マイ・リトル・ヒーロー
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30代を迎えたキム・レウォン、過去ではない現在を問う
ギリシャ文字の1番目と2番目の文字であるアルファとベータを合わせて、アルファベットという言葉ができたという説を思い浮かべてみる。またアルファは「始まり」を、オメガは「終わり」を象徴する言葉でもある。それではベータは?よく分からない。とにかくインタビューを通じて、スターの始まりと終わりを全て知り尽くすことはできない。実際、映画の話だけでもギリギリな時間だが、新しいことが無いのも事実だ。そこでスターの周辺の話をしてみたいと思った。誤解はしないように。排他的(韓国語でベータと発音が同じ)ではなく、ベータ的だ。スターに対する格別な愛情を盛り込んだという意味でもある。もちろん、映画の話も登場する。/編集者注「マイ・リトル・ヒーロー」青春スターの観点から見たら?両目をまっすぐ見つめると、アドレナリンが湧き上がり、心臓の鼓動が早くなる。たまにドラマや映画で見ていたそのキャラクターを思い出し、夜眠れなかったりする。青春スターとはそういう存在だ。そして俳優キム・レウォンは、十分この青春スターと呼べる俳優だった。その彼は、風邪で苦労していた。病院で吐いたりして本当に大変だったという。「そうか、スターも風を引くんだ」と思いながら、朦朧とした彼の目を見た。そう。焦点のない彼の目はより魅惑的だった。キム・レウォンが出演した映画「マイ・リトル・ヒーロー」は、彼が30代になって初めて選択した作品だった。ドラマ「千日の約束」での物足りなさから映画を渇望するようになり、ちょうどその時、子どもと共演する設定のシナリオを所属事務所の代表に頼んで手に入れた。参加を決めると、その後は順調だった。1ヶ月間ピアノと指揮の練習をしてからすぐ映画に参加した。ここで一つのポイントに集中してみた。それは青春スターの30代だ。「30代初の映画で、久しぶりの映画でした。映画は良かったですが、残念だったこともあります。今回の映画を終えて少し休もうと思ったのですが、下半期も頑張らなければいけないと思います。『あ、30代のキム・レウォンはこうなんだ』くらいは言われたかったです」キャラクターのインパクトは物足りない面もあったが「マイ・リトル・ヒーロー」は十分意味のある映画だった。もしかすると多文化という設定のせいで? いや、必ずしもそうだというわけではない。もちろん韓国社会できちんと取り上げても良さそうなテーマではあるが、他の観点から見ると、この映画は不安な韓国の若者の心理を反映しているとも言える。「チ・デハンが母性愛をくすぐる天使のようにうまく表現していました。僕の立場、若者の観点からも意味がありました。ユ・イルハン(映画でのキム・レウォンの役)という若者が成功して幸せを掴もうとするじゃないですか。欲張りで、とんでもないわがままを言ったりもします。若者が自らを犠牲にすることで、自分自身を癒す。そこで本当の意味を感じます。僕にとっては、これが映画のメッセージだと思います。周りに目を向けるようにすることが、映画のメッセージでもありますし、一方では困難な状況にある子どもの成長記でもあります。イ・ソンミン先輩が、役割はさておき、映画自体が好きだと言っていました。娘に勧めて一緒に観た映画はこれが初めてだと言っていました」映画に好感を持てるような部分が多かったので、キム・レウォンも撮影が楽しかったという。徹夜の撮影も楽しく、役者とスタッフの雰囲気も良かった。そのため映画の気運が良いということを感じたキム・レウォンは、忙しいスケジュールのため「マイ・リトル・ヒーロー」への参加を躊躇していたイ・グァンスに、心を決めるきっかけを提供した。「20代とは違う意味の情熱ができた」確かにキム・レウォンは達弁ではなかった。最近は、俳優でも演技がうまいだけでは不十分で、インタビューやあらゆる公式イベントの席で、自身の考えを上手に表現する能力も重要だ。しかし彼は、水が流れるように考えを表現し、整理していた。過去に戻ってみよう。青春ドラマ「私」「男の香り」「学校2」「屋根部屋のネコ」「アメノナカノ青空」など、ドラマと映画を行き来しながらデビュー初期を送っていた間、複数の俳優がキム・レウォンと共に注目を浴びた。俳優アン・ジェモ、ホ・ヨンラン、チェ・ガンヒ、イ・ヨウォンなどが彼と共に青春スターとして人気を博した。日頃、共演した俳優とマメに連絡を取ったりはしないというキム・レウォンに、デビュー当時を一緒に過ごした俳優たちについて尋ねた。お互いの関係を更に強固にし、当時を思い返すのもなかなか良いのではないかと思ったからだ。「チェ・ガンヒさんとアン・ジェモさんとは連絡をとっていますが、他の方々とは連絡していません。お互いに良い思い出として、それぞれの記憶の中に残っていると思います。それで他の作品で会ったりすると嬉しかったりします。以前コン・ヒョンジンさんが進行するラジオ番組に出演しました。質問をネットで受け付けましたが、一緒に共演した俳優友達が『久しぶり』と書き込んでいました。今は役者を辞めた友達でしたが、嬉しかったです」10代の後半、そして20代の半ばまで全盛期を謳歌したキム・レウォンは、30歳以後をどのように準備しているだろうか。30という年齢はもちろん若い時期ではある。「30歳の頃に」という歌のせいだろうか、それでも長い人生の観点から見ると、ターニングポイントとなる時期でもある。「デビュー当時は何も分からない状態でした。20代は情熱と意欲だけで、前だけを向いて一所懸命にしましたが、今は余裕を持って考えながら行きたいと思います。余裕と初心の両方を保てれば問題ないですよね(笑) これからは多少演技を楽しんでも良いのではないかと思います。毎回感じることが違いましたが、それでも『ひまわり』の時が一番きつくて、頑張ったと言えます。作品が終わってからも大変でした。抜けるのに数ヶ月がかかりました。登山をして、運動して、お酒を飲んでも大変でした。結局聖書を読みながら全部忘れ、新しく出発できました。特に計画と言えるほどのものはないと思います。地道に良い作品に参加することが重要です。タバコは減らすつもりです。20代の頃はもっとうまく、一生懸命にという心が先走りましたが、今はまた違う感じの情熱ができました。それだけ、違う意味で作品をしながら走れると思います」
Vol.2 ― 「マイ・リトル・ヒーロー」チョ・アン、キム・レウォンを引っ叩くシーンに“怖くて涙”
女優チョ・アンは、映画「マイ・リトル・ヒーロー」で大学の先輩と共演した。キム・レウォンのことである。2人は中央大学演劇映画科の先輩後輩の間柄で、この映画でお互いに対立しながらも、子供たちのために力を合せるアシスタントディレクターのソンヒと三流ミュージカル監督ユ・イルハン役で出演した。チョ・アンにとって、キム・レウォンとの共演は特別な経験だ。上下関係が厳しいことで噂の演劇映画科の先輩に対して、観客の代わりに勢いよく頬を引っ叩く演技をしなければならなかった彼女にとって、多方面で記憶に残る役にならざるを得ない。そして可愛いらしい多文化家庭(国際結婚家庭)の子供であるヨングァン役のチ・デハン、ソンジュン役のファン・ヨンヨンの出演も一役買った。チョ・アンは、映画序盤のキム・レウォンがとても小憎らしいという言葉に、「学校の先輩でもある。キム・レウォン先輩は演技がとても上手な方。私は小憎らしいという点に焦点を当てるよりも、本当に上手だと思った。小憎らしい演技が上手。もし小憎らしいならそのくらいだと思う。小憎らしさを可愛らしく上手く演じたのでは」と問い返した。続いて「周りの人たちから、『私が引っ叩いてやりたいくらいだったけど、本当によくやった』という話をたくさん聞く。あのシーンがそれほど誉められるとは思いもしなかった。あのシーンはすごく大変だった。先輩で、なんだかちょっと怖くて」と弱々しく語った。チョ・アンは頬を叩くシーンを撮影する前に、スライドさせながら叩く練習にも念を入れた。手加減を知らないチョ・アンだから、キム・レウォンの頬を叩く前に心配が先立った。またそうすると音があまり出ずに相手俳優にとっても痛みが減るため、チョ・アンの思いやりだったわけだ。彼女は「怖くて涙が少しずつ出た。学校の先輩でもあるから。先輩がとてもよくしてくれた。キム・レウォン先輩が本当によく面倒を見てくれたが、私がもともと学校の先輩に対して怖がる方だから」と、冗談めかして語った。チョ・アンは多文化家庭に対して特に色々と考えたことがなかったが、映画を見た後感じた点が多かったと語るキム・レウォンの言葉に言及した。彼女は「私もキム・レウォン先輩の言葉に同意する。私も多文化家庭の子供たちや東南アジアなどから来た労働者の人たちが差別的な待遇を受けていることに対して知っているし、それじゃだめだと思っていたけれど、子供たち(チ・デハン、ファン・ヨンヨン)と一緒にいて色々と考えるようになった。とても純粋で良い人たちが社会に出て、傷つくことを考えると胸がとても痛い」と語った。チョ・アンをはじめ「マイ・リトル・ヒーロー」のキム・ソンフン監督とキム・レウォンなどは、これから映画のように実際にも多文化家庭の子供たちであるチ・デハンとファン・ヨンヨンのための団体を作る予定だ。映画を撮影しながらもそうだったが、一時的な関心ではない未来のための道を開いてあげたいからだ。彼女は、「(多文化家庭の子供たちを)可哀想と思って見るのではなく、当たり前の存在だと思わなければならないと思う」と言いながら、同情ではない同等な視線で眺めてほしいとの願いを伝えた。また「徐々に刺激に慣れて、強いものを求めるようになる。刺激的な要素ではなく、温かい映画。温かい眼差しで見てくれたら嬉しい。私の中の敍情的な面に戻ることができる映画」である「マイ・リトル・ヒーロー」を通じて、寒い冬に観客たちの心が温かくなることを望んだ。「マイ・リトル・ヒーロー」は、見栄っ張りな三流監督ユ・イルハン(キム・レウォン)が人生の逆転を狙って参加した大型ミュージカルオーディション番組で優勝の確率ゼロの少年ヨングァン(チ・デハン)とパートナーになり、不可能な夢に挑戦していく過程を描いた映画だ。
Vol.1 ― チョ・アン「演技ですか?一番おもしろいけど、怖かったりもします」
チョ・アンは、今年デビュー14年目の女優だ。1999年、MBCミニシリーズ(毎週連続で2日間に2話ずつ放送されるドラマ)「初恋」に、エキストラで出演して演技を始めた後、ドラマと映画を行き来しながら様々なジャンルやキャラクターを演じた。映画「狐怪談」で、学校を恐怖に落とし入れる肥満の女子学生オム・ヘジュ、映画「重量★ガールズ キングコングを持ち上げろ!」で、重量挙げのコーチに突然スカウトされる田舍の少女ヨンジャ、時代劇「広開土太王」では、スパイの姫タムジュ役など、劇から劇へと異なる姿を披露し、今年は映画「マイ・リトル・ヒーロー」では、大ざっぱだが心温かいアシスタントディレクター、ソンヒ役を演じて見るものに温かさを伝える予定だ。チョ・アンは「演技が好きで始めた。演技ができることに対して感謝しているので、作品を選ぶにもあまり難しく考えない。共演する方々も重要だが、私の場合は、作品が作られていく過程を見ることも、映画がうまく完成することも好きだ」と明らかにした。続いて「『これはどうしたらいいだろう』『どんな風に撮影したらいいかな』というような場面では、共演者とシナリオの内容が良いかも重要だ。良いエネルギーを放つ映画やドラマが好きみたい。今回の『マイ・リトル・ヒーロー』は、2つとも満たされている。2つのうち、どちらか1つだけ当てはまったとしても問題なく撮影する方だが、今回は2つともうまく満たされていた。人間関係も良く、映画が目指すところも良かった」と説明した。演技に対する純粋な熱情を持つチョ・アンは、「カメラの前に立てば、何でもできるように感じる」と語る根っからの女優だ。しかし、今回の映画の撮影では、心残りもあった。劇中、ソンヒをもっとタフに表現したかったが、以前、1年間撮影した「広開土太王」での時代劇の台詞の言い回しが出ないようにと、慎重になり、ずいぶん気を遣ったという。チョ・アンは、「声を思う存分張り上げることができなかった。慎重に演じたので、思う存分できなかった部分があった。自分でも知らないうちに気を付けていたのが、個人的に残念だ」と悔しさをにじませた。しかしチョ・アンのタフさはいきすぎでも、物足りなくもなかった。これは劇中ソンヒが、多文化家庭(国際結婚家庭)の子供たちに見せる心遣いにも似ている。彼らを可哀相な人として見ず、そっぽを向かないためだ。チョ・アンは、「むしろ男女間の愛情演技より、子供たちとの演技の方が、より涙がこぼれる。年を取って母親役を演じると上手くできるのではないかと期待している」と話した。また「演技は、最も面白いことでありながら、最も怖いことでもある。精神的に辛い時、『こんなにまでして、この仕事をしなければならないのか』と思う時もあるが、たとえ大変でも、演技せずに幸せでいられる自信がない。とても好きで面白い。私にできることの中で、一番面白くて幸せなことなのに怖い。終りがない。すればするほど難しく、『どうして私はこれ以上できないんだろう』と数十回も自分を責めるが、また立ち上がる。好きだからそうなんだと思う」と話しながら目を輝かせた。チョ・アンが、タフだが心温かいアシスタントディレクター、ソンヒ役で出演した「マイ・リトル・ヒーロー」は、見栄張りな三流音楽監督ユ・イルハン(キム・レウォン)が人生の逆転を狙って参加した大型ミュージカルオーディション番組で、優勝の可能性ゼロの少年ヨングァン(チ・デハン)とパートナーになって、不可能な夢に挑戦していく過程を描いた映画だ。
キム・レウォンが太った理由を告白「アメリカでハンバーガーを食べすぎて15kg増」
俳優のキム・レウォンが太った理由について明かした。キム・レウォンが太った理由は韓国で14日に放送されたSBS「ヒーリングキャンプ~楽しいじゃないか~」(以下「ヒーリングキャンプ」)を通して公開された。「ヒーリングキャンプ」のMCたちが最近、映画「マイ・リトル・ヒーロー」のイベントで撮られた写真を見せながら太った理由を聞くと、キム・レウォンは「一週間前の姿」と明かした。続いてキム・レウォンは太った理由について「映画撮影を終えてから1ヶ月半ぐらい経ったが、アメリカで最後の撮影をした。そこで15kg太った。ハンバーガーをたくさん食べたようだ」と説明した。また、キム・レウォンは「周りから太った理由を聞かれると色んな言い訳をした。最初は『俳優が作品に出演しているとき、こんなに管理が出来てないのは問題があるが、僕は作品を終えている』と答えた。しかし、誰も反応してくれなかった。だから、『俳優は管理をしないといけないが、ルックスよりは内面の美しさを表現するために太った』に変えた」と関連エピソードを聞かせ、笑いを誘った。これを見たネットユーザーらは「キム・レウォンが太った理由があったんだ」「どこか変わって見えた」「キム・レウォンが太った理由、単純だね」「心が温まる微笑みはそのまま」「キム・レウォンが太った理由はハンバーガーだったんだ」など、様々な反応を示した。
【PHOTO】イ・グァンス「マイ・リトル・ヒーロー」のイベントに参加“エプロン姿もかっこいいでしょう?”
俳優イ・グァンスが11日午前、ソウル九老区(クログ)加里峰洞(カリボンドン)のKOREA SUPPORT CENTER FOR FOREIGN WORKERSで開かれた映画「マイ・リトル・ヒーロー」の「お弁当分かち合いイベント」でポーズを取っている。韓国料理ブランドbibigoが主催する今回のイベントは、映画「マイ・リトル・ヒーロー」で主人公を演じた多文化家庭の2世代俳優チ・デハン君の夢を応援することから始まり、第2のチ・デハン君を夢見る多文化家庭の子供たちを支援するために開催されたイベントだ。
「マイ・リトル・ヒーロー」キム・レウォン、いつのまにか30歳を越えた俳優の“無限の可能性”
振り返って見れば、キム・レウォンも青少年ドラマでデビューした俳優だ。あの時が1997年。そしていつのまにか30を越えた青年になったキム・レウォン(31)は、子役俳優と共演する叔父さん俳優になった。映画「マイ・リトル・ヒーロー」(監督:キム・ソンフン)で帰って来たキム・レウォンに、最近ソウル光化門(クァンファムン)にあるカフェで出会った。彼は焦っているように見えた。「何かを成し遂げなければならない」という強迫観念に強く押さえ付けられているかのように。30を越した年齢のせいだろうか。実際に、彼はインタビューの最中に「30代初めての映画」という表現を用いて「マイ・リトル・ヒーロー」を説明した。しかし彼の説明どおり、30代になったキム・レウォンの初めての主演映画「マイ・リトル・ヒーロー」は、キム・レウォンが演じたユ・イルハンよりは、多文化家庭(国際結婚家庭)の少年ヨングァン(チ・デハン)を中心とした感動ストーリーがさらに目立つ映画だ。俳優として重要な時期に、自らが輝く作品よりも人々の慰めとなる心温まるストーリーを選択した理由について彼は、自らを作品にとても影響を受ける俳優だと語った。この作品を選択した当時、彼はキム・スヒョン脚本家のドラマ「千日の約束」の影響からまだ脱することができずにいた。「当時は体調も悪くて、性格も暗かったんです。この頃はとても明るくなりました。私は優れた演技をする俳優ではありませんが、『ひまわり』を撮影してからはうつ病にかかるほど大変で、当時は聖書の力で打ち勝ちました。そしてまた『千日の約束』を撮影した後も、周りから『まだ抜け出すことができていない』という話をたくさん聞きました。『マイ・リトル・ヒーロー』の初回撮影の時も、監督が『今日はだめだろう。「千日の約束」がここに来ているね。ご飯でも食べに行こう』と言いました。その後は大変な努力を通じて、スタッフとも親しくなろうと明るい素振りを見せながら、ほぼ2~3日ほどで乗り越えました。私は敏感な俳優です。映画を見ただけでも影響をたくさん受けるタイプです。それで今回、この役目を演じてからは、明るくなったという話をたくさん聞きます」もちろんこれには、以前にはなかった楽な撮影環境の影響も大きかった。「映画を撮影しながら、こういったことは初めてでした。監督とは兄弟のように馬が合いました。そんな関係がなかったら撮影をする時、とても大変だったでしょうが、特に徹夜撮影も多い現場でしたが、まるで学校に通う時に制作する映画の作業のように、情熱と覇気で取り組んだ感じです」キム・レウォンは、気持ち良く撮影を終わらせても相変らず不安であるかのように、「なにしろ自らを責めるスタイルなので。明るくて図々しく、そして面白い演技をしばらくしませんでしたから。観客の方々が心を開いて、受け入れてくれるでしょうか?」と聞いてきた。彼に返した返事は、ユ・イルハンのように小憎らしい演技が彼の得意とするところだということ。だから心配はあまりしないでと言った。そして1997年にそうだったように、キム・レウォンは31歳の今も相変らず成すべきことが多い、無限の可能性を持った俳優だということだ。しかしこの言葉は、今まで成したことがないという話ではない。30代になってもっと深くなったキム・レウォンの心温まる映画「マイ・リトル・ヒーロー」は、韓国で9日に封切られる。
【PHOTO】キム・レウォン「マイ・リトル・ヒーロー」イベントに出席“自慢の長い脚”
俳優のキム・レウォンが7日午後、ソウル城東(ソンドン)区杏堂洞(ヘンダンドン)CGV往十里(ワンシムニ)で行われた映画「マイ・リトル・ヒーロー」(監督:キム・ソンフン、制作:チョイスカットピクチャーズ)の観客との対話イベントに入場している。映画「マイ・リトル・ヒーロー」は、見栄っ張りの三流音楽監督が人生逆転を狙って参加した大型ミュージカルオーディション番組で優勝確立ゼロの少年とパートナーになり、不可能な夢に挑戦していく過程を描いた映画で、韓国で今月10日に公開される。
2013年の映画界はイケメン vs 実力派俳優?それぞれの活躍に“注目”
2013年の映画界は強い男ブームを予告している。特に、カリスマ性溢れる実力派と魅力的なイケメン俳優たちが激突すると見られる。昨年の映画では女優たちの活躍が目立ったが、今年のラインアップは男性の香りが濃くなった傾向がある。果たして今年のシンドロームの主役は誰になるだろうか。韓国の投資配給会社4社を中心に分けてみると、CJ E&Mは「ベルリンファイル」のハ・ジョンウ、リュ・スンボム、ハン・ソッキュからスタートする。3人とも演技においてトップレベルと言える俳優たちだ。続いて、「伝説の拳」のファン・ジョンミン、「ザ・スパイ シークレット・ライズ」のソル・ギョング、「スノーピアサー」のソン・ガンホ、「AM 11:00」のチョン・ジェヨン、「殺人の疑惑」のキム・ガプスが実力派俳優リストに名を挙げる。一方、イケメン系としては「FLU 運命の36時間」のチャン・ヒョク、「カンチョリ」のユ・アイン、「物語」のオム・ギジュンがおり、「ブーメラン・ファミリー」のパク・ヘイル、「マルティニークからの祈り」のコ・ス、「サイコメトリー」のキム・ガンウとキム・ボムもいる。最初の映画は韓国で10日に公開されるキム・レウォン主演の「マイ・リトル・ヒーロー」だ。SHOWBOXは、特にイケメンの活躍が目立つ。企画の段階から関心を集めた「同窓生」「サスペクト 哀しき容疑者」「シークレット・ミッション」等、イケメンスパイ3部作がついにその姿を現す。主人公はそれぞれ、BIGBANGのT.O.P、コン・ユ、キム・スヒョンだ。「シークレット・ミッション」には、キム・スヒョン以外にもパク・ギウンとイ・ヒョヌが出演する。ここにはドラマから移ってきた映画界の期待の星である「ファイ」のヨ・ジングが加わる。信頼を与える実力派俳優としては「ファイ」のキム・ユンソク、「観相師」のソン・ガンホがいる。「シークレット・ミッション」のソン・ヒョンジュは、昨年「SBS演技大賞」を受賞し、映画界でもさらに注目されるものと見られる。9日に公開される「結界の男」のパク・シニャンは、コミカルな変身を見せる。ロッテでは「サウスバウンド/南へ走れ」のキム・ユンソクからスタートする。「怒りの倫理学」のクァク・ドウォン、チョ・ジヌン、イ・ジェフン、「ミナ文房具店」のポン・テギュ、「全国のど自慢」のキム・イングォン等が後に続く。「恋愛の温度」のイ・ミンギはもう一度独特な個性でロマンスを披露する予定だ。NEWの1月は「7番房の奇跡」のリュ・スンリョンで始まる。続いて2月に「新しき世界」のチェ・ミンシク、イ・ジョンジェ、ファン・ジョンミンが登場し、強烈な存在感をアピールすると見られる。まさに演技派の饗宴である。その他にもソン・ヒョンジュが主人公を務めたサスペンス映画「かくれんぼ」もあり、MBLAQのイ・ジュンが「俳優は俳優だ」を通じて初めて主演を務める。
キム・レウォン復帰作「マイ・リトル・ヒーロー」9日公開が確定
俳優キム・レウォンと、彼のリトル・ヒーローことヨングァン(チ・デハン)が見せる、心温まる感動映画「マイ・リトル・ヒーロー」(監督:キム・ソンフン)が、韓国で9日に公開されることが確定した。「マイ・リトル・ヒーロー」は、生意気な三流の音楽監督ユ・イルハン(キム・レウォン)が、人生の逆転を狙って参加した大型ミュージカルオーディション番組で優勝確立ゼロの少年ヨングァンとパートナーになってしまい、不可能なドリームプロジェクトに挑戦する過程を描いた作品だ。フィリピン出身の多文化家庭の少年ヨングァンは、世間の偏見の中でも夢に向かって挑戦していく少年だ。実際に、ヨングァン役を演じるチ・デハンはスリランカと韓国のハーフで、リアリティが倍増している。チ・デハンのほか、彼の友人ソンジュン役を演じる韓国とアフリカのハーフであるファン・ヨンヨンもまた、胸が熱くなる演技を見せる。さらに、キム・レウォンも真剣で男性美溢れる今までの姿を脱ぎ捨てて生意気な姿でカムバックし、ファンには嬉しいイメージチェンジを図る。また、ミュージカル「あなたの初恋探します」「スプリング・アウェイクニング」「スリル・ミー」などに出演した最高のミュージカル専門家たちが総出動し、「マイ・リトル・ヒーロー」だけの多彩な公演シーンを見せる。
【PHOTO】ソン・ジュンギ「マイ・リトル・ヒーロー」試写会に参加“魅力的な外見”
3日午後、ソウル往十里(ワンシムニ)CGVで行われた映画「マイ・リトル・ヒーロー」のVIP試写会で、ソン・ジュンギがフォトタイムを行なっている。映画「マイ・リトル・ヒーロー」は、見栄っ張りの三流音楽監督ユ・イルハンが人生の逆転を狙って参加した大型ミュージカルオーディション番組で、優勝確率ゼロの少年ヨングァン(チ・デハン)とパートナーとなり、不可能に見える夢に挑戦していく過程を描いた作品だ。4年ぶりにスクリーンに復帰したキム・レウォンは、劇中で根拠のない自信感に溢れ、口が達者な三流音楽監督を演じ、見栄っ張りの俗物キャラクターに変身する予定だ。「マイ・リトル・ヒーロー」は韓国で来年1月10日に公開される。
【PHOTO】パク・ユファン「マイ・リトル・ヒーロー」試写会に参加“キュートな笑顔”
3日午後、ソウル往十里(ワンシムニ)CGVで行われた映画「マイ・リトル・ヒーロー」のVIP試写会で、パク・ユファンがフォトタイムを行なっている。映画「マイ・リトル・ヒーロー」は、見栄っ張りの三流音楽監督ユ・イルハンが人生の逆転を狙って参加した大型ミュージカルオーディション番組で、優勝確率ゼロの少年ヨングァン(チ・デハン)とパートナーとなり、不可能に見える夢に挑戦していく過程を描いた作品だ。4年ぶりにスクリーンに復帰したキム・レウォンは、劇中で根拠のない自信感に溢れ、口が達者な三流音楽監督を演じ、見栄っ張りの俗物キャラクターに変身する予定だ。「マイ・リトル・ヒーロー」は韓国で9日に公開される。
【PHOTO】キム・レウォン「マイ・リトル・ヒーロー」メディア配給試写会に出席“明るい笑顔”
26日午後、ソウル往十里(ワンシムニ)CGVで開かれた映画「マイ・リトル・ヒーロー」(監督:キム・ソンフン)のメディア配給試写会にキム・レウォンが出席した。「マイ・リトル・ヒーロー」は見栄っ張りの三流音楽監督ユ・イルハンが人生の逆転を狙って参加した大型ミュージカルオーディション番組で、優勝確率ゼロの少年ヨングァン(チ・デハン)とパートナーとなり、不可能に見える夢に挑戦していく過程を描いた作品だ。4年ぶりにスクリーンに復帰したキム・レウォンは、劇中で根拠のない自信感に溢れ、口が達者な三流音楽監督を演じ、見栄っ張りの俗物キャラクターに変身する予定だ。「マイ・リトル・ヒーロー」は韓国で来年1月10日に公開される。