ラストスタンド
記事一覧
ハリウッドスターの来韓相次ぐ…映画にも“韓流”
米ハリウッドの有名俳優や監督が、最近次々と韓国を訪れている。数年前までハリウッドスターの来韓は年2~3回ほどだったが、昨年末にヒュー・ジャックマンやウォシャウスキー姉弟監督が、今年に入るとトム・クルーズやアーノルド・シュワルツェネッガー、ロバート・ゼメキス監督、今月6日にはレオナルド・ディカプリオが初来韓し、ファンを熱狂させた。韓国映画市場が成長ハリウッドが韓国に注目する背景として、急成長する韓国映画市場の存在が挙げられる。昨年の観客数は延べ1億9480万2244人で、前年から22%増加した。今年も2ヶ月間ですでに4580万人が映画館に足を運んだ。その一方で、韓国映画ヒットの陰に隠れ、ハリウッドの大作が興行に失敗するケースも少なくない。ハリウッド映画が韓国市場を独占する時代は過ぎ去り、マーケティングやプロモーションの努力が必要とされるようになってきた。ハリウッドのメジャースタジオは新作プロモーションの際、アジアでは日本や香港のイベントに俳優や監督を送ったものだが、最近は韓国をプロモーション拠点に挙げるケースも増えた。昨年末に「レ・ミゼラブル」公開に先駆け来韓した主演のヒュー・ジャックマンは、女子フィギュアスケートのキム・ヨナのファンだと告白するなど、韓国への関心をアピールした。これが初期の興行成績にも寄与したと評価される。メジャースタジオの一つ、20世紀フォックスからは先ごろ海外投資法人の代表が訪れ、韓国市場を注視していると強調している。韓国人監督・俳優が米進出韓国を代表する監督や俳優がハリウッドに相次ぎ進出していることも、韓国への関心を高める要因となっている。投資・配給会社や制作会社だけでなく、韓国の監督や俳優と接したハリウッドの映画関係者も韓国に関心を持ち始めた。映画「クラウド アトラス」で共同監督を務め、韓国人女優ペ・ドゥナを直接キャスティングしたウォシャウスキー姉弟と、ペ・ドゥナとの熱愛説まで飛び出した俳優のジム・スタージェスの場合、率先して来韓したといわれる。ウォシャウスキー姉弟はバラエティー番組にも出演した。韓国のキム・ジウン監督の「ラストスタンド」に主演したアーノルド・シュワルツェネッガーも自ら韓国訪問を申し出て、韓国ではキム監督の短編映画の撮影現場を訪ねている。パク・チャヌク監督のハリウッド進出作「イノセント・ガーデン」の主演女優ミア・ワシコウスカは、撮影当時から「パク監督の国に行ってみたい」と話していた通り、映画公開に先立ち韓国を訪れた。トップスターのトム・クルーズは今年初めに韓国を訪問。6回目となる今回は、釜山を訪れ名誉市民証を授与された。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズや「フォレスト・ガンプ 一期一会」で知られるロバート・ゼメキス監督は、先月18日に訪れた。「新作公開だけのために来たのではない。米国、特に私が住むカリフォルニアでは韓国の影響が強く、韓国には日ごろから関心があった」と話した。イ・ビョンホンが出演する「G.I.ジョー バック2リベンジ」の監督や俳優らは今月11日に来韓予定だ。今作ではイ・ビョンホンのシーンが増えた。
ハリウッドに進出した韓国の監督、低調な興行成績よりも貴重な意味
韓国映画が国内外で最高の全盛期を迎えている。昨年、韓国映画は観客1000万人を獲得した映画を2本も排出し、前例のない好況期を迎えた。今年の場合、新年が始まってわずか2ヶ月で観客動員数1000万人を突破した映画が誕生した。その映画は「7番房の奇跡」で、韓国映画の興行収入ランキング歴代5位を記録した。海外での韓国映画市場への意識も大きく変わった。映画プロモーションのためだけに韓国行きを選ぶほど、韓国市場が占める割合が大きくなった。昨年、韓国内ではなかなか見られなかったリース・ウィザースプーン、リーアム・ニーソン、ウィル・スミスなどが韓国を訪問し、今年は、アーノルド・シュワルツェネッガーが俳優として初めて韓国を訪問、レオナルド・ディカプリオも、初めての来韓を控えている。また、巨匠監督らの相次ぐ来韓ラッシュまで韓国映画市場は私たちだけのリーグではない世界をステージとした映画市場へと成長している。韓国映画のステータスが向上したと感じられる要因の一つが、ハリウッド発の韓国監督の作品である。韓国を代表するパク・チャヌク監督とキム・ジウン監督のハリウッド発の映画が逆輸入されたことで、韓国映画市場の雰囲気がさらに高まっている。ここに、二つの作品の主演俳優らが監督の国に特別な愛情を持って来韓し、韓国内はさらに熱狂している。このような雰囲気にもかかわらず、ハリウッド発の韓国監督の興行成績不調には残念さを隠せない。ボックスオフィスMojo基準で、キム・ジウン監督の「ラストスタンド」は、1月21日北米公開初週に9位を記録し、先月24日までに1202万6670ドル(約11億2100万円)の興行収入を上げた。アーノルド・シュワルツェネッガーのスキャンダルと米国内の銃乱射事件などの影響を無視できないが、製作費4500万ドル(約42億円)を投入したことを考えると残念な記録である。パク・チャヌク監督の「イノセント・ガーデン」は、興行成績がよい方だ。1日、北米地域の計7ヶ所で公開され、これまで15万8822ドル(約1480万円)の興行成績を上げた。劇場当たり平均2万2689ドル(約211万円)と、全国で一斉に上映された超大作「ジャックと天空の巨人」の平均成績(3525の劇場公開、平均7946ドル)よりも高い。公開初週の成績が発表されれば、もっとはっきり分かるだろうが、現在の成績では、良いスタートを切ったと言える。しかし、「ラストスタンド」と「イノセント・ガーデン」両方とも韓国の興行成績は芳しくない。韓国の観客の全幅的な支持を受け、独自の作品世界を構築してきた監督らだっただけに期待感が高かったのが事実。このような期待にも「ラストスタンド」は、公開日当日8位を記録し、「イノセント・ガーデン」は、公開初日4位を記録した。公開初日の順位が二つの作品の最高興行成績だ。このように映画の成績が低調な背景には、ハリウッド映画のコントラストが存在する。ハリウッドのシステムと資本は歓迎して当然だが、監督の権限は縮小された。忠武路(チュンムロ:韓国映画の中心地)で映画全般に大きな権限を発揮していた監督は、ハリウッドで縮小された権限の中で最大限の能力を発揮するしかなかった。そのため、一部では韓国内よりも監督のカラーをあまり発揮できなかったことに残念さを感じる人もいた。また、予想以上に韓国観客の反応が薄いのも興行低調の理由になった。映画関係者はハリウッド発韓国スター監督らの興行成績について「1月から興行していた韓国映画がまだボックスオフィスの上位圏にある。観客の立場ではまだ見る映画が多い」とし、「いくら韓国の監督の作品だとしても韓国映画よりも海外映画と考えているようだ。以前より韓国映画の興行成績が良いため、超大作ではない以上、海外映画の成績が低調なのも理由の一つだ」と見通した。それでも韓国の監督らのハリウッド進出は、それ自体が、大きな意味を持つ。韓国の映画監督らが映画の本場といわれるハリウッドのラブコールを受けたという事実だけでも注目に値する。さらに、相対的に狭くなった監督の権限の中でもキム・ジウン、あるいはパク・チャヌクスタイルの映画を公開したという点も、拍手を受けるに値する。韓国を代表する監督らは、韓国の現場の情熱と根気、現場であふれ出るアイデアを組み合わせできる行動力と決断力を持って、ハリウッドのシステムを経験した。二人の監督は、これを100%活用できなかったにも関わらず、ハリウッドで次回作の提案を受けている。今回の経験を土台に生まれる彼らの2つ目のハリウッド発映画が期待される理由だ。
【映画レビュー】「ラストスタンド」から見える「グッド・バッド・ウィアード」
ラスベガスのある静かな町。一人の警察官が道路にパトカーを止めて暇そうにドーナツを食べている。その瞬間、静寂を破る音が聞こえてくる。ものすごいスピードであっという間に過ぎ去った車。警察官は、スピード測定機を見て速度を確認する。目を疑うようなスピードだ。時速317km。「ラストスタンド」は、今から目にすることになる映画の長所が何かを知らせるかのように爽やかなスピードで幕を開ける。だが「ラストスタンド」が、「ワイルド・スピード」のように車のスピードに集中する映画だと誤解されては困る。「ラストスタンド」は、相反する二つのスピードがぶつかることで起こる衝突の話だ。「『ラストスタンド』に登場する、世界最速のスピードで逃走する麻薬組織のボスと、もしかすると世界で一番遅く、何も起こりそうにない田舎の国境の町の保安官が、生涯最悪の決闘を繰り広げるという設定が印象的だった」とキム・ジウン監督は明かし、「止めても突き破っていく者と来れば無条件に止める者、強力な技術で武装した者と拳銃さえまともに撃ったことのない平凡な人々の話が面白かった」と話した。キム・ジウン監督がこれまでに韓国で制作した長編映画、オムニバス映画、短編映画とハリウッドで作った「ラストスタンド」の共通点を見つけることは、この映画に対し初めて投げられる質問だ。「ラストスタンド」から見える「グッド・バッド・ウィアード」の記憶「ラストスタンド」から見えるスピード感のあるシーンは、キムチ・ウェスタンを掲げた「グッド・バッド・ウィアード」を連想させる。キム・ジウン監督が「グッド・バッド・ウィアード」で磨いたアクションシーンの構成能力は、「ラストスタンド」でも存分に発揮される。人物からも既視感を覚える。良い奴(GOOD)が保安官のレイ・オーウェンズ(アーノルド・シュワルツェネッガー)なら、悪い奴(BAD)はメキシコに脱走する麻薬王ガブリエル・コルテス(エドゥアルド・ノリエガ)であり、銃収集が趣味の変わり者キャラクター、ルイス・ディンカム(ジョニー・ノックスヴィル)は変な奴(WEIRD)に位置する。ルイス・ディンカムに「グッド・バッド・ウィアード」のユン・テグ(ソン・ガンホ)を連想させる羊毛の帽子を被らせたのは、自身の映画に関心のある観客だけに向けたキム・ジウンなりの冗談だったのかもしれない。イタリアの映画評論家Alessandro Barattiは、キム・ジウンを「アイデンティティに対する絶対的な問題を提起する監督」と評した。正体の分からない家族「クワイエット・ファミリー」、仮面の人物「反則王」、自分が何者なのかを尋ねる「箪笥」、壊れてしまった感情の混乱状態「甘い人生」、国を失った者たちの追って追われる活劇「グッド・バッド・ウィアード」、自身の内面と外面の悪魔を見ることになる男の破滅劇「悪魔を見た」まで、キム・ジウン監督が作った映画は絶えずアイデンティティについて問うている。「人類滅亡計画書」の「天上の被造物」、短編作品である「メモリーズ」、「カミングアウト」でも同じだ。だが、ハリウッドの嗜好に合わせて作られた「ラストスタンド」は、これまでのキム・ジウン映画に比べると彼の個性が薄くなっている。シナリオや演出など、多くの権限を与えられた韓国に比べて、雇われ監督となったハリウッドでは、自分だけの色を最初から見せることなど、事実上不可能だったのだろう。ハリウッドが、アジアを代表する監督であるジョン・ウーやツイ・ハークにも簡単に認めなかった裁量を、キム・ジウンに突然与えるわけがない。逆に「キム・ジウン監督がなぜ『ラストスタンド』を選んだのか?」を考えれば、彼がハリウッドで見せたかったことが何なのかが見えてくる。興味深い「真昼の決闘」と「リオ・ブラボー」を統合させた結果「ラストスタンド」は、決まった時間に町に来る悪党とそれを止める保安官の英雄譚で、明らかにフレッド・ジンネマン監督が作った西部劇の傑作「真昼の決闘」から借りてきた構図だ。「真昼の決闘」がずっと時計を見せ続けたのと同様に、「ラストスタンド」も意図的に時間を浮き彫りにする。だが、町を守ろうとする保安官を冷遇する街の人々を通して、マッカーシズム時代を批判的に描いた「真昼の決闘」とは違って、「ラストスタンド」は英雄という立場に対し相反した態度を見せる。むしろ「ラストスタンド」は、ハワード・ホークスが「真昼の決闘」の保安官を弱気だと批判しながら作った「リオ・ブラボー」の意見を受け入れている。英雄は英雄らしく行動すべきで、決して誰かに頼ってはいけないというハワード・ホークスの考えは、そのまま「ラストスタンド」の人物たちの行動に反映されて表れている。「ラストスタンド」のレイ・オーウェンズ保安官は、「奴が我々の町に来れば、私たちの責任になる」と話しながら正義を守るべき義務を強調する。彼は絶対に逃げず、町の人に助けを求めたりしない。これは唯一、保安官のような英雄が背負わなければならない使命である。「真昼の決闘」のラストシーンで保安官は自身のバッチを地面に投げ捨ててしまう。だが「ラストスタンド」では、主人を失った保安官のバッチが次の人に渡される。恐らくキム・ジウン監督は(悪に対抗し)善を守る人は、その人がいなくなっても次の人に受け継がれなければならないということが西部劇の理想だと思っていたのかもしれない。そのような面から見れば、彼の映画でずっと扱われてきたアイデンティティが「ラストスタンド」では、ジャンルのアイデンティティにまで拡大されたと解釈することもできる。キム・ジウン監督が「ラストスタンド」を選んだ理由は何だろうか? 確実な答えは彼だけが知っている。ただ「ラストスタンド」を通じ、キム・ジウン監督が最もアメリカ的なジャンルである西部劇の傑作2本を、一つの作品に統合する作業を実現させたかったことは察せられる。「ラストスタンド」は、もちろんアクションも素晴らしいが、それよりも先に言及した統合について高く評価したい。キム・ジウン監督初のハリウッド挑戦は、実に興味深い結果になった。
「ラストスタンド」「新しき世界」「怒りの倫理学」21日公開の映画3本、共通点は“キム・ジウンファミリー”
21日韓国で公開される3本の映画「ラストスタンド」「新しき世界」「怒りの倫理学」には共通点がある。演出を担当した監督が皆、キム・ジウン監督と関連している人物なのだ。アーノルド・シュワルツェネッガーが出演した映画「ラストスタンド」を演出したキム・ジウン監督は、名実ともに韓国を代表する監督の一人だ。彼はハリウッドへの初進出作「ラストスタンド」を通じて世界的な監督となる準備を着実に整えている。そんな彼に、嬉しさと不安が入り混じるニュースがある。以前一緒に映画を作っていた後輩監督たちと同じ日に映画を公開することになり、色んな面で対決することになったのだ。映画「新しき世界」を演出したパク・フンジョン監督は、キム・ジウン監督の映画「悪魔を見た」の脚本を手がけており、「怒りの倫理学」で監督デビューしたパク・ミョンラン監督は、キム・ジウン監督の演出部出身である。特にパク・ミョンラン監督は、先月30日に開かれた制作発表会でこのことについて、「キム・ジウン監督からはただ『よく見た』と言われそうだ」と謙遜する姿を見せていた。特別な縁のある3人の映画が並ぶことでシナジー効果を生み出し、興行面でも成功するかどうか、今後の成り行きが注目される。
アーノルド・シュワルツェネッガー、キム・ジウン監督を訪問“韓国の撮影場でどんな話を?”
映画「ラストスタンド」の二人の主役がハリウッドではなく韓国で再会した。「ラストスタンド」の主演俳優アーノルド・シュワルツェネッガーが、19日午後京畿道(キョンギド)華城(ファソン)市の長安(チャンアン)面にある映画「Hide&Seek」(仮題)の撮影現場を訪れた。この作品はキム・ジウン監督が「ラストスタンド」後に手掛ける短編映画だ。この日、アーノルド・シュワルツェネッガーは、キム・ジウン監督を見て両手を広げハグし、握手をするなど、アクションヒーローらしい豪爽な一面を見せた。また、キム・ジウン監督がScreenX(フレームをスクリーンだけに限定せず、上映館の空間全体を利用してドームスクリーンのような視野を作り出すマルチプロジェクション技術)で制作する映画について話し合い、映画業界の人間として関心を示した。通訳を介して話し合った二人は、キム・ジウン監督が現在撮影中である映画意外に、二人の作品である「ラストスタンド」についても話し合った。アーノルド・シュワルツェネッガーは、B級アニメーションを感じさせたアメリカ版の映画ポスターとは異なり、カリスマ性溢れる姿が表現された韓国版ポスターについて興味を示し、韓国で好評を得ている話や韓国だけではなく外国での映画に関する評価について話しながら「今まで出演してきた作品の中で最も良い評価を得た映画の一つ」と話したりした。また、自ら用意してきたビビンパを食べながら、キム・ジウン監督とビビンパの食べ方について話し合うなど、和気藹々とした時間を過ごしたという。厚い友情を見せたアーノルド・シュワルツェネッガーとキム・ジウン監督は20日午前、ソウル汝矣島(ヨイド)コンラッドホテルで開かれる訪韓記念記者会見で再会する。
キム・ジウン監督「marie claire Film Award」でパイオニア賞を受賞
映画「ラストスタンド」で韓国人監督として初めてハリウッド進出という快挙を成し遂げたキム・ジウン監督が、「marie claire Film&Music Festival」で開催される「marie claire Film Award」で監督賞であるパイオニア賞を受賞した。20日から26日まで開催される「marie claire Film&Music Festival」は、開幕作「アンナ・カレーニナ」を皮切りに、19作品の映画と9チームのミュージシャンが参加する文化イベントだ。授賞式は、開幕日である20日午後7時半、CGV清潭(チョンダム)シネシティのプライベートシネマで行われる。パイオニア賞は、時計ブランドであるハミルトンが主催する賞で、開拓者という名にふさわしい初の受賞者として、キム・ジウン監督が選ばれた。「marie claire Film&Music Festival」のオ・ドンジン執行委員長はこれについて、「韓国映画界はこの10年間、海外市場、特にハリウッド進出を目標にしてきた。キム・ジウン監督の今回のハリウッド進出で、韓国映画産業の新たな道が切り開かれた」と話した。キム・ジウン監督は、1998年映画「クワイエット・ファミリー」を通じてコミカル残酷劇という新たなジャンルを作り出し、デビューした。過去15年間、多くの作品を通じて特有の映像美とスタイリッシュな感覚を披露し、昨年はアジア系の監督として初めて、アメリカ映画人組合(Filmmakers Alliance)が選ぶ次世代監督賞(Vision Award)を受賞した。開幕式のイベントには、実力派ロックバンドのアンニョンパダの祝賀コンサートを皮切りに、国内外の映画関係者たちが大勢参席する予定だ。「marie claire Film&Music Festival」の映画上映はCGV清潭シネシティのビートボックス館、コンサートはCGV清潭シネシティのM CUBEで行われ、20日から26日まで開催される。映画のチケット予約はCGV、marie claireホームページから行うことができる。
【PHOTO】シン・ミナ「ラストスタンド」の試写会に出席“まばゆい笑顔”
女優のシン・ミナが13日の午後、ソウル城東(ソンドン)区杏堂洞(ヘンダンドン)CGV往十里(ワンシムニ)店で行われた映画「ラストスタンド」(監督:キム・ジウン)のVIP試写会に登場した。「ラストスタンド」はヘリコプターより早いチューニング・スーパーカーに乗ってメキシコの国境に向けて疾走する麻薬王と、誰も止められない彼を阻止しなければならない小さな国境の村の保安官との間で起きる生涯最悪の血戦を描いた作品で、韓国で今月21日に公開される。
【PHOTO】チソン「ラストスタンド」の試写会に出席“女優顔負けの色白な肌”
俳優のチソンが13日の午後、ソウル城東(ソンドン)区杏堂洞(ヘンダンドン)CGV往十里(ワンシムニ)店で行われた映画「ラストスタンド」(監督:キム・ジウン)のVIP試写会に登場した。「ラストスタンド」はヘリより早いチューニング・スーパーカーに乗ってメキシコの国境に向けて疾走する麻薬王と、誰も止めることのできない彼を阻止しなければならない小さな国境の村の保安官との間で起きる生涯最悪の血戦を描いた作品で、韓国で今月21日に公開される。
【PHOTO】ク・ヘソン「ラストスタンド」の試写会に出席“輝くオーラ”
女優のク・ヘソンが13日の午後、ソウル城東(ソンドン)区杏堂洞(ヘンダンドン)CGV往十里(ワンシムニ)店で行われた映画「ラストスタンド」(監督:キム・ジウン)のVIP試写会に登場した。「ラストスタンド」はヘリコプターより早いチューニング・スーパーカーに乗ってメキシコの国境に向けて疾走する麻薬王と、誰も止められない彼を阻止しなければならない小さな国境の村の保安官との間で起きる生涯最悪の血戦を描いた作品で、韓国で今月21日に公開される。
【PHOTO】イ・ビョンホン「ラストスタンド」の試写会に出席“優しいカリスマ”
俳優イ・ビョンホンが13日午後、ソウル城東(ソンドン)区杏堂洞(ヘンダンドン)CGV往十里(ワンシムニ)店で開かれた映画「ラストスタンド」(監督:キム・ジウン)のVIP試写会で、フォトセッションに応じている。「ラストスタンド」はヘリコプターより早いチューニング・スーパーカーに乗ってメキシコの国境に向けて疾走する麻薬王と、誰にも防げなかった彼を防がなければならない小さな国境の町の保安官の間で起きる人生最悪の決闘を描いた作品。韓国で今月21日に公開される。
キム・ジウン監督のハリウッド進出作「ラストスタンド」…当初はリーアム・ニーソン主演だった?
アーノルド・シュワルツェネッガー主演の映画「ラストスタンド」でハリウッドデビューを果たしたキム・ジウン監督が、当初はリーアム・ニーソン主演で企画されていたことを明かした。13日午後、ソウル城東(ソンドン)区杏堂洞(ヘンダンドン)往十里(ワンシムニ)CGVで映画「ラストスタンド」の記者懇談会が行なわれた。アメリカでは先月すでに公開されたが、韓国で公開されたのは今回が初めてだ。この日映画の上映後に行なわれた記者懇談会でキム・ジウン監督は、「アジアのホラーがハリウッドで流行っていた数年前、映画『箪笥』のようなホラー映画の演出のオファーがたくさんあった」と、かなり前からハリウッドからのオファーがあったと話した。だが、同じ題材の映画を立て続けて演出したくなかったキム・ジウン監督は機会をうかがっており、映画「グッド・バッド・ウィアード」以降、オファーを受けたのが「ラストスタンド」だったという。これに対してキム・ジウン監督は、「ハリウッドからのオファーは、ほとんど制作、主演、シナリオはパッケージで決定された状態で、監督は機能的な演出だけをする形で入ってきた。ハリウッドデビュー作だったので、なるべく僕のビジョンを反映できる状態でデビューしたかった」と語った。結局彼が選択したハリウッドデビュー作は「ラストスタンド」。しかし、当初は、今のアーノルド・シュワルツェネッガーではなく、リーアム・ニーソンが主人公にキャスティングされていたという。キム・ジウン監督は、「リーアム・ニーソンは映画『THE GREY 凍える太陽』(2012)と『96時間/リベンジ』(2012)の撮影のため、結局一緒に作業することができなかった。僕もずっと待っているわけにはいかなかったので、その間に映画『悪魔を見た』を撮影していた。結局スケジュールが合わず、主演俳優はシュワルツェネッガーへと交替された」と明かした。映画「ラストスタンド」は、10年ぶりにスクリーン復帰を果たしたしアーノルド・シュワルツェネッガーの新しい姿を描写することに大きな力を入れた。無敵のターミネーターというよりも、衰えた英雄に近い姿が描かれた。韓国で2月21日に公開、日本では4月27日に公開される予定だ。
イ・ビョンホン&チョン・ウソン&ソン・ガンホ、キム・ジウン監督のハリウッドデビュー作「ラストスタンド」を応援
韓国人監督のハリウッドデビュー作としてスタートを切ったキム・ジウン監督の「ラストスタンド」が韓国での公開を控えている中、彼の前作「グッド・バッド・ウィアード」に出演した俳優ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ウソンが応援メッセージを送った。キム・ジウン監督の2008年の作品である「グッド・バッド・ウィアード」に出演したソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ウソンは、キム・ジウン監督のハリウッドデビューと「ラストスタンド」の韓国公開を祝福しながらメッセージを伝えた。まずグッドのチョン・ウソンは「僕たちの世代のアクションヒーローであるアーノルド・シュワルツェネッガーとの作品を完成し、帰ってきたことをお祝いします。『ラストスタンド』がたくさんの韓国の観客たちから支持されることをお祈りします」と祝福のメッセージを送り、バッドのイ・ビョンホンは、「ハリウッド俳優たちのケミストリーはどんなものだったのか気になります。『ラストスタンド』の韓国公開を心からお祝い申し上げます」とし、映画に対する期待感を示した。最後にウィアードのソン・ガンホは「キム・ジウン監督はいつも停滞しているわけではなく、バリエーションに優れている方です。最もアメリカンなストーリーを、どのようにして興味深い映画に仕上げたのかとても気になります。たくさんの応援をお願いします」とし、キム・ジウン監督に対する賞賛と共に観客たちへのお願いの言葉を伝えた。3人の俳優は、忙しいスケジュールにもかかわらず、キム・ジウン監督への義理を立てるために、応援メッセージを送った。映画「ラストスタンド」はキム・ジウン監督のハリウッド進出作であると同時に、アーノルド・シュワルツェネッガーの10年ぶりのハリウッド復帰作として話題になった映画。韓国では21日に公開される。