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サラリーマン楚漢志

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  • Vol.2 ― イ・ボムス「娘を見て40年前の私を見た」

    Vol.2 ― イ・ボムス「娘を見て40年前の私を見た」

    俳優イ・ボムス(42)が、先月29日に封切りした映画「死体が帰ってきた」でスクリーンでの活動に乗り出した。「サラリーマン楚漢志」が終わるや否や映画で活動するイ・ボムスは、テレビと映画の両方で活躍してきた。「映画よりドラマの制作環境が悪い」という評価についてのイ・ボムスの考えを尋ねた。彼は自身の考えに例を挙げて説明した。「私もドラマと映画の制作環境の差に関心がありました。初めてテレビでの演技に挑戦する前ドラマの撮影最中は寝られないという話を聞きました。それでも私だけが寝られないのではないと思い、怖くはありませんでした。2つ目に撮影シーンごとの台本を撮影当日にもらうという話を聞きました。それでも撮影シーンごとの台本はおよそ2ページしかなくて、私は台本の暗記は得意なので大丈夫だと思いました。実際撮影に入ると環境が悪いとは思いました。放送日が差し迫るという理由によって、一方的な要求が多かったです。例えば、映画は標的の前で正しく照準を合わせて10点に向かって一弾一弾撃ちますが、テレビドラマは馬に乗って走りながら標的に矢を放ちます。私はドラマと映画がこのように違っていたので、演じる時に面白かったです」演技が面白いというイ・ボムスは、撮影ごとにベストを尽くす。もちろんすべての俳優が撮影にベストを尽くす。だが、イ・ボムスに対する評価は若干違う。彼と共に「サラリーマン楚漢志」に出演したチョン・リョウォンとチョン・ギョウンは、最近記者とのインタビューで「イ・ボムスさんはいつも撮影の前に徹底的に準備をして来ます。本当にすごいです」と語った。その秘訣は何だろうか。「あまり時間もないのに準備をしてくるというのは変でしょう(笑) 準備をちゃんとするというよりは、毎日作品に臨む態度が徹底しているのでそのように見えるようです。私が作品に臨む時、相当集中しています。集中してあらゆることに臨みます。集中から来るエネルギーと現場での瞬発力、そして緊張感が他の俳優と違うので私がそのように見えるようです」4打席連続ホームラン。今後数多くのドラマを控えている俳優イ・ボムスには、プレッシャーにならざるを得ない。だがイ・ボムスは、全くプレッシャーを感じないと語った。「私は次の作品が常に楽しみです。演技に参加してその作品が始まると、それ自体を楽しみます。楽しむ人はなかなかやられないというでしょう。そのように楽しんで、視聴率まで上がって拍手を受けると、より一層嬉しいものです。高視聴率を出すために演技をすると、とても苦しいだろうと思います。今でも次の作品に臨むことを思うと本当に楽しみです。次の私の役柄は何だろう。どんなものではっと驚かせることができるだろうかと。こういうことが私のちょっと違った部分なんでしょう」先月23日にソウル市三清洞(サムチョンドン)にあるカフェで、イ・ボムスの娘ソウルの満1歳の誕生日パーティーが行われた。当時イ・ボムスは娘をマスコミに初めて公開して、幸せを隠すことができなかった。娘の話が出てくると、すぐに満面の笑みを見せた彼に家族は様々な意味を持っていた。「家族ができることで妻または、子供の人生への私の心がけ、態度が変わるようです。子供を見て大人になっていき、成長します。この成長は最近『サラリーマン楚漢志』『ジャイアント』『死体が帰ってきた』など、すべての作品において演じる姿はどれも溶け込んでいます。子供がよちよち歩くのが本当に可愛いんですよ。その子供を見ながら、その姿にふと40年前の自分を見て、希望に満ちるように未来を想像する若い頃の私の母と父の姿を思い浮かべました。子供によって人生が深くなって、それらがすべて台詞ににじみ出るようです」

    マイデイリー
  • Vol.1 ― イ・ボムス「今になってやっと演技がうまくなりました」

    Vol.1 ― イ・ボムス「今になってやっと演技がうまくなりました」

    俳優イ・ボムス(42)は今年、意義深い記録を立てた。先月13日に放送が終了したSBS月火ドラマ「サラリーマン楚漢志」をはじめ、「外科医師ポン・タルヒ」(2007年)、「オンエアー」(2008年)、「ジャイアンツ」(2010年)など全ての作品で同時間帯1位を達成する快挙だけでなく、全て延長放送させる成果を成し遂げた。イ・ボムスは30本余りの映画に主役で出演してきたが、テレビドラマは上の4作品だけに出演した。出演するドラマごとに人気を巻き起こすイ・ボムスのドラマでのパワーは、どこから出てくるのだろうか。最近江南(カンナム)にあるカフェで出会ったイ・ボムスは、出演するドラマごとに成功した理由を尋ねる記者の質問に恥ずかしいと言いながらも、自身の見解を述べた。「私のテレビ出演が新鮮だったようです。スクリーンだけで見てきたのが、テレビで初めて目にしたので、そのような感じを受けたんじゃないでしょうか。ある批評家に聞いた話ですが、従来のテレビ俳優とは違い、私の撮影に臨むエネルギーや雰囲気が独特だとのことです。また、私が引き受けた役柄がみな、正義感が強くて全ての逆境に打ち勝って起き上がる正しい人なので好まれるようです」イ・ボムスは今年「サラリーマン楚漢志」のユ・バン役で愛された。「サラリーマン楚漢志」はコミカルな要素が加えられた作品で、視聴者たちはそ知らぬふりして忠清道(チュンチョンド)方言で喋る彼の自然でコミカルな演技に泣いて笑った。彼の活躍によって「サラリーマン楚漢志」は、月火ドラマの視聴率1位を記録して有終の美を飾った。「視聴率1位になったことは単純に1位なので良いというよりも、ハードスケジュールで寝られない時に『これくらい人気があるんだな』という気持ちになって大きな力になります。フィルモグラフィーの中で代表作が一つできたことも嬉しいです。作品が終わって今までのどの時よりも名残惜しかったです。数日間悲しかったです。愛する女性と別れるしかないというような感じでした。それでも縦横無尽に楽しくできたようで幸せでした」誰が見ても自然だった忠清道方言。それだけ大変なこともあった。「劇の全体的な流れでは大きな問題はありませんでした。ところが毎回のエンディングシーンで、ちょっと困ったことがありました。普通最後のシーンは、次の放送について好奇心を掻き立てるために深刻に終わる場合が多いじゃないですか。ですが忠清道方言特有のゆっくりとした緊張感のない喋り方は、シーンの切迫した雰囲気に合わない時がありました。その時は方言のごく一部分を調節して喋りました(笑)」イ・ボムスの演技は自然だ。演技が上手な俳優は多いが、自然な俳優は多くない。それだけイ・ボムスは配役によく溶け込む俳優の1人だ。「最近よく思うことは、俳優として演技をすればするほど、上手くなるということです。この頃味が出てきました(笑) すればするほど楽しくて面白いです。演技は楽しまずには出来ないようです。今になって演技が面白いと感じます。今になって面白さを知ったようです」

    マイデイリー
  • チョン・リョウォン「理想のタイプはパク・ヘイルさん…大好き」

    チョン・リョウォン「理想のタイプはパク・ヘイルさん…大好き」

    女優チョン・リョウォンが理想のタイプとしてパク・ヘイルを挙げた。チョン・リョウォンは、ソウル・論硯洞(ノンヒョンドン)のあるカフェで行ったOSENの取材で、自分の理想のタイプについて「優先するのは、性格が合う人」と語った。続いて「韓国の俳優の中では、パク・ヘイルさんがタイプ。本当に好き。女性らしい面もあるし、男性的なところもある。目が魅力的だ」と話した。また「私がパク・ヘイルさんのファンだということは、映画界では有名なこと。いつか共演してみたいと思う」と付け加えた。さらにチョン・リョウォンは、「『サラリーマン楚漢志』で、イ・ボムスとチョン・ギョウンのどちらが理想のタイプに近いか」との記者の質問には、「二人とも好き。ユ・バンが好きだし、ハンウ(役名)ではないチョン・ギョウンさんも好き」と話し、「チョン・ギョウンさんは実際の年齢よりも落ち着いていて、粘り強いタイプ」と答えた。チョン・リョウォンは、先日最終回を迎えたSBSドラマ「サラリーマン楚漢志」で傍若無人で自分勝手なペク・ヨチ役を熱演。視聴者から好評を受けた。

    OSEN
  • 「ファッションキング」がついにスタート…「サラリーマン楚漢志」の人気に続くのか?

    「ファッションキング」がついにスタート…「サラリーマン楚漢志」の人気に続くのか?

    ファッションデザインを題材にした、斬新でトレンディなSBSの月火ドラマ「ファッションキング」が19日からの放送開始を予告し、視聴者の関心が集まった。「サラリーマン楚漢志」(以下、楚漢志)の後続作品となる「ファッションキング」は、若い俳優や斬新な題材で、月火ドラマの頂点を狙う。「ファッションキング」は、東大門市場から出発して、世界的なデザイナーとして成功する若者たちの挑戦と愛、欲望を描いたドラマであり、ユ・アイン、シン・セギョン、イ・ジェフン、少女時代のユリなど、若くてホットなスターが勢ぞろいし、制作前から話題を呼んでいた。「ファッションキング」はまず、題材が斬新である。視聴者は、ドラマを通じてファッション業界の競争と仕事への情熱、悩みをうかがうことができる。仕事だけではなく、愛と嫉妬などが絡む恋愛ドラマとしても楽しめる要素もあり、韓国のファッションのメッカである東大門からスタートして世界に羽ばたいていく若者たちのサクセスストーリーも盛り込まれる。さらに「ファッションキング」では、世界の有名デザイナーが制作した衣装や小物がたくさん登場し、女性の視聴者の目を惹きつけると思われる。「ファッションキング」は登場人物も豪華である。国内を越えて、世界的に人気を得ているユ・アイン、シン・セギョン、イ・ジェフン、ユリなど、韓流スターが揃っている。2012年の放送界の期待の星として浮上している彼らの斬新な演技も期待したい。実際に「ファッションキング」の制作発表会では、韓国だけでなく日本、台湾などからの多数のメディアが参加し、「ファッションキング」と俳優の人気を実感させた。制作関係者は22日午前、OSENとの電話取材で「『ファッションキング』は、若いファッション業界の人々の愛と挑戦を描くトレンディドラマで、台本もしっかりしていて見所も多い」とし、「ユ・アイン、シン・セギョン、イ・ジェフン、ユリの4人の主人公のキャスティングも良かった。それに、チャン・ミヒ、キム・ヘスクなど中堅俳優が安定した演技力で支えており、『超ヒットドラマになるんじゃないか』と予想している」と述べた。先日幕を閉じた「楚漢志」は、視聴率20%(AGBニールセン・メディアリサーチ基準)を越え、月火ドラマの1位で最終回を終えた。後続作品の「ファッションキング」もその後を継ぐことができるかどうか注目したい。

    OSEN
  • 「サラリーマン楚漢志」イ・ボムス“生き生きとした俳優でいたい”

    「サラリーマン楚漢志」イ・ボムス“生き生きとした俳優でいたい”

    俳優イ・ボムスがドラマの視聴者に感謝の気持ちを伝えた。イ・ボムスは13日に最終回を迎えたSBS月火ドラマ「サラリーマン楚漢志」(脚本チャン・ヨンチョル、チョン・ギョンスン、演出ユ・インシク)でユ・バン役を熱演した。ドラマ「サラリーマン楚漢志」は、チョナグループの新入社員から会長になったサラリーマンの悲しみと喜び、そして成功を描いたドラマである。特にイ・ボムスならではのおおらかな演技と巧みな方言は、視聴者をさらに楽しませた。月火ドラマで視聴率1位を維持してきた「サラリーマン楚漢志」は、最終回も視聴率トップを記録した。イ・ボムスは放送終了後、ドラマの公式サイトに「これまで『サラリーマン楚漢志』を愛してくださった視聴者の皆さんに感謝いたします」と書き込みを残した。続いて「僕は『サラリーマン楚漢志』に出演していた3ヶ月間、とても楽しくて幸せでした。何も持っていないけれど、自信と情熱を持って堂々と世の中を渡っていくユ・バンとして過ごした時間は、僕にとってかけがえのない時間でした」と語った。また「多くの視聴者の方々がユ・バンを見て楽しんでくださって、僕は勇気をたくさん頂きました。そしてドラマの最後まで頑張ることができました」と語った。さらに彼はドラマのスタッフと視聴者に感謝の気持ちを伝えた。彼は「演出家ユ・インシク、脚本家チャン・ヨンチョルをはじめ『サラリーマン楚漢志』のためにご尽力なさったスタッフや俳優たちにも感謝いたします。これまで『サラリーマン楚漢志』を愛してくださった視聴者の皆さんに改めて感謝いたします」と語った。最後に彼は「名残惜しい気持ちでいっぱいですが、もうユ・バンと別れなければなりませんね。これからはユ・バンではなく、俳優イ・ボムスとして新しい作品でお目にかかりたいと思います。まるで不老不死の薬を飲んだように、生き生きとした演技を見せる俳優でいられるように頑張っていきます」と語った。イ・ボムスは、29日に公開される映画「死体が帰ってきた」のペク・ヒョンチョル役で出演し、今後のさらなる活躍が期待される。

    マイデイリー
  • 「サラリーマン楚漢志」会長はなぜ長生きしなければならないのか

    「サラリーマン楚漢志」会長はなぜ長生きしなければならないのか

    SBSドラマ「サラリーマン楚漢志」の最終回、悪役モ・ガビの破滅戦争が終わり、「巨悪」モ・ガビ(キム・ソヒョン)が敗北した。SBSドラマ「サラリーマン楚漢志」は、13日の最終回でモ・ガビに総攻撃を仕掛けた。欲を原動力にしてきたモ・ガビを没落させることは簡単ではなかった。だが、「過猶不及(過ぎたるはなお及ばざるがごとし)」という言葉通り、結局行き過ぎた欲望は裏目に出た。天下グループは倒産し、モ・ガビはチン・シファン殺人罪とウヒ殺人未遂罪に問われ完敗。そして気が狂った。 完璧な破滅だ。 1980-90年代に放映されたKBSドラマ「テレビ孫子兵法」は、サラリーマンの生活を「戦いの技術」に喩えたが、「サラリーマン楚漢志」はまさに銃なき戦争の叙事詩、そのものだった。サラリーマンの話を描いた同ドラマが放送前に作ったミュージックビデオに、なぜ戦場のシーンが盛り込まれているのかは見れば分かる。資本主義社会で生き残りをかけて激しく競争しなければならないサラリーマン。これを代表するキャラクター、ユ・バン(イ・ボムス)は失業者ながら大手企業への就職を夢見て必死にあがき、天下グループのトップにまで上りつめた。 平凡な人が権力層の腐敗を暴きだして立ち上がるという話は、同ドラマの制作スタッフの前作といえる「ジャイアント」に似ている。「ジャイアント」は独裁政権下で人が耐えるべき逆境を描き、「サラリーマン楚漢志」は大手企業内の不祥事を告発したが、決局底辺にあるのはお金と権力を持つ人々の限りない執着と欲望だと訴える。そして、「サラリーマン楚漢志」は上層部の軋轢以外にも、これによって犠牲になる最下位の労働者の事情にも注目した。ニュースではよく報道されなかった双龍(サンヨン)自動車などの解雇労働者の奮闘は、このドラマを通じてかなり具体的に描かれた。天下グループと戦うためにユ・バンが立ち上げた「ペンソン実業」は、大手企業の横暴に対抗し、健全な経営方式で勝利する中小企業の快挙を見せた。中国の歴史書籍「楚漢志」をモチーフに各エピソードを多様な四字熟語に喩えたこのドラマの最後の四字熟語は勧善懲悪だった。だが、ありふれた結末を選んだこと以外にも物足りなさは残る。モ・ガビの破滅に全力を尽くした後に残る気まずい疑問。それはモ・ガビだけなくなれば終わりということなのだろうかということだ。「サラリーマン楚漢志」の最後のシーンでは、トップになったユ・バンととぺク・ヨチ(チョン・リョウォン)が堂々と登場する。オーナーが変わっただけで、大手企業という背景から聞こえてきた最後の台詞は、「会長、長生きして元気でいて下さい」だった。これで果たして戦争は終わったのだろうか。

    oh!my star
  • 「サラリーマン楚漢志」最終話“ご都合?どんでん返し?”分かれる評価

    「サラリーマン楚漢志」最終話“ご都合?どんでん返し?”分かれる評価

    SBSの人気ドラマ「サラリーマン楚漢志(チョハンジ)」は、最終話でのチャ・ウヒ(ホン・スヒョン)の生死をめぐるどんでん返しの連続で、視聴者の反応が2つに分かれた。大きく注目を浴びたチャ・ウヒの生死では、結局チャ・ウヒは死なない結論となった。モ・ガビ会長(キム・ソヒョン)の秘書は「チャ・ウヒを消しました。彼女の乗った車と一緒に貯水池に水葬しました」と報告したが、チャ・ウヒはたまたま通り過ぎた修道女たちに貯水池の水門に引っかかっている所を発見され、命拾いする。しかし、事故の衝撃でウヒは意識不明状態になった。修道女たちは、彼女が誰か知るはずもない。しかし、チャ・ウヒが消えた場所で彼女の失踪垂れ幕を見ていたハンウ(チョン・ギョウン)が、ちょうどその時その前を通り過ぎる修道女たちと運命的に出くわして問題は解決され、ウヒとハンウは再会する。しかし、ウヒが生きているだけでは足りなかった。モ会長がウヒを殺そうとしたその証拠が必要だった。このとき、ユ・バン(イ・ボムス)が機転を利かす。ウヒの失踪現場を調べる途中「そんなに睨んだって、ない防犯カメラは出てこないよ」とのボン・ケ(ユン・ヨンヒョン)の言葉に、ユ・バンが本当に睨んでいた建物に入り、防犯カメラのテープを持ってくる。向かい側の建物の商店に入ったユ・バンは「もしかしてここに、道路側を映す防犯カメラはないですか」と聞き、店員は待っていたかのように「窓の外に一つある」と答える。そしてユ・バンらは、事件の情況が信じられないほど鮮明に映ったテープを手に入れる。この展開に、一部の視聴者は「どんでん返しが繰り返されるストーリーとはいえ、今回の話は少し都合が良すぎる」と冷たく評価している。3月14・15日の夜9時55分には「楚漢志スペシャル」が放送される。

    OSEN
  • 「サラリーマン楚漢志」イ・ボムス、ルーザーから視聴率メーカーへ

    「サラリーマン楚漢志」イ・ボムス、ルーザーから視聴率メーカーへ

    イ・ボムスがSBS月火ドラマ「サラリーマン楚漢志」で逆転のボムスに生まれ変わった。イ・ボムスはこれまで、ドラマで不敗の成績をおさめている。しかし、そのヒットの裏には熾烈で緻密な努力があった。映画で披露していた、コミカルで下流人生のキャラクターを抜け出そうと始めたドラマ「外科医ポン・ダルヒ」と「オンエア」で真摯でカリスマ溢れるイメージチェンジに成功した。また「ジャイアント」は前作に比べ、低い視聴率と劣悪な環境の中でスタートしたが、回数を重ねるごとにイ・ボムスの演技と制作スタッフのコンビプレーで38.2%の高い視聴率を叩き出し、放送終了となった。その後、「ジャイアント」の制作スタッフと2年ぶりに「サラリーマン楚漢志」で意気投合した。今回のスタートもライバルドラマに押され、初めは視聴率が低迷していた。しかし、後半に向かうにつれ視聴率が上昇し、現在20%を超え同時間帯で1位となっている。イ・ボムスは比較的遅れてスタートするが、長距離レースで必ず勝ち抜く闘争心を発揮した。「サラリーマン楚漢志」は残り2話の放送を控えている。

    TVレポート
  • チョン・リョウォン、悪口の台詞をリアルに演じる秘訣とは?

    チョン・リョウォン、悪口の台詞をリアルに演じる秘訣とは?

    女優チョン・リョウォンが悪口の台詞をリアルに演じる秘訣を公開した。チョン・リョウォンは29日、自身のTwitterに「多くの方が劇中で実際に悪口を言っているのかと聞くのでお答えします~実際に悪口を言っているわけではありません~似たような発音の言葉ってありますよね?そのような言葉で文章を作って使っていますが、最近は斬新な文章が思いつきません~皆さん、良い文章があったら共有しましょう~皆さんの胸がスカッとするように、代わりに私が思いっきり叫びます!」という書き込みを掲載した。チョン・リョウォンはSBSドラマ「サラリーマン楚漢志」で自由奔放な性格のヨチ役を演じ、注目を浴びている。彼女の悪口の台詞は、放送ごとに視聴者の笑いを誘っている。書き込みを読んだネットユーザーは「本当に悪口の演技がすごすぎる!」「悪口の演技ってコツがあるんですね!」などのコメントを残した。「サラリーマン楚漢志」はMBCドラマ「光と影」を制して月火ドラマの視聴率トップを維持している。

    TVレポート
  • 「サラリーマン楚漢志」イ・ボムス、4作連続ホームランで“ヒットメーカー”に!

    「サラリーマン楚漢志」イ・ボムス、4作連続ホームランで“ヒットメーカー”に!

    SBS月火ドラマ「サラリーマン楚漢志」(脚本:チャン・ヨンチョル、チョン・ギョンスン、演出:ユ・インシク)のイ・ボムスがドラマの出演作で4連続ホームランを放ちヒットメーカーとして浮上している。「サラリーマン楚漢志」のイ・ボムスは、劇中で天下グループの新入社員からスタートし、烹成(ペンソン)実業の代表取締役となるユ・バン役を熱演している。得意の忠清道(チュンチョンド)訛りのコミカルなキャラクターで、サラリーマンの哀歓と成功をリアルに演じている。その結果、同ドラマは同時間帯視聴率1位を達成した。今回の1位で、イ・ボムスはドラマ「外科医ポン・ダルヒ」(2007)「オンエアー」(2008)「ジャイアント」(2010)を含む最近のドラマ出演作が4作共に同時間帯視聴率の1位を達成する快挙を成し遂げただけでなく、これらの作品全ての放送話数を延長させるパワーを見せ付けた。「外科医ポン・ダルヒ」で彼は、全分野の手術を完璧に成功させることのできる天才胸部外科医、アン・ジュングン役を演じ、怒りっぽい性格の役柄からイラ・ボムスという愛称まで手に入れ、全16話で企画されていた同ドラマを2話延長させた。また「オンエアー」では、マネージャー界のミダースの手であり、「チャンエンターテインメント」のCEOであるチャン・ギジュン役を演じ、実際のマネージャーの間で大きな反響を得た。同ドラマは全20話だったのが1話延長された。そして1970~80年代の韓国の経済成長期を描いた「ジャイアント」では、強い推進力を持ち頭脳明晰なイ・ガンモ役を完璧に演じきり、全50話だったドラマをなんと10話も延長させ、全60話で放映された。当時、最終回の視聴率は40%を越えるなど底力を見せた。今回の「サラリーマン楚漢志」は、「ジャイアント」の制作陣が集まったということだけで快く出演を決め、業界では話題となっていた。そんなイ・ボムスが、全20話の予定だった同ドラマの2話延長を牽引するなど、大きな役割を果たした。イ・ボムスは「これまでの作品で素晴らしい監督と脚本家、役者の方々と力を合わせ、良い成果を上げてきた。この信頼のおかげで、今回も良い結果を得られたと思う。これからドラマが終着駅に向かうにつれ、葛藤や対立、恋愛模様や番狂わせも起こるので、最後まで目を話せない展開となるだろう。最後まで最善を尽くして演じていきたい」と話した。今回の「サラリーマン楚漢志」までの出演ドラマ4作品で全てホームランを放ったヒットメーカーイ・ボムスは、3月から公開される映画「死体が帰ってきた」でこの勢いを続ける覚悟を覗かせた。

    TVレポート
  • 「サラリーマン楚漢志」スタッフにイ・ボムスから 太っ腹なおもてなし

    「サラリーマン楚漢志」スタッフにイ・ボムスから 太っ腹なおもてなし

    連日話題のSBS月火ドラマ「サラリーマン楚漢志(チョ・ハンジ)」でユ・バン役を演じ、笑いと感動を与えている俳優のイ・ボムスは、25日、ドラマの出演者とスタッフのためにキャンピングカーのケータリングサービスを利用して食事をもてなした。キャンピングカーには「最近お疲れっすよね?とりあえず召し上がってくだしゃれ」というプラカードがかかっていた。この食事提供は、イ・ボムスとイ・ボムスのファンが「サラリーマン楚漢志」の出演者とスタッフのために用意したもので、ドラマスタッフ全員を元気付けるためのイ・ボムスの感謝の気持ちを表したプレゼントだ。イ・ボムスの関係者は「現場でいつも苦労しているドラマ出演者とスタッフ全員に感謝の気持ちを込めて、少しでも元気になってもらいたいと思っていた。おかげで現場で皆一緒に食事ができるきっかけになった。スタッフの喜ぶ姿を見て、イ・ボムスと彼のファンも嬉しそうにしていた」と伝えた。

    マイデイリー
  • 「サラリーマン楚漢志」大反響の3つの要因

    「サラリーマン楚漢志」大反響の3つの要因

    韓国で20日に放送されたSBS月火ドラマ「サラリーマン楚漢志」(脚本:チャン・ヨンチョル、チョン・ギョンスン、演出:ユ・インシク)が、同番組史上最高の視聴率16.9%(AGBニールセン・メディアリサーチ、全国基準)を記録し、月火ドラマの1位をめぐる競争レースが本格化している。今、同ドラマが熱い反響を得ている理由はなんだろうか。イ・ボムスの馴れ馴れしくコミカルな演技「サラリーマン楚漢志」の人気の原動力は、イ・ボムスの忠清道(チュンチョンド)弁が醸し出す、図々しくコミカルな演技だ。彼は「今何してるんですか?面白いですか?」「止めてください。今やろうと思ってました」「僕、そんなに甘い人じゃないんです」といった台詞を忠清道弁で表現し、注目を浴びている。そこに図々しくコミカルな演技が加わり、さらに深い味を出している。殺人事件の真犯人であるチェ・ハンリャン(チャン・ヒョンソン)に証拠を突きつけて追い詰める時、チン・シファン(イ・ドクファ)会長に「ハゲ」と大胆な言葉を発する時、新製品の開発がバレないようにチェ・ハンウ(チョン・ギョウン)の足にしがみついて泣きつく時、株主の資金横領を追い詰め、その後状況が不利になってくると大笑いしながら片付けようとする時など、彼の図々しさが視聴者を喜ばせている。強引な展開と思えたり、リアリティに欠けるシーンになりがちだが、イ・ボムス独特のコミカルな演技で違和感をなくしている。チョン・ギョウン&ホン・スヒョンの甘い恋愛模様劇中のハンウヒ(ハンウ+ウヒの略語)カップルことチェ・ハンウとチャ・ウヒの恋愛模様も欠かせない。20日の放送で、チェ・ハンウは眠っているチャ・ウヒにそっとロマンチックなキスをして、視聴者の心を揺さぶった。ユ・バン(イ・ボムス)との新製品対決で破れたチェ・ハンウが、ジムでチャ・ウヒとともに運動をしながら汗を流し、怒りを静めるシーンもあった。運動が終わった後、チャ・ウヒを家まで送ったチェ・ハンウは眠った彼女を見てキスをした。また、株主総会に出席する前にチャ・ウヒを抱きしめて呪文を唱えるシーンもあった。彼は幼い頃から重要なことの前には呪文を唱えていたという言葉とともに、チャ・ウヒを強く抱きしめた。このような二人の甘い恋愛模様に、視聴者は羨ましさ半分、ドキドキ半分でテレビの前に集まっている。キム・ソヒョンが悪女に変身最後に、キム・ソヒョンが悪女に変身し、ドラマの緊張感が増したことを挙げられる。モ・ガビ(キム・ソヒョン)は、これまで隠していた野心を露にし、自身が世話をしていたチン・シファン会長を殺して遺書を捏造するなど悪魔のような本性を見せた。チン・シファンの死に嗚咽するペク・ヨチ(チョン・リョウォン)を抱きしめて涙を流す演技をしたり、葬式では無表情を貫くなど終始迷いのない姿勢を見せた。また、次期会長の座をめぐって競争しているペク・ヨチとチェ・ハンウの権力争いを注視しながら、捏造した遺書で自らが会長の座を手に入れるために万全の準備をするなど計画的に行動した。眼差しや表情、口先の小さな動きにまで殺気をはらんでいるようなキム・ソヒョンの悪女演技に、視聴者の鳥肌が立ったのも当然だ。繊細な演技が、視聴者の視線を引き付けていると言えるだろう。韓国で21日に放送される「サラリーマン楚漢志」では、天下グループのチン・シファンの跡を継ぐ新しい会長が公開される予定で、緊張感はさらに高まると思われる。

    TVレポート