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「インサイダー」カン・ハヌル、復讐の手がかりとなる動画を探す【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「インサイダー」のカン・ハヌルが、法の刃を握ることになった。韓国で27日に放送されたJTBC水木ドラマ「インサイダー」第15話では、ユン・ビョンウク(ホ・ソンテ)に向かって審判の刃を振り回す準備を終えたキム・ヨハン(カン・ハヌル)と、オ・スヨン(イ・ユヨン)の姿が描かれた。コールドマンカジノで起こった戦争で、ノ・スンファン(チェ・デフン)を失って殺害容疑者になったキム・ヨハン。彼は危機を免れる術を探すために奮闘した。一方、ユン・ビョンウクに会いにいったオ・スヨンは、相変わらず反省の色がない彼の姿に怒りを示した。その瞬間、すべての状況をひっくり返す「イ・テグァン動画」の手掛かりを見つけたキム・ヨハンが、彼らの前に現れた。続いて彼と同じ信念を持つ検事キム・ウジェ(イ・ハユル)に助けてもらって、キム・ヨハンはユン・ビョンウクを審判することができるようになった。この日の放送でユン・ビョンウクと別れた後、キム・ヨハンはオ・スヨンから緊急連絡を受けた。彼の側で警護していたプギョン派が、実は彼の命を狙っていたというのだ。電話を切った後、キム・ヨハンはプギョン派から逃げ始めた。息詰まる追撃戦、激しい死闘を繰り広げた末に、かろうじてプギョン派から逃れることができた。彼は自身を連れ戻しにきたオ・スヨンと合流した。一方、オ・スヨンはト・ウォンボン(ムン・ソングン)の遺体をトランクに乗せた後、ぼうっとしていた。この事実を知らなかったキム・ヨハンが違和感を感じた瞬間、ノ・スンファンから連絡がきた。しかし、発信者はチョ・ヘド(ハン・ジェヨン)だった。一人で支配人室に残っていたノ・スンファンが、彼の人質になってしまったのだ。キム・ヨハンは罠だと知っていながらも、ノ・スンファンを助けるためにカジノの支配人室に向かった。招かざる客はまたいた。ヤン・ジュン(ホ・ドンウォン)とヤン・ファ(チョン・マンシク)、そしてキム・ウサン(ユン・ビョンヒ)だった。キム・ヨハンを攻撃するのに没頭していたチョ・ヘドは、この状況が自分に不利であるということに気づいた。その間に、ヤン・ジュンとキム・ウサンが、支配人室までやってきた。支配人室はすぐ、戦場となった。キム・ヨハンとチョ・ヘドが喧嘩している間、いきなり態度を変えてヤン・ジュンを攻撃し始めたキム・ウサン。その時、ノ・スンファンが刃物の前に飛び込み、ヤン・ジュンの代わりに怪我を負った。今後あるヤン・ファとの取引のために、ヤン・ジュンを確保しないといけないと考えたからだ。致命傷を受けたノ・スンファンは、結局倒れてしまった。彼は意識を失いながらも、キム・ヨハンにUSBを渡した。続いて娘を頼むと言って、息を引き取った。しかし、キム・ヨハンにはそれを悲しむ時間もなかった。彼はノ・スンファンのアドバイス通りに、怪我したヤン・ジュンを連れて支配人室から出ようとした。一歩遅れて現れたヤン・ファは、自身が弟を連れて行くとキム・ヨハンを止めた。しかし、キム・ヨハンは決してヤン・ジュンを渡さなかった。彼はヤン・ファに、追ってくる警察を妨害してほしいと頼み、「お前の弟は俺が絶対に守る。お前の証言が必要だから」と言って、ヤン・ジュンとそこから脱出した。翌日、世の中は「ゴールドマンカジノ事件」で騒然となった。キム・ヨハンは昨晩の混乱の中で殺害されたノ・スンファンとホン・ジェソン(カン・シンヒョ)を殺したという疑いで容疑者になった。ここに、ユン・ビョンウクの計略により、オ・スヨンまで共犯として疑われてしまった。2人が心待ちにしていた復讐、そして正義が始まりよりもより事態を悪化させてしまったのだ。最後を覚悟したオ・スヨンが向かった場所は、ユン・ビョンウクがいる大検察庁だった。復讐者の登場にも関わらず、ユン・ビョンウクは慌てず「僕が怖くないんですか?」と質問した。もちろん、ユン・ビョンウクが振り回した法の刃に怪我した被害者のオ・スヨンが、彼を恐れる理由がなかった。しかしユン・ビョンウクは「公正ではないのは、法じゃなく世の中だ」と嘲笑った。オ・スヨンの我慢はだんだん限界に向かっていた。すると反対に彼女が「復讐が怖くないんですか?」と質問し、ユン・ビョンウクは馬鹿馬鹿しいとでも言うように「俺が君をなぜ怖がるの? 被害者が気をつけないと」と答えた。少しの反省も、迷いもない彼の言葉は、オ・スヨンの中の理性を崩した。彼女は結局、準備してきた銃を構え、やっと怖がるユン・ビョンウクの顔を見ることができた。しかし、銃を撃つことはできなかった。いつの間にか登場したキム・ヨハンが、オ・スヨンを止めたのだ。そして2人は、遅れて登場した検事キム・ウジェによって逮捕された。オ・スヨンは調査室でキム・ヨハンと2人きりになると、自身がト・ウォンボンを殺したと告白した。しかしキム・ヨハンは動揺せず「どんな選択でも、あなたは僕の側を守ってくれました。僕もそうします」と答えた。続いて彼は「イ・テグァン動画」の所在を見つけたと伝えた。ヤン・ジュンから動画の中にユン・ビョンウクの姿も映っていると聞いた後、キム・ヨハンはその動画を探し回り続けた。すべての答えはノ・スンファンが渡したUSBの中にあった。彼が細かく整理しておいた帳簿には、ソンジュ刑務所のハウスからお金を借りた人事たちの内訳も含まれていた。その中で銀行頭取を暴いたキム・ヨハンとオ・スヨンは、彼が管理している銀行の個人金庫へ向かった。予想通りに「イ・テグァン動画」は、そこのUSBに収められていた。キム・ヨハンはすぐ、キム・ウジェと共にユン・ビョンウクを狙った。殺人幇助、殺人教唆、犯罪組織と関わっている一連の罪名でユン・ビョンウクを起訴したキム・ウジェは、彼をゴールドマンカジノの支配人室に呼んだ。そこにはキム・ヨハンとオ・スヨンをはじめ、モク・ジンヒョン(キム・サンホ)まで来ていた。相変わらず反省していないユン・ビョンウクに審判を予告し、「俺がついに法という刃物の柄を握ったんだ」と宣言するキム・ヨハンの姿は、立場の逆転を予告し、好奇心を刺激した。「インサイダー」の最終回は、韓国で本日(28日)の午後10時30分に放送される。
「インサイダー」ファン・ビンビン、威圧的な存在感を漂わせて登場【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。中国女優のファン・ビンビンが「インサイダー」についに登場した。韓国で21日に放送されたJTBC「インサイダー」第14話では、邪魔者のため情勢が覆されたキム・ヨハン(カン・ハヌル)とオ・スヨン(イ・ユヨン)の姿が描かれた。彼らは作戦が始まり、お互いを敵に回したふりをし、敵を分裂させた。ユン・ビョンウク(ホ・ソンテ)を殺人教唆の罪で入れた後、余罪を自白させるのが最終目標で、順調だと思われていたが、すべてをト・ウォンボン(ムン・ソングン)に見抜かれてしまう。これを受け、オ・スヨンは自らト・ウォンボンを倒し、さらにラム(ファン・ビンビン)の登場と、キム・ヨハンに対するラムの宣戦布告が緊張感を高めた。今年2月に、極秘で韓国を訪れて「インサイダー」の撮影を終えたことが知られ、大きな話題を集めたファン・ビンビンの登場に特に注目が集まった。ファン・ビンビン演じたラムは、マカオ三合会の代理人で、彼女はアニー(ハン・ボルム)のスマートフォンをコピーしてカジノのすべての混乱を知っていた。アニーに解雇されたことを伝えた後、「キム・ヨハンを殺す人間がカジノの次の支配人」という型破りな提案をした。アニーの凄絶な悲鳴にも落ち着いた笑顔で冷酷な一面を見せ、ゲームの終盤を覆す威圧的な存在感を披露し、強烈な印象を残した。
「インサイダー」カン・ハヌル&イ・ユヨン、どんでん返しの展開に衝撃【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「インサイダー」カン・ハヌルが、正義に向かって一歩進んでいった。韓国で20日に放送されたJTBC水木ドラマ「インサイダー」第13話では、皆をだましたキム・ヨハン(カン・ハヌル)とオ・スヨン(イ・ユヨン)のハラハラする自作自演が繰り広げられた。オ・スヨンが最初からキム・ヨハンに起きる悲劇を予感していながらも、自分の復讐のためにこれを傍観したということは衝撃だった。キム・ヨハンはこれを知ったが、彼女を責めるのではなく、新たな被害者が生じないようにすることで、ユン・ビョンウク(ホ・ソンテ)を処罰したいという意向を示した。再びユン・ビョンウクのそばの「インサイダー」になって、彼のすべての罪を暴こうというキム・ヨハン。オ・スヨンは結局、彼の計画を受け入れた。2人は分裂したかのように見せて、敵を混乱に陥れた。ここに捜査庁から協力の提案を受けるキム・ヨハンの様子は、ゲームの新たな局面を予告し、好奇心をくすぐった。同日、キム・ヨハンは突然ゴールドマンカジノを襲撃した警察と検察に出くわした。指示を出した人はユン・ビョンウクだった。キム・ヨハンが支配人になった後、スポンサーたちから無視されてきた彼は、このような変化がキム・ヨハンの差し金だと思って呼び込んだのだ。取調室でキム・ヨハンとサシで会ったユン・ビョンウクは、「ここまでする本当の理由はなんだ」と探るように尋ねた。キム・ヨハンは、ユン・ビョンウクが殺害を指示したことはまったく知らないふりをして、腰を低くし平然と演技した。ユン・ビョンウクをだましたキム・ヨハンは、彼をスポンサーにしてやるという提案までした。「瑞草洞(ソチョドン)次長検事を汝矣島(ヨイド)三選議員にして余りある金」を約束するキム・ヨハンの言葉に、政界への進出を夢見ていたユン・ビョンウクの野望も蠢きはじめた。その間、モク・ジンヒョン(キム・サンホ)は、キム・ヨハンの次のターゲットが自分であることを直感した。彼が思い出した解決法は、ヤン・ジュン(ホ・ドンウォン)、ヤン・ファ(チョン・マンシク)を再び自分の味方にしようという戦略だった。密かに最高検察庁に入ってヤン・ファに会ったモク・ジンヒョンは「瑞草洞(ソチョドン)にいるのは、ユン・ビョンウクだけじゃない」と含みを残すような言い方をした。ここに先立って、VIP室を除くゴールドマンカジノのあらゆるところに設置しておいた盗聴器にも、新たなターゲットが引っかかった。キム・ヨハンとオ・スヨンが交わした密談だった。キム・ヨハンがユン・ビョンウクとの交渉を終えて戻ってくると、オ・スヨンは目の前に迫ってきた敵を取り除く思いで浮き立っていた。しかし、キム・ヨハンはユン・ビョンウクも法で処罰すると言って、一線を引いた。「インサイダー」で、ユン・ビョンウクのそばで時を待ってから、彼の罪を全部かき集めて世の中に暴露するというのがキム・ヨハンの計画だった。しかし、20年間復讐だけを思って突っ走ってきたオ・スヨンにとっては、受け入れがたい話だった。キム・ヨハンは「法が公正だから法で解決しようと言っているのではない。法を利用してこそ、怪我する人を最小限にとどめることができる」と説明した。それでもオ・スヨンが意志を曲げず、今回はキム・ヨハンが「ほどほどにしてください、オ・スヨンさん。あなたはすべてを最初から知っていたじゃないか」と我慢していた言葉をぶちまけた。キム・ヨハンの言う通り、かつてヤン・ジュンの携帯電話をコピーしたオ・スヨンは、キム・ヨハンが打ち明ける前から彼が潜入捜査のためにソンジュ刑務所に来たことを知っていた。オ・スヨンはト・ウォンボンのもとを訪れて、先にキム・ヨハンの話を持ち出し、これはト・ウォンボンの興味を刺激する焚き付けになった。さらに、ト・ウォンボンがシン・ダルス(イェ・スジョン)を殺すだろうと予想していながらも、自分の目的のためにこれを傍観したことは、さらに大きな衝撃だった。すべてがバレた状況でも、オ・スヨンは「あなたも私に復讐して」と冷たい一面を見せた。これに対するキム・ヨハンの反応は意外なものだった。最後まで「新たなキム・ヨハンが生じないように、新たなオ・スヨンが生じないよう、そして世の中に正義というものがまだ残っていることを信じられるように。自分のやり方で、あの加害者たちを処罰できるように、どうか一度だけ信じてほしい」と訴えた。盗聴の内容を通じて、キム・ヨハンの計画を知ったモク・ジンヒョンは、瀬戸際に立たされた。ユン・ビョンウクのもとに行ってキム・ヨハンの本音を話してその見返りとしてソウルに残るか、それともキム・ヨハンがユン・ビョンウクと中央捜査部の関係者たちを捌くまで待つか、彼は迷いながら後者を選択した。その後、腐敗捜査庁長の候補者に指名された検事キム・ジョンギュ(ユ・ハボク)に会ったモク・ジンヒョン。キム・ジョンギュは、腐敗捜査庁の「第1号」事件の重要性を強調した。モク・ジンヒョンはプレッシャーを抱えて、捜査官たちを率いてソンジュ刑務所に向かった。キム・ヨハンがヒントをくれたシンソンドン皇帝収監(収監者が贅沢な生活をすること)の現場を押さえるためだった。しかし、鳴り物入りで出動したが、シンソンドンの大物たちはすでに部屋を開けた後だった。誰かが捜査の内容を流したことに間違いない情況に、モク・ジンヒョンが真っ先に疑ったのは、キム・ヨハンだった。しかし、真犯人はオ・スヨンだった。モク・ジンヒョンが襲う前に、すでに4人のシンソンドンの大物たちに会ったオ・スヨン。彼らに押収捜索情報を知らせた彼女は、続いて「キム・ヨハンを捨てようと思っている」とし、「シンソンドンの使い、私がしてみたいと思う」と裏切り者の冷ややかな笑顔を見せた。しかし、これは練り込まれた自作自演の一部だった。最初にモク・ジンヒョンが盗み聞きしたキム・ヨハンとオ・スヨンの会話は、編集された録音だった。カジノの至る所に、モク・ジンヒョンが盗聴器を隠しておいたことを知ったキム・ヨハンが企んだことであった。彼らの会話の核心は、切り取られた後ろの部分だった。その時、キム・ヨハンは「法という包丁の取っ手をつかめばいい」とし、裏金を利用してスポンサーたちにしてユン・ビョンウクを切り取るようにした後、彼が犯したすべての罪を法廷で自白させるという計画で、オ・スヨンを説得した。彼が見せる自信の裏には、腐敗捜査庁のキム・ジョンギュがいた。すでにキム・ヨハンの最終目標がユン・ビョンウクであることを知っていたキム・ジョンギュは、自身たちとタッグを組むことを勧誘してきた。予想外のチームプレイの提案と共に、新しいページに移ったキム・ヨハンの戦いは、今後のストーリーに好奇心を刺激した。「インサイダー」第14話は、韓国で21日午後10時30分に放送される。
「インサイダー」カン・ハヌル、ゴールドマンカジノの支配人に…反撃の始まり【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「インサイダー」でカン・ハヌルがゴールドマンカジノの王座に上がった。韓国で14日に放送されたJTBCの水木ドラマ「インサイダー」第12話では、ゴールドマンカジノの支配人として生まれ変わるキム・ヨハン(カン・ハヌル)の姿が描かれた。トサンホールディングスの口座に入っていた秘密資金を武器にシンソン棟の大物たちに会った彼は、ト・ウォンボン(ムン・ソングン)を追い出し、シンソン棟の使いになった。秘密資金を奪われたヤン・ジュン(ホ・ドンウォン)、ヤン・ファ(チョン・マンシク)兄弟も貸主たちに捨てられ、カジノの支配人は完全な空席になった。シンソン棟とマカオ三合会に認定され、支配人室に入るキム・ヨハンの姿は視聴者にカタルシスを与えた。同日の放送でキム・ヨハンは、縛ったチャン・ソノ(カン・ヨンソク)を連れてオ・スヨン(イ・ユヨン)のペントハウスに向かった。チャン・ソノはヤン・ファのナイフで刺された傷から出血が止まらなかった。自白さえすれば病院にも連れて行くとキム・ヨハンは約束したが、チャン・ソノはウ・サンギ(オ・テギョン)親子の拉致とシン・ダルス(イェ・スジョン)を殺害したことを強く否定した。むしろキム・ヨハンが気になる話を一つずつ話しながら「僕が死んだらお前は何も知らないままト・ウォンボンとユン・ビョンウクの手によって死ぬ」と挑発した。彼は必死で縛られていた部分を解いたが、「お前は絶対に僕を殺せない」という一言と共に気絶してしまった。脳腫瘍を口実に刑の執行停止を受け、出てきたト・ウォンボンは手術を控え、キム・ヨハンが秘密資金を確保したという話を聞き、喜んだ。しかし、翌日、形式だけの手術を終えて出てきた彼にキム・ヨハンが伝えたニュースは、すべての秘密資金をトサンホールディングスではなく、自身の名義の他の法人の口座に移したという話だった。ト・ウォンボンが手術室にいる間、シンソン棟の大物たちと接見したキム・ヨハン。彼はゴールドマンカジノを構成する3つのグループの貸主たちの内、シンソン棟を優先することを約束し、彼らの支持を得たのだ。続けてト・ウォンボンに「あなたはシンソン棟から解雇だ」と言った。キム・ヨハンはショックを受けた彼を残し、その場を離れた。秘密資金を奪われたヤン・ファはキム・ヨハンとオ・スヨンを捕まえるため、プギョン派を率いてペントハウスに向かった。しかし、そこで彼らを歓迎したのは、すでにヤン兄弟と縁を切ったホン・ジェソン(カン・シンヒョ)だった。そして、ヤン・ファは現場で緊急逮捕された。チョ・ヘド(ハン・ジェヨン)殺人未遂の容疑だった。キム・ヨハンからこの事実を聞いたオ・スヨンは、驚きを隠せなかった。ヤン・ファは彼女がユン・ビョンウク(ホ・ソンテ)をすぐ攻撃できない一番大きな理由だったためだ。それからオ・スヨンは、キム・ヨハンに「チャン・ソノはどう処理しますか? 本当に法律に則って処理するつもりですか」と聞いた。チャン・ソノの自白も受けられなかった今の状況では、法に従うことが逆に難しく危険な道であることを2人とも知っていた。だが、キム・ヨハンは彼の選択に不満を表わすオ・スヨンの怒りにも「僕にもう少し時間をください」と態度を変えなかった。しかし、チャン・ソノは結局、法の審判を受けることができなかった。ク・ボンチョル(ホン・ソジュン)が自分のやり方で彼を処理してしまったのだ。これを知ったキム・ヨハンが問い詰めると、ク・ボンチョルは「ヨハンさんはもうシンソン棟の使いです。プライベートな感情も、復讐もすべて忘れてください。シンソン棟には罰点や懲罰房がありません」と低い声で警告した。続けて彼は、キム・ヨハンに録音ファイルを一つ渡した。その中にはト・ウォンボンとチャン・ソノの会話、2人とヤン・ジュンの隠された過去が含まれていた。かつて家族もなく生きてきたチャン・ソノを引き取り、テキサスホールダムの選手に育て上げたというヤン・ジュン。実は彼はチャン・ソノの唯一の家族だった父親を殺した張本人だった。ヤン・ジュンがこのような方法を選んだのは「人は寂しければ頼れるところを探す」というト・ウォンボンの残酷なアドバイスのためだった。結局、チャン・ソノを一人にしたのはト・ウォンボンだったのだ。これは、まもなくキム・ヨハンを呼ぶことにしたト・ウォンボンがシン・ダルスを殺すことを指示した理由でもあった。ついに明らかになった恐ろしい真実と、ちょうどその時に聞こえてきたト・ウォンボンが行方不明になったという話に、キム・ヨハンはもう一度怒りを爆発させた。こうした中、ゴールドマンカジノの新しい支配人を迎えるための動きが続いた。ヤン・ファとヤン・ジュンのところを訪れたアニー(ハン・ボルム)は、2人に直接解雇を宣言した。キム・ヨハンは完全に空いてしまったゴールドマンカジノの支配人室に誰にも邪魔されず入った。アニーは嬉しそうな顔で「キム・ヨハンさんをうちのゴールドマンカジノの新しい支配人に任命します」と彼を迎えた。いつの間にか準備された名札と席に自然に着席するキム・ヨハン。どん底からついに頂上に上がった彼の姿が痛快さを与えた。一時は、祖母を殺した真犯人を探し出して自分の手で殺してやると言い、個人的な復讐を夢見たキム・ヨハン。彼の考えを変えたのはチャン・ソノだった。負けん気の強い悪人チャン・ソノを見た彼は、復讐が人生をどんな地獄にするのかに気づいた。その姿から自身だけでなく、オ・スヨンまで見つけたため、法律と正義でチャン・ソノに処分を下すことを選んだのだ。だが、オ・スヨンは「法律で世の中が変わりそうだったら、私たちは会うこともできなかったでしょう」ともどかしい気持ちを表わした。復讐のため同じ道を歩んできたが、今はその方法をめぐって対立し始めたキム・ヨハンとオ・スヨン。これまでの選択を覆し、正義を誓ったキム・ヨハンの将来がどうなるだろうか、これからが注目される。「インサイダー」は、韓国で毎週水曜日と木曜の午後10時30分に放送されている。
「インサイダー」カン・ハヌル&イ・ユヨン、完璧な頭脳プレーも…お金を騙し取ることは出来るのか【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。カン・ハヌルとイ・ユヨンが復讐に近づいている。2人の頭脳プレーが見る人を感嘆させた。韓国で13日午後に放送されたJTBC「インサイダー」でキム・ヨハン(カン・ハヌル)とオ・スヨン(イ・ユヨン)が力を合わせ、着実に復讐に近づいた。二人はVIPの集まりで、ヤン・ジュン(ホ・ドンウォン)を騙すことにした。ヨハンとスヨンが狙ったのはヤン・ジュンではなく、ヤン・ファが持っている3千億ウォン(約300万円)の秘密資金だった。二人はVIPの集まりにこっそり銃を持って入るため、服を2回も着替え、徹底して準備した。結局、その作戦が成功し、ヤン・ジュンが刀を持って脅迫した瞬間、スヨンが銃を撃って抜け出すことができた。ヨハンとスヨンは、モク・ジンヒョン(キム・サンホ)も騙した。ヨハンは、ジンヒョンに秘密資金を管理するチン理事を人質に取ろうと言った。しかし、ヨハンとスヨンはチン理事の秘密資金の口座ではなく、ヤン・ファが持っている秘密資金の口座を狙った。スヨンは、ヨハンにヤン・ファを抑えるため、動物用麻酔剤を用意した。ヨハンはスヨンが準備してくれた動物用麻酔剤のおかげで、辛うじてヤン・ファを制圧した。そして、ヤン・ファの虹彩を利用して3千億ウォン(約300億円)の秘密資金を横取りした。二人の計画は完璧に合致し、結局ヤン・ファから3千億ウォンの秘密資金をウ・ミンホの口座に移すことに成功した。秘密資金を奪われたヤン・ジュンとヤン・ファは、チャン・ソノ(カン・ヨンソク)を人質に取った。ヨハンは復讐のため、3千億ウォンの秘密資金を持ってヤン氏兄弟に取引を提案した。彼はヤン氏兄弟に秘密資金を移せる携帯電話を渡したが、すべてのお金はヨハンが持っているトサンホールディングスの口座に移された状態だった。この全てはヨハンとスヨンの合作だった。復讐という目的で力を合わせた2人は、ますます復讐に近づいている。3千億ウォンとチャン・ソノまで手に入れた状況で、2人の復讐は成功するだろうか、今後の展開に注目が集まっている。
「インサイダー」カン・ハヌル、ホ・ドンウォンを翻弄?どんでん返しはあるか【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「インサイダー」のカン・ハヌルが完璧に準備したにも関わらず、運命の前で危機を迎えた。韓国で7月7日に放送されたJTBC水木ドラマ「インサイダー」第10話ではついに「ゴールドマンカジノ」に入るキム・ヨハン(カン・ハヌル)の姿が描かれた。ザ・スキンネーションの上場を迎え、カジノのVIPルームで開かれるゲームに招待されたキム・ヨハンは、ヤン・ジュン(ホ・ドンウォン)との2回目のゲームに臨んだ。現場のプレーヤーと事前に接触したキム・ヨハンは全勝した。ヤン・ジュンはこれを知らないまま嫉妬と意地でついにはVIPルームまで賭け、危険なゲームに飛び込んだ。全てが計画通り進んでいるように見えたが、ヤン・ジュンの目の前でトリックがばれる危機に陥ったキム・ヨハンの姿が映し出され、緊張感を高めた。この日の放送でキム・ヨハンとオ・スヨン(イ・ユヨン)は、亡くなった警部補クォン・デイル(チョン・フィウク)が過去ウ・サンギ(オ・テギョン)父子を助けに来た事実を知ることとなった。これに対し、クォン・デイルを殺した人もチャン・ソンオ(カン・ヨンソク)ではないかと疑い始めた中、キム・ヨハンはク・ボンチョル(ホン・ソジュン)と共にト・ウォンボン(ムン・ソングン)が指示した2回目のミッションを遂行した。ク先生という仮名でザ・スキンネーションの財務取締役と持分権者を相手にゲームしたキム・ヨハンは、勝利の代価として彼らの持分を奪った。キム・ヨハンの名前で確保した持分は、再び「トサンホールディングス」という会社に移された。この持分でザ・スキンネーションを、ひいてはゴールドマンカジノを取り戻すことがト・ウォンボンの計画だった。キム・ヨハンは彼の望み通り、連戦連勝し、ザ・スキンネーションの持分の半分以上を確保することに成功した。ゴールドマンカジノの力はカジノではなく、秘密資金から出るという。この秘密資金を管理する人がカジノの支配人だった。そのため、過去チャン・ソンオが組んだ作戦は、ザ・スキンネーションの上場の日、ヤンジュンがVIPルームで開かれるゲームに気を取られている間、チン・スミンを攻略し、その秘密資金を手に入れることだった。これはト・ウォンボンの夢でもあった。しかし、VIPルームには招待状がないと入れない。こうした中、思わぬ方向で問題は解決した。キム・ヨハンとオ・スヨンの関係を嫉妬していたヤン・ジュンがノ・スンファン(チェ・デフン)とキム・ウサン(ユン・ビョンヒ)を利用し、わざと彼を呼び入れたのだった。キム・ヨハンが招待状を受け取ったという話を聞いたト・ウォンボンは、チャン・ソンオと共にゴールドマンカジノの秘密資金を持ってくることを指示した。やがてト・ウォンボンの使いとして再開したキム・ヨハンとチャン・ソンオ。何事もなかったかのように笑顔を見せる二人だったが、妙な緊張感が感じられた。ザ・スキンネーションの上場は成功したが、本当の戦いはそれからだった。企業家たちはゴールドマンカジノのVIPルームに席を移し、ゲームを楽しみ始めた。こうした中、キム・ヨハンのゲームにはチャ・ソクホンとソ会長を含む人物が座っていた。キム・ヨハンは今回も勝利を重ねたが、ヤン・ジュンはいかなる制裁もせず、ただ見守るだけだった。この場でキム・ヨハンを殺そうと企んでいた彼は、他のVIPたちに予め言質を与えていた。その後、キム・ヨハンのゲームに、オ・スヨンと合流したヤン・ジュン。お互いに初対面のふりをして、平然と挨拶するキム・ヨハンとオ・スヨンを見たヤン・ジュンの怒りが沸き上がった。怒りを抑えながらゲームに臨んだが、キム・ヨハンの活躍に連敗を避けることはできなかった。ヤン・ジュンは誰かがキム・ヨハンと組んでゲームを繰り広げていると確信した。しかし、オ・スヨンはずっとフォールドだけを叫んでおり、すでに彼の計画を知っているチャ・ソクホンとソ会長がキム・ヨハンを助けるはずがなかった。しかし、これはヤン・ジュンの誤算だった。当初、ヤン・ジュンが接近したノ・スンファンもキム・ヨハンの指示を受けて動いた人物だったのだ。もちろん、彼の言葉通り、何ら足りないことのない事業家のチャ・ソクホンとソ会長がキム・ヨハンを助ける理由はなかった。キム・ヨハンもこれを知っていたため、ヤン・ジュンより先に彼らと接触した。そして自身を助ける代価としてザ・スキンネーションそのものを提案し、二人に協力することを約束した。オ・スヨンが動いた理由もヤン・ジュンを刺激するためだった。キム・ヨハンの完璧な計画により、ヤン・ジュンはゲームに負けることは避けられなかった。この事実を全く知らないヤン・ジュンは、ますます大胆な賭けでキム・ヨハンを抑えようとした。ついにキム・ヨハンは「VIPルームまで賭けろ」と彼のプライドを傷つけ、ヤン・ジュンは負けん気でこれを受け入れた。計60億ウォン(約6億円)でVIPルームと今後の運命まで、かつてなかった巨大な賭け金がかかった重要な瞬間。ヤン・ジュンが先に見せた自身のカードは、フルハウスだった。しかし、キム・ヨハンの組み合わせはそれより低いフラッシュだった。キム・ヨハンは素早く袖に隠しておいたカードに変えるトリックを試みた。その瞬間、ヤン・ジュンの視線がキム・ヨハンの手に向かった。まるでソンジュ刑務所で行われた彼らの最初のゲームと同じような状況。その瞬間の手振りで全てが台無しになるかもしれないという危険と直面したキム・ヨハンの姿は危機感を高めた。同日、韓国で放送された「インサイダー」第10話は、ニールセン・コリア全国有料世帯基準で2.928%の視聴率を記録した。
「インサイダー」カン・ハヌル、緻密な計画で復讐に乗り出す【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。韓国で6日に放送されたJTBC水木ドラマ「インサイダー」第9話では、新たな展開が予告された。ソンジュ刑務所が陥落され、使いをさせるのが難しくなったト・ウォンボン(ムン・ソングン)は、ちょうど再び助けを求めてきたキム・ヨハンに勝てないふりをして、彼を使いとして受け入れた。しかし、この全ての状況はキム・ヨハンが企んだものだった。緻密な計算でト・ウォンボンの信頼を得たキム・ヨハン。続いて、ウ・ミンホ(キム・ミンスン)の父親でゴールドマンカジノのマネーロンダリング技術者ウ・サンギ(オ・テギョン)を隠し、彼の右腕ク・ボンチョル(ホン・ソジュン)まで抱き込んで、今後の展開への関心を高めた。同日の放送で、キム・ヨハンはウ・ミンホが韓国に来た後、シン・ダルス(イェ・スジョン)の死を目撃するまでのすべての真実を知った。キム・ヨハンが注目したのは、チャン・ソノ(カン・ヨンソク)がどうやって刑務所の外に出たのかということだった。ト・ウォンボンの力があったことを知った彼は、チャン・ソノがシン・ダルスを殺したのも、理由は分からないが、ト・ウォンボンが指示したことだという結論に達した。キム・ヨハンは一連の事実をオ・スヨン(イ・ユヨン)に知らせ、肉を出して骨を取る方式で新しい復讐を計画した。ソンジュ刑務所にホン・ジェソン(カン・シンヒョ)が侵入できるようにしたことが、その始まりだった。いくらト・ウォンボンであっても刑務所が騒然としている状況では、使いを外に出せないだろうと狙ったのだ。そのように焦っている状況で、出所がわずかしか残っていないキム・ヨハンが現れて、助けを求めると、ト・ウォンボンもその手を取らざるを得ないというのが、キム・ヨハンの計算だった。その思惑は的中し、キム・ヨハンは、ト・ウォンボンを自身のゲームテーブルに座らせることに成功した。キム・ヨハンは元々の出所日に合わせて刑務所を出た。そして間もなくト・ウォンボンからの命令が下された。ト・ウォンボンが殺害を命じた対象は、ウ・ミンホの父親ウ・サンギだった。また、彼はヤン・ジュン(ホ・ドンウォン)&ヤン・ファ(チョン・マンシク)兄弟がカジノで稼いだお金をロンダリング(資金洗浄)する技術者でもあった。そんなウ・サンギを完全に除去することで兄弟たちを窮地に追い込み、ゴールドマンカジノを取り戻すことまでが、ト・ウォンボンの野望だった。キム・ヨハンはク・ボンチョルと共にウ・サンギを追った。2人はウ・サンギを気絶させて野山に連れていき、ク・ボンチョルはキム・ヨハンに刃物を渡して後始末を指示してその場を立った。翌日、ニュースでウ・サンギの死亡のニュースを聞いたユン・ビョンウク(ホ・ソンテ)とホン・サンウク(パク・ソングン)は動揺を隠せなかった。ヤン氏兄弟の方に立っていた彼らにとって、今の状況は喜ばしくなかったのだ。そのような中、危険を感知した三合会のロビイストのアニ(ハン・ボルム)までマカオから飛んできて、雰囲気はより一層重々しくになった。特にト・ウォンボンを利用して、服役者たちを使いとして利用する計画を初めて提案したユン・ビョンウクは、責任を逃れることができず、ヤン・ファとの衝突も激化した。一方で、キム・ヨハンを信頼するようになったト・ウォンボンは、ゲームに潜入するようにという次のミッションを与えた。彼と2者対面を終えたキム・ヨハンは、オ・スヨンのもとを訪れた。驚くことに、そこには死んだとされていたウ・サンギもいた。事件当日、実はキム・ヨハンはウ・サンギを殺さずに匿っていたのだ。盗聴で状況を知ったク・ボンチョルは、急いで戻ってきて、キム・ヨハンと対峙した。すでにク・ボンチョルから渡された時計が、GPS追跡機であると同時に盗聴装置だと知っていた彼は、元々ト・ウォンボンの本来の目的が自分とク・ボンチョルを同時に処理することだったと話し、「生き残るために、力を合わせよう」と提案した。これを受け入れることでト・ウォンボンを裏切るク・ボンチョルの姿は、キム・ヨハンの計画の一部を見せ、次の展開に対する期待を高めた。同日、キム・ヨハンとオ・スヨンのより一層深まった絆も描かれた。刑務所を離れたキム・ヨハンは、オ・スヨンのところに泊まることにした。彼はそこでユン・ビョンウクが壊した彼の本当の姿、イ・ヨンスに対する話を聞いた。イ・ヨンスが16歳だった時、投資詐欺事件の首謀者に名指しされた彼の母親は、すぐに謎の自殺で生涯を終えた。イ・ヨンスは、真実を明かすために母親が残した証拠を持って弁護士を訪ねたが、ユン・ビョンウクがこれを横取りして、彼女の人生はどん底に落ちたのだった。その後、復讐だけのためにオ・スヨンとして索漠とした人生を生きてきたという話を聞いた後「将来、これを必ず一緒に取り外しましょう、イ・ヨンスさん」とし、本当の名前で呼ぶキム・ヨハンの姿は、彼らの特別な関係性を見せて注目を集めた。「インサイダー」第10話は、韓国で7日の夜10時30分に放送される。
「インサイダー」カン・ハヌル、裏切り者の正体に気付く【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「インサイダー」でカン・ハヌルを騙した、裏切り者の正体が明らかになった。30日に韓国で放送されたJTBC水木ドラマ「インサイダー」第8話では、ソンジュ刑務所を揺るがした嵐に巻き込まれたキム・ヨハン(カン・ハヌル)の様子が描かれた。やっと危機から脱出した彼は、ソンジュ刑務所に復帰したが、これは逆にユン・ビョンウク(ホ・ソンテ)とホン・ジェソン(カン・ジンヒョ)を刺激するきっかけになった。ソンジュ刑務所を急襲したホン・ジェソンは、キム・ヨハンらを崖っぷちに追い込んだ。ソン・ドゥチョル(チェ・ムソン)の殺害容疑までかけられたキム・ヨハンは、再び懲罰房に閉じ込められた。その中で裏切り者のチャン・ソノ(カン・ヨンソク)の実体を知って報復を誓う様子は、これから展開される第2幕への好奇心を刺激した。この日の放送では、ヤン・ファ(チョン・マンシク)とホン・ジェソンの監視を避けるキム・ヨハンの様子が描かれた。パク・ロサ(キム・シウン)に助けてもらって危機を免れた彼は、ソンジュ刑務所へ無事に復帰した。しかし、指示通りにするという約束を破って、ク・ボンチョル(ホン・ソジュン)を勝手に連れて出た事件によって、ト・ウォンボン(ムン・ソングン)の叱責は避けられなかった。ホン・ジェソンがソンジュ刑務所を揺るがすということを予感したト・ウォンボンは「命を守りたいなら、俺に会っていないことにしろ」と線を引いた。ト・ウォンボンの警告にもキム・ヨハンは止まらなかった。オ・スヨン(イ・ユヨン)を通じてヤン・ファに関する情報を集めたキム・ヨハン。「ザスキンネーション」という化粧品会社を設立したヤン・ファ、ヤン・ジュン(ホ・ドンウォン)兄弟は、南大門(ナムデムン)のヤクザ時代を経て、ブギョン派のボスになった経歴を持つ人物だった。「ゴールドマンカジノ」の支配人であるサラ金のト・ウォンボンという壁にぶつかってしばらく挫折していた二人は、彼の力の源泉が、有力人事たちのマネーロンダリングだという事実に気づいた。兄弟が力でト・ウォンボンの王座を奪うと、チョンジュ(資金源)と呼ばれる人々もト・ウォンボンに背を向けた。彼らはト・ウォンボンを監獄に閉じ込め、その兄弟を守るため瑞草洞(ソチョドン)の検事を買収した。その検事がユン・ビョンウクとホン・サンウク(パク・ソングン)、ホン・ジェソン親子だったのだ。一方、検事たちの状況も良くなかった。ウ・ミノ(キム・ミンスン)の死亡で、世論が悪化したからだ。ホン・ジェソンはユン・ビョンウクの指示でソンジュ刑務所、正確にはその中にいるキム・ヨハンを狙い始めた。所長室で行われる賭場に関する情報提供をもらった彼は、上位リーグが行われる日を狙って、ソンジュ刑務所を急襲した。ソンジュ刑務所のハウスはあっという間に修羅場になったが、ノ・スンファン(チェ・デフン)の迅速な対応で外部の人はみんな抜け出ることができた。これに腹が立ったホン・ジェソンは、キム・ヨハンとト・ウォンボンを捜査室へ呼んだ。キム・ヨハンは知らんぷりをした。シン・ダルス(イェ・スジョン)を殺した犯人を教えるという話にも「僕はおばあさんを殺した真犯人が、一人じゃないと思うけど」と答えて鋭く反論する姿に、ホン・ジェソンは手ぶらで帰るしかなかった。しかし、ハウスに関する証拠が一つずつ姿を現した。ホン・ジェソンはこれを逃さず、ソンジュ刑務所を攻撃し、ハウスに関わった人々を探し出し、新しい人物を入れた。キム・ヨハンの味方だった上位リーグも、みんな刑務所のどん底へ追い出された。キム・ヨハンも、ソン・ドゥチョルとブギョン派がいる部屋に配置された。戻ってきた部屋には、険しい雰囲気と彼への反感が強かった。彼は攻撃してくるブギョン派に堂々と立ち向かい、優位に立った。しかし、命を脅かすソン・ドゥチョルは、事前に避けることができなかった。彼が動けなくなった瞬間を狙って、刃物を持ったキム・ギルサン(チャ・ヨプ)が突撃した。キム・ヨハンは彼を避け、キム・ギルサンの刃物はソン・ドゥチョルを刺した。生き残ったブギョン派のメンバーたちは、口をそろえてキム・ヨハンがソン・ドゥチョルを攻撃したと証言した。結局、殺人容疑がかけられたキム・ヨハンは、自分の弁護士としてク・ボンチョルを呼んだ。実際の目的は、ク・ボンチョルのボスであるト・ウォンボンに会うためだった。ホン・ジェソンと三人で会って以来、キム・ヨハンに関心を持っていたト・ウォンボンは、自分の部下になってくれという条件を掲げ、「出所したら一人殺せ」と指示した。キム・ヨハンは彼の条件を受け入れることができず、結局彼らの交渉は決裂した。キム・ヨハンはテキサス・ホールデムを学んだ懲罰房に再び閉じ込められた。一人残されるとウ・ミノ(キム・ミンスン)との思い出、そして罪悪感が寄せてきた。その中には、ウ・ミノのSNSに関する記憶もあった。子どもが飼っていた愛犬と幸せな家族写真でいっぱいだったアカウントの中、キム・ヨハンに衝撃を与えたのはある男が撮影された怪しい動画だった。その中にはオ・スヨンとパク・ロサがカメラを探して歩き回っていた当日、彼女たちを攻撃した男が逃走するシーンが収められていた。ビルを抜け出ながら仮面を外した男、彼の正体はチャン・ソノだった。これまでキム・ヨハンと交わした話と行動が、演技でありトリックだったのだ。思い出さえ裏切られ、一人で怒りを吐き出すキム・ヨハン。しかし、すべてを受け入れて再び報復を誓った彼が描く大きな絵はどんなものなのか、第2幕への好奇心を倍増させた。
「インサイダー」カン・ハヌル、刃物を持ったハン・ジェヨンに素手で立ち向かう【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。カン・ハヌルとイ・ユヨンの前に、絶対悪のチョン・マンシクが現れ、緊張感を高めた。韓国で6月29日に放送されたJTBC水木ドラマ「インサイダー」第7話では、協力しながら真実に向かって近づいていくキム・ヨハン(カン・ハヌル)とオ・スヨン(イ・ユヨン)の様子が公開された。新仙洞(シンソンドン)に入ろうとしたが失敗したキム・ヨハンは、機転を利かせて島山路(トサンロ)白熊ことト・ウォンボン(ムン・ソングン)との取引を成功させ、ソンジュ刑務所の外に出た。紆余曲折を経て、ある孤児院でウ・ミノ(キム・ミンスン)に会ったキム・ヨハンは、彼からシン・ダルス(イェ・スジョン)の死にまつわる驚きの真実を聞いた。しかし突然現れたブギョン派のボスヤン・ファ(チョン・マンシク)の登場と共に、彼の極悪非道さを確認したキム・ヨハンは大きな衝撃を受けた。続いて、自分を防ぎ止めたキム・ヨハンとオ・スヨンに対して、怒りを見せたヤン・ファの姿は、見る人々まで緊張させ、テンションを爆発させた。同日の放送でキム・ヨハンは、ウ・ミノ父子に関するさらなる情報を得るために新仙洞に入ろうとした。所長を騙すことまでは成功したものの、廊下で会った見知らぬ老人から、「ここは君が足を踏み入れるべき場所じゃない」と警告されたキム・ヨハンは、結局短い対峙の末に踵を返した。所長が旦那様と呼んでいた老人の正体は、かつてホールデムチャンピオンで、島山路白熊と呼ばれた江南(カンナム)の高利貸し屋の王様ト・ウォンボンだった。彼と長い付き合いがあったオ・スヨンは、キム・ヨハンを含めて会合の場を設けた。しかし、ト・ウォンボンはオ・スヨンに会いに来ただけだと言って、すぐに席を立ってしまった。オ・スヨンに頼み込まれても踵を返す彼の姿には、少しの未練もなかった。2人は別の道を模索した。モク・ジニョン(キム・サンホ)にシン・ダルスの遺体がある座標を送った連絡先を追跡した彼らは、最も頻繁に連絡していた番号から絞っていった。連絡先はすべてホームレスの名義になっているテポポン(他人名義の携帯電話)であり、チョ・ヘド(ハン・ジェヨン)の通話リストにあるという共通点があった。彼らがユン・ビョンウク(ホ・ソンテ)と繋がっていることを知るのは時間の問題だと言ったオ・スヨン。しかし、彼女が本当に心配していたのは、ヤン・ファが絡んでいる可能性だった。ヤン・ファは「ザ・スキンネーション」の会長ヤン・ジュンの実兄で、弟を連れて江南の制覇に成功したブギョン派の真のボスである。「この人に会ったら、とにかく逃げて」というオ・スヨンの言葉は、彼がどれほど残酷な人物なのかが伺えた。そんな中、オ・スヨンはウ・ミノの居場所を突き止めた。しかし、すぐそこに向かうことはできなかった。キム・ヨハンと彼女がタッグを組んだことに気づいたホン・ジェソン(カン・シンヒョ)が後をつけてきたからだ。これを聞いて解決法を講じていたキム・ヨハンは、所長(ソン・ジル)のノートパソコンの中で役に立ちそうな情報をかき集めた。その中には所長が裏金を振り込んでもらって、特定の服役者に領置金として送った痕跡が残っていた。問題の服役者を調べていたキム・ヨハンは、彼がお金をもらうたびに帰休に行ってきており、同じ時期に政界と財界の有名人たちに異変と事件が起きていたことも発見した。自分の使用人がキム・ヨハンに捕まると、今回はト・ウォンボンが彼のもとを訪れた。キム・ヨハンは自身がある子を探しており、そのためにはト・ウォンボンの運が必要だと話した。これに対してト・ウォンボンは、彼が自分のために働くことを条件に掲げた。それは場所だけ伝えればいいという簡単な内容だった。職業訓練を名目に帰休をもらったキム・ヨハンは、数ヶ月ぶりにソンジュ刑務所を出た。職業学校に向かった彼は、謎の封筒を発見し、表に書かれている住所へ向かった。そこにはみすぼらしい姿のチョ・ヘドと部下たちがキム・ヨハンを待っていた。許された時間はたったの14時間。余裕がなかったキム・ヨハンがその場を離れようとすると、チョ・ヘドは「弁護士さんを連れて行ったほうがいいんですね?」とし、血まみれになっているク・ボンチョル(ホン・ソジュン)を彼の前につれてきた。どんな状況なのか分からないキム・ヨハンが当惑していると、ク・ボンチョルが手下たちを攻撃し、もみ合いが始まった。バタバタしている状況でも、問題の封筒を手に取ったキム・ヨハンは、ク・ボンチョルと一緒に外へ出た。続いて、すぐにその場へ駆けつけたパク・ロサ(キム・シウン)がチョ・ヘドを逮捕し、2人は逃げる時間を稼ぐことができた。ク・ボンチョルをオ・スヨンに任せたキム・ヨハンは、すぐにウ・ミノがいるアラム孤児院へ向かった。しかし、そこにはチョ・ヘドがいた。連行中にパトカーから脱出して、しつこくキム・ヨハンを追ってここまで来たのだ。キム・ヨハンは、人質になったウ・ミノを救うために刃物を持ったチョ・ヘドと素手で戦った。その時、瞬発力を発揮した子が、チョ・ヘドを後ろから攻撃し、彼が倒れている合間を縫って、キム・ヨハンはウ・ミノの手を握って一緒にその場を抜けることができた。地下駐車場の片隅に身を隠した2人は、他の人の助けを息を殺して待った。その間、キム・ヨハンに気づいたウ・ミノは「僕が手伝うから、兄さんも僕の父を助けてください。父と僕を拉致した人が、おばあさん殺したその人です」とし、自分だけが知っている真実を言った。これにキム・ヨハンは、ウ・ミノが本当にシン・ダルス事件の目撃者であることを確信した。驚いたのもつかの間、再び彼らを追ってきたチョ・ヘドをかろうじて撒き、駐車場を抜け出そうとした瞬間、避ける暇もなく事故に遭ったウ・ミノ。続いてヤン・ファが姿を現した。残酷な現場を目の前にしても、罪悪感もなくキム・ヨハンから封筒を探す平然さは、驚愕そのものだった。その時、別の車両が現れて、ヤン・ファを撥ねた。その車の運転手はオ・スヨンだった。彼は衝撃で放心状態のキム・ヨハンを乗せて、急いでビルから抜け出そうとした。しばらく時間がかかっている間に正気に戻ったヤン・ファは、遠ざかるオ・スヨンの車に向かって全速力で走っていき、ボンネットの上に乗り、車のフロントガラスに向けて拳を振り回した。初めて見る悪に向き合ってパニックになったキム・ヨハンの姿は、一触即発の緊張感を高め、次回に対する期待を高めた。
「インサイダー」カン・ハヌル、刑務所内での人間関係に変化?【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。カン・ハヌルがチェ・デフンを部下にし、刑務所を掌握した。韓国で23日に放送されたJTBC「インサイダー」では、ヨハン(カン・ハヌル)の前にひざまずくスンファン(チェ・デフン)の姿が描かれた。この日、スンファンはヨハンに「あなたを消したりはしない。帰れ。残っている時間、静かに服役して出ていけ」と警告した。これにヨハンは「一体何を見て、僕を疑い続けましたか?」と聞き、スンファンは「あなたの目は犯罪者の目じゃない。罪の意識がある人間のまなざしじゃない。だったら、二つのうち一つだろう。あんたがサイコパスか、何か大きなものを隠しているか。一体何を隠しているんだ?」と問い詰めた。結局ヨハンは「僕が僕のすべての秘密、真実を話したら、僕を受け入れてくれますか?」と話して、正体を明かした。これに大きな衝撃を受けたスンファンは、ジンヒョン(キム・サンホ)に電話をかけて「キム・ヨハンとどういう関係ですか?」と聞いた。スヨン(イ・ユヨン)の写真に気をとられていたジンヒョンは「キム・ヨハン指導検事。キム・ヨハンはやることが多い人だから、そちらで不便がないようお願いします」と適当に話した。そんな状況でもスンファンは「刑務所は放って、静かに過ごして。最後のチャンスだ」とヨハンを突き放したが、ヨハンはあきらめなかった。その結果、ヨハンはスンファンとの取引の末、刑務所を掌握した。
「インサイダー」キム・シウン、イ・ユヨンと共助を続けるも…ミステリアスな正体に関心集中【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「インサイダー」でキム・シウンがイ・ユヨンと怪しい共助を続けた。韓国で22日に放送されたJTBC水木ドラマ「インサイダー」第5話では、本格的にシン・ダルス(イェ・スジョン)事件を捜査する本庁の監察担当官室の警部パク・ロサ(キム・シウン)の姿が描かれた。相次ぐ共助でオ・スヨン(イ・ユヨン)と繋がる携帯電話を隠してクォン警部補の妻に会ったパク・ロサは、クォン警部補が隠した携帯とカメラの存在を知った後、探し回った。そんな中、オ・スヨンが仮面をかぶった人に襲われたが、パク・ロサが救い、幸いカメラを手にすることができた。また、2人はクォン警部補が旅館の部屋に隠しておいた11歳の男の子ウ・ミンホ(キム・ミンスン)の存在を知り、彼の元を訪ねた。しかし、話し中に服にスープをこぼしたウ・ミンホはトイレを口実に食堂と繋がっている裏門から脱出した。2人は後からこの事実を知り、慌てた。ちょうどその時、オ・スヨンに電話がかかってきた。パク・ロサは彼の携帯に保存されているモク・ジンヒョン(キム・サンホ)という名前に反応し、関心を高めた。パク・ロサがオ・スヨンとの初めての出会いを振り返り、モク・ジンヒョンという名前に反応するなど、依然として何かを隠しているような姿を見せ、彼女の正体に視聴者の関心は高まっている。
「インサイダー」カン・ハヌル、キム・サンホの行動に激怒【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。カン・ハヌルがキム・サンホのビデオを見て大きな衝撃を受けた。韓国で16日に放送されたJTBC「インサイダー」では、モク・ジンヒョン(キム・サンホ)の悪行に憤怒するキム・ヨハン(カン・ハヌル)の姿が描かれた。この日、キム・ヨハンに会いにきたオ・スヨン(イ・ユヨン)は彼に1本の動画を見せた。その中には、キム・ヨハンの祖母を遺棄するモク・ジンヒョンの姿が映っており、キム・ヨハンは頭を抱えて苦しんだ。続いて「僕はイ・テグァンの動画が僕にとってのエアラインだと思いました。それさえ見つければ、祖母を殺害した真犯人、そして自分の人生も探せると思いました。それくらいの札なら、再捜査できるだろうから」と吐露した。また、モク・ジンヒョンよってアンダーカバーの記録が削除されたことを知らせた。オ・スヨンは「1人の人生がかかっている問題なのに、そんなに簡単に」と呆れた表情を見せた。一方、この日キム・ヨハンはイ・テグァンの動画を渡して欲しいというモク・ジンヒョンに「その前に僕を復職させてください」と話した。記録は無事だというモク・ジンヒョンの嘘には「僕の祖母を遺棄する映像、全部見ました。部長が僕の祖母を殺しましたか? ユン・ビョンウク部長(ホ・ソンテ)が教唆したのが部長ですか? その代価が中央地検?」と問い詰めた。すると、モク・ジンヒョンは「そこまでにしなさい。ここから君を出してあげられる人は僕しかいないから」と言い返した。