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ドリームハイ2

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  • 「ドリームハイ」プロジェクト終了…ペ・ヨンジュン&パク・ジニョンの「ホルリム」解散

    「ドリームハイ」プロジェクト終了…ペ・ヨンジュン&パク・ジニョンの「ホルリム」解散

    アジア文化コンテンツ会社キーイーストと、音楽制作・マネジメント会社JYPエンターテインメントが共同出資し設立したドラマ制作会社「ホルリム」が、最近解散した。キーイーストの関係者は25日午前、OSENに「ホルリムはドラマ『ドリームハイ』プロジェクトのために設立された有限会社だった。『ドリームハイ』の放送終了と同時にプロジェクトも終了し、今年5月、自然に整理された」と話した。キーイーストとJYPエンターテインメントは2009年、それぞれ50%ずつ出資してホルリムを設立し、ドラマ「ドリームハイ」と「ドリームハイ2」を制作した。特に「ドリームハイ」はmiss A スジやキム・スヒョンなどのビッグスターを作り上げ、収益を上げた。当時の関係者によると、ペ・ヨンジュンは演技指導や脚本のアイデア、パク・ジニョンはダンスや歌などのパフォーマンスを総括し、ドラマの制作に深く関与するなど、愛情を注いだという。

    OSEN
  • 君たちは知っているか?― 青春ドラマに見るロックスピリット ―

    君たちは知っているか?― 青春ドラマに見るロックスピリット ―

    KBS「ドリームハイ2」の主人公であるチン・ユジン(2AM ジヌン)は無礼な人物である。入試の面接を受ける時も、シン・ヘソン(カン・ソラ)の頼みを断る時も、彼は他人に配慮したり謙遜する姿をなかなか見せない。そして、ドラマはそういったチン・ユジンの性格について、彼の夢がロックバンドのミュージシャンということ以外、何の説明もしていない。友人が熱狂するアイドルに関して「音楽に対する情熱も感心もないくせに、他人の指示通り、同じように笑って同じような声で歌を歌うなんて、気持ち悪いと思わない? 人形じゃあるまいし」と必要以上に毒を吐いたり、「人間らしく自分がやりたい音楽をやりたい」と抱負を明かすチン・ユジンの態度には、彼がロック以外の音楽を無視して偏見を持つことを前提にしている。しかし、結果的にそれはチン・ユジンの視線ではなく、このドラマが持つバンドや音楽に対する常識である。高慢なチン・ユジンに元ロッカーだった校長のチュ・ジョンワン(クォン・ヘヒョ)は「私はロックに関しては少し知っているけれど、それってお腹空くジャンルだよ」と言う。ロックはお腹が空くことまで甘受するから孤高の音楽で、それを根拠にお腹がいっぱいになるアイドルの音楽を非難することが正当化されるのが、いわゆる「ドリームハイ2」が設定したロックスピリットだ。ドラマがロックバンドを見る時代錯誤的な視線ドラマの以外の音楽は活動形態の規定に関し自由になっているのに、ドラマの中にあるロックバンドだけが依然としてクリシェ(決まり文句)に従っている 「ドリームハイ2」と同じ日に放送を始めたtvN「美男<イケメン>バンド~キミに届けるピュアビート」も、あまり変わらない。富裕層の子供たちが通うチョンサン高校に強制的に転校することになったバンド「眼球浄化(目の保養になるほどのイケメンという意味)」のメンバーたちは皆貧しい家庭の子だ。品行は不良で、情緒不安定。メンバーたちのキャラクターはナレーションでしっかりと紹介されるが、一人一人の根本的な性格は似すぎたものである。そのため彼らはロックバンドに所属しているから他の生徒と見分けられるのではなく、貧しい家庭の出身という理由で差別を受ける。劇中の音楽対決において、チョンサン高校のバンド部はピアノで、バンド「眼球浄化」はエレキギターで対決するシーンはそういった意味で象徴的に思える。音楽的なインスピレーションを言い訳に女子生徒といちゃついたり、集団で暴力を振るったりする彼らではあるが、そういった行動の前に「眼球浄化」というバンドは善意を持った被害者の集まりである。それは、彼らが貧乏なのにも関わらず、金を担保にしない音楽を選んだロックバンドだからだ。ロックバンドの収益構造について話そうとしているわけではない。問題はその2つのドラマが共にロックバンドという題材を極めて平面的で時代錯誤的に活用しているということだ。ドラマではロックバンドをステレオタイプの中高年世代が持つ基準から脱した代案の題材として活用したがるが、もうロックミュージックと言えば独立性に繋げる時代ではない。従来のスターシステムにより成功を収めるアイドルバンドが韓国内外で登場し、現役のアイドルグループのメンバーがロックバンドを並行する場合もある。また、活動としてはアイドルだが、曲の制作に積極的に参加するのはもちろん、プライベートのファッションまで影響を及ぼすBIGBANGのG-DRAGONの場合、バンド活動をしているかどうかということに関係なく、ロックスターとしての地位を持つケースだと言える。ドラマの以外の音楽は、徐々にジャンルの区分やバンドという形から脱して自由に音楽を作り出し楽しんでいるのに、ドラマの中にあるロックバンドだけが依然として古臭いクリシェ(決まり文句)に従っているのだ。青春はそれほど甘いものではないもちろん、すべてのドラマが主人公の職業を現実的に描く必要はない。しかし、映画「楽しい人生」やSBS「カムバックマドンナ~私は伝説だ」のように、見る人の心を刺激したり主人公が全盛期を取り戻すことを夢見るストーリーではなく、10代の主人公を通して現代を生きる若者の話を描く作品が、現実をきちんと反映していないのは困る。 ロック以外に具体的なキャラクター設定ができていないチン・ユジンとバンド「眼球浄化」の音楽は、彼らのキャラクターや音楽から意味を探るためではなく、投資と世襲という資本主義の規則にひびを入れるため使われたに過ぎない。すなわち、ドラマの中でロックバンドは大人が設定したアンチテーゼ(反定立)に対照されるものや職業に代替されても構わない設定である。そのため、2作とも主人公のロックバンドが公演する途中、警察から制止されるシーンを見せたことには大きな意味がある。ドラマはロックバンドについて話したいわけでなく、ロックバンドの危険な騒ぎが必要なだけであったのだ。昨年放送されたKBS「TOPバンド」は視聴者にロックバンドの暮らし方についてありのままを伝え、現在放送中のMnet「OK PUNK」は大げさな表現などは使わずロックバンドをする楽しさをそのまま伝える。「ドリームハイ」のシーズン1でソン・サムドン(キム・スヒョン)は数多くの弱点を音楽を通して克服する人物だったし、「美男<イケメン>ラーメン店」は恋愛話を主に描く中でもラーメン屋という背景を無意味に放置することはなかった。番組でロックバンドのありのままの様子に近寄ることも、ドラマの中で主人公の職業に意味を与えることも、可能であることに間違いはない。そのため、革ジャンを着て、無愛想な性格で、反抗的だが一体何のためにそんな態度を見せるのか説明できないチン・ユジンとバンド「眼球浄化」こそが、他人の指示通り、同じように笑って同じ声で歌を歌うという今の状況に言い訳の余地がない。ロックバンドが人形でもあるまいし、黙って生きるには青春はそれほど甘いものではない。青春ドラマを見る視聴者の視線はさらに厳しいものなのだ。

    10Asia
  • 「棚ぼたのあなた」「優しい男」「ギャグコンサート」など…ドラマ、バラエティの天下が完成した2012年KBS総まとめ

    「棚ぼたのあなた」「優しい男」「ギャグコンサート」など…ドラマ、バラエティの天下が完成した2012年KBS総まとめ

    KBSは今年1年間、ドラマとバラエティで全般的に高い人気を得た。ドラマは水木と週末ドラマで他の放送局を圧倒し、バラエティは特に、日曜日の「ギャグコンサート」の活躍が目立った。今年のKBSドラマとバラエティを振り返ってみる。◆ドラマ―水木・週末は晴れ、月火・毎日は曇りKBS 2TV水木ドラマ、スタートダッシュはあまり良くなかった。1月4日から競争が始まったMBCのフュージョン時代劇「太陽を抱く月」に「乱暴なロマンス」は打ち勝つことができなかった。「太陽を抱く月」が40%を越える視聴率を記録し、国民的ドラマの座に着く間、「乱暴なロマンス」は5%の低い視聴率で静かに幕を下ろした。視聴率は低かったものの、評価は良かった。競争相手が悪かったのだ。しかし、「太陽を抱く月」の放送が終わると、水木ドラマの王座はKBSが手に入れた。「赤道の男」「カクシタル」「優しい男」まで、視聴率と話題性はすべてKBSのものだった。現在第6話まで放送されている「チョンウチ」も、水木ドラマ視聴率1位の座を守っている。週末ドラマもKBSの年と言っても過言ではないほど、良い成績を挙げた。特に40%を超える視聴率で国民的週末ドラマとなった「棚ぼたのあなた」は、シーワールド(夫の実家)という流行語まで生んだ。主・助演問わずすべての出演者が注目を浴びた。「棚ぼたのあなた」が成功したことでプレッシャーを抱えながらもスタートした「いとしのソヨン」も、女性視聴者の共感を得て善戦している。KBSはこれまで、週末ドラマで絶対的な強者だったキム・スヒョン、ムン・ヨンナムからイ・ジョンソン、パク・ジウン、ソ・ヒョンギョン脚本家たちの年齢層を大幅に下げる試みを通して、週末ドラマの脚本家の世代交代とともに若い週末ドラマを作るという目標を達成した。一方、月火ドラマは華麗なキャストとスタッフにも関わらず、低い成績で苦い後味を残した。人気アイドルのキャスティングでも低迷しているKBS 2TV月火ドラマの雰囲気を逆転させることはできなかった。月火ドラマ「ブレイン 愛と野望」の束の間の1位以降、「ドリームハイ2」「ラブレイン」「ビッグ~愛は奇跡~」「海雲台(ヘウンデ)の恋人たち」「ウララ・カップル」まで、人気監督と脚本家、トップスターがKBS 2TV月火ドラマに流れ込んだが、暗雲に覆われてしまった。「ウララ・カップル」に続いて放送されている「ゆれながら咲く花」が、10年前の「学校」シリーズの栄光を再現し、月火ドラマの呪いを解く救世主になれるかに関心が高まっている。同じ時間帯に競争作がないKBS 1TVの夕方毎日ドラマ(月~金曜日に放送されるドラマ)でもあまりいい反応が得られず、心残りとなった。「あなただけよ」「星も月もあなたへ」は、両方ともスタートは良かったが、後半に行くに連れて、方向性を失ったストーリー展開と無理な設定、マクチャン(日常では起こらないような出来事や事件が次々と起きる)などで視聴者の機嫌を損ねた。そんな中、「星も月もあなたへ」の後番組として放送されている「がんばれ、ミスターキム!」は、温かい題材と感動的なエピソードで毎回視聴者の気持ちを温かくしている。夕方の毎日ドラマに背を向けた視聴者までも戻ってきている。現在30%近い視聴率で善戦し、かつてKBS 1TVの夕方毎日ドラマの栄光を再現できるか、視聴者の期待が大きい。◆バラエティ―新旧が満遍なく人気、バラエティ王国へ2012年KBSバラエティは言葉の通り黄金期だった。毎週視聴率1位はもちろん、様々な流行語とパロディーが登場し、その人気を証明した。バラエティのパワーを証明するかのように、お笑いタレントのものだったコメディのステージに、今や俳優や歌手が顔を出し始めた。何よりもKBSバラエティは、古くからの番組も新しい番組も全般的に人気を得て、バラエティ王国となった。流行語を作り出す番組の代表は、断然「ギャグコンサート」だ。放送13年のバラエティ番組の威厳を誇示するかのように、「ギャグコンサート」は現在20%を越える視聴率を記録し、10週連続視聴率1位の座を守っている。今年も無数の流行語が作られた。「ギャグコンサート」のコーナー「非常対策委員会」のそう~?、だめ!ならびに、「コッキド」の~ダラムジュイ(~ダで終わる言葉の後ろにつけるダジャレ)、~カブリ(~カで終わる言葉の後ろにつけるダジャレ)、「メンブン(メンタルが崩壊するほど慌てること)スクール」の人間じゃありません、いやいや、それじゃなくて、「乞食の品格」の知りたい?知りたかったら500ウォンなどの流行語が相次いで誕生した。また、現実を反映する風刺ギャグが大きな人気を得た。「ネガジ」は外見至上主義社会を批判し、「甲乙カンパニー」は階級社会に置かれている会社員の苦渋を反映している。また、「勇敢な奴ら」は世の中に叫ぶ勇敢さと、しっかりとした考えのある発言で視聴者の大きな反響を得た。シーズン2の制作が知られ、期待と懸念を一身に受けた「ハッピーサンデー-1泊2日」シーズン2も放送から9ヶ月が過ぎた今、新メンバーと旧メンバーの調和がシーズン1とは違う面白さがあるという評価を受け、人気を得ている。しかし一方で、新しい番組の明暗は極端に分かれた。最近100回の特集として国民的トークショーの座を作った「国民トークショー アンニョンハセヨ」と、番組廃止となった「青春不敗2」がそうだ。2010年11月、パイロット番組(レギュラー化される前に制作されたテレビ番組)として放送された「国民トークショー アンニョンハセヨ」は、豪華出演者が売りのSBS「ヒーリングキャンプ~楽しいじゃないか~」との視聴率競争でも決して負けず、一般人の強いパワーを見せている。昨年11月、大阜島(テブド)に根拠地を決め、G5(miss A スジ、Jewelry キム・イェウォン、少女時代 ヒョヨン、KARA ジヨン、SISTAR ボラ)が軸となり、青春民宿を前面に出した「青春不敗2」。しかし、先月17日、ガールズグループの涙の中で1年間の放送を終えた。低い視聴率のためだった。もはやアイドルが視聴率を保障することはないということを気づかせてくれた。◆シットコム―復活の成績表とその可能性KBSシットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)が4年ぶりに復活した。スタートを切った「天女がいなきゃ?!」は少しだけ地上に降りてきた変わった天女の親子チェファ(ファン・ウスレ)とワンモ(シム・へジン)が天の羽衣を無くしたため、地上で暮らすことになったことで経験するハプニングを描いた。チャ・インピョが初めてコミカル演技に挑戦し、関心が高まったが、反応は微々たるものだった。「天女がいなきゃ?!」の後番組として放送されている「ファミリー」(旧「黙ってファミリー」)も初めは苦戦を強いられた。しかし、回を重ねるごとに自己最高視聴率を更新し、凄まじい底力を発揮している。最近、メインキャストはもちろん、年寄りと子供、周辺人物まで自分の居場所を見つけ、ヨル・ヒボン(パク・ヒボン)、チャ・ジホ(シム・ジホ)、ウ・ジユン(パク・ジユン)、アル(ミン・チャンギ)のラブラインが本格化し、面白さが高まっている。KBSシットコムの華麗なる復活になるかは「ファミリー」の活躍にかかっている。また、「ファミリー」後番組として知られている「一抹の純情」にも注目が集まっている。2組の夫婦と子供たちの愛と友情を描いたこの作品は、シットコム「オールドミスダイアリー」のチェ・スヨン脚本家とJTBC「清潭洞(チョンダムドン)に住んでいます」、映画「朝鮮名探偵 トリカブトの秘密」のイ・ナムギュ脚本家が執筆を担当したということだけでも視聴者の反応が熱い。

    TVレポート
  • 「花ざかりの君たちへ」「ドリームハイ2」…アイドルドラマの相次ぐ不振の理由は?

    「花ざかりの君たちへ」「ドリームハイ2」…アイドルドラマの相次ぐ不振の理由は?

    アイドルスターたちが、ステージではなくお茶の間で苦戦している。現在韓国で放送中のSBSドラマ「花ざかりの君たちへ」(脚本:イ・ヨンチョル、演出:チョン・ギサン)は、視聴率4~5%(AGBニールセン・メディアリサーチ、全国基準)にとどまり、同時間帯のドラマのうち最下位を記録している。これは、放送前にSHINeeのミンホ、f(x)のソルリを始め、イ・ヒョヌ、キム・ジウォン、ソ・ジュニョン、ZE:A グァンヒ、カン・ハヌルなど、若手スターたちが総集結して注目を集めたことと比較すると、とても残念な結果だ。このような結果は、単純に同時間帯のKBS 2TVドラマ「カクシタル」とMBCドラマ「アラン使道伝」のせいだけにするには無理がある。ふたつの作品は斬新なテーマと多彩なストーリー展開で好評を得ているが、「花ざかりの君たちへ」の不振の原因は外部より内部にあると思われる。「花ざかりの君たちへ」のような意外な不振は、今回が初めてではない。今年3月に最終回を迎えたKBS 2TVドラマ「ドリームハイ2」は、視聴率が2桁に及ばなかった。これは、2AMのジヌン、映画「サニー 永遠の仲間たち」のヒロインを演じたカン・ソラ、T-ARAのジヨン、新人だったJJ ProjectのJBなど、人気の若手スターたちの総出演と、miss Aのスジや2PMテギョン、俳優キム・スヒョンらが主演を務めた前作「ドリームハイ」の人気を考えれば、少々驚くべき結果だったと言える。最初に考えるべきなのは、高まる韓国ドラマのレベルと共に上昇する視聴者たちの作品セレクト水準だ。もはや視聴者は自分の好きなスターが出演するからという理由では作品を選ばない。俳優の演技力、ストーリー展開など、必須要素がすべて備わってこそ作品を選ぶ。「花ざかりの君たちへ」は、学園ドラマだという点を考慮しても目立つ、オーバーに作られた展開と誇張された演技がドラマへの集中の妨げになると評価されている。このような様子は、10代を除いた全ての視聴者層を引きつけられない。10代の子どもたちの多くはその時間帯にテレビを見ることが難しいため、このような展開は視聴率の不振の主要な原因だと指摘される。アイドルスターたちの出演作は、10代だけが主な視聴者層だという固定観念を捨てなければならない。某ドラマ制作関係者は、「学園ドラマに対する挑戦は、ドラマに必須な様子だ。さらに多くの視聴者に学園ドラマに対する関心を持たせるためには、陳腐なテーマと今までの学園ドラマで繰り返されてきた制作方式を脱しなければならない。演技者たちの好演とリアルな展開が合わされば、視聴者たちに選択されるようになる」と説明した。視聴者たちはこれ以上、面白くないドラマは見ない。それは賢くなった視聴者たちに一番最初にやって来た変化だ。例として、7月に最終回を迎えたSBS「追跡者 THE CHASER」は、いわゆるトップスターなしで成功した。「追跡者 THE CHASER」は、ソン・ヒョンジュ、キム・サンジュンに代表される俳優たちの演技力と深みのある展開で視聴率1位を独走した。KBS 2TVドラマ「赤道の男」もまた、オム・テウンの鳥肌が立つような名演技と興味深い展開で注目された。「赤道の男」は放送スタート前、イ・スンギとハ・ジウォン主演のMBCドラマ「キング~Two Hearts」、JYJユチョン主演のSBSドラマ「屋根部屋のプリンス」という同時間帯ドラマに比べれば劣勢だという評価を得ていたが、「面白い」という反応ひとつで名ドラマとして認められた。「花ざかりの君たちへ」と「ドリームハイ2」のようなドラマは、放送スタート前に最強ビジュアルドラマとして注目を集めた。ビジュアルを長所として利用しながら中身を固めることが、多くの視聴者たちの偏見を壊す近道ではないだろうか。

    マイデイリー
  • アイドルのドラマ主演起用、得か損か

    アイドルのドラマ主演起用、得か損か

    アイドルたちが本業の音楽の垣根を越え演技に挑戦するケースが多くなっている。以前は脇役か助演級でキャスティングされていたが、最近は主人公に起用されている。マルチメディアの時代を迎え、歌やダンス、バラエティだけではなく、演技までできる万能アイドルの時代が訪れたのである。彼らをドラマの主人公に起用するのは得か損か。得?アイドルが主役になるドラマの多くは、企画段階から10~20代の若い世代をターゲットとしている。ラブストーリーや学園ドラマでアイドルが主人公に起用されているのである。青少年の成長物語において憧れの存在のアイドルは、若い視聴者の夢を表現するに効果的な存在である。反応も大きく、夏・冬休みのシーズンになると、各テレビ局はアイドルが多く登場する学園ドラマを制作している。15日に韓国でスタートしたSBS水木ドラマ「花ざかりの君たちへ」は、高跳び金メダリストに会うために、体育男子高校に男装して偽装転校する少女の物語である。その爽やかな10代の主役を演じるのが、SHINee ミンホとf(x) ソルリである。また3月に終了したKBS 2TV月火ドラマ「ドリームハイ2」も芸術高校を舞台に夢に向かって奮闘する青少年の成長ストーリーを描いた。T-ARA ジヨン、2AM ジヌンなどが主役を務めたが、昨年のシーズン1では、miss A スジがアイドルグループメンバーとしては始めて主役に抜擢された。海外販売の面でもアイドルの主役起用は有効だという。5月に終わったKBS 2TV月火ドラマ「ラブレイン」は、アジアプリンスチャン・グンソクとともに少女時代のユナのアジアでの高い人気のお陰で、韓国での低い視聴率にも関わらず、海外販売額が約80億ウォン(5億5千万円)に上った。損?得があれば損もある。アイドルがドラマに出演すると、演技力不足の話題がいつもお茶の間の話題にのぼる。万能アイドルの時代だとはいえ、プロの役者と比べると至らない演技はアイドルたちに与えられた課題だろう。セリフ回しや感情表現などで少しでも不自然に見えると、厳しい声が上がる。アイドルへの関心が高いほど、冷静な評価もつきものである。さらにアイドルがいきなり主役に起用されることに対しても不満の声が上がっている。役者の場合、小さな役からスタートし、脇役を何回も演じた後、ようやく主役になるが、アイドルは高い人気のお陰で簡単に主役になるのである。これに対しては、ベテラン役者たちもインタビューなどで嘆いている。

    OSEN
  • 「屋根部屋のプリンス」から「ファッションキング」まで…ドラマの中の“あの方”を教師に!

    「屋根部屋のプリンス」から「ファッションキング」まで…ドラマの中の“あの方”を教師に!

    「屋根部屋のプリンス」イ・ガク-歴史&漢字の先生300年前の朝鮮時代から来たイ・ガク(JYJ ユチョン)先生は、考証を経た授業が行えそうだ。ネットユーザーの間で肅宗(スクチョン)と張禧嬪(チャン・ヒビン)の息子、景宗(キョンジョン)をモチーフにしているのではないかと推測されているイ・ガクは、1700年代前半までの歴史に詳しい。しかし、その後、特に近代・現代史は苦手だ。生まれつきの名筆で、漢字にも精通している。行儀の悪い学生は容赦しない。先生に食って掛かっては「この畜生が」「下賤な者め」などと、普通の先生の口からは出てこない華やかな悪口を言われることがある。体罰として結んだ両足の間に棒を入れてひねる拷問を受ける可能性も高い。推理にも長けているので先生を騙すことは不可能である。先生の日のプレゼントとしては甘いものがおすすめ。似たような人物として、同じ朝鮮時代から来た「イニョン王妃の男」キム・ブンド(チ・ヒョヌ)も歴史の先生として推薦できる。しかし、過去と現在を行き来するキャラクターなので、授業の途中で消える可能性もある。「ドリームハイ2」ヤン・ジンマン-英語の先生ヤン・ジンマン(パク・ジニョン)は英語の教師だが、音楽のほうに関心が高い。英語の発音においても、音楽的な発声をしなければいけないというのがヤン・ジンマン先生の教育方針だ。例えば、吸気と呼気を利用し、特にエフ(F)で始まる単語は「空気半分・音半分」で適当に発音する必要がある。しかし、何より大事なのは真心を込めること。先生の日のプレゼントとしては空気ご飯(韓国語の直訳でお代わりのご飯という意味で、「K-POPスター」という番組で空気の重要性を強調したことを皮肉っている)がおすすめ。パク・ジニョンは2009年、実際にネット学習会社で「JYPミュージック・イングリッシュ」という動画での英語講義をしたことがある。当時、パク・ジニョンは自らが選曲したポップソングの歌詞の意味、生活英語、重要な文法などを説明し、そのポップソングを歌った歌手と出会ったストーリーやニューヨークでの音楽活動に関するエピソードを聞かせた。「ファッションキング」カン・ヨンゴル-美術の先生カン・ヨンゴル(ユ・アイン)先生は生まれつきの天才ではない。その代わり、東大門(トンデムン)ファッション界でブランド物のコピーを作りながら学んだ美学を伝授してもらえる。何より毎日人並み外れたファッションを披露する先生の存在そのものが美学である。先生が好きで勉強に励むようになったという噂を実践に移せるはず。しかし、嫉妬深く子供っぽいところがあり、女性関係が複雑だ。すべての女性に優しいが、実際には誰も愛していないので、下手に恋に落ちるのは禁物。何より「ファッションキング」脚本家の特性上、いつどのように悲劇の結末を迎えるかわからない危険な先生だ。先生の日のプレゼントとしてはミシンがおすすめ。

    oh!my star
  • 「ドリームハイ2」JB&ジュニアがJJ Projectを結成

    「ドリームハイ2」JB&ジュニアがJJ Projectを結成

    JYPエンターテインメントが、今年初めに韓国で放送されたKBS「ドリームハイ2」に出演したJBとジュニアでJJ Projectを結成したと、16日に発表した。JYPは16日、JJ Projectの予告サイトで3枚の写真を公開し、これまで秘密裏に進めてきたJJ Projectの2人のメンバーを公開、メンバーはJBとジュニアだと公式発表した。公開された集合写真と個人写真2枚では、独特なレギンススタイルが視線を集め、愉快な2人の少年のお茶目な表情が印象的である。JYPは「JYP史上最も愉快なプロジェクトになるはず。ステージで披露する彼らの驚きのパフォーマンスと音楽を期待してほしい」と述べた。

    OSEN
  • カン・ソラ「イトゥクさん会いたい…気まずくなるのかな …」

    カン・ソラ「イトゥクさん会いたい…気まずくなるのかな …」

    「ドリームハイ2」の感想「まだ何もわからなかった。次回作はまだ」きびしい成長痛だった。ドラマ「ドクターチャンプ」で魅力を披露し、映画「サニー 永遠の仲間たち」ではカン・ソラという名前を知らせた。「私たち結婚しました」でバラエティ番組に出るようになり、KBS 2TVの「ドリームハイ2」では主演となった。文字通り順風満帆だった。しかし、「ドリームハイ2」がシーズン1に比べて低視聴率となり、カン・ソラも成長痛を経験することになった。一部から指摘された演技力への疑問で気苦労もあったが、行ったり来たりするキャラクターの中で重心を保とうと絶えず努力した。その結果、カン・ソラは興行で失敗したものの、それより貴重な現場の経験を得た。 4年の経験が残したもの「上手と好きは違う」「ドリームハイ2」が終わり、甘い休息を満喫している俳優カン・ソラに「Oh My Star」が会った。制服を脱いでミニスカート姿のカン・ソラは「きれい」「人形みたい」という周りからの言葉に「はあ?」とびっくりする。 「『ドリームハイ2』が終わって休養をしていました(笑) 運動もして友だちにも会いました。万感交々です。今思えば、もっとうまくできたんじゃないかと思います。ドラマの主演は始めてだったので。「ドリームハイ2」で知ったことを、予め知っていたならもっとうまくできたのに、という心残りもあります」カン・ソラは、自らを「当時は何も分からなかった」と評価した。 また「時間を戻せるのなら、より徹底的に準備していたはず」と述べる。「漠然として、一生懸命、楽しくやろうと思っていたが、体力的にも大変で、キャラクターに成りきることも難しかった。」と打ち明ける。そしてすぐ、カン・ソラは「準備が足りなかった自分のせい」だと謙遜した。デビュー4年目になる20代始めのこの女優は、自分の経験を土台にしてぐんと成長した。「最初は何でも出来ると感じていたようだ」と話し、「今は上手と好きを区分できるようになった」と述べた。また、今の自分の状態について「上手なことを探していく過程」と定義し、「生半可に知るようになって、かえってプレッシャーが増えた」と言う。「次の作品はまだ・・・フュージョン時代劇には挑戦してみたいです」カン・ソラは今まで後回しにしていた衣類のCMやグラビアの撮影をしている。ドラマが終わったばかりだが、もっとも良く言われるのは「次回作」に関する質問だ。一度呼吸を整えたので、再び跳躍するのでは、という意味からだ。最近映画「建築学概論」を見たというカン・ソラは、「時間が空くたび、他の映画やドラマをなるべきたくさん見ようとする」と語り始めた。伝統時代劇には自信が無いが、フュージョン時代劇には挑戦してみたいとのことも付け加えた。「次回作ですか?まだです。やりたいことも今はまだありません。私と近いキャラクターを演じるのが合っていると思います。「ドリームハイ2」のヘソンは私と最も遠かったです。飾りすぎず、無理やり何かをしなくても良い、そういう役がしたいです」「実は、大学に戻ったんですが、まだ出席は出来ていない状態です。(カン・ソラは、東国大学演劇学科3年の1学期に在学中) 学校に知り合いはそれほどいません。私のように休学してから戻ってきた男子の同級生だけが知り合いです。久しぶりに学校へ行くと後輩もたくさん増えるでしょうね」 「私たち結婚しました」を通じて、知らなかった自分を発見するカン・ソラに欠かせない質問、「私たち結婚しました」の話をしてみた。カン・ソラは「MBCのストライキ以後、イトゥクさんと会っていない」と話した。もし撮影が続いていたとしても、タイトな「ドリームハイ2」の撮影であまり多くの時間は過ごせなかったはず。カン・ソラは「ドラマ撮影の合間に『会おう』と思ったが、会えなった。また会ったら、よそよそしいのではないか、心配だったりする」と胸のうちを明かしてくれた。「『私たち結婚しました』が現実と違うって?カップルごとに長所と短所があります。私たちは私たちの年齢層の姿を見せるのが良いと思います。実際、現実的過ぎても良くないと思います。視聴者もたぶん、それを期待している訳ではないはずです。理想の恋愛と合わさっているじゃありませんか。」「『私たち結婚しました』を通じて、今まで知らなかった自分を発見することもあります。『こんなに料理が下手だったんだ』とか、『意外と女の子っぽい面があるんだ』とか。結婚ですか?ハハ・・・実は、私にはとても漠然としてます。しっくり来ません」暖かい春の到来を待つ心で「シャツのショッピング」に力を入れているというカン・ソラ。辛いときもあるが、エネルギー溢れる人たちと一緒に出来て、作品を見て楽しむ人々がいて、「俳優でよかった」と、これから5年後、30歳を目の前にしている頃の「俳優カン・ソラ」はどういう姿だろうか。「人々の期待に応えられる俳優になりたいです。『あの人が出演する』ことでその作品が見たくなったり、演技変身をすると言えば期待されたり。好奇心や関心を呼び起こす俳優だと言うべきでしょうか。『ありきたりな俳優』と言われるのが何よりも怖いです」

    oh!my star
  • パク・ソジュン、グラビア撮影で長い手足を見せ付ける

    パク・ソジュン、グラビア撮影で長い手足を見せ付ける

    パク・ソジュンが「ドリームハイ2」での活躍後すぐ、グラビア撮影でイメージチェンジした。21日、ファッションマガジン「VOGUE girl」は前日に放送終了したKBS 2TV月火ドラマ「ドリームハイ2」(チャン・ウンミ脚本、イ・ウンボク、モ・ワンイル演出)でアイドル顔負けの歌とダンスの実力を見せ付けたシウ役のパク・ソジュンが参加したユニークな魅力のグラビアを公開した。今回のグラビアで強烈なプリント衣装に面白いアイテムをミックスマッチして従来のイメージとは異なる魅力を発散した。何よりもなかなか着こなせないハーフパンツで長い脚を誇り、独特な衣装も自分だけのスタイルで完璧に着こなした姿は、ネットユーザーらの視線をひきつけた。特にグラビアのコンセプトに合わせて着用した帽子とアクセサリーはパク・ソジュンの新しい面を見せるに一役買っており、パク・ソジュンも衣装のコンセプトに合わせ様々なポーズと表情でプロに負けないほどの一面を見せ、視線をひきつけた。パク・ソジュンの新たな魅力を盛り込んだグラビアは「VOGUE girl」4月号で確認することができる。

    TVレポート
  • 「ドリームハイ2」AFTERSCHOOL カヒ“初めての作品だったのに、もう終わってしまいました”

    「ドリームハイ2」AFTERSCHOOL カヒ“初めての作品だったのに、もう終わってしまいました”

    AFTERSCHOOLのカヒがドラマ「ドリームハイ2」の放送終了の感想を伝えた。カヒは21日、所属事務所を通して「初めての作品だったのに、もう終わりだなんて。16話までどう過ごしてきたのか分からないですね」と名残惜しそうに伝えた。彼女は20日に放送終了となったKBS 2TV月火ドラマ「ドリームハイ2」(チャン・ウンミ脚本、イ・ウンボク、モ・ワンイル演出)で冷徹なOZエンターテインメントの理事で、キリン芸術高校のダンス先生ヒョン・ジス役として演技に挑戦した。カヒは「ジスは冷徹なキャラクターですが、ドラマが後半に行くにつれ、学生たちとアイドルの味方に立ち、彼らをかばおうとする性格も持っているため、それを生かしたかったんです。ジスもアイドルだったし、私も同じですから」と役割に対する愛情を表した。カヒは「ドリームハイ2」の放送終了後、来月27日から開かれるAFTERSCHOOL初の日本単独ツアーの練習に集中する予定だ。今回のコンサートは今月14日に発売された初の日本アルバム「PLAYGIRLZ」と同名タイトルで東京、名古屋、大阪を回る。

    TVレポート
  • 2AM ジヌンのドラマ撮影現場にファンが差し入れ

    2AM ジヌンのドラマ撮影現場にファンが差し入れ

    アイドルグループ2AMのジヌンのファンが、ドラマ「ドリームハイ2」の撮影現場にキャンピングカーで食事を差し入れた。 2日、KBS 2TV月火ドラマ「ドリームハイ2」の撮影現場には、ジヌンのファンが用意したキャンピングカーのケータリングサービスが届けられた。 ジヌンは「ファンの皆さまの心のこもった差し入れに感謝しています。ハードスケジュールの中で頑張っている僕たち出演者とスタッフにとって大きな力になりました。もっと頑張って撮影に励みたいと思います」と、差し入れを用意してくれたファンへ感謝の気持ちを伝えた。 ファンの心のこもった差し入れに撮影スタッフもいい作品を制作して応えたいと、一層撮影に精を出しているという。 5日放送の「ドリームハイ2」では、スーパーアイドルを選ぶ第3次オーディションであるプロポーズミッションが展開される予定。

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  • 「ドリームハイ2」まだ僕らの夢は叶っていない ― 見る?見ない?

    「ドリームハイ2」まだ僕らの夢は叶っていない ― 見る?見ない?

    主な出演者カン・ソラ(シン・へソン役)、ジヌン(チン・ユジン役)、パク・チヨン(リアン役)、JB(JB役)、ヒョリン(ナナ役)、パク・ジニョン(ヤン・チンマン役)ストーリー殺人的なケジュールをこなしている未成年芸能人に対する議論が白熱する中、それはキリン芸術高校にも影響を及ぼし始めた。財政破綻の危機に瀕しているキリン芸術高校を買収したOZ(オズ)エンターテインメントは学校に在学しない未成年芸能人と週30時間以上の労働を禁じる未成年者特別保護法の網をかいくぐるため、人気絶頂のアイドルグループであるハッシュとイドゥンのメンバーたちをキリン芸術高校に転校させる。キリン芸術高校で問題児と呼ばれているヘソンとユジン、そして彼らの前に突然現れた強力なライバルのリアンとJB。この4人とその仲間たちの生き残りをかけた戦いが今始まる。プレビュー昨年放送された「ドリームハイ」が自分の才能を探しながら夢に向かって挑戦するストーリーだったのに対して、今回の「ドリームハイ2」(脚本:ホ・ソンヘ、演出:イ・ウンボク、モ・ワンイル)では既にスターダムに上がったアイドルたちが、自分のアイデンティティを探していくストーリーを中心に物語が展開していく。今回ドラマを手がけたJYPエンターテインメントのチョン・ウク代表によると、このドラマは自己表現と外部から見られる自分の姿を強く意識する若き芸術家たちの成長物語であり、前作とは違うストーリーを作りたかったという。カンヌ国際映画祭の女王を夢見るリアンは、売れっ子ガールズグループのメンバーだが、演技は始めたばかりなので、演技力不足との批判を受けている。子役として子供時代から人気を博したが、その時に受けた心の傷がトラウマとなって、有名人になることにためらいを感じる天才ミュージシャンのユジン。その他にも、現役アイドルグループのハッシュとイドゥンがキリン芸術高校の生徒たちと対立する設定も、前編とは違うところだ。「前作とは違うメッセージをどのように伝えればいいのか分からず、長い間悩みました。なので確実な計画と正確な目標をきっちり立てて、取り組みました」というパク・ジニョンの言葉のように、「ドリーム・ハイ2」では前作とは違う新鮮さをはっきり見せることができるだろうか。見る?ドラマの大きな軸となる未成年者特別保護法や、T-ARAのジヨン、SISTARのヒョリンは、新人歌手のAileeが売れっ子ガールズグループ・ハッシュのメンバーとして出てくる現実との交差点で、前作で夢を叶えたアイドルのその後の姿を見せているのかもしれない。人気アイドルになったとはいえ、夢を全部叶えたわけじゃない。リアンのように自分の才能や現在持っている能力からは想像できない夢を抱いたり、発表する新曲が盗作だったことをライバルのユジンに気づかれてしまった人気アイドルグループ・イドゥンのメンバー JBの話のように、「ドリームハイ2」は夢と情熱に満ちたロマンチックな物語でもあるが、現実世界のアイドルが抱えている悩みをリアルに描いている物語でもある。現実世界のアイドルがアイドル役を演じるという新鮮でユニークなドラマ「ドリームハイ」が、内容も演出もさらにパワーアップして帰ってきたのだ。見ない?前作では出演者の演技力に対する批判の声が多かったが、「ドリームハイ2」でも、ドラマを引っ張っていくジヨンとジヌン、ヒョリン、JB、パク・ソジュン、カヒなど出演者のほとんどが、演技経験が乏しくドラマに出演したことがないため、今回も再び問題視されそうだ。また、前作ではドラマの雰囲気を盛り上げていたオム・ギジュン、イ・ビョンジュン、イ・ユンジなどが抜けた穴をキム・ジョンテ、クォン・ヘヒョの2人のベテラン俳優がどう埋めるかも気になるところだ。しかし、前作に比べて歌やダンスのシーンも確実に増えているというから、これは大いに期待できそうだ。

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