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I AM.

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  • 「I AM.」10分延長したディレクターズカット版が12日に公開

    「I AM.」10分延長したディレクターズカット版が12日に公開

    SMエンターテインメント所属のアーティストたちのドキュメンタリー映画「I AM. SMTOWN LIVE WORLD TOUR IN MADISON SQUARE GARDEN」(以下「I AM.」)のディレクターズカット版が、12日に公開される。ディレクターズカット版は、現在映画館で上映中の劇場版バージョンよりも上映時間が10分余り長くなっているが、公演のシーンは15分以上短くなっている。劇場版バージョンでは見れない、25分以上の新たな映像が追加されている。限られた上映時間のため、全てを見せられなかった、アーティストたちの幼少時の成長過程、ステージに対する告白と人生についてのインタビュー、ニューヨーク公演のバックステージなどが追加され、再編集されている。「I AM.」を演出したチェ・ジンソン監督は、「劇場版で見せたマディソンスクエアガーデン公演の快感を維持したまま、アーティストたちの幼少時からの成長していく様子とインタビュー、バックステージをより長く広く見ることができる」と話した。

    マイデイリー
  • 「I AM.」セントラルパークでのSM所属アーティストたちの即興公演映像を公開

    「I AM.」セントラルパークでのSM所属アーティストたちの即興公演映像を公開

    SMエンターテインメント(以下SM)所属のアーティストたちが、セントラルパークで即興公演を見せた。映画「I AM. SMTOWN LIVE WORLD TOUR IN MADISON SQUARE GARDEN」(以下「I AM.」)の配給会社CJエンターテインメントは10日午前、ニューヨーク・セントラルパークでの公演映像を公開した。今回公開された映像は、映画にも登場するシーンで、SM所属アーティストたちが公園に集まり即興でライブをする自由奔放な姿が視線を集める。SUPER JUNIOR ソンミンのギター演奏から始まり、アーティストたちが次々に集まってSUPER JUNIORの「Sorry, Sorry」を歌い、ダンスを踊る姿が映し出されている。「I AM.」は、アジア歌手として初めてポップの本拠地ニューヨークの「マディソンスクエアーガーデン」の舞台に上がったBoA、東方神起、少女時代、SHINee、f(x)などのSM所属アーティストたちが、世界の舞台に上がるまでの過程を映した映画だ。

    マイデイリー
  • 映画「I AM.」SMアーティスト“あなたは誰ですか?”

    映画「I AM.」SMアーティスト“あなたは誰ですか?”

    照明のついていない真っ暗なステージの裏側、緊張した面持ちのSMエンターテインメント(以下SM)所属アーティストたちがスタンバイしている。観客たちの歓声が耳が聞こえなくなるほど大きくなり、ついに少女時代の「GENIE」で公演が始まる。SMTOWNがアジア歌手として初めてニューヨークのマディソンスクエアガーデンのステージに立ったその瞬間、カメラの裏側にいる誰かがアーティスト1人1人に、「あなたは誰ですか?」と質問を投げる。彼らは少し戸惑った顔をすると同時に、ときめく気持ちで過去と現在の自分を振り返ってみる。その中には、ひたすら「何でもやります」と唱えた豪気と言葉も出なく涙を流すしかなかった挫折感、そして今、ここに立った栄光の時間が混在している。【鑑賞指数】ドキドキワクワク「SMTOWN」への出入り口7/10点「I AM.」は166分という上映時間の間、スクリーンの前に座って動くこともできず見続けるしかない広告のようだ。東京やパリ、台湾など世界各国で行われたSMTOWNの全公演のチケットがSOLD OUTというグラフィックが登場したり、ニューヨークの電光掲示板に現れた少女時代と、イ・スマンプロデューサーの姿が一緒にカメラに映されるとき、このドキュメンタリーがSMというブランドのための、大型プロモーションであることに改めて気づく。映画の前半のニューヨークのマディソンスクエアガーデンでの公演の様子が、そのことを最もアピールしている。華やかで独特な舞台装置が総動員されたステージ、まるで観客とアイコンタクトを取るかのように、間近で活き活きとしたアーティストたちの公演シーンが盛り込まれ観客を魅了し、SMTOWN公演に対して好奇心を持たせる。それは「I AM.」が長い広告のようではあるが、少なくとも気に入らなかったりつまらなくはないという証拠である。そして、映画に対する抵抗感を和らげる最大の要素は、アーティストの人間的な姿である。「I AM.」には、これまで公開されなかった映像がたくさん盛り込まれている。たとえば、SHINeeの少し不思議な合宿所の風景を見せたり、同じエピソードに対して異なった感想を打ち明ける、SUPER JUNIORのウニョクとイトゥクのインタビューを1つの画面にまとめて流す方法には、この映画の才気さが表れている。また、彼らの成長記録を見ることができるように構成された映像は、普遍的な感情に訴え、ドキュメンタリーとしての効果を十分に生かしている。たとえば、いつもニコニコと笑う小学5年生だったf(x)のソルリが、振り付けをなかなかうまく踊れなくて泣き出す高校生に成長し、とうとうf(x)のメンバーとしてステージに立つという一連の流れは、胸にじんとくる。アーティスト別に均等ではないシーンの分配や、整っていない流れは少し残念だが、これさえも露骨なコマーシャル映画への抵抗感を最小化するための戦略に見えるほどである。もちろん、アーティストたちの個別インタビューまで入っているにも関わらず、映画は彼らがどんな人なのか捉えることまではできない。しかし、SM所属アーティストたちが持つ魅力を観客に納得させられたことだけでも、本来の目標は達成したと言えるだろう。この作品は韓国で6月21日に公開された。

    10Asia
  • SMアーティストの青春バイオグラフィ「I AM.」21日に韓国で公開

    SMアーティストの青春バイオグラフィ「I AM.」21日に韓国で公開

    世界を舞台に活動しているSMエンターテインメント(以下SM)所属のアーティストが勢ぞろいした映画「I AM.」が、21日に韓国で公開される。 「I AM.」は、SM所属アーティストのオーディションから練習生時代、デビューステージ当日の迫力ある映像、そしてアジアの歌手としては初めてニューヨークの「マディソンスクエアーガーデン」の舞台に上がった華やかな姿まで収録した、リアルな青春バイオグラフィだ。チェ・ジンソン監督は、16年間アーティストの姿を記録してきた4,828本のテープと、Mnetが記録した4,415本のテープを5ヶ月に渡って記録、整理しながら選んだ映像を映画に盛り込んだほか、アーティストが直接とったセルフダイアリーも入れながら、より充実した内容に仕上げた。 特に、アーティストとの密着インタビューでは、彼らの過去と現在、そして未来の夢まで盛り込まれ、感動を与える。「ここが歌手マドンナの公演した場所。私も必ず立派な歌手になってここマディソンスクエアガーデンで公演したいです」と話した14歳のBoAが、実際にその夢を叶えるシーンは鳥肌ものだ。「I AM.」は現在韓国で公開された映画の中で、予約ランキング1位を記録し、大ヒットが予想されている。

    OSEN
  • 「I AM.」少女時代、SUPER JUNIORがデビュー後“練習生だったら”と思った理由は?

    「I AM.」少女時代、SUPER JUNIORがデビュー後“練習生だったら”と思った理由は?

    ニューヨーク公演の実況映像を盛り込んだ「I AM.」韓国で21日公開「立派な歌手になりたい」と恥ずかしげに笑っていた10代のイ・ヒョクジェ。数年間練習生として汗を流した彼は「ウニョク」という名前で、SUPER JUNIORのメンバーとしてデビューした。2011年10月23日、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開かれた、SMTOWN LIVEの映像を盛り込んだ映画「I AM.」が18日、ソウル往十里(ワンシムニ)CGVで初披露された。「ルナという自分を探すことができ、本当に嬉しいです」アジア、欧州、米国など、世界各地で30万人の観客を動員した公演という説明は後にしておこう。「I AM.」には歌手になるため、短くて2ヶ月、長くて6~7年まで努力した人たちの夢と、デビュー後新しい目標に向って前進する人たちの姿が盛り込まれている。今ではこれ以上にないくらい華麗な姿を見せているが、「練習生に戻りたい」と口を揃える東方神起とSUPER JUNIOR、少女時代、SHINeeからは純粋な情熱が感じられた。「I AM.」は名前から始まる。キム・テヨンが少女時代のテヨンのとき、キム・ギボムがSHINeeのキーとして呼ばれるとき、パク・ジョンスがSUPERJUNIORのイトゥクのとき、パク・ソニョンがf(x)のルナのとき、彼らの人生は変わる。ある人は「同じだ」というが、また誰かは「確実に違う人生だ」と言う。小学生だったイ・テミンはオーディションで「目立たなければ」と思い、目に力を入れダンスをした。彼を見つめるSHINeeのメンバーテミン(20歳)は感慨深い。2008年にデビューし、デビューから5年目を迎えるテミンは、小学生のころのイ・テミンと一緒に踊る。夢と時間、そして努力を並べる独特な構成が目立つ。 「学生時代?歌手としての時間も戻って来ない」人々にとってはスターだが、彼らも誰かの息子や娘であり、姉、弟だ。デビューステージを終え、ステージから降りて家族と抱き合い号泣する姿を見ると「夢ってそんなに大したものなのか」とも思うが、11年前のBoAの答えがしっくりくる。「友達と美味しいものを食べに行きたくなるときもある。『この時間は二度と戻らないのに』と思うが、歌手としての時間も同じ。この時間は二度と戻って来ない」ファンでなくても大丈夫。歌を1~2曲一緒に口ずさんでいるうちに、自然に彼らの人生を見て笑ったり泣いたりしている自分を発見する。あらゆる場面で爆笑してしまう、致命的な過去の映像とオーディション映像の背景に見えるムン・ヒジュンやSUPER JUNIOR カンインの過去の姿などはボーナスだ。金の論理で K-POPを産業の面からしか見ない人、また「K-POPは夢」だと叫ぶ青年たちにお勧めする。決してもったいないと思えることのない2時間になるだろう。「I AM.」は、韓国で6月21日に公開を予定している。

    oh!my star
  • 少女時代 ジェシカ、デパートに突然の出現

    少女時代 ジェシカ、デパートに突然の出現

    少女時代のジェシカがあるデパートで買い物をしているところが公開され、話題となっている。18日の午後、インターネット掲示板には「○○ブランド売場に訪れたジェシカ」というタイトルで彼女を撮影した動画を掲載した。書き込みをした人は「女優たちが売場の宣伝のために登場するのは見ましたが、ジェシカが売場に現れ、買い物するのは初めてみました」と興奮気味につづっている。この動画を見るとファンに囲まれた彼女はブラウス、パンツのコーナーで一つ一つ服を見ている。ジェシカは大人のキュートさを演出するカーキのブラウスを着て、魅力を存分発揮している。これを見たネットユーザーらは「キレイですね」「買い物するときも妹のこと考えてそう」「キュートなジェシカ」「本当にキレイ」などの反応を示している。ジェシカはリアルドキュメンタリー映画「I AM.」(監督:チェ・ジンソン、制作:CJエンタテインメント)に出演している。

    TVレポート
  • f(x) ルナ、より女性らしくなった4カット写真を公開

    f(x) ルナ、より女性らしくなった4カット写真を公開

    f(x)のルナがより一層女性らしくなった写真を公開した。ルナは18日午後、自身のme2day(韓国のマイクロブログサービス)に「みなさん~『Electric Shock』へのご声援ありがとうございます!今日は映画『I AM.』の試写会とインタビューを終えて、他のスケジュールのために来ています。応援してくださるみなさん~愛してるよ。これからも頑張ります~そしてf(x)のメンバーも大好きだよ」という書込みと共に写真を掲載した。写真のルナは明るい茶髪のロングヘアスタイルで女性らしさをアピールしている。様々な表情をしているルナは、フェイスラインが以前よりシャープになってより一層女性らしくなった。写真を見たネットユーザは「だんだん可愛くなる」「最高に可愛い」「女性らしい魅力が溢れる」などの反応を見せている。f(x)は10日2ndミニアルバムのタイトル曲「Electric Shock」を発表し、積極的なプロモーション活動を展開している。

    OSEN
  • 「I AM.」感動を呼ぶSMアーティストたちの成長ストーリー

    「I AM.」感動を呼ぶSMアーティストたちの成長ストーリー

    米国をはじめ、ヨーロッパ全域で爆発的な人気を得て世界中にブームを巻き起こしているK-POP。その中心には、SMエンターテインメント(以下SM)がある。最高の韓流スターカンタと海外進出成功の象徴BoA、55万人を動員する大規模なツアーを行っている最高の男性グループ東方神起、グローバル韓流の帝王SUPER JUNIOR、世界が注目するガールズグループ少女時代、韓国のアイドルグループとしては初めて英国で単独公演を行ったSHINee、個性や魅力あふれる多国籍ガールズグループf(x)まで。映画「I AM.」は、安定した実力を基に独自のカラーを作っていくSMエンターテインメント所属のアーティストたちが、アジアの歌手としては初めてポップミュージックの本場、ニューヨークの「マディソンスクエアーガーデン」の舞台へ上がるまでの過程を描く。制作チームは、16年間アーティストたちの姿を収め続けた4,824本のテープと、Mnetが収録した4,415本のテープを5ヶ月間分析し映画に盛り込んだ。リアルなアーカイブ映像に映るデビューまでの姿は、ステージで見られる彼らのように派手なものではなく、「デビュー後にもこの道が正しかったのか悩んだ」というインタビュー内容と共に、平凡ではない成長ストーリーを作り出した。練習を始めようと言うトレーナーの話にも「自信がない」と甘えるSUPER JUNIORのソンミンと、厳しい練習にお腹すいたと弱音を吐きながら「SMってこういうところだったのか」といたずらっぽく言うSUPER JUNIORのウニョク、韓国語の練習のためにポロロ(韓国で人気のキャラクター)の絵本を音読していたf(x)のビクトリアの涙ぐましいデビュー過程と共に、ステージの上で爆発的なエネルギーを発揮するアーティスト・ソンミン、ウニョク、ビクトリアの姿が登場し、胸に染みる感動を与える。映画「I AM.」は、ただ公演の実況だけを盛り込んだドキュメンタリーではない。リアル青春バイオグラフィ(伝記)というジャンルを掲げる「I AM.」は、韓国のエンターテインメントをリードしているSMのアーティストたちが、今のようになるまでの過程に、容易には想像できない数年間の練習に流した汗と熱い情熱があったことを物語ってくれる成長映画に近い。自分に比べて長期間の練習生生活を経たメンバーに申し訳ないと、デビューステージ直後にトイレで一人で泣いたと言うSUPER JUNIORのリョウクと、デビューステージでは絶対泣かないと決心したが、ステージから降りてすぐわあわあと泣き出す少女時代のジェシカ、自身のオーディションの映像を見ながら「これは(公開しては)ダメ」と恥ずかしがりながらも、目じりに溜まった涙を隠せなかったf(x)のクリスタル。彼らのインタビュー内容は、歌手になるという目標一つで走ってきた熱い情熱と、その過程で数えきれないほど流したはずの涙を思い出させ、映画館内を粛然とした雰囲気にした。練習生時代にメンバーよりも出来が悪くて、チームに迷惑をかけるのではないかという心配から涙が出たというf(x)のソルリの告白のように「I AM.」では、彼らの純粋な情熱が見られる。CGを利用して、アーティストの練習生時代と現在を、同じアングルに盛り込んだシーンは、彼らの公演実況を映画館でステレオサウンドで鑑賞する感動と同様に強烈だ。アーティストのデビューステージとニューヨーク「マディソンスクエアーガーデン」での公演を交互で見せる最後の15分も、観客を圧倒する。アーティストの華やかなステージでの姿だけでなく、緊張感漂うバックステージの現場をはじめ、そのステージに上がるまでの過程をリアルに描いた「I AM.」は、116分という多少長い上映時間にも関わらず、最後まで一瞬も緊張感を失わない驚きが満載だ。今もステージでのただ一瞬のために情熱を傾けている彼らのリアル・ヒストリーは、この時代を生きる全ての人に熱い共感を与えるだろう。

    OSEN
  • EXO-K“先輩たちの応援に来ました”

    EXO-K“先輩たちの応援に来ました”

    グループEXO-Kが18日午後、ソウル往十里(ワンシムニ)CGVで行われた映画「I AM.」のマスコミ試写会に登場した。2011年10月23日、アジア歌手として初めてポップの本拠地であるニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンの舞台に立ったSMTOWN。4万3800時間の汗と涙が詰まった練習生時代から歴史的なニューヨークの舞台に立つまで、BoA、東方神起、SUPER JUNIOR、少女時代、SHINee、f(x)、カンタの成長と夢、終わりのない挑戦などの青春ストーリーをフィルムに収めた。

    マイデイリー
  • 「I AM.」東方神起 ユンホ“僕たちの成長ストーリー、楽しんでください”

    「I AM.」東方神起 ユンホ“僕たちの成長ストーリー、楽しんでください”

    18日午後、ソウル往十里(ワンシムニ)CGVで映画「I AM.」のマスコミ試写会が開かれた。この日の試写会には、BoA、東方神起、SUPER JUNIOR、少女時代、f(x)、EXO-Kなど、SMエンターテインメント所属の歌手たちが一堂に介した。東方神起のユンホは、「僕たちの成長ストーリーなので、本当の気持ちが伝わったら嬉しい」と舞台挨拶をした。SUPER JUNIORのイトゥクは、「ワールドスターを一度に見ることができる機会はそう多くないのに、2時間でワールドスターを一気に見ることができる。舞台裏の控え室で『彼らは何をしているのか、どんな様子でいるのか』など気になるところだと思うが、映画を通じて舞台でダンスだけ踊る素敵な芸能人ではない、人間としての姿をより見せる映画になると思う」と説明した。2011年10月23日、アジアの歌手として初めてポップミュージックの本拠地であるニューヨーク「マディソンスクエアーガーデン」の舞台に立ったSMエンターテインメント所属の歌手たち。映画「I AM.」は、4万3800時間の汗と涙が詰まった練習生時代から歴史的なニューヨークのステージに立つまでの、BoA、東方神起、SUPER JUNIOR、少女時代、SHINee、f(x)らの成長と夢、終わりのない挑戦など、青春ストーリーをフィルムに収めている。

    マイデイリー
  • 映画「I AM.」70分でよかったであろう、SM王国の過去と現在

    映画「I AM.」70分でよかったであろう、SM王国の過去と現在

    船頭多くして船山に登るのか。「Made in Korea」を叫び、SMという巨大な軍艦が米ニューヨーク「マディソンスクエアーガーデン」の舞台に停泊した。これこそ、船が山に登ったのではないか。(※船頭多くして船山に登る:支持する人が多くて方針の統一が図れず、物事がとんでもない方向に逸れてしまうこと)韓国音楽業界の祖とも言われるSMエンターテインメント(以下SM)の理事カンタ、BoAを筆頭に東方神起、SUPER JUNIOR、少女時代、SHINee、f(x)などのSM所属アーティストが一堂に会した。映画を作ったというが、映画とは到底思えない。この正体は一体、何だろうか?映画「I AM. SMTOWN LIVE WORLD TOUR IN MADISON SQUARE GARDEN」(監督:チェ・ジソン、制作:CJエンターテインメント)はSMアーティストたちの練習生時代ならびに、最近のコンサート実況を収めた5000本のテープと、ケーブルテレビMnetが保有している約5000個のアーカイブ資料をまとめて、コンサートの実況を映画化したリアルドキュメンタリーだ。スケールもまた大きい。主演だけで32人だ。ここまで来ると、映画のスクリーンから零れ落ちるのではないかという要らない心配もしてしまう。映画の導入部、緊張感漂う歌手たちの姿が映し出される。また、サウンドもホラー映画のように緊張感を高める。ステージ裏での姿をスローモーションでとらえ、歌手たちの表情をリアルに描いている。続いて少女時代のステージが始まった。前の出演者のフィナーレである爆竹が華麗に飛び散り、暗転されたステージを9人の少女たちが駆け抜ける。「一体なんだ?」という考えがまとまる前にステージには照明がつき、少女たちはいつのまにか完璧な隊列をなし、オーラを発散している。映画が言おうとしている方向性が明確に現れる。「I AM.」は最初から最後まで過去と現在の姿を一気に映し出す。続く交差編集で芸能人たちがもっとも恐れるという忘れたい過去を暴いていく。まるで、整形疑惑を正面から突破しようとするかのように、親切に一つの画面に一緒に写す場面まである。これにはチェ・ジンソン監督が悩んだ痕跡も見られる。過去の映像はもう新鮮ではない。SMという大型ファン層を持っている集団は、歌手たちも見たことのない過去の映像を持っており、その映像は何度繰り返して使われても飽きられないからだ。しかし、過去の練習動画に現在の姿を合成するウィットも発揮した。細かい面白さだけではない。小学生のころから練習を始めた歌手たちのアイデンティティの混乱に対する問題も取り上げている。東方神起のチャンミンは「自分のアイデンティティについて混乱したことがある」と悩みを吐露し、少女時代のテヨンも「キム・テヨン(本名)と少女時代のテヨンの間で混乱していた。カメラの前ではキム・テヨンではないテヨンが現れる」というインタビューを通して、これまで明かせなかった本音を語っている。また、「小学校5年生のチェ・ジンリ(ソルリの本名)です」と可愛く先輩歌手の前で紹介していたf(x)のソルリも「私が他のメンバーより出来が悪くて、迷惑をかけている気がして落ち込んだことがある」と本音を明かした。ベールに包まれていた神秘的な彼らの封印が一気に解除される瞬間だ。針で刺しても血もにじまなさそうな鋼のアイドルたちの訴えをずっと聞いてあげたいような気がする。それだけではない。これまで「禁句」とされてきた東方神起の問題についても言及する。チャンミンはインタビューを通して「イ・スマン代表から2人の東方神起の初ステージを見て話してくれました。『心配要らない。2人で十分』と」と言葉を濁した。ファンたちが望むところに、完全ではないが、少しは触れたといえよう。ユニークな編集も、感動を盛り込んだストーリーもいい。何よりもサウンドがすごくいい。コンサート実況が目白押しの「I AM.」は、華麗な映像も一役買っているが、何よりも左右の耳元を刺激するリアルな音が五感を満足させてくれる。まるで、ニューヨークマディソンスクエアーガーデンの真ん中で、海外のファンと一緒に「Genie」を歌っているような気分を味わうことができよう。しかし、この全ては「ファン」をベースにしていることを忘れてはならない。60分が過ぎると続く思い出話と現在の比較は見る人を飽きさせ、感動もなくなるだろう。彼らの物語は116分ではなく、70分で十分だった。また、アイドルを目指す人たちに明るい青写真だけを見せているようで、どこか苦さを感じる部分まである。細かくみると、SUPER JUNIORや少女時代の隣には、モザイクのかかった未来が不透明な練習生たちが見えるはずだ。また、ファンたちは映画を見る前に覚悟を決める必要がある。大きなスクリーンでみるアイドルたちの肌の状態と、彼女たちの過去の映像には相当な覚悟が要るかも知れない。自分が好きだったお兄さんたちの毛穴が今とは異なり、憧れの対象だったお姉さんたちのダイエットに驚くはずだ。このような短所を克服できるなら、バックの中にペンライトを忍ばせて映画館を訪れてもいいだろう。観覧年齢制限なしで、韓国では21日から公開される。

    TVレポート
  • カンタ、映画「I AM.」の最年長

    カンタ、映画「I AM.」の最年長

    歌手のカンタが18日午後、ソウル往十里(ワンシムニ)CGVで行われた映画「I AM.」のマスコミ試写会に登場した。2011年10月23日、アジア歌手として初めてポップの本拠地であるニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンの舞台に立ったSMTOWN。4万3800時間の汗と涙が詰まった練習生時代から歴史的なニューヨークの舞台に立つまで、BoA、東方神起、SUPER JUNIOR、少女時代、SHINee、f(x)、カンタの成長と夢、終わりのない挑戦などの青春ストーリーをフィルムに収めた。

    マイデイリー