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  • 【終了しました】キム・ジェウォン直筆サイン入り「メイクイーン」プレスを4名様に!応募はTwitterをフォロー&RT

    【終了しました】キム・ジェウォン直筆サイン入り「メイクイーン」プレスを4名様に!応募はTwitterをフォロー&RT

    ※このプレゼントは終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。※韓国で約4ヶ月に渡り放送され、視聴者を虜にしたドラマ「メイクイーン」。ドラマティックな運命、濃厚なストーリー、怒涛の展開韓国ドラマの魅力がぎっしり詰まったサクセス&ラブストーリーで、韓国での放送当時から話題を集めました。主演俳優として、キム・ジェウォン、ハン・ジヘ、ジェヒが好演を見せ、さらに、子役から脇役まで演技巧者が集結し、スリリングな物語に仕上げられたこのドラマが5月2日、ついに日本でDVDリリースを迎えました。今回DVDリリースを目前に控え、4月13日(土) に開催されたイベント「東京国際ドラマ祭」にゲストとして登場したキム・ジェウォンさんの楽屋にご挨拶。なんと、「メイクイーン」オリジナルプレス(非売品) に特別にサインをいただきました!今回は韓国MBC版プレスにもサインをいただき、なかなか手に入らないレアアイテムとなりました。この機会に是非ご応募ください!応募方法は簡単!「Kstyle公式 Twitterアカウント」をフォローして下記の「RTして応募する」ボタンからRT(リツイート)するだけ。奮ってご応募ください。◆キム・ジェウォン サイン入り「MAY QUEEN」日本版プレス 2名様 ◆キム・ジェウォン サイン入り「MAY QUEEN」MBC版プレス 2名様 ◆「MAY QUEEN」日本版プレス(サインなし) 10名様 「メイクイーン/MAY QUEEN」Vol.1~5 TSUTAYAだけでレンタル中 (全19巻・以降順次レンタル)DVD-BOX1 ¥13,440(税込) 好評発売中 (全4BOX・以降順次発売)公式サイト:www.mayqueen-t.jp発売元:カルチュア・パブリッシャーズセル販売元:TCエンタテインメン(C) 2012 MBC【応募方法】Step1: Kstyle公式Twitterアカウント「@Kstyle_news」をフォローしてください。Step2: 上記の「RTして応募する」ボタンからRT(リツイート)してください。 【応募期間】2013年5月9日(木) 17:30 ~ 5月13日(月) 11:00まで【参加条件】・TwitterでKstyle公式Twitterアカウント(@Kstyle_news)をフォローしていること。・日本に居住されている方(賞品配送先が日本国内の方)・応募に関する注意事項に同意いただける方【当選発表について】・プレゼントの当選については、厳正なる抽選の上、決定させていただきます。・プレゼントはお選びいただけませんので、予めご了承ください。・当選者の方にはKstyle(@Kstyle_news)のアカウントよりDM(ダイレクトメッセージ)にて当選のご連絡をさせていただきます。・プレゼントに関するDM/メンションでのご連絡は、平日10:00~18:30となります。※DM(ダイレクトメッセージ)は、Kstyle(@Kstyle_news)をフォローいただいておりませんと、お送りすることができませんので、ご注意ください。【注意事項】※本キャンペーンに関して、弊社が不適切な行為がされていると判断いたしましたアカウントは、キャンペーン対象外とさせていただきます。※弊社は、ご応募者のツイート内容については一切の責任を負いません。※当選発表は、当選者様への当選のご連絡をもってかえさせていただきますので、ご了承ください。※当選通知後4日間連絡がない場合、当選を無効とさせていただきます。※当選結果に関するお問い合せは受け付けておりませんので、ご了承ください。※当キャンペーンの掲載内容や条件は、予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。※当選の権利の譲渡はできません。※キャンペーン参加にあたっては、必ず弊社個人情報保護方針<プライバシーポリシー>をお読み下さい。※当選時にご連絡いただく住所、氏名、電話番号は、その確認などの関連情報のご案内のみに使用し、キャンペーン終了後は弊社の定める方法に基づき消去いたします。※インターネット通信料・接続料およびツイートに関しての全ての費用はお客様のご負担になります。※次の場合はいずれのご応募も無効となりますのでご注意ください。 ・応募時の内容に記載不備がある場合。 ・お客さまのご住所が不明・又は連絡不能などの場合。

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  • ジェヒ“「メイクイーン」は再び演技の楽しさを感じた大切な作品”

    ジェヒ“「メイクイーン」は再び演技の楽しさを感じた大切な作品”

    ここ2年間で、俳優ジェヒ(32)はかなり変わっていた。いつの間にか妻ができたし、1歳になる子供の父親にもなっていた。家庭ができてから性格が緩くなったというジェヒの話は余裕溢れる表情からもよく現れていた。言葉を終えるたびに相手を見ながら目で笑った。以前は見たことのない表情が増えていた。心の余裕は演技で現れた。23日終了したMBC週末ドラマ「メイクイーン」(脚本:ソン・ヨンモク、演出:ペク・ホミン、イ・ソンジュン)で、ジェヒは誰よりも素晴らしい演技を披露した。パク・チャンヒという人物は善と悪を行き来する変化の幅が大きいキャラクターだ。感情が極端に走る作品だが、彼は演技の軸を失わなかった。「知らないうちに、演技に慣れていました。その分勉強を疎かにしましたが、『メイクイーン』のパク・チャンヒはそんな僕を変えてくれました。最初は変化の激しいキャラクターが難しくてストレスを受けました。ところが、どんどん良くなりました。パク・チャンヒを通じて再び演技の楽しさを感じました」演技へのマンネリを克服させてくれた「メイクイーン」パク・チャンヒに感謝ジェヒは過去、型にはまっていた気がすると告白した。いつの間にか適当に演技する自分自信にがっかりしたこともあった。もっと頑張れるのに、適当な水準で演技を止めてしまう自分が危うく見えたと。当然、演技が前より面白くなくなった。「メイクイーン」はそんな彼を変えてくれた作品だ。「全て蔚山(ウルサン)で行われた撮影が少しも厳しくなかったくらいでした。実際、地方でのオールロケはマネージャーの方がもっと大変です。俳優たちは団結しました。和気藹々とした雰囲気でした。もし視聴率が低かったとしても、僕はこの作品に出演したことを後悔しなかったと思います。僕に再び勉強させてくれたこのドラマにプライドを感じます」「マクチャンドラマ(※日常では起こらないような出来事や事件が次々と起きる韓国特有のドラマ)」という議論もジェヒには問題にならなかった。「マクチャン」という表現をすること自体が失礼になるほど、作品に大きな愛情を見せている彼だ。「マクチャンですか? 特定の人が不満を持っているだけです。そのように思っている人は100人のうち、10人もいないと思います。特定の人の声が多数の声のように反映されたと思います」ジェヒは「マクチャン」という表現はあまりにも刺激的で聞き難いと言った。「演技をしながら没頭することができなかったり、理解できないところはありませんでした。だから『マクチャン議論』も全然気になりませんでした。もともと、不満を持っている人の声は大きく聞こえるものですから。おばさんファンがすごく増えたんですよ。ハハ」お酒で一つになった俳優たち最高の酒量は?作品に対する愛情は俳優たちを団結させた。「撮影が終わると、蔚山で一緒にご飯を食べたり、お酒もたくさん飲みました。みんなお酒をよく飲みます。ハン・ジヘさんがとりわけ強いです。酔って倒れるところを誰も見たことがないくらい。若い俳優から先輩までみんなが一つになることができた作品です」俳優の熱演のおかげで「メイクイーン」は好調を見せた。同じ時間に放送されるライバル番組であるKBS 2TV「ギャグコンサート」の牙城を崩すほどだった。「メイクイーン」が「ギャグコンサート」の視聴率を圧倒すると、俳優たちも驚いたという。「みんなで『ギャグコンサート』に勝ったとすごく喜びました。視聴率が高いから、撮影が大変でもいつも気持ちよかったと思います。『こんな気持ちなんだね』と感じました」ジェヒはバラエティー番組に出演した経験がほとんどない。恥ずかしくてどうしてもできないと言いながら手を振る。「僕は内気なタイプで、バラエティー番組に出演すると恥ずかしくて話もうまくできません。でも『ジャングルの法則』はうまくこなせると思います。探検と挑戦することが好きですから」ジェヒは「メイクイーン」で女性主人公ハン・ジヘとソン・ウンソとカップルとして息を合わせる幸運を享受した。ハン・ジヘにはロマンチストだが、ソン・ウンソには世界で最も悪い男だ。パク・チャンヒは復讐のために、愛していない女性(ソン・ウンソ)に近づき、結婚に成功すると冷たく変わってしまう。ジェヒ自身が考えてみてもパク・チャンヒはすごく悪い男だった。息を合わせるソン・ウンソがだだをこねたことはないのか。「ウンソが時々腹が立ったのか、『チャンヒ、本当に悪いね。そうでしょう?』と聞きました。ウンソに申し訳なかった時? 僕はまあ、演技ですからただ笑いましたね。実際の僕は、利益のために女性に近づけるほどの人物ではありません」秘密結婚? 世の中が僕に関心を持たなかっただけジェヒがドラマで光を放ち始めた頃、いきなりある事件が起こった。秘かに結婚式をあげ、1歳の息子を隠しているという内容の記事が報道されたのだ。世の中はジェヒが秘かに結婚したとして、彼を嘘つき扱いした。しかしジェヒは妻と息子を隠したことは一度もないと堂々と話した。また、彼は自身に対する人々の関心がなかっただけで、自分は誰も騙したことがないと強調した。「これまでTVで見ることができなかった僕が久しぶりに地上波に登場したので、関心を持ってくれたんだと思います。本当はドラマが終わったら自ら発表しようと思っていました。報道の前後で変わったことは何もありません」妻の反応はどうだったのか聞いてみた。むしろ妻は淡々とした反応を見せたという。傷ついたり、喜んだりもしなかった。「結婚の事実が明らかになる前も妻と僕は堂々に暮らしていました。人の目が怖くて気をつけたことはありません」ジェヒは結婚して責任感が大きくなったと言った。俳優という職業上、空しさを感じることが多いが、寂しさがなくなったという。「何かが僕を安定できるように支えてくれる気がします。揺れないように僕を支えてくれる存在というか。責任感を感じます。息子のことを考えると、もっと一生懸命に働かなければならないという気もしますし」それでも結婚が明らかになると、心がもっと楽になったのも事実だ。ファンからお祝いが殺到し、同僚からの祝賀メッセージも続いた。ファンからベビー用品を贈られたこともあった。しかし、ジェヒは息子と妻に関する話はなるべくしたくないと言った。「妻は一般人ですから。もしかして問題が起きるのではないかと心配です。僕も息子や妻のことを自慢したくてたまりません。でもご存知ですよね? 人々がどれほど意地悪なのか自慢したくても我慢しています」「メイクイーン」終了後、殺到するシナリオで嬉しい悲鳴家庭で余裕を、「メイクイーン」で演技感覚を取り戻した。これからは休まず本格的に演技をするつもりだ。1月までは休み、その後に新しい作品を探すという意志が強い。「ドラマのおかげで様々なオファーを受けました。映画とドラマ数本の出演依頼が来ました。『メイクイーン』はいろいろな意味でありがたい作品です」もちろん映画に対する欲もある。ジェヒは最も記憶に残る作品としてキム・ギドク監督と一緒に作業した「うつせみ」(原題:空き家)を挙げた。「『うつせみ』は僕の人生でターニングポイントになってくれた作品です。みなさんが『快傑春香』(かいけつチュンヒャン)のイメージだけで僕のことを覚えていた時、『うつせみ』は僕に別の道を開いてくれました。そんな作品にまた会えることを待っています」キム・ギドク監督とはまだ連絡を取っているのかと聞いてみた。「『うつせみ』が終わった後にも連絡は取っていましたが、監督がしばらく世の中から離れた時に連絡が絶えました。僕に大切な作品を与えてくれた方です。まだ映画に対する欲があります。アクションが好きなので、アクションにも未練がありますし。何かに引き続きチャレンジしてみたいです」30代に入ったジェヒは年を取ることに対する期待を表したりもした。「20代には生意気だとよく言われました。自分の意見を言っただけなのに、生意気だと言われました。ところが、30代になった今、同じ話をすると『良い考えだね』という反応が返ってきます。韓国は経歴より年齢が重要な国だと思います」そんな彼に「年齢に沿って人を認める社会の美しい風習がある」と冗談を言った。「同じ考えで同じ話をしたのに、人々の反応が異なることを見ておかしいと思いました。かつての僕は多分上手な言い回し方を知らなかったんだと思います。今はそういう余裕もできました。だから休まずにもっと演技がしたいです。新しい何かがあるような気がします」

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  • 【MBC年末決算Vol.2】ビジュアルを諦めた「メイクイーン」ハン・ジヘには得だった

    【MBC年末決算Vol.2】ビジュアルを諦めた「メイクイーン」ハン・ジヘには得だった

    視聴率1位で放送終了マクチャン議論(※)、申し訳ない気持ちもあったがなんと38話だったドラマを、しかも放送終了時に同時間帯視聴率1位という成果を収めたためだろうか。MBC週末特別企画ドラマ「メイクイーン」を終えた女優、ハン・ジヘの顔は明るくて清らかだった。他にも色々と楽しめる番組もたくさんあって視聴率20%を超えることが難しかった状況で自体最高視聴率26.4%(AGBニールセン・メディアリサーチ、全国基準)を記録した「メイクイーン」の成果は断然目立つ。「あまりにもたくさん愛されました。最後までよい結果を出して気持ちよかったです。皆喜んでいると思います。監督と脚本家、制作会社やスタッフ、俳優まで、このドラマをして損した人は一人もいませんので。『メイクイーン』はMBCにも貢献しましたし、一緒にした全ての人に大きな自信と元気を吹き込んだ作品だったと思います」8月に行われた制作発表会で「首都圏の視聴率が20%を超えれば、キム・ジェウォンの上半身ヌードを公開するため先頭に立つ」というハン・ジヘの話を覚えている人なら、忙しい撮影のせいでそれが実現されなかったことを残念に思うはずだ。これに対しハン・ジヘは「皆撮影しながら『20%を超えたらどうしよう』と緊張した」とし「キム・ジェウォンは(公約のために)裸人形を探そうと努力したが、日程に追われて手に入れられなかったと言った」と笑った。ヒット作を終えたおかげで一層余裕のある姿だった。色々と言われた「メイクイーン」、今は言える数ヶ月間走ったり、転んだりしながらハン・ジヘはドラマのタイトルロールとしての役割を十分に果たした。「厳しい運命を生きる主人公が逆境を乗り越え、海洋専門家になる」というストーリーの中で、逆境が強調されたためだ。だが、ハン・ジヘは逆に「やらなくてもいいのに、あまりにも面白くてやり続けた」とし「一度走って転がれば他の人は皆寒くても私は寒くなかった」と振り返った。「ほとんどのドラマで女性たちは見守っているだけでしょう。見守っていながらたまに表情だけ撮影しますが、とても退屈です。トラックの下に隠れるシーンも監督は『いいよ』と言ったのにあえて私が『そうしてこそドラマが面白くなる』と言いながら地面に転がり落ちて隠れて、自ら苦労を買いました(笑)」この過程で苦労したのは、体だけではない。恋人に裏切られ、新しい恋人に出会い、実母を見つけ、生物学的父親がチャン・ドヒョン(イ・ドクファ)という真実にたどり着くまで、彼女が演じたチョン・ヘジュは気苦労も多かった。その過程でマクチャンドラマ(※日常では起こらないような出来事や事件が次々と起きる韓国特有のドラマ)という声もあった。だが、ハン・ジヘは「俳優は制作陣ではないため、ドラマの全体的な流れを変えることはできない。そのような状況で俳優が『台本が気に入らない』と文句を言いながら演技すれば、本当にドラマは駄目になる」と強調した。「俳優が1話でもいい加減に演じればそのドラマは駄目になります。もちろん(実際の父親がチャン・ドヒョンだという)話はすでに聞きました。けれど、スタッフも俳優もどういう風に描いていくのかが鍵だと思いました。それでも最後に視聴率が26%を超えたことは、(視聴者も)結末のことが気になったのではないでしょうか。(ドラマの)影響力が大きかったなと思って(マクチャン)問題について申し訳ない気持ちもありました。でも、演技する立場では、そのシーンをうまく表現することが目標になります」その中でカン・サン(キム・ジェウォン)とのロマンスは「メイクイーン」の活力源だった。ハン・ジヘが監督なりのユーモアと説明した絶妙な脱出シーンも、最終回に登場した「私をつかまえてみて~」のような鳥肌の立つシーンもカン・サンとの共演で生まれたものだった。ハン・ジヘは「ヘジュがつらい思いばかりしたなら、見る人もつらかっただろうが、カン・サンとのシーンは風穴を開けるようなものだった。実際にもキム・ジェウォンは息の合うパートナーだった」と評価した。「出勤、退勤するわけではなく、4ヶ月を毎日一緒に暮らすような生活をしましたので。そうなると、撮影したシーンや場所が気に入らない場合もあるし、討論が長引くこともあるし、疲れた状態で台本を覚え、一日中演技ばかりすれば疲れて神経質になる時もあるしまた、お互いに配慮しながらも頭にくる時もありました(笑) でも、好きであれ嫌いであれ同じチームだし、色々ともめたりもしながら一緒にすることが面白かったです。キム・ジェウォンさんはあまりにもユニークです。自分で『俺はガンジーだ、平和主義者だ』と言うが、男性俳優の口からそのような言葉が出てくることはめったにないことですね(笑) 義理のある人です」2013年には、作品を3つくらいはしてみたい撮影で徹夜したとき、カメラ監督が「表情でも悪くしなければ撮影が終わらない。どうしてそうしない」と言うほどハン・ジヘは「メイクイーン」に特別な責任を感じていた。ハン・ジヘは「ヘジュとしていつも現場の中心に立っていなければならなかった。何より撮影前の準備にもっと気をつけるようになったし、頑張るようになった」と打ち明けた。彼女は「脚本家と監督が見る人の 郷愁を刺激して共感を得た」と全てを監督と脚本家の手柄にしたが、「メイクイーン」は彼女のフィルモグラフィーに意味のある作品になった。「ハミモ(神様を愛する美人たちの会という意味の芸能人の親睦会)」で会った俳優たちが励ましてくれたことも力になった。「馬医」のユソンは「女優としてとてもいい時期だから楽しんで」と言い、「限りない愛」のオム・ジウォンは「ハン・ジヘという女優にポイントを与える作品であることは間違いない」という応援のコメントを残した。映画「26年」のハン・ヘジンも「母が『メイクイーン』のファンだ。とてもよくやっている」という反応を見せたという。「人々と関係者に『ハン・ジヘという女優は、作品をリードすることができるんだ』ということを見せる作品になりました。次の作品をするのに力になる作品にもなりました。また、女性が(ドラマの)題名になるドラマはほとんどありませんでした。そのような作品をして人気もあったし、その役をこなしていくうちに自ら自信を得たことがこれから女優として生きていく上に大きな財産になると思います」結婚後、「メイクイーン」で一つのターニングポイントを迎えただけに、2013年にも遠大な目標を立てている。「欲を出せば、作品を3つくらいはやりたい」という彼女に「2013年だから3つの作品に出演し、視聴率は30%を超えるようにしなさい」と言ったらすぐに「そうしましょうか?」と言いながら爽やかに笑って見せた。同席した所属事務所の代表に「忘れそうだと思ったらメールを送ってはやく作品を確定してくださいと督促して」と話すハン・ジヘだ。「私なりに子役が出る部分を見ながら『ビンテージな感じを与えながらもスタイリッシュに行かなきゃ』と思いましたが、衣装を見た監督が『駄目だ』と言いながら『裂かれて油のついた服だけ着なさい』と言ったので、わざわざ服に穴も開けたり黒く塗ったりして着ました。後ほど就職してからはもう少しきれいに着たかったけど、止められました。それで『今回はビジュアルを諦めよう』と思いました(笑) それで、これから次の作品ではこの恨みを晴らすためにもっと美しい役をしてみたいと思います。ファッションがとても好きですので。2013年には、本当に良い姿で今年に愛されたことをお返ししたいし、演技ももっとやりたいです。いつも主人公ばかり演じられるわけではないと思いますので、作品も、キャラクターも面白ければよいでしょう。俳優は一人で作業するものではないので、一緒に働く方も重要ですし。パートナーもいい方に会わなきゃ。パートナーのおかげで私が得するかもしれませんし。例えば、韓流スターのおかげで私も? ハハハ!」

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  • 【MBC年末決算Vol.1】2012年、MBCを守ったドラマ、その光と影

    【MBC年末決算Vol.1】2012年、MBCを守ったドラマ、その光と影

    既存のドラマ文法に斬新な素材は晴れ相次ぐ論争は曇り世の中が乱れているという意味の挙世皆濁が2012年の四字熟語に選ばれるほど、多事多難だった1年だった。その中で、MBCも多くのことがあった。年初に始まったストライキで「無限に挑戦」「ユ&キムの遊びにおいで」等バラエティー番組が次々と放送休止となり、「PD手帳」「不満ゼロ」等、時事・教養番組も長期間休止とともに、その存在感が以前に満たない状況だ。しかし、ドラマだけは、固有のジャンル的な特殊性のため「太陽を抱く月」の1週間休止を除いては特に休止はなかった。その分だけ、MBCの親孝行をしてきたわけだ。成果だけの面ではMBCに最も多くのことを与えたMBCドラマの1年を振り返りたい。斬新な発想と題材で実験へ 従来のドラマの文法に従いながらも斬新な題材を交えて、新しい感覚のドラマが多数作られた。時代劇とロマンスというベースで、シャーマニズムとファンタジーを加えた「太陽を抱く月」、韓国に立憲君主制が残っているという設定のもとで、韓国と北朝鮮の男女の愛を描いた「キング~Two Hearts」、救急救命室をドラマの主な空間として活用した「ゴールデンタイム」、アラン伝説をモチーフにして本格的にあの世とこの世の境界を描いた「アラン使道伝」、馬を治療する医師から王を治療する医師になった実存人物の人生を描いた「馬医」がこれに該当する。しかし、興行の面では明暗が分かれた。「太陽を抱く月」は、視聴率40%を越え、キム・スヒョンという傑出したスターを排出することで超ヒットドラマの神話を描いた。「ゴールデンタイム」も、イ・ソンミンという俳優を残したのはもちろん、生命を助ける医師と彼らをめぐる現実を生々しく表現し、シーズン2を作って欲しいというリクエストが殺到した。現在放送中の「馬医」もイ・ビョンフン流時代劇の名声を続けていき、同時間帯視聴率1位をキープしている。一方で、「キング~Two Hearts」と「アラン使道伝」の場合、放送前に寄せられていた期待ほどの成果は上げられなかったというのが大体の評価だ。久しぶりにドラマに復帰したハ・ジウォンと除隊後に復帰したイ・ジュンギ、そしてイ・スンギ、シン・ミナ等の俳優の演技だけは好評を得たが、同時間帯に放送された他社のドラマほどの反響は得られなかった点には残念さが残る。相次ぐ論争にも関わらず、実利は得た 前者がMBCドラマの破格を担当したのであれば、興行ドラマの公式に従い、MBCドラマの安定を図ったドラマもあった。これらのドラマはほとんど一定の成果を得て興行作となった。64話で終了した「光と影」は、主人公がショービジネス界の下っ端から最高の位置に登り詰める過程を描き、「あなたなしでは生きられない」と「天使の選択」は家族という集団にフォーカスを当て、その中で起きるエピソードを描いた。「メイクイーン」も家族という題材やキャンディ・キャンディ型女性主人公(漫画キャンディ・キャンディの主人公)の成長話を描いた。しかし、これらのドラマも論争を避けられなかった。「光と影」の場合、ギリギリに書き上げた台本と過度な間接広告の論争等が相次いで起きた。「あなたなしでは生きられない」は、初期の企画意図や設定を完全に離れるほど、主人公夫婦の離婚の過程にのみこだわり論争を呼んだ。「天使の選択」も、不倫と堕胎、殺人等、刺激的な題材で放送通信審議委員会から非倫理的だという指摘とともに視聴者への謝罪という懲戒を受けた。出生の秘密は、これらのドラマのほとんどを貫くコードでもある。「あなたなしでは生きられない」と「天使の選択」両方で、出生の秘密は劇中の対立を解消する決定的なきっかけとして働いた。当初から女性主人公のあべこべになった運命からスタートした「メイクイーン」も女性主人公の父親が3人という設定で、ドロドロだという批判を受けた。【「アラン使道伝」DVD情報】・「アラン使道伝」特集ページ・「アラン使道伝」DVD公式ホームページ●「アラン使道伝」DVD-SET1 税込価格¥19,950 5月10日(金)発売GNBF-3112 / 第1話~第10話収録 / 6枚組【初回限定特典】オリジナルマウスパッド / キャンペーン応募ハガキ【特典】アウターケース / 特典ディスク(1枚) / ブックレットPart.1(16P) / ポストカードセット(5枚)★レンタルVol.1~5 同時リリース!●「アラン使道伝」DVD-SET2 税込価格¥19,950 6月5日(水)発売GNBF-3113 / 第11話~第20話収録 / 6枚組【初回限定特典】オリジナル・ステッカー / キャンペーン応募ハガキ【特典】アウターケース / 特典ディスク(1枚) / ブックレットPart.2(16P) / ポストカードセット(5枚)★レンタルVol.6~10同時リリース!

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  • 「メイクイーン」放送終了…4ヶ月間も人気を得た理由とは?

    「メイクイーン」放送終了…4ヶ月間も人気を得た理由とは?

    ※この記事にはドラマ「メイクイーン」の結末に関する内容が含まれています。韓国で8月18日に放送開始し、12月23日まで続いたMBC週末ドラマ「メイクイーン」は全38話で4ヶ月に渡って放送された。このように長期間に渡って放送されたにも関わらず、引き続き人気を得た「メイクイーン」が視聴者を虜にしたその魅力とは何だろうか。「メイクイーン」は一人の女性が周りの厳しい環境や人生の試練を乗り越え、海洋専門家に成長する過程を描いたサクセスストーリーだ。蔚山(ウルサン)を舞台に描かれた同ドラマは華麗な映像で、夢と愛の大切さを届けた。「メイクイーン」は勧善懲悪とハッピーエンドで長かったストーリーの幕を閉じた。韓国で23日に放送された最終話で、チャン・ドヒョン(イ・ドクファ)のすべての悪行に気付いた家族は彼から背を向けた。これまで成功と野望だけを追いかけてきたドヒョンは、自身に残っているものは何もないということに気付いた。結局ドヒョンはこれまでの人生を反省し、自殺を選んだ。娘のチョン・ヘジュ(ハン・ジヘ)がドヒョンを父親として認めたが、ドヒョンは笑顔で死を選んだ。それから1年が経ち、主人公たちが幸せに暮らす場面も描かれた。イ・ボンヒ(キム・ジヨン)はユン・ジョンウ(イ・フン)の子供を授け、イ・グムヒ(ヤン・ミギョン)とチャン・イルムン(ユン・ジョンファ)は仲直りし、親子関係を取り戻した。チャン・インファ(ソン・ウンソ)は田舎で弁護士として働いているパク・チャンヒ(ジェヒ)を訪ね、復縁に成功した。何よりも主人公のチョン・ヘジュ(ハン・ジヘ)はドリルシップメイクイーン号を出航し、成功を遂げた。子供の頃からドリルシップが作りたいと願っていたヘジュが夢を叶えたのだ。その時、ヘジュの前にはカン・サン(キム・ジェウォン)が現われ、ヘジュにプロポーズをした。二人はこれからも一緒に夢を見ようと約束した。「メイクイーン」は11.3%(AGBニールセン・メディア集計、全国基準)の視聴率でスタートし、成人俳優たちが出演してからは20%を越える視聴率を記録した。最終話の視聴率は26.4%で、番組史上最高の視聴率を記録して有終の美を飾った。「メイクイーン」はMBCが自ら制作したドラマであり、大きな成果を残したといえる。「メイクイーン」は当初、「ダサい」「ありきった話」「典型的な韓国ドラマだ」などの酷評を受けてきた。それにも関わらず、引き続き反響を得てきたのも事実だ。その理由を分析してみた。どろどろ系ドラマだって?「メイクイーン」が伝えたメッセージ 「メイクイーン」にはどろどろ系ドラマという汚名が被せられていた。その理由は、ドラマで一貫した素材が「私の10年の秘密」であるためだ。チョン・ヘジュ(ハン・ジヘ)はチョン・ホンチョル(アン・ネサン)の家でチョ・ダルスン(クム・ボラ)からいじめられながら育った。幼い頃、ダルスンが実母ではないということには気付いたが、ホンチョルが実父ではないと思ったことはなかった。それだけホンチョルはヘジュを大事に育ててきた。しかし、実はヘジュの実母はヘジュの友達であるチャン・インファ(ソン・ウンソ)の母親ヤン・ミギョンだった。二人は涙の再会をし、ユン・ハクス(ソヌ・ジェドク)を殺したチャン・ドヒョン(イ・ドクファ)を目標に復讐を計画した。ここまでは最初の設定を元に展開されたシナリオであったため、頷ける内容だ。しかし、終了まで残り3話となったところで、ヘジュの実父が実はチャン・ドヒョンっであるという事実が公開され、人々を驚かせた。劇中でヘジュは父親が3人、母親が2人もいたということになる。視聴者は衝撃を受け、「メイクイーン」は一気にどろどろ系ドラマに転落した。実際、ヘジュとドヒョンが許しあい、仲直りをするためには何らかのきっかけが必要だった。そのために二人が親子関係であるという劇的な装置が用いられたと見られる。ヘジュは自分からチャン・ドヒョンの血を抜きたいと言うほど苦しんだが、最終話ではドヒョンを父親として認めた。「メイクイーン」は「血が繋がっていなくても家族だ」ということを伝え、家族愛を強調した。ヘジュはイ・グムヒが実母であるということを知ってからもすぐにはグムヒのところへ行かなかった。ダルスンの家族と共に生活するほうを選んだのだ。27年間も共に暮らしてきた絆があるので、彼らが自分の本当の家族であると思ったためだ。また、ヘジュは3人の父親の中でチョン・ホンチョルを自身の本当の父親として認めた。「メイクイーン」は家族の重要性とともに夢への希望も届けた。チャン・ドヒョン(イ・ドクファ)が友達を殺すなどの悪行を行った理由は、野望のためだった。ドリルシップを作るという野望に目が眩んでいたのだ。これまで視聴者はチャン・ドヒョンの極悪な行動に憤慨した。しかし、最終話のドヒョンの告白はそんな視聴者をも泣かせた。ドヒョンは「僕が生まれ、生きてきた時代は戦争と貧困の時代だった。成功のために誰かを破滅させることを恥ずかしいことだと思っていなかった」と告白し、ヘジュが新しい時代を切り開いたことを誇りに思った。ドヒョンは時代が生んだ被害者でもあったのだ。結局ドヒョンが熱望していた夢は、ヘジュとカン・サンが叶えた。ドリルシップは二人の夢でもあった。「メイクイーン」は夢を諦めず、前向きに生きれば成功できるというメッセージも伝えた。子役から中年俳優まで安定した演技お茶の間の視聴者を虜にしたのは、出演俳優たちの安定した演技だった。ベテランの俳優たちがそれぞれのキャラクターの悲しみを上手く表現し、ドラマへの集中度を高めた。「メイクイーン」の序盤の成功をリードしたのは、子役たちだった。MBC「太陽を抱く月」で切ない演技を披露したキム・ユジョンは、今回のドラマでは演技の変身を試みた。キム・ユジョンは方言を自由自在に操り、どのような試練があっても明るく笑うキャンディーみたいなキャラクターを素晴らしく演じきった。カン・サン役のパク・チビン、パク・チャンヒ役のパク・コンテもキャラクターを上手く表現した。子役からバトンを受け取った成人俳優たちも安定した演技を披露した。子役と成人俳優間のシンクロ率が高く、劇に自然に溶け込むことができた。成人俳優が登場してから、チョン・ヘジュは多少ワイルドなキャラクターに変化したが、ハン・ジヘの演技は安定していた。ハン・ジヘは愛くるしい演技や涙を流す演技で輝きを増した。ハン・ジヘは父親への懐かしさと実母ヤン・ミギョンに対する切なさを上手く表現したという評価を受けた。ヘジュの隣を守る二人の男、カン・サンとチャンヒ役のキム・ジェウォン&ジェヒも大きな反響を得た。カン・サンは図々しいキャラクターで、チャンヒは心の暗闇を持っている人物だ。二人はそれぞれの魅力を披露し、女性視聴者を虜にした。「メイクイーン」では中年俳優たちの活躍も素晴らしかった。イ・グムヒ役のヤン・ミギョンは実の娘のユジン(ハン・ジヘ)を探して彷徨う母性の手本を演じた。ヤン・ミギョンは夫のチャン・ドヒョン(イ・ドクファ)の悪行を知ってから一変するキャラクターを演じ、長い期間培ってきた演技の底力を見せてくれた。何よりも「メイクイーン」で最も輝いたのはチャン・ドヒョン役のイ・ドクファだった。イ・ドクファは言葉通りチャン・ドヒョンみたいに見えた。イ・ドクファは同ドラマを通じて悪役演技の一人者に浮上した。また、継母から国民の母親になるクム・ボラ(チョ・ダルスン役)、ドタバタで同い年のカップルキム・ジヨン(イ・ボンヒ)&イ・フン(ユン・ジョンウ)は劇に活力を与えてくれた。「メイクイーン」の後続番組として、ソウル出はずれの老舗を舞台に3代に続けて蕎麦工場を経営する家族のストーリーを描いたホームドラマ「百年の遺産」が韓国で2013年1月5日から放送される。

    TVレポート
  • 【ドラマレビュー】どんでん返しでバランスの崩れた「メイクイーン」…それでも残ったものはある

    【ドラマレビュー】どんでん返しでバランスの崩れた「メイクイーン」…それでも残ったものはある

    ※この記事にはドラマ「メイクイーン」の結末に関する内容が含まれています。「メイクイーン」が残した、3つの成果「まさか」と思ったことが、「やはり」になった瞬間、5月の女王は立場を失った。チョン・ヘジュがユン・ハクス博士の娘でないチャン・ドヒョン会長の娘だという設定は、「メイクイーン」を「出生の秘密の女王」にし、全38話という長い旅の末に残ったのは、マクチャン(日常では起こらないような出来事や事件が次々と起きる韓国特有のドラマ)騒ぎだけだった。「メイクイーン」が終了した。悪の枢軸だったチャン・ドヒョン会長はすべてを失い、パク・チャンヒは復讐に成功し、カン・サンは奪われたヘプン造船を取り返した。そしてチョン・ヘジュはようやく船を作りたいという夢を叶えた。チョン・ヘジュとカン・サンの恋も、チャン・インファとパク・チャンヒの恋も実を結んだ。一見すべてがハッピーエンドで終わったように見えるが、ドラマの後半にチョン・ヘジュがチャン・ドヒョン会長の娘だということが明かされ、ドラマのバランスは深刻に崩れてしまった。痛快な復讐もなく、かといって和解と許しのメッセージが浮き彫りになったわけでもなかった。チャン・ドヒョン会長は自分の悪行への反省よりはチョン・ヘジュへの申し訳なさで自ら命を絶ち、チャン・ドヒョン会長を父とは受け入れられないと話していたチョン・ヘジュがいきなりチャン・ドヒョン会長に「お父さん」と呼ぶ姿もやぶから棒だった。チョン・ヘジュをめぐる出生の秘密がドラマの序盤を支配したのも足りなかったのか、ドラマの後半脚本家はもう一度出生の秘密をとんでん返しのカードとして準備したが、これは反省しなければならない設定になってしまった。そこで挙げてみた。絶望の果てから希望を探す気持ちで。「メイクイーン」がマクチャン騒ぎの中でも残した、3つの成果を振り返ってみる。ドラマのバランスを保ってくれた、中年俳優の好演ドラマが展開するにつれ、ずっとマクチャンというレッテルが貼られていたが、それでも「メイクイーン」が20%以上の高い視聴率を記録できた理由は、中年俳優の好演のおかげだった。通俗的なドラマの特性からして、ありきたりな設定や偶然が多くならざるを得ない中でも、アン・ネサン、クム・ボラ、ヤン・ミギョン、イ・ドクファのような中年俳優が中心を保ってくれたおかげで、ドラマへのハマリ度が高まったのだ。ドラマの序盤、アン・ネサンは幼いチョン・ヘジュへのこのうえない愛を演じてドラマを牽引し、クム・ボラは遅ればせながらチョン・ヘジュへの感謝と申し訳無さを切ない涙で表現し、大きな感動を与えた。アン・ネサンとクム・ボラがドラマの初めと中盤を牽引したのなら、ヤン・ミギョンとイ・ドクファは後半に輝いた。チョン・ヘジュが自分の実の娘だという事実とチャン・ドヒョン会長が犯した悪行を知ってから披露したヤン・ミギョンの感情演技は、これ以上ないものだった。ドラマの後半にとりわけ涙演技が多かったヤン・ミギョンは、まるでハン・ジヘが自分の実の娘にでもなったように凄まじく嗚咽し、チャン・ドヒョン会長に復讐する時はまた正反対の冷たい眼差しで視聴者を驚かせた。しかし、誰よりも印象深かったのはチャン・ドヒョン会長を演じたイ・ドクファだった。彼のキャラクターは、ドラマで唯一の悪役であり復讐の対象で、最後まで悪いことばかりしなければならなかった典型的な悪党キャラクターだったが、イ・ドクファは良質な悪役の品格を披露し、皆の賞賛を受けた。「メイクイーン」が、マクチャンと言われながらも高い視聴率を維持できた理由の一つは、明らかに「悪態をつきながら見続けさせる」イ・ドクファの優れた悪役演技のおかげではなかっただろうか。 財閥への直球通俗的なドラマの限界の中でも一定の成果「メイクイーン」は出生の秘密と勧善懲悪という通俗的なドラマの限界から抜け出せなかったが、にもかかわらず現実を反映しようという努力を怠らなかった。特にドラマの背景となったチョンジ造船という大手企業を通じて、韓国の財閥の暗い面に触れ、風刺したのは一定の成果と言える。違法資金と脱税の証拠が明白であるにもかかわらずチョンジ造船のチャン・ドヒョン会長の拘束礼状が棄却されたエピソードや、カン・サンとチョン・ヘジュが作った技術力をもとに石油掘削権を取得した大手企業が裏金を受け契約を破棄するシーンなどは、中小企業を搾取する大手企業の横暴と、法の四角地帯に君臨してきた一部財閥への直球だった。またチャン・ドヒョン会長が実刑を免がれるために公益財団を設立し、経営の一線から退くと発表し世論を好転させるシーンは、間違ったことをしても罰せられない世の中、加害者が被害者に一変し非常識が常識を抑える、不条理なこの社会をターゲットにした、痛恨の一発だった。このような現実反映の努力を怠らなかったため、マクチャンと言われ続ける不名誉の中でも視聴者からたゆまず愛されてきたのではないかと思う。子役なしではものを言えないヒットの始まりは、キム・ユジョン「メイクイーン」は、「チャクペ~相棒~」以来1年ぶりに復帰したハン・ジヘの復帰作として期待を集めたが、彼女が出演し始めた第9話以前にすでにドラマはヒットし始めていた。反対に、本格的な成人俳優の出演前に懸念の声が高まったのも事実だ。なぜなら、ハン・ジヘの子役を演じたキム・ユジョンが優れた演技力で極上の存在感をアピールしたからだ。名実ともに2012年最高の子役スターになったキム・ユジョンは、「メイクイーン」が輩出した最高の成果と言うのに十分だ。すでに「太陽を抱く月」で成人俳優より優れた演技力を披露しているキム・ユジョンは、「メイクイーン」で自然な訛りに、厳しい環境の中でも健気に生きるチョン・ヘジュのキャラクターを自分のものにし、ドラマ序盤の「メイクイーン」を一人で牽引したも同然だった。もちろん、キム・ジェウォンとジェヒの子役を演じたパク・チビンとパク・コンテの演技もこれ以上なく素晴らしかったが、子役と信はじられないほどの感情演技に訛り、ロマンスまで演じ抜いたキム・ユジョンこそが、「メイクイーン」序盤の人気の立役者だった。「太陽を抱く月」に続き「メイクイーン」までヒットドラマに押し上げ、2012年を自分の年にしてしまったキム・ユジョン。「メイクイーン」はマクチャンと言われながら終了したが、キム・ユジョンという子役の今後をさらに期待させた点は、このドラマが残したもう一つの成果ではないかと思われる。

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  • 「メイクイーン」ハン・ジヘ、ドラマ終了の感想を明かす“自信を得た”

    「メイクイーン」ハン・ジヘ、ドラマ終了の感想を明かす“自信を得た”

    女優ハン・ジヘが、MBCドラマ「メイクイーン」(脚本:ソン・ヨンモク、演出:ペク・ホミン、イ・ソンジュン)の放送が終了した感想を明かした。韓国で23日に放送が終了した「メイクイーン」のハン・ジヘが、最近自身のファンカフェに「『メイクイーン』の撮影が終わりました」と、放送終了に対する感想を伝えた。ハン・ジヘは、「今日で長い道のりが終わりました。9月から12月までの4ヶ月間、とても一生懸命撮影をしました。ジナ(ファンカフェ『微笑み天使ハン・ジヘジヘの国』の省略)の皆さん、楽しく見ていただけましたか?」と、ファンに向け語りかけた。さらに、「今まで台本を覚えるために毎日徹夜して、多忙なスケジュールで深夜まで準備して現場に行って撮影をして、家でもない蔚山(ウルサン)の宿舎に寝泊りしていた日々が終わり、すっきりもしていますが寂しいです。何より、個人的に得たものがとても多かったです。9ヶ月ほどのブランクの末の復帰でしたが、この作品で自信もたくさん得られ、とても幸せな、自慢したい作品として記憶に残ると思います」と話した。ハン・ジヘは「メイクイーン」で、あらゆる逆境の中でもポジティブな気持ちを忘れないチョン・ヘジュ熱演をした。

    マイデイリー
  • キム・ユジョンが公約“「MBC演技大賞」で人気賞を受賞したら、ウェーブダンスを踊る”

    キム・ユジョンが公約“「MBC演技大賞」で人気賞を受賞したら、ウェーブダンスを踊る”

    子役のキム・ユジョンが特別な受賞公約を掲げて、注目を集めた。20日、ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)区汝矣島洞(ヨイドドン)63シティのジュニファーホールでMBC「メイクイーン」の放送終了打ち上げパーティが開かれた。この日「メイクイーン」の出演俳優およびスタッフが出席し、会場を盛り上げた。キム・ユジョンは打ち上げパーティにて、「年末の『演技大賞』で人気賞を受賞したら、ウェーブダンスを踊る」と公約を掲げた。続いて、「子役賞ではなく、人気賞だ」と話し、笑いを誘った。また、キム・ユジョンは子役演技賞の受賞について、「『演技大賞』は祝祭の場だ。私が受賞するよりも、みんなが一緒になって楽しめる場になってほしい」と子役らしくない謙遜した一面も見せた。このニュースを聞いたネットユーザーは「今年1年間活躍したキム・ユジョンが必ず受賞しますように」「キム・ユジョンの公約、テレビで見てみたい。きっと見られると思う」「カップル賞なら誰と一緒に?キム・ユジョンのウェーブダンス、楽しみ」などの反応を示した。

    TVレポート
  • 「メイクイーン」打ち上げパーティ、韓国で初めて世界生中継“日本語サービスも提供”

    「メイクイーン」打ち上げパーティ、韓国で初めて世界生中継“日本語サービスも提供”

    MBC週末ドラマ「メイクイーン」(脚本:ソン・ヨンモク、演出:ペク・ホミン、イ・ソンジュン)が、打ち上げパーティを世界に生中継する。「メイクイーン」の打ち上げパーティは、今月20日の午後7時から、ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)区汝矣島洞(ヨイドドン)63シティですべての出演者とスタッフが集まって行われる。その様子はiMBCとUstream、MBCモバイルにてリアルタイムでオンライン生中継される。この日の生中継は、全出演者とスタッフが参加する1部、ハン・ジヘ、キム・ジェウォン、ジェヒ、ソン・ウンソなど主演俳優4人の密着トークの2部に分かれて行われる予定だ。2部ではSNSを通して視聴者と主演俳優たちがリアルタイムでQ&Aを行う時間も設けられる予定だ。「メイクイーン」の打ち上げパーティのオンライン生中継は、韓国でも初めて行われる異例のイベントだ。海外ファンのために韓国語、英語、日本語、中国語サービスも提供される。広大な海の上で夢を見る若者たちの勇気と希望の物語を描いた「メイクイーン」は、韓国で今月23日に放送される第38話が最終回となる。

    TVレポート
  • 「清潭洞アリス」視聴率伸びず…「メイクイーン」は勢いを増す

    「清潭洞アリス」視聴率伸びず…「メイクイーン」は勢いを増す

    SBS新週末ドラマ「清潭洞(チョンダムドン)アリス」(脚本:キム・ジウン、キム・ジンヒ、演出:チョ・スウォン、シン・スンウ)の視聴率が伸び悩んでいる。3日、視聴率調査会社AGBニールセン・メディアリサーチの集計によると韓国で2日に放送された「清潭洞アリス」第2話の視聴率は8.6%(全国基準)を記録した。これは前話の放送分(8.6%)と同じ数値だ。この日の放送ではハン・セギョン(ムン・グニョン)が恋人のソ・インチャン(ナムグン・ミン)と涙を流しながら別れるシーンが描かれた。インチャンはいかに努力をしても変わらない現実の壁に言及し「君がこれまで知っていたソ・インチャンは人であったかもしれないけれど、今の僕は人ではない」と叫んだ。結局別れを告げるインチャンに、セギョンは何も言えなかった。愛していても苦しい現実の前ではこれ以上共にすることができないということを認めたのだ。屈せずに現実を乗り越えようと心を決めたハン・セギョンは、努力の末に玉の輿に乗った高校時代の同級生ソ・ユンジュ(ソ・イヒョン)を訪ねた。セギョンはユンジュの隠したい過去を並べ、お金持ちの男性を誘惑できる秘訣を教えてほしいと脅かした。ユンジュは過去自分が卑怯に振った男、チャ・スンジョ(パク・シフ)がアルテミスの会長になって戻ってきたせいで不安に満ちていた。今後の状況がどのように展開されるのか、注目が集まっている。「清潭洞アリス」と同時間帯に放送されたMBC週末ドラマ「メイクイーン」は23.6%の視聴率を記録した。

    TVレポート
  • キム・ジェウォン vs ソン・ジュンギ vs  JYJ ユチョン、三人三色の“ミルク男”

    キム・ジェウォン vs ソン・ジュンギ vs JYJ ユチョン、三人三色の“ミルク男”

    旋風的な人気を集めた野獣男、気難しい男、クールな男の熱風も過ぎ去り、今やミルク男(ミルクのように優しい男)が大勢いる。乳白色の肌に優しいルックス、そして初恋を忘れられない純粋さを持つ男性キャラクターたちが、最近テレビドラマと映画の両方で大きな人気を得ている。MBC「メイクイーン」で初恋の人だけを見つめるカン・サン役を熱演中のキム・ジェウォンは、厳しい状況の中でも常にヘジュ(ハン・ジヘ)のことを心配し励ますあしながおじさんの役を自任し、女心をくすぐっている。ドラマで彼は、船を作る船主監督として登場し、様々なアウトドアアイテムを活用したアクティブスタイルを披露している。乳白色の肌にやさしいカリスマを際立たせるナイトブルーカラーのジャケットは、彼のお茶目な行動などとよくマッチしている。KBS「優しい男」、映画「私のオオカミ少年」で2012年下半期、視聴者と観客の両方を魅了した俳優ソン・ジュンギ。整った顔立ちとは異なり、この二作で意外な男性美を披露し、女心を掴んだ。彼の相反する魅力は、ドラマ「優しい男」のシックな魅力が際立つファッションスタイルからも見ることができる。ソン・ジュンギは主に暗いカラーのスーツスタイルで冷静なイメージを浮き彫りにする紳士的なスタイルを披露した。特にドラマの展開に合わせ、シャープな正統クラシックスーツスタイルを見せ、両面の魅力をアピールした。MBC「会いたい」でタフな魅力をアピールしているのは、JYJのユチョンだ。彼は今回のドラマで強行犯係の刑事役を演じ、タフな男性美を際立たせるカジュアルなファッションスタイルを披露している。特に刑事役によく似合うレザージャケットなど、主に無彩色トーンでスタイリングし、彼のタフで切ない心をよく表現している。

    OSEN
  • 「メイクイーン」人気の理由は?…疲れを知らないハン・ジヘのおかげ

    「メイクイーン」人気の理由は?…疲れを知らないハン・ジヘのおかげ

    女優のハン・ジヘが、絶頂の演技力でMBC週末ドラマ「メイクイーン」のブームを続けている。ハン・ジヘは「メイクイーン」でヘジュを演じ、視聴者から共感を得る演技はもちろんのこと、切ない演技で涙を誘っている。27年ぶりに自身の存在を知った実の母グムヒ(ヤン・ミギョン)との再会、ドヒョン(イ・ドクファ)への復讐を誓うシーンなどでは、ヘジュを演じるハン・ジヘの演技力が多くの視聴者をドラマに熱中させた。このようなハン・ジヘの熱演のおかげで、韓国で25日に放送された「メイクイーン」の視聴率は21.0%(以下、AGBニールセン・メディアリサーチの全国基準)を記録しながら、同じぐらいの時間帯に放送された裏番組KBS 2TV「ギャグコンサート」の視聴率20.9%を追い抜いた。ハン・ジヘの所属事務所であるwayzcompanyの関係者は、「ハン・ジヘが蔚山(ウルサン)で『メイクイーン』の撮影に力を注いでいる。撮影シーンがとても多く、疲れていると思うが、疲れを感じさせないほどの明るい姿で撮影をしている。努力した分だけ視聴者から愛されているので嬉しく思っている。残りの撮影でも最善を尽くして行きたいと思う」と覚悟を明かした。「メイクイーン」は、韓国で毎週土日の午後9時50分から放送されている。

    マイデイリー