オ・ジョンセ
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アン・ジェウク「第16回KOREA DRAMA AWARDS」で大賞に⋯ビョン・ウソク&パク・ボヨンらも続々受賞
「第16回KOREA DRAMA AWARDS」の受賞者が発表された。KOREA DRAMA FESTIVAL組織委員会は、10月11日に慶尚南道(キョンサンナムド)晋州(チンジュ)市の慶南(キョンナム)文化芸術会館で「第16回KOREA DRAMA AWARDS」を開催した。「第16回KOREA DRAMA AWARDS」は、1年間、地上波とケーブル、総合編成チャンネル、OTT(動画配信サービス)など、韓国で放送された92本(PLEX ONソースデータ提供)のドラマ作品と俳優、制作陣を対象に授賞が行われる。今年も華やかな受賞者ラインナップで注目を集めた。この日、有力候補が名を連ねた人気賞6部門の授賞が行われた。ビョン・ウソクは「ホットスター賞」男性部門と「グローバルスター賞」を受賞し、2冠を達成した。続いて「ホットスター賞」女性部門はチョン・スビン、「マルチテイナー賞」はDKZのジェチャン、「ベストカップル賞」はGirl's Dayのヘリとチョン・スビン(「善意の競争」)、「ベストOST賞」は歌手のヨンタクの「分からない人生」がトロフィーを手にした。「第16回KOREA DRAMA AWARDS」の本賞7部門の主人公も全て公開された。「作品賞」はSBS「私たちの映画」が受賞した。「最優秀演技賞」男性部門はBTOBのソンジェ(「鬼宮」)、女性部門はパク・ボヨン(「未知のソウル」)、「優秀演技賞」男性部門はイ・ヒョヌク(「シャーク:ザ・ストーム」「元敬~欲望の王妃~」)、女性部門は宇宙少女のボナ(「鬼宮」)、そして「新人賞」男性部門はチュ・ヨンウ(「オク氏夫人伝」「巫女と彦星」)とホ・ナムジュン(「その電話が鳴るとき」「星がウワサするから」)、女性部門はチョン・スビン(「善意の競争」)とホン・ファヨン(「埋もれた心」「隠し味にはロマンス」「ランニングメイト」)が受賞した。このほか「功労賞」と「ヴィラン賞」「シーンスティーラー賞(男/女)」の授賞が続いた。まず「功労賞」は1961年KBS声優劇会第4期でデビューし、1964年に俳優に転身して今まで活発に活動を続けているキム・ヨンリムに贈られた。続いて「ヴィラン賞」はオ・ジョンセ(「グッドボーイ」)「シーンスティーラー賞」男性部門はイ・ヘヨン(「トリガー」「埋もれた心」)、女性部門はイ・ホジョン(「グッドボーイ」)が受賞した。待望の「第16回KOREA DRAMA AWARDS」の「大賞」は、俳優たちの熾烈な接戦の末、アン・ジェウクがトロフィーを手にした。アン・ジェウクは最高視聴率21.9%(ニールセン・コリア全国世帯基準)を記録した「トクスリ五兄弟をお願い」で、中年ロマンスの真髄を見せ、好評を得た。「第16回KOREA DRAMA AWARDS」は、19日まで10日間、慶尚南道文化芸術会館と南江(ナムガン)河川敷一帯で行われる「2025 KOREA DRAMA FESTIVAL」のメインイベントである。「2025 KOREA DRAMA FESTIVAL」は、KOREA DRAMA FESTIVAL組織委員会が主催し、文化体育観光部と慶尚南道晋州市の積極的な後援と支援のもとで開催されるフェスティバルだ。「2025 KOREA DRAMA FESTIVAL」は、19日まで人気ドラマのセットをそのまま移したようなドラマスクリプト体験フォトゾーン、ドラマヒストリー展示館、KDF広報ゾーン、「KDFミュージックフェスタ」など多様なプログラムで、会場を訪れる来場者に新たな体験を提供する予定だ。【「第16回KOREA DRAMA AWARDS」受賞者(作)リスト】◆大賞:アン・ジェウク(「トクスリ五兄弟をお願い」)◆作品賞:「私たちの映画」◆功労賞:キム・ヨンリム◆最優秀演技賞(男):ソンジェ(「鬼宮」)◆最優秀演技賞(女):パク・ボヨン(「未知のソウル」)◆優秀演技賞(男):イ・ヒョヌク(「元敬~欲望の王妃~」「シャーク:ザ・ストーム」)◆優秀演技賞(女):ボナ(「鬼宮」)◆新人賞(男):チュ・ヨンウ(「オク氏夫人伝」「巫女と彦星」)、ホ・ナムジュン(「その電話が鳴るとき」「星がウワサするから」)◆新人賞(女):チョン・スビン(「善意の競争」)、ホン・ファヨン(「埋もれた心」「隠し味にはロマンス」「ランニングメイト」)◆グローバルスター賞:ビョン・ウソク◆ホットスター賞(男):ビョン・ウソク◆ホットスター賞(女):チョン・スビン◆マルチテイナー賞:ジェチャン◆ベストカップル賞:ヘリ、チョン・スビン(「善意の競争」)◆ベストOST賞:ヨンタク「分からない人生」◆シーンスティーラー賞(男):イ・ヘヨン(「トリガー」「埋もれた心」)◆シーンスティーラー賞(女):イ・ホジョン(「グッドボーイ」)◆ヴィラン賞:オ・ジョンセ(「グッドボーイ」)

オ・ジョンセ「グッドボーイ」パク・ボゴムと共演“何でも楽しむ姿を見て刺激を受けた”
俳優オ・ジョンセにも限界はあるのだろうか。作品ごとに本当に同じ人物が演じているのかと思うほど新しいキャラクターと演技で視聴者を圧倒している。「グッドボーイ」でも、これまでになかった悪役像をしっかりした演技力で描き出した。「グッドボーイ」は特別採用で警察になったメダリストたちが、メダルの代わりに警察の身分証を首にかけて、不正と反則がはびこる世の中に立ち向かって戦うコミカルアクション青春捜査ドラマだ。同作でオ・ジョンセは、関税庁税関7級公務員のミン・ジュヨン役を演じた。ミン・ジュヨンは普通の悪役とは異なり、平凡な顔の裏に残酷さを隠し、権力の甘さの中毒になり、様々な犯罪でインソン市を支配する人物だった。オ・ジョンセは低音に無表情で、ミン・ジュヨンの残酷さを描いた。オ・ジョンセは「ミン・ジュヨンをどういう風に表現するか悩みました。普通全16話の場合は『犯人は誰だ?』『あの人が犯人だった』という構造になっているけれど、同作はこれまでとは違って最初から『俺が犯人だ』という感じで演技する人物だったので、どうすればいつも退屈でなく、グッドボーイたちに刺激を与えることができるだろうかとずっと悩みました」と明かした。また「ミン・ジュヨンが悪役という事実は知っていますが、ストーリーが進むにつれて『ここまで手を出したの』『こんな能力まであったの』『あの人とも手を組んだの』『この人の限界はどこまでか』と思われる感じでやってもいいのではないかと思いました」とつけ加えた。ビジュアル的にも様々な準備をしたという。オ・ジョンセは「当初は一番平凡な人物にしたらいいと思いました。ヘアスタイルをみると、関税庁のミン・ジュヨンはほとんど手入れをしていませんが、後半のミン・ジュヨンはスタッフがやってくださいました。そんなに変化はないように見えるけれど、後になって大きな変化がある方がいいと判断しました」とし「衣装も最大限ノーマルで、おじさんたちが着る服で一番高価なものを用意してほしいとお願いしました。ぱっと見た感じではただでもらっても着ないようなものに思えますが、黒いズボンは300~400万ウォン(約32万~42万円)くらいでした。それが高価には見えませんでしたが、ミン・ジュヨンはそのような服を着るだろうと思いました」と伝えた。ミン・ジュヨンの顔の傷についても悩んだというオ・ジョンセは、「第16話では悪魔のように見えたらと思いました」とし「グッドボーイたちに殴られてできた傷によって、ミン・ジュヨンの素顔が現れる感じで。そのような傷が集まって一つのイメージになってもいいと思いました。後半では傷だらけの顔を考えましたが、制作陣に相談したら、ドラマでずっと暴力的な表現が出てくると、視聴者に不快感を与えかねないと言われました。それで傷が早く治ってまた新しい傷ができる、傷が重なって怪物になるのではなく、新しい傷が何度もできることから僕の仮面が剥がれる感じで撮影しました」と説明した。アクションシーンについては「実はアクションシーンは、グッドボーイチームに比べると言及するのが申し訳ないほどでした。僕が自然に殴られるのが目標だったので、アクションシーンではグッドボーイチームが大変だったと思います。満足しています」とし、長銃を撃つシーンでは「ミン・ジュヨンについては節制された中で、暴力性や残酷さを表現するべきだと思いました。監督がミン・ジュヨンが銃を撃つ際、スローでたくさん撮ってくれたのですが、僕は目を開けて撃ったと思ったのに、確認すると目をつぶっていたんです。音に敏感だからか、結構驚いていました。あるシーンでは、爆薬を入れないで撮影もしました。大変だったけれど、監督に色々と配慮してもらいました」と伝えた。共演したパク・ボゴムから、学んだことにも言及した。オ・ジョンセは「基本的にある事件、エピソードよりも作品への態度から学びました。厳しい撮影現場でしたし、アクションも多く、心理的にも大変だったはずなのに、楽しくやっていました。現場を楽しんでいる感じがしました」とし「撮影現場でストレスを受けたり、外部的な問題は僕の責任ですから、基本的に撮影を楽しみたいと僕も思っています。一体いつまたこのメンバーたちとこのストーリーを撮影するチャンスがあるでしょうか。最後の作品だと考えて楽しまないと、と思う性格ですが、パク・ボゴムも楽しく、謙遜した姿で撮影している姿が印象に残りました」とパク・ボゴムを絶賛した。そして撮影のビハインドストーリーも伝えた。「氷点下の寒い時に、海の中で撮影するシーンもありました。僕は撮影の10秒前に入ろうとしていたのですが、彼は早くから海の中に入って待っていました。環境的にも厳しかったですが、そのような環境を楽しんでいて、僕も楽しまなきゃと刺激を受けました」と明かした。悪役のミン・ジュヨンではなく、グッドベンジャーズ(グッドボーイ+アベンジャーズ)としてグッドボーイに合流したと仮定したら、どんな役割に挑戦したいかという質問には「みんな魅力的ですが、僕にできないアクションはボゴムさんのボクシングだと思うので、ボクシングに挑戦してみたいです」と答えた。続けて「実は運動が得意だったんです。子供の頃の夢が運動選手でした」とし「サッカー、テコンドー、シルム(韓国の相撲)、長距離走が得意でした。僕は運動選手になると思っていたのですが、ある瞬間から運動と遠くなりました」とつけ加えた。

【PHOTO】チョン・ジヒョン、腹チラコーデで登場!カン・ドンウォンら、Disney+「北極星」制作発表会に出席(動画あり)
1日午前、ソウル鍾路(チョンノ)区にあるフォーシーズンズホテル・ソウルグランドボールルームにて、Disney+「北極星」の制作発表会が行われ、チョン・ジヒョン、カン・ドンウォン、イ・ミスク、パク・ヘジュン、キム・ヘスク、ユ・ジェミョン、オ・ジョンセ、イ・サンヒ、チュ・ジョンヒョク、キム・ヒウォン監督、ホ・ミョンヘン監督が出席した。本作は、外交官で元駐米大使として名声を築いてきたソ・ムンジュ(チョン・ジヒョン)が、大統領候補の銃撃事件の背後を追う中、彼女を守らなければならない国籍不明の国際特別捜査官のサンホ(カン・ドンウォン)とともに、韓国を脅かす巨大な真実に向き合う物語を描く。・チョン・ジヒョン&カン・ドンウォン主演のDisney+「北極星」キャラクター予告映像を公開・チョン・ジヒョン&カン・ドンウォン主演のDisney+「北極星」9月10日より配信スタート!ポスターも公開

【PHOTO】坂口健太郎&坂東龍汰&パク・ウンビンら「2025グローバルOTTアワード」レッドカーペットに登場
24日、釜山(プサン)海雲台(ヘウンデ)映画の殿堂で「2025 国際ストリーミングフェスティバル グローバルOTTアワード」授賞式のレッドカーペットイベントが行われ、坂口健太郎、坂東龍汰、パク・ウンビン、チュ・ジョンヒョク、元アナウンサーのイ・ヘソン、オ・ジョンセ、ヨム・ヘラン、ペ・ジョンオク、チェ・デフン、カン・ユソク、チョン・スビン、イ・スヒョン、ユン・ヒョンスク、台湾女優のリン・イーチェン、中国ドラマ「The First Frost」チームの中国俳優のバイ・ジンティン、ク・ウニョン監督、チィアン・サンランPD、トゥン・サンニPD、中国俳優のワン・チェンユェン、ツェン・ジンホア、サ・ペンウォン、タイ俳優のナタラノ・パラタヤポン、サンドリン・ピナ、「Born for the Spotlight」出演陣、香港俳優のAK、エリック・シャオ、全日本テレビ番組制作会社連盟理事長の福浦洋一、プロディミス・ヤノシュチュク監督、「化外之醫」制作チーム、フレデリック・メディナ・レエス監督、戸田洋介PD、矢部正人PD、Lunchが出席した。・BLACKPINK リサ&坂口健太郎、ベッドで密着も甘い雰囲気の2ショットを続々公開・パク・ウンビン&ヤン・セジョン、新ドラマ「恋は命がけ」出演を検討中ソン・イェジン主演の同名映画をリメイク

チョン・ジヒョン&カン・ドンウォン主演のDisney+「北極星」ポスターと予告映像を公開
Disney+のオリジナルシリーズ「北極星」が、新たなスパイロマンスの誕生を予告するポスターと予告映像を公開した。同作は、外交官で元駐米大使として声をはせたソ・ムンジュ(チョン・ジヒョン)が、大統領候補の銃撃事件の背後を追う中、彼女を守らなければならない国籍不明の国際特別捜査官のサンホ(カン・ドンウォン)とともに、韓国を脅かす巨大な真実に向き合う物語を描く。公開された予告ポスターは、闇の中から降り注ぐ数十個の光を背景に、同じ方向を見つめているムンジュとサンホの幻想的なビジュアルが視線を釘付けにする。ムンジュとサンホに向かって降り注ぐ光が、彼らが追わなければならない北極星なのか、彼らに向けた脅威と混乱なのか、好奇心を刺激する。「私たちはこの嵐を突き抜け、光が待つそこへ」というフレーズは、緊張の中で共に進2人の連結の瞬間を盛り込んだ。一緒に出演するというニュースだけでも大きな話題を呼び起こしたチョン・ジヒョンとカン・ドンウォンが見せる強烈なケミストリー(相手との相性)とスパイロマンスに対する期待をより一層高める。予告映像も巨大なスケールで目を引く。韓国・ソウル、統一を祈るミサの中、悲劇的な銃声が響き渡る。全世界を衝撃に陥れたその歴史的現場で、ムンジュとサンホは初めて向き合う。「これは君が思っているよりはるかに大きな事件だ」という台詞と共に、深い海の中で浮び上がった物体は、予測できない事件の展開を見せる。事態が急展開する米ホワイトハウスで国務次官補のアンダー・ソン(ジョン・ジョー)の姿と「今、嵐が来ている」というセリフは、韓国だけではなく全世界を揺るがす巨大な事件に対する好奇心をより一層高める。大統領候補の銃撃事件の背後にいる存在を明らかにするため、出馬を決心したムンジュとそんな彼女を守ろうと自身の身を投げるサンホをめぐる大規模なテロ事件が相次いで発生し、驚きとともに緊張感を高める。「あなたは誰ですか? どうして私のところに来ましたか」という複合的な感情が凝縮されたムンジュの淡々としたナレーションと、バス停で再び向き合った2人の姿は、今後彼らの関係とドラマがどのように展開していくのか、人々の想像力を刺激する。さらにイ・ミスク、パク・ヘジュン、キム・ヘスク、ユ・ジェミョン、オ・ジョンセなど、登場だけで強い存在感を見せつける俳優たちの姿は、視聴者の関心をより一層高めた。Disney+のオリジナルシリーズ「北極星」は9月10日(水)に3話、9月17日より毎週2話ずつエピソードを公開。全9話となっている。

放送終了「グッドボーイ」パク・ボゴム&キム・ソヒョンらが迎えた結末は?【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「グッドボーイ」でパク・ボゴムが、悪党のオ・ジョンセを逮捕し、痛快なエンディングを完成させた。韓国で20日に約8週間の長い道のりを終えた「グッドボーイ」最終回の視聴率は、全国8.1%、首都圏7.7%を記録し、自己最高記録を更新しながら有終の美を飾った(ニールセン・コリア提供、有料世帯基準)。この日、ミン・ジュヨン(オ・ジョンセ)は、自分が作ったインソン市のカルテルを壊すことにした。高官とグッドベンジャーズ(グッド+アベンジャーズ)を共に排除するために大規模の毒ガステロを起こした。あらゆる反則が横行する世の中、対抗して戦って勝つ方法のただ一つ、「誰もが反論できない完璧なKO勝ち」だけだった。強力特殊チームのユン・ドンジュ(パク・ボゴム)、チ・ハンナ(キム・ソヒョン)、キム・ジョンヒョン(イ・サンイ)、コ・マンシク(ホ・ソンテ)、シン・ジェホン(テ・ウォンソク)は身を投げ出す総力戦で人々を救い出した。残りはミン・ジュヨンを逮捕することだけだった。グッドベンジャーズは最後の脱出を試みる彼を最後まで逃さなかった。それぞれ朝鮮族組織暴力団のボスであるペク・ソクチュン(アン・セホ)、ロシアマフィアのミシャ(マクシム)、セキュリティチームのチャン室長、そしてミン・ジュヨンを狙う日本のヤクザなど悪のカルテルと熾烈な戦いを繰り広げ、順に敵を制圧した。最後を予感したミン・ジュンヨンがすべてを諦めて海の中に身を投げた時、躊躇なく海に飛び込んで「韓国のゴミは韓国の公務員が片付けなきゃ」とし、水の中で手錠をかけた。ミン・ジュヨンは結局、ユン・ドンジュのボクシングの後輩であるイ・ギョンイル(イ・ジョンハ)に自分がしたように、誰かの指示を受けた刑務官によって刑務所の中で殺害され、最後を迎えた。「命を捧げてインソン市を救った英雄たち」として勲章まで受けた強力特殊チームは時間が流れ、それぞれの場所で人生の第2幕を始めた。ユン・ドンジュはパンチドランクの治療を受けながらささやかな日常を過ごし、安定を取り戻した。体調が回復したチョン・ミジャ(ソ・ジョンヨン)と本当の母親と息子としてお互いを受け入れながら温もりを分かち合った。彼の恋人チ・ハンナは、警察特攻隊の制服を着こなし、また別の作戦に投入され、使命感を持ち続けた。キム・ジョンヒョンはフェンシングの地域代表選抜戦に復帰し、再びピスト(フェンシングの競技台)の上に立った。コ・マンシクは進級と共に末っ子の妊娠まで重なり、喜びを味わった。シン・ジェホンは家族と一緒に愛国歌を歌いながら、心強い家長であり、警察として自負心に満ちた日常を過ごした。このように「グッドボーイ」は最後まで熱く、愉快な姿で、視聴者の心からの応援と熱狂を引き出した。パク・ボゴムは血、汗、涙で描いたブルドーザーキャラクターを通じて純粋な情熱と凄絶な覚醒を行き来しながら立体的なキャラクターを作り上げた。キム・ソヒョンはよどみのない推進力と決断力を持った刑事を演じ、再発見という評価を受けた。イ・サンイはトラウマを乗り越えた青春の成長叙事を繊細な演技で描き出し、実力を証明。ホ・サンテは素朴だが温かいリーダーシップを披露し、異色の人間味を見せた。テ・ウォンソクも心強く、忠実なキャラクターに彼ならではの魅力を加え、存在感を放った。5人が、グッドベンジャーズとして集まった時に光を放ったアンサンブルは、どのようなチームプレーより強力だった。一緒に走り、一緒にぶつかり合い、一緒に成長する、シーン一つ一つがドラマのエネルギーそのものだった。その結果「グッドボーイ」は、話題性調査プラットフォームのFUNdexの話題性指数で毎週上位を記録。その中で3週間は1位を記録しながら熱い反応を証明した。出演者の話題性部分でもパク・ボゴム、キム・ソヒョン、オ・ジョンセは着実にランクインし、特にパク・ボゴムは放送期間中、ずっと1位をキープするなど圧倒的な存在感を発揮した。

「グッドボーイ」オ・ジョンセ、窮地に追い込まれ衝撃的な行動【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。パク・ボゴム&「グッドベンジャーズ(グッド+アベンジャーズ)」と絶対悪オ・ジョンセの攻防に注目が集まった。韓国で19日に放送されたJTBC土日ドラマ「グッドボーイ」第15話では、道路のど真ん中で時限爆弾を爆発させ、緊張感を絶頂まで引き上げるミン・ジュヨン(オ・ジョンセ)の姿が描かれた。この日、ユン・ドンジュ(パク・ボゴム)はオ・ジョング(チョン・マンシク)との格闘の末に命の危機に陥ったが、キム・ジョンヒョン(イ・サンイ)の助けで精密検査と治療を受け、再び心機一転した。まずCCTVと検問所を避けて逃走したミン・ジュヨンを見つけることが急務だった。その時、ミン・ジュヨンの人質となった義母を抱える警察庁長チョ・パンヨル(キム・ウンス)の指示で、警務部長ファン・ギョンチョル(ソ・ヒョンチョル)が強力特殊チームに決定的な情報を提示した。ミン・ジュヨンが弱みを握っているインソン市の有力人士たちの共通点は貿易でお金を稼いでおり、ミン・ジュヨンが関連会社を管理する関税庁担当者だった当時、急成長したという点だった。そしてミン・ジュヨンの過去の経歴をより詳しく調査した結果、彼は関税庁情報管理課で統合データベースを担当し、書類で管理されていた情報を電子システムに入力したり廃棄したりする仕事を任されていた。強力特殊チームは故意に倒産したチョンイル海運が虚偽の税金計算書で調査を受けたことがあるという事実に着目し、ミン・ジュヨンが当時貿易関連会社が税金を操作した情報を「大当たり」だと考え、裏金を取って人脈を作ったであろうという推測に至った。機密書類を見つけ出せば、ミン・ジュヨンの後ろ盾となっているインソン市の悪者を一度に処理できるという意味だった。ユン・ドンジュはミン・ジュヨンの逃亡を手助けした広域捜査隊のスパイを餌として利用することにした。彼を逮捕し、書類がある場所を直接聞き出すという計画だった。予想通りミン・ジュヨンはスパイに「道を開けてほしい」と要請する電話をかけ、強力特殊チームは彼を誘引する偽装作戦に突入した。しかしミン・ジュヨンは恐ろしい勘で怪しい匂いを察知し、書類破棄を指示してした。作戦に失敗したその時、チ・ハンナ(キム・ソヒョン)はミン・ジュヨンの動線を把握することに集中。そして彼が向かったヨンサン区は、インソン市長ノ・ドクギュ(ソン・ジル)が区庁長をしていた場所であり、当時区立図書館の建立を推進したという事実に注目した。ミン・ジュヨンが長い間安全に機密書類を保管できる規模がある場所、図書館地下の書庫がまさにこの条件にぴったり合った。強力特殊チームはすぐに区立図書館に出動し、破棄直前の書類を全て押収した。そして逃亡しようとしたノ・ドクギュを縛り、待機中だった記者たちの前に届けた。これによりノ・ドクギュをはじめ、ミン・ジュヨンと癒着したインソン市高官の汚職が大々的に報道された。巨大な違法資金に弱点として握っていた機密書類まで奪われ、行く場所を失ったミン・ジュヨンは結局、ブレーキをきった。朝鮮族組織暴力団ペク・ソクチュン(アン・セホ)一味に銃撃し、麻薬を奪ったが、日本のヤクザとの取引が破断になると麻薬販売業者にキャンディを無料で渡した。そして、時限爆弾を仕掛けたトラックを都心で走り回らせるよう指示した。意識を取り戻した魔鬼(イ・ホジョン)がユン・ドンジュに警告した通り、ミン・ジュヨンは欲しいものは無条件に奪い取り、持てないものは壊さないと気が済まない想像以上の「狂人」だった。ユン・ドンジュは魔鬼が恐ろしい警告と共に渡した住所に素早く移動した。該当住所は麻薬トラックが移動するという通報を受けて特殊チームが出動した場所と同じ場所だった。特殊チームがかろうじて距離を詰めてトラックを発見し、止めたが、すぐにトラックに設置された爆弾が爆発した。ミン・ジュヨンは建物の上から修羅場と化したインソン市の道路のど真ん中を見下ろしながら、「期待して。今日はとても印象的な日になるから」と不気味に呟いた。バッドボーイミン・ジュヨンの恐ろしい狂気が鳥肌の立つ衝撃的なエンディングを描き、「グッドベンジャーズ」の最後の運命が描かれる最終回への好奇心を刺激した。この日の視聴率は全国6.6%、首都圏6.3%を記録し、土曜ミニシリーズ1位の座を守った(ニールセン・コリア提供、有料世帯基準)。

「グッドボーイ」パク・ボゴム、チョン・マンシクの攻撃で危機【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。JTBC土日ドラマ「グッドボーイ」が放送終了まで2話を残す中、パク・ボゴムの失明をほのめかすエンディングでお茶の間に衝撃を与えた。韓国で昨日(13日)放送されたJTBC土日ドラマ「グッドボーイ」第14話では、再び集まった強力特殊チームが、ミン・ジュヨン(オ・ジョンセ)のカルテルの拠点地であるクンムンセントラルシティを急襲し、命をかけた死闘を繰り広げる様子が描かれた。その過程でチ・ハンナ(キム・ソヒョン)はついにレオ(コ・ジュン)が残したデジタルカメラを通じて父親チ・ホチョル(キム・ヨンソン)の死にまつわる真実を確認した。この日の視聴率は、首都圏6.9%、全国6.6%まで上昇し、再び自己最高視聴率を更新(ニールセン・コリア提供、有料世帯基準)。週末ミニシリーズトップの座をキープした。ミン・ジュヨンは密輸業者オ・ボンチャン(ソン・ヨンチャン)を殺害した後、この出来事をレオの父であるロシアマフィアとの争いの末、お互いに殺し合ったと捏造した。また、この事件を捜査していたチ・ホチョルが、オ・ボンチャンの後ろ盾になった刑事だと偽り、復讐心に燃えたレオを動かした。しかし、チ・ホチョルが幼い頃に自分を助けてくれた刑事だという事実を知ったレオがためらうと、ミン・ジュヨンは自分の手でチ・ホチョルを殺した。怪しい気配に気づいたチ・ホチョルは、娘にプレゼントしようと買っておいたデジタルカメラの録画ボタンをあらかじめ押しておいたおかげで、チ・ハンナはついに父親を殺した真犯人がミン・ジュヨンであるという事実を知ることになった。意識を取り戻したユン・ドンジュ(パク・ボゴム)まで合流し、強力特殊チームは数的劣勢にもかかわらず、国家代表アクションでミン・ジュヨンの部下たちを倒したが、結局ミン・ジュヨンを逃してしまった。ところがクンモンセントラルシティにはユン・ドンジュを追いかけてきた警察機動隊とマスコミの記者たちまで押し寄せてきたため、人々の目をそらして抜け出すことが難しい状況だった。この時、チ・ハンナはミン・ジュヨンが誰かの電話を受けた後、位置情報がバレたということを思い出し、警察庁内部にスパイがいると疑った。そこでミン・ジュヨンが捨てた飛ばし携帯(他人や架空の名義で契約された携帯電話)を復元した結果、最後の発信人が広域捜査隊の末っ子刑事イ・ジョンフン(ハン・サンビン)であることが明らかになった。しかし、彼はその夜、遺体で発見された。これに対し強力特殊チームは、ミン・ジュヨンが新型麻薬「キャンディ」を絶対にあきらめないと判断。オ・ジョング(チョン・マンシク)の請負業者が管理する不法貨物車両を追跡した。特に手がかりを得られなかったが、ユン・ドンジュに一つの考えが浮かんだ。最近、チョ・パンヨル(キム・ウンス)庁長の特別指示で、ミン・ジュヨンを検挙するために500人余りの警察人材が投入され、さらにチョ庁長は警察庁で宿泊をしていた。ミン・ジュヨンのような臆病者は危険を感じれば本能的に最も安全なところに隠れる、すなわち彼が庁長室に潜伏しているだろうという推測に至った。ユン・ドンジュの奇襲で結局、捕まる危機に陥ったミン・ジュヨンはチョ庁長を人質にして脱出を試みた。チ・ハンナが空砲弾を発射して最後まで阻止しようとしたが、ミン・ジュヨンは混乱の中で地下駐車場へと逃走。インソン市庁(ソン・ジル)を通じてあらかじめ準備しておいた車両に乗って現場を抜け出した。ユン・ドンジュが車を最後まで追いかけようとしたその時、隠れていたオ・ジョングが現れ、彼を阻止した。すでにユン・ドンジュのパンチドランクを知っていたオ・ジョングは、正確に彼のこめかみに強いパンチを飛ばした。視界が奪われよろめいたユン・ドンジュは、最後まで歯を食いしばって本能に近い感覚でパンチを振りかざした。しかし、彼の目の前はますます暗くなり、彼が飛ばすパンチはすべて宙に浮いていた。この日の放送でユン・ドンジュは意識は取り戻したが、毎晩嘔吐に苦しめられ、足の力が抜けてふらつくなど、急激に悪化したボクシングの後遺症が明らかになった。彼はすでに主治医から脳出血に失明の可能性まで警告されていた。ユン・ドンジュを襲った最悪の危機が緊張感を高める中、放送終了まで2話を残した「グッドボーイ」の結末に注目が集まる。

「グッドボーイ」パク・ボゴム、チョン・マンシクによって満身創痍に【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。パク・ボゴムが、暴力や薬物投与の疑いで懸賞金までかかった指名手配者になった。韓国で昨日(6日)放送されたJTBC土日ドラマ「グッドボーイ」(脚本:イ・デイル、演出:シム・ナヨン)第12話で、強力特殊チームが例を見ない違法な資金を探し出すことに成功し、ミン・ジュヨン(オ・ジョンセ)を刺激した。過去、税関職員だったミン・ジュヨンは、密輸業者のオ・ボンチャン(ソン・ヨンチャン)が組員の証として渡した金時計が偽物だという事実に激怒し、「今すぐ本物が欲しい」と彼の頭をレンガで殴り、殺害した。巨額の現金が入ったコンテナをなくしたにもかかわらず、ユン・ドンジュ(パク・ボゴム)に電話をかけ、「初めてのあの頃に戻ったようで気持ちいい。君をあまりにも甘く見た。もっとコーナーに追い込んでやる」という彼の顔には、オ・ボンチャンを殺し、欲望を実現したあの時のように狂気じみた喜びが漂っていた。それから、ミン・ジュヨンがインソン市に広げた新種麻薬「キャンディ」を飲んで16歳の生徒が死亡する事件が発生した。現場に出動したユン・ドンジュは麻薬を渡した目撃者を探し、聞き込み捜査を行っていたところ、よりによってパートナーのシン・ジェホン(テ・ウォンソク)が別の用事があって席を外した時、オ・ジョング(チョン・マンシク)一同から攻撃された。過去、ユン・ドンジュのボクシングコーチだったオ・ジョングは、彼が慢性外傷性脳症を患っている事実を知り、これを利用して容赦なくパンチを浴びせた。結局、ユン・ドンジュは満身創痍の状態で気を失った。このすべては、ユン・ドンジュを罠にはめようとするミン・ジュヨンの戦略だった。体育協会の役員であるオ・ジョングによって承認された体育関係者への貸出が断られたというメールを受けたシン・ジェホンが席を外し、その間にオ・ジョングが一人で残ったユン・ドンジュを暴行したのだ。ミン・ジュヨンは凄惨な姿で連れてこられたユン・ドンジュに致死量の薬物を強制的に注入し、「これまで楽しかった。気持ちよく死ねる」と言った。薬物と殴打で限界に達したユン・ドンジュは幻覚を見たり、気を失ったりして死の直前までいったが、最後まで耐え抜いた。子供と女性にはキャンディを販売しないという契約条件を破ったミン・ジュヨンに恨みを抱き始めたアグィ(イ・ホジョン)が「10分だけ耐えて」と密かに握らせた解毒剤があったためだ。劇的に気を取り戻した彼は、結局監禁されたコンテナから脱出することに成功した。しかし、市民がいっぱいの街の真ん中でユン・ドンジュが血まみれで凶器を持った姿が生配信され、あっという間に薬物投薬の状態が疑われる凶器事件の容疑者になり、指名手配された。その上、ミン・ジュヨンは彼に巨額の懸賞金をかけ、警察庁長のチョ・パンヨル(キム・ウンス)には金時計をあげ、「何もするな」と指示した。ユン・ドンジュを狩るためインソン市の暴力団から町内のヤクザまで騒いだが、警察は対応しなかった。ユン・ドンジュは辛うじてキム・ジョンヒョン(イ・サンイ)のオフィステル(事務所としても住居としても使える施設)の駐車場に身を隠した。防犯カメラでユン・ドンジュの動線を把握し、自身の家にいると予測したブレインのキム・ジョンヒョンが幸い彼を見つけた。ユン・ドンジュの状態は悪化したが、ミン・ジュヨンらと警察が同時にユン・ドンジュを追っている状況で病院に行くことはできなかった。キム・ジョンヒョンは結局、兄のキム・ソクヒョン(キム・ソギョン)検事と取り引きをした。家族会社の持分をすべて譲り、財産を放棄する代わりに、彼を治療し、臨時の隠れ家を提供することにしたのだ。そのように集まった強力特殊チームは、満身創痍の状態のユン・ドンジュを見て惨憺たる気持ちと怒りを同時に感じた。結局、恋人で同僚のユン・ドンジュのためチ・ハンナ(キム・ソヒョン)が銃を持った。ミン・ジュヨンの本拠地であるクムムンセントラルシティのペントハウスに向かって一人で足を運ぶ彼女の断固とした表情は、ついにすべてをかけて戦うという意志を強烈に表わし、視聴者に戦慄を抱かせた。無慈悲な反則でもう一度ルールを破ったミン・ジュヨンを果たしてどのように阻止するのだろうか、残りの4話に関心が高まる。

「グッドボーイ」キム・ソヒョン、パク・ボゴムの前で涙【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。パク・ボゴムとキム・ソヒョンが切ないキスを交わした。韓国で5日に放送されたJTBC土日ドラマ「グッドボーイ」第10話では、バラバラになった強力特殊チームが再び団結した。正体を隠したまま、インソン市の違法業者を摘発した「勇敢な市民」ユン・ドンジュ(パク・ボゴム)の孤独な闘いがきっかけとなった。チ・ハンナ(キム・ソヒョン)、キム・ジョンヒョン(イ・サンイ)、そしてコ・マンシク(ホ・ソンテ)は、それぞれの方法で連絡が取れないユン・ドンジュを見つけ出した。ユン・ドンジュはそうして一堂に会したチーム員に、一介の公務員であるミン・ジュヨン(オ・ジョンセ)が暴力団、朝鮮族、ロシアのマフィアからインソン市場まで掌握できる力は、各種違法事業場で稼いだ資金から湧いているという事実を知らせた。パンチの始まりは拳ではなく、その拳に力を与える肩。この莫大なブラックマネーがまさにミン・ジュヨンの肩であるため、違法資金の隠し場所を見つけることが重要だった。その始まりは、刑務所に収監中の金ウサギ(カン・ギルウ)だった。キム・ジョンヒョンは、密輸貨物船で発見された3つの死体の検死結果、そのうちの1つが銀ウサギであることを知らせた。ミン・ジュヨンが弟を殺したことに激怒した金うさぎは、ついに固く閉ざされた口を開いた。計り知れない規模のミン・ジュヨンの違法資金は、底辺の犯罪集団からインソン市、検察庁、警察庁など、上層部まで、どこへでもつながっていた。金うさぎはそれが、どんなに力を尽くしても彼を捕まえることができない理由だと警告しながら、オ・ボンチャン(ソン・ヨンチャン)というかつて密輸業者で働いていた人物、現在ミン・ジュヨンの下で働いているロシア人組織員セルゲイがその資金を隠した場所を知っているという情報を伝えた。特殊チームは、テキサスタウンに頻繁に出没するというセルゲイを検挙し、ミン・ジュヨンの資金隠し場所を暴露させた。また、彼が供述した合計21ヶ所に加え、オ・ボンチャンが別名で保有していた土地2ヶ所まで捜索した結果、トン単位の重さの莫大な現金が積まれたコンテナを発見した。出所不明のコンテナの現金がメディアで報道され、インソンは大混乱に陥った。これにより、警察本庁と大検察でも注目の的となり、インソン市長、警察庁長、部長検事も手を付けられなくなった。支援すら受けられなかった特殊チームが成し遂げた快挙だった。しかし、これはカウントダウンの始まりに過ぎず、特殊チームはこの事件をさらに探る決意を固めた。その中で、予想外の反撃を受けたミン・ジュヨンは怒りを爆発させ、緊張感を漂わせた。実は、彼にもユン・ドンジュと同じように一生懸命に真面目に生きてきた過去があった。税関でアルバイトをしながら大学に通い、行政試験を準備した。しかし、港湾パトロール中に知り合った密輸業者のオ・ボンチャンにより、こつこつ生きていても、試験に合格しても、何も変わらないという現実を思い知らされ、勉強していた本を自分で燃やし、悪のカルテルに自ら足を踏み入れた。しかし、インソン市の最高権力も手出しできないほど堅固だったそのカルテルが、ユン・ドンジュと強力特殊チーム「グッドベンジャーズ(グッド+アベンジャーズ)」によって少しずつ揺らぎ始めた。無慈悲な暴力を振るう時にも顔色一つ変えなかった彼の怒りが、どのような反撃につながるのか、今後の展開に注目が集まる。この日の放送では、ユン・ドンジュとチ・ハンナのロマンスも描かれた。チ・ハンナは自分を避けるユン・ドンジュが身を隠しているジムを訪れ、「なぜ一人でそんなことをするのか」と感情を爆発させ、涙を流した。それを目の当たりにしたユン・ドンジュはもう躊躇しないことを決意し「一度始めたらもう止まらない」と彼女に近づき、熱いキスをした。お互いへの切ない気持ちを確認した二人の静寂のキスシーンは、心拍数を上昇させた。アドレナリンを爆発させた痛快な反撃に、この日の視聴率は全国5.4%、首都圏5.1%を記録した(ニールセン・コリア、有料世帯基準)。

「グッドボーイ」パク・ボゴム、オ・ジョンセへの反撃を再開?キム・ソヒョンも敵討ちへ【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。パク・ボゴムの覚醒がアドレナリンを感じさせた。第10話の視聴率は全国6.1%、首都圏6.0%を記録した(ニールセン・コリア、有料世帯基準)。韓国で昨日(29日)放送されたJTBC土日ドラマ「グッドボーイ」第10話では、強力特殊チームは結局、解散してしまった。ユン・ドンジュ(パク・ボゴム)とチ・ハンナ(キム・ソヒョン)が、銃に撃たれて海に落ちたキム・ジョンヒョン(イ・サンイ)を助けたものの、彼の状態は危篤だった。さらに、選手時代にケガした足首が深刻になり、意識を取り戻しても警察への復帰は不透明な状況だった。その間、ミン・ジュヨン(オ・ジョンセ)はインソン市長(ソン・ジル)を脅迫し、クムポ造船所事件捜査を検察に渡し、過剰捜査による銃撃事件発生をダシに特殊チームを解散させた。チ・ハンナは、捜査支援と地下倉庫に戻った。キム・ジョンヒョンはリハビリに励んだが、警察を続けるなら、家族会社の持分を諦めなければならないというプレッシャーを受けた。派出所に左遷されたコ・マンシク(ホ・ソンテ)は、酔っ払いに髪の毛をむしられ、薬物中毒者の汚物まで浴びせられて苦しんでいた。シン・ジェホン(テ・ウォンソク)も、再び交通警察の着ぐるみをかぶって進級試験のチャンスを失い、銀行の貸出返済の督促メッセージにため息ばかりついていた。ユン・ドンジュの状況はさらにひどかった。特殊支援勤務という名の下、デモ隊の鎮圧、警察バスの掃除、警察庁一日市民サポートなど、日雇い労働者のような仕事を転々としていた。ボクシングの後遺症も日々、悪化していた。急に鼻血が出たり、手が震えたり、視野が曇るなど、症状がより頻繁に現れたのだ。主治医(イ・ジフン)は「自分の状態をあなどるな。急に血圧が高くなれば、脳出血に失明までする恐れがある」と強力に警告するほどだった。そんな中、関税庁を退職したミン・ジュヨンは、銀行でボランティア活動している彼のところに行き「一人でいくらもがいたって変わるものはない」と笑った。しかし、ユン・ドンジュは歯を食いしばって耐えた。コ・マンシクは、ケンカで毎日のように警察署に来ていた学生時代のユン・ドンジュに、ボクシンググローブを渡した。チャンピオンになったユン・ドンジュがドーピング疑惑のため墜落し、2年間の長い法定争いの末に嫌疑が晴れても選手復帰が難しかったときに特別採用の警察官を勧めたのも、彼だった。大変な時に手伝ってくれたコ・マンシク、そして自分のために銃に撃たれて昏睡状態におちたチョン・ミジャ(ソ・ジョンヨン)のためにも、人生の唯一自慢である金メダル、そして警察職を奪われるわけにはいかなかった。偶然出会ったひき逃げ事件の被害者、イ・ジンスの息子が挫折した現実は、決定的なトリガーになった。まだ小さい子供に父親をそうさせた人が法的審判を受けない不条理を絶対見せたくなかったユン・ドンジュは「必ず捕まえる」と固く約束した。そして再びリングに上がり、選手時代の時よりも熾烈に血と涙を流しながら鍛錬し、ミン・ジュヨンとのリマッチを準備した。ラウンドとラウンドの間、その短い1分間の休息は、単純に喉を潤して汗を拭く時間ではなく、次のラウンドで勝利するために体を丸める時間だ。試合がしばらくの間中断(タイムアウト)されても、ラウンドはまだ終わっていなかった。その始まりは、ミン・ジュヨンの権力を支える資金だった。「人が何で動くのか、まだわからないのか」というミン・ジュヨンの嘲笑を逆利用したのだ。黒いフードと帽子を深くかぶったユン・ドンジュは違法賭博場、人力事務所、食材マートなど、ミン・ジュヨンのカルテルの拠点を一つずつ倒していった。インソン市の違法運営事業所が大量に摘発されたというニュースを通じて、公開された防犯カメラ映像の中で、顔を隠した市民英雄がユン・ドンジュである事実を、特殊チーム、そしてミン・ジュヨンも一目でわかった。何よりも、クラブダークホースのヤクザに向かって、飛び蹴りをしたユン・ドンジュのエンディングは、また違うラウンドに向かう痛快なシグナルを残し、期待を高めた。チ・ハンナも、警察署の地下倉庫で反撃を準備した。倉庫に保管された事件資料を通じて30口径ロシア製銃傷など、父と似たような方式で殺害された密輸業者のオ・ボンチャン(ソン・ヨンチャン)事件の端緒を追跡した。また、父の忌日、墓に残された高級ウィスキーを発見し、密輸貨物船で目撃したロシアマフィアのレオ(コ・ジュン)を思い出した。その意味深な顔は、しばらくの間、体を丸めていたチ・ハンナのラウンドもまだ終わっていないことを暗示した。

「グッドボーイ」パク・ボゴム、オ・ジョンセらに襲撃されピンチに【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。グッドボーイのパク・ボゴムが、バッドボーイのオ・ジョンセのカルテルの奇襲を受けた。韓国で22日に放送されたJTBC土日ドラマ「グッドボーイ」第8話で、ユン・ドンジュ(パク・ボゴム)の犠牲で解散の危機を免れた強力特殊チームは、ミン・ジュヨン(オ・ジョンセ)一味を懲らしめるために再び立ち上がった。その始まりは、先日大々的に押収した新型麻薬「キャンディ」の原料であるエフェドリンの密輸経路、そして麻薬の前科で逮捕したポンピル(クォン・ドンホ)の供述だった。特別チームはこれを追跡した結果、密輸業者が追加分を持ち込むことにしたが、通関手続きの問題で遅れていることを突き止めた。残りの麻薬原料がまだ仁城(インソン)港のどこかにあるという意味だった。しかし、関税庁の許可なしては捜索は不可能だった。手掛かりは意外なところから出てきた。コ・マンシク(ホ・ソンテ)の背中に突然ひどい蕁麻疹が出たが、麻薬原料の押収時にアリに刺されたのが原因だった。昨年、インソン港に入ってきたロシアの貨物から発見された毒アリの症状と同じものだった。これに関税庁と協力し、毒アリ発生地域の防疫を実施するために、インソン港への出入りを統制し、該当区域のコンテナの移動を全面禁止させた。そして防疫業者を装ってコンテナを捜索していたところ、そこでエフェドリンを探していたマギ(イ・ホジョン)と遭遇し、格闘の末、彼女は逃したものの、クマのぬいぐるみの中に隠して密輸した麻薬原料はすべて押収することができた。成果をあげた特殊チームが押収品を積んでインソン警察庁に堂々と向かっていたその時刻、マギ、レオ(コ・ジュン)、ペク・ソクチュン(アン・セホ)、オ・ジョング(チョン・マンシク)、そして彼らを率いるジュヨンは、麻薬原料が証拠物保管所に移される前に取り戻すための作戦を立てた。ジュヨンはすでに警察庁の内部から得た情報で押収品の移送経路と時間を正確に把握していた。そして、レオが監禁していた特殊チームの情報筋グァンセ(チョン・ジェウォン)を利用して罠を仕掛けた。彼はジュヨンの指示に従い、特殊チームにジュヨン一味の作戦情報を意図的に漏らした。同時に、ジョングは押収品のトレーラー移動時間に合わせて、デモ隊を偽装した人員を組織し、インソン市役所の前に配置した。これにインソン市長(ソン・ジル)の指示を受けたチョ・パンヨル(キム・ウンス)庁長がすべての機動隊をデモ鎮圧に投入し、特殊チームには最低限の人数だけが残ることになった。特殊チームを無力化し、その隙にコンテナを取り戻そうとするジュヨンの緻密なシナリオだった。結局、押収品のトレーラーが向かっていたチュンドントンネルで一触即発の奇襲が始まった。ジュヨン一味は車両でトンネルの出入口を封鎖し、工事作業員になりすました暴力団もトンネルの入り口を封鎖した。トンネルに孤立したチ・ハンナ(キム・ソヒョン)とキム・ジョンヒョン(イ・サンイ)は、それぞれライフルと警棒で怪漢たちと死闘を繰り広げた。その間、追いかけてきたドンジュとマンシクも素手で殴り合い、暴力団を倒した。急いで広域捜査隊と出動したシン・ジェホン(テ・ウォンソク)も、ロシアマフィアの車両に跳ねられて衝撃を受けたが、全力を尽くして鉄の肩を振り回した。「グッドボーイ」のシグネチャーアクションで描かれた「グッドベンジャーズ(グッド+アベンジャーズ)」の激しい戦いは、緊張感と同時に凄絶な雰囲気まで醸し出した。それにもかかわらず、ジュヨンの悪のカルテルは特殊チームを倒していき、数的に不利だった彼ら全員が八方塞がりの危機に陥る。「呼吸、震え、風、すべてを計算しても弾丸が軌跡から外れる、クソ誤発弾のようなそんな日がある」というドンジュのナレーションのように、警察庁の内部情報が漏れており、ジュヨンの作戦を知りながらもやられるしかなかったのだ。しかし、トンネルを埋め尽くした暴力の波をかろうじて突破したドンジュは、敵のオートバイを奪って乗り込み、再びトンネルの中に突入した。ジュヨンのトレーラー奪取を阻止できるのか、その戦いはまだ終わっていないことを強く暗示した。




