三銃士
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B1A4 サンドゥル、ミュージカル「三銃士」を終えた感想を明かす“最後は涙が出た”
B1A4のサンドゥルがミュージカル「三銃士」の公演を終えた感想を明かした。サンドゥルは20日、ソウルD-CUBEアートセンターで「三銃士」の最後のステージに上がった。サンドゥルは21日、所属事務所WMエンターテインメントを通じて「ミュージカル『三銃士』でたくさんのことを学びました。本当にいい思い出になったので、最後は少し涙が出ました。兄さんたちや姉さんたちと一緒に素晴らしい公演ができて、本当に楽しい時間でした」と感想を話した。また「この中で学んだことをちゃんと応用して、毎分生きているステージを作れるサンドゥルになります! これまでミュージカル『三銃士』のダルタニアンを愛してくださったすべての方々に感謝して愛していると、ぜひ伝えたいです。BANA(B1A4のファンクラブ)、いつも感謝してます。愛しています」と、ミュージカル「三銃士」の最後の公演を終えた心境を打ち明けた。サンドゥルは今回の作品で特有の明るく健康的なエネルギーで、もう一つのダルタニアンを誕生させ、観客を魅了した。毎回爆発的な歌唱力と魅力的な演技を披露したサンドゥルは、最後の公演まで懇親を込めて完璧なステージを披露した。特に、サンドゥルは今回のミュージカル「三銃士」の舞台で「兄弟は勇敢だった?!」「ALL SHOOK UP」「シンデレラ」などに出演して、培ってきた実力をもとに見事にダルタニアン役をこなして、観客と評論家から好評を得た。
B1A4 シヌゥ&サンドゥルがミュージカルにハマッた理由 ― Vol.3
ボーイズグループB1A4のメンバーシヌゥ(25)とサンドゥル(24)はこの頃、ミュージカルに夢中になっている。最近は多くの歌手がミュージカルに進出しているため、シヌゥとサンドゥルのミュージカル出演も特別珍しいことではないが、「三銃士」で同じダルタニャン役を演じることになり、新たな世界を経験している。シヌゥにとっては2回目、サンドゥルにとっては4回目のミュージカル作品だ。ミュージカル俳優として着実に成長していく二人である。1日に開幕した「三銃士」は作品性とヒット性を併せ持ったミュージカル。非常にたくさんのファンを獲得している作品で、より一層グレードアップして2年ぶりに戻ってきた。本作でシヌゥとサンドゥルはミュージカル俳優のカイ、ZE:Aのヒョンシクと共にダルタニャン役にキャスティングされた。それぞれ違った魅力を持つ4人のダルタニャンに出会える機会だ。練習が進めば進むほど、シヌゥとサンドゥルは「三銃士」とダルタニャンにますます夢中になっていた。1年前、初めてのミュージカル「チェス」を終えた後に会ったシヌゥは、早く他の作品に出演したいと言い、ミュージカルに完全に夢中になっている様子だった。サンドゥルは2012年に初めてミュージカルに出演したときから、周りに「三銃士」をやってみなさいと言われてきたためか、人生のキャラクターという感じがすると言う。一緒だからこそもっとたくさんのことを学び、刺激を受けているという二人。ダルタニャンもダルタニャンだが、シヌゥとサンドゥルはミュージカルそのものが与える魅力を思いっきり楽しんでいた。ときには役作りが難しいときもあるが、舞台の醍醐味を知ってしまった彼らはその魅力から抜け出すことはできなかった。「何と説明すればよいか分かりません。ミュージカルの魅力にハマッているのがとてもいいです。ミュージカルするときは立っているだけで存在感が感じられる大きな木だと思います。B1A4の舞台でもそんなことを考えながら同じ感じを受けました。エネルギーがあります」(サンドゥル)サンドゥルがミュージカルにハマッた理由は明らかだ。舞台で観客から得る喜び。公演に全神経を集中し、エネルギーを注ぐが、その分だけ観客から大きなエネルギーを受けた。その忘れられない感動で多くの俳優がミュージカル中毒になるという。シヌゥも彼がミュージカルをしながら受けたエネルギーとモチベーションが確かにあった。昨年出演した「チェス」はミュージカル初挑戦作としては非常に難しかった。暗くて深かった。それだけシヌゥが果たすべき役割が大きかったが、彼は自身だけの方法でやり遂げた。そして「チェス」の後、多くの変化があった。「非常にたくさんのことを感じます。心がけとか。ミュージカルをしながら自分が全部リセットされるような気がします。実際、B1A4のメンバーとして活動しながらジレンマに陥ったこともありますし、暗黒期もありました。意欲もなかったし、舞台の大切さを、感謝の気持ちを感じられずにいた時期もありました。とても当たり前に思っていたのです。なんだか面白くなかったし、一つ一つの舞台に疲れていました。ところが『チェス』をしながら態度が変わりました。初心に戻ることができたきっかけです。責任感というか。僕が忘れていたことに気付くようになりました。これがB1A4としてステージに立つときにも役に立ったし、舞台でも初心に戻ったし、たくさん後悔することになりました。だからあれほど涙が出たんだと思います」(シヌゥ)サンドゥルも共感する部分だ。シヌゥのようにミュージカルを通じて気を引き締め、初心に戻るきっかけになったわけではないが、公演を練習しながら、舞台に上がって感じたそのエネルギーが、どんな形であれ、彼らに肯定的な影響を与えたことは事実だ。公演する人にとっては大きな気づきでもあった。「最初はシヌゥ兄さんにミュージカルをしてほしいと思いました。シヌゥ兄さんだけでなく、他のメンバーもです。僕が感じたことを一緒に感じたらいいなと思いましたが、実はこれはミュージカルだけで感じることではないかもしれません。メンバーにもそれぞれがやっていることや、その場で感じることがあるでしょう。学ぶことで。B1A4として舞台に立っていると、どんなことを考えているか分かるような気がします。あえて言わなくても。僕たちはそれぞれの場所で頑張って、B1A4として相乗効果を発揮すれば良いと思います」(サンドゥル)確かにアイドル歌手のミュージカル進出について否定的に見る人もいまだにいる。最近は多くの歌手がミュージカルを成功裏にやり遂げ、見方がどんどん変わっていることは事実だが、一部では依然として警戒の目を向けており、サンドゥルとシヌゥもそれを感じている。鋭い視線だが、それを変えていくのも彼らが果たすべき役割だ。「胸の痛いことですが、ミュージカルに出演するアイドルのことが好きではない観客がたくさんいます。その方々に『一度だけ見てください』と言いたいです。僕たちの公演をご覧になって判断されたならそのまま受け入れ、もっと頑張らなくちゃいけないでしょう。でも、見ていない状態で判断される部分があるのは残念です。完璧ではない人間だから、もっと努力して舞台に上がらなければならないでしょう」(サンドゥル)ミュージカルに出演する多くの歌手が共感する部分だ。また、サンドゥルとシヌゥ、そして多くの人々が変えていかなければならない考えでもある。そのため、さらに努力し、全力を尽くし、一生懸命に汗を流して観客に納得してもらえる舞台を作るため努力している。歌手としての夢をかなえた誠意と努力でミュージカル俳優として成長するため練習を怠らない二人だ。ミュージカルの魅力にハマッただけに、B1A4のメンバーとしても、ミュージカル俳優としても、完璧になるため努力しているのだ。シヌゥとサンドゥルがより一層集中している理由で動機でもある。「『大丈夫だ』と思われる俳優になりたいです。これがいつも原動力になると思います。『コメントなし』より『悪質なコメント』の方がいいと言うように、叱責もムチにもなる言葉を、どんな形であれ、持って生きていけると思います。もう少し良い俳優になり、良い公演ができれば、それでいいです。もう少しそうして、一生懸命に活動することで大きい人だと感じられる俳優になりたいです」(サンドゥル)「まだ基本はアイドル歌手なので、歌手としてデビューしてミュージカル俳優に挑戦したと思います。歌手としてデビューしたため、ミュージカル俳優にもなれたんだと思います。歌手が長所でもあります。両刃の剣ではないでしょうか。僕たちが乗り越えなければならないもので、感謝すべきことでもあります。俳優になるための過程ではありますが、ルーツを忘れてはいけないと思います」(シヌゥ)好きなこと、エネルギーと喜びを感じることをずっとよくやり遂げるための努力を怠らないシヌゥとサンドゥルを見ているだけで、エネルギーが伝わってくるような気がした。それなら確かにステージでの彼らからはより大きなエネルギーが出てくるはずだ。だからこそ、シヌゥとサンドゥルがミュージカル俳優でこれからどんな作品をしていくのか、どういうふうに成長するのかがさらに気になり、楽しみになる。初めてのミュージカル作品「チェス」に入り込みすぎて、抜け出すのに作品が終わっから2ヶ月もかかったというシヌゥ。とても強烈な記憶だが、大変だったために怖かった作品。欲は出てくるが、また出演するかはよく分からないという彼から、ミュージカルへの真心が伝わってきた。真心が感じられるからこそさらに期待されるシヌゥの舞台。サンドゥルもそのような部分がシヌゥと似ていた。「兄弟は勇敢だった」をはじめ、「ALL SHOOK UP」「シンデレラ」「三銃士」まで、良い作品に出会い、彼だけのキャラクターを作り、またすばらしいものを作って大事に思っているため、そのすばらしい記憶を再び取り出すのが怖いときもあるという。それだけ全ての作品、全てのキャラクターがサンドゥルの心には鮮明に残っていた。これからミュージカルを続ける考えを持っているためさらに慎重になり「勇気が要る」というサンドゥルだ。
B1A4 サンドゥル「『お前はできる』という希望がほしい」 ― Vol.2
B1A4のサンドゥル(24)にとってミュージカル「三銃士」は特別な作品だ。確かにミュージカル初挑戦作ではないが、長い間待っていたような、運命のような作品だ。そのため、最近サンドゥルは緊張しながらもワクワクしている。運命のような作品と出会った彼は、舞台の上でより一層カッコいいダルタニャンになり、彼が考えて解釈したダルタニャンの姿を全部見せるため最善を尽くしている。日本でグループでの仕事を終えて帰ってきた日も、夜遅くまで練習した。海外から帰国してそのまま練習に参加する厳しいスケジュールだが、いざ練習室に行けば逆にエネルギーをもらうという彼だ。まだ「三銃士」のダルタニャンとしてステージに上がる前、同じ役にキャスティングされたシヌゥとサンドゥルに出会った。前日に帰国してからすぐに練習に参加していたため、疲れているはずだと思ったが、早朝にもかかわらず彼らはエネルギーに満ち溢れていた。「三銃士」とダルタニャンについて討論するように考えを話し合う二人。見るたびにその情熱が伝わってくる。そのため彼らとのインタビューはなおさら楽しい。この運命のような作品を上手くやり遂げるためのサンドゥルとシヌゥの汗と努力がそのまま伝わってきて、話を聞いているだけで胸が躍りだした。サンドゥルは普段の姿もダルタニャンと非常によく似ている。そのためか、サンドゥルは初めてミュージカルに挑戦したときから約4年間ずっと周りに「『三銃士』のダルタニャンを一度やってみろ」とよく言われたという。そのため「三銃士」はサンドゥルにとってなんだか耳慣れた感じで、運命のように感じられる作品になった。「他のミュージカルを練習しているときも、『三銃士』のオーディションがあれば『お前、三銃士しない? ダルタニャンやってみて』と4年間ずっと言われていました。見たことはありませんでしたが、それをすれば人生のキャラクターになりそうな感じがしました。『ALL SHOOK UP』のエルビスが僕によく合うキャラクターだと思っていましたが、扮装の先生も同じことをおっしゃいました。興味深いと思ったし、期待も大きかったです。だからもっとエネルギーを注いでいるんだと思います」シヌゥはそのようなサンドゥルをダルタニャンに最適化された人物だと言った。「初めてダルタニャンをすると言われたときからサンドゥルとイメージが似た部分が多くて、一番最適化されていると思いました」「三銃士」はサンドゥルが出演する4回目のミュージカルだ。2012年「兄弟は勇敢だった」を皮切りに、「ALL SHOOK UP」「シンデレラ」、そして「三銃士」に出演した。その中でエネルギーと実力を着実に身につけ、ミュージカルに出演する度にサンドゥルは自分なりの方法でキャラクターを作り、熱中している。それが彼の魅力だ。「面白いです。公演するとき、僕はキャラクターの性格の中で自分に合わないものはないと思います。キャラクターに接するとき、シンプルに考えようと努力しました。僕が考えたダルタニャンの雰囲気、ダルタニャンが現れて三銃士を引っ張り、そして自然に引っ張っていくエネルギーにならなければならないと思いました。僕は明るいですが、僕の中に真剣な面もあるし、色々な姿があるじゃないですか。そういうものを主人公に反映してやってみたら、僕が表現するキャラクターになるのです」ただし、心配もある。人々によく知られている「三銃士」のダルタニャンは、初々しくて正義感に満ちた青年だ。もちろんこれは事実だが、あまりにも愉快で明るいため、軽く見られがちな人物でもある。これがサンドゥルが心配する部分だ。「ダルタニャンが愉快でエネルギーがあり、力のあるキャラクターであることは事実です。でも、あまりにも軽く思われすぎているのではないかと思います。ダルタニャンは誰より心の中に熱いものがある人です。いつも持っています。信念が強いので何かを見下したり、そういう言葉を聞いたりすれば、もっと真剣になるわけです。たとえば僕は釜山(プサン)からソウルにきて歌で心を揺さぶる歌手になると決意しました。そういう決意があってこそ三銃士を引っ張っていけるし、僕が感じたもの、なんだか分からないけれど心の中に熱くこみ上げてくるもの、火をつける役割でしょう」サンドゥルはダルタニャンを演じながらもその決意を忘れず、バランスをとるために努力した。あまりにも真剣で、ときにはそのような姿が滑稽に見られることもある人物。ダルタニャンが持った信念を忘れず演技に臨むため、ひたすらコミカルなキャラクターではないあの信念が、真剣さが、行動を通じて自然に表れるようにすることが重要だった。他にも「三銃士」の特別な点はあるのだろうか。同じB1A4のメンバーシヌゥと一緒にキャスティングされたことだ。同じグループに所属するメンバーが同じ作品に、それも同じ役にキャスティングされたことは非常に異例なことだ。メンバーたちは現実的な悩みもあったそうだが、練習する過程でお互いに刺激を受け、助け合えることは大変良いことだ。同じ関心事に夢中になっている彼らだ。「お互いにWin-Winだと思います。グループの仲間なので、もちろん応援しますが、当然競争もします。練習するとき、本当にシヌゥ兄さんを穴が開くほど見つめます。『なぜこのように動くだろう? なぜこの動作をするのだろう?』台詞や動き一つ一つを全部見ます。『この人はこういうふうに思ったんだ』と思いながら妥協点を探します。芝居がもう少し良くなると思います。そのような競争を通じて相乗効果が発揮されるのではないでしょうか」(サンドゥル)「ライバル意識がないと言えばそれは嘘になるでしょう。他の俳優と違うのが、同じグループのメンバーで年下メンバーなので、うまくやってほしいという気持ちもあるし、うらやましいと思うところもあります。ある台詞を言ったとき『ああいう感じにするんだ。いいじゃないか?』と思ったり。学ぶことも多いです」(シヌゥ)二人のメンバーが同じ作品で同じ役を演じるだけに、他のメンバーたちは「誰の公演を見にいくか?」と冗談を言うこともあるという。もちろん二人とも応援していることは確かだ。サンドゥルとシヌゥはメンバーらの冗談とは別に、現実的な悩みもある。「どうしてもチケットが分散されてしまうので。現実的な悩みはあります」サンドゥル、シヌゥと一緒にミュージカル俳優のカイとZE:Aのヒョンシクもダルタニャンを演じる。4人が作り上げるダルタニャンだ。ヒョンシクは一度「三銃士」に出演したことがあるため、シヌゥとサンドゥルもたくさん学んでいる。「カイ先輩とシヌゥ兄さんのキャラクターは似ているように見えます。細かい部分はどんどん変わってきていますが。ディテールが明確になるにつれ、キャラクターもますます明確になってくることが見えます。ヒョンシク先輩に練習でお会いしたのは1度だけですが、もう経験があるからか、とても上手でした」 (サンドゥル)B1A4もソロ活動もあるが、ミュージカルはサンドゥルを大きく成長させたジャンルだ。ミュージカルに出演する前、数えきれないほど多くの舞台に上がったが、確かに違った。サンドゥルは自ら木になってミュージカル舞台に上がる。公演に臨む彼ならではの方法だ。「ミュージカルをしている間、僕は自分が大きい木だと思って舞台に立ちます。僕の根が皆のところまで伸びていくような感じです。立っているだけで存在感が感じられるようにしたいです。コンサートでいつも言うことですが『良いエネルギーをもらって、帰ってからもっと頑張ってほしい』。ミュージカルをしたあとに言う言葉です。一人ひとりのエネルギーが集まってピークに達し、注ぎ込むわけですが、メンバーたちにも一緒に感じてもらいたいです。もちろんミュージカルだけで感じられることではありませんので。前は他のメンバーもミュージカルをしてほしいと思っていましたが、今は自分の場所でちゃんと感じているはずだと思います」(サンドゥル)舞台の上で大きな木になったサンドゥル。作品に完全に入り込み、その役になりきるための彼だけの方法もある。必ず一度は底を知らなければならないということだ。その底を踏み台にしてさらに高く上がることができると言うサンドゥルだ。練習でもスタッフの表情の変化までしっかりと見る彼だ。「必ず一度は底を知らなければならないというマインドを持っています。底を経験してこそさらに高いところまで飛び上がることができます。悪口を言われて、落ち込んで、一人で台本を見たりして。底を知らないと、いつまでも繰り返されるような気がします。次のステップに進むのが難しいんです。指摘された部分をまた考えてみて、演出の意図についてたくさん考えます。練習するとき演出の表情が変わればその部分で悩むわけです。『なぜだろう?』と。そういうふうに作っているのです」(サンドゥル)サンドゥルは今回もまたそのようにして一生懸命ダルタニャンを表現した。自身の中にあるダルタニャンらしい面を引き出して練習に集中し、底から再び頂上に向かって着実に飛び上がっている。どんな絵でも描ける白紙に一つずつダルタニャンを描いていくように、彼はこれからもたくさんのキャラクターを描き出すだろう。「若いときに飛び込んだ世界だし、歌手ですがミュージカルも愛しています。本当に好きな分野です。僕の確かな長所は、まだ若くて盛り込む器が大きいということです。そして白紙。どんな絵でも描ける白紙なので、迷うこともあるでしょうが、役割と公演に入り込むための武器だと思います。色々聞きながら一つずつ完成させていくことが長所ではないでしょうか?」(サンドゥル)そうやって作り上げた「三銃士」とダルタニャン。この運命のような作品でサンドゥルが考えたダルタニャンは、舞台の上でどのように描かれているのだろうか。サンドゥルは1日に開幕した公演でもう2回も舞台に上がった。彼が感じて練習した通り、舞台の上のサンドゥルはダルタニャンをうまく表現したのだろうか。最後にサンドゥルにダルタニャンに伝えたい言葉を頼んだ。多少鳥肌の立つ質問に少し当惑したサンドゥルは、かっこよく自身を励ました。「サンドゥル、緊張してるだろう。僕の習慣は、僕自身に苦言を呈することだ。舞台に上がる前、鏡を見て確かめる時間を持つけれど、『お前はできる』という希望がほしい。充実した公演がしたいと思うし、練習した兄さんや姉さんたちを信じて、公演会場でお前を信じてかっこよく見せてあげなさい」(サンドゥル)
B1A4 シヌゥ「信念を忘れないように」 ― Vol.1
待ちに待った二作目のミュージカルだ。初めてのミュージカル作品で大きなインパクトを受けたB1A4のシヌゥ(25)。二作目となる「三銃士」と出会い、初めてのように、新たな興奮を感じている。悩んで練習して辛い時もあるこの過程を楽しみながら、最近もミュージカルの魅力にハマっている。昨年ミュージカルデビュー作「チェス」を終えた彼は、B1A4の活動とは異なるミュージカルの魅力に夢中になっていたが、二作目に参加してもう一度夢を叶えた。「三銃士」がシヌゥにとってさらに特別な理由は、B1A4のメンバーサンドゥルと同じ役にキャスティングされたためだ。同じ作品の同じ役に、1つのグループのメンバーをキャスティングすることはほとんどないが、シヌゥはサンドゥルと一緒だからこそさらに楽しく、また激しく没頭している。元々真面目な性格の彼だが、今回の作品に臨む姿勢も真面目で、そして激しかった。そのため彼に対する信頼はさらに堅いものになった。公演開幕1週間前、練習の真っ最中で、意欲に溢れるシヌゥとサンドゥルに会った。一緒に出演する作品であり、二人にとってずっと待っていた運命の作品でもあるため、さらに楽しそうに見えた。意欲が溢れるだけに、話したいことも多く、その話の中でシヌゥとサンドゥルが「三銃士」に持っている愛情が感じられた。「ものすごく参加したかった作品です。自信はありました。『チェス』の時も自信満々で始めたけれど、二作目は何だか分からない自信がありました。上手くできそうな気がしました。でも思ったほど上手く行かなくて苦労しました。『チェス』の時は自分と重なる部分が多いキャラクターでしたが、今回は本当に違っていて、自分とは逆の人物でした。まだ演技が未熟な僕としては、自分と反対のキャラクターを演じること自体がプレッシャーでした。そういったことを自ら努力して、演出や俳優たちに支えてもらって、半分は自分の意志で、半分は他人によってグレードアップしていくのだと思います」(シヌゥ)シヌゥの言う通り、実際に「三銃士」のダルタニャンと聞いて思い浮かぶイメージは、彼とのシンクロ率が高くはなかった。ダルタニャンはサンドゥルのイメージにマッチしていたが、シヌゥは少し違った。彼が見せてきた姿とは違うという意味だ。シヌゥはその中で答えを探し、その中からシヌゥならではのダルタニャンを完成させている。5日の初公演でのシヌゥのダルタニャンが期待される理由だ。「舞台ごとにリセットされる気がします。積もるものはありますが、作品ごとにリセットされるのではないでしょうか。ZE:Aのヒョンシク先輩が表現したダルタニャンは非常に独特で良かったと思います。ヒョンシク先輩の演技も楽しみですし、興味深いと思っています。カイ先輩は安定していて、後輩たちがこうなりたいと思うところが多いですね。舞台の上でパーフェクトなダルタニャンだと思います。安定していて心が落ち着くけれど、熱いものでいっぱいな。サンドゥルはダルタニャンに一番最適化されていると思います」(シヌゥ)それではシヌゥはどんなダルタニャンになりたいのだろうか。最近作品に「狂っている。クレージーな人になった」と表現した彼は、ダルタニャンに似た、そんな自身の姿を取り出して大きくして行ったら、クレージーにならなきゃと思うようになったという。普段も以前より明るくなり、笑顔が増えたという。「シヌゥ兄さんの元々の性格をよく知っているので、『三銃士』のダルタニャンをどう解釈するんだろうと気になりました。僕が認識しているダルタニャンは、少しきびきびとしていますが、兄さんはゆったりしています。不安はありましたが、練習しているのを見て不安が消えました。重量感があります。こんな雰囲気のダルタニャンもあるんだと思いました。シヌゥ兄さんががらりと変わったのではなく、いつも持っていた一面が溶け込み始めたのだと思います。皆さん、驚くと思います」(サンドゥル)悩みも心配事も多いダルタニャン。シヌゥは最近ダルタニャンの研究に夢中になっていた。人々が思うイメージのダルタニャン、彼の内面とキャラクターが作られる過程について分析して理解し、シヌゥだけの「三銃士」のダルタニャンを作り上げている。「多くの方々が知っているダルタニャンは、才気あふれる愉快で進取的な人です。小説の中のダルタニャンは違います。真面目過ぎてバカみたいなキャラクターですが、人々がイメージするダルタニャンにしなくても良いんじゃないかと思いました。色々と悩んで結局見つけたのは、自分の中のダルタニャンらしい一面を引き出すということでした。もっとエネルギッシュで、本当に真面目で、もっと男らしい姿です。コミカルでもあって、アクションもあるし、ショーミュージカルですが、重量感もあります。ユーモアがあるけれど、その中でしっかりと重心を保っています。重心を保てるのは、ダルタニャンが確かな信念を持っているためです。三銃士から気をつけと言われたら、気をつけの姿勢をするし、憧れていた銃士だからダルタニャンがその中に溶け込んでいくのだと思います。僕が笑わせようとしているのではなく、その状況に合わせていくのです」(シヌゥ)「100%共感します。ミュージカルで演技なのに、ダルタニャンがしそうな行動だけをしていると、自然にそうなっていきます。面白いキャラクターだと思いますが、本当に真面目で信念を持っていて、夢があるし、理由もある人です。ダルタニャンが面白いばかりのキャラクターではなく、本当に真面目だからそんな姿が出てくるんですね」(サンドゥル)同じ作品、同じ役を担当しているため、お互いにどうしても競争も刺激にもなるようだ。シヌゥとサンドゥルの二人を見ているとそんな気がする。だからこそお互いにもっと気楽に討論も指摘もでき、また褒め合って刺激し合える。シヌゥにミュージカルをしてほしいと思っていたサンドゥルは、一緒に作品に出演する、そうそうない機会であるためもっと貴重であり、シヌゥもサンドゥルと一緒に、より多くの答えを見つけている。「サンドゥルから答えを見つけることが多いです。サンドゥルの行動は意図して笑わせるものもありますが、軽いものだけではなく真面目なものもあります。ダルタニャンも意図したわけではありませんが、信念が強くて真面目な人だから起きるハプニングがあります」(シヌゥ)シヌゥとサンドゥルの「三銃士」、そしてダルタニャンは、お互いに良い刺激になっている。チケットが分散されるという現実的な悩みを打ち明けながら、二人は一緒にダルタニャンになったため、もっと幸せそうで楽しそうに見えた。サンドゥルもシヌゥも一緒だった。「練習室に一緒にいるのでお互いを見て良かった点を言い合ったり、指摘もします。同じダルタニャンを演じますが、分析やカラーも違うし、意見の差もあります。サンドゥルの演技と自分の演技は異なるものだと分かっているため、どう解釈しても正解はないと思います。考えの幅が広くなります」(シヌゥ)「シヌゥ兄さんにミュージカルをしてほしいと思っていました。勇気を出して『チェス』を始めましたが、『三銃士』をしながらミュージカルについて話し合うのが好きです。楽しいです。役に入り込んでいるので、先輩、アンサンブルの兄さんや姉さんたちが気を配ってくれて、尊重し合うのが格好いいと思います。練習する時もそうですし、本当に楽しいです」(サンドゥル)同じ作品、同じ役を担当したシヌゥとサンドゥルは、「三銃士」を通じて競争もしている。Win-Win(双方がうまくいく関係)戦略だが、だからと言って競争意識がないわけではない。そしてお互いを応援する気持ちとその競争意識があるため、さらに成長し、速く前に進むことができる二人だ。「一番のメリットは競争しながらも遠慮なく言えることです。一人だけ上手くやるのは失敗です。二人とも上手くできてこそ成功だし、二人とも上手くできてこそ後悔しないでしょう」(シヌゥ)シヌゥがダルタニャンについてどれだけ深く悩んでいるか、「三銃士」でどれほど入り込んでいるかが感じられる。彼の答え一つ一つからその悩みや努力が垣間見える。シヌゥのダルタニャンはサンドゥルのダルタニャンとどう違うものになるか、頭の中に浮かぶような気がする。また、彼がどれほど努力してダルタニャンを作っているかが分かってきた。「(サンドゥルの底を知って飛び上がるべきたという言葉に) 僕はサンドゥルとは逆だと思います。上手だと言われこそ上手になるような気がします。ダメだと責められたら、もっと消極的になって、それにこだわるタイプです。クールにやり過ごしたいんですが、批判を受けると刃を研ぎ、さらに刃を研いで、上手くやり遂げれば疲弊しています。センシティブなほうです」(シヌゥ)シヌゥはそうやって彼だけのスタイルで二番目の作品まで着実にキャリアを積み上げている。「チェス」で感じた喜びや感動、そして悟り。「三銃士」の練習を終えて初の公演を控えている彼。最初の作品の時も深く入り込んでいた彼だが、「三銃士」も「チェス」に負けないくらい、シヌゥに大きな影響を与えているようだ。「『三銃士』が終わった後、変化した姿を感じられるのではないでしょうか。『チェス』の時もせわしなかったし、ただただ頑張りました。作品が終わって2ヶ月が経ってやっと気付きました。その時、気持ちを落ち着かせて整理をしました」(シヌゥ)最後にシヌゥが自分のダルタニャンに伝えたいことを聞いた。戸惑う様子だった彼は、やっと一言話した。「ダルタニャンの信念は『正義は必ず生きている』。信念そのものを忘れないように!」
ZE:A ヒョンシク「『三銃士』と『花郎』を並行、迷惑をかけないように一生懸命に準備している」
アイドルグループZE:Aのメンバーヒョンシクがミュージカル「三銃士」とドラマ「花郎(ファラン):ザ・ビギニング」を並行する感想を伝えた。ヒョンシクは8日午後、ソウル新道林(シンドリム) D-CUBE ARTS CENTERにて行われたミュージカル「三銃士」の記者懇談会に出席した。この日、ヒョンシクは「ドラマ『花郎』の撮影と並行している。練習時間の不足や、体力的に辛いことはないか」という質問を受けた。ヒョンシクは「現在『花郎』の撮影と並行している。『三銃士』に出演することになったため、『花郎』にも出演したかった。剣術が変わった部分があるため、もうちょっと練習しなければならないと思う」と説明した。続いて「最大限ドラマとミュージカルの両方に迷惑をかけないように一生懸命に準備し、良い姿を見せる」と明かした。
「三銃士」 B1A4 シヌゥ&サンドゥル「観客の額にキス、公演中本当にする」
B1A4のシヌゥとサンドゥルがミュージカル「三銃士」の中のキスシーンについての期待感を高めた。8日午後、ソウル新道林(シンドリム) D-CUBE ARTS CENTERで開かれたミュージカル「三銃士」のプレスコールでダルタニャン役を演じるシヌゥは、客席にいる観客の額に突然キスする演技を披露した。これに対し、サンドゥルは「ファンがたくさん期待しているシーンだ。誰になっても一生懸命にする」と冗談を言った。シヌゥは「本当に額にキスする。時々ファンがどこに座ればキスしてもらえるかと聞いてくるが、福不福(運次第) だ。額キスはアトス役の権限だ」と説明した。
【PHOTO】ZE:A ヒョンシク&B1A4 サンドゥル&シヌゥら、ミュージカル「三銃士」プレスコールに出席
8日午後、ソウル新道林(シンドリム)D-CUBE CITYのD-CUBE ARTS CENTERにて進められたミュージカル「三銃士」のプレスコールに、ミュージカル俳優のKAI、ZE:Aのヒョンシク、B1A4のシヌゥとサンドゥルらが参加した。ミュージカル「三銃士」は、王室の銃士になるためにパリに来た田舎の青年ダルタニャンが三銃士(アトス、アラミス、ポルトス) に出会い、危機に瀕した王を救い出す冒険物語で、6月26日までD-CUBE ARTS CENTERにて上演される。
ZE:A ヒョンシク&B1A4 サンドゥル&シヌゥら、ミュージカル「三銃士」にキャスティング
ミュージカル「三銃士」がまた戻ってくる。17世紀パリを正義で染めた男の伝説を描くミュージカル「三銃士」は4月1日からソウル新道林(シンドリム)D-CUBE ARTS CENTERにて上演される。ミュージカル「三銃士」の今回の上演は、2014年の公演以来約2年ぶりだ。ミュージカル「三銃士」は韓国ミュージカル史上初めて韓日同時公演という快挙を成し遂げた作品で、名実共に韓国を代表するミュージカルであり、韓流の中心となった作品だ。フランスの小説家アレクサンドル・デュマの小説で、17世紀に王室の銃士になることを夢見る田舎の青年ダルタニャンの愛と、宮廷の銃士アトス、アラミス、ポルトスの3人が分かち合う友情、ルイ13世を取り囲むパリ最高の権力家であるリシュリュー枢機卿の陰謀を明らかにする過程を描いた作品で、しっかりとしたストーリーと華麗な舞台演出、ブライアン・アダムスの「All For Love」をメインテーマにし、ヨーロッパの雄壮でオペラ的な音楽とポップ的な要素がより増して、観客の大きな人気を受けた作品だ。今回のミュージカル「三銃士」は、新しいキャスティングで帰って来る。王室の銃士になろうとパリに上京したドンキホーテのような性格のダルタニャン役には、クロスオーバーミュージシャンでありミュージカル俳優のカイとZE:Aのヒョンシク、B1A4のシヌゥとサンドゥルが抜擢された。剣で弾丸も跳ね返すという伝説的な剣客アトス役にはカン・テウルとパク・ウンソク、鋭い推理力のロマンチストアラミス役にはパク・ソンファンとチョ・カンヒョン、虚勢は激しいが熱い海の男ポルトス役にはチャン・テウン、ファン・イゴンがそれぞれキャスティングされた。 また復讐だけだけのために人生を燃やす美貌の女スパイ・ミレディ役にはユン・コンジュ、イ・ジョンファがキャスティングされ、ダルタニャンと一目で恋に陥るパリの清純な女性コンスタンス役には、チョ・ユンヨンが、フランスの枢機卿であり宰相で野心を抱いた謀略家リシュリュー役にはキム・ソンミンが、リシュリューの近衛隊長チュサク役にイ・ジェグンがキャスティングされて作品をしっかりと引っ張っていく予定だ。公演制作社M Musical Artのキム・ソンミ代表は、「以前に完成度の高い公演で皆さんのもとを訪れたミュージカル『三銃士』が、今度はさらにアップグレードされた新しい姿で帰って来る予定」と明らかにした。2年ぶりに観客に会うために新しいキャストとともにより一層アップグレードして帰ってくるミュージカル「三銃士」は、INTERPARKなどの前売りサイトを通じて、18日午後2時より前売り販売が始まる。
B1A4 サンドゥル&シヌゥ、ミュージカル「三銃士」出演を“前向きに調整中”
B1A4のサンドゥルとシヌゥが、ミュージカル「三銃士」の出演を調整している。B1A4の所属事務所であるWMエンターテインメントの関係者は28日、10asiaとの電話取材で「出演を前向きに調整している」と明らかにした。ミュージカル「三銃士」はアレクサンドル・デュマ・ペールの原作小説を再構成した作品で、17世紀のヨーロッパを背景に、ダルタニャンとアトスを中心とする銃士たちの友情と冒険を描く作品だ。2004年にチェコ・プラハで初演された後、韓国では2009年5月に初演された。サンドゥルとシヌゥはミュージカル「三銃士」の主人公ダルタニャン役で出演の提案を受けたという。サンドゥルはこれまで出演した「兄弟は勇敢だった?」「ALL SHOOK UP」「シンデレラ」などでアイドルという枠を超え、ミュージカル俳優として位置づけられており、シヌゥは昨年「チェス」でミュージカルの舞台に初めて立ち、ミュージカル俳優としての可能性を認められたため、期待が集まっている。ミュージカル「三銃士」は4月1日から6月26日まで、ソウル九老(クロ) 区新道林洞(シンドリムドン) D-CUBEアートセンターで公演される。
SUPER JUNIOR シウォン、ソンミンのミュージカルを観覧「面白い」
SUPER JUNIORのシウォンが、メンバーのソンミンが出演しているミュージカル「三銃士」を観覧し、ツーショットを公開した。シウォンは4日午後、自分のTwitterに「面白い。新年になって初めて観たミュージカル『三銃士』^^ もう30歳。正義を叫ぶソンタニャン(ソンミン+ダルタニャン)と」という書き込みとともに写真を掲載した。写真には微笑みながらカメラを見つめているシウォンとソンミンが写っている。二人は剣を持ってポーズを取っており、視線を引いた。これを見たネットユーザーは「メンバーがコンサートを観に来てくれるなんて、微笑ましい」「ソンタニャン、ファイト」「私も『三銃士』観たいな」などのコメントを残した。ソンミンは京畿道(キョンギド)城南(ソンナム)アートセンター・オペラハウスで公演中のミュージカル「三銃士」でダルタニャンを演じている。
2PMのJun. K「三銃士」でミュージカル俳優としての実力を証明
2PMのJun. Kがミュージカル「三銃士」で目を見張る演技と歌唱力の成長を認められている。(株)M Musical Artが制作したミュージカル「三銃士」でダルタニャン役に扮し、熱演しているJun. Kは、自然に役に溶け込んで役との深い一体化を見せ、観客や関係者から好評を得た。Jun. Kは昨夏忠武(チュンム)アートホールで上演された「三銃士」を通じてミュージカルデビューし、初演にもかかわらず優れた演技力でミュージカル界の新星として反響を浴びた。その後Jun. Kは、東京・渋谷Bunkamuraオーチャードホールでの公演から13日に幕を開けた城南(ソンナム)アートセンター公演まで精力的に活躍している。(株)M Musical Artの関係者は18日、「Jun. Kはミュージカルでの経歴が短いにもかかわらず、毎回の公演で目を見張るほどの成長を見せており、すでにミュージカル俳優という肩書きが全く不自然ではない。俳優Jun. Kのこれからの成長がさらに期待される」と絶賛した。Jun. Kは「三銃士」の城南アートセンター公演に先立ち「毎回『三銃士』の舞台に立つたびに、新しい気持ちになる。何度も演じた役だが、よりよい姿をお見せするためベストを尽くしているし、観客の方々には本当に楽しんで見て頂き嬉しい。残りの公演にも沢山の関心と期待をお願いする」と感想を伝えた。「三銃士」は、13日に城南アートセンターで公演の幕を開けた。
「三銃士」SUPER JUNIOR ソンミン&J-Min“舞台の上の俳優と観客が溶け合う公演が魅力です”
ミュージカル「三銃士」のインタビューで、J-Min(コンスタンス役)はSUPER JUNIORのソンミンについて「可愛いイメージだが、とても力が強い」と教えてくれた。J-Minは「劇で倒れる時にソンミンが私を掴むシーンがありますが、本当に上手だ」と付け加えた。実際にソンミンはインタビューを終えてから写真を撮るとき、J-Minを両腕で持ち上げた。にもかかわらず、腕が震えたり苦しそうな様子を見せることなく、J-Minと仲良くポーズをとった。テコンドーと漢江(ハンガン)でのジョギングを楽しむというソンミン、J-Minと共に城南(ソンナム)アートセンターでインタビューを行った。―「三銃士」は剣術が多いミュージカルだ。普段運動は得意なのか?ソンミン:子供の頃からたくさん運動した方なので、思ったより簡単だった。難しかったのは共演の俳優と剣術で呼吸を合わせることだ。怪我をしてはいけないので呼吸を合わせるためにかなりの時間が必要だった。そのため、共演俳優たちと打ち解けた話をたくさんした。後にはお互いの目を見るだけでも調子が良いか悪いか分かるほどになった。―受け答えを聞くと、他人に合わせるセンスがかなりある。先天的なものなのか、それともSUPER JUNIORの活動をしながら見に付けた後天的要因なのか?ソンミン:他人に合わせることは僕の性格だと思う。他人がどう考えるか、またはどうすれば喜ぶか考える方だ。演技をする時も相手役の俳優がどう演じるかによって、自身の演技が変わる。相手をたくさん観察する方だ。女の香りコンスタンス、正義の味方ダルタニャン―J-Minさんは優しい役を主に演じてきた。ミレディのような気の強い役が来たらどうする?J-Min:私に演じられる力量があったら演じたい役だ。ミレディとコンスタンスは純粋な魂を持っている。ミレディは最初から悪女ではない。痛みを隠すために厳しくなり(心の)鎧を着たのであり、内面は弱い。―プレスコールには出なかったが、1幕でダルタニャンがアトスをはじめとする三銃士に1対3で決闘を申し入れるシーンがある。1対3で対決するダルタニャンのような無謀な面がソンミンにもあるだろうか?ソンミン:(演劇のダルタニャンのように)有名で喧嘩の強い人に3人も直面したら逃げるだろう(笑)―ミュージカル「三銃士」の最も大きな魅力は?ソンミン:「三銃士」は漫画のような面白さがある。子供たちが見たら正義感に燃えるようになる公演であり、親世代が見たら「私もあんな頃があったな」と回想したり、または童心に戻れるようになる。終わる頃には心が温まる義理も感じられる公演だ。温かく、かつ正義を実現しようとするストーリーが魅力的だ。J-Min:舞台の上の俳優と観客が溶け合う公演だ。公演を終える時にまるで一つになる感じは、客席から私が見てもとても感動的だ。―演出家が指示すること以外に、自身だけのダルタニャンやコンスタンスとして加えたいことがあるのか?ソンミン:「Jack the Ripper」から共にした演出家だ。この部分はこうしたら良いと言うスタイルではなく、僕が考えたダルタニャンを一緒に作ってくれるタイプだ。他のダルタニャンはお茶目な姿があるが、僕は子供のようなダルタニャンではなく、真面目で義理に溢れて怒ったりもする正義の味方の姿をお見せしたい。三銃士が僕を見たときに心強く感じられるダルタニャンになりたい。J-Min:演出家の先生は、俳優が反対の意見を持ってもそれを折らない。俳優が持っている固有の個性を引き出す。俳優がこの部分においては反対するという個人的な意見を提示しても、俳優が十分理解できるように説明してくれるタイプだ。今度はもう少し成熟した姿を見せようという演出家先生の注文があった。昨シーズンよりは女の香りが漂うコンスタンスになるのではないかと思う。―最初にミュージカルを始めた時と今、大きく変わったと感じる部分があるとすれば?ソンミン:初めてミュージカルをする時よりは大人になり、ミュージカルに見合う発声を探して行く途中だ。最初にミュージカルに挑戦した時は「こうすれば良いだろう」と漠然と思っていた。しかし、今考えてみると「何であんなにしたんだろう」と思う。自身が発展している感じがしてやりがいを感じられるので、これからももっとミュージカルをしたい。昔より歌や演技において奥行きが出来た。J-Min:歌では新しい道が出来た。たくさんの試行錯誤があり、公演をしながら大変で時には悔しくて泣いたりもした。「歌う歌手なのに、私はなんでこんなに思い通りに歌が出来ないんだろう」と慣れなかったが、今は少しずつノウハウが出来ている。(ミュージカルを)私の道にできるという自信ができたのが重要だ。―今まで受けたミュージカル先輩からのアドバイスのうち、最も大事なことがあるとすれば?ソンミン:コンサートをたくさんしたので、舞台に決められた動線をこまめにチェックする方だ。しかし先輩が「決められた動線より、自身の心が赴くだけ動け。動線を必ず守る必要はない。問題にならない程度だけ動けば問題なく、あえて決められた動線に縛られる必要はない」とアドバイスしてくれた。このアドバイスを聞いて舞台で気が楽になった。」J-Min:「心で演じなさい」とのアドバイスが役に立った。もう一つは「歌わず、演技をしろ」とのアドバイスだ。「あなたが歌う歌が何を言おうとするのか、よく聞こえない」との言葉が衝撃で胸に来たことがある。「歌ってはいたものの、伝わらなかったんだ」と思った。客席という大きな空間でどこまで私の気持ちを伝えられのるか悩むようになった。―SUPER JUNIORの中で三銃士のキャラクターに最も合うと思うメンバーは?ソンミン:アトスはくっきりした目鼻立ちの濃い顔で背も高く、運動も上手でなければならないイメージだ。アトスにはシウォンがぴったりだ。キュヒョンはダルタニャンよりアラミスが似合う。女に優しく接することができるキュヒョンなので、アラミスに合う。もう一つ、アラミスはオペラ歌手だ。劇で素敵な歌を歌わなければならないので、キュヒョンがアラミスを演じるとカッコイイと思う。ポルトスは誰が見てもシンドンがもってこいだ。―SUPER JUNIORが世界的に愛される理由は何だと思うのか?ソンミン:最近は(動画投稿サイト)YouTubeが非常にPRになる。本当にYouTubeのお世話になっている。SUPER JUNIORのメンバーは優しいがお茶目だ。SUPER JUNIORが悪戯をする姿を(YouTubeで)見ながら一緒に楽しみ、幸せを感じるのではないだろうか。海外のファンがSUPER JUNIORならではのハッピーウイルスを見ながら一緒に楽しんでくださる。