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ユン・ヒョンリョル

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  • 【PHOTO】god ソン・ホヨン&キム・ダヒョン&BOYFRIEND ジョンミンら、ミュージカル「PESTE」プレスコールに出席

    【PHOTO】god ソン・ホヨン&キム・ダヒョン&BOYFRIEND ジョンミンら、ミュージカル「PESTE」プレスコールに出席

    27日午後、ミュージカル「PESTE」のプレスコールにgod ソン・ホヨン、ミュージカル俳優パク・ウンソク、キム・ダヒョン、FIESTAR リンジ、BOYFRIEND ジョンミン、ユン・ヒョンリョル、オ・ソヨン、ファン・ソクジョン、キム・スヨンらが出席した。ミュージカル「PESTE」はフランスの大文豪アルベール・カミュの小説を原作に、韓国大衆音楽の代表ミュージシャンであるソ・テジの歌をつづった創作ミュージカル。9月30日までLGアートセンターで公演される。

    マイデイリー
  • 【PHOTO】god ソン・ホヨンからBOYFRIEND ジョンミンまで、ミュージカル「PESTE」制作発表会に出席

    【PHOTO】god ソン・ホヨンからBOYFRIEND ジョンミンまで、ミュージカル「PESTE」制作発表会に出席

    30日午後、ソウル城東(ソンドン) 区にあるDI NOZZE CONVENTIONでgodのソン・ホヨン、キム・ダヒョン、FIESTARのリンジ、BOYFRIENDのジョンミン、ユン・ヒョンリョル、オ・ソヨンらがミュージカル「PESTE」の制作発表会に出席した。ミュージカル「PESTE」は、ソ・テジのヒット曲とフランス現代文学を代表する作家アルベール・カミュの小説「PESTE」を現代風に脚色した作品で、突然伝染病により予測不可能な事件に直面したとき現れる様々な人間群像やヒューマニズムを扱ったミュージカルだ。

    OSEN
  • f(x) ルナ&ユン・ヒョンリョル 、SM文化講演会「THE MOMENT」大盛況!音楽&トークが一つになった

    f(x) ルナ&ユン・ヒョンリョル 、SM文化講演会「THE MOMENT」大盛況!音楽&トークが一つになった

    ガールズグループf(x)のルナとミュージカル俳優ユン・ヒョンリョルが10日、「THE MOMENT」の初講演を盛況のうちに終えた。SMエンターテインメントの若い感覚を大事にした文化講演会「THE MOMENT」の3度目の講演者として登場したルナとユン・ヒョンリョルは、10日午後3時にソウル三成洞(サムソンドン)SMTOWN COEX ARTIUM THEATREにて開催された講演会で「THE MOMENT ― f(x) ルナ&ミュージカル俳優ユン・ヒョンリョル」を開催し、観客から熱い反響を呼んだ。この日ルナは、ミュージカル「イン・ザ・ハイツ」の「Everything I Know」を、ユン・ヒョンリョルは「ノートルダム・ド・パリ」の「ダンス・エスメラルダ」を熱唱し、2人がそれぞれ出演したミュージカルの代表曲で講演を始めた。続いて、ミュージカルを始めたきっかけ、初公演当時の感情や公演中に忘れられない失敗談、ミュージカルだけの魅力など、ミュージカルに関する多様な経験や考えを興味深く話し、音楽とトークが一つになった特別な講演で視聴者の関心を集めた。さらに、ルナとユン・ヒョンリョルはQ&Aコーナを設け、観客からのミュージカルに関する質問に答えたり、ミュージカル志望生の悩みに対して真剣にアドバイスしたり、コミュニケーションする時間も設け、注目を浴びた。「THE MOMENT」はSMのアーティストと特定分野の専門家が一つのテーマについて気楽にトークを交わし、交感する瞬間を参加者と共有するという意味が込められている。これに先立ち、EXOのスホとタレントでジャズボーカリストのイ・ドンウ、SHINeeのキーとデザイナーコ・テヨンが熱い反響の中で講演を行った。ルナとユン・ヒョンリョルの今回の講演まで成功に終えただけに、今後も「THE MOMENT」への関心が高まると見られる。ルナは29日から31日までの3日間、計3回にわたってソウルオリンピック公園オリンピックホールで開催される初の韓国単独コンサート「DIMENSION 4 Docking Station」の準備の真っ最中であり、ユン・ヒョンリョルは現在、ミュージカル「風邪と共に去りぬ」に出演している。

    10Asia
  • 来年元日から東京公演スタート!「光化門恋歌」制作発表に超新星 ソンジェら出演者登壇

    来年元日から東京公演スタート!「光化門恋歌」制作発表に超新星 ソンジェら出演者登壇

    2012年12月3日、明治座創業140周年記念となもなるミュージカル「光化門恋歌」の制作発表会が行われ、制作プロデューサーであるキム・ドンソン、過去のサンフン役 ユン・ヒョンリョル、ヨジュ役 リサ、ヒョヌ役を演じる超新星のソンジェが登壇した。「光化門恋歌」は、2011年韓国ミュージカル界の最高峰といわれる「第6回大邱ミュージカルアワード」にて大賞を受賞した作品で、時代を超え、国を越えて、人を愛することの尊さ・悲しみ、愛するが故に身を引いてしまうという、忘れられつつある「つつましい心の葛藤」も含んだ、美しくも切ないラブストーリー。公演には、ユン・ヒョンリョル、リサをはじめとする実力派ミュージカル俳優に加え、日本でも大人気のK-POPスター「超新星」のソンジェらの出演が実現し、1月1日の初日公演への期待が高まっている。制作発表の冒頭、リサとユン・ヒョンリョルが劇中歌である「彼女の笑い声だけ」と「少女」をそれぞれ圧倒的な歌唱力で歌い上げると、会場は大きな拍手で包まれた。その後の挨拶では時折笑顔も見せながら作品への思いや役柄について語り、初の東京公演へ期待が高まる制作発表となった。制作プロデューサー キム・ドンソン:人々は魂が込められているものに感動します。光化門恋歌は故イ・ヨンフン作曲家が10年前の存命中から準備したミュージカルでございます。彼の感性豊かな曲、そして彼の人生全てを注いだために、魂が込められたという作品だと皆さんに言えます。悩みの末に新しい価値を作ることができました。人が恋しくなるその時代の昔の愛の思い出と感性を呼び起こす、人間の肖像に出会えるというのはとても幸せなことだと思っております。私たちが追求しなければならない真の人生の姿が読める幸せな公演にみなさん、共感して応援してください。今回は特別に由緒正しい伝統のある明治座での公演が実現したことに対して光栄に思っております。音楽で日本と韓国は一つになれると思います。日本の皆さんに幸せになってくださいという意味を込めて、スタッフ一同、精一杯努めて参りますので、みなさま応援をお願い致します。過去のサンフン役 ユン・ヒョンリョル:この光化門恋歌について、皆さんにお運び頂きご覧頂いたとき、とても楽しく、また感動を受けられる作品だと思います。重要な部分は、公演が終わってからもとっても素晴らしい余韻が残るということを申し上げたいです。その感動というのは、とても率直で楽しく、そして感性豊かな感動がずっと長く残ります。ぜひ皆さんにはその余韻の感動を楽しんで頂きたいと思います。ヨジュ役 リサ:今回の作品ですが、ソウルで初公演の時からヨジュ役をずっと演じてきました。本当にこの作品は演じる俳優自身も感動のある作品でした。そしてとても歌が美しいんです。大阪公演に来て頂いたお客様も、言葉の全ては理解できないけれど、私たちと一緒にその時の雰囲気、その時の気分、その時のつらさ、美しさを全て感じ取って頂くことができて感動することができました。一緒に笑って一緒に泣いた、そんな公演でした。来年の一月からはこの東京で公演をすることが決まりましたが、皆さんもぜひ足をお運び頂いて、一緒に笑って、一緒に泣ける、そんな感動的な公演にしていきたいと思います。ヒョヌ役 ソンジェ(超新星):僕はこの作品に参加する前に、ソウル公演の時に一度拝見させていただきましたけれども、とても楽しくて感動した記憶があります。今回ご一緒できて、ミュージカルの大先輩を始め、K-POPの仲間とともに共演ができてとてもうれしく思っております。昨日大阪での公演が終わりましたが、これから東京で公演できることがとても嬉しいです。ぜひみなさんたくさんの関心を寄せていただいて、お誘い合わせの上ご来場くださいませ。ありがとうございました。―大阪公演を終えたばかりということで、きっと出演者の方々も仲良くなられたと思いますが、それぞれの印象を教えてください。ユン・ヒョンリョル:リサさんは、以前から他のミュージカルを拝見していたのでファンでした。また先輩歌手としてもずっと憧れていました。今回の「光化門恋歌」も共演できたらいいな、と思っていたので今回ご一緒できて、とても嬉しく光栄に思っています。ソンジェさんも共演してみますと、純粋で、ざっくばらんとしていて、とても性格が良くて、すぐに親しめるようなそんな性格でした。人気アイドルなのでスケジュールが忙しくて大変だと思うのですが、一生懸命稽古に参加しているのを見て、頼もしい後輩だと思っていました。リサ:ヒョンリョルさんは韓国ではミュージカル俳優としてとても有名な方なんです。けれども一度も作品をご一緒できなくて、どういう方なんだろう、どういう歌を歌われる方なんだろうと思っていました。今回ご一緒してみると、本当に素敵な声で歌がお上手でびっくりしました。舞台袖で彼の歌を聞いていると、本当に涙が出てしまうぐらい感動します。ヒョンリョルさんはミュージカル俳優になる前に私と同じく歌手としてデビューされていますので、親近感がとても沸き親しくなることができました。ソンジェさんも韓国でとても人気があって、また韓国よりも日本で人気があるということを聞きまして、どんな方なんだろうと思っていました。とても良い子で純粋で心が優しいので、これからもまた一緒に公演できることをとても嬉しく思っています。ソンジェ:お二方は韓国で有名なとても素晴らしい俳優ということは存じておりました。僕にとってヒョンリョルさんは音楽的にとても尊敬する方で、舞台以外でも、実の兄のようにリードしてくださいますので、役柄に入り込むことができます。お酒が好きなことなど共通点も多いので大好きです。稽古の時もたくさんアドバイスしてくださって、スムーズにお芝居ができるようにしてくださいます。リサさんとは、みなさんお忙しい方々ですのでなかなか揃ってのリハーサルができる機会というのはそんなに多くはなかったのですが、数回のリハーサルだけで呼吸をぴったり合わせることができました。それはリサさんが合わせてくださっていたのだと分かって、本当に素晴らしい俳優だと思いました。ご一緒できて光栄です。公演が始まるのがとても楽しみです。―「光化門恋歌」を日本で上演するにあたり、韓国公演とは違う意識や準備などはされましたか?キム・ドンソン:とても良い質問をありがとうございます。ミュージカルというのは、常に学び、新しくしていかなくてはならないと思います。日本ならではの準備、ということですが、主人公は俳優ではなく、お客様もしくはお客様とのコミュニケーションだと思っています。過去を舞台に現在の私たちを見つける、そのような作品です。とにかくご覧になって、そして幸せになっていただきたい。今回は若い方もたくさん出演されます。若いお客様にもその幸せが広まって、全ての人が幸せになるような作品に仕上げようと努力しています。―出演者の皆様に、役作りについてお伺いできますか?ヒョンリョル:私が演じるサンフンは現在のサンフンの思い出の中の若き日のサンフンなんですが、その彼は優秀なのですが、好きな人に思いを告げられない勇気のない人物です。しかし、愛するヨジュのために自ら身を引くところなど、広い心で包み込む、愛の深い人物だと解釈して役作りをしました。リサ:ヨジュはとても明るくてかわいくて天真爛漫な女性です。そのヨジュがヒョヌとサンフンの二人から愛されてしまう。その間で揺れ動くという、悲しくて感動的な愛を紡いでいく女性です。ソンジェ:ヒョヌは、愛についてはとても積極的で、男らしくリーダーシップも持っています。そんな中、とても尊敬している先輩と愛している女性との中で三角関係になってしまうんですが、劇中の台詞にもあるように「先輩のためには僕が持っている全てを与えることができる。けれども愛する女性だけは譲れない。」というような、とてもはっきりした役です。最初は役作りが難しかったのですが、先輩方から適切なアドバイスを頂いて、大阪公演で一生懸命つとめてまいりました。その結果、役にはまることができたと思います。東京公演ではよりアップグレードしたヒョヌをお見せできるようにしたいと思います。ありがとうございました。 明治座創業140周年記念 ミュージカル「光化門恋歌」(こうかもん・こいうた)日程:1月1日(火・祝)~27日(日)予定出演:現在のサンフン役/パク・ホサン、コ・ヨンビン過去のサンフン役/イ・チャンヒ、ユン・ヒョンリョル、ユンホ(東方神起)ヨジュ役/リサ、チャン・ウナヒョヌ役/ジオ(MBLAQ)、スンホ(MBLAQ)、ソンジェ(超新星)、キム・テフンジングク役/キム・テハンジョンスク役/キム・ヨンジュ、ヤン・コンニムジヨン役/キム・テフン、ヒョンシク(ZE:A)、チェ・ミンファン(FTISLAND)、ソンギュ(INFINITE)、ウヒョン(INFINITE)※配役はステージによって異なります。詳細は後日ホームページにて発表致します。※韓国語上演・日本語字幕ありチケット取扱:詳細は後日ホームページにて発表致します。・明治座ホームページ

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  • 「二都物語」ユン・ヒョンリョル“経験を着実に積み重ねなければいけない”

    「二都物語」ユン・ヒョンリョル“経験を着実に積み重ねなければいけない”

    ファンたちはユン・ヒョンリョルのことをコムリョル(韓国語で熊(コム)+ユン・ヒョンリョルのリョル)と呼んでいる。愚鈍な動きと洞窟で吠え叫ぶ獣のような声を出した「ノートルダム・ド・パリ」のカジモドを演じたためである。新しいミュージカルと新しい声、そして新しい顔。彼は「ノートルダム・ド・パリ」を通じて、失敗したアルバム1枚歌手(1枚のアルバムをリリースし失敗して諦めた歌手)からミュージカルの有望株になり2008年度の新人賞を席巻した。カジモドはユン・ヒョンリョルに与えられた最大の贈り物だったが、第一印象はなかなか消えないもっとも重い鎖でもあった。だが、2年間の公益勤務要員としての生活は、彼にもう一度幸せと意欲、そして客観的な視点を与えてくれた。その結果、一人の男として新しい人生を歩み始めた「二都物語」のシドニー・カートンは、より滑らかな音色と少し白々しい姿でユン・ヒョンリョルの新しい可能性を引き出してくれた。だから彼にもこのような歌を一度くらいは歌ってあげても良いだろう。「多才な熊!」(G-DRAGONの歌の歌詞)「お酒好きなキャラクターなので自分の酒癖をそのまま使っている」―このごろ、外国の時代劇がブームではあるが、デビューしてから今までほとんどかつらを脱いだ姿を見たことがない(笑) 「二都物語」のどんな魅力に惹かれたのか。ユン・ヒョンリョル:ワハハハ。今まで何度も時代劇をやっていたからだ。外国の時代劇が多いけど「二都物語」には、最近見られない正統性のようなものがある。多くの作品に出演したわけではないが、今までブロードウェイの作品をしたことがないので、その点でも惹かれた。それにドラマもいいけど、シドニー・カートンはキャラクターの変化がとても劇的なので、僕を多様に見せられると思ったからだ。人生の楽しみがただ酒を飲むことである、悲観的な男が愛で変化し、自分の家族だと信じていた人の代わりに命まで捨てる。ハムレットほど魅力的で、男性俳優なら誰もが演じたいと思う役だと思う。純粋に尽くす愛という点では「ノートルダム・ド・パリ」のカジモドと似ている部分もある。―召集解除後の新作だが、現代劇に対するロマンはなかったのか。ユン・ヒョンリョル:現代劇も良いけど、古典がなければ、現代劇もないから。公益勤務要員として務めていたときに見た作品の中で「ネクスト・トゥ・ノーマル」のゲイブは本当に演じてみたいと思った。演じたくなる役がだんだん増えて、それ以上公演を見るのを止めた(笑) ミュージカルはクラシックに基盤を置いた作品が多いけど、「ネクスト・トゥ・ノーマル」は音楽もとても現代的だったし、僕が歌手出身でもあり、実用音楽をやっていたので、より惹かれたようだ。もし僕が歌えたら、最高にできるだろうなと思った。ウハハ。―シドニーもカジモドに比べたら、とても滑らかに歌うスタイルだと思う。ユン・ヒョンリョル:カジモドは切なさを伝えなければならなかったので、声帯を縮めて低い声を引き立たせた。「モーツァルト!」の大主教は力強い声に、怒鳴らなければならないキャラクターだったし(笑) だから、今のシドニーの役は音域も楽で僕とよく合っている。(リュ)ジョンハン兄さんやチャールズ、ルーシーの役もみんな声楽を専攻していて、僕はそうじゃないから、かえってそれが僕の強みになると思った。ハスキーボイスで低音だから熊みたいに見えることもあるけど(笑) かえってそれがよりシドニーと合っていると思う。常にお酒に酔っている人の声が澄んでいるわけがないから。―前回、プレスコールのときも、常にお酒に酔っているキャラクターが難しくないと話したが(笑) ユン・ヒョンリョル:そのときの返事で結構苦労した(笑) でもお酒は好きだ。お酒だけに依存してはいけないけど、人間関係において確かに壁が消えるから。甘いものがあまり好きではないけど、ファンの方々がよくお花とケーキ、ドーナツのような物を買ってきてくれるので、甘いものよりお酒がほしいと言ったら、本当にお酒をくれた「頼りがいのある優秀なアシスタントをプレゼントします」という手紙と一緒に(笑) ―白々しくていい加減な姿は今までのユン・ヒョンリョルからまったく想像できなかった姿だった。ユン・ヒョンリョル:それで多くの方々が新鮮に思ってくれたり、一方ではぎこちなく思ったりする(笑) 悲観主義者だからと言ってすべての人が憂鬱だったり鋭敏ではないと思う。苦痛なとき、それを表に出さずに無関心なふりをする人も多い。僕の性格も少しその傾向があるので、僕が表現するシドニーも、ただ「そうだな~どうせ明日になれば会わない人だから~」のように率直に言って、他人をだますときはかえって不良のように行動したりもする(笑) 特にお酒が好きなキャラクターだから、自分の酒癖をそのまま使うときがある。掻いたり、どこでも座り込んだりするところを(笑) 「どんな公演をしても『本当にそうかな』と考えるタイプだ」―そんな男だった人が一人の女性に出会い、まともな人生を生きてみようと覚悟し、その家族のために代わりに死ぬということが、ストーリーの大きな軸であるが、簡単に理解できたのか。ユン・ヒョンリョル:代わりに死ねるのかは分からないが(笑) シドニーの気持ちは理解できる。シドニーはルーシーのことが好きではあるが、単純に女性のために死ぬと言うよりは、家族のために死ぬと言うのが正しいと思う。弁護士になるほどのサポートを受けていたので、貧乏ではないと思うが、シドニーはたぶん愛されなかった男だったのかもしれない。だからルーシーを通じて初めて温かい気持ちを感じ、彼女の娘まで人懐っこかったので、本当に家族になれたと思ったのだろう。小説ではシドニーの恋敵と言えるチャールズに友達になりたいと話しかける場面がある。死ぬ前に「彼女らは僕の家族になってくれた。だから戻してあげたい」という台詞がとても良い。―演技をしながら家族に対して深く考えると思うが、自分が良い息子、良い兄だと思っているのか。ユン・ヒョンリョル:離れているときは両親をよく思い浮かべるけど、いざ実際に会うと、5分も経たないうちに喧嘩してしまう(笑) でも、それが家族だと思う。僕を裏切る人ではないことを分かっているから、もっと頼ってしまう。その代わり妹には少し厳しい。親に反抗したりすると、容赦なく叱る(笑) 家族こそ、利害関係ではないので、一緒にいるとき優しくしてあげなければならない。―それなら家族の人生をぶち壊してシドニーの命まで奪ったチャールズが本当に憎らしいと思うことはなかったのか(笑) ユン・ヒョンリョル:家長がしっかりしてないと(笑) だけど、1週間前からチャールズよりルーシーに対して寂しい思いをした。チャールズが死ぬ危機に陥ったとき、早くここを逃げろと言ったら、(イム)ヘヨン姉さんの場合、「逃げないわ」と怒る。「こんな非情な女性がいるのか僕のことは全然気にしてないんだな。いっそのことあなたが代わりに死ねばいいんだ」と言っているようで(笑) 僕もそう考えてはいたものの、ルーシーが強引に押し付けている気がするときは本当に悲しい。それに、チャールズを助けた後、ルーシーがシドニーの手紙を読んでいるとき、家族はパパが来たことに喜んでいたけど、僕は一人で寂しく歌いながら退場する。そのときの気持ちは本当になんとも言えない。シドニーにとって本当に残酷な劇だ。その後、ルーシーや家族はシドニーに関しては一言も言わない。いったい誰のための死なのか!優しい女性に出会いたい。―ダブルキャスティングされたリュ・ジョンハンは、この作品を通じて正義と真実を語っていた(笑) ユン・ヒョンリョル:兄さんとその点も少し違う。断頭台に上がるシーンで兄さんはすでにイエスになっている状態だが僕は違う。それが似合うとは思わない。シドニーは理性的な人なので、死ぬしかないということを分かっているから、それを行動に移したと思う。だが、人間だから死を直面したとき、毅然としていられなかっただろう。それを克服する姿を見せたかった。みんなと別れて一人になったとき、人間として自分の人生を一度顧みると、震えたくなくても自然に呼吸が荒くなったり、手も震えると思った。どんな公演をしようが「本当にそうかな」と考えるタイプだ。「ジーザス・クライスト=スーパースター」でもゲッセマネが感動的なのは、イエスが死ななければならない瞬間、なぜそうならなければならないのかを苦悩していたからだと思う。そのような部分を表現したかった。―理解したと言っても、観客にそのまま伝えることはとても難しいと思う。ユン・ヒョンリョル:容易なことではない。特にミュージカルというジャンル自体がとても圧縮的でありながら、先に歌手として始めたので、演技をするとき足りない部分があることも事実だ。だけど、公演を休みながら新しいことが目に見え始めた。実は公益勤務要員の1年目までは、公演を観ると、歌いたくて、羨ましくて眠れないほどだった。公演が終わると、お酒を飲んでミュージカル公演で歌えないことを嘆いていたそうだ。公益勤務要員のくせに(笑) そうするうちにだんだん余裕ができで、心を空にしたら、観客の立場で公演を観ることができた。前は「僕のシーンだけうまくやればいい」と思っていたけど、今は全体の流れを考えるようになった。「国家代表!?」のキム・ヨンファ監督が学校の先輩だけど、以前こんな話をしてくれた。一番良い写真は自己意識が欠けている写真だと。その意味を今になって理解している。自分が見たいように見るのではなく、第3の目で見る自分のキャラクターを見つけなければならない。そのように演技をして歌うことが重要であることを思い知ることができた。―「二都物語」の中間検証をしたら、どの程度まで到達できたと思うのか。ユン・ヒョンリョル:いざやろうとしたらなかなか難しい(笑) そのようなことを考えていながらも、公演が始まるとまた、自分がやることだけ見える。でも努力している。ジョンハン兄さんの公演も頻繁に見ているけど、昔だったら、他の俳優の演技も真似したりしたけど、今はシドニーのことしか目に入らない。だから、どうすればシドニーがより可哀想に見えるかを研究したりする。「公益勤務要員を務めながら僕がやっていることがどんなに幸せなことなのかを改めて思い知ることができた」―軍隊生活が大きく役に立ったようだ(笑) ユン・ヒョンリョル:軍隊に行く前は、色々やることがたくさんあった。騙されてお金を取られたり、会社の問題で頭を抱えたことも多かったし、周りに私をわずらわせる人も多かった。俳優として曖昧な20代後半に軍隊へ行き、30歳になってまともに始めることができて、かえって良かったと思う。分別がついていなかったときに軍隊に行っていたら、ただおかしな軍隊ごっこをしたかもしれない(笑) 内面的な修行ができた。―公益勤務要員としての生活で一番新鮮なことは何だったのか。ユン・ヒョンリョル:公益勤務要員は軍隊生活ではなく、職場生活だから今まで僕がどんなに幸せだったのか思い知らせてくれた。やりたいこととお金を稼ぐことが一致していることが、どんなに幸せなことなのか知るようになった。僕は趣味も特技も歌で、仕事も歌と演技だ。もちろん情熱的に生きる人もたくさんいるけど、ほとんどの会社員はひたすら退勤時間と、給与の日を待ちながら生きている。僕は一度もお金を稼ぐためにミュージカルをやっていると思ったことはない。―これからはユン・ヒョンリョルを支えるキャリアをしっかりと積み重ねる時期だ。どのような基準を持って観客に会いたいのか。ユン・ヒョンリョル:演技的な面でたくさん学び披露することができるので、挑戦できる役を演じてみたい。今後、ソングスルーミュージカル(song-through:台詞が最小限で歌を中心に進行されるミュージカル)が増えると思うけど、演技を続けていきたい。ある程度知名度があるからやっているのではなく、本当に熱心にやっていることをお見せしたい。長い間生き残るためには、経験を着実に積み重ねておかなければならない。違う職業を持っている人たちが簡単にミュージカルをしていることが多いけど、作品は一人で作るものではなく、何十人の人がともに作り上げるものなのだ。だからそのような人はあまり気に入らないけど、そんなことを思っていると、僕も土台ができた俳優にならなければと思うようになった。―だが、何よりも歌うことが強みだから、その魅力を十分披露できる作品であなたの演技が見たい。ユン・ヒョンリョル:「ネクスト・トゥ・ノーマル」や「エリザベート」の場合、一度聴いてみて気に入る音楽ではないけど、とてつもない破壊力を持っている。そのような作品をして、僕も一度は「こんなに歌えるんだぞ」と見せたい(笑) だから、歌番組に出演することは良いと思う。僕のアルバムをもう一度作ることも課題である。与えられた条件がそんなに良くないけど、ミュージシャンはむしろ年を重ねるほど、より良い音楽を作れると思っているから、そんなに焦っていない。良いタイミングに良い曲が作れたらいいなと思っている。―最後に「二都物語」を通じてどんな物語を伝えたいのか。ユン・ヒョンリョル:家族に優しくしてあげよう(笑) 思ったよりとても家族向けのミュージカルかも。ワハハハ。死を勧めているわけではないけど、観客たちがミュージカルを見て、果たして自分は誰かのために命を捨てることができるのかを考えてみてほしい。

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