シュルプ
記事一覧
「シュルプ」オク・ジャヨン“SF9 チャニの次回作がすでに楽しみ”
女優のオク・ジャヨンが、ケーブルチャンネルtvNの土日ドラマ「シュルプ」(脚本:パク・バラ、演出:キム・ヒョンシク)で演じたファン貴人と別れる心境を伝えた。彼女は韓国で最近放送終了となった「シュルプ」で、ファン貴人として熱演を繰り広げた。彼女が演じたファン貴人は、領議政(ヨンウィジョン:宮廷の最高官職)のファン・ウォンヒョン(キム・ウィソン)の長女であり、ウィソン君(SF9 チャニ)の母親で、宮中の暗闘の中心として活躍した。ファン貴人は正道と品格を守る人物だが、大妃(キム・ヘスク)に対峙する時にはカリスマ性を失わず、中殿(キム・ヘス)に対しても自分の失った地位を取り戻そうとする欲望を隠さなかった人物だった。いつも優雅で完璧な姿を見せていたが、息子であるウィソン君の前では誰よりも尽くす母親で、愛の前では弱くなるキャラクターでもある。オク・ジャヨンは「シュルプ」の登場人物の中でも、最も様々な感情を持つファン貴人を通じて、時にはその気持ちを隠したり、また時には強く表現して作品の完成度を高めた。特に大妃と中殿と対立し、自身の夢を叶えようとした彼女の演技は、視聴者の没入度を高めた。以下はオク・ジャヨンとの一問一答である。――「シュルプ」が大人気の中で放送終了となりました。感想を教えてください。 オク・ジャヨン:心を傾けた作品が皆さんにたくさん愛されて幸せでした。愛してくださった視聴者の皆さんに深く感謝いたします。――今回務めたファン貴人は、別の後宮とは異なって特別な前事があります。撮影に入る前、特別に気を使った部分はありますか? オク・ジャヨン:幼い頃に宮に入ったファン貴人は、寂しさと悔しさを抱いている人物でした。自分に人間的に対峙し、心のこもった行動をしてくれる人に初めて会った時の心境、妊娠した時の心境など、すべての過程を想像しながら一人でロマンス映画を撮影したような気がします。――特にクォン医官との関係が特別でしたね。オク・ジャヨン:クォン医官とのエピソードへの反応が特に気になっていました。ものすごいどんでん返しでした。私もクォン医官の明確な実体については、撮影半ばに知りました。2人のストーリーを想像するのが面白かったです。最終回でクォン医官役のキム・ジェボム先輩と撮影したシーンが記憶に残っています。我が家族の悲しみが、視聴者の皆さんにも伝わってほしいです。――キム・ヘスクさん、キム・ヘスさんのような先輩の前でも負けないカリスマ性が必要でした。共演した時や現場の雰囲気はいかがでしたか? オク・ジャヨン:撮影現場の雰囲気はすごく良かったです。穏やかで柔らかな性格のキム・ヒョンシク監督、すべての出演陣、制作陣に優しいキム・ヘス先輩をはじめ、尊敬する先輩方、素敵なスタッフの方々と一緒に仕事ができて常に幸せでした。特にキム・ヘス先輩と撮影する時、繊細な感情、カリスマ性と力が強く感じられました。後輩として学びたいと思います。またファン貴人として大妃のキム・ヘスク先輩と撮影するシーンが楽しかったのですが、それは2人とも本音が分からない人物だからです。感情や計略を隠し、碁を打つように一つひとつセリフを言うのが楽しかったです。キム・ヘスク先輩、キム・ヘス先輩、キム・ウィソン先輩など、綺羅星のような先輩と演技ができて感謝しています。演技的にも、役者の態度についても勉強になりました。心より感謝しています。――息子ウィソン君を演じたチャニさんとの共演はどうでしたか? オク・ジャヨン:息子として出会ったチャニさんとも本当に楽しく過ごしました。シーンについてたくさん話し合いながら撮影しました。本当に真剣な態度で、たくさん研究してくる方です。すでに次回作に期待しています。――「シュルプ」終了後の活動と、2023年の計画を教えてください。 オク・ジャヨン:2023年には撮影済みのNetflix「京城クリーチャー」でお目にかかると思います。そしてまた新しい作品に出演すると思うので、応援をよろしくお願いします。――最後に「シュルプ」を愛してくれた視聴者とファンの皆さんに一言お願いします。 オク・ジャヨン:「シュルプ」をご覧いただいた皆様に改めて感謝いたします。今後も初心を忘れずに精進する姿をお見せします。
「シュルプ」ユン・サンヒョン、問題児役を完璧にこなす“チョン・ヘウォンとの最初の撮影は上半身裸のシーン”
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。俳優のユン・サンヒョンは、魅力的な問題児の役を完璧にこなした。ユン・サンヒョンは韓国で昨年12月4日に放送が終了したtvN土日ドラマ「シュルプ」を通じて成功裏にデビューを果たした。問題児の王子たちのために王室戦争に飛び込んだ王妃のファリョン(キム・ヘス)の波瀾万丈宮中奮闘記を描いた今作で、ユン・サンヒョンはドラマでファリョンの三男で、浮気者の王子ムアン大君に扮し、視聴者に強烈な印象を残した。個人SNSのフォロワー数は約1,000人から9万人に急上昇した。ユン・サンヒョンは最近、Newsenとのインタビューで「シュルプ」出演後の変化について「まだ大きく人気を実感できてはいません。インタビューのために外出したら、道端で気付いてくださる人がいました。まだ自分でも未熟な部分が多いと感じています。もっとがんばらなきゃいけないと思っています」と話した。放映中、ずっと応援してくれた家族にも感謝を伝えた。彼は「母、父、姉、全員がドラマを楽しんで観てくれました。両親にも、知り合いからたくさん連絡が来たと聞きました。息子として自慢できることが一つでもできたことが嬉しいです。もっと頑張らないといけないと思いました。母が放送開始日に、傘をさして韓服(ハンボク、韓国の伝統服装)を着た王子の形をしたケーキを制作してプレゼントしてくれました」と明かした。続けて「僕のサインは父が作ってくれました。姉とは元々、ただの姉弟関係でしたが、最近では一緒にカラオケにも行き、仲良くしています。知人貰ったメッセージをキャプチャーして僕に送ってくれたりもします。(僕の姿を見て)自分も頑張ると言っていました。いつもお互いに応援し合っています」と付け加えた。ムアン大君は5人の王子のうち、特に女好きな浮気者だと呼ばれたが、実は一人の女性、チョウォル(チョン・ヘウォン)だけを愛した一途な男性だったというギャップを描いた。急にできた子どもを諦めることなく、最後まで守るのはもちろん、身分を超越して結婚までゴールインし、ハッピーエンドを迎える姿で感動を届けた。ユン・サンヒョンはチョン・ヘウォンとの共演について「最初一緒に撮ったシーンが、僕が上半身裸のシーンでした。最初は顔を赤らめて撮影していましたが、気楽に演じるためにたくさん会話をして、次第に仲良くなっていきました。2人とも釜山(プサン)に住んでいた経験があるという共通点があったので、話が合いました。おかげで気楽に演じることができました」と話した。ムアン大君とチョウォルカップルは、視聴者からクモチョギ(問題児を意味する)カップルという愛称で呼ばれた。彼は「台本を見て、ムアン大君が一番問題児だと思いました」と笑った。「ムアンがドラマの前半、未成熟な姿をたくさん見せるにもかかわらず、母親のファリョンからたくさん愛されているキャラクターだと思いました。視聴者の皆さんがクムチョギカップルと呼んでくださったそうですが、良い意味で、ポジティブな意味で呼んで下さり、愛してくださったのだと思います。すべてに感謝しています」ムアン大君は、第10話で世子競合の期間中にチョウォルと一晩を過ごしたことがファリョンにばれてしまった。この場面でムアン大君は「恋に落ちたことは罪ではないじゃないですか」という名台詞をこなした。これはJTBCドラマ「夫婦の世界」で不倫を犯したイ・テオ(パク・ヘジュン)が叫び、話題になった台詞だ。「とても有名な台詞なので、最初はかなり悩みました。ムアン大君役に集中して台詞をこなそうと努力しました。実は、現場で何度も修正された台詞です。面白くしてみようと努力しました」ムン大君は個性あふれる大君の間でも愛情多き兄で、弟として中心軸の役割をした。大君たちのケミストリー(相手との相性)は、「シュルプ」を見る理由の一つになった。ユン・サンヒョンは「最初は当然ぎこちなかったのですが、撮影の途中、一緒にご飯を食べて遊びに行きました。本当に仲良くなったので、これからもずっと連絡を取り合うと思います。一番たくさんしたのは、やはりご飯を食べに行くことでした。地方撮影が多かったので一緒にご飯を食べることが多く、ボウリングにも行きました。僕が1位でした。最高点数は203点で僕が1位だったと、ぜひ書いてください」とお茶目に語った。作品の軸を取ったキム・ヒョンシク監督と脚本家のパク・バラに対する感謝の挨拶も忘れなかった。ユン・サンヒョンは「台本を見るたび、どうしてこんな想像力があるのだろうと思いました。キャラクターが本当に多様で、キャラクター1つ1つを考えて生かしてくださったのが、本当にすごいと思いました。監督は本当に細かい部分まで生かしてくださった方です。台本にないものまで考えてくださりました。監督と脚本家という職業を本当に尊敬するようになりました」と明かした。ムアン大君に伝えたいことはあるかという問いには、「もう大人になってほしい」と答え、微笑んだ。彼は「お母さんの話もちゃんと聞いて、弟たちもこれまでのようにしっかり世話をしてほしいです。奥さんと赤ちゃんも守りながら、幸せに暮らして欲しいです」と付け加えた。2002年生まれのユン・サンヒョンは、東国(トングク)大学演劇映画学科に在学している。2学期を過ごした後に、作品に集中するために休学した。彼は「作品に出演する俳優の皆さんを見て、俳優の夢を育みました。本格的に演技をしようと思ったのは、20歳の時だと思います。自分で演技をしてみると、たくさんの魅力を感じることができました。色々な人生を生きてみることができて、その演技を視聴者の皆さんにお見せできることに大きな魅力を感じました」と話した。俳優としての目標は作品にたくさん出ることだという。彼は「振り返ってみれば、2022年は本当に夢のような時間でした。これからも夢のような時間が多くなることを願っています。新人なので、良い作品にたくさん出演してみたいです。当然、作品にたくさん出ることが夢です。今は、たくさん演技をしてみたいとしか思っていません」とし、「ムアン大君が『シュルプ』で脇役をしっかり果たしたと思います。次期作ではどんなキャラクターでもがんばって挑戦してみたいと思っています。特に制服を着るキャラクター、学園物もやってみたいです」と明かした。ロールモデルとしては俳優のチェ・ウシクを挙げた。ユン・サンヒョンは「本当にとても尊敬している方です。いつも出演作を探して観ています。いつか、必ず共演してみたいです。一緒にできなくても、現場で演じている先輩の姿を必ず一度でいいので見てみたいです」と話した。最後に、ユン・サンヒョンは視聴者に「本当に感謝していると伝えたいです。クムチョギカップルを愛していただき、感謝しています。これからはムアン大君ではなく、俳優ユン・サンヒョンにも関心を持っていただきたいです。たくさん期待していてください」と伝えた。
「シュルプ」キム・ガウン、時代劇では珍しいキャラクターに挑戦“放送のたびにフォロワーが増えた”
女優のキム・ガウンが「『シュルプ』に出演して良かったと思っています」と感想を語った。最近、tvN土日ドラマ「シュルプ」でテ・ソヨン役を務めた、キム・ガウンの放送終了インタビューが行われた。「シュルプ」は、トラブルメーカーの王子たちのため、激しい王室教育の戦争に飛び込む、中殿の波乱万丈な宮中奮闘記を描いたドラマ。劇中キム・ガウンは、中宮殿の侍女出身の側室たちの首長テ・ソヨンに扮して、熱演を繰り広げた。昨年4月から撮影を開始し、昨年末の最終話を最後に、約8ヶ月間の長旅を終えた彼女は、「まだ終わって間もないので、まだ終了したという実感が沸きません。もう少し経ったら、また撮影を再開するような気がしています」と、感想を明かした。テ・ソヨンを演じる上で重点をおいた部分を聞くと、彼女は「無邪気で友達のような母親なので、明るいキャラクターをどのように表現すればいいか悩みました。そのため、声のトーンを高めましたし、監督もそう望んでいたようです。普段のトーンから5トーンほど上げました。監督は『もっと上げるように』と言っていました。私も人間なので、テンションをいつも同じように保つことはできないですが、『低くなったと思ったら上げるように』と言われました」と説明した。続いて「テ・ソヨンは憎たらしく思われがちなキャラクターなので、無邪気すぎると憎たらしく見えると思いました。しかし、監督には『憎めない愛らしさが必要だ』と言われました」とし、「声もそうですし、トーンや口調も『時代劇であんな言い方をしていいの?』と、最初は視聴者たちが疑問に思う部分もあったと思います。しかし、宮女出身だからあり得ると思って観ていただいている視聴者の方もいました」と伝えた。4月から11月まで、四季を通して「シュルプ」の撮影に参加した彼女は、「私は寒がりなので、夏は好きですが冬は苦手です。でも、私が暑さに弱いということを、撮影をしながら初めて感じました。『こんなに汗が多い人だったっけ?』と思いました。韓服(韓国の伝統衣装)は汗を吸収できないので、中に熱が溜まっていきました。韓服はすごくきれいですが、暑さに弱いのが難点でした。幸い、寒くなる前に撮影が終わったのですが、最も長く撮影した季節が夏なので、夏が1番大変でした」と、撮影の大変さを打ち明けた。キム・ガウンが時代劇に出演したのは、「チャン・オクチョン」「朝鮮ガンマン」に続き、今回が3度目だ。彼女は「そろそろ時代劇に出たいと思っていた頃に『シュルプ』の出演が決まりました。役柄も、時代劇だけでしか見られないような役をしてみたいと思っていましたし、両親も時代劇が好きなので、良い作品と良いキャラクターを務めることができてよかったです」と打ち明けた。彼女は「3度目の時代劇ではありますが、時代劇に出たと言える作品は『シュルプ』がほぼ初めてです。楽しかったです。時代劇は難しいのではないかと思っていたのですが、役もそうですし、ドラマ上フィクションが入ったこともあり、あまり難しいと感じず、個人的には面白かったです。さまざまな韓服を着ることができたのも今回の作品が初めてなので、さまざまな経験をしました」と伝えた。特に、「シュルプ」の撮影で良かった点を聞くと、彼女は「2022年に『シュルプ』に出演して良かったと思います」とし、「昨年の1年間、ほぼ『シュルプ』のためだけに突っ走ってきましたが、しっかり仕上がったと思いますし、女優としても思ったよりたくさん愛されて嬉しいです。また、側室たちと仲が良かったです。側室たちは、自分たちの息子よりも側室同士でいるシーンが多かったです。そのため皆仲が良かったですし、楽しかったです。女性たち同士で集まっておしゃべりする感じでした。共演した俳優たちが残った作品でしたし、キム・ヘス先輩とキム・ヘスク先輩との共演シーンが多くて、先輩たちと共演できたのが1番勉強になりました」と話した。「シュルプ」は、最終話で16.9%(ニールセン・コリア、全国有料世帯基準)の自己最高視聴率を記録して、有終の美を飾った。作品が愛されただけに「Instagramのフォロワーもたくさん増えました」と明かした彼女は「原動力になりました」と付け加えた。また、彼女は「シュルプ」のあらすじを読んだ時から、うまく行きそうな予感がしたという。彼女は「多くの方々が興味を持って、応援してくれるとは思っていましたが、放送されるたびにフォロワー数が増えるのが分かるほどの関心は初めてでした」と、満足感を表した。2009年SBS第11期公開採用タレントとしてデビューし、SBS週末ドラマ「スタイル」に出演し、本格的な演技活動を開始したキム・ガウン。いつのまにか、デビューして13年を超えた彼女は、これまで毎年1つの作品には着実に出演し、精力的に活動を続けてきた。しかし、そんな彼女にも低迷していた時期があったという。実際2020年の1年間、空白期を過ごした彼女は「その時が多分私がちょうど事務所を移動した時だったと思います。時期が重なりました。フィルモグラフィーは空いていたのですが、公演をしていましたし、その時間をしっかり埋めようとしました。メンタルが崩れないように、個人的に努力した時期でした」と振り返った。キム・ガウンは「俳優は選択される職業なので、選択されなければ精神的に不安定になります。そんな時代があったから、それがどれだけ大変なのか分かりますし、そうならないために今は努力しています」と、空白期の意味を振り返った。実際この期間が自身の演技生活において、ターニングポイントになったという。彼女は「メンタルが不安定にならざるを得ない状況でしたし、演技できる機会を探してみようと思いました。そのように初めて演劇に挑んでみましたが、自由になった気分でした。観客と会えてプライドも持てましたし、演劇をしながらボランティア活動もして、運動もして、メンタルを引き締めようとしました」と説明した。このような時間が「力がついた時期でした」と明かした彼女は「自分でも役者として力がついたと思います。それまでは媒体だけでしか演技ができないと思っていましたが、ステージでもどこでも、演技できる場所が多いことをわかっていますし、自身でもっと機会を作ればいいということを知りました。その後は、簡単に崩れないようにしていますし、公演ももっと積極的に探そうとしています」と明かした。デビュー当初と今で変わった点にも言及した。彼女は「心構えそのものは確かに変わりました。あの時はすべてのことに興味を感じながらも、メンタルがよく不安定になり、風のような時期でした。今はそうならないように努力していますし、そうなりました。私ももう34歳なので、自分自身を引き締めるために努力しています。さまざまな姿を披露したい気持ちは同じですが、20代の時に考えていた『さまざまな姿を披露したい』とはちょっと違います。さまざまだけど、自分にできることを全部引き出しながら、深みのある演技をしたいと思っています」と話した。2022年の1年間を「シュルプ」で満たしたキム・ガウンに、新年の計画や目標について聞くと「立てなければいけないですが、まだできていないです。1月には海外でのドラマ撮影も予定されているので、役者として幸せだと思っています。暇がないのが1番いいことですから。『シュルプ』が終わって、タイミング良く新しい作品に入ることができて、目標よりは新しい作品を頑張り、しっかり役作りをしなければいけないと思っています」と明かした。キム・ガウンは、早くも次期作としてJTBC新ドラマ「キング・ザ・ランド」への出演を決めた。彼女は「撮影を始めてまだ間もないです。3回ほど撮り、やっと始まったばかりです。『シュルプ』とは反対で、同年代と撮影する作品なので、楽しく撮影していて期待しています。そこでも子持ちのママ役です。『この恋は初めてだから』のヤン・ホランのキャラクターが少し成長した感じです。同じように3人の友達の話なので、ホランが結婚して子どもを育てる感じです」と伝えて期待を高めた。「『シュルプ』は、私にとっての『シュルプ』です。この単語を初めて知りましたが、『シュルプ』は傘という意味です。私には『シュルプ』が傘のような感じでした」と明かした彼女は、自身を応援してくれたファンに「テ・ソヨンをここまで好きになってくれるとは思わなかったです。途中でヴィラン役で登場したからではなく、時代劇では見られなかったキャラクターなので、受け入れ難いと思いました。それでトーンを変えようか悩んだのですが、ボゴム君(キム・ミンギ)とのストーリーが進むにつれて応援していただきました。幸せでした。テ・ソヨンを好きになって可愛がってくださってありがとうございます。それほど作品がたくさん愛されたからだと思います。『シュルプ』に会って意味深い1年を過ごしたことに感謝申し上げます」と伝えた。
「シュルプ」ユ・ソンホ、初の時代劇で先輩キム・ヘスの息子役を熱演“光栄だった…この1年間は21歳の僕の記録”
「プロデュース101」出身で俳優としても活動しているユ・ソンホが「最初からケソン大君に魅了されました。『ケソン大君、やりたいです。自信あります。信じてください』と言ったんです」と話した。最近韓国で放送が終了となったtvN土日ドラマ「シュルプ」は、子供たちのために気品を捨て、トラブルメーカーの王子たちのために激しい王室教育に飛び込む中殿イム・ファリョン(キム・ヘス)の波乱万丈な宮中奮闘記を描いた作品だ。劇中でユ・ソンホは、ファリョンの4人目の息子であるケソン大君に扮した。彼は母に最も優しい息子であり、トラブルメーカーである大君の中で、最も信用できる息子だ。しかし、同時に廃殿に女性のチョゴリ(韓服の上着)を用意して、唇に口紅をつける女装家という秘密を隠している人物でもある。彼は「自分がケソン大君だと思って演じるのが最も重要だと思いました」と強調した。しかし、女装がバレてしまう第2話のエンディングシーンのため、ビジュアル的に気を使わなければならなかったという。髪を伸ばしてメイクをする過程で、朝鮮時代の化粧についても勉強し、体が大きく見えると感じて、体脂肪よりは筋肉を減らそうとしたと明かした。今は元に戻ってきたが、撮影当時は体重を4~5㎏減量したという。ケソン大君役のため準備したことについて聞くと、彼は「宮で暮らしているケソン大君は、アイデンティティを隠さなければいけませんでした。秘密がバレたら命が脅かされるためです。最大限に隠そうと意図したディテールがあります。作品のあちこちでそのディテールを見つけられると思います」と付け加えた。目立たない細かいディテールも気にするほど、彼はケソン大君に情熱を注いだ。それもそのはずで、オーディションに参加した頃から彼の目標はケソン大君一つだった。アイデンティティも作品の流れも知らなかった、台本の一部だけを見た頃から、キャスティングが確定されて撮影が終わる日まで。ユ・ソンホは「これまで務めてきたキャラクターが強烈だったので簡単ではなかったですが、今回は特に難しかったです。それでもキム・ヘス先輩と監督が褒めてくださる時には、やりがいを感じました。残念なこと? すべての役者が同じだと思いますが、役者本人はすべてが残念に思ったりします。僕も同じです。『残念な点は?』と聞かれたら、すべてが心残りだ、と答えそうです」と話した。そのようなケソン大君には、華やかな修飾語がついている。芸術家の気質を持つ超イケメン。書道と絵、伽倻琴が上手で、言うことをよく聞いて学問的にも優れている。他人の視線は気にせず、複雑なことは嫌う人物だ。しかし、何よりも輝くのは、彼がキム・ヘスの息子という点だ。これについて彼は「非常に光栄でした。これまで話してきた『光栄だ』という言葉も本気でしたが、今回が最も大きな栄光じゃないかな、と思うほど実感できませんでした。先輩と共演するというのが大先輩なので良い経験になりました」と語った。彼はキム・ヘスからアドバイスを得ることができた。しかしキム・ヘスはアドバイスをする時、いつも相手の意見を聞いたという。そのおかげで彼は、自分とキム・ヘスの意見が共有され、共に作品を作っているということに快感を覚えた。彼女のアドバイスを通じて自分の長所を明確に分かるようになり、不足した部分を埋めることができた。しかし、キム・ヘスからもらった具体的なアドバイスについて聞くと、彼は意外にも否定した。彼女はアドバイスよりは、長所についてたくさん話してくれたとし、彼は涙でいっぱいだったキム・ヘスとの最後の撮影を振り返った。「ケソン大君が離れるシーンでしたが、先輩も僕もたくさん泣きました。撮影が終わった時から泣いていました。その時、先輩が『あなたは演技する時、嘘をつかなくていい。いつも本気で演じてくれてよかった』と言ってくだいました。その言葉がこれからの演技人生で、大きな力になりそうです。本当にありがたく、これからずっとその言葉を頭に入れて演技をするつもりです」と話した。ロールモデルを聞く質問に彼は、迷わずキム・ヘスを選んだ。彼女のような役者になりたいという。演技はもちろん、内的にも素敵で、俳優たちに言う言葉一つ一つ、撮影現場での行動一つ一つが、模範になる役者だった。そんな彼女は、彼にとって自分自身を省みることができるようにしてくれた人だったという。そのような彼女と共演して、撮影現場が楽しかったというユ・ソンホは「撮影のほとんどは、キム・ヘス先輩じゃなく、王子たちと撮影しました。毎日が楽しかったです。一緒に演技できるだけでも大きな力になり、エネルギーになりました。すべてがよかったです」と語った。年がほぼ同じである王子たちの話も明かした。彼は「最初は当然ぎこちない雰囲気もありましたが、準備過程を含めると、1年間を共に過ごしました。今は非常に親しくなりました。いたずらもして、冗談も飛ばして、お互いの意見も交わして、運動もして、楽しく撮影しました」とし「さきほどもムン・サンミン兄さんと連絡しました。彼も今インタビューしているみたいです。近いうちに集まることになったのですが、僕は事情があって参加できないので、後にまた会う日を決めておきました。王妃様と大君たちと」と明かし、少年のように笑った。「シュルプ」は彼にとって初の時代劇だった。ケソン大君を演じた自分に、点数をつけてほしいとお願いすると、彼は「50点です」と答えた。彼は「これから発展するためです。絶対に発展するので今は50点で満足しています」と答えた。自分に厳しく、挑戦を怖がらない彼の意気込みが輝いた。そして彼は、再び挑戦に乗り出した。最近、KBS 2TVバラエティ番組「1泊2日」に末っ子メンバーとして加入した。彼は「幼少時代から大好きだった番組です。胸がワクワクして楽しみです」とし「『自分にできるかな』と心配しましたが、みんな歓迎してくださり、優しくしてくださったので、楽しく撮影できました。次の撮影が待ち遠しいです」と述べた。彼は一番年上である俳優のヨン・ジョンフンとはなんと24歳差、一番若いナ・イヌとも8歳の年の差がある末っ子メンバーとして加入することになった。「年の差が大きいとしても心を分かち合うことも、共有することもできるでしょう。全然問題ないです。実際に撮影してみたら、自信がつきました。みんなそれぞれの魅力を持っているので、これからの自分の役割が気になり、楽しみです」と期待を表した。いつの間にか大人になった彼に、デビュー当初と変わった点について聞くと「演技への心構えが変わったように思います。自分なりに真剣に演技していると思います。まだ足りない部分が多いですが、デビュー時よりは自分なりのノウハウや基準もできてきました。後にどのような発展をすることになるかは分からないですが、以前より成長したと確信しています」と答えた。最近達成した小さな目標として、運転免許の取得に言及する彼を見て、再び成長を感じさせた。運転免許を取得し、帰宅する時や、食事に行くときに運転しているという。昨年の最も大きな出来事として「シュルプ」を無事に終えたことを選ぶのも忘れなかった。ユ・ソンホは「1年近く撮影しました。出演オファーを受けたのが、一昨年の12月頃だったと思います。21歳をもっぱら『シュルプ』にだけ没頭しました。後に『シュルプ』を思い出す時、自然と21歳の思い出が浮かびそうです。これからもずっと自慢できる僕の記録になりました」と愛情を示した。
「シュルプ」キム・ミンギ“現場に行くとテンションが上がっておしゃべりになった”
俳優のキム・ミンギが、ドラマ「シュルプ」でボゴム君キャラクターを演じ、安定した演技で視聴者たちにもう一度印象付けた。韓国で12月4日に放送が終了したtvNドラマ「シュルプ」は、子供たちのために気品などは捨てて、トラブルメーカーである王子たちのために熾烈な王室教育戦争に飛び込む王妃の波瀾万丈な宮中奮闘記だ。キム・ミンギは華やかな外見と優れた頭脳を持つボゴム君を演技した。韓国で5月に放送が終了したKBS 1TVの時代劇「太宗イ・バンウォン」に出演したキム・ミンギは、長いオーディションの過程を経て合流した「シュルプ」でも、安定した演技を披露して好評を博した。後には現代劇の話し方がぎこちなくなるほど、1年あまりを時代劇と共に過ごした。最近、Newsenの取材に応じたキム・ミンギは、「時代劇だけど前作とはスタイルが違いましたし、今回は同じ年代の俳優たちも多くて、違うように感じました。オーディションの時は緊張したせいか、準備に比べてうまくできなかったと思ったけれど、好評してくださってボゴム君にキャスティングしていただきました」と話した。tvN「女神降臨」、SBS「ラケット少年団」でも全校1位のキャラクターを演じたキム・ミンギは、イメージが定着することを心配したと打ち明けた。キム・ミンギは「またこんなに利口な役を任されて嬉しいけれど、『同じ役を続けているんじゃないか』という不安もありました。前作でも頭が良くて野望を持つ世宗として描かれ、ボゴム君と重なるかもしれないと思って心配だったのですが、幸い監督がトーンや演技を上手く調整してくれました」と説明した。キム・ミンギは、一番満足している場面として、挫折した後、母親テ・ソヨン(キム・ガウン)の前で涙をこぼす場面を選んだ。彼は「母親の前で初めて泣く場面だったけれど、子供のように泣きたかったんです。視聴者たちの反応を見たら『大人であるふりをしていたけれど、ボゴム君も子供だ』と言っていました。表現したい通りにできたと思います」と伝えた。撮影前、アクションと乗馬の練習をしたというキム・ミンギは、撮影中に暑さとも戦わなければならなかった。彼は「みんなで野原で試験を受ける場面がありますが、その日に限って太陽がとても熱かったんです。暑いという水準ではなく、焼かれていく感じでした。また、世子の競合では本当に山に行って、日が沈むまで一日中走り回りました。山5つは登った感じでした」としながらも「それでも皆同年代で、大変なことばかりではありませんでした」と答えた。かつて対人恐怖症であったほど、小心者だったというキム・ミンギだが、現場では大君と王子として出演した俳優たちと、本当の兄弟のように和やかな雰囲気の中で撮影した。キム・ミンギは「今でも友達といる時、自分からあまりしゃべらない性格ですが、現場に行くとおしゃべりになります(笑)」とし、「演技する時だけでなく、現場にいるとテンションが上がるんです。良い現場であればあるほど楽しいです。(「プロデュース101」出身の)ユ・ソンホ、ユン・サンヒョンとは同い年でした。不思議なことに、2人とも『シュルプ』の撮影前から知っていたので、早く親しくなることができました。ソンナム大君ことムン・サンミン兄さんとは一緒にバドミントンをしながら親しくなりました」と話した。キム・ミンギは、劇中でソンナム大君といがみ合いながらも愉快な姿を見せる。記憶に残っている場面として、パク・ギョンウ(キム・スンス)を探すために満月島(マンウォルド)に行った時を挙げたキム・ミンギは「マンウォルドで過ごした時間は、本当に島へ旅行に行ってきたような感じでした。島に宿が多くなかったので、兄さんたちと一緒に寝ました。一緒にご飯も食べて一緒に寝たら、本当の兄さんのように楽な関係になりました。それが演技にも出たと思います。監督も僕たちが一緒に撮ったシーンの中で満月島が1番自然だったと言っていました」と満足感を示した。続いて「サンミン兄さんとはバドミントンもして、頻繁に会ってご飯も食べています。普段から2人のティキタカ(相性が良く、ポンポンとやり取りする様子)が良いと思います。笑いのツボが同じで、ふざけてもお互いちゃんと受け止めます」とつけ加えた。「女神降臨」出演当時、SNSのフォロワーが100万人を突破して話題を呼んだキム・ミンギは、「ラケット少年団」「太宗イ・バンウォン」「シュルプ」までを経て、さらに幅広い年齢層に存在を知られるようになった。自身の知名度を実感しているかという質問にキム・ミンギは「『女神降臨』の時は、学生が関心をたくさん持ってくれました。妹の友達が楽しく見ていると言ってくれました。『太宗イ・バンウォン』の時は、両親の知人から見ていると言われました。『シュルプ』にも爆発的な関心をくださって、たまにサンミン兄さんとご飯を食べに行ったら、気づいてくれてケランチム(茶碗蒸し)のサービスもくれました(笑)」と答えた。コメントや視聴者の反応を全て見るというキム・ミンギは、前作のイメージが思い浮かばないという反応が嬉しかったという。彼は「ボゴム君が『女神降臨』で『キスしちゃえ』と言っている人だと分からなかったという反応が多かったんです。そのような反応を見ると、キャラクターに合った悪くない演技ができたんだなと思って嬉しいです」と伝えた。検索サイトで自分の名前を検索した時、真っ先に自分が表示されることが目標の1つだというキム・ミンギは、現在良い次回作に出会うために準備している。今までのキャラクターとは異なる色のキャラクターもやりたいという。キム・ミンギは「相次いで時代劇に出演したので、現代劇もやってみたいです。これまであまりにも全校1位の役だけやってきたようで、別の雰囲気のキャラクターもやってみたいですし、悪役もやりたいです。撮影する度に先輩たちから、必ず1度はサイコパスやソシオパスの役が似合いそうだと言われます。役者として好評していただいているようで嬉しかったです」と話した。
オ・イェジュ、ドラマ「シュルプ」でのキスシーンに言及…演技への熱い想いを明かす(動画あり)
俳優のオ・イェジュが演技への考え、メイクやファッションへのこだわりを伝えた。最近、ケーブルチャンネルtvNドラマ「シュルプ」で世子嬪(王の後継ぎの正妻)のチョンハ役で熱演を繰り広げたオ・イェジュが、「allure KOREA」1月号のグラビア撮影に参加した。公開したグラビアで彼女は、モノクロとカラーを行き来しながら、時代劇で披露した姿とはギャップのある雰囲気をアピールした。グラビア撮影とともに行われたインタビューで、彼女はデビュー以来、初めてグラビア撮影を行った感想として「私が務めたキャラクターを通じて、人々に癒しとポジティブなメッセージを届けたい。演技力は俳優なら誰でも備えるべきだ」と演技への考えを伝えた。YouTubeの動画インタビュー「Allure My Point」では、セルフメイクのノウハウと好きなファッションアイテム、バッグの中身まで紹介。普段ファッションとビューティーに関心が多いという彼女のこだわりに注目だ。また、ドラマ「シュルプ」でソンナム大君役を務めた俳優ムン・サンミンとの、キスシーンのビハインドストーリーなども公開する予定だという。様々な話を込めたインタビューとグラビアは、「allure KOREA」1月号を通じて確認でき、彼女の好みが確認できるビューティー&ファッションについてのYouTube映像「Allure My Point」も、同日公開される。
キム・ヘスからムン・サンミンまで、ドラマ「シュルプ」放送終了の感想を語る“愛してくださって感謝”
tvN土日ドラマ「シュルプ」の主役4人であるキム・ヘス、キム・ヘスク、チェ・ウォニョン、ムン・サンミンが放送終了の感想を語った。韓国で4日に放送された第16話を最後に幕を閉じた「シュルプ」は、最後まで深い感動と響きを与え、有終の美を飾った。キャラクターと一つになって渾身の演技を見せてくれた俳優たちの力が人気をけん引した。「シュルプ」を引っ張った4人の主役であるキム・ヘス(中殿ファリョン役)、キム・ヘスク(大妃役)、チェ・ウォニョン(王イ・ホ役)、ムン・サンミン(ソンナム大君、世子役)は5日午前、制作陣を通じて撮影を終えた感想を伝えた。従来の時代劇の典型的な枠を破り、進取的な中殿ファリョン役を演じたキム・ヘスは「『シュルプ』を愛し、ファリョンを応援してくださった方々、王子たちを応援し、共感してくださったすべての方々に感謝する。私たちと一緒に最後まで一緒にしてくださったおかげで頑張って終えることができた」と伝えた。続けて「この世のすべての母親を尊敬している。(「シュルプ」を通じて)母の力、愛の力についてたくさん学んだ。この地のすべての人々に温かい慰めになることを願う」と付け加えた。権力を勝ち取るため血も涙もない冷血漢に扮し、存在感を見せてくれたキム・ヘスクは「とても良い作品、カッコいい役で視聴者の皆様にお会いできて非常に大切な経験だった。終わると思うと寂しい」と話した。また、一緒に苦労したスタッフと俳優たちを思いながら「視聴者の方々がたくさん愛してくださって、私たちは大きな幸福を感じて、無事に終えた。ファイト! 愛してます」と付け加えた。正統性に対する劣等感に揺れる人間イ・ホの心理を繊細な演技で描き、没入感を与えたチェ・ウォニョンは「作品の題名である『シュルプ』のように、皆がお互いの大きな傘の下で苦楽を共にした現場だった」と振り返った。それと同時に「一つの目標のための熱い情熱と、お互いに感謝の気持ちを感じることができた旅程を一緒にすることができて感謝した。皆の汗と努力で作ったドラマを多くの視聴者も愛して応援してくださって、この上なく大切で心が温まる。感謝する」と語った。土の中の真珠のように自ら貴重な成長を成し遂げ、王世子になったソンナム大君役のムン・サンミンも「『シュルプ』の撮影現場に行く道はいつもわくわくして、撮影している間ずっと幸せだった。尊敬する先輩、監督、脚本家、スタッフの方々がたくさん教えて導いてくださったおかげで、ソンナム大君も、ムン・サンミンももう少し成長できたと思う。そのおかげでやりがいのある2022年を締めくくることができた」と話した。最後に「これからも成長した姿をお見せできるよう努力する俳優になる」と意気込み、次の歩みへの期待を高めた。
SF9 チャニ、ドラマ「シュルプ」放送終了の感想を語る“学びがある時間だった”
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「シュルプ」で悪役を務めて新しいキャラクターを完成させたSF9のチャニが、放送終了の感想を語った。チャニはtvN土日ドラマ「シュルプ」で、奪われたと思った皇太子の座を取り戻すために、悪行を辞さないウィソン君役を務めた。最初は母親(オク・ジャヨン)と母方の祖父(キム・ウィソン)の助けを受ける悪役だったが、終盤に進むにつれて殺人はもちろん謀反に加担する進化型の悪役になって、ドラマの緊張感を引っ張っていった。チャニが務めたウィソン君は、これまでの時代劇で見たことのない新しい悪役タイプとして注目された。チャニは、トーン、声、発声のテンションを調節して、格好悪くて残酷な一面から、悲劇的な結末を迎えるまで、ウィソン君の様々な姿を描いた。その過程で彼は朝鮮マルフォイ下級オグロ(Aggro、釣り目的の投稿や、コミュニティ内でのなれ合い、相手の言葉に耳を傾けずに無理な主張を掲げる行為)など、様々なニックネームを得て、視聴者の怒りを誘発した。所属事務所を通じてチャニは「『シュルプ』という作品に参加することができて光栄だった。ウィソン君は僕にとって新しい挑戦だったし、演技活動をする上で新しい学びがある時間だったので、すごく意味があった。現場で助言と協力をしてくれた先輩たち、スタッフの方々、監督にも本当に感謝したい。今回学んだことを土台に、より一層成長した姿でご挨拶したい。また、未熟なところが多かったけれど、最後まで見守ってくださった『シュルプ』の視聴者の方々にも心から感謝を言いたい」と挨拶した。ウィソン君を務めて演技の幅をもう一度広げたチャニは、再びSF9のメンバーとして音楽活動を続けていく。彼は、SF9のツアー「2022 SF9 LIVE FANTASY#4 DELIGHT TOUR」を通じて11月30日(現地時間)のニューヨークをはじめ、シカゴ、ダラス、デンバー、ロサンゼルスまで、アメリカの5地域を回り、世界のファンに会う予定だ。
放送終了「シュルプ」キム・ヘスとキム・ヘスクの結末は?【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。キム・ヘスが真実を明かし、息子たちを守った。悪行の元凶だった大妃キム・ヘスクは、結局悲惨な死を迎えた。韓国で昨日(4日)放送されたtvN「シュルプ」では、ファリョン(キム・ヘス)が結局、王のイ・ホ(チェ・ウォニョン)を説得し、テイン世子の死を明かして子供たちを守った。この日、イ・イキョン(クォン医官)(キム・ジェボム)の謀反が明らかになると、大臣たちは廃妃ユン氏(ソ・イスク)はもちろん、この謀反に加担したウィソン君(SF9のチャニ)も斬刑で断罪するように求めた。廃妃ユン氏に会った王妃のファリョン(キム・ヘス)は、「イ・イキョンが宮で死んだ。結局復讐は失敗し、あなたの命も危うくなった」と話し、ユン氏は「関係ありません。もう私には生きて行く理由がありません」と話した。これにファリョンは「イ・イキョンの息子が生きています。謀反に加担したウィソン君です」と伝えた。結局、ユン氏は「自分に借りがあるじゃないか」とし、「イキョンの息子を生かしてください。それが私の願いです」と話した。しかし、大妃はウィソン君を生かしておくつもりはなかった。ウィソン君はイ・イキョンのせがれだとし、「殿下は何をそんなに難しく考えているのか。邪魔になるものは消してしまえばいい。そのようにして王座に就かせたのです。殿下は彼らが流した血が無駄にならないよう、聖君になればいい」と話した。しかし、王のイ・ホは「もう血を流すことはない。母上がつけた血の匂いが今も鼻につく」と怒った。それに対し大妃は「しかし、その事実を明かす瞬間、自ら王座の正当性を否定することになる。殿下が認めないのに、誰が殿下を王と認めるのか」と話した。続いてテイン世子が毒殺されたことを明かそうとする王妃を防ぐために、大妃は王妃を揺るがそうとした。大妃は「テイン世子が毒殺された事実を明かそうとする前に、私が王妃を揺るがし、王の意思を曲げさせる。王妃を揺るがすためには、子どもたちの恥を明らかにすればいい。すでに王世子の妃にも手を打ってあるじゃないか」と卑しく笑った。続いて、大妃に命令された御医は妊娠している世子の妃チョンハ(オ・イェジュ)が「お腹の中の胎児が失われたのは確実で、また妊娠することは難しいだろう」と告げ、大妃を安心させた。続いて大妃は、ムアン大君(ユン・サンヒョン)が賤民出身の女性との間で子どもを設けたことを問い詰め、ムアン大君は「僕の子どもと、愛する女性を守りたい。チョウォルと結婚する」と話した。「必要であれば、大君の地位も捨てる」とし、王は「熟考してみる」と答えた。ムアン大君のことを攻撃した大妃の攻撃に、ファリョンも黙ってはいなかった。御医を呼び、世子嬪の薬にこっそりと手を出し、流産させようとした大妃の行動を暴露し、世子嬪が妊娠中であることが明らかになった。大妃は「私がこのまま退くと思いますか?」と怒ったが、ファリョンは「多くの人が大妃が犯したことのため苦しめられた」とし、「なのにこんなに堂々としていられますか?」と立ち向かった。しかし、大妃は「私は勝者です。彼らは敗北した代価を払ったのです。真実を明かしたって世の中は変わりません」と、罪を反省する様子を見せなかった。ファリョンは「変わらないかも知れないが、きっと前と同じではないでしょう」と話した。ボゴム君(キム・ミンギ)は世子を手伝い、自身の能力を見せた。ファリョンは、テイン世子と世子の悔しい死を明かす資料を渡し、苦悩する王のイ・ホに「過去のことを明かしたとしても、殿下が聖君であるその事実だけは絶対に変わりません。私が知っており、天が知っており、この国の民たちが知っているでしょう」と話した。続いて「もうその荷は下ろして、自由になってください」と話した。テイン世子と世子が毒殺された事実を歴史に残して欲しいと哀願した。それが子どもたちを守る道だと付け加えた。これにイ・ホは結局、テイン世子がどうやって死んだのか、真実を明かすことを決めた。しかし、大妃は「証拠があるのか?」と聞き、反撃に出た。これにイ・ホは「あの夜、僕がすべて見ました。母上が始めたこの悲劇を、私が終わりにします」と、自分が証人だと話した。「もう目をそむくことはできない。結局自分の息子が死んだ。これ以上誰も犠牲にするわけにはいかない」と付け加えた。「自分のためを思うなら、これ以上何もしないでください」と話し、大妃は「この母を本当に罰することができますか?」と聞いた。イ・ホは「はい。王であるなら、当然そのようにしないと」と答え、大妃は涙を呑んだ。結局、テイン世子の母親ユン氏は復権され、テイン世子を死に至らせた大妃は幽閉され、結局悲惨な死を迎えた。世子になったソンナム大君(ムン・サンミン)は、チョンハと一緒に宮を見て回りながら、愛を育む姿を見せた。ウィソン君は斬刑を逃れ、自分の母親ファン貴人(オク・ジャヨン)の世話をしながら暮らしていくことになった。ケソン大君(ユ・ソンホ)は、「新しい世界が見たい」と宮を離れる選択をし、ファリョンは涙を見せながらも、息子の意思を応援した。
ユン・サンヒョン「シュルプ」出演の感想を明かす“キム・ヘス先輩との1分1秒が大切だった”
俳優のユン・サンヒョンが、tvN土日ドラマ「シュルプ」の最終回を控えて出演の感想を明かした。12月4日、ユン・サンヒョンは所属事務所のHODU&Uエンターテインメントを通じて「ムアン大君と一緒に幸せな時間を過ごした。親、兄弟、妻、子どもに対する愛でいっぱいだったムアン大君の純粋な心が視聴者の皆さんにしっかり届いていることを願う」と放送終了の感想を伝えた。ユン・サンヒョンは劇中ムアン大君を演じ、好評を得た。彼は「素敵な先輩たちとご一緒させていただき、たくさんのことを学び、感じた現場だった。ムアン大君として生きた時間が忘れられないと思う」と作品に対する愛情を表した。続いて監督と作家に対して「監督と作家さんのすごさを感じ、尊敬するようになった。一緒に仕事ができて光栄だった」と感謝を伝えた。ユン・サンヒョンは共に泣いて笑った大君たちと王子たちに「同じ夢を見る同年代と共演できたことが大切な経験になった。記憶に長く残りそうだ。王子たちの素敵な未来が楽しみだ」と明かした。特に彼は、母親でファリョン役のキム・ヘスについて「キム・ヘス先輩との現場は1分1秒が大切な時間だった。たくさんのことを教えてくださり、気を配ってくださった。素敵な俳優で、素晴らしい人だ。僕の演技人生の第一歩を先輩と一緒に始めることができて幸せだった」と話した。最後にユン・サンヒョンは、ムアンを愛してくれた視聴者に「これからより多くの作品で皆さんにお会いしたい。多彩なユン・サンヒョンをお見せできるように努力する。楽しみにしていただきたい」と挨拶した。
「シュルプ」キム・ヘス、キム・ジェボムに怒り【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「シュルプ」でキム・ヘスが、世子を殺した真犯人に怒った。3日に韓国で放送されたtvN土日ドラマ「シュルプ」では、世子(ペ・イニョク)殺害事件の真犯人であるクォン医官(キム・ジェボム)を捜し出し、中殿のファリョン(キム・ヘス)が皇太子を殺した理由を問い詰めた。困惑したクォン医官は、落ち着いて涙もなく自分に向かって近づいてくる中殿のファリョンを見た。クォン医官は中殿に「全部知りたいか」と尋ねた。ファリョンは、「可哀想に死んでいった私の息子のためなら皆知っておかなければならない」と言った。クォン医官は「最初はそのつもりはなかった。ところが、血虛厥(ひどい貧血)だということを知ると、これは運命だと思った。それで薬草を少しずつ飲ませたら、私の手を離れた後に死んだ」と話した。するとファリョンは、「私はあなたを信じて私の子供を任せた。ところが、どうして私の前で、どうしてあえて、母親が見る前で子供を殺すことができるのか」と唇をかみしめ、あごを震わせながら大きな目を閉じずににらんだ。クォン医官は、無念に死んだ兄や他の兄弟たち、そしてすべてを失って泣かなければならなかったユン皇后(ソ・イスク)を思い出し、悔しさを叫んだ。ファリョンは「それでもあなたが罪のない我が子を殺した。あなたの恨みとは関係のない子供だった」と怒りをあらわにした。クォン医官は禁軍の足音でその場を離れようとしたが、ファリョンは「私の息子を殺した代価を必ず払わせる」と警告した。
「シュルプ」キム・ヘス、キム・ジェボムが犯した罪に気づく【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。キム・ヘスが世子(王の跡継ぎ)のペ・イニョクを殺した犯人がキム・ジェボムであることを推理した。韓国で27日に放送されたtvN「シュルプ」では、イム・ファリョン(キム・ヘス)がテイン世子の死を追跡する過程で、自身の息子で世子(ペ・イニョク)を殺した人物がクォン医官(キム・ジェボム)であるという事実を知った。彼女はテイン世子の死と世子の死が密接な関係にあることを知り、テイン世子の死を追跡しようとした。しかし、イ・ホ(チェ・ウォニョン)は「テイン世子の死を追跡しないでほしい」と言った。イム・ファリョンは、クォン医官に世子を殺した毒の正体を調べることを命じた。彼は、イム・ファリョンを混乱させるため世子を殺した本当の毒を含め、3つを持っていった。イム・ファリョンは偶然ににがり(苦汁) を飲んで自殺した女中の死体を見ることになった。そして銀のかんざしからもにがりが検出されていないことを見て、自身の息子を殺した毒の正体がにがりであることを知った。これと共に、パク・ギョンウ(キム・スンス)を通じて家藏史草(歴史を記録した文書)を見ることになった。イム・ファリョンはテイン世子の死をイ・ホが知っているという事実まで知ることになった。彼女は世子とテイン世子を殺した毒がにがりだということを、ユン皇后(ソ・イスク)に知らせに行った。イム・ファリョンはユン皇后の家で見たイ・イクヒョンがクォン医官であるという事実に気づき、クォン医官が世子を殺したことに気づいた。そして「あなたの息子が私の息子を毒殺した事実を知っていたか。イ・イクヒョンは世子の死で終わらないだろう」と憤った。ユン皇后は「分かったとしても止めなかったと思う。大妃が始めたことだ。どうして私がそれを終わらせなければならないのか」と答えた。イム・ファリョンはテイン世子の検案書の原本を探すため内医院を捜索するクォン医官と出会い、新しい展開を予告した。