アイドゥ・アイドゥ
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Vol.2 ― 「アイドゥ・アイドゥ」イム・スヒャン“Davichiのカン・ミンギョンに方言を教えた”
イム・スヒャン(22)は低い声にゆっくりとした口調で話した。MBC水木ドラマ「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」のヨム・ナリの声だった。仕事をしていてもヨム・ナリの声が聞こえると、すぐテレビ画面に目を移した。彼女の落ち着いた声は、劇中のヨム・ナリを憎めない可愛そうなキャラクターにした。そしてその声がイム・スヒャンという女優の物語を聞かせてくれた。―SBSドラマ「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり。のときよりも、演技が上手くなったと思う。イム・スヒャン:演技の幅を広げるために努力しています。ドラマ「新妓生伝」では、表現や感情などを閉じ込めて演じました。初めての主演だったので、監督に頼っていました。今回「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」では、主体的に演じたと思います。そしてキム・ソナ先輩との共演シーンが多かったですが、先輩は実力派女優なので、たくさん教えてもらいました。―アメリカに留学したが、女優になりたくて帰ってきたようだ。イム・スヒャン:アメリカに留学する前、演技というものを知りました。留学の準備をしている間、演技というものに初めて接してその後アメリカに向かいましたが、頭の中は「演技をしなきゃ」という考えでいっぱいでした。それで韓国に帰ってきました。その後、安養(アニャン)芸術高校に入学したくて週末に釜山(プサン)とソウルを行き来しながら演技を学びました。両親は「どうせやめるだろう」と思っていたらしいです。子供のころ夢が芸能人だったとよく言いますよね。高校1年生のときに、私が出演した演劇を見てから応援してくれています。―アメリカから帰ってきたことを後悔したことは?イム・スヒャン:「もうちょっとアメリカで生活していたら英語が流暢に話せたはずなのに」と後悔したことがあります。2年ほど留学して戻ってきたら、英語も流暢に話せるし、演技にも役立つはずだったのにと思ったことはあります。ドラマや映画に英語の台詞がある場合がありますよね。でも、韓国に帰ってきて「アメリカには二度と行かない」と思って、本当にアメリカには行かなかったんです。だから上手く話せないんです。―片思いをしたことは?イム・スヒャン:高校生のときに、2歳年上の先輩が好きでした。告白はできなかったです。私が告白しようとしたら、他の先輩が先に告白して、その人と付き合ってしまいました。わずか1日違いです。本当に辛かったです。その女性の先輩は、私よりきれいじゃなかったのに!―恋愛経験は?イム・スヒャン:子供の頃の恋愛を除けば、これまで付き合った男性は3人(?)ですね。―モテたと思う。イム・スヒャン:先輩にモテたと思います。同年代の男性にはモテなかったんです。老け顔だったからでしょうか(笑) ―ウィッグをかぶって卒業写真を撮ったと聞いた。イム・スヒャン:友達のウィッグを借りて撮ったんですよ。卒業写真の撮影当日は、自分のヘアスタイルが気に入らなかったんです。友達がウィッグをかぶってきれいに撮れていたので、そのウィッグを貸してもらいました。でも、友達がウィッグネットを持ってこなかったんです。今はウィッグをかぶって卒業写真を撮ったことを後悔しています。―眼差しに色気があるとよく言われるけど、どう思うか?イム・スヒャン:SBS「強心臓(カンシムジャン)」で話したあとから、私の眼差しにフォーカスを当てた記事が多くなりました。授賞式など、公の場に参加したら「イム・スヒャン、色気のある眼差し」「セクシーな眼差し」「私の眼差し、どうですか?」のようなタイトルの記事ばかりです。お淑やかな衣装を着ても色気のある眼差しという記事ですね。セクシーな眼差しの他にも魅力的なところはあると思います。女優にとって深みのある眼差しは重要だと思いますが、セクシーな魅力にだけフォーカスを当てられるのは残念だと思います。―ネットユーザーの書き込みを見ているのか?イム・スヒャン:もちろん見ています。悪質なコメントもありますが、私はそういう悪質なコメントを全部心に溜めておくタイプなんですよ。悪質なコメントを心に溜めておくと一日中、うつ状態になります。特に私の演技を悪く評価するコメントは本当に辛いです。自分を責めて、落ち込んでしまいます。―SBS「ランニングマン」で歌手顔負けのダンスを披露!イム・スヒャン:「ニュー!日曜日は楽しい-ランニングマン」は本当に面白いです。最高です。私もゲームをするときに、勝ちたいという気持ちが強くなります。「ランニングマン」のメンバーも本当に面白い方々ばかりで、ゲームも面白かったです。ダンスですか?私はもともとダンスが上手いほうなんですが、急にダンスを踊ってほしいと言われたので。―釜山の方言はどうやって直したのですか?Davichiのカン・ミンギョンに方言を教えたと聞いたのだがイム・スヒャン:中学のときから演技の練習をしていて、方言を直しました。カン・ミンギョンさんはドラマに抜擢されて方言のことで私に電話をかけてきました。カン・ミンギョンさんも演技への欲が強いですから。―ボディラインの秘訣は?イム・スヒャン:事務所からは常に食べないようにと言われています。ボディラインのために気をつけていますが、本当にたくさん食べます。朝食は必ず食べます。朝食を食べないとイライラするので(笑) おやつも大好きなので、太ってしまうときもあります。体重が増えて「どうしてこんなに太ったのだろう?」と、またダイエットをします。私の体重は48kg~49kgで、50kg以上になると驚いてダイエットを始めます。―普段何をしながら過ごしているのか?イム・スヒャン:ドラマを見たり、映画を見たりしています。ゲームもします。―ゲームをする?イム・スヒャン:サッカーゲームです。最近「Winning Eleven」にはまっています。もともと、そういうゲームがあることは知っていましたが、こんなに面白いとは知らなかったんです。サッカーのルールもよく分からないままするんです。「鉄拳」のようなゲームも好きでした。どんなボタンを押せばいいかも分からずにボタンを押しまくりながら満足します。―クラブに行くのは好き?イム・スヒャン:クラブには行きません。たまに行ったりすることもありましたが、人々から「タン・サラン(「新妓生伝」で演じたキャラクターの名前)が踊っている」と言われました。周りの目が気になって踊れないんです。音楽を聞きながら踊るのが好きなんですが、クラブは周りの目が気になって行けません。―最近のアイドルグループはあまり好きではないようだ。(イム・スヒャンはユン・ゲサンがグループgodとして活動していたころから彼のファンであり、SBS「紳士の品格」のキム・ミンジョンも昔から好きなスターだと述べた)イム・スヒャン:そうですね。私は昔のアイドルグループの方が好きですね。だから私の車には90年代の音楽が多いです。90年代の曲には名曲が多いですよね。カラオケに行っても90年代の歌を歌います。私の友達は90年代の曲が分からないんですよ。私には10歳年上の兄たちがいるので、小さいころから兄たちが聞いていたマロニエの「カクテルの恋」のような曲をよく聴きました。
Vol.1 ― 「アイドゥ・アイドゥ」イム・スヒャン“むちゃくちゃな人生を生きるキャラクターを演じたい”
女優イム・スヒャン(22)、彼女のことをソウルの冷たい女性だと思っていた。彼女とのインタビューを準備している間、女優イム・スヒャンは冷たいイメージで、勝ち気な女性だと思っていた。しかし、冷たい女性だと思っていた彼女は、家では釜山(プサン)の方言で話す釜山出身の女性である。さらにインタビューにスリッパを履いて登場した。ドラマで大手製靴会社の副社長役を務めた女優がスリッパを履いて登場するとは。彼女の意外な姿に緊張感が解きほぐされ、インタビューを始めようとしたら携帯電話を落としたみたいだと騒いだ。20分間慌てて探し回ったあげく「見つけました」と言いながら座った。ドラマ「新妓生伝」のタン・サランや、ドラマ「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」のヨム・ナリの姿を見つけることはできなかった。その代わりに落とした携帯電話を探し回って息を整えている、少し変わった魅力の持ち主イム・スヒャンが座っていた。スリッパを履いた彼女に「ハイヒールは好きですか?」と聞いてみた。「はい。大好きです」という彼女の返答に「スリッパの方が好きなようですが」と再び質問した。「どうして分かったんですか?私、スリッパはよく履くんですよ。仕事中はハイヒールを履いているので、足が疲れてしまいますから。ハイヒールも大好きなので、買うのも好きです。でも、特別な日でないと履きません。その代わりスリッパを履きます。色んな色のスリッパを持っています(笑)」普段は短パンにTシャツを着るのが好きだという彼女は、韓国で7月19日に最終回を迎えたMBC水木ドラマ「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」で副社長のヨム・ナリ役を演じた。SBS週末ドラマ「新妓生伝」のタン・サラン役で一躍スターとなった彼女だが、暗いイメージが強かった。その暗いイメージをドラマ「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」を通じて払拭させたかったというイム・スヒャン。「ファッションに興味があります。色んな服を着るのも好きです。ドラマ『アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり』の出演を決めたのもこういう理由からです。これまで年齢より年上のキャラクターを演じてきたので、成熟したイメージが強かったんですが、そういうイメージを脱ぎ捨てたかったんです。きれいな衣装を着てトレンディーなキャラクターを演じて22歳に見られたかったんです。少し成功したようです」彼女に「実物も童顔ですね」と言ったら「お世辞ですよね」と語る彼女。それで「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」のヨム・ナリ役では、若いイメージがピッタリだったと言うと、「私、まだ若いのに、若いイメージだなんて!私は爽やかな女性ですよ!」という回答が返ってきた。10歳年上の二人の兄を持つイム・スヒャンは末っ子である。彼女は兄から可愛がられ、母に愛嬌を振りまくと言いながら笑った。そんな彼女につきまとう最高の老け顔という修飾語に傷ついたかも知れないと思った。「初めは私も自分が老け顔であることを認めて『そう、これが私の魅力で、女優としてのメリットになる』と思っていました。私が老け顔を認めてもう終わった話なのに、ずっと周りから老け顔だと言われるので、今は若く見られたいという気持ちが芽生えました。昔は若く見られたいという気持ちはなかったんですよ。最近若く見られるために頑張っています。暗いイメージではなく、明るく見られるために努力しています」実際イム・スヒャンはテレビで見てきたイメージとは違い、少し変わった人物だったため「スヒャンさん、変わっていますね」と何度も言った。その度に彼女は「私のことをどう思っているんですか?」とすぐにムキになった。中学1年生のときにアメリカに留学した彼女は女優になりたいという夢のため、両親に知らせずに韓国に帰ってきた。そのせいで家中大騒ぎになった。その大胆な子は、今や韓国の有名女優となり、演技に情熱を燃やしている。「今度はどこか抜けているようなキャラクターを演じてみたいです。どこか抜けていてむちゃくちゃな人生を生きるキャラクターを演じてみたいです。そしてできる限り長く、おばあさんになっても女優として活動したいです。その年齢ならではの魅力をアピールして多くの人から求められる女優になりたいです」
Vol.2 ― 「アイドゥ・アイドゥ」パク・コニョン“大変でも切に願えば夢は叶う”
俳優パク・コニョンにもっとも聞いてみたかったのは「本当のパク・コニョンはどんな人物なのか?」という短い質問だった。彼が演じたMBC水木ドラマ「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」のチョ・ウンソンは、産婦人科医という職業、ハンサムなルックスと愛する女性への思いやりで存在感をアピールした。女性視聴者はチョ・ウンソンというキャラクターを見て「あんな男はどこにいるの」とドラマと現実のギャップを実感し、チョ・ウンソンのような男性を探した。チョ・ウンソンというキャラクターが人気を集めれば集めるほど、チョ・ウンソンを演じた俳優パク・コニョンにも高い関心が寄せられた。優しい男の魅力で人気を集めた彼にはフンナム(癒し系男子)という修飾語がピッタリである。パク・コニョンとのインタビューで「本当にチョ・ウンソンに似ていますか」と尋ねてみた。彼から「僕はチョ・ウンソンにそっくりです」という返答が聞けることを期待していたが、彼は他の男性の子を妊娠した女性を愛するチョ・ウンソンについて悩み、理解したと語った。しかし確かなことは作品を通じてパク・コニョンの優しさが見事に表現されたということである。女心を揺さぶったチョ・ウンソンというキャラクターではなく、俳優パク・コニョンとのインタビュー中、演技に対する哲学、日常生活について語る彼を「チョ・ウンソンよりかっこいい」と思った。「恋愛しているときの僕は、日常の姿とあまり変わらないです。もちろん彼女にかっこいい姿を見せたい気持ちはあります。でも僕の職業柄、ある女性が僕のことを好きだと言ったら、本当の僕の姿が好きなのか、それとも演じている僕の姿が好きなのか、僕の本当の姿を知ったらがっかりしないのだろうかなどと考えたことがあります。だから仕事をするときには、自然でありのままの僕の姿を見せようとします。問題は状況です。結局チョ・ウンソンも僕から始まります」彼は相手役のキム・ソナとの共演について「リラックスできて楽しかった」と語った。仲良くなるために自分から近づくタイプなので、相手が負担に感じるのではないかと心配していたが、二人の呼吸はピッタリだった。「初共演のシーンがキム・ソナさんとお見合いをするシーンでしたが、マザコンのような行動をする僕の姿にキム・ソナさんが爆笑してしまいました。そのおかげで、ぎこちない雰囲気が徐々にほぐれて楽しく撮影に臨むことができました」もちろん劇中のチョ・ウンソンは、独身生活を夢見ているため、強く結婚を促す親に反抗してお見合いの場でマザコンのふりまでするが、パク・コニョンは結婚に対してのプレッシャーとは無縁である。インタビューで彼は「昔医者になってほしいと望んでいた母が喜んだはずです」と、医者を演じた感想を語った。さらにインタビュー当日、母の誕生日を祝う優しい息子の一面を見せた。「両親は僕の結婚を促したりしません。弟の方が僕より先に結婚します。僕は結婚しなければならないとか、結婚しないとかいうことはあまり気にしません。結婚すれば、人生をともにしなければならないので、簡単なことではないと思います。時間が経つほど、異性を見るときに厳しくなると言いますが、僕自身も気難しくなります」段々相手と自分自身に気難しくなっているというパク・コニョン。現在の彼の理想のタイプについて聞いてみた。「はっきり言えるのは、女性を見るときにルックスはあまり気にしないことですね。そういうのあるじゃないですか。ずっとそばにいてくれて、辛いときに手を繋ぎたい女性。そういう女性なら好感を持てると思います。絆というのも無視できないですよね。その好感がいかに発展していくかによって違うと思います」彼はドラマ「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」が最終回を迎えたばかりだが、ミュージカル「ヘドウィグ」の練習の真っ最中である。自然にチョ・ウンソンというキャラクターと別れたという彼は「もう僕は『ヘドウィグ』のキャラクターになりきっています」と語り、演技変身に対する自信に満ち溢れた姿を見せた。ミュージカルの魅力について語った彼はドラマとミュージカルで活躍している俳優オム・ギジュンとユ・ジュンサンへの応援メッセージも忘れなかった。「本当は僕もオム・ギジュンさんが出演しているSBSドラマ『幽霊』が見たかったのですが、『アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり』の撮影で見ることができなかったんです。ユ・ジュンサン先輩もうまくやっています。皆一緒に舞台で活動している、気心知れた仲間ですよ。ミュージカル俳優出身の仲間が多くの人に認められたような気がして嬉しいです」人生に余裕を持っている彼の姿からは、俳優として着実に成功への道を歩んできたように見えるが、彼は20歳から除隊後の25歳まで、夢を叶えるために熾烈に前進した。「僕はインタビューをしているこの瞬間に感謝しています。家に帰ったらこういうことを考えます。僕は何もない人間でした。大学受験に失敗してバイトをしていました。バイトというのはキュートな表現です(笑) きついバイトを散々やりました。裕福な家庭ではなかったので、親に『俳優になりたい』と話した後、バイトを始めました。当時、江南(カンナム)駅のパン屋さんの前で化粧品を販売したこともあります。『お肌の状態を診断します』という言葉が口にできないほど恥ずかしかったです」昔のことを笑いながら話せるこの瞬間がありがたいというパク・コニョン。彼は人生の切実さに気づいたときだったと当時を回想した。「与えられたものに感謝して、それがなければないまま生きていけるという知恵を教わりました。また自分にあるものは仲間や親友と一緒に共有するようになりました。あのとき、そういう経験をしなかったら、今の僕は存在しないはずです。これまでの経験があったからこそ『大変でも切に強く願えば夢は叶う』ということを僕は信じています。僕の生き方が誰かの夢になってほしいです」自身の辛い経験をかけがえのない経験だったと思っているパク・コニョン。今後彼が演じるキャラクターが期待できる。「具体的にどのような俳優になりたいなどは考えていません。ただ今日が幸せであれば、十分です。明日という日にも感謝しながら生きていき、そして僕が死んでからの評価が僕の道でしょうね。修飾語で呼ばれたくはありません。故イ・テソク神父の物語を描いた映画『泣かないで、トーンズ』を見れば、イ・テソク神父が見返りがほしくてやったわけではないことが分かりますよね。僕も僕の演技を通じて誰かを癒すことができ、誰かに喜んでもらえれば十分です」彼は演技を料理に例えて自身の演技の哲学について語った。「レストランのシェフにとって一番いいプレゼントは食べ終わったあとのお皿だと思います。僕も愛する人のために料理をするという気持ちで演じています。今日、夕食を美味しく食べて幸せな気持ちになればそれで十分です。明日もまた食べたいなと思ってくれたらさらに嬉しいでしょうね」演技を通じて喜怒哀楽を語る彼の真摯な姿に集中していたら「疲れましたか」と誤解されてしまった。退屈だから疲れているのではなく、誰かを癒してあげるようなオリジナル料理を見つけるという彼の言葉について考えていた。
Vol.1 ― 「アイドゥ・アイドゥ」パク・コニョン、女性は“悪い男”に惹かれないんですか?
俳優パク・コニョンの生きる世界を覗いてみた。作品に専念している間、彼は人間パク・コニョンとしての生活にしばらく別れを告げる。本当のパク・コニョンが生きる人生とは何だろうかと、時々考えると言う彼だが、既に彼はその答えを知っていた。「すべての作品は僕から始まります。僕の姿が作品を通じて表現されます」パク・コニョンの多様な魅力のうち、優しさとカリスマ性がMBC水木ドラマ「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」で注目を集めた。劇中の産婦人科医チョ・ウンソン役を演じた彼は、他の男性の子供を妊娠したキム・ソナに愛の告白をして直接超音波検査をするクールな一面を見せた。恋に落ちた男の真の魅力を披露したパク・コニョン。多くの女性は彼が演じたチョ・ウンソンのような人を探している。このようにパク・コニョンは、ドラマ「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」のチョ・ウンソンというキャラクターを通して多くの女性から注目を集めているが、彼は自身が演じたキャラクターの人気について「女性は悪い男に惹かれませんか?」と尋ねた。「男性が女性の好きなキャラクターを知っていると思いますか。それとも知らないと思いますか。知っていたら何で男と女は喧嘩をするんでしょうか。実際多くの女性が悪い男に惹かれると言いますが、どうして正反対のキャラクターであるチョ・ウンソンが愛されているのか僕にはよく分かりません。女性たちは皆欲張りなのでしょうか(笑) チョ・ウンソンは僕にとって衝撃的なキャラクターでした。僕に演じきれるのかなとも思いました。別の男性の子供を妊娠した女性を愛するというのは本当に難しいことですが、僕はその状況を楽しむようにしました。僕ならどう行動したのかなと考えたら、演じてみたくなりました」最悪の状況でも前向きなチョ・ウンソン、単にこの男を理解する過程だけを楽しんだパク・コニョンには女性視聴者の反応は予想できなかった。「そんなにかっこいいとは思わなかったんです。チョ・ウンソンは僕よりもう少し前向きに考える人物で、思いやりのある人物だなと思っただけです。これは僕とチョ・ウンソンの違いではないですが、比較できるところだと思います」周りからチョ・ウンソン探しに失敗した多くの女性はドラマでしか見られないキャラクターであることに気付いた。それで彼に「チョ・ウンソンはドラマでしか見られないかっこいいキャラクターなので、女性に愛されると思います」と話した。「僕の知人たちが笑いますよ。特に知り合いの先輩から電話がかかってきて『チョ・ウンソンのような男はいないの?何であんなかっこいい男が見つからないの?』と言われました。それで僕は『先輩がそういう女性になれば、あの様なかっこいい男が見つかるはずだよ』と答えました。女性たちがチョ・ウンソンはドラマでしか見られないキャラクターだと言っていますが、僕は信じています。実際こういう恋はあり得ないとは言えません。だからチョ・ウンソンを演じている間、人間として成熟した感じです。たくさん教わったというか。本当の愛ではなくても、僕が思っていた愛よりはもっと成熟した愛を感じました」恋愛中は相手に何でもしてあげたくなる。しかしどうしようもないことが起こっても、相手を愛せるだろうか。パク・コニョンはここにフォーカスを当てた。「他の男性の子供を妊娠した女性を愛するというのは、悲しいことなのか、辛いことなのか、それとも平気なのだろうかなど色々と考えてみましたが、分かりませんでした。その時からキム・ソナさんに向かって行きました。(劇中)自分が悪いと思っているから、僕から離れようとしますが、だからこそ彼女に近づく勇気を得ました。演じるときに、自分のことだけを考えないようにしたんです」キム・ソナに一途な想いを寄せるのはそれで十分だった。しかし劇中のパク・コニョンもキム・ソナに愛されたとしたらどうだっただろうか。愛する人のために自分の気持ちを諦めた彼に、ラブラインが描かれなかったことを残念に思わなかったのか聞いてみた。「ラブラインが描かれなかったことを残念に思ったことはありません。脚本家が考える作品の方向性というものがありますから。結果はどうであれ、劇中、僕は愛せるときに好きという気持ちを思いっきりぶつけました。イチャつくシーンが多かったら良かったかもしれないけど、逆に良くなかったかもしれません」彼の言う通り、作品に専念している間、彼はキャラクターになりきっていた。シングルマザーに聴診器プロポーズをしたり、最終回ではチョッパル(韓国風の豚足煮込み)を作るシーンのために、実際チョッパルの作り方を教わったりした。「チョ・ウンソンを演じて、誰かのためにどんなことを、どこまでしてあげられるかについて考えることができた。もし僕がキャラクターになりきれずに演じなければならなかったのなら難しかったかもしれないけど、チョ・ウンソンにはできます。それで僕が監督に聴診器プロポーズを提案しました。お腹の赤ちゃんにも届く愛の告白がよりかっこいいと思いました」パク・コニョンは作品の流れにそって自然に演じる俳優だが、彼ならではの持ち味を生かせる俳優でもある。劇中のチョ・ウンソンになりきるために自身の生活に別れを告げたパク・コニョンが作り上げた「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」が、意味あるものに感じられる。
「アイドゥ・アイドゥ」キム・ソナ、イ・ジャンウの頭にリボンをつけて“面白い”
キム・ソナがMBC水木ドラマ「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」の放送終了後、共演したイ・ジャンウと撮った写真を公開した。キム・ソナは26日午後、me2day(韓国のマイクロブログサービス)に「I Do Time寂しい気持ちを慰めています。ジアンとテガン。なぜか今回の現場では写真を撮る時間もあまりありませんでした!ㅠㅠ」という書き込みと共に編集された写真を公開した。写真にはキム・ソナが美容室のファン理事に変身し、イ・ジャンウの頭にリボンを飾る姿が写っている。まさかとでも言っているようなイ・ジャンウに顔色一つ変えずにリボンをつけたキム・ソナは淡々としているのに対し、イ・ジャンウはむすっとしているため、笑いを誘う。写真を見たネットユーザーは「花よりテガン」「会いたかった~ますますキレイになりますね」「こんな可愛い一面はどこから出てくるの。生まれつきの可愛さ」「『アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり』楽しく見ました」などの反応を示した。
キム・ハヌル&キム・ナムジュ&キム・ソナ、人気ドラマTOP3の“口紅対決”
「紳士の品格」のキム・ハヌル、「棚ぼたのあなた」のキム・ナムジュ、「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」のキム・ソナ。現在放送されているテレビ3局の人気ドラマに出演するトップ女優は、ドラマの人気を巡る競争だけでなく、激しい美貌対決を展開している。最近ドラマのヒロインとして注目を集めている女優は、一層洗練された美貌をアピールしている。ドラマの放送終了後には、化粧品だけでなく服やアクセサリーなど身にまとった全ての商品への問い合わせが殺到し、ワンパン(完売すること)スターとして名を馳せている。このように彼女らがドラマで使用したことで話題になっている化粧品や、売れ筋商品として浮上した口紅で、該当のブランドは少なからぬ収益を得たという。コリアナ(Coreana)化粧品のキム・ヨンテマーケティングチーム長は「新製品の『キム・ハヌルのGlam3』が人気を得たことでブランドの認知度にも肯定的な影響があった。今回のキム・ハヌル効果は、スターと劇中のキャラクター、そして製品の理想的な組み合わせが最大の相乗効果を出したケースだ。毎話キム・ハヌルの『ビューティーアイテム』が出ていることでうちの製品が良い反応を得ている」と明らかにした。キム・ハヌル、ピーチカラーの口紅で清楚なイメージにSBS週末ドラマ「紳士の品格」でチャン・ドンゴンと別れて胸を痛めているキム・ハヌルの清純なメイクが話題になっている。きれいで潤う肌を中心に、けばけばしい印象を与えない単色のアイシャドウで落ち着いた雰囲気を作った後、ピーチカラーの口紅でポイントを与え、女性らしい清楚で物静かな印象のナチュラルメイクに仕上げた。コリアナ社のピーチカラーの口紅は、Glam3「エクストリーム ソフト リップスティック」11号ピーチベージュは誰もが似合うカラーでしっとりとした自然な色合いで人気を得ている。キム・ナムジュ、イチゴミルクの口紅でハツラツとしたイメージにKBS 2TV「棚ぼたのあなた」で新世代の嫁を演じて人気を集めているキム・ナムジュは、番組が始まってからカバンをはじめ、ヘアスタイル、メイクなど全商品が話題になっている。キム・ナムジュは、都会的なイメージを与えるスモーキーアイメイクで、口紅の色の洗練した雰囲気を一層際立たせた。また、色白の肌とよく似合うイチゴミルクカラーの口紅は、強くはないが肌の色と調和をなし、生き生きとした顔にしてくれる。COSME DECORTE(コスメデコルテ)の「ルージュ シュープリーム」は、深みのある色合いと艶やかな光沢感のある美容液口紅に、コンシーリングパウダーで肌のくすみや色ムラをカバーし、明るい色合いを出すのが特徴だ。キム・ソナ、ピンクラベンダーの口紅でシックなイメージにMBCドラマ「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」でワーカホリック(仕事中毒)のシューズデザイナーファン・ジアンを熱演しているキム・ソナ。ナチュラルな素顔を見せた過去とは違い、シックな雰囲気のスモーキーアイメイクで話題を呼んでいる。ブラックではなくブラウンカラーを活用して、目力をアップさせることに重点を置き、自然なカラーのチークで生き生きとした肌に仕上げた。口紅にはそれほど目立たないピンク系のラベンダーカラーを使った。NARS(ナーズ)の「ロマンホリディ」は、映画「ローマの休日」という題名通りロマンチックで爽やかなカラーの口紅で、劇中でキム・ソナを可愛らしいピンク色をポイントにして演出する主なアイテムだ。
「棚ぼたのあなた」「アイドゥ・アイドゥ」“働く妊婦”の反乱
仕事のできる女性も妊娠すればのけ者?働く妊婦への応援歌KBS 2TV週末ドラマ「棚ぼたのあなた」のキム・ナムジュ(チャ・ユニ)と、MBC水木ドラマ「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」のキム・ソナ(ファン・ジアン)には、いくつかの共通点がある。職場で誰よりも優れた能力を有している実力派であること、また会社全体に貢献できるほど業績も凄く堂々としたキャリアウーマンであること。そして、もう一つが働く妊婦であることだ。ドラマの中の働く妊婦受難時代「棚ぼたのあなた」のキム・ナムジュは、妊娠前には会社から500億ウォン(約35億円)のドラマプロジェクトを提案されるほど優秀な会社員だった。しかし、妊娠の事実が明らかになった後、職場で四面楚歌の状態となる。重要なプロジェクトからは完全に外され、さらに露骨な退社要求まで受ける。それだけではない。仕事用のデスクは窓側に移動されており、飲み会にも呼ばれない。会社の社長は「夫が医師なのになぜああしているのか」と責める。妊娠前と妊娠後、何も変わったことはないのにいつのまにかのけ者に転落してしまったのだ。働きたい妊婦のキム・ナムジュに、これは受け入れ難い仕打ちである。「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」のキム・ソナも同じだ。彼女は靴デザイナー分野でキャリアのある人物だ。会社の役員として活躍し、社長のポストを提案されるほど能力も優れている。だが、一夜の過ちにより子供を身ごもったせいで彼女は社長のポストを逃しただけでなく、職場ですら追い出される危機に瀕している。キム・ソナを社長候補として誰より支持したオ・ミヒ(チャン女史)はキム・ソナの妊娠を知った後、態度が180度変わる。そしてキム・ソナのライバルであるイム・スヒャン(ヨム・ナリ)に「あなたが社長にならなければならないと思う」と話す。能力、情熱、執念など、何一つ劣るものがないキム・ソナだが、妊娠した罪一つで窮地に追い込まれるようになったのだ。このように「棚ぼたのあなた」のキム・ナムジュと「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」のキム・ソナは、働きたい妊婦の現実を代弁する。働く女性が妊娠をすれば、その瞬間彼女たちはのけ者の対象となる。彼女らの能力やキャリアとは関係なく、重要なことからは全部外される。結局一瞬でのけ者となった彼女らの最後の選択は、退職ということになるわけだ。キム・ナムジュとキム・ソナの反乱サムスン経済研究所が2010年に発表した「韓国ワーキングマザー実態報告書」によると、妊娠した女性が語った一番大きな問題は「人事上の不利益(42.4%)」と「上司の機嫌を伺うようになる(44.1%)」であった。このような状況で働く女性にとって妊娠は重荷になる。これまで熱心に築き上げた全てのものを妊娠一つで失うかもしれないためだ。この全ての理不尽な現実にキム・ナムジュとキム・ソナは、正面からぶつかる。キム・ナムジュは「私はなにも変わってないのに、なぜ私を使い道のない機械扱いするのか分からない」と反論する。退職を強要する社長にも「このプロジェクトは全部私の人脈と実力で作り上げたものだ。退職を求めるようであれば全部なかったことにして他の職場に行く」と脅しをかける。能力のある妊婦の痛快な一発だ。キム・ソナも同じだ。オ・ミヒに屈辱を味わった直後、自身が以前デザインしたものは全て破り、新たなデザインに没頭する。実力で正々堂々と評価されるという姿勢だ。能力さえあれば妊娠の有無とは関係なく、生き残ることができるということをキム・ナムジュとキム・ソナは証明する。何も怖がらない彼女らのたくましい姿は、この時代を生きる働く妊婦に対する熱烈な応援歌だ。諦めたり屈服したりせず自分の人生に責任を持って生きていけと、能力や情熱さえあれば妊婦だっていくらでも大きい仕事をすることができると彼女らは言っている。妊婦は無能力者という社会の偏見に対抗するキム・ナムジュとキム・ソナの反乱は、それ自体が愉快である。この時代を生きる全ての「キム・ナムジュ」と「キム・ソナ」のためにキム・ナムジュとキム・ソナの反乱が望ましい結末につながるためには、社会の認識とシステムが全部改善されなければならない。働きたい妊婦が安心して働ける社会、妊娠した女性も同等な職場の同僚として認め、受け入れる社会にならなければならない。これは働く妊婦の課題ではなく、私たち皆の課題だ。「絶対に怯むな!時間が経てば何でもない、自分らしく生きて行け分かった?」「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」のキム・ヘウン(ポン・ジュンヒ)がキム・ソナに投げたこの応援メッセージを、この時代を生きる全ての働くママに捧げる。
イ・ジャンウ、ファンからプレゼントの弁当をしっかりモグモグ
俳優イ・ジャンウが、ファンの真心がこもった弁当プレゼントをしっかりと食べている姿が捉えられた。最近インターネットコミュニティ掲示板には、MBCドラマ「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」の待機室でファンが贈った弁当を食べているイ・ジャンウの姿が公開された。公開された写真に写ったイ・ジャンウは、輝くビジュアルで、証拠写真にも関わらずグラビアのような魅力を見せ、ファンの注目を集めている。落ち着いた雰囲気で弁当をしっかり吟味しており、可愛らしい魅力も見せた。写真を見たネットユーザーは、「イ・ジャンウ、食事中も彫刻のよう」「CMの仕事が来そう」「ドラマ楽しく見ましたよ」などという反応を見せている。
「アイドゥ・アイドゥ」主演4人、最終回を迎えた感想を語る“本当に幸せな時間でした”
ドラマ「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」に出演したキム・ソナ、イ・ジャンウ、パク・コニョン、イム・スヒャンが、ドラマの放送終了に対する残念な気持ちを語った。韓国で19日の夜に放送されたMBC水木ドラマ「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」(脚本:チョ・ジョンファ、演出:カン・デソン)の最終回は、笑いと感動を与えながら有終の美を飾った。涙と笑い、理性と感性を自由自在に行き来しながら、ファン・ジアンというキャラクターを見事に演じ、視聴者の共感を得たキム・ソナは「ファン・ジアンというキャラクターを通じて本当にたくさんのことを経験し、感じることができました。時間が経ってもジアンの一部分が、私の心の中に残ると思います。ジアンとして生きている間、皆様の暖かい関心と愛のおかげで本当に幸せでした。ありがとうございました」と、胸いっぱいの感想を語った。引き続き「いつも一緒だったジャンウさんにも感謝の言葉を伝えたいです。いつも努力し、大変な時は常に大きな力となってくれました。素晴らしい俳優さんとスタッフさんのおかげで、いつも楽しく撮影することができました」と、共演した俳優たちへの厚い愛情を表した。パク・テガン役を演じ、視聴者の高い愛を受けたイ・ジャンウも「素晴らしい監督さん、脚本家の先生と一緒に仕事ができて本当に幸せでした。特に、ソナさんと共演できて、僕にとっては非常に意味深い時間だったと思います。またいつ、このように素敵な方々とドラマを作ることができるでしょうか?」と、相手役のキム・ソナに対する愛情と、最終回を迎えたことに対する残念な気持ちを見せた。また、彼は「僕の俳優人生において、永遠に記憶に残る今回の作品を通じて、多くのことを学び、感じました。今後、より成長していく俳優になるよう努力します。ありがとうございました」と、強い抱負を語った。完璧な男チョ・ウンソン役を演じ、女性視聴者たちのファンタジーを満足させたパク・コニョンは「ドラマを撮影する間、苦労もたくさんしましたが、ウンソンに出会い、本当に幸せでした。キム・ソナさんをはじめ、良い先輩、後輩たちと共演できて、本当に幸せな時間でした。ウンソンというキャラクターを愛してくださった視聴者の皆様に本当に感謝します」と、真心を込めた挨拶を語った。最後に、憎めない悪女ヨム・ナリを演じたイム・スヒャンは、最後の撮影を終えて「4ヶ月の間、素敵な方々と仕事ができて、とても光栄で幸せでした。今まで『アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり』を愛してくれてありがとう。ナリは、もうこれでさよなら~。グッド・ラック!」と、撮影現場の末っ子らしい可愛い感想を語った。ドラマ「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」は、仕事と恋を両立させたキム・ソナの幸せな人生を描き、放送終了した。
キム・ソナ「アイドゥ・アイドゥ」放送終了の感想“力になってくれたイ・ジャンウに感謝”
MBC水木ドラマ「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」のヒロイン、キム・ソナが放送終了の感想を伝えた。キム・ソナは19日の午後、MBCドリームセンターでドラマ撮影を終えた後、「『アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり』がようやく終わった。撮影する間、暖かい関心と応援で本当に幸せだった」と切り出した。彼女は「よく聞く話だが、なかなか人に話せない悩みをもつファン・ジアンを演じながら、大変な状況の中でも幸せを見つけ、いい人に出会って自分の新しい価値を見つける喜びを感じることができた。落ち込まずに、いつも堂々と立ち向かったジアンが懐かしくなると思う」と感想を述べた。「いい俳優とスタッフのおかげで、暑い天気でも笑顔で撮影することができた。撮影で、一番長く一緒にいたイ・ジャンウにも感謝している。いつも頑張る姿が印象的だった。疲れるたび大きな力になってくれたおかげで、元気を出すことができた。愛する(ドラマの)父と母、ユン・ジュサン、オ・ミヨン先生にも感謝している」最後にキム・ソナは「このドラマを通して、新しいことをたくさん経験した。ファッションやメイクアップ、ヘアスタイルなど大胆でユニークなスタイルを演出したが、多くの方から好評を受けて嬉しかった。このキャラクターを通して多くのことを経験し、感じられる意味のある時間を過ごした。作品は終わったが、胸の中に長く残るような幸せなドラマになればと思う」と明かした。20日、視聴率調査会社AGVニールセン・メディアリサーチによると、韓国で19日に放送された「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」の最終回は9.1%の全国視聴率を記録した。
イム・スヒャン、美脚で魅せる悩殺グラビア
タレントのイム・スヒャンのセクシーなグラビアが公開され、視線を引きつけている。20日、あるインターネット掲示板には「美しいイム・スヒャン」というタイトルでイム・スヒャンのグラビアが公開された。公開されたグラビアで彼女は、強烈なレッドワンピースとハイヒールでセクシーなポージングをとり、美脚を見せ付けている。また、男性を誘惑するような悩殺の眼差しは成熟した女の香りを漂わせている。イム・スヒャンがヨム・ナリ役を演じたMBC水木ドラマ「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」(脚本:チョ・ジョンファ、演出:カン・デソン)は韓国で19日に放送された、第16話で放送終了した。
「アイドゥ・アイドゥ」16話が必要なエピソードだったのか
※この記事にはドラマ「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」の結末に関する内容が含まれています。視聴者たちの注目を集める吸引力不足が指摘されたMBCドラマ「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」だった。19日午後、韓国で放送されたドラマ「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」は主人公たちの幸せな人生を描きながら、16話で最終回を迎えた。ファン・ジアン(キム・ソナ)は紆余曲折の末にシューズ会社の社長になり、パク・テガン(イ・ジャンウ)は、会社を離れ、父と妊婦のためのシューズ事業を展開した。しかし、ファン・ジアンは自分に任された仕事を完璧にやりこなし、パク・テガンのもとへ戻り、二人は可愛い娘と幸せな未来を夢見た。ドラマ「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」はシューズデザイナーとして突き進んでいたファン・ジアンは一夜の過ちでパク・テガンの子を授かりながら、社会的な地位と授かった子供の間でどちらを選ぶかを悩むという話しが主なストーリーだった。ファン・ジアンを通じて、現代社会の中で、深く刻まれた偏見を肯定的な結末で描きながら、明るいメッセージを送ろうとした。中絶やシングルマザーなど、敏感になりがちな話をラブコメディのジャンルを借りて軽やかに表現した。しかし、視聴者からの好評を得るのは失敗だった。大きな葛藤の要素が、ファン・ジアンが子供を生むのか、そしてパク・テガンに知らせるのかであったが、この葛藤だけを16話で描いたのは、内容に比べて時間が長すぎるという印象を与えた。これさえも、ファン・ジアンが結局子供を諦めないという結末を予想でき、またパク・テガンが妊娠事実を分かっていく展開も緊張感がなく、視聴者たちの注目を集めることには力不足だった。結局、地味な葛藤だけで16話をもたせようとしたところ、ストーリー展開のスピードは落ち、相まって興味もなくなった「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」だった。ドラマではなく、2時間分量の映画だったらという憾みを感じる。