ハ・ジョンウ
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画家ハ・ジョンウ“スイスの有名ギャラリーとアーティスト契約締結”
俳優のハ・ジョンウがスイスの有名ギャラリーとアーティスト契約を締結し、話題となっている。「依頼人」「悪いやつら」など出演した映画が次々と興行している中、画家としても有意義な足跡を残すことになり、おめでたいことが続いている。「悪いやつら」公開後、記者と会ったハ・ジョンウは「演技のほかに何か嬉しいことがあるのか」という質問に「最近スイスの有名ギャラリーといい条件で契約を締結した。俳優だとハリウッドのメジャースタジオと専属契約を結んだのと同じで、とても意味のあることだ」と述べた。ハ・ジョンウの絵がヨーロッパに紹介されるチャンネルができたわけである。ハ・ジョンウは「私は絵にも演技ほどの大きな関心と愛情を持っている。このような思いがけない提案を受けて恐縮している」と謙遜した。そして「最近は忙しいため、キャンバスでの作業はできず、代わりに小さいテーブルの上で絵を描いている」と付け加えた。ハ・ジョンウは2010年の3月、京畿道(キョンギド)楊平郡(ヤンピョングン)のDr.Park Galleryで初の個人展を開催したことに続き、「ハ・ジョンウ・ピエロ」などソウルとテグでこれまで3回も展示会を開いた。ハ・ジョンウの絵は現代美術の大御所キム・フンス画伯から激賞され、美術評論家の淑明女大のキム・ジョングン教授からは「画家になるはずだったのに俳優になった。注目すべき画家」という称賛の言葉を受けたことがある。ハ・ジョンウは「2004年から本格的に絵を描き始め、ニューヨークの黒人画家ジャン・ミシェル・バスキアの映画を観てから絵に対する自信を持つようになった」と言った。ハ・ジョンウは映画「悪いやつら」に1990年代の釜山を牛耳る暴力団のボス ヒョンベとして出演し、チェ・ミンシクと愛憎関係になる演技を披露した。
「ラブフィクション」ハ・ジョンウのダンスとラップを公開
俳優ハ・ジョンウがコン・ヒョジンのためのダンスとラップを披露した。ハ・ジョンウとコン・ヒョジンは映画「ラブフィクション」で恋人役を演じる。ハ・ジョンウは完璧な愛を探し求め、31年間まともな恋愛を一度もしたことがない小説家ジュウォルを演じ、コン・ヒョジンは彼が夢見てきた理想の女性ヒジンを演じる。29日に公開を控え、映画「ラブフィクション」の関係者はハ・ジョンウのユーモラスな姿が映し出されているPVを公開した。初めて出会った時から自分の心を奪った完璧な女性コン・ヒョジンに捧げるハ・ジョンウのラブソングPVで、ハ・ジョンウはダンスとラップを初披露する。このPVは、映画で、ヒジンの心をつかむためにジュウォルが心を込めて行なったサプライズイベントとして登場する。ハ・ジョンウは軽快なメロディーに面白い歌詞というユーモラスな状況でも、無表情でおおらかな演技を見せる。さらにバンドチーム「ロマンチック・チンパンジー」と俳優人生初のグループダンスに挑戦する。爽やかな歌詞の聞いただけで愉快な気分になるハ・ジョンウのラップは「ラブフィクション」のスペシャルNG映像と共に公開された。※この動画はPCサイトのみの対応となります。
【映画批評】映画「悪いやつら」
1.今や昔となった80年代「(電話口調で)友達数人と江原道春川市江村(カンウォンド、チュンチョン市カンチョン)に夜間キャンプに行ったことがあるんだ。高校ん時に。その時はツイていたのか、隣のテントにちょうど女学生がいたんだよ国楽芸術高校の子たち。自然に集まった。若いやつらが丸く座って、幼稚なキャンプファイヤーをして歌い出したんだよ。それがすごく上手くてな蒼い夜空に月が浮かんでて、それ自体がファンタジーで衝撃的だったんだ。珍しい経験? 畏敬の念と好奇心というか、まぁ、驚いたんだよ。歌って踊って、まぁ、それを中学生の頃から自分の道を決めた子たちだからな。すごくないか? それまで俺の頭の中には、何をして暮らしていくか?なんて、まったく考えがなかったことだから。おかげでそれからは、ものすごく悩んだよ。『自分は何がしたいか』『自分の得意なことは何か』、まぁ、そういうことで自分の答えがその時決まった。おかげで彷徨ったりせずに済んだ。何で生きているんだろうと思うたびにあの時のことを思い出すと気持ちの整理ができるんだ。まぁ、個人的な思い出だから貸すことなんてできないし・・・とにかくがんばろうな。今からでも君がやりたいことをすればいいんじゃないか?もしもし?もしもし?」これは、映画「悪いやつら」を観て思い出した筆者の実話を再構成したものだ。歴史的事実に基づいた映画で、それとマッチした筆者のエピソードも歴史的事件と一緒に解いていくべきなんだが、自分自身を振り返って反省するような記憶だけが思い出される。果たして理由はなんだろうか? 2. チンピラまがいの自己実現If you only have a hammer, you tend to see every problem as a nail.―心理学者Abraham Maslow.映画「悪いやつら」は、始まりから古い報道資料と架空の状況を織り交ぜながら、急ぎ足で90年代に観客をナビゲートしていく。この映画を通じて観客は、似ているようで似ていない、曖昧なその時代の政治と組織暴力団の世界を垣間見ることができる。劇中、国家的な犯罪掃討作戦で緊急逮捕された主人公チェ・イクヒョン(チェ・ミンシク)。彼は一体何者なのか。組織暴力団の大物でも、チンピラでもない。逮捕した検事も首を傾げる。「私は、チンピラじゃねえんです。元公務員です」と、ふてぶてしく、同じ公務員なんだから大目に見てくれといわんばかりの主人公チェ・イクヒョン。その態度は、検事を余計イラ立たせた。「俺がチンピラだと言ったらチンピラだ。お前、何者だ? やくざでもないならチンピラまがいか?」と苛立つ検察と同じように、観客も彼が何者なのかについて興味がわいてきた頃、場面が変わり再びチェ・イクヒョンの80年代に呼び戻される。依然としてふてぶてしいチェ・イクヒョンは、様々な方法を使って生活苦を解決していく税関の平社員だった。直接知り合いではないが、時々見かけるような、図々しくてちゃっかり者のどこにでもいる、そんなタイプの人間だ。だが、そんなちゃっかり者の彼が、解雇される危機を迎えた。それと同時に、危険ではあるがボロもうけできるチャンスが訪れる。彼は、何のためらいもなくヒロポンの密輸入を横取りし、組織暴力団の世界を行き来する。ここまでが前半だ。この映画を観ている間、少々分かりづらくて混乱してしまった。悪くはないが、はっきりと何が言いたいのか分からない曖昧な感じがする。前半の部分はハードボイルド風にもっと重くするか、ブラックコメディ・タッチにでもすると、もっと分かりやすくて面白かったのかもしれない。だが、主人公のチェ・イクヒョンという人物が実在したことや、登場人物の名前が同じだとか、特定の人物を強調するところを見ると、この映画はブラックコメディにするつもりなんてさらさらなかったのであろう。だとすると、前半のハードボイルドな雰囲気をさらに強調して余韻を残せば良かったように思う。その方が、冷酷な悲壮感の中で、その後のリアリティのある面白さを気軽に楽しむことができたからだ。たとえば、ラストのハイライトシーンである車の中の決闘、「チャン・ギハと顔たち」の曲が流れるシーンがそれだ。もっと光る最高のシーンにすることもできるのに、と。 そうして、はっきりしていないが意味のある多くの場面の中で、代表的なものは、やはり監督があえて余白を残したラストシーンだ。「あれ?なんだろう。何について言っているのだろう?」という観客の質問に監督は、「団塊の世代への憐れみだ」と答えた。筆者は、80年代から90年代を振り返ると、ひたすら神経質で耳障りな皿洗いの音だけが聞こえてくる。それも心地よくリズミカルなまな板の上の包丁の音とぐつぐつ煮える味噌汁の音が聞こえなければならない時にだ。権力者が持っている武器や、交渉の必要ない銃刀が嵐のように乱れ飛んでいた時期に、子供たちはより良い未来のために突き進み、父親たちはより安全な現実のために、危機に面した瞬間でさえチャンスを逃すまいと我を忘れて東奔西走した。 権力だろうが暴力だろうが、それらを持っている者たちが力を振りかざしている隙に、主人公のチェ・イクヒョンができることは、血縁を総動員してでもどうにかコネでチャンスを掴もうとすることと、そこらじゅうに金魚のふんのようにくっついて寄生するパラサイトになることしかなかった。唯一手にしている武器が銃弾の入っていない空の拳銃ゆえ、できることといったら恐喝ぐらいしかない。権力を持つものは権力を、力を持つものは暴力を振るうものだ。だが、それらを持っていないものは、何を振るえばいいのだろうか。 ラストシーンでウトウトしながら座っているチェ・イクヒョンを呼ぶ声が聞こえる。「ご主人様」。 人間の自己実現の研究をしていた心理学者マズローの人格理論「自己実現理論(欲求段階説)」は、有名である。生理的、安全、社会的、尊敬の欲求まで実現し、疲れたようにぼうっとしている主人公チェ・イクヒョンを「ご主人様」と呼ぶ声が聞こえる。筆者には、もう空の拳銃は捨て自己実現を実現させるために自身を振り返れという声援のように聞こえるのはなぜだろうか。映画が暗示した最後のシーンで、筆者が選択した結論が、「団塊の世代への憐れみ」というだけでは、何だか物足りない感じがする。この批評書いたキム・ソクミン氏は、インディー映画の監督で、現在、済州島(チェジュ島)で済州硝子博物館に勤務しながらシナリオを書き溜め、短編映画を準備中だ。
「悪いやつら」チェ・ミンシク&ハ・ジョンウ、本当はお茶目コンビ
俳優チェ・ミンシクとハ・ジョンウが、茶目っ気たっぷりな魅力を披露した。 二人は2日に公開された映画「悪いやつら」(以下「悪いやつら」)でカリスマ対決を繰り広げている。 「悪いやつら」でチェ・ミンシクは、釜山のナンバーワンになろうとする野望を抱くチェ・イクヒョンのキャラクターをリアルに演じ、ハ・ジョンウは初めて暴力団のボスを演じて慎ましいカリスマ性を発散した。 このような二人は、撮影現場を撮影した写真を通じて茶目っ気たっぷりな魅力を披露した。チェ・ミンシクとハ・ジョンウは、カメラを見ると本能的にお茶目なブイサインを作り、明るい笑顔を見せたという。 公開された写真のハ・ジョンウは、真剣な表情でパワーウォーキングするポーズをとったり、足の指を利用したコミカルなポーズをとるなど、茶目っ気たっぷりな魅力で笑わせた。チェ・ミンシクは撮影現場にあったゴマの葉を利用してゴマの葉ヘアをつくって現場を笑いの渦に巻き込んだという。「悪いやつら」は公開4日目に観客動員数110万人を突破するという人気を博している
圧倒的な興行成績の「悪いやつら」“これこそ俳優を見る楽しさ”
チェ・ミンシク、ハ・ジョンウ主演の映画「悪いやつら」(ユン・ジョンビン監督)が、公開初日、圧倒的な成績で興行成績第1位を記録した。映画への評価や観客の観覧後の満足度が高く、当分の間1位を守ると見られる。ユン・ジョンビン監督の長編映画としては3作目となる「悪いやつら」は、2日、一日16万4535人(韓国映画振興委員会集計)を動員、2位の「折れた矢」(7万509人)を制した。2位とはダブルスコアを超える大きな差がある。「悪いやつら」の1位は、予約ランキング1位を占めた時から予想されていた。1990年、ノ・テウ大統領が宣布した犯罪との戦争に立ち向かう釜山(プサン)の暴力団の間で起きた裏切りや権謀術数を興味津々に描き、緊張感を高めた。133分に上る長さにも、飽きることなく最後まで楽しめたという評価が多い。もしこの映画が長期間上映されるなら、その牽引役はなんと言ってもチェ・ミンシクとハ・ジョンウになるだろう。二人は俳優を見る楽しさを満喫できる素晴らしい演技で、観客を完全にリードした。韓国映画界で、こんな演技を見るのは久しぶりだ。映画が俳優と観客の綱引きだとしたら、二人は観客を相手に圧勝した。2006年から出演作が少なくなっているチェ・ミンシクは、「悪魔を見た」に続いて「悪いやつら」でまるでスクリーンから飛び出してきそうな、鳥肌の立つ素晴らしい演技を見せてくれた。みすぼらしい釜山税関の公務員から、慶州(キョンジュ)チェ家の者であるという看板を盾に釜山地域の最大の暴力団のブレイン 愛と野望にまで成長する。国家安全企画部の力を借りて、利権事業の事業者としても選ばれる韓国最高のロビイスト、イクヒョン役を、チェ・ミンシク以上に演じられる俳優はいるのだろうか。暴力の甘汁に慣れていた頃、ヒョンベ(ハ・ジョンウ)へのコンプレックスと組織内の暗闘に巻き込まれて生死を行き来し、その度に家族のために卑屈になる父・イクヒョンの哀れな後姿も、チェ・ミンシクの深い眼差しでなければ、多くの共感を得ることはできなかっただろう。このようなチェ・ミンシクの好演を可能にしたのは、ハ・ジョンウという俳優の支えだった。ハ・ジョンウは「悪いやつら」の中で、チェ・ミンシクがどのようなボールを投げてもキャッチしてくれそうな、頼もしいキャッチャーだ。たまに暴投があるとしても、出てきて体でキャッチしそうな、責任感が感じられるリアクションや状況が、この映画を支えていた。ハ・ジョンウはインタビューで「キム・ユンソク兄さんが変化球を混ぜて投げる投手であるならば、チェ・ミンシク先輩は直球だけを投げる正統派右腕投手だ」と述べた。ハ・ジョンウが器の大きい俳優であるということは、現場でユン監督とチェ・ミンシクが十分に意見交換を行える時間を確保できるように自分の欲は抑えていたということからも伺える。自分までも撮影現場で「これが良い、あれが良い」と意見を出していると、ややもすると撮影に支障が出るかもしれないので、OKカットに集中してシーンダイエットをしたという。演技への欲と言えば誰にも負けないハ・ジョンウが、徹底に映画全体を考えて作業をしていたのだ。もちろん、二人の主演俳優だけでは映画は輝けない。どこで見つけたんだろうと思うほどシンクロ度の高い助演たちの活躍も印象深かった。中でもハ・ジョンウの右腕として出演したキム・ソンギュンは、この映画がデビュー作だというが、最大の収穫だった。1980年生まれで、三千浦(サムチョンポ)劇団出身の彼は、あらゆる映画会社にプロフィールと公演の映像を送ったという。それを偶然目にしたユン監督が彼を抜擢した。劇中でハ・ジョンウの眼差しや支持にだけ服従する彼は、いきなり組織に入ってきたイクヒョンが気に入らず、組織から追い出すために常にチャンスを狙っているナンバー2として印象深い演技を見せた。釜山弁の台詞では最高の評価をもらったチョ・ジヌンと「俺がゴロツキったらゴロツキなんだよ」とチェ・ミンシクの睾丸を蹴飛ばすゴロツキのような検事、クァク・ドウォンも印象的だった。彼は映画「黄海」でハ・ジョンウに親指を切られる悲運の暴力団出身教授として出演していた。2008年、江原道(カンウォンド)平昌(ピョンチャン)でハ・ジョンウが映画「国家代表」を撮影していた際、ハ・ジョンウとユン監督は古いマンションを借りて一緒に住んでいて、ハ・ジョンウは映画の撮影に出かけ、ユン監督は「悪いやつら」のシナリオを書いたという。その「悪いやつら」が、「折れた矢」のブームを抑えて2月の映画界のヒーローになれるのか、見守りたい。
映画「悪いやつら」…「折れた矢」を抜いて1位に
映画「犯罪との戦争:悪者たちの全盛時代」が「折れた矢」を抜いて興行成績トップとなった。2日に公開された「悪いやつら」はこの日、全国598の劇場で15万8,809人(映画館入場券統合コンピュータ・ネットワーク集計結果)の観客を集め、圧倒的な動員数でトップに躍り出た。旧正月連休以後、ずっと1位を守ってきた話題作「折れた矢」はこの日、全国408の劇場で6万9,677人の観客を動員した。1位と2位の差が9万人に達したのだ。3位の「ダンシング・クィーン」は5万4,243人を動員し、1日に公開された「パパ」は4位に入り、この日の観客動員数は2万8,739人に留まる結果となった。「悪いやつら」は、「ビースティー・ボーイズ」のユン・ジョンビン監督がメガホンを取り、ハ・ジョンウ、チェ・ミンシクがそれぞれ釜山(プサン)最大組織のボスとパンダル(やくざでも一般人でもない人物)役を演じた。元不正公務員出身のチェ・ミンシクが 釜山(プサン)最大組織のボス、チェ・ヒョンに出会い、やくざの世界に足を踏み入れ起きる事件を描いた作品だ。韓国の男の情緒を現実的に描きながらも、ノアール映画ならではのスタイリッシュさを生かした映画だ。
ハ・ジョンウ“魅力溢れる微笑み”
俳優のハ・ジョンウが30日午後、ソウル紫陽洞(チャヤンドン)建国大学の新千年館で開かれた映画「ラブフィクション」(監督:チョン・ケス、制作:(株)サムコリピクチャーズ&fantagio)のイベント「国民恋愛クリニック」に出席した。この日のイベントでは一般人の独身男女およそ700人を招き、恋愛に関する疑問や悩みを共有しながら、適切な解決策を探る相談を行なった。映画「ラブフィクション」は、これといった恋愛をしたことがない小説家のク・ジュウォル(ハ・ジョンウ)が、ある日、理想の女性ヒジン(コン・ヒョジン)に出会うことから始まるエピソードを描いたラブコメディだ。
チェ・ミンシク、少女時代の熱狂的なファン?「一杯やろう」
俳優チェ・ミンシクが、ガールズグループ少女時代のファンであることを暴露した。チェ・ミンシクは、28日に放送されたKBS「芸能街中継」でのインタビューで、映画「悪いやつら」の共演者であるハ・ジョンウと共に、少女時代の話題に笑顔を隠せないでいた。この日の放送でチェ・ミンシクとハ・ジョンウは「少女時代が好きでなかったら、一体誰を好きになればいいのか。少女時代が私に『願いを言ってみて』と言ったらすぐに言う」と、興奮した姿を見せた。チェ・ミンシクは「少女時代と一緒にごはんを食べたい」と話し、「ジョンウお兄さんと一度会おう。冬の寒い日に、一緒にスンデクク(豚の腸詰が入ったスープ)にソジュ(韓国焼酎)を一杯やりながら」と映像メッセージを送り、笑わせた。
【PEOPLE】ハ・ジョンウを構成する5つのキーワード
ハ・ジョンウ父親も俳優ということもあり、小さい頃から俳優になりたかったという。そのため演劇映画学科に入った。初主演作の後、6年間は検事や殺人犯、ホストなどを演じた。800万人の観客を動員する大ヒットとなった人気映画や独立映画にも出演した。今はコ・ヒョンジョンやチョン・ドヒョン、キム・ユンソクに可愛がられる後輩でもある。わずか30歳の彼は生まれつきの俳優であると同時に粘り強く努力する実力派俳優である。キム・ヨンゴンハ・ジョンウの父親。体型を維持するために常に小食を心がけている人物。衣装もスタイリストに任せず、自分でコーディネートするベストドレッサーとして有名。ハ・ジョンウが展示会を開くほど絵に関心があるのも、父親の影響が大きいという。彼は俳優の父親と舞踊を専攻した母親、親戚にモデルや運動選手も多い家庭環境で育ったため、自然に俳優を目指すようになった。演劇映画学科を専攻したのも母親の勧めがあったからだ。彼の弟(チャ・ヒョンウ)も歌手を経て今は俳優として活動している。しかし、彼は「父の敷いたレールの上を歩きたくない」と強く言い張り、デビュー以来父親とは違う道を歩んできた。親の七光りと思われるのが嫌で、CMで父親と共演したこともない。彼の出演作「国家代表!?」に父親がサプライズ出演したことが一度あるだけだ。キム・ソンフンハ・ジョンウの本名。ハ・ジョンウという芸名は元々、所属事務所の他の俳優が使うはずだったが、本名があまりにも地味だったので変えることにしたという。本名で呼ばれていた頃、彼は大学と演技塾などに通って演技の勉強を始めた。そして「カルメン」に出演したとき、演技の厳しさを身をもって実感したという。彼はMBC公開採用タレント試験に挑戦したが不合格となり、軍隊に入隊した。その後、CM出演などのアルバイトをしながら演技の勉強に励んだ。俳優になるためには人間関係が重要ということで、周りの人々の性格や星座、血液型を研究し、女性の心を引き付ける方法に関する本を読んだという。また、俳優は想像力豊かな人でなけれはならないという理由でよく友達にいたずらをした。例えば寝ている友達の腹の上に小便をしたり、体に落書きをしたりしたという。「チェイサー」で、時に子供じみた行動を見せる連続殺人犯(チ・ヨンミン)を演じたが、この役がはまっていたのにも納得がいく。キム・ギドク最近色々と話題に上ることの多い映画監督。彼が出演した「絶対の愛」の演出を担当した。ハ・ジョンウは映画「恋の潜伏捜査」やSBSのドラマ「プラハの恋人」などが人気を得て広く知られるようになった。そして映画「許されざるもの」や「絶対の愛」などで演技力を高く評価されるようになった。それ以来、独立映画「二度目の愛」でアメリカの俳優ヴェラ・ファーミガと共演し、ミュージカルコメディ映画「九尾狐(クミホ)家族」にも挑戦した。そんな中で彼はあることに気づいたという。それは出演作の中には「チェイサー」や「国家代表!?」などのヒット作も多いが、そのほとんどが低予算の独立映画や芸術映画だということだった。カンヌ映画祭に出席した時の感想では「韓国にいた時は、人気に執着してバラエティ番組に出演したりもしたが、ここにきて視野も広がりもっと大きな夢に挑戦したくなった」と語っている。パク・チャンホ(朴賛浩)日本のプロ野球で活躍する野球選手。名前が知られるようになった頃、若くして富と名声を手にしたパク・チャンホに勝ちたい」と思ったという。小学校の時少年野球団に所属していた時は、野球選手になりたいと思ったこともあった。また、サッカーチームでプレーしていた時はイギリスのベッカムのような選手を羨ましがりながら、負けじと練習に励んだという。コ・ヒョンジョンMBC「H.I.T.女性特別捜査官」で共演した女優。彼女は彼が出演した「哀しき獣」のスタッフたちにケーキを差し入れる優しい女優である。ハ・ジョンウは「H.I.T.女性特別捜査官」で恵まれた環境で育った検事を演じた。好きな女性には甘えたり、笑わせようとおどけてみせたりするなど、従来のトレンディードラマの男性主人公とは違う、一見平凡そうに見えるが、魅力のあるキャラクターを演じてみせた。「H.I.T.女性特別捜査官」で広く知られるようになった彼は「演技よりイメージ管理」に気を遣うようになり、「芸能人でなく俳優になろう」という信念を失うのではないかと悩んだこともあった。「芸能人はイメージを売る商売」なので、どうしてもイメージやCMの出演などを考慮して作品を選ぶようになる。「H.I.T.女性特別捜査官」や「チェイサー」に出演しながら、「ビースティ・ボーイズ」でホスト役を演じたのもその理由からだ。ユン・ジョンビン「許されざるもの」や「ビースティ・ボーイズ」の監督。ハ・ジョンウは「許されざるもの」で映画関係者たちに演技力を認められるようになった。映画を撮るうちに、ユン・ジョンビンとハ・ジョンウは兄弟のように親しくなった。ハ・ジョンウは、簡単なセリフだけを与え、あとは俳優の自由な解釈に任せるユン・ジョンビンの演出を通じて、演技の味を理解し始めた。また、「許されざるもの」と「ビースティ・ボーイズ」はそれぞれ、軍隊とホストという男の世界を扱う映画で、ハ・ジョンウは男にも女にもよく似合う男であると同時に、いつ爆発するか分からない内面を隠し持った姿を見せた。彼は虫のいい男でもあるが、雄を超えた野獣の姿をスクリーンで見せることのできる珍しい俳優だ。そんな虫のいい性格を強調すると「素晴らしい一日」が、野獣性を強調すると「チェイサー」ができあがる。今の若い韓国男性の特徴を最もうまく表現することが出来る俳優の登場だ。ナ・ホンジン「チェイサー」でハ・ジョンウの野獣性を引き出した監督。二人は撮影前に楊坪(ヤンピョン)へ行って午後4時から翌日の午前4時までキャラクターについて話し合った。チ・ヨンミンが単純な性格の人なので、右利きながらも撮影では終始左手で文字を書きながら考えを単純にしようと努めたという。この作品は完璧なリアリティーを追求する監督と、リアリティーこそが「追い求めている演技の方向性であり、目標」であると話す俳優が出会ってできた映画だ。彼は演技する時、「場面や人物にフォーカスを当てて演じる」ように心がける。つまり、役になりきって自然の演技になるように努力しているというわけだ。インタビューの際、いつも様々な映画や俳優を話題に出すほど数多くの映画を見て、細部までを追求した演技をする理由もこのためだ。彼は一つのシーンにこだわらず、映画全体で自然な演技をし、明確なキャラクターを作り出す。ナ・ホンジンは彼について「監督並に現場の状況をよく知っていて、照明のセッティング、画面サイズ、使用されるレンズなどにも詳しい」と言った。キム・ヨンファ彼が出演した「国家代表!?」の監督。お酒の席で映画も決まってないのに出演を決めたという。彼は主役を演じるときも、他のキャラクターとの調和を考慮して映画全体の雰囲気を作り出す。「国家代表!?」では自分を米国に養子に出した母親を必死に探し回る役だが、その必死さがかえって笑いを与え、コミカルな雰囲気を作り出した。彼はスキーが得意で、トライアスロンに出場するために訓練を受けたこともあるほど、体力には自身があった。その上、大学入学後、何度もニューヨークに行って短編映画に出演した経験があり、英語も堪能だったため、主役はすんなりと決まった。また、彼は映画撮影中にも絵を描いたりするほど、絵に関心が多い。俳優になるために何かを学ぶのではなく、多くのことを学ぶために俳優になった。新人の頃、ある映画関係者は彼について「とても新人とは思えない存在感」があると語ったほどだ。映画デビューして数年しか経っていないにも関わらず、「絶対の愛」「二度目の愛」「チェイサー」「素晴らしい一日」「国家代表!?」「哀しき獣」などの多くの作品に出演しているのもそんな背景があるためだ。チョン・ドヨンSBS「プラハの恋人」や「素晴らしい一日」で共演した女優。「素晴らしい一日」のビョンウンについて、ハ・ジョンウは自分に最も似ているキャラクターであると言った。元恋人に借りた数百万ウォンを返すために、他の女たちからお金を借りるという最低の男だが、優しくてとこか憎めないどころがあるキャラクター。彼は「素晴らしい一日」撮影現場で「ビョンウンのように人々の心の支えになりたい」と言った。ハ・ジョンウが一人暮らししていた頃は、お惣菜屋さんのおばさんと仲良くなって、残りものを分けてもらったりもして、女性から言われて最も衝撃を受けた言葉は「ダサい」という言葉だったという。ファンサイトには、いつも「頑張ってください」というメッセージを書き込み、「有名なってから、お酒を飲んで騒ぐことが出来なくなった」と漏らすほど、自由なところがある。彼は多彩で多能な物知りである。また、男の中の男であるが、女心も理解している。朝鮮時代であれば有閑知識人。現代ではイケメンではないが何でもこなせる実力派俳優だ。キム・ユンソク「チェイサー」や「哀しき獣」で共演した俳優。ハ・ジョンウはキム・ユンソクについて、初めて会う人なのに「ずっと前から知っている人のような感じ」の「人柄の良さがにじみ出る俳優」だという印象を受けたという。自らを「リアクション中心の演技パターン」を持っていると話すハ・ジョンウは「チェイサー」と「哀しき獣」でキム・ユンソクとは正反対の演技を見せることができた。「チェイサー」の連鎖殺人犯を演じた彼が「哀しき獣」ではどこか抜けている殺し屋(ナム)で観客の涙を誘うことができたのは、正反対の演技を見せるユンソクの存在があったからだ。二人は「哀しき獣」と「チェイサー」で相反したキャラクターを務めたが、二人ともキャラクターを完璧に演じきり、前作のイメージを破ることに成功した。わずか30歳にして彼は、映画の内容、時代、場所、全てが極端な作品の中で人生を完璧に再現し、どんな役も見事に演じきった。そして、そんな彼の側には彼のことを信じる他の俳優がいた。小さい頃から俳優を目指し絶えず努力して、驚くほど速いスピードで成長した俳優。そしてその俳優にさらに成長する必要があると気づかせる他の俳優たち。そして彼らが作り出す感動の作品。不思議にも韓国にはそんな俳優たちが多い。
ハ・ジョンウ&コン・ヒョジン「Love Fiction」ポスターが話題
ハ・ジョンウ、コン・ヒョジン主演の映画「Love Fiction」(監督チョン・ケス、制作サムコリピクチャーズ)のメインポスターが注目を浴びている。恋愛に関してはクールになれない男版ブリジット・ジョーンズのハ・ジョンウと、現実的なキャリアウーマンであるヒジン役、コン・ヒョジンが息を合わせることで期待が高まっている「Love Fiction」は、来月29日から韓国で公開される予定であり、すでに話題を呼んでいる。ハ・ジョンウとコン・ヒョジンの繊細な表情の演技や、恋愛をしたことのある人なら誰でも共感できるキャッチコピーは、リアルなラブストーリーへの期待を高めている。これまでのラブコメディのポスターが、恋に落ちた恋人同士の甘いシーンや愛しい姿を描いていたとすれば、「Love Fiction」はうって変わってユニークなポーズとコンセプトでポスターを撮影している。腰に手を当ててクールなポーズをとっているコン・ヒョジンと、彼女の隣で膝をついて切実な表情を浮かべるハ・ジョンウの姿は、現実の恋人間でもありえるような状況を描いている。完璧な恋愛を求めたあげく、生まれて31年もの間これといった恋愛をしたことがない小説家のジュウォル(ハ・ジョンウ)が、理想の女性ヒジン(コン・ヒョジン)に出会って恋をするストーリーを描いた「Love Fiction」は、韓国で来月29日から公開される。
ク・ウネ、ハ・ジョンウを魅了した秘訣を公開
トップモデルのク・ウネは17日の夜に放送されたSBSバラエティ番組「強心臓」のカップル特集に出演し、初めてのバラエティ番組出演で緊張していると言いながら、恋人のハ・ジョンウからバラエティ番組について教えてもらったと明かした。この日の放送でク・ウネは、「ハ・ジョンウさんが、緊張せずに普段と同じようにしなさい。それでも緊張したら舞台裏に行って深呼吸して、ストレッチして、お腹に手を乗せて深呼吸をすればなんとかなると言った」「ここに来る前に急いでやったけど、それでも緊張する」と話した。またク・ウネは、「ハ・ジョンウさんはク・ウネのどこに惚れたか」というMCイ・スンギの質問に、「元気なところに惚れたらしい」「全部好きみたいです」と話し、周りから羨ましがられた。カップル特集で行われたこの日の「強心臓」はモデルのカン・スンヒョンと一緒に出演したク・ウネのほかにもホ・チャム&チョン・ソニョのカップル、アン・ソニョン親子、ソ・ジュニョン&ボラカップル、伝説の子役コンビのキム・ミニ、アン・ジョンフンらが出演し、トークを繰り広げた。
故アンドレ・キムの映画を作る......ハ・ジョンウが演じる
韓国初の男性デザイナーであり、韓国ファッション界の大物である故アンドレ・キムの生涯が映画化される。(株)fantagioピクチャーズは昨年末にアンドレ・キムの息子であり、現在(株)アンドレ・キム アトリエの代表理事のキム・ジュンド氏と映画「アンドレ・キム(仮題)」について映画化の契約を結んだ。アンドレ・キムは韓国の国民なら誰もが知っている最高のデザイナーだったが、彼の生涯については意外にも多くの部分がベールに包まれている。制作する映画は、彼が1960年代に男性初めての女性服を作ったデザイナーとして名前を知られた時期の内容である。1960年代の韓国ファッション界と芸能界のダイナミックなエピソードと一緒に、情熱溢れた青年アンドレ・キムの苦悩と挑戦でシリアスな内容だが、重くならないトーンで描く予定である。アンドレ・キムの息子のキム・ジュンド氏は「亡くなった父の若い時の姿が、今の若い観客たちに共感と感動を呼び起こしてくれることを願う」という願いと共に映画化を許した。(株)fantagioピクチャーズ(株)アンドレ・キム アトリエ側から、アンドレ・キムの商標及び商号、彼のデザインなどを映画に使用できる独占的な権利を与えられ、現在制作を進行中だ。アンドレ・キムの若い時は、俳優ハ・ジョンウが演じる予定であり、CJ E&Mが企画開発段階からパートナーとして参加する。既に数回ほど美術展示会を開き、美術エッセイを出版するほど、芸術の知識が高いアーティストたちの生涯に、高い関心を見せてきたハ・ジョンウは今回のプロジェクトに何の迷いもなく参加の意志を表した。監督としてはこれまで演出力と観客動員力を認められてきた何人かの監督が候補に挙がっている。(株)fantagioピクチャーズのキム・ハンギル代表は「既存の芸能マネジメント会社で所属している俳優の出演作品に合同制作形式で参加する形態から一歩進み、直接作品の始めの計画から、プロダクション、宣伝マーケティングまで、積極的に主導し、より専門家になって本格的な作品制作に推進している」と抱負を明らかにした。「アンドレ・キム(仮題)」は2013年上半期中に公開する予定だ。