞:チュ・ジフン(「工作 黒金星と呼ばれた男」「神と共に-罪と罰」)・助演女優賞:イェ・スジョン(「神と共に-罪と罰」)・新人俳優賞:ナム・ジュヒョク(「安市城」)・新人女優賞:キム・ダミ(「THE WITCH/魔女」)・人気俳優賞:EXO ディオ(「神と共に−罪と罰」)・人気女優賞:ソン・イェジン(「いま、会いに行きます」)・特別俳優賞:ホ・ジュノ(「ここに来て抱きしめて」)◆ドラマ部門・大賞:tvN「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」・主演俳優賞:イ・ビョンホン(「ミスターサンシャイン」)・主演女優賞:キム・ナムジュ(「ミスティ」)・助演俳優賞:ユ・ヨンソク(「ミスターサンシャイン」)・助演女優賞:ムン・ソリ(「ライフ」)・新人俳優賞:パク・ヘス(「賢い監獄生活」)・新人女優賞:チョ・ボア(「別れが行ってしまった」)・人気俳優賞:チョン・ヘイン(「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」)・人気女優賞:ソヒョン(「時間」)◇韓流アーティスト賞:チョン・ヘイン
「工作 黒金星と呼ばれた男」ファン・ジョンミン“イ・ヒョリのカメオ出演、男性俳優らが…”
「イ・ヒョリさんの出演に感謝。とても嬉しかった」最近、ソウル鍾路(チョンノ)区三清洞(サムチョンドン)のあるカフェで、映画「工作 黒金星と呼ばれた男」(監督:ユン・ジョンビン、配給:CJエンターテインメント)の俳優ファン・ジョンミンのインタビューが行われた。ファン・ジョンミンは劇中で黒金星(フク・クムソン)というコードネームで、北朝鮮の核の実体を暴こうとした国家情報機関のスパイのパク・ソギョンを熱演した。このキャラクターは実在の人物である。これについてファン・ジョンミンは「このキャラクターのモデルになったパク・チェソさんに直接会ったことがある」と明らかにした。「パク・チェソさんの目を直接見つめながら話をしました。目を見ると、その人の心理をある程度は把握できるのですが、パク・チェソさんは全く把握することができませんでした。長い間、スパイとして生活されていたせいなのかはわかりませんが、彼と僕の間に壁があるような感じを受けました。彼が出所した後の昨年5月頃、映画の撮影前にお会いました。『目を見ても何も読み取ることができない感じを、どのように表現しようか? 』とたくさん悩みました。でも、打ち上げの時にパク・チェソさんの奥様が『映画を楽しく見た。夫と似たような顔をしている場面があって驚いた』と言ってくれました。またパク・チェソさん本人も『楽しく見た。ぐっときた』という話をしてくれたので、ありがたかったです」ファン・ジョンミンはスパイのキャラクターを演じる上で、アクションではなく、心理戦もしくは言葉で争う場面においてたくさん悩んだと話した。彼はこのキャラクターをどのように理解し、近づいていったのだろうか。「情報員としてや、軍人としての明確な意識がある人だと思いました。国から報酬をもらって生きている人だという意識があり、家族をおろそかにしてまで国に命を捧げる人物でした。自身のやっていることに対する誇りを持っていましたね。軍人としての堅い意志と精神も持っています。役作りの時は、そのような部分を理解していくことから始めました」映画の終盤には、歌手イ・ヒョリがサプライズで出演している。1991年から2006年までの南北関係を描いている「工作 黒金星と呼ばれた男」でイ・ヒョリは、実際、過去にCMを通じて北朝鮮の女性と出会っていた場面のパロディを披露した。「イ・ヒョリさんが台本を見て、快く出演してくださったのですが、本当は大変だったと思います。撮影当時が、前大統領の弾劾で騒がしい時期であった上に、過去にそのCMを撮った方がチャ・ウンテク監督(チェ・スンシルとともに国政介入の疑惑を受けた人物)だったから、居心地が悪かったかも知れません。ユン・ジョンビン監督がイ・ヒョリさんに直接手紙を書いて出演をお願いしたと聞きました。ヒョリさんが来たら、スタッフと俳優らがみんな嬉しそうにしていて、モニターをする時には男性俳優ら全員が画面の前に集まってきました。僕は、恥ずかしくてモニターの近くにいることもできませんでした。芸能人を見ているような感じでしたね(笑)」
「工作 黒金星と呼ばれた男」公開12日目にして観客動員数400万人突破…長期ヒットの予感
映画「工作 黒金星と呼ばれた男」(監督:ユン・ジョンビン)が観客動員数400万人を突破した。「工作 黒金星と呼ばれた男」は公開12日目である19日午後6時、累積観客数400万人を記録した。「工作 黒金星と呼ばれた男」は、韓国で今月8日の公開日だけで33万人の観客を動員し、同時期に公開された作品の中で興行ランキング1位を獲得した。その後も観客の口コミと話題性により、観客動員数は増加し続けている。「工作 黒金星と呼ばれた男」の観客動員数400万人突破記録は、韓国と北朝鮮を題材にしたヒット映画「鋼鉄の雨」(18日)、「コンフィデンシャル/共助」(13日)より早く、「ベルリンファイル」と実話題材のヒット映画「1987、ある闘いの真実」と同じ速度だ。「工作 黒金星と呼ばれた男」はそうそうたる同時期競争作はもちろん、新作の凄まじい攻勢にも関わらず、公開2週目の週末に400万人突破という快挙を成し遂げ、今後の興行成績にさらに注目が集まる。「工作 黒金星と呼ばれた男」のこのような着実なヒットの裏には、しっかりとした作品性が引き出した好評と口コミがある。「工作 黒金星と呼ばれた男」はアクションなしでも終始緊張感を演出するストーリーからファン・ジョンミン、イ・ソンミン、チョ・ジヌン、チュ・ジフンなど信頼して見られる俳優たちの熱演、ユン・ジョンビン監督特有の繊細な演出まで。3拍子をそろえた映画としてマスコミと評論家はもちろん、観客から熱い好評を引き出している。
【PHOTO】ファン・ジョンミン&イ・ソンミン&チュ・ジフンら、映画「工作 黒金星と呼ばれた男」レッドカーペットイベントに出席
2日午後、ソウルロッテシネマワールドタワー店では映画「工作 黒金星と呼ばれた男」のレッドカーペットイベントにファン・ジョンミン、イ・ソンミン、チュ・ジフン、チョ・ジヌン、ユン・ジョンビン監督が出席した。レッドカーペットイベントには、数多くのファンが殺到した。出演者たちは、会場に来たファンにサインを書いたり、一緒に写真を撮影を取るなど、ファンサービスを行った。・ファン・ジョンミン&イ・ソンミンら出演、映画「工作 黒金星と呼ばれた男」メイン予告編を公開高まる緊張感(動画あり)・ファン・ジョンミン&イ・ソンミンら出演映画「工作 黒金星と呼ばれた男」日本など111ヶ国・地域に販売俳優の熱演と作品の完成度を評価
【PHOTO】ファン・ジョンミン&イ・ソンミン&チュ・ジフンら、映画「工作 黒金星と呼ばれた男」マスコミ向け試写会に出席
31日午後、ソウルCGV龍山(ヨンサン)アイパークモールで映画「工作 黒金星と呼ばれた男」のマスコミ向け試写会にファン・ジョンミン、イ・ソンミン、チュ・ジフン、チョ・ジヌン、ユン・ジョンビン監督が出席した。・ファン・ジョンミン&イ・ソンミンら出演、映画「工作 黒金星と呼ばれた男」メイン予告編を公開高まる緊張感(動画あり)・「工作 黒金星と呼ばれた男」ファン・ジョンミン&チュ・ジフン、予測不能な神経戦を繰り広げる姿をキャッチ2度目の共演に期待
ファン・ジョンミン&イ・ソンミンら出演、映画「工作 黒金星と呼ばれた男」メイン予告編を公開…高まる緊張感(動画あり)
2018年に開かれた「第71回カンヌ国際映画祭」公式招待され、名作映画として期待を高めているユン・ジョンビン監督の新作「工作 黒金星と呼ばれた男」(制作:(株)映画社月光、(株)サナイピクチャーズ、提供・配給:CJエンターテインメント)が16日、メイン予告編を電撃公開した。「工作 黒金星と呼ばれた男」は1990年代半ばに「黒金星」という暗号名で、北朝鮮核の実体を暴こうとしていた韓国情報機関のスパイが、南北高官による密かな取引を察知したことで繰り広げられるストーリーを描いたスパイ映画だ。CGVのFacebookを通じて解禁された「工作 黒金星と呼ばれた男」のメイン予告編は、韓国と北朝鮮の間で敵国として実在していた緊張感と一触触発の状況で漂うサスペンスを通じて、観客たちを韓国と北朝鮮の関係が北朝鮮の核問題のため冷戦のピークを極めた1990年代に連れて行く。本音を隠して接近した、北朝鮮に渡ったスパイの黒金星(ファン・ジョンミン)と北朝鮮の対外経済委員会の処長のリ・ミョンウン(イ・ソンミン)は、相手を疑って警戒しながらも南北共同事業を進める。表ではお互いに信頼を築きながら、一方では鋭く相手を牽制する姿は、南北分断が作った敵と民族の境界に立っている2人の関係がどのように変化していくのか、好奇心をくすぐる。黒金星に北朝鮮の核の実体を把握するために、北朝鮮上層部への潜入を命じる韓国の国家安全企画部の海外室長チェ・ハクソン(チョ・ジヌン)は、国の安保の第一線で働く人のプライドを鎧のように身にまとい、断固と吐き出す声だけでも威圧的な存在感を届ける。また、最初から最後まで黒金星から疑いの目を向けられる北朝鮮の国家安全保衛省の課長、チョン・ムテク(チュ・ジフン)の鋭い眼差しや本心が分からない表情は、一抹の疑いを残し、絶えず緊張感を与えている。そこに「分断した北朝鮮と韓国が40年ぶりに初めて合作する民族の課業です」というリ・ミョンウンと、「処長にとって祖国が1つであるように、私にも祖国は1つです」という黒金星のセリフは、敵として出会ったが、同じ民族であるため持たざるを得ない複雑で微妙な感情をそのまま伝える。眼差し1つ、息の音1つからも出てくる、相手の正体を把握するための北朝鮮の執拗な疑いと、これを避けるための黒金星のフェイクに、ユン・ジョンビン監督の繊細な演出が加えられ、一寸先も分からないダイナミックなドラマを予告する。「犯罪との戦争:悪い奴らの全盛時代」「群盗:民乱の時代」のユン・ジョンビン監督と、ジャンルを行き来しながらさまざまなイメージチェンジを披露しているファン・ジョンミン、イ・ソンミン、チョ・ジヌン、チュ・ジフンの共演で期待を高めている「工作 黒金星と呼ばれた男」は、8月8日に韓国で公開される予定だ。※動画はクリックまたはタップで閲覧できます。
「工作 黒金星と呼ばれた男」ファン・ジョンミン&チュ・ジフン、予測不能な神経戦を繰り広げる姿をキャッチ…2度目の共演に期待
映画「工作 黒金星と呼ばれた男」(監督:ユン・ジョンビン、配給:CJエンターテイメント)が、南と北の人物として再会を果たしたファン・ジョンミンとチュ・ジフンの、危ない出会いが視線を引くスチールカットを公開した。「工作 黒金星と呼ばれた男」は1990年代半ば、黒金星(フク・クムソン)というコードネームで、北朝鮮の核の実体を暴こうとした国家情報機関のスパイが、南北の高位層との間の秘密の取り引きを察知するようになって繰り広げられるストーリーを描いたスパイ劇である。「アシュラ」で、悪徳市長と彼の手下として毒々しい関係で出会ったファン・ジョンミンとチュ・ジフン。2人の俳優が、今回は南と北に分かれて、絶えず牽制する関係として再会する。フク・クムソン(ファン・ジョンミン)は、北朝鮮の核の実体を把握するように指令を受けて、対北朝鮮事業家に偽装して北朝鮮に向かう。フク・クムソンは、北の高位層と接触するために必ず経由する、対外経済委部長リ・ミョンウン(イ・ソンミン)に会って対北朝鮮事業を提供し、北の国家安全保衛部課長チョン・ムテク(チュ・ジフン)に出会う。しかし、チョン・ムテクは外貨稼ぎより共和国の守護を優先する人物で、事業を目的として北に接触するフク・クムソンを絶えず疑って牽制する。彼は、保衛部の要員としての任務を携え、フク・クムソンに難関を提示し、最後まで疑いの目を離さない。このような2人の関係は、2人が一緒に登場するたびに、一時も緊張の糸を解くことができないきっ抗気流を形成する。公開されたスチールカットは、予測不可能な両者の間の微妙な神経戦を捉えており、今後どのようなことが起こるのか、好奇心を高める。「アシュラ」の悪人たちの地獄に続いて、「工作 黒金星と呼ばれた男」では分断された南北の人物としてチュ・ジフンと再会したファン・ジョンミンは、「チュ・ジフンはとてもスマートな俳優だ。チョン・ムテクという人物について、正確にエキスを搾り出す俳優だ。スマートな分析力がある俳優」と絶賛を惜しまず、チュ・ジフンは「ファン・ジョンミン先輩とは2度目の撮影で、気楽に作業することができた。なまりや演技的な面で困難にぶつかった時、先輩がよく導いてくださり、楽しくうまく撮ることができた」とファン・ジョンミンに対する愛情を表わした。「工作 黒金星と呼ばれた男」は韓国で8月8日に公開予定である。・チュ・ジフン、役作りで日常生活が不便に?!映画「工作 黒金星と呼ばれた男」撮影エピソードを公開もみあげのせいで・ファン・ジョンミン&イ・ソンミンら出演映画「工作 黒金星と呼ばれた男」日本など111ヶ国・地域に販売俳優の熱演と作品の完成度を評価
チュ・ジフン、役作りで日常生活が不便に?!映画「工作 黒金星と呼ばれた男」撮影エピソードを公開“もみあげのせいで…”
俳優チュ・ジフンが「軍人役は初めてだが、口調が本当に難しかった」と感想を語った。チュ・ジフンは本日(3日)午前、ソウルCGV狎鴎亭(アックジョン)店で開かれた映画「工作 黒金星と呼ばれた男」の制作発表会で、「当時(北朝鮮の軍人たちが)もみあげを一の字に剃った。私もそうしたけれど、撮影をしていた昨年、日常生活が不便だった(笑)。韓国ではもみあげをそんな形にしたら、自由に歩くことができない」と語った。北朝鮮のチョン・ムテク役を務めたチュ・ジフンは「実は、私にとってファッションはそこまで重要ではないが、あのスタイルではどうすることもできなくて、活動ができなかった」と付け加えた。また「昨年7月まで撮影したが、34度に及ぶ暑さの中で火をおこすシーンは本当に大変だった」と撮影当時を振り返った。「工作 黒金星と呼ばれた男」は、1990年代の半ば黒金星というコードネームで、北朝鮮の核開発実験の実体を調べていた韓国国家安全企画部のスパイが、南北高位層の間の秘密の取引を把握することから繰り広げられる物語を描いており、実話をモチーフにしたスパイ映画だ。韓国で8月8日公開される。