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奇皇后

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  • 「奇皇后」放送通信審議委員会放送大賞の韓流部門で優秀賞を受賞

    「奇皇后」放送通信審議委員会放送大賞の韓流部門で優秀賞を受賞

    MBCドラマ「奇皇后」が「2015放送通信審議委員会放送大賞」の韓流部門で優秀賞を受賞した。20日、MBCによると、同日午前に開催された「2015放送通信審議委員会放送大賞」の授賞式に「奇皇后」を演出したハン・ヒプロデューサーが参加した中、「奇皇后」が韓流部門で優秀賞を受賞した。MBC側は「しっかりとしたストーリーとレベルの高い映像美で大きな人気を博した『奇皇后』は、韓国だけではなく、海外の視聴者まで魅了して韓流を広げた功労が認められた」と明かした。MBCはこの作品以外にも地域発展部門で「グーテンベルク、高麗を盗む」(大邱(テグ)MBC)、「竹島(韓国名:独島)伝」(浦項(ポハン)MBC)、ラジオ部門で「街の語り手チョン・ギス」(春川(チュンチョン)MBC)が優秀賞を受賞した。また、MBC技術研究所の放送ITチームは特別賞として放送技術賞を受賞した。今年で7回目を迎える「放送通信委員会放送大賞」は、放送通信委員会が前年度に制作・放送された番組の中から優秀賞を授賞する授賞式で、制作者たちの創作意欲を高め、韓国放送番組の品格を高めることに貢献してきた。

    10Asia
  • MBCドラマ決算!「私はチャン・ボリ!」から「夜警日誌」まで…失敗作はなし

    MBCドラマ決算!「私はチャン・ボリ!」から「夜警日誌」まで…失敗作はなし

    2014年のMBCドラマは善戦した。「私はチャン・ボリ!」がブームを巻き起こし、視聴者の涙を誘った「ママ」はMBCドラマの人気をさらに確固たるものにした。それと共に、今年は失敗作が見当たらず、1位を守った作品も多かった。2015年を迎えるMBCドラマ局の表情は非常に晴れだ。「2014年の良い機運をそのまま引き継いでいこう」ということがドラマ局のファイト溢れる覚悟だ。「私はチャン・ボリ!」が引っ張り、「ママ」が後ろから押した今年のMBCドラマの中にはいわゆる大失敗作がなかった。10月に放送終了した「私はチャン・ボリ!」はイ・ユリの鳥肌の立つ悪女演技でブームを巻き起こし、そのおかげでイ・ユリはMBCドラマ大賞の有力候補になった。また、「私はチャン・ボリ!」は30%台の視聴率を記録し、地上波ドラマに活気を吹き入れたと評価された。「ママ」も「私はチャン・ボリ!」に劣らないヒット作だ。「ママ」はソン・ユナの6年ぶりのドラマ復帰で最初から高い関心を集めた。ソン・ユナは余命を宣告された人の人生を、空白期間があったとは思えないほど完璧に演じ、母性愛が何かを見せてくれる演技でマクチャン(日常では起こらないような出来事や事件が次々と起きる韓国特有のドラマ)なしにお茶の間にありのままの感動を伝えた。この作品も20%に迫る視聴率を記録し、同時間帯に放送された週末ドラマ1位をキープした。同時間帯1位が一番簡単でした!MBCドラマには2014年、長い間同時間帯1位をキープした作品が特に多い。10月30日に放送終了した「私の人生の春の日」は10%に迫る視聴率で水木ドラマ1位を獲得した。さらに放送終了までこの記録をキープし、有終の美を飾った。「夜警日誌」も鬼神と闘うファンタジー時代劇であることが新鮮だと評価され、1位になった。「夜警日誌」は12.5%で月火ドラマ1位で放送を終了し、MBCドラマのプライドを守った。「運命のように君を愛してる」は同時間帯に放送された「朝鮮ガンマン」に押されて2位のスタートとなったが、劇の完成度とチャン・ヒョク&チャン・ナラの掛け合いが評価され、ドラマの中盤以降、水木ドラマ1位になる底力を発揮した。7月に放送終了した「トライアングル」も同時間帯に放送されたドラマと競争する中で1位を獲得した。「ホテルキング」も同時間帯1位をキープし、放送終了まで人気を集めた。「奇皇后」は昨年下半期に放送を開始し、今年初めまで旋風的な人気を博した。歴史歪曲をめぐる議論が続いたが、視聴率の面では注目すべき成果を収めた。それと共に、現在放送中の「伝説の魔女」「傲慢と偏見」、そして放送終了した「Mr.Back」はすべて同時間帯1位となり、良い成績を収めた。MBCドラマは他のドラマと差別化された題材や構成で視聴者から共感を得るとともに、様々な楽しさを追求した。中間くらいの成績になった作品6月に放送を終了した「弁護士の資格」は二桁の視聴率を記録したが、ドラマが進むほど視聴率は下落した。しかし、後半には視聴率2位になるなど底力を発揮した。有終の美を飾るまでは至らなかったが、失敗作ではなかった。「ずる賢いバツイチの恋」はSBS「星から来たあなた」と競合したため、5.4%という低視聴率でスタートした。しかし、ドラマが進むにつれ、初放送の2倍に達する二桁の視聴率を記録し、恋愛模様の急展開で好評を得て視聴率面で引けをとらない記録を打ち立てた。「ミスコリア」も「星から来たあなた」と競合し、視聴率面では残念な結果となったが、ドラマが進むにつれ、最高の視聴率を打ち立てるなど、共感できる恋愛ドラマとして好評を博した。

    OSEN
  • ハ・ジウォン主演「奇皇后」台湾で大人気…第2の「チャングムの誓い」になれるか?

    ハ・ジウォン主演「奇皇后」台湾で大人気…第2の「チャングムの誓い」になれるか?

    MBCドラマ「奇皇后」が台湾で新たな韓流ブームを巻き起こしている。29日、MBCによると、台湾のドラマ専門チャンネルETTVを通じて放送された「奇皇后」は、9月11日に放送終了となるまで視聴率5.35%を記録した。今年放送された海外の番組の中で最高視聴率であり、2004年に放送されて視聴率6.22%を記録して歴代最高の韓流ドラマとなったMBC「宮廷女官チャングムの誓い」以来、初めて海外ドラマが成し遂げた5%台の視聴率だ。ETTV側は「奇皇后」の人気の秘訣として、ハ・ジウォン、チ・チャンウクの熱演と緻密なストーリー展開、切ないラブストーリーと華やかな映像を選んだ。ドラマチャンネルの編成部長は「韓国の時代劇だが、元という中国の時代が登場したのが、台湾の視聴者たちの興味を刺激し、完璧に翻訳されたハイクオリティのコンテンツが人気上昇の原動力だ」と評価した。

    マイデイリー
  • チン・イハン、脳がセクシーな“時の俳優”になるまで

    チン・イハン、脳がセクシーな“時の俳優”になるまで

    俳優チン・イハン(36、本名:キム・ヒョンジュン)の演技時計は止まらなかった。昨年末からわずか数日前まで厳しいドラマ撮影、それも連続で2本も出演したが、演技への渇きが強かった。30代の成熟した男の魅力をアピールしながら脳がセクシーな時の俳優になったチン・イハンとのおしゃべりは甘く、フレンドリーだった。チン・イハンはMBC「奇皇后」でキ・スンニャン(ハ・ジウォン)をサポートした策士タルタル役を演じ、知性とカリスマ性溢れる演技を披露した。どこに行ってもタルタルがカッコいいとする女の子たちの告白を聞けた、チン・イハンの再発見だった。その後彼は連続で「弁護士の資格」で成功のために弁護士の道を歩き始めるチョン・ジウォン役を演じ、キム・ソクジュ役のキム・ミョンミンと対立した。相次いで知的な役を演じ、彼が大衆に刻み込んだのは、自身の魅力だけでなく、安定した演技力で役を選ばないとのこと。「愛情万々歳 ~ブラボー!マイ・ラブ~」(以下「愛情万々歳」)で憎みながらも情が移った、みっともないハン・ジョンスが、これだけカッコいい男だったことを、演技という正攻法で見せた。「『愛情万々歳』の情けない男があの人なの?との反応を見ながら嬉しかったです。実は、『愛情万々歳』の時チュ・ソンウ監督が悪役を楽しもうとアドバイスしてくださり、楽しみながら演じました。しかし、あまりにも演技に入り込み、ある瞬間から視聴者たちに憎まれていました。ハン・ジョンスは、最初はあそこまでクズのキャラクターではありませんでした。多少大げさに演じると視聴者の反応が良かったので、ある瞬間からそのようになりました(笑)」実際に会ったチン・イハンは、目の色で両極端の性格を表現できる男だった。セクシーで男性的な眼差しの裏には、どこか涼しい感じもあった。眼差しを見ていて、怖い役を演じると本当に怖くなりそうと冗談で言うと、彼は再び甘い笑顔を作って見せた。「そうでしょう?僕がサイコパスの演技をすると、本当にサイコパスに思われそうで怖いです(笑) そこで、慎重ではありますが、本当に強い役割を演じてみたいとも思っています」チン・イハンはキャラクターの分析と没入が上手な俳優だ。彼が「愛情万々歳」で主婦たちに集中的に憎まれるハン・ジョンスを表現できたのも、「奇皇后」と「弁護士の資格」で脳がセクシーな男として愛されたのも、そのキャラクターに洞察力を発揮して分析してから没入する、俳優としての長所を存分に発揮できる、鋭敏な演技のおかげだ。タルタルは序盤の比重は大きくなかったが、後半に入りスンニャンが皇后になる過程で決定的な助力をした。特に、叔父であり、権力欲に囚われたペクアン(キム・ヨンホ)を殺し、スンニャンの命を救うシーンは、チン・イハンの重みのある演技で「奇皇后」の名場面に挙げられた。大儀のために血筋を殺す男の熱い涙は、お茶の間を戦慄させた。しかし、チン・イハンはこのシーンを演じるために、ドラマの序盤から一つ一つレンガを積み上げるように、タルタルという人物に感情を込めて演じた。このひとつのシーンのために、タルタルの言葉ひとつ、眼差しひとつにドラマを通して気を配った。それほどチン・イハンは繊細な俳優だ。「実は、ドラマの中盤には眼差しと台詞一言がタルタルの役割でした。台詞は少なかったものの、感情を着実に積み上げて行きました。脚本家の先生に言われ、タルタルがペクアンを殺すことを最初から知っていたからです。叔父を殺す気持ちはどうだろうかと悩みながら演じました。悲劇を常に念頭に置いたため、重い気分でした」チン・イハンは「奇皇后」の前まで、かなり大きな割合のキャラクターを演じたため、一言の台詞もない日もあった「奇皇后」で我慢することが辛くはなかったのだろうか。「脚本家の先生が、僕の比重が少なかったにも関わらず、本当にたくさんのことを話してくださいました。そこまで言われなくても良かったのですが、比重のないことが申し訳ないとしながら、もう少し待ってほしいと言ってくださって、本当にありがたかったです。ドラマが終わり、脚本家の先生に待ってくれて申し訳なく、うまく待ってくれてありがとうと言われましたが、心にきました。僕はドラマでの比重に関係なく、タルタルを演じることが幸せだったからです。タルタルは脚本家の先生が書いてくださる台本に出ている表現を超えて演じられる部分が多い役割です。台詞や指示文にないことも演じられる部分が多く、俳優として幅広く演じることができました」チン・イハンは俳優としての「ターニングポイント」を作ってくれたチャン・ヨンチョル、チョン・ギョンスン脚本家に対する感謝の気持ちを忘れなかった。「『奇皇后』の台本を読みながら、本当に漫画を読んでいるように毎回が面白かったです。全部で50話ですが、毎回を面白くするのは難しいです。本当にたくさんの人物が出ましたが、人物ごとにストーリーがあり、本当にすごいと思います。脚本家の先生は僕が『弁護士の資格』に出演している間もアドバイスをしてくださいました。俳優として見せられる部分を見せるようにと言われました。本当に感謝しました。タルタルがここまで愛されるとは思わなかったです。また、いつこのようなキャラクターを演じられるだろうかと思います」チン・イハンは「弁護士の資格」で「奇皇后」の良い流れを繋いだ。善と悪が共存するチョン・ジウォンを演じながら、キム・サンジュン、キム・ミョンミンなどの実力派先輩俳優たちの間で、自身の色をはっきりアピールした。「弁護士の資格」は法廷ドラマとして温かい人情と、冷徹な現実への直視で、視聴者たちの間で人気を集めた。ただ、頻繁な放送休止などで出演者たちのスケジュール調整が困難になり、2話を繰り上げて早期放送終了となり、最初に計画していたストーリーが多少仕上がらず、思い残りを残した。「キム・サンジュン、キム・ミョンミン先輩といつまた共演できるだろうかと思い『弁護士の資格』に出演しました。2人の俳優と一緒に演じること自体が光栄だからです。撮影の環境上、台本を完璧に熟知して演じることはできませんでした。さらに、裁判所でのシーンは、理解できないまま演じるケースもあり、俳優として残念でした」ドラマが急いで終了となり、チョン・ジウォンとキム・ソクジュの対立が激しく取り上げられなかった。チョン・ジウォンは成功のために判事の座を投げ出し、チャ・ヨンウ法律事務所に入り、キム・ソクジュの空席を埋めた。しかし、チャ・ヨンウ法律事務所の全方位的な権力を目の前で見たチョン・ジウォンの気持ちは、変わったのではないだろうか。説ききれなかった、ドラマには出てこなかった、そして、チン・イハンが求めるチョン・ジウォンのストーリーはどうなのだろうか。もちろん、想像だ。「僕がキム・ソクジュと裁判所での対決で勝訴し、タイをはずすシーンがあります。それは、僕がチョン・ジウォンの葛藤を表現した行動です。チョン・ジウォンは、実はチャ・ヨンウ法律事務所の操り人形ではなかったのだろうかと考えてみました。論理での戦いで勝ったのではなく、チャ・ヨンウ法律事務所の権力に頼り勝ったことを知ってから、チョン・ジウォンが葛藤したのではないだろうかと考えました。チョン・ジウォンはチャ・ヨンウ法律事務所から出たと思います。キム・ソクジュと同じことを悩み、後輩の育成に力を注いだのではないかと思います(笑)」チン・イハンは相次いで出演したドラマにより落ちた体力を回復し、次期作を検討している。精力的に走ってきただけに、休んでも良いはずだが、演技を休まないと強く思っている。「いきなり休むと、慣れませんでした(笑) 2日ほど休むと、また演技がしたくなりました。俳優は精神的にストレスの多い仕事ですが、それでも休むと何か停止した感じがします。体は辛くても、演技をして、現場にいてこそ、生きている感じがします。俳優として見せなければならないことが、そして、見せたいことが本当に多いです。もっとたくさん演技して、重みのある俳優になりたいです」

    OSEN
  • チン・イハン「ハ・ジウォンと恋愛?同い年の友達だ…申し訳ない」

    チン・イハン「ハ・ジウォンと恋愛?同い年の友達だ…申し訳ない」

    俳優チン・イハンが「ハ・ジウォン 恋愛」という関連検索ワードについて「同い年の友達同士だ」と説明した。チン・イハンは2日、TVレポートとのインタビューでポータルサイトに「チン・イハン ハ・ジウォン 恋愛」という検索ワードが登場することについて「僕も驚いた。なぜそうなるのか分からない」とし「全く違う」と伝えた。チン・イハンとハ・ジウォンは、MBC月火ドラマ「奇皇后」でそれぞれ策士のタルタルとキ・スンニャン役を演じた。劇中で二人は師弟関係だったが、人並み外れた相性で多くの視聴者からカップルになってほしいという支持を受けた。同日、チン・イハンは「ハ・ジウォンとは同い年で友達だ。現場でも友達としてシーンについてたくさん話し合ったが、そのような姿を見て二人の間に何かあるのではと思われたようだ」とし「今は時々カカオトーク(スマートフォンのコミュニケーションアプリ)をして近況を尋ねるくらいだ」と伝えた。続いて「本当に良い友達だ」と強調したチン・イハンは「理由もなく僕とそうなったみたいでハ・ジウォンに申し訳ない」と付け加えた。チン・イハンはMBCドラマ「奇皇后」のタルタル役に続き「弁護士の資格」で冷徹な弁護士チョン・ジウォン役で熱演を披露した。チン・イハンは多くの女性視聴者の反響を得て、最もホットな俳優に浮上した。

    TVレポート
  • ハ・ジウォン、台湾での高い人気を証明!「奇皇后」中国プロモーションに参加

    ハ・ジウォン、台湾での高い人気を証明!「奇皇后」中国プロモーションに参加

    女優ハ・ジウォンが中国でも高い人気を得ていることが証明された。15日に韓国で放送されたMBCの芸能情報番組「セクションTV芸能通信」では、MBCドラマ「奇皇后」の中国プロモーションに参加するハ・ジウォンの姿が公開された。台湾のあるアナウンサーは、「台湾でハ・ジウォンさんの人気が高い」と、インタビューを控えて興奮している様子を見せた。ハ・ジウォンは美しい美貌で、劇中で品のあるキ・スンニャン役を演じ、台湾の数多くの取材チームが彼女に関心を寄せていた。ハ・ジウォンは「食事したばかりなのに、別の場所でたった今の食事姿がニュースで流れてびっくりした」とし、人気を実感させた。ハ・ジウォンはSNSを通じ、約4千人の中国のファンたちとチャットするファンサービスも行った。また、台湾の放送で「奇皇后」が放送されると、自身の姿を見て「かわいい」と嬉しそうな表情を見せた。ハ・ジウォンは「セクションTV芸能通信」とのインタビューで、「劇中のタファン(チ・チャンウク)が花の香りがする人だとすれば、ワンユ(チュ・ジンモ)は海の香りがする人だ」と2人の魅力を比較して表現した。

    マイデイリー
  • ハ・ジウォン、台湾でも「奇皇后」ブームを起こせるか?ドラマプロモーションに参加

    ハ・ジウォン、台湾でも「奇皇后」ブームを起こせるか?ドラマプロモーションに参加

    女優ハ・ジウォンが台湾でも「奇皇后」ブームを起こす見込みだ。MBC月火ドラマ「奇皇后」が4日から台湾で放送される。EBC(Eastern Broadcasting Corp)のドラマチャンネルであるETTVと地上波チャンネルCTSを通じて月曜日から金曜日までのプライムタイムである午後10時、12時にそれぞれ放送される予定だ。放送開始を迎え、主管会社であるETTVは「奇皇后」の主人公ハ・ジウォンを招待した。すでに「シークレット・ガーデン」や「ファン・ジニ」などで台湾でもファンを獲得している彼女は、8日から10日まで台湾に滞在し、様々なプロモーションを行う。現地メディアのインタビューはもちろん、短いファンミーティングも行う計画だ。またEBC側はドラマのプロモーションだけでなくハ・ジウォン個人のプロモーションにも大きな関心を持っているという。すでに積極的な事前マーケティング作業を行っている。所属事務所によると、「ファン・ジニ」以来7年ぶりに台湾を訪問することになったハ・ジウォンは、ときめきながらファンに会う準備をしている。また28日には日本でのファンーミーティングも控えている。

    TVレポート
  • 「奇皇后」チ・チャンウク“賛否両論もあったが…演技をする瞬間だけは自分を信じた”

    「奇皇后」チ・チャンウク“賛否両論もあったが…演技をする瞬間だけは自分を信じた”

    ※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。チ・チャンウクは初めて自分を証明してみせた。彼はMBC月火ドラマ「奇皇后」(脚本:チャン・ヨンチョル、演出:ハン・ヒ)に出演する前も後も変わらないが、彼の周りは大きく変わった。新人の頃にいつか僕の真価を見せてやると誓った彼は、彼を信頼してくれる今の世の中に胸がいっぱいになった。チ・チャンウクは「奇皇后」で演じたタファン役を含め、これまで演じてきたあらゆる役が演じる前に賛否両論が沸き起こっていたことを打ち明けた。彼を無条件に信じてくれる人たちもいたが、厳しく指摘する人たちも存在していたからだ。彼は自分の実力を証明するために歯を食いしばるしかなかった。そして、俳優になって以来初めて一度で「オッケー、一緒にやってみよう」と映画「二捕卒」のカン・ウソク監督から言われたチ・チャンウク。彼は責任と使命について語り始めた。その表情には以前はなかった悲壮な覚悟と余裕が見られた。―「奇皇后」に出演したことで信頼を得られるようになった。本人にとっても特別な役だったと思う。チ・チャンウク:とりわけと言うより、演じる全ての役に愛情がある。ただ、それには差がある。タファンは僕が好きだったキャラクターの中でも特に愛され、注目されたキャラクターだった。恥ずかしくもあり、嬉しくもあり本当に楽しく撮影することができた役だった。お見せできる部分も多かったし。―タファン役は他の俳優の名前も挙がっていたことがあり、最初は世間だけではなくドラマ制作陣の間でもチ・チャンウクに対する評価が分かれていた。しかしドラマが終わった今、結果はチ・チャンウクの逆転勝ちだ。今の気分はどうなのか。撮影現場で自分に対する態度が変わったことは感じるのか。チ・チャンウク:キャスティング順位が1位ではなく、他の俳優がタファン役を務めることになりそうだったけれど、スケジュールが合わなくて出演できなくなったと聞いた。それに、僕がキャスティングされた時期が他の配役に比べて非常に遅かったので、タファンの行列のシーンまで既に撮影が終わっていた。タファン役を務める俳優が決まっていなかったため代役で撮影したそうだ。出演者やスタッフたちが一体誰がタファン役を演じるのだろうと思うような状態の中で僕が参加することになった。そんな経緯もあって撮影の時に周りの様子が気になったり、プレッシャーを感じた。最初から信頼されていなかったように思う。脚本家と監督も果たしてチ・チャンウクという俳優がタファン役を上手く演じることができるのだろうかと疑っていたかもしれない。だけど気にしないように努めた。それとは関係なく、タファンというキャラクターが好きだったので役を演じることだけに集中した。もちろんこれで良いのだろうかと悩むこともあったけれど、周りの先輩たちが大きな力になってくれたし、放送後の反応も悪くなかった。ある日、脚本家の先生から電話がきた。撮影中だったけれど先生から「ドラマを楽しく見させてもらっています。役を上手く演じでくれてありがとう」と言われ、凄く嬉しかった。それ以来脚本家と監督から大きな信頼を得られるようになり、おかげで思う存分演じることができた。―多くの人が信頼してくれないような状況で演じたタファンにしてはかなり大胆な試みだった。発声も今までの時代劇とは違っていた。別の言い方をすれば、自分への信頼が大きかったという意味にも捉えられる。チ・チャンウク:最初はこれでいいのだろうかと疑問に思ったこともあったけれど、演技をする瞬間だけは自分を信じた。例えば発声の場合、皇帝であり時代劇ではあるけれど、実際にその時代の人たちが低い声で話していたのか気になった。マイクがなかった時代なので群衆の前では大きな声で話す必要があったけれど、キ・スンニャン(ハ・ジウォン)と個人的な会話する時は子供のような話し方をするのではと考えた。でも、放送されるドラマが嫌で見なかった時もある。ストレスになるくらいなら見ない方がましだと思ったこともあった。出演者は皆一生懸命に自分の役を演じていて、僕も一生懸命演技に臨んでいた。それに今回は台本をたくさん読んで事前に勉強しなければならない作品だった。そんなことはさておき、楽しく演じた。―タファンは複雑な感情を持つ人物だ。演じやすいキャラクターではなかったはずだが、どのようなことに集中したのか。チ・チャンウク:タファン役を演じている時、目的はただ一つだった。キ・スンニャンから愛されることだ。ドラマの前半では父親の復讐もあったけれど、全体を通しての目的はキ・スンニャンから愛されることだったので後半はそのことだけを考えた。後半になるにつれ、より深く考えた。もちろん、ドラマの前半でキャラクターを明確に作り上げていたので、ぶれないだろうと信じていた。そんな中で目的は深まり、キ・スンニャンへの愛一筋になった。また、こんなことも考えた。タファンは登場時から流刑されるシーンだった。追い出されたからだ。前半から何度も殺されそうになり、周りには誰もいなかった。だから、まともに愛されることなく生きてきた。生まれた時から寂しく、捨てられ、孤独で、愛されなかった彼がキ・スンニャンという人物に出会い、彼女に愛されるために自分が正しいと信じて行動するが、それは間違っていた。そして自ら崩れ落ちてしまう。それでも死ぬまでキ・スンニャンの愛だけを望む、そんなキャラクターだった。―タファンだけではなく、キ・スンニャンとワンユ(チュ・ジンモ)も自分たちの愛を守れなかったという点で、皆が不幸だった。それでも最後に勝ったのは誰だったと思うのか。チ・チャンウク:現場で色んな話をしたけれど、結局皆が不幸だった。タファンも可哀想だし、キ・スンニャンのために死んだワンユも可哀想だ。二人の男性に愛されたけれど最後は一人になったキ・スンニャンも可哀想だった。みんなが幸せのために誰かに危害を加え奪い合ったが、誰も幸せになれなかった。最終的には皆死んだ。皆が死ぬという結末を知った上でタファンを演じていたけれど、何故もっと手に入れようと誰かに危害を加え、奪い合うのだろうと思った。結局は死んでしまうのに、そんな人生が果たして幸せなのかと深く考えた。虚しかった。僕なら耐えられないと思う。―エキゾチックな容姿をしている。時代劇には合わないと思っていたが、タファンが元の時代の皇帝だったからむしろエキゾチックな雰囲気の方が合うと思った。エキゾチックな容姿に関してキャスティングの段階で制作スタッフから何か言われたことはないのか。チ・チャンウク:タファンが外国人だということを考えずに演じたし、制作スタッフもあえて外国人だと考えていなかった。―「奇皇后」は歴史歪曲の論議を巻き起こした。後から合流した俳優として心配だったのでは?チ・チャンウク:あんな経験は初めてだったので困惑したし、不安にもなった。制作発表会の時のことを今でも覚えている。厳粛な雰囲気の中歴史歪曲に関する質問をたくさん受けた。その時、もう一度考えた。果たして僕がこのような状況でどんな心構えを持つべきなのか。歴史歪曲論議に対してどう向き合うべきなのか考えた。そうしてもう一度考えるきっかけになった。当時「歴史歪曲に対して公人としてどう責任を取るのか」と質問されたけれど、「責任を問われると、実際にお話しすることはありません。申し訳ありません。ですが、企画の段階で『奇皇后』からモチーフを得て、奇皇后をめぐる二人の男性と三人の愛の物語を描いたフィクションドラマなので、楽しんで見てほしいと思います」と答えた。それが僕の本当の気持ちだった。いくら考えても歴史歪曲に関して話すことがなかった。「違います」と否定することもできず、申し訳ないと言い訳するのも嫌だった。確かなことは、これはドラマであり楽しむために作られたものだ。だから自分の役だけに集中した。どう演じればタファンというキャラクターを面白く立体的に作り上げることがきるのかを考えた。そんな雰囲気の中、現場では不安もあったけれど表には出さなかった。放送が始まってからは周りの反応も良く、嬉しかった。―ハ・ジウォンと共演したが、彼女はどんな先輩でどのような影響を受けたのか。チ・チャンウク:明るくてポジティブな部分から影響を受けた。ハ・ジウォン姉さんは僕の記憶の中で前向きで明るい人として残っている。演技が上手いということは置いておいて、常に明るかった。彼女は主役だったので撮影分量もとても多く、3~4日間徹夜で撮影をしていたのを見て女性なのに大変だなと心配になった。それでも本当に明るかった。撮影現場では常に笑顔を忘れず、一緒に働いている俳優にもスタッフにも優しく、後輩として尊敬できる先輩だった。本当に先輩を見習わなければと思った。―ライバル役のチュ・ジンモとはどうだったのか。チ・チャンウク:すれ違いが多かったのが残念だった。ドラマの中でのワンユとの関係と似ている。タファンはワンユと一緒に映るシーンがあまりなかった。三角関係なのにも関わらず、二人が一緒に映るシーンはなく、すれ違うことが多かった。時々撮影現場で会うと、「撮影はどう?」と話すくらいだった。チュ・ジンモ先輩ともっと一緒に共演したかったけれど、本当に残念だ。―SBS「武士ペク・ドンス」に出演した時、イ・ヒョンジクプロデューサーの熱烈な支持でキャスティングされたと聞いた。誰かにそれだけ信頼されるというのは簡単なことではない。その理由は何だと思うのか。チ・チャンウク:イ・ヒョンジク監督は僕の師匠のような方だ。僕はイ・ヒョンジク監督の支持でキャスティングされ、「チ・チャンウクでなければならない」と言ってくださったことに本当に感謝している。誰かに信頼されるということ、特に俳優が監督から信頼されることは本当に有り難いことだ。だからなのか「武士ペク・ドンス」の時は本当に何も分からなかったけれど無我夢中で撮影に臨み、危険なシーンも恐れなかった。そんな風に一生懸命演じていたから信頼を得ることができたのだと思う。それに、当時もし僕が熱心にやっていなかったら監督に恥をかかせていたかもしれない。―現在、映画「二捕卒」にもキャスティングされているが、映画界の絶対的な男であるカン・ウソク監督との出会いはどうだったのか。チ・チャンウク:キャスティングの際に初めてお会いした。シネマサービスの事務所でコーヒーを飲みながら話し合い、一緒にタバコも吸った。話を始める前に「コーヒーを全部飲む前に君をキャスティングするかどうか決める」とおっしゃった。そして30分も経たないうちに一緒に仕事をしようと提案してくださった。「明日記事に出せ!」とおっしゃったので本当に驚いた。新人の時にその事務所でオーディションを受け不合格になったことを覚えているので、喜びも格別だった。その当時はカン・ウソク監督にお会いできなかったけれど、信頼は言葉では表現できない感情的なものなので本当に幸せなことだと思うし、会社員であってもこのように信頼されることは嬉しいことだと思う。だから、もちろんプレッシャーも感じる。そのような理由で責任感と使命感が芽生えたみたいだ。―今や信頼される俳優になったチ・チャンウクだが、新たなキャラクターに挑戦する意欲はあるのか。チ・チャンウク:最初から新しいキャラクターはいないと思う。僕がどう新しく表現するのかが重要だ。今回も皇帝に対するイメージを頭の中からすべて消した。威厳があり謹厳でカリスマ性溢れるイメージを完全に消した。他にも弱い皇帝のイメージもあったけれど、それも全部消した。だからタファン役を演じる中でふざけたり、椅子に座って足を組んだりして色んなことを試した。そして、そこから得る楽しみも大きかった。逸脱のような感じでバスに乗って学校に行く途中、乗り換えをするような感じだった。―歪んだ愛の代名詞であるタファン役を演じたことで恋愛観は変わらなかったのか。チ・チャンウク:これではダメだと思った。タファンは愛をよく知らなかった。表現する方法も分からず、クールな性格でもない。もちろん自分の感情にクールになれる人はいないと思うけれど、ハ・ジウォン姉さんとこのことでたくさん話し合った。本当に子供のような男性だった。そんな男性でも皆から愛されるところを見ると、ドラマの中の愛はやはりファンタジーのようだ。基本的に劇的で切ない。果たして現実の世界でこんな愛し方をしている人が何人いるだろう、と考えるほどファンタジーだった。だからこそ視聴者たちも面白いと感じ、熱狂していたのかもしれない。―実際に恋愛する時はどんな男性になるのか。チ・チャンウク:僕もそれほどクールな人ではないけれど、執着はしない。基本的に面白いことが好きだから、いつも楽しもうとするし、お喋りも好きでよく喋るタイプだ。何よりも話が通じる人が良い。今は仕事ばかりだけれど、後になって後悔すると思う。若い時にたくさん遊べなくて楽しめなかったと後悔するように、恋愛よりも仕事を選んで恋愛を全くしなかったら、果たして僕はたくさんの感情を得ることができるだろうか。若い時は俳優として色んなことを学ぶために恋愛も必要だと思う。そうすれば年を重ねても幸せな人生だったと思えるだろう。もちろん、仕事をしながら恋愛をするのは簡単なことではない。時間もないし、女性と出会うことも困難だ。難しい―チ・チャンウクについてあまり知られていない。普段はどんな人物なのか。チ・チャンウク:休みの時は友人に会って地元でコーヒーを飲んだりサッカーをする普通の人間だ。ただ、時々テレビに出たり映画に出ているだけで、僕も仕事に関して不安になったり、女性との出会いを待ち望んだり、お金の心配もする一般的な男性だ。友人もみんな普通だ。会社に勤務している友人もいれば、何をすればいいのか悩んでいる友人もいる。周りは皆普通の人たちだ。―軍隊に行く前の目標は。チ・チャンウク:何かを成し遂げようと考えると行きたくなくなる。軍隊に行く前にこうするべきとか、他の誰かのように自分の地位を固めなければならないという考え方は逆にストレスになる。今は楽しく仕事をし、軍隊に行くことをきっかけに仕事を休み、除隊したら余裕をもって楽しく演技活動をしたいと思っている。

    10Asia
  • チ・チャンウク「奇皇后」に別れを告げる“これで本当にさようなら”

    チ・チャンウク「奇皇后」に別れを告げる“これで本当にさようなら”

    俳優チ・チャンウクが、MBCドラマ「奇皇后」と別れる感想を伝えた。チ・チャンウクは、16日午前自身のTwitterとInstagram(写真共有SNS)を通じて「さあこれで本当にさようなら『奇皇后』、さようならタファン^^ 2週間足らずで、本当に多くの物を捨てて片付けて、作品も人も、何であれ、流れるがままに。さようなら!」というコメントと一緒に「タファン、Bye」というコメントと1枚の写真を掲載した。公開された写真では、暗闇の中でカメラに向かって微笑んでいるチ・チャンウクが写っている。彼は、「奇皇后」出演当時の衣装と長髪姿でタファンになっており、視線を引く。これを見たネットユーザーたちは「もう本当にタファンを手放す時が来たのですか」「これまで本当にお疲れ様でした。良い作品でまた会いましょう!」「タファンの熱演、絶対忘れません」などのコメントを寄せた。チ・チャンウクは、韓国で4月29日に放送終了したドラマ「奇皇后」で、元の皇帝タファンを熱演した。

    OSEN
  • 海外との版権契約が続く…ドラマの韓流ブーム“依然として熱い”

    海外との版権契約が続く…ドラマの韓流ブーム“依然として熱い”

    最近、韓国ドラマの版権が海外で高い金額で販売され、依然として熱い人気を証明している。現在放送中であるSBS水木ドラマ「スリーデイズ~愛と正義~」は、中国市場で韓国ドラマ史上最高値の版権契約記録を打ち立てて話題になったことに続き、先月28日には中国最大の動画サイトで再生回数が3億回を超えて、再び熱い人気を証明した。ゴールデンサムピクチャーズのキム・ヨンフン代表はこれについて、「これまで中国市場はドラマ1話当たり1万ドル(約100万円)もしない金額を提示した。しかし、『スリーデイズ~愛と正義~』はその5倍に近い金額で販売された。確認した結果、これは公式的に今まで輸出された韓国ドラマの中で最高値である」と明らかにした。制作会社によると、「スリーデイズ~愛と正義~」は史上最高値で中国に輸出され、この前に中国で最高値で販売されたSBS「星から来たあなた」の1話当たりの金額をはるかに上回った。毎回更新されるドラマ版権の金額が韓国ドラマの高い人気を証明している。「スリーデイズ~愛と正義~」の版権を購入したのは、中国最大の動画サイトYouku(优酷)だ。Youkuは中国で最も多いユーザー数を誇るサイトだが、再生回数が3億回を超えたのは異例のことだけに、韓国ドラマに注がれた熱い関心を窺わせる。総合編成チャンネルTV朝鮮の金土ドラマ「百年の花嫁」も早くから版権契約を確定し、作品性と興行性をいずれも手に入れた。ドラマ序盤から家門の呪いという独特な素材を掲げ、家門の守護神であるソン・ジュシン(キム・アヨン)という興味深い存在を登場させるなど、視聴者の好奇心を刺激した結果である。主演を務めているFTISLANDのイ・ホンギは、中国のモバイルメッセンジャーアプリ微信(WeChat)が調査した「中国ファンミーティングで一番会いたい韓国の男性俳優」のアンケートで1位に選ばれる一方、韓国と海外の各種ポータルサイトで「百年の花嫁」が検索語の上位に着実にランクインしている。制作会社アウラメディアのコ・デファ代表プロデューサーは今月のドラマの放送終了に先立ち、「韓国的な情緒が溶け込んでいるストーリーと新人、中堅俳優の好演が韓国と海外のファンに良い印象を与えたようだ。日本、中国、ベトナム、カンボジア、アメリカ、南米などはすでに版権が販売、もしくは契約を進めている段階だ」と明らかにした。MBC月火ドラマ「奇皇后」も1月に日本と版権契約を結び、CS放送の衛星劇場を通して日韓のお茶の間を同時に攻略してきた。韓国で全50話のうち25話まですでに放送された状況で、日本の視聴者と同時に会うのは異例なことで、韓国の熱い反応に加えて日本でもそのブームを繋げることが期待される。総合編成チャンネルJTBCドラマ「貴婦人」「妻の資格」「宮中残酷史-花の戦争」(以下「花の戦争」)なども今年2月に日本に相次いで版権を販売し、ドラマの韓流ブームに合流した。「妻の資格」はBS11、有料衛星放送チャンネルの衛星劇場、KNTVなどを通じて日本で3回も放送され、好評を得た。キム・ヒエ、イ・ソンジェ主演の「妻の資格」は、江南(カンナム)の私教育ブームの中で子供の教育に没頭していた平凡な主婦が、偶然出会った歯科医と激情的な恋に落ちていく過程を描いた作品だ。この作品は昨年12月に中国にリメイク権が販売された。キム・ヒョンジュ、ソン・ソンミ、イ・ドクファなどが出演した時代劇「花の戦争」もKNTVで3月24日から放送されている。女子高の同級生という共通点以外は、それぞれ家政婦の娘と財閥というあまりに異なる家柄と個性を持った2人の女性の友情と愛を描いた「貴婦人」は、初放送される前に版権が販売された。宇宙人とトップ女優の恋愛という風変わりの題材でシンドロームを巻き起こしたSBS「星から来たあなた」も日本、中国、東南アジアなどの15ヶ国以上で高額の熱いラブコールを受けた。特に、中国では国家新聞出版広電総局の「中外合作の撮影・制作における管理規定」で宇宙人や幽霊、転生のような迷信はドラマや映画の題材として禁じられているにも関わらず、モバイルとインターネットなどを通じて多くの人が「星から来たあなた」を視聴し、ドラマの人気を証明した。イ・ミンホとパク・シネをはじめ、多くの韓流スターが出演したSBSドラマ「王冠を被ろうとする者、その重さに耐えろ-相続者たち」は日本、中国をはじめとするアジア全域やヨーロッパ、アメリカまで版権契約を結び、日本とは当時2013年のドラマのうち最高価格で契約をして関心を集めた。トップスターと一般人の秘密の恋愛を描いた4部作ドラマ「二十歳」は昨年、ベトナムのケーブルチャンネルYAN TVと版権契約を結び、ウェブドラマ「後遺症」も韓国のウェブドラマとしては初めてアメリカに販売されるなど、多様な方法でドラマの韓流ブームが続いている。

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  • Vol.3 ― 放送終了「奇皇后」強烈な存在感を放った悪役たち

    Vol.3 ― 放送終了「奇皇后」強烈な存在感を放った悪役たち

    ※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。権力争いをする時代劇では誰かは生き残り、誰かは死を迎える。一般的には善良な者が最後の勝者となり、彼を苦しめた人々は残酷な最後を迎える。韓国で29日に放送終了となった「奇皇后」は中国元に貢女として連れて行かれた高麗人キ・スンニャン(ハ・ジウォン)が皇后の座に上る過程を描いたドラマだ。この過程でスンニャンを苦しめる悪の勢力は多かった。彼らはみんな悲運の最後を迎えたが、存在感だけは人並みならぬものであった。特に揃って抜群の演技とカリスマ性を披露し、好評を得た。演技熱戦を展開した「奇皇后」の悪役をここで再びチェックしてみよう。# 裏切りのアイコン、皇太后役のキム・ソヒョン&ゴルタ役のチョ・ジェユン◆ 皇太后のカリスマ性、キム・ソヒョン:女優キム・ソヒョン。未だ「ミン・ソヒ!」と叫んでいたシン・エリ(「妻の誘惑」での役名)を思い出すなら残念だ。これからは「皇上!」とカリスマ性溢れる声で叫ぶ彼女の声が先に浮かぶはずだ。「奇皇后」で皇太后役を務めたキム・ソヒョンは最高のカリスマ性を誇る女優に浮上した。劇中で皇太后は元最高の権力を手にしようと思っていた人物だ。彼女は甥のタファン(チ・チャンウク)を背後で操り、彼を皇帝に上らせた。また大丞相ヨンチョル(チョン・グクファン)一家を没落させたスンニャンに好意的に接するも、スンニャンが皇后の座への野心を見せると「高麗人には絶対にこの国を託せない」とスンニャンと対立した。皇太后にとって元はすべてであり、プライドであった。ここまで真っ直ぐに信念を貫く皇太后の姿をキム・ソヒョンはカリスマ性溢れる演技で表現した。キム・ソヒョンは死ぬ瞬間まで品格を守った。すべてを失った皇太后は自殺を選び「私は死んでもこの宮殿の幽霊になる」と叫んだ。最後まで名演技を披露した皇太后キム・ソヒョンは深い印象を与えた。◆ 二つの顔を持つゴルタ、チョ・ジェユン:「奇皇后」のゴルタは隙を狙った最強の悪役であり、どんでん返しのあるキャラクターであった。ゴルタはタファンの傍を守る宦官であった。タファンとゴルタの少し間抜けでキュートな姿は視聴者を和ませた。しかし、劇が後半に向かうに連れ、ゴルタがメバク商団の頭であるというどんでん返しが公開された。最終話でこのような衝撃的な事実を知ったタファンは衝撃を受けた。にもかかわらず、ゴルタは「私は裏切ったことなどありません。皇帝は一度も私の主であったことはなかったです。私の主はお金、それだけです」と開き直った。結局ゴルタはタファンによって死を迎えた。ゴルタ役のチョ・ジェユンは対照的な二つのキャラクターを完全に別人のように演じきり、ゾッとする雰囲気を与えた。特に放送終了を迎え、どんでん返しのアイコンとなった彼は劇をリードする主人公として大活躍した。# 大丞相のカリスマ性、ヨンチョル役のチョン・グクファン&ペクアン役のキム・ヨンホ◆ 見ているだけで怖いヨンチョル、チョン・グクファン:俳優チョン・グクファンは「奇皇后」を通じて最高のシーンスティラー(シーン泥棒:助演でありながらも出演シーンをものにする俳優のこと)に浮上した。チョン・グクファンは3月11日に韓国で放送された第37話で死亡することで降板となったが、ほとんどの視聴者はまだ彼のことを覚えている。チョン・グクファンは劇中で登場するだけで人々をゾッとさせた。特有の音楽とともに登場する彼は鋭い眼差しの演技で人々を圧倒した。実際に過去にこのような人物が実在していたのではないかと思うほどだった。チョン・グクファンの演技は最後の瞬間に特に輝いた。ヨンチョルは「奇氏の女を遠のけろ」とスンニャンを呪いながら目を閉じた。最初から最後まで手に汗を握らせるカリスマ性を披露したチョン・グクファンの演技に視聴者の好評が続いた。◆ 将軍のカリスマ性、ペクアン役のキム・ヨンホ:キム・ヨンホが演じたペクアンはヨンチョルに続き大丞相に上った人物だ。ペクアンは粛清が続く恐怖政治を行った。よって民心は動揺し、これを見ていられなかったタルタル(チン・イハン)は叔父のペクアンを殺した。外見からワイルドで力強いキム・ヨンホはペクアン役を務め、自身の魅力を思う存分見せつけた。# 恐ろしい皇后たち、タナシルリ役のペク・ジニ&バヤンフド役のイム・ジュウン◆ 悪女な皇后タナシルリ役のペク・ジニ:善良な印象のペク・ジニは「奇皇后」で自身初の悪役に挑戦した。最初は違和感があるという評価もあったペク・ジニは、自らも「演技の未熟さが目立つのではないか心配していた」と打ち明けた。しかし、ペク・ジニの演技は話が進むに連れその美貌とともにどんどん進化していった。ペク・ジニが務めたタナシルリは憎らしいも嫌いにはなれない悪役であった。タファンの愛を求めるも、タファンから目を背けられ、残酷な悪行まで犯すためだ。感情の演技が上手なペク・ジニは悪女タナシルリの行動にその正当性を与えた。「奇皇后」で演技力を認められたペク・ジニは次回作の「トライアングル」で主演にキャスティングされ、その人気は高まる一方だ。◆ サイコパスな皇后バヤンフド役のイム・ジュウン:タナシルリが死を迎え、劇から降板すると、新しい皇后としてバヤンフドが登場した。バヤンフドは二つの顔を持つ女性であった。彼女はタファンと皇太后の前では優しいふりをするも、実は腹黒い人物であった。このバヤンフド役を演じたのは女優イム・ジュウンだ。イム・ジュウンは特別出演という形ではあったが、強烈なサイコパスの演技を披露し、深い印象を与えた。# 高麗の大敵、タン・ギセ役のキム・ジョンヒョン&ヨム・ビョンス役のチョン・ウンイン◆妙な魅力を持つタン・ギセ役のキム・ジョンヒョン:タン・ギセは劇の序盤、残酷な悪役として深い印象を与えた。貢女たちを高麗から連れてくる役目を果たしていたタン・ギセはスンニャンを犯そうともした。キム・ジョンヒョンは端正なその外見とは対照的な質の悪い悪役を務め、ギャップのある魅力を届けた。「妙に惹かれる」という視聴者も多かった。しかし、宮中での暗闘が始まってタン・ギセの存在感は薄くなり、視聴者の関心も半減した。最後まで悪行を繰り返したタン・ギセは結局タファンによって死を迎えた。◆ 時代の悪役ヨム・ビョンス役のチョン・ウンイン:チョン・ウンインが演じたヨム・ビョンスはお金に目が眩んで母国高麗を裏切り、元に付いた人物だ。時代が作った悪人である彼は自身の罪に気付いていなかった。ヨム・ビョンスは「俺の罪か?それは運があまりにもなかったことだ。よりによってこの高麗みたいな情けない国で生まれたことが罪だ」「他に罪があるなら教えてほしい。俺が一体どんな死んでも良い罪を犯したのか」という最後の叫びを残し、人々に飛礫を打たれ死を迎えた。SBS「君の声が聞こえる」のミン・ジュングク役に続き、ヨム・ビョンス役まで卑劣な演技をリアルに演じたチョン・ウンインは悪役専門の俳優としてその位置を確固たるものにした。「奇皇后」の後番組である「トライアングル」は韓国で5月5日夜10時より放送開始される。

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  • Vol.2 ― 放送終了「奇皇后」チ・チャンウクの再発見、皆を泣かせたこの男

    Vol.2 ― 放送終了「奇皇后」チ・チャンウクの再発見、皆を泣かせたこの男

    ※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「こんなに演技の上手い俳優だった?」MBC月火ドラマ「奇皇后」(脚本:チャン・ヨンチョル、演出:ハン・ヒ)の主人公、俳優チ・チャンウクを見た人々の共通した反応だ。今回のドラマを通じて第2の全盛期を切り開いたと言っても過言ではない。再発見という修飾語は勿体ない。これまで彼の魅力が発掘されていなかっただけだ。放送終了まで視聴者の目を引きつけた最高のシーンスティラー(シーン泥棒)であった。韓国で29日に放送終了となった「奇皇后」ではキ・スンニャン(ハ・ジウォン)と皇帝タファン(チ・チャンウク)がすべての敵を取り除く場面が描かれた。タファンは自身の影のように慕っていた右腕ゴルタ(チョ・ジェユン)がメバク商団の頭であるという事実を知って大きな衝撃を受けた。タファンはゴルタが与える薬に毒が入っていることに気付いた。ゴルタはタファンが眠っていると勘違いし、「新しい皇帝が擁立されるまでは死なないでください。ただ長く患っていればいいんです」と囁いた。タファンはゴルタさえ自身を裏切ったということに震えた。普段から家族より大事に思っていた人がゴルタであった。幼い頃から自身を守ってくれた右腕の裏切りは、誰の裏切りよりも痛くて切なものであった。タファンの病態はそのように悪化していった。タファンはゴルタと皇太后(キム・ソヒョン)が結託し、陰謀を企んだことにも気付いた。タファンは彼らを一堂に会させ、粛清した。タファンはゴルタになぜ自身を裏切ったのかと聞いた。しかしゴルタは「私は裏切ったことなどありません。皇帝は一度も私の主であったことはなかったです。私の主はお金、それだけです」と答えた。タファンは改めて傷付き、彼を直接殺したが、顔には苦痛の涙が流れていた。タファンは主人公キ・スンニャンほど変化の幅の広い人物だ。文字すら読めない無筆な皇帝から、残酷な宮殿の世界に目覚めるまでの変化を経験する人物だ。チ・チャンウクはキャラクターの変化に合わせ、それに相応しい演技で視聴者を頷かせた。スンニャンの後ろだけを追いかけていたキュートな男から、執着によって狂気に満ちていく姿まで多彩な魅力を見せつけた。敵ヨンチョル(チョン・グクファン)の前で身体を震わせ、無気力な姿を見せたタファンはみんなに恐怖を与える暴君に変わった。タファンは最も不幸なキャラクターの一人だ。虎視眈々と彼の座を狙う人々に囲まれて生きてきた。味方だと信じていた人々も最後には彼を裏切った。彼が信じているのはたった一人、スンニャンだけだったが、愛する女性さえも完全に手にすることのできない可憐な男だ。結局その狂気がワン・ユ(チュ・ジンモ)まで殺させたが、決して憎むことはできない人物だ。スンニャンへの執着をロマンチックに描いたためだ。タファンは一生をスンニャンを完全に手にすることはできないという不安の中で暮らした。周りの繰り返される裏切り、残酷な権力の争いの中で生きた可憐な人物だ。チ・チャンウクはそんなタファンをただの愚か者として演じず、哀れな姿をアピールして視聴者を自身の味方にした。特にチョ・ジェユンを殺すチ・チャンウクの演技は最終話の最高のハイライトであった。涙を流しながらゴルタに刀を振るうタファンの顔は憎悪、悩み、苦痛に満ちていた。チ・チャンウクがそれだけタファンというキャラクターに深く溶け込んでいたということだ。今回の作品をきっかけに、チ・チャンウクの演技の人生は確実に変わるであろう。演じきれる演技の幅が広いということを証明して見せた。チ・チャンウクはタファンを自身だけの色で演じきる賢さを発揮した。チ・チャンウクでないタファンは想像もできないほどだ。

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