サムダルリへようこそ
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「サムダルリへようこそ」シン・ヘソン“疲れていた私へのプレゼントのような作品”
シン・ヘソンが、ドラマ「サムダルリへようこそ」に出演した感想を語った。韓国で1月21日に放送が終了した、シン・ヘソン主演のJTBC土日ドラマ「サムダルリへようこそ」は、漢拏山(ハルラサン)のある小川から産まれた龍のチョ・サムダル(シン・ヘソン)が、ある日すべてを失って墜落した後、小川を大切に守ってきたヨンピル(チ・チャンウク)と再び自分の故郷へ戻ってきて息を整えながら愛も見つける物語だ。最高視聴率12.4%を記録し、視聴者から熱い反応を引き出した。劇中でシン・ヘソンは、一夜にして夢と名誉を失い故郷に帰ってきたトップフォトグラファーのチョ・サムダル役を演じた。現代人の哀歓を込めたリアルな演技で共感を呼び、高い没入度を与えた。特に彼女は、ヨンピルに向けた切ない感情の演技はもちろん、サムダルの感情の変化を見事に描いた。卓越した表現力で毎回素晴らしい演技を披露し、ドラマをリードした。それだけでなく、細かい表現と繊細な緩急の調節により、人物のストーリーを説得力のある演技で見せ、信じて見られる女優であることを再び証明した。――1月21日の放送を最後に「サムダルリへようこそ」が終了しました。ドラマを終えた感想はいかがですか?シン・へション:過ぎてみると、本当にあっという間でした。ほんの数日前に最後の撮影をしたような気がするのに、もう最終回を迎えて、これからは思い出として記憶に残ると思います。――ヨンピルはもちろん、チョ・ジンダル、チョ・ヘダル、そして幼なじみのプ・サンド、ワン・ギョンテ、チャ・ウヌらとの完璧なケミ(ケミストリー、相手との相性)がもう一つの見る楽しさだったと思います。各キャラクターを演じたチ・チャンウクさん、シン・ドンミさん、元gugudanのミナさん、カン・ヨンソクさん、イ・ジェウォンさん、ペ・ミョンジンさんとの共演はいかがでしたか?シン・ヘソン:演技なのかどうか聞いてみないと分からないほど、皆が息をするように演技をしていました。皆元気いっぱいで楽しくて、一緒にいると私も元気が出てきました。キャラクターたちの関係がとても親しく楽だったためか、私は人見知りが激しいのに、最初の撮影からすごく楽でした。皆が撮影現場を愉快にしてくれて、笑いすぎてお腹の腹筋が割れそうになったこともありました。――一番記憶に残っているシーンやセリフは何ですか? シン・ヘソン:ヨンピルが、サムダルの元恋人からの電話に出たという事実を知って問い詰めるシーンで、サムダルが「恥ずかしかったからそう言った」と言うセリフが記憶に残っています。そのセリフを言う時、気を引き締めないと涙が溢れそうだったんです。当時のサムダルの性格と状況、ヨンピルとの微妙な関係性のようなものがぐっとくるシーンでした。――最終回の後、サムダルの物語はどのような方向に進んでほしいですか?シン・ヘソン:ヨンピルと結婚して、これまでのようにいがみ合いながらもすぐに仲直りして、ああだこうだ言いながら暮らしてほしいです。童話の最後の「末永く幸せに暮らしました!」のように。――女優シン・ヘソンにとって「サムダルリへようこそ」はどのような作品として記憶に残ると思いますか?シン・ヘソン:初めて台本をもらった時、体も心も疲れていた私へのプレゼントのようでした。そのため、「サムダルを演じながらヒーリングしよう」という目標を持って撮影に入りました。撮影現場は台本のようにいつも温かく、楽しかったです。「サムダルリへようこそ」は個人的に一度息を整えることができた作品として記憶に残ると思います。――最後に、これまで「サムダルリへようこそ」を視聴し、チョ・サムダルを愛してくれたファンへ一言お願いします。シン・ヘソン:「サムダルリへようこそ」を楽しく見てくださって、本当にありがとうございます。息をつく暇もなく一生懸命に走って、熾烈に生きていても、必ず一度は息を整える時間を持ってほしいです。いつも健康で幸せでありますように。ありがとうございます。
チ・チャンウク、ドラマ「サムダルリへようこそ」放送終了の感想を語る“新たな愛の深さを知った”
俳優チ・チャンウクが2024年、温かいスタートを切った。チ・チャンウクのロマンス復帰作として注目されたJTBC土日ドラマ「サムダルリへようこそ」(脚本:クォン・ヘジュ、演出:チャ・ヨンフン、キム・ヒョンジュン)が韓国で今月21日に幕を下ろした。主人公チョ・ヨンピルの本物の愛と堅固さを、温かく繊細な演技で表現したチ・チャンウクに人々は惜しみない賛辞を送った。同作は、ある日、すべてを失ったサムダル(シン・ヘソン)が、故郷に帰り、息を整える温かい物語だ。チ・チャンウクは同作の中心で小川を守るチョ・ヨンピル役を務め、視聴者に感動を届けた。チ・チャンウクはキャラクターと100%のシンクロ率を誇示し、作品をリードし、没入度を高めた。また、全てのことが素早く変わる世の中で、変わらない愛と自分を守ることができるように信頼を与えるチョ・ヨンピルの真心は、チ・チャンウクの演技と相まって光を放った。彼はしっかりとした演技力を土台に繊細な表現力を披露し、心を込めた温かい癒しを届けた。チョ・ヨンピルを通じて癒し系のロマンスのお手本という修飾語を得て、裏切らない俳優としての底力を証明したチ・チャンウクは、所属事務所のSPRING COMPANYを通じて放送終了の感想を伝えた。彼は「2023年の終わりと2024年の始まりに、チョ・ヨンピルとして視聴者の方々に挨拶することができて幸せでした。済州(チェジュ)を行き来した時間が、いつの間にか過去の思い出になってしまいました。ヨンピルの正直な心を演技する過程で新たな愛の深さを感じ、サムダルリの中で楽しい時間を過ごすことができて感謝しています」と作品へ愛情を示した。また「サムダルリの温かさは、作品を見て共感していただいた視聴者の方々のおかげで完成されました。応援していただいたすべての方々に感謝申し上げます。そして長い間、サムダルリでご一緒させていただいた監督、出演陣、ご尽力いただいたスタッフの方々にも心から感謝します」と気持ちを伝えた。彼は最後に「このありがたい気持ちを抱いて、2024年も一生懸命に活動します。新しい姿でまたお会いしましょう。楽しみにしていてください」と挨拶した。同作を通じて抜群の演技力と俳優としての魅力、底力を証明したチ・チャンウクから今後も目が離せない。
放送終了「サムダルリへようこそ」チ・チャンウク&シン・ヘソン、二人が迎えた結末は?【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。シン・ヘソンがパワハラ疑惑の濡れ衣を晴らし、ハッピーエンドを迎えた。韓国で21日に放送されたJTBC「サムダルリへようこそ」最終回では、サムダル(シン・ヘソン)とヨンピル(チ・チャンウク)の新しい出発が描かれた。この日、サムダルと彼女の友人たちはチョン・チュンギ(ハン・ウンソン)に白状させ、パン・ウンジュ(チョ・ユンソ)の悪行をはじめ、全ての真実を明かすことに成功した。一夜で変わった周りの反応を見てサムダルは「手のひら返しが早すぎる。昨日まで私を責めていた人たちが、今は『あなたがそんなことするわけがないと思っていた』と言っている」と苦々しく語った。するとヨンピルは「(ネット上の)コメントもそうだ。君の悪口を言っていた人たちが今はみんなパン・ウンジュの悪口を言っている」と言った。サムダルは「全部明らかになったらスッキリすると思ってた。なのに、どうしてこんなにやるせないんだろう」と心境を伝えた。このような状況の中、済州(チェジュ)までやってきてサムダルを苦しめた記者と展示会場で鉢合わせしたヨンピルは彼に「刺激的な記事は書かないで、チョ・サムダルの展示をよく見てください」とお願いした。このようにパワハラ事件の誤解が解け、サムダルとヨンピルはソウルに戻ることになった。ギョンテ(イ・ジェウォン)は「これからヨンピルは、ミンクコートを着るだろう。あいつはいつも言ってたよな。済州はターザンのパンツで、ソウルは自分にとってミンクコートのようなもんだって。恋を始めたらすぐに着替えた」と笑いながら話した。ウヌ(ペ・ミョンジン)も「サムダルのおかげでヨンピルが再び陸地に行くところを見れるね」と嬉しそうな表情を見せた。この時、サムダルは、ヨンピルが世界気象機関に志願できる実力を持っているものの、ミジャ(キム・ミギョン)と自分を守るために夢を諦めたことを知り、決断を下した。サムダルは、展示会の準備中に世界気象機関からの合格通知を見つけたことを思い出しヨンピルに会いに行った。彼女は「こんなに難しい試験に合格しておいて、行かなくていいの? あなたも行きたいでしょ? ずっと行きたかったのに、私の母のために済州にいたのよね。そして、今は私のために行かないつもりでしょ」と話した。するとヨンピルは「サムダル、君は今、陸地に行ったらゼロからのスタートだよ。それは、大変なことなんだ。僕は君を8年間一人にさせたことを後悔している。僕は大丈夫。行かなくていい」と一蹴したが、サムダルは「私の思った通り。私は、チョ・サムダルよ。あなたのおかげで何も怖くない」とヨンピルの夢を応援した。ソウルに戻り2年の時が過ぎ、サムダルは撮影モデルが来れなくなり途方に暮れていた。ダメ元でトップ女優キム・テヒに連絡したところ彼女はアメリカから帰国したばかりにもかかわらず、サムダルの役に立てるならとスタジオに来てモデルを務めた。パワハラ事件の影響で休んでいる間、故郷で過ごしたというサムダルにテヒは「だからかな。前よりいい顔してる」と笑顔を見せた。その後、クリスマスにあわせて帰国したヨンピルとの再会に駆け寄りハグで喜びを伝え、幸せな結末で幕を閉じた。
チ・チャンウク&シン・ヘソン主演「サムダルリへようこそ」自己最高視聴率12.3%で有終の美を飾る
「サムダルリへようこそ」が自己最高視聴率で有終の美を飾った。視視聴率調査会社ニールセン・コリアによると、韓国で1月21日に放送されたJTBC土日ドラマ「サムダルリへようこそ」の最終回が全国有料放送加入世帯基準視聴率12.399%を記録した。これは第15話で記録した自己最高視聴率10.365%を超えた数値だ。チ・チャンウク&シン・ヘソン主演の同作は、漢拏(ハルラ)山のある小川で産まれた龍のサムダルがある日、すべてを失って墜落した後、小川を大切に守ってきた龍のヨンピルと再び自分の故郷へ戻ってきて息を整える物語だ。また、KBS 2TV週末ドラマ「ヒョシムの独立奮闘記」第35話は、全国世帯基準視聴率21.4%で自己最高視聴率を更新し、KBS 2TV大河ドラマ「高麗契丹戦争」第20話は、10.1%を記録した。
「サムダルリへようこそ」シン・ヘソン&チ・チャンウクに新たな試練【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。シン・ヘソンがパワハラ議論に続き、新たな試練を迎えた。韓国で20日に放送されたtvN「サムダルリへようこそ」では、ヨンピル(チ・チャンウク)が引き止めたものの、展示会の取り消しを受け入れるサムダル(シン・ヘソン)の姿が描かれた。サムダルが気象庁で展示会を開くことが知られ、こっそり復帰が議論となったなか、済州(チェジュ)気象庁には抗議の電話が殺到した。友人のギョンテ(イ・ジェウォン)は「小さな地域展示なのに、こんなに騒ぐなんて。これは誰かが悪意的に言いふらしたんだ。サムダルの本名を知っていて、今済州島にいるチョン・チュンギ、パン・ウンジュだろう」と怒った。それから気象庁を訪れたサムダルに「ビビるな。あなたは何も間違っていないから」と言い、応援した。しかし、サムダルが迎えた現実は展示会の取り消し。ヨンピルは「事件自体が一方的な暴露で、釈明記事も出ている。本人たちも違うと言っていた」とサムダルをかばった。サムダルも「パワハラは事実ではないです」と釈明したが、主務官は「当選自体は維持するが、展示会は取り消すことにした」と一蹴した。「僕たちは展示会を一生懸命に準備してきた。一方的な取り消しは公権力の乱用だ」と抗議するヨンピルには「今の状況を一度見てみるか」と、抗議の電話に苦しむ職員たちの事情を代わりに伝えた。結局、サムダルは「私、(展示会は)しません。私のせいで皆さんに迷惑をかけた。申し訳ない」と現実を受け入れた。
「サムダルリへようこそ」シン・ヘソン&チ・チャンウク、ラブラブな雰囲気に【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。シン・ヘソンとチ・チャンウクが助手の前でラブラブな姿を見せた。韓国で14日に放送されたJTBC「サムダルリへようこそ」では、ヨンピル(チ・チャンウク)とサムダル(シン・ヘソン)の深夜のキャンプデートが描かれた。この日ヨンピルとサムダルは、二人だけのキャンプを前にワクワクしていたが、サムダルの助手ウンビ(キム・アヨン)とジウン(イ・ドへ)がサムダルリを訪れ、計画は崩れた。彼らはサムダルの新しい展示を手伝いに来たのだ。これにサムダルは「あなたたちが今日来ると分かっていたらよかったのに」と作り笑いを浮かべた。続いてヨンピルを思って、彼女たちにカフェツアーを勧めたが、ウンビもジウンも遊びに来たわけじゃないと仕事に意欲を見せた。その結果、ウンビとジウンは撮影を兼ねたキャンプに参加することになり、二人の幸せな姿を見てヨンピルは「陸地から来た子たちは明るいね。純粋でいい子たちだけど、元々空気を読まないタイプみたいだね」と愚痴をこぼした。続いて自ら持ってきたテントを見せ、「テントを2つ持ってきてはいるけど、三人は入れない、二人ずつ分けないといけないね」と口を尖らせた。ヨンピルは、サムダルと素敵な時間を過ごすためにワインも用意した。荷物が重くて肩が凝ったというヨンピルの愚痴にサムダルは自ら彼の肩をもんであげ、その姿を見たウンビとジウンは「室長、地元に戻ってかなり変わりましたね。話し方からして全然違います」と話した。これにサムダルは「何も変わってないよ。そのままだよ」と答えたが、ウンビは「今は表情もまなざしも穏やかに見えます。親しい方といるからじゃないですか?」と笑った。
チ・チャンウク&シン・ヘソン主演のドラマ「サムダルリへようこそ」初めて視聴率10%を突破!
「サムダルリへようこそ」が10%の壁を越えた。視聴率調査会社ニールセン・コリアによると、韓国で1月14日に放送されたJTBC土日ドラマ「サムダルリへようこそ」第14話が全国有料放送加入世帯基準視聴率10.068%を記録した。これは第12話で記録した従来の自己最高視聴率9.788%を超えた数値だ。初めて10%の壁を越えたため、注目を集めている。チ・チャンウク&シン・ヘソン主演の同作は、漢拏(ハルラ)山のある小川で産まれた龍のサムダルがある日、すべてを失って墜落した後、小川を大切に守ってきた龍のヨンピルと再び自分の故郷へ戻ってきて息を整える物語を描く。また、韓国で放送されたKBS 2TV週末ドラマ「ヒョシムの独立奮闘記」第33話は、全国世帯基準視聴率20.9%を記録し、自己最高視聴率を更新した。そして、KBS 2TV大河ドラマ「高麗契丹戦争」第18話は、10%の視聴率を記録した。
「サムダルリへようこそ」チ・チャンウク&シン・ヘソン、逆境により片思いに変化【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。沈黙の中で育んでいたチ・チャンウククの愛が、片思いを宣言したシン・ヘソンの心を変えた。2人の愛はさらに強固になり、なかなか計り知れないその愛の深さに安室劇場には感動の波が押し寄せた。視聴率は首都圏10.4%、全国9.3%を記録し、週末ミニシリーズ1位の座を守った。13日に韓国で放送されたJTBC土曜ドラマ「サムダルリへようこそ」13回で、チョ・サンテ(ユ・オソン)と対峙したサムダル(シン・ヘソン)は、彼に絶対に勝てないことを改めて実感した。サムダルには両親と姉妹までいたが、ヨンピル(チ・チャンウク)には父親のだけだった。それを知りながら、ヨンピルを自分のそばに置くことができなかった。ヨンピルがたった一人の父親と仲が悪くなるのを見かねたサムダルは、結局「死ぬまで片想いだけをする」と言い残し、引き下がった。8年前、サムダルが別れを告げたのはサンテのせいだと知ったヨンピルは、父親が解決すべき問題に正面から立ち向かうことにした。そこで「二度としない、あの男への片思い」と荷物をまとめて家に戻った。そして家族と一緒に撮った子供の頃の写真を見やすい場所に出した。サンテが捨ててしまったものだったが、元に戻した。こうしてサンテの心を揺さぶるつもりだった。母親のミジャ(キム・ミギョン)が亡くなった日にから前に進めていないスジョンも、罪人のように生きているミジャとサムダルも、そして一人だけ痛ければ皆がよくなると思って我慢してまた我慢してきた自分自身も、皆を守ることができる方法だった。ヨンピルは苦情を理由に、生涯の相棒であったミジャが満面の笑みを浮かべている若い頃の写真が飾られたサムダルのギャラリーにサンテを呼び出した。そして、サンテがミジャの深い友情を誰よりもよく知っていること、ミジャがサンテにとって唯一の妻であったが、誰かにとっては友人であり、娘であり、また母であったことを思い出させた。サンテだけでなく、彼女を知るすべての人が辛かったことを訴えるためだった。止まってしまったサンテの時間が再び進むためには、一人しかいない息子がどれだけ苦しんで我慢してきたのか、またサムダルがどれだけ好きなのか、サンテの心配ばかりしているミジャがどれだけ辛い思いをしているのかを、彼も知る必要があった。自身のせいでお互いを好きになれない2人の子供たちを見て、心の傷ついたサムダルの母ミジャも目覚めた。子供たちのためなら、サンテがどんなに突っかかっても怖くなかった。そのため、サンテがどんなに追い出しても、彼の好きなきゅうり抜きのクボガイの和え物を作っていた。サムダルにも気付いたことがあり、母親の健康診断に付き添って、ミジャが心臓病と診断された日が、ヨンピルが別れを告げた日だったことを知った。ヨンピルは病状の反対ではなく、病気のミジャのために別れたのだった。過去8年間、変わらなかったヨンピルの心もわかった。撮影中のサムダルは、アシスタントが送ってくれた過去の展示会資料からヨンピルの痕跡を見つけた。恋人同士だった時にヨンピルが教えてくれた詩である「愛は咲いても、沈黙の中で咲かせろ」が来場者のレビューに残されており、論争のために開かれなかった写真展の芳名録には「チョー・ヨンピル」という名前の石碑があった。ヨンピルはそんな偶然の関わりさえもサムダルに申し訳ないと思ったのか、沈黙の中で静かに、しかしこれ以上ないほど深い愛を咲かせてきたのだ。その時、ヨンピルが溢れんばかりの水を掻き分けてサムダルに駆け寄った。たまたまサムダルがそこを訪れた日が大潮の時期で、仕事に没頭して足首まで水が満ちていることを知らなかったサムダルを救うためだった。しかし、サムダルにはヨンピルの姿しか見えなかった。言葉では言い表せない深く広い愛に、ひたすらヨンピルを見ていたサムダルは彼の腰を強く抱きしめた。もうどんな荒波もその固い愛を覆うことはできないという事実を予感させる、胸が熱くなるようなエンディングだった。
「サムダルリへようこそ」チ・チャンウク、シン・ヘソンの暴行映像流出に激怒【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。チ・チャンウクがパワハラ疑惑に続く暴行映像流出で気苦労をするシン・ヘソンを見て憤怒を感じた。7日に韓国で放送されたJTBC「サムダルリへようこそ」では、サムダル(シン・ヘソン)をもう一度慰めるヨンピル(チ・チャンウク)の姿が描かれた。この日、ウンジュの母親に暴行されるサムダルの映像が流出すると、ヨンピルは「そこでどうして殴られていたんだ。君に過ちはないだろう。なのにどうして変な人に殴られているんだ。せめて戦ってみなよ」と怒った。これにサムダルは「私だって、当時のことを思い出すとどうして殴られていたんんだろうと思う。戦うこともできなかったし、悔しい。でも私、その時が全部初めてだったから。だから馬鹿みたいにただ殴られていたのだと思う。怒らないで」と本心を伝えた。「それが悔しすぎるんだよ、君がそこで一人で殴られて、我慢して、泣いているのか」というヨンピルの鬱憤には「だって、みんな一人でしょう」と言い返した。するとヨンピルは「君は一人じゃない。家族も、友人も、僕もいるでしょう。君は一人じゃない。だから一人で殴られて、我慢して泣いたりしないで」と叫びながらサムダルへの気持ちを伝えた。続いてヨンピルはサンド(カン・ヨンソク)とともに警察署に行ってウンジュの母を暴行の疑いで通報しようとしたが、サンボンは「警察である僕がこういうのもおかしいけれど、サムダル姉さんのためにもしないほうがいいと思いますよ。パワハラ事件もやっと少しおさまってるじゃないですか」と引き留めた。
「サムダルリへようこそ」シン・ヘソン、チ・チャンウクを避けて逃げる【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。泥酔状態での告白の後、シン・ヘソンがチ・チャンウクを避けた。6日に韓国で放送されたJTBC「サムダルリへようこそ」では、ヨンピル(チ・チャンウク)とサムダル(シン・ヘソン)の告白が描かれた。この日、ヨンピルを避けていたサムダルは、倉庫に身を隠した。後を追ってきたヨンピルは、「どうして? ちょっと話をしよう。なぜ逃げるの?」と投げかけ、サムダルはヨンピルとのキスを思い出し、黙った。そして「ちょっと放っておいて。なぜここまで追ってきたの?」とだけ返した。これにヨンピルは「逃げるから追うんだろう。君は本当に大丈夫? 何か問題があるわけではないよね?」としながら、「逃げたこと、正直に言って僕はちょっと傷ついた。告白して逃げたじゃないか」と話した。するとサムダルは「あれがなんで告白なのよ」と言った。そして「覚えてるでしょう? 正直に言って覚えているよね?」というヨンピルの追求に「そうよ、覚えているよ。考えを整理するから放っておいて」と叫んだ。これに先立ってサムダルは、酒に酔った状態でヨンピルに「あなたは友達がいたでしょう。私は一人だった。ラジオもまともに聴けなかった。チョー・ヨンピルの歌が流れるかと思って。そうなったらまた悲しくなるから」と話し、ヨンピルへの変わらない愛を告白した。
「サムダルリへようこそ」チ・チャンウク、シン・ヘソンに怒り“娘なら病気に気付いたはずだ”【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。チ・チャンウクがキム・ミギョンの闘病と関連して恨みを吐き出すシン・ヘソンに厳しい忠告をした。30日に韓国で放送されたJTBC「サムダルリへようこそ」ではミジャ(キム・ミギョン)と、家族に無関心だったサムダル(シン・ヘソン)の過去の行動を叱るヨンピル(チ・チャンウク)の姿が描かれた。この日、海から救助され病院に運ばれたミジャが意識を取り戻した中で胸をなで下ろしたサムダルは、ようやくミジャが闘病中だったことを知って、この事実を隠していたヨンピルに対し「なにも知らないと言っていたじゃん。一体なぜ?」と尋ねた。これに対してヨンピルが「本当にごめんね。僕も仕方なかったんだ」と謝ったが、サムダルは「私は普段からあなたの行動が理解できない時が多い。でもこれは本当に理解できない。少なくとも僕が聞いたら話すべきだったのでは? いくらあなたの目に私が自分が仕事が忙しくてお母さんのことを気にしていないように見えても、言ってあげるべきだったんじゃないの? 私は娘なのに」と怒りを伝えた。ヨンピルがミジャの病気を隠したのは、ミジャ本人の願いだった。当時、ヨンピルは「子供たちは病気のことを知らなければならないんじゃない? 後で調べてどれだけ自責するか。もう話しましょう」と説得したが、ミジャは頑固だった。そんな彼女の意志にも、サムダルは「それでも言うべきだった。お母さん、海潜りしたらダメだったんだって。パパもあなたも誰も止めなかったじゃん。危険にもあの水の中に毎日入っていたんだよ」と吐き出した。これに対しヨンピルは「僕と叔父が母親を止めていないと思う?」と一蹴し、「子供である君も知っておくべきだった。君が年に一度だけでも家に帰ってきたら、お母さんの体調が悪かったことに気付いただろう。お母さんが海潜りするのをお前が止めただろう。でも君は一度も家に来てないじゃないか」と一喝した。
「サムダルリへようこそ」チ・チャンウク&シン・ヘソンの母親キム・ミギョン、海で行方不明に【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「サムダルリへようこそ」でシン・ヘソンとチ・チャンウクの母親であるキム・ミギョンに危機が訪れた。緊張感が高まるラストシーンの登場で、視聴率は全国7.9%、首都圏7.9%を記録した。(ニールセン・コリア、有料世帯基準)韓国で24日に放送されたJTBC土日ドラマ「サムダルリへようこそ」第8話では、チョー・ヨンピル(チ・チャンウク)の父親チョ・サンテ(ユ・オソン)とチョ・サムダル(シン・ヘソン)のギクシャクする家族関係がますます水面上に浮かび上がった。よりによってヨンピルとの仲良い一時をサンテにばれてしまったサムダルは、彼と目を合わせることができず、途方に暮れてついに「ごめん」と慌てて席を離れた。そんな娘の姿を庭で見守っていたコ・ミジャ(キム・ミギョン)も落ち着かない様子だった。自分が作ったおかずとサザエを全く食べないサンテを見て、いつかサムダルにもこんな時が訪れると思い、気持ちが落ち着かなかった。色々な考えがあふれだすと、海潜り中に海女会長らしくないミスも続いた。アワビを摘みながらも物思いに耽ったミジャが手を怪我したのだ。手袋の中から血が流れだして水の上に上がろうとしたところ、突然巨大な波が彼女を襲い、再び水中に吸い込まれた。あちこちに暗礁が潜んでいる危険な状況だったが、海女のヤン・ブジャ(キム・ミファ)の素早い助けで辛うじて抜け出すことができた。気象庁の防犯カメラでミジャの花柄のテワク(体を浮かせる道具)を探していたヨンピルも胸をなで下ろした。危機は一段落したが、ミジャはしきりに心臓をつかみ、不安を募らせた。これまで3人の娘たちに内緒で薬を服用していた理由は、彼女がいつ爆発するか分からない時限爆弾のような心臓疾患を患っていたためだった。サムダルもそのようなミジャの状態を疑った。父のチョ・パンシク(ソ・ヒョンチョル)の手帳に書かれた大学病院の検診日とぎっしり並んでいる心臓に良い食べ物を見て、心臓をつかんでいた母親の姿を思い出し、まさかという思いで不安を感じた。これに対し、18年間ソウルから離れて暮らしていた自分より母親を長く見守っていたヨンピルに聞いたが、答えを聞くことはできなかった。そのうち、サムダルは気象庁が主催する「済州と天気」という写真作家公募展に参加することを決心し、現場受付をするため気象庁へ向かった。「ガッチャマン」ワン・ギョンテ(イ・ジェウォン)は以前、学生時代にチョ・サムダルが撮った古い風景写真を今も保管していた。ファッショングラビアしか撮らないと公募展を断ったサムダルは、焦点も合わない学生時代に撮った写真から、その時代に育てた夢を見て、それでもう一度挑戦することにした。ところが、受付を終えて気象庁を見物させてくれるというチャ・ウヌ(ペ・ミョンジン)についてヨンピルのいる状況室に立ち寄ったサムダルに、衝撃的な事件が起きた。今年も例外なく訪れたコサリジャンマのせいで風浪が尋常でなかったが、しばらく海が静かになっている間、ミザと海女たちが海の中に入ったのだ。気象庁のスーパーコンピューターより正確だというミジャの勘が天気の異常を感じ、陸地に帰ろうとしたが、よりによって心臓に痛みを感じ、海中に沈んでしまった。状況室で天気を注視していたヨンピルは、ミジャの失踪を知らせてきた海洋警察に彼女が心臓病患者であることを知らせ、発見したらすぐに心臓からチェックしてほしいと伝えた。この状況をすべて目撃したサムダルは動揺した。コサリジャンマ(ワラビ梅雨、3月末から4月初め頃によく雨が降ること)が訪れる季節の事故は、ヨンピルの母親プ・ミジャ(チョン・ユミ)を奪ったその日を思い出させた。その日も町内の人々はサムダルリの沖合で大声で泣き叫びながら行方不明になったプ・ミジャを待ち、息子のヨンピルは泳げないのに海に飛び込んだ。それでも結局、彼女は体で担架に乗せられた。裸足で走り出したサンテは、その衝撃に立ち上がる力もなく座り込んだ。そしていつもくっついていた彼女の生まれつきの相棒コ・ミジャも胸を叩きながら号泣した。一人で来ないという招かざる客、コサリジャンマによるミジャの事故が、その日を連想させ、不安を募らせた。「サムダルリへようこそ」は毎週土曜日と日曜日の午後10時30分、JTBCで放送される。