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主君の太陽

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  • “太陽”の男ソン・ジュンギ&ソ・ジソブ&チョン・ウソン&イ・ジョンジェ vs “月”の男イ・ジュンギ&キム・スヒョン&パク・ボゴム

    “太陽”の男ソン・ジュンギ&ソ・ジソブ&チョン・ウソン&イ・ジョンジェ vs “月”の男イ・ジュンギ&キム・スヒョン&パク・ボゴム

    熱さの象徴である太陽と冷たさの象徴である月。この二つを起用したドラマや映画のタイトルが目を引く。2016年の頭に韓国のお茶の間を盛り上げた「太陽の末裔」から、先日放送がスタートしたドラマ「雲が描いた月明り」「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」(原題:「月の恋人-歩歩驚心:麗」)まで、作品の中の男性俳優たちをまとめてみた。太陽の男チョン・ウソン、イ・ジョンジェ、ソン・ジュンギ、ソ・ジソブチョン・ウソンとイ・ジョンジェは映画「太陽はない」でそれぞれボクシング選手のドチョルとヤクザのホンギに扮し、熱演を見せた。スポーツ障害の一つであるパンチドランクによって挫折する三流ボクサーと一攫千金を狙うヤクザのホンギ(イ・ジョンジェ)。二人の若者の夢と挫折、友情を描いたこの映画を通じて、チョン・ウソン、イ・ジョンジェの友情が始まった。映画「テルマ&ルイーズ」よりも美しい海辺のエンディングシーンで人々の記憶に残っている太陽の男たちだ。ソン・ジュンギは2016年頭に放送されたドラマ「太陽の末裔」で太白(テベク)部隊所属モウル中隊の中隊長(アルファーチームのチーム長)ユ・シジン役を熱演した。「太陽の末裔」は100%事前制作ドラマに対する不安があった視聴者の間で大きな反響が巻き起こり、その中心にはソン・ジュンギがいた。太陽といえば頭に浮かぶ代表的な俳優になった。ドラマ「主君の太陽」でソ・ジソブは巨大な複合ショッピングモール キングダムの社長であり、無情で計算的なチュ・ジュンウォンに扮した。幽霊が見えるテ・ゴンシル(コン・ヒョジン)のシェルター役を務め、女心を揺さぶった。月の男パク・ボゴム、イ・ジュンギ、キム・スヒョン8月22日にスタートしたKBS 2TV新月火ドラマ「雲が描いた月明り」でパク・ボゴムはツンデレ皇子イ・ヨンを演じた。男装宦官として宮に入ったホン・ラオン(キム・ユジョン)とときめくラブストーリーを描いている。月明かりのようにほのかな笑顔が魅力的なパク・ボゴムが、再びお茶の間の女性たちをキュンとさせている。月火ドラマの視聴率ランキング1位のドラマ「ドクターズ」のバトンを引き継いだSBSドラマ「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」にはイ・ジュンギがいる。第4皇子ワン・ソ役を務め、ヘス役のIU(アイユー)とラブストーリーを繰り広げている。特にこのドラマの原題が月の恋人になった理由は、ワン・ソとヘスが皆既日食を通じて神秘的かつ運命的に出会うからだ。二人の運命的な媒介となった月、月の男になったイ・ジュンギの時代劇がお茶の間を盛り上げている。キム・スヒョンは2012年に放送されたドラマ「太陽を抱く月」で信頼できる20代俳優として視聴者に深く印象づけた。当時キム・スヒョンが演じたキャラクターはイ・フォン。朝鮮を統治する皇子で、彼を表現する言葉は月を描く太陽だった。そして、月に喩えられたホ・ヨヌ(ハン・ガイン)は太陽を抱く月で、月の男として自身の地位を確立したキム・スヒョンだった。

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  • ソ・ジソブ、新ドラマ「幸せのレシピ」に登場!「主君の太陽」をパロディ“爆笑”

    ソ・ジソブ、新ドラマ「幸せのレシピ」に登場!「主君の太陽」をパロディ“爆笑”

    ※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。俳優ソ・ジソブがMBCの新水木ドラマ「幸せのレシピ」(脚本:ホン・ジョンウン、ホン・ミラン、演出:パク・ホンギュン)に特別出演した。韓国で13日にスタートした「幸せのレシピ」の第1話でソ・ジソブはカフェのオーナーとして登場した。ヒロインのイ・ジョンジュ(カン・ソラ)の従兄弟に済州島(チェジュド)に定住するよう誘った人物だった。ソ・ジソブは自身を責めるジョンジュに「こうやって暮らしているの、なさけないように見えるでしょう?」と話した。ジョンジュが「正しい生活には見えませんね。辛いから逃げてこう過ごすのってただの負け犬なんじゃないですか?」と言った。すると、ソ・ジソブは「誰もが負け犬になれるわけではないですよ」と言ってSBSドラマ「主君の太陽」の台詞をパロディし、「太陽がいいですね」と間接的に言及して笑いを誘った。ソ・ジソブの特別出演は2013年ドラマ「主君の太陽」で縁を結んだ脚本家ホン姉妹との義理を果たすために実現した。ソ・ジソブは「幸せのレシピ」の撮影現場である済州島へ駆けつけ、撮影に参加した。「幸せのレシピ」は気分よく暖かいという意味の済州島の方言だ。レストランで繰り広げられるオーナーでありシェフのペク・ゴヌ(ユ・ヨンソク)とアパレルエージェンシーで働いていたイ・ジョンジュのラブストーリーを描いていく。

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  • キム・スヒョンからソ・ジソブ、ユ・アインまで…恋愛ドラマの主人公たちが変わった

    キム・スヒョンからソ・ジソブ、ユ・アインまで…恋愛ドラマの主人公たちが変わった

    シンデレラストーリー?様々な人物で愛される恋愛ドラマ最近人気のある恋愛ドラマに登場する人物たちには、何か特別なものがある。財閥2世と貧乏で大したことはないが、優しくて綺麗な女性が家族の反対を押し切って結婚に成功するといった単純な内容はもう恥ずかしいストーリーになってしまった。それで、昨年から今まで人気を得ている恋愛ドラマに登場する人物の共通点を探ってみた。専門職の女性が主流しかし、堂々とした姿ばかりではない最近の恋愛ドラマには、より独特な職業を持った女性主人公たちが多数登場した。SBS「星から来たあなた」のヒロインであるチョン・ソンイ(チョン・ジヒョン)はトップスターで「あなたの声が聞こえる」のチャン・ヘソン(イ・ボヨン)は国選弁護士だった。最近高い関心を得ているJTBC「密会」のオ・へウォン(キム・ヒエ)は芸術財団の企画室長というかっこいい職業を持っている。彼女らは男性の保護本能を刺激する従順で、か弱いヒロインを切り捨てた。一人でも十分を掲げる彼女らは、ひたすら男性主人公の配慮を拒否するが、その度を越した拒否が逆に男性主人公の保護本能を刺激し、ひそかに女性主人公を助ける状況が演出される。このような設定は女性主人公のプライドを守ってくれると共に、男性主人公の達成感を満たしてくれる一石二鳥の劇的な効果をもたらす。気さくな姿も魅力的だ。露の他には何も食べなさそうに見えたヒロインの代わりに、深夜にヤンプン(金属製のボウル)にビビンバを混ぜて食べたり(「君の声が聞こえる」)、初雪が降る時はチメク(チキンとビール)を食べなければならないとしながら酒を飲みたがり(「星から来たあなた」)、時には優雅な外見とは違って素朴な人柄を超え、汚く見える姿まで披露し、コミカルで人間味溢れるシーンを演出する。彼女らの素朴な人柄を指摘するより自ら後始末をする男性主人公の姿は、素敵なレストランや遊園地を丸ごと貸し切ってデートすることよりもっとロマンチックに感じられる。男性主人公天才、超能力の持ち主、あるいは宇宙人男性主人公たちも少しは変わった。SBS「主君の太陽」のチュ・ジュンウォン(ソ・ジソブ)は幽霊が見えるヒロインテ・ゴンシル(コン・ヒョジン)の防空壕だった。幽霊を見るテ・ゴンシルの能力を取り除く、また違うレベルの能力を持っていたためだ。「君の声が聞こえる」のパク・スハ(イ・ジョンソク)には人の心を読む超能力があった。「星から来たあなた」のト・ミンジュン(キム・スヒョン)は宇宙人だ。このような設定は、ファンタジー小説やアニメで見られたものだ。彼らの特別な能力は、恋愛ドラマで最高にロマンチックな状況を演出する装置として使われる。「星から来たあなた」の中でト・ミンジュンの超能力は空中浮揚キス時間停止キスなど、様々な名シーンを作り上げた。「密会」で天才ピアニストのイ・ソンジェ(ユ・アイン)は、その能力で運命のようにオ・へウォンと共鳴する見事な演奏シーンを披露した。嫉妬の塊悪女はいないラブリーな彼女たち嫉妬に目が眩んで悪事を働き、ヒロインを応援する皆の敵になってきた悪女キャラクターは、最近の恋愛ドラマからは消えてしまった。その代わりにヒロイン並に共感を得て愛される女性たちが現れた。「主君の太陽」のテ・イリョン(キム・ユリ)は、ガンウ(ソ・イングク)が好意を抱いているテ・ゴンシルを嫉妬するよりも、ガンウのそばで彼を慰めることで彼の心を掴んだ。「君の声が聞こえる」のソ・ドヨン(イ・ダヒ)は冷たくて理性的だが、過去の過ちを積極的に克服していこうとする姿で、主人公と対比される敵から、主人公と善意の競争を繰り広げながら共に成長していく肯定的なキャラクターとして描かれた。「星から来たあなた」のユ・セミ(ユ・インナ)もヒロインを裏切ることを超え、ヒロインと愛憎の入り交じった感情を共有する、変化に富んだキャラクターとして表現された。OhmyStar」ではスターはもちろん、バラエティ、ドラマなど、様々な市民記者のレビューや主張を幅広く掲載しています。もちろん、いかなる反論も歓迎します。いつでもノックして下さい。「OhmyStar」は市民記者の皆さんの参加をお待ちしています。―編集者コメント

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  • 2013年最高のキスシーンは?チョ・インソン、ソ・ジソブ、イ・ボヨンなど豪華俳優が視聴者を虜に

    2013年最高のキスシーンは?チョ・インソン、ソ・ジソブ、イ・ボヨンなど豪華俳優が視聴者を虜に

    2013年のベストキスシーンが発表された。30日に韓国で放送されたSBS「良い朝-生放送芸能特急」の「色々ランキング」コーナーでは、2013年のベストキスシーンを選定した。これまで「冬のソナタ」のペ・ヨンジュン&チェ・ジウの雪だるまキス、「IRIS -アイリス-」のイ・ビョンホン&キム・テヒのキャンディキス、「シークレット・ガーデン」のヒョンビン&ハ・ジウォンの泡キスなどが話題となった。2013年も様々なキスシーンが視聴者を虜にした。ドラマ「その冬、風が吹く」のチョ・インソンとソン・ヘギョは綿菓子キスで大きな話題となった。ドラマ「主君の太陽」のソ・ジソブとコン・ヒョジンは幽霊を追うキスを披露し、ドラマ「君の声が聞こえる」のイ・ボヨンとイ・ジョンソクは水族館キスを誕生させた。特にドラマ「王冠を被ろうとする者、その重さに耐えろ-相続者たち」のイ・ミンホとパク・シネの虚空キスは一際注目を浴びた。イ・ミンホも一番好きなキスシーンとして虚空キスを選んだ。

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  • 「SBS歌謡大祭典」ミュージックドラマ公開!SHINee テミン&Girl's Day ミナの甘い演技に“注目”

    「SBS歌謡大祭典」ミュージックドラマ公開!SHINee テミン&Girl's Day ミナの甘い演技に“注目”

    「2013 SBS歌謡大祭典」のミュージックドラマ「THE MIRACLE」が公開された。29日、「2013 SBS歌謡大祭典」が京畿道(キョンギド)一山(イルサン)KINTEXで生放送で行われた。この日の「歌謡大祭典」では計54組のステージが披露された。この日、社会貢献プロジェクトの一貫として企画されたミュージックドラマ「THE MIRACLE」が公開された。「THE MIRACLE」には、主君役の2PM ウヨン、テ・ゴンシル役のApinkのソン・ナウン、キム・タン役のSHINeeのテミン、チェ・ヨンド役のK.willやチャ・ウンサン役のGirl's Dayのミナが出演し、注目を浴びた。彼らは人々を幸せにするため、歌手たち集めに行った。特にテミンとミナは息ぴったりの演技でカップルを演じ、視線を独占した。テミンはミナを後ろからそっと抱きしめるなど、愛情溢れる演技を披露した。K.willは不良の演技で笑いを誘い、コーヒーショップを経営するEXOのシウミン、お客さん役のルハンも視線を集めた。他にもTrouble Makerがロマンチックな恋人に変身し、ZE:Aのシワン、グァンヒも視線を集めた。ミナは世の中を温かくする方法として「音楽」を見つけ出し、歌手たちを集めるために発った。作曲家キム・ヒョンソクは作詞家キム・イナとともに登場し、曲を作ってあげることを約束した。メガエンターテインメントの相続者イ・ボナ役としては「相続者たち」で実際に同役を演じたf(x)のクリスタルが登場し、CNBLUEのカン・ミンヒョクと再びカップルを演じた。2PMのウヨンは劇中で2PMを訪ね、説得した。その中での一人二役の演技が注目を浴びた。この日の「SBS歌謡大祭典」にはイ・スンチョル(RUI)、パク・ジニョン、イ・ヒョリ、Dynamic Duoの他にもBIGBANGのG-DRAGON、SOL、少女時代、SHINee、2PM、INFINITE、BEAST、B1A4、EXO、K.will、4Minute、f(x)、KARA、Secret、miss A、ZE:A、Block B、VIXX、Girl's Day、Apink、RAINBOW、キム・イェリム、LADIES' CODEらが出演し、華やかなステージを届けた。「2013 SBS歌謡大祭典」LaLaTV 独占放送!2014/1/12(日) 14:00~ 【2ヶ国語放送(同時通訳)】2013年、K-POPシーンの総決算!人気アーティストによる音楽の祭典「2013 SBS歌謡大祭典」はCS放送女性チャンネル♪LaLa TVでお楽しみください!

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  • ホン姉妹&キム・ウンスク&イム・ソンハン&イ・ウジョン…2013スター作家の成績表

    ホン姉妹&キム・ウンスク&イム・ソンハン&イ・ウジョン…2013スター作家の成績表

    2013年の放送業界ではスター脚本家の活躍が著しかったが、それと同時に明暗が分かれた。視聴率、視聴者の反応、業界的な評価、ファンの有無などを総合して、彼らの成果を評価してみよう。彼らは進化しただろうか、退化しただろうか。ホン姉妹&キム・ウンスク自己複製の中の進化状況にぴったりな台詞で有名なホン姉妹(ホン・ジョンウン、ホン・ミラン)脚本家とキム・ウンスク脚本家は高視聴率を獲得し、独自のスタイルを固めながらも、新しい領域を少し拡張させた。ホン姉妹とキム・ウンスクは韓国ドラマでラブコメジャンルを代表する脚本家たちだ。明るく、面白く、個性的な雰囲気の中でハッピーエンドに向かって進む、独自の方式がある。ホン姉妹はSBS「主君の太陽」で前作のKBS 2TV「ビッグ~愛は奇跡<ミラクル>~」(以下「ビッグ」)の不振を振り払った。「ビッグ」はホン姉妹のスタイルと呼ぶにはどこかもの足りず、視聴率も振るわなかったが、「主君の太陽」は最終回が21.8%(以下、ニールセン・コリア)を記録し、お茶の間で魔の壁と呼ばれている20%の壁を超え、成功を収めた。ラブコメとホラーを混ぜたジャンルの組み合わせが引き立って見えた「主君の太陽」は、コン・ヒョジンの出演、ソ・ジソブのキャラクターなどで、以前の作品である「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~」の自己複製なのではないかとの懸念も提起されたが、結果的に「似てはいるが、また違う形で面白い」という前向きな評価を得た。キム・ウンスクは先日最終回を迎えた「王冠を被ろうとする者、その重さに耐えろ-相続者たち」(以下「相続者たち」)で、印象的な台詞が続けて話題になる中、男女関係の張り詰めた緊張感を上手く活かす独自のスタイルを固めた。そして「こんなことも可能だ」という題材の拡張を見せることで、さらに広がったスケールを見せた。前作のSBS「紳士の品格」ではイケメンの中年男性を主人公にしたが、今回の作品では逆に高校生までその年齢を大幅に下げた。当初「相続者たち」は俳優イ・ミンホの出演で「花より男子~Boys over Flowers~」を連想させると同時に、アメリカのドラマ「ゴシップガール」とも比較されたが、回を重ねれば重ねるほど10代の学園物語を越えた、キム・ウンスク流のドラマを完成させた。高視聴率をマークし、今月13日の最終回では自己最高視聴率となる25.6%を記録した。彼女らは自己複製の中の進化を成し遂げたと評価できる。ホン姉妹はスタイルについて「大衆文化での一つの色だと思う。特色があればブランドになるように、色があるというのは悪いことではないと思う。9本を手がけたが、カラーをはっきりして行くためには、完全に覆すことは出来ないと思う。色がはっきりしているのは『あの人、どうしたの?』と反応されることもあるが、カラーを保ちながら変化を加えることが重要だと思う。どうしても我々は、視聴者から選ばれる立場で、視聴者に見て頂く必要があるため、バランスを取らなければならないという悩みがある」と意見を述べている。ムン・ヨンナム&イム・ソンハン相変わらず問題的な脚本家、退化の恐れもKBS 2TV「王(ワン)家の家族たち」のムン・ヨンナム脚本家と、MBC「オーロラ姫」のイム・ソンハン脚本家は、韓国を代表する問題のある脚本家としての地位(?)を再び固めた。いずれも視聴率という面では名前に相応しい成績を収めたが、脚本家そのもののブランドは多少色あせた感じだ。「王(ワン)家の家族たち」はドラマの序盤から、常識はずれの設定や視聴者を呆れさせる展開などで問題のドラマとして浮上し、最近では嫁オーディションや夫を試すために自作自演の拉致事件を起こす、ややとんでもない設定で非難を浴びている。しかし、視聴者の注目を集めることには成功し、文句を言いながらも見るドラマの定番となっているとの評価だ。「噂のチル姫」「糟糠の妻クラブ」のような、彼女らの今までの作品から、あまり発展が無いとの評価だ。ドラマに対するこのような評価について「王(ワン)家の家族たち」の関係者は「どう解決されるかはムン・ヨンナム脚本家しかわからない。しかし、今のストーリーの展開は、ハッピーなエンディングに向かう部分だと思う。ムン・ヨンナム脚本家の筆力を信じる。脚本家の意図通りの状況だと思っているムン・ヨンナム脚本家はファミリードラマを追求する脚本家であるため、最終的には皆が幸せになると思う」と説明している。8日の放送では37.9%もの視聴率を記録した。イム・ソンハンは今年最もホットな話題となった脚本家と言っても過言ではない。SBS「芙蓉閣の女たち~新妓生伝」で目からビームを発射するというドラマの新しい次元を開いた、独自の奇妙なスタイルで注目を浴びたが、今回の作品は以前の作品に比べて最もひどかったという評価だ。放送終了を控えている「オーロラ姫」は、回を重ねれば重ねるほど視聴率とファンが反比例する形を見せ、これに加え放送局のイメージダウンまで招きかねない、退化的なドラマという指摘も受けた。様々な話題を生み出し、刺激性で視聴率を高めることで、放送局のイメージまで失墜させかねない質の低下を生み出したことは懸念すべき点だ。放送関係者によると「マクチャンドラマ(日常では起こらないような出来事や事件が次々と起きる韓国特有のドラマのこと)が非難されながらもお金になるという認識が定着することが問題だ。特に『オーロラ姫』のような場合は、視聴者からの不満が殺到し、ネガティブな反応が多いことを知っていながらも、脚本家以外は誰も介入できないという点が状況を悪化させているようだ」と伝えた。イ・ウジョンバラエティとドラマを両方ともつかんだオンリーワン最近もっとも目立つチャンネルはtvNと言っても過言ではない。「応答せよ1997」に続き「応答せよ1994」「花よりおじいさん」「花よりお姉さん」などを通じて、イ・ウジョンは放送業界で最も注目すべき人物に急浮上した。ホン姉妹に続きバラエティ出身の脚本家として先頭を走ることになったが、バラエティとドラマを同時に行き来しながら活躍するという点ではオンリーワンと言えるだろう。地上波放送局のマクチャンドラマと比較される感受性豊富なウェルメイドドラマ(完成度の高いドラマ)で放送業界に気持ちの良い衝撃を与えた。ここにKBSはもちろんバラエティ業界では触れることができない、いわゆるイ・ミョンハンラインも一役買った。現在「天才脚本家」「モンスター脚本家」と呼ばれている。この他にもキム・スヒョン脚本家は現在SBSの「3度結婚する女」を手がけているが、内部では視聴率が後半で上がることを期待している状況だ。また、今年新しく注目を浴びた新人もいる。SBS「君の声が聞こえる」のパク・ヘリョン脚本家、KBS 2TV「秘密」のユ・ボラ脚本家などが、その筆力を認められ将来を期待させた。

    OSEN
  • 2PM ウヨン「『主君の太陽』のパロディーでソ・ジソブ役、面白そうと思った」

    2PM ウヨン「『主君の太陽』のパロディーでソ・ジソブ役、面白そうと思った」

    2PMのウヨンが「2013 SBS歌謡大祭典」のフレンドシッププロジェクトに参加する感想を述べた。18日、ソウル陽川(ヤンチョン)区木洞(モクトン)SBS社屋では「2013 SBS歌謡大祭典」の記者懇談会が開かれた。この日の記者懇談会では、演出を手がけたキム・ヨングォンプロデューサー、作曲家キム・ヒョンソク、SHINeeのテミン、2PMのウヨン、Girl's Dayのミナ、Apinkのソン・ナウンなどが出席した。ウヨンはソン・ナウンとともに「主君の太陽」をパロディーし、主君役を演じる。キム・ヨングォンプロデューサーによると「相続者たち」と「主君の太陽」のパロディーはフレンドシッププロジェクトを効果的に伝えるためのVTR映像として使われる。このプロジェクトに参加することとなったウヨンは「良いプロジェクトだと思う。最初『主君の太陽』の主君役を演じてほしいと言われた時、悩むことなく『面白そう』と思って撮影に臨んだ。K-POPブームで韓国のアイドルたちが海外でも人気を博している。そんなアイドルだけでなく大先輩たちと一緒にレコーディングをするシーンはみんな鳥肌が立ったのではないかと思う」と伝えた。ウヨンは「僕も鳥肌が立った」とし、「言葉で表現できないほど感動的なシーンだと思った。その感動がたくさんの方々に伝わったらと思う」と付け加えた。今年の「2013 SBS歌謡大祭典」はソン・シギョン、SUPER JUNIORのヒチョル、2NE1のDARAの司会で行われ、「音楽は奇跡を作る」という「Music Makes Miracle」をコンセプトに一年を輝かせた歌手たちが出演し、視聴者も参加できるフレンドシッププロジェクトを準備した。またテミン、ウヨン、ソン・ナウン、ミナなどが出演するミュージックドラマ「主君の太陽」と「相続者たち」のパロディーも公開される。「2013 SBS歌謡大祭典」は、今月29日午後8時45分から生放送で行われる。「2013 SBS歌謡大祭典」LaLaTV 独占放送決定!2013/12/29(日) 21:30~START 【2ヶ国語放送(同時通訳)】2013年、K-POPシーンの総決算!人気アーティストによる音楽の祭典「2013 SBS歌謡大祭典」はCS放送女性チャンネル♪LaLa TVでお楽しみください!

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  • 【SBS演技大賞候補】イ・ボヨン vs ソン・ヘギョ vs スエ…女優たちの戦争

    【SBS演技大賞候補】イ・ボヨン vs ソン・ヘギョ vs スエ…女優たちの戦争

    「こんなこともあるんだ。日が西から昇るかも」去年の「SBS演技大賞」はドラマ「追跡者 THE CHASER」(以下「追跡者」)の俳優ソン・ヒョンジュが受賞した。しっかりした脚本、感覚的な演出、優れた演技力、この三つが絶妙に調和を成し「追跡者」は去年SBSドラマの中で最高の話題作として挙げられ言葉通り「日が西から昇る」奇跡を作り上げた。2013年「SBS演技大賞」も去年に引き続き熱くなる見通しだ。今年は特に視聴率20%を越えたドラマが多かったためだ。代替編成の悲しみを乗り越え、驚きの興行成績を達成した「君の声が聞こえる」のイ・ボヨンと印象的な悪女演技を披露した「野王」のスエ、繊細な視覚障がい者の演技で好評を得た「その冬、風が吹く」のソン・ヘギョ、視聴者たちをテヤン病に陥れた「主君の太陽」の愛しいコン・ヒョジンまで、今年の「SBS演技大賞」は女優たちの戦争になる見込みだ。◆「君の声が聞こえる」大ヒットに一役買ったイ・ボヨン2013年演技大賞候補を選ぶ時「君の声が聞こえる」の俳優たちを除くことはできないはずだ。低調な視聴率でスタートしたが、しっかりとした脚本と感覚的な演出、俳優たちの好演で視聴率が上がり、下半期に活躍したドラマとして浮かび上がった。特に主演のイ・ボヨンは「君の声が聞こえる」を通じて俗物ながらも可愛い弁護士チャン・ヘソンに完璧に変身した。自身より8歳下の俳優イ・ジョンソクとのロマンス演技をしたが、期待以上の呼吸を披露し一気に20~30代の女性のスターとして浮上した。◆「その冬、風が吹く」で現実感溢れる視覚障害演技を披露したソン・ヘギョ「その冬、風が吹く」で5年ぶりにテレビドラマに復帰したソン・ヘギョは、長いブランクにもかかわらず優れた演技力で、興行と作品性という2匹のウサギを捕まえることに成功した。劇中、大手企業の相続人であり、視覚障がい者オ・ヨン役を演じることになった彼女は、実際の視覚障がい者団体のもとを訪ね、彼らの行動を学ぶなどキャラクターに対して熱意を見せ、その努力のおかげで現実感溢れる演技でオ・ヨンを表現し視聴者たちから絶賛を受けた。ソン・ヘギョの活躍で「その冬、風が吹く」は同時間帯視聴率の1位を守り、ソン・ヘギョは単に顔が綺麗な女優ではなく演技が上手い女優として地位を固めた。◆新たな国民的悪女の誕生「野王」のスエスエが「野王」に出演する間ドラマ関連のインターネット掲示板には、彼女が演じているチュ・ダヘへの批判が相次いだ。世界どこにも存在しないような非現実的な人物チュ・ダヘは請負殺人や私製爆弾の設置など悪女を超え、サイコパスレベルの悪行を犯す。しかし、スエの説得力のある演技はそのようなチュ・ダヘの悪行を見届けさせる力になった。低いトーンの声と善と悪を行き来する優れた表情演技はチュ・ダヘを理解できる余地を残し、チュ・ダヘの独特の魅力をアピールし「野王」を悪口を言っても見るようになるドラマに完成させた。◆愛しいテ・ゴンシルの魅力「主君の太陽」のコン・ヒョジンコンブリー(ラブリーなコン・ヒョジンという意味)の魅力は相変わらずだった。MBCドラマ「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~」に続き再びホン・ジョンウン、ホン・ミラン作家と手を組んだコン・ヒョジンは「主君の太陽」を通じて自身の愛しさを披露した。出演する間、もつれた髪と濃い目の下のくまなど、綺麗に見せようとする試みは諦めテ・ゴンシルのキャラクターを可愛く表現し視聴者たちから愛された。特に当たり前のようにチュ・ジュンウォンに近づいてスキンシップをしようとする姿などは、彼女の魅力を倍加させると同時に「やっぱりコンブリー」という賛辞を引き出し、放送される日には同時間帯視聴率1位を守った。◆「黄金の帝国」のコ・ス、「その冬、風が吹く」のチョ・インソン、「主君の太陽」のソ・ジソブ女優だけでなく男性俳優たちの活躍も欠かせない。「黄金の帝国」を通じてメロ俳優のイメージから抜け出し成熟した内面演技で好評を得たコ・ス、共演したソン・ヘギョに劣らない爆発的な演技力で召集解除の後、復帰作を成功させた「その冬、風が吹く」のチョ・インソン、暗いイメージを脱ぎ捨て、コミカルで神経質で気難しい男に完璧に変身した「主君の太陽」のソ・ジソブまで、男性俳優たちも全方位で活躍し印象を残したため大賞候補として挙げられている。「2013 SBS演技大賞」LaLaTV 独占放送決定!2013/12/31(火) 21:30~START 【2ヶ国語放送(同時通訳)】人気韓流スターが続々登場!2013年韓国SBSドラマの頂点に立つのは!?「2013 SBS演技大賞」はCS放送女性チャンネル♪LaLa TVでお楽しみください!

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  • ソ・ジソブ、イ・ジュンギ、イ・ボヨン…今年最高のドラマ俳優は誰?本日「2013 APAN STAR AWARDS」で決定!

    ソ・ジソブ、イ・ジュンギ、イ・ボヨン…今年最高のドラマ俳優は誰?本日「2013 APAN STAR AWARDS」で決定!

    2013年テレビ界を輝かせた最高の俳優は誰だろうか?テレビドラマで最高の演技力を発揮した俳優を選ぶ「2013 APAN STAR AWARDS」(以下「APAN」)が本日(16日)、大田の忠南(チュンナム)大学チョンシムファホールで第2回の幕を開ける。今年は合計20の部門に分けて受賞が行われる。昨年11月1日から今年の9月30日まで、韓国の地上波、総合編成チャンネル、ケーブルチャンネルなどで放送された合計75本のドラマに出演した俳優が候補に上がった。彼らの中から大賞、最優秀演技賞、演技賞、新人賞などが選ばれる。ソン・ヘギョ、チョ・インソン、イ・ボヨン、コ・ス、キム・ヘス、スエなど約60人の俳優が善意の競争を繰り広げることになる。「韓国のエミー賞」とも呼ばれる「APAN」は公正な審査がベースとなる授賞式だ。昨年の初めての授賞式ではSBSドラマ「追跡者」のソン・ヒョンジュが大賞を受賞し、公正性が高く評価された。審査委員は文化評論家、脚本家、プロデューサー、記者など各分野の専門家で構成された。候補選定から受賞結果まで投票を経て、透明な結果を出すというのが目標だ。審査基準も演技力を最優先にし、ドラマ視聴率なども考慮する計画だ。「APAN」側は「私たちの授賞式は俳優の演技力とスター性、ドラマ視聴率などの成績を均等に反映し、審査する」とし、「韓国ドラマのプレゼンスに相応しい審査をする。視聴者らが受賞結果に共感できるようにする」と抱負を明かした。 今年の大賞は最優秀演技賞の候補の中から選定される。ソン・ヘギョ(「その冬、風が吹く」)、チョ・インソン(「その冬、風が吹く」)、コ・ス(「黄金の帝国」)、イ・ボヨン(「いとしのソヨン」「君の声が聞こえる」)、ソ・ジソブ(「主君の太陽」)、コン・ヒョジン(「主君の太陽」)、イ・ジュンギ(「TWO WEEKS」)、チュウォン(「グッド・ドクター」)、キム・ヘス(「オフィスの女王」)、スエ(「野王」)など10人の俳優たちが名前を挙げている状態だ。

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  • ソ・イングク「応答せよ1997」から「君に泳げ!」まで…ドラマに続き映画まで制覇

    ソ・イングク「応答せよ1997」から「君に泳げ!」まで…ドラマに続き映画まで制覇

    歌手兼俳優のソ・イングクがお茶の間に続いてスクリーンまで制覇し、2013年を華やかに飾っている。歌手と俳優という二兎を手にしながら本当のスーパースターに生まれ変わっているソ・イングクの魅力に女心が揺らいでいる。2013年を自分の年にしているソ・イングクは、映画「君に泳げ!」(監督:チョ・ヨンソン、制作:映画社スジャック)を通じて映画デビューに成功した。2009年、韓国にオーディションブームを巻き起こしたMnet「SUPER STAR K」の初代優勝者としてデビューしたソ・イングクは、しばらくステージから離れて出演する作品ごとに完璧な変身で限りない魅力を披露しながら俳優として認められている。特に、昨年ケーブルドラマの新しいヒット基準を打ち立てたtvN「応答せよ1997」で、クールだが優しい釜山(プサン)の男ユン・ユンジェに完璧になりきって、「会わないでほしいのか」という名台詞を残しながら人気スターとして急浮上した。それだけでなく、今年上半期に放送された話題のドラマSBS「主君の太陽」では、守ってもらいたくなるほどの男らしさに溢れるカン・ウ役を演じ、女性ファンの完璧な理想のタイプとして浮上した。このように安定感のある演技力でお茶の間を制覇したソ・イングクが、今回の映画では従来の作品とは180度違うギャップのあるキャラクターで、もう一度女心の攻略に乗り出した。ソ・イングクは「君に泳げ!」で水泳の天才だが引きこもりのウォニルというキャラクターそのものになり、サムギョプサル(豚バラ肉の焼肉)とチキンを丸ごと食べるモッパン(食べる番組)の達人から天真爛漫な笑顔の後ろに心の傷を抱えている姿まで行き来しながら観客を泣き笑いさせる。映画「君に泳げ!」は韓国映画としては初めて水泳を題材にし、韓国代表を目指す二人の男たちの新記録に向けた熱い情熱と友情を描いた作品だ。ソ・イングク、イ・ジョンソク、少女時代のユリが熱演を披露した。

    TVレポート
  • キム・ユリ「『主君の太陽』のテ・イリョンは、私にとって贈り物のような存在」

    キム・ユリ「『主君の太陽』のテ・イリョンは、私にとって贈り物のような存在」

    女優キム・ユリが10月3日に韓国で最終回を迎えた出演作、SBS水木ドラマ「主君の太陽」が自身にとって贈り物のような存在だと明かした。ファッションマガジン「SURE」は最近、ドラマ「主君の太陽」の放送が終了してから休息期間を過ごしている俳優キム・ユリのビューティーグラビアとインタビューの一部を公開した。グラビアのキム・ユリは美しい肌と洗練された目鼻立ちが調和した美貌を見せ付けている。続くインタビューで彼女は「『主君の太陽』というドラマ、テ・イリョンというキャラクター、どちらも贈り物のような存在だ。まだまだ未熟なキム・ユリという俳優を、たくさんの方々が応援し、愛してくださった」と、「主君の太陽」で受けた愛に対する感謝の気持ちを示した。続いて「何よりも素敵な方々と仕事が出来てとても光栄だった。撮影中ずっと幸せだった」と付け加えた。この日キム・ユリは自身の美肌の秘訣に付いても紹介した。彼女は「むくみが酷いときは、洗顔しながらする朝の足浴をお勧めします。メイクの前はアイスパックでマッサージすると良いです。肌が乾燥しているときは、毎日の保湿パックがとても効きます。保湿パックや再生クリームを厚めに塗って寝たりもします」と、丁寧な説明で肌の管理に高い関心を示した。キム・ユリのビューティーインタビュー及びグラビアは「SURE」11月号で確認できる。

    OSEN
  • 「主君の太陽」キム・ユリ“私とは違うテ・イリョンに我を忘れました”

    「主君の太陽」キム・ユリ“私とは違うテ・イリョンに我を忘れました”

    ※この記事にはドラマ「主君の太陽」の結末に関する内容が含まれています。放送終了後も尽きない話がある。それは最近韓国で放送が終了したSBS水木ドラマ「主君の太陽」(脚本:ホン・ジョンウン、ホン・ミラン、演出:チン・ヒョク)のことである。その中で小さな太陽ことテ・イリョン役を演じたキム・ユリ(29)は、まだ「『主君の太陽』の余韻から抜け出すことができない」と寂しい気持ちを明かした。ケチかと思えば隙だらけで、隙だらけだと思えば器用な人物。キム・ユリは、「主君の太陽」のとんでもなく高飛車な女性キャラクター、テ・イリョンとは異なるようで似ている。テ・イリョンというキャラクターを見送るその日、TVレポートは彼女にインタビューを行った。「最後の撮影日は笑いながら泣きました」キム・ユリにとって「主君の太陽」は、本当に特別なものだった。会話をするだけで楽しくなる先輩に会える機会であり、素敵な後輩もたくさんできたという。そして、これまで披露してきた演技とは全く異なる役を演じるというプレッシャーを乗り越えることができた機会でもあった。終始楽しかった撮影だったが、最後だけは寂しさが押し寄せた。「最後の撮影は、ガンウ(ソ・イングク)と漢江(ハンガン)で撮影をしました。場所も漢江だと感受性が敏感になりましたね。このシーンが終わればイリョンやガンウともお別れだと、本当に終わってしまうのかなと考えると寂しくなりました。ソ・イングクさんに『今日が最後だね。このシーンが終われば』と言いながらメイクをしてもらおうと座っていると涙が出ました。思っていたよりずっと寂しい気持ちでした。撮影が終わると皆、すっきりした気持ちが半分、寂しい気持ちが半分だと言いますが、私にはすっきりした気持ちはありませんでした」寂しくて涙が出るほど、楽しく思い出に残る撮影現場だった。お互いにアドバイスをし合った共演者たちや撮影スタッフのおかげで最後まで撮影を続けることができたという。特に撮影現場で励まし合ったソ・ジソブ、コン・ヒョジン、ソ・イングクの魅力を熱心に語ったキム・ユリは、当時を思い出したのか何回も笑って見せた。「主君の太陽」の出演者たちはお互い導かれるように馴染んでいった。「『主君の太陽』で初めて出会う方ばかりでしたが、気遣いや励まし、勇気をもらいながら皆さんと馴染むことができました。特にソ・ジソブ先輩コン・ヒョジン先輩はアドリブ一つ一つ、すべてに気を使って下さいました。ソ・イングクさんはムードメーカーです。キュートな一面がある反面、思いやりもある素敵な友達です。おかげで笑いながら楽しく撮影することができました。イリョンにとってもガンウは特別な存在ではないでしょうか」「私とは違うテ・イリョンに我を忘れました」似ているように見えたが実際は違った。溢れるように湧き出す自分の感情を、ありのままためらいなく表現するテ・イリョンについてキム・ユリは「尊敬する」と表現するほどテ・イリョンの魅力にすっかり夢中になっていた。小さな太陽であっても過剰なほどの明るさを放つテ・イリョンのキャラクターとは違い、キム・ユリ本人はもう少し普通に近い存在だという。「『清潭洞アリス』のシン・インファはとても冷たい役でしたが、私自身は冷たくはありません。ですがイリョンのように過剰に明るくもありません。ちょうど中間で普通の人間です。時には憂鬱になり、時には明るくなる、そんな人間です。そして、人見知りでもあり気が合えば溶け込むように親しくなりますが、すべての人と仲良くなれるわけではありません」ありのままに自分の感情すべてを見せてしまうテ・イリョンは、最終的にはガンウの心を掴んだ。ガンウへの愛を余すことなくすべて打ち明け、拒否し続けられても諦めなかった。最後には愛を手にしたテ・イリョンについてキム・ユリは「拍手を送りたいです」と語った。「本当に拍手したいものです。テ・イリョンは素直な気持ちを表現しますよね。ドラマの中でトップスターである彼女ですが、自分の地位とは関係なく男性に近づき、拒否されてもめげないそんな彼女の勇気はすごいです。私にはできないと思います。でもガンウのように素敵な人が現れたらそうするかもしれないですね」こんなに可愛くて無邪気な悪女は他にいないのではないか、と思うほどテ・イリョンは常識とはかけ離れたキャラクターであった。美容整形をするように誘惑する美容整形お化けに取り憑かれた時は、不気味な特殊メイクをして登場し、フライパンのCMを撮影するシーンでは狂ったようにがむしゃらなダンスを披露した。炎の中でも自由自在にフライパンダンスを披露したキム・ユリに視聴者の目は釘付けになった。キム・ユリはこのシーンのためにダンスの練習室まで借りて撮影の準備をしたという。「その台本を受け取ったのは撮影の3日ほど前でした。それから3日間、衣装やフライパン、音楽に慣れるためにダンスの練習室で時々練習をしました。音楽を聴きながら体を委ねました。もし本番で私が演じ切れなければ撮影の妨げとなってしまうので迷惑にならないよう頑張りました。それにこの踊りは振り付けを覚えればいいというものではなかったので、コミカルにしようと努力しました。本当に我を忘れて練習しました。そして当日、撮影は4時間ほど続きました。火が吹き出ている間に立ち、4時間フライパンを持ちながら踊ったので最後は全身汗だくになりましたが、NGもなく褒めて頂けて良かったです」小さな巨人キム・ユリ、なぜここまで謙遜するのか?「私は中古の新人」他の俳優もそうであるように、キム・ユリのデビュー当時も順調ではなかった。2006年にデビューを果たすも、2012年にSBS「清潭洞(チョンダムドン)アリス」に出演するまでは紆余曲折も多かったという。これについてキム・ユリは「元々前向きな性格なので辛くはありませんでした。今考えてみると私は中古の新人でしょうか?」と率直に話せるほどしっかりしている。ここ1~2年の間、キム・ユリは存在感のある役を続けて演じた。特に「主君の太陽」のテ・イリョンは誰が見ても大ヒットだった。クールでありながら何食わぬ顔の持ち主であり、気さくな上にキュートな言葉遣い、これらがキム・ユリの演技の中に全部溶け込んでいた。それにもかかわらずキム・ユリは「私はまだまだです」と語る。「街でよく気づかれるのでは?」という質問にキム・ユリは「役柄として覚えてくれていることが嬉しいです。街で『キム・ユリだ!』と気づいてくださるのももちろん嬉しいですけど、『テ・イリョンだ!』と言ってくださる方がもっと嬉しいです」と答えた。特に、キム・ユリとテ・イリョンが同一人物であることに気づかれない場合に達成感があるという。クールでシックなトップスター、テ・イリョンは去り、キム・ユリだけが残った今。キム・ユリは謙虚そのものだった。「やってみたい役はあるか。一緒に共演したいと思う役者はいるのか」という質問に「呼んでくだされば何でもやってみたいです」という答えが返ってきた。「まだ私は何かを計算するようなレベルではないので」という素直な発言ではばからずギャップのある魅力を披露した。共演してみたい役者は「多いので一人一人のお名前を挙げることはできません」と述べながらもキム・ユンシク、チェ・ミンシク、ソン・ガンホなどの名前を並べ、目を輝かせた。「自分自身につける点数ですか?それは保留です」「主君の太陽」に出会ったキム・ユリは星5つ!「自分自身を評価することはできないと思います。難しいですね。視聴者の皆さんが判断されることだと思います。でも『主君の太陽』に出会えたこと、すべての状況が本当に幸運でした。星5つの状況です。ホン姉妹(ホン・ジョンウン、ホン・ミラン)の脚本センスとチン・ヒョク監督の演出力がなければ、イリョンがここまで愛らしいキャラクターになることはなかったと思います。私がそれを上手く表現できていたかは分かりませんが、すべては視聴者のみなさんが判断される部分でしょう?たくさん応援してくださってありがとうございました(笑)」

    TVレポート