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尚衣院

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  • 「国際市場で逢いましょう」ウーディネ極東映画祭で観客賞受賞…「尚衣院」は2冠達成

    「国際市場で逢いましょう」ウーディネ極東映画祭で観客賞受賞…「尚衣院」は2冠達成

    映画「国際市場で逢いましょう」がヨーロッパの人々の心を掴んだ。「国際市場で逢いましょう」は2日(現地時間)に幕を下ろした「第17回ウーディネ極東映画祭(Udine Far East Film Festival)」でAUDIENCE AWARD(観客賞)大賞を受賞した。次いでイ・ウォンソク監督の「尚衣院」、イ・ジェヨン監督の「世界で一番いとしい君へ」がそれぞれ受賞した。ブラック・ドラゴン賞はカンボジア出身のソト・クォーリーカー(Sotho Kulikar)監督の「The Last Reel」が受賞した。MY MOVIES賞は「尚衣院」が受賞し、2冠を達成した。毎年イタリアのウーディネで開かれる「ウーディネ極東映画祭」はアジアの映画を紹介するヨーロッパ最大規模の映画祭だ。韓国映画の他にも中国、香港、日本、インドネシア、フィリピン、台湾、タイ、マレーシア、シンガポール、ベトナムなどアジア各国の映画が上映される。昨年12月に公開された「国際市場で逢いましょう」は興南(フンナム)撤収作戦当時、釜山(プサン)の国際市場に降りてきた避難民ドクス(ファン・ジョンミン)を中心に展開される話だ。全国で1425万人の観客を動員し、演出を引き受けたユン・ジェギュン監督は「TSUNAMI-ツナミ-」(2009)に続き、2回も1千万人以上の観客を動員した監督となった。

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  • コ・スの初の時代劇への挑戦が気になった

    コ・スの初の時代劇への挑戦が気になった

    コ・スと時代劇はよく似合う組み合わせではない。今まで時代劇でコ・スを見れなかったのは、このような理由があったからだろう。そして、映画「男子取扱説明書」で独特なコメディーを披露したイ・ウォンソク監督も、時代劇とは縁のない人のように見える。そんな意味で、「尚衣院(サンイウォン)」は多くの関心を集めた。時代劇と似合わないコ・スとイ・ウォンソク監督の2人が力を合わせたからだ。気になるという表現がこの映画に的確であるだろう。「尚衣院」は朝鮮時代の王室の衣服を作る尚衣院で繰り広げられる宮廷衣装劇だ。映画でコ・スは規律や規範に縛られない自由な魂の持ち主である天才デザイナーのゴンジン役を演じた。そして、自由で突飛な姿のゴンジンとコ・スは何だかよく似合っていた。今回のインタビューの答えからも、彼の突飛さを感じることができた。―「尚衣院」を初の時代劇として選んだ理由について聞きたい。「尚衣院」は実は正統派時代劇というよりフュージョン時代劇に近い。話し方も正統派時代劇のトーンと違う。コ・ス:正統派時代劇じゃないから選んだ。普通、正統派時代劇は王、権力と暗闘など宮廷内の物語や重い物語を描くことが多い。でも、「尚衣院」はそうじゃないから惹かれたと思う。そして、台詞のトーンも正統派時代劇のトーンじゃない。もちろん、今回の作品を通じて正統派時代劇にも出演してみたいと思った。とにかく、時代劇を思い浮かべたら、ひげや韓服(ハンボク:韓国の伝統衣装)、時にはまげを結うこともあるが、それがよく似合うかなと思った。でも、似合った。ハハ。満足している。何よりも達人の番組にひげ達人として出演した方がひげをつけてくれたが、あの方が本当に見事にやってくれた。ハハ。―権力と暗闘などの物語があまり好きじゃないのか?コ・ス:そうではないが、ゴンジンはあまり怒らなさそうな気がした。ハハ。普通、時代劇は誰がもっと怒るか競争することが多いが、ゴンジンはそんな人物じゃなくて気に入った。―イ・ウォンソク監督の前作である「男子取扱説明書」は非常に独特な作品だ。そんな点で不安はなかったのか?コ・ス:不安はなかった。初めてシナリオを読んだ時、シナリオの中にすべてが入っていると思った。監督の独特な性向も感じられて、これが映像に表現されたら、どんな映画が出るんだろうと好奇心が湧いてきた。―最初の段階のその好奇心は完成された映画を見てどう変わったのか?コ・ス:上手いと思った。撮影現場で話した意図をこんな風に表現したんだとも思った。過度でも、足りなくもなかった。前の部分に出てくる監督の独特な性向は映画に愉快さを漂わせて、後半には人物たちの物語が上手く整っていた。意図した通り、見事に完成したと思う。また、服で感情を伝えるのは簡単ではないはずで、果たして服の変化が見えるかなと気になったが、それが見えた。謁見シーンで王妃が前に歩いていく時、宝石がキラキラと輝くが、そのたびに僕の心もキラキラと輝いた。ハハ。―王妃は服の変化によって変わる感情が感じられるが、ゴンジンはそうでもなかったと思う。コ・ス:ゴンジンの場合、感情の変化によって服に変化を与えなかったと思う。ただ、宮廷の外では服を自由に着ていたゴンジンが宮廷に入る時、尚衣院の服装に着替えるのが僕は嫌だった。他の人と同じく着るただのユニフォームかもしれないが、それを着たらゴンジンだけの特別さが消えてしまいそうでどうすれば着なくてもいいんだろうとたくさん悩んだ。それで、色んな理由をつけて監督を説得してみたが、結局失敗した。監督から宮廷の中に入ることだから、もしそうしたら特恵になるので着るしかないと言われた。―ゴンジンは自由で突飛な人物だ。実際のコ・スと似ているという感じを受けた。コ・ス:今回の作品を通じて今までと違う姿を見せることができたと思う。また、映画でたくさん笑えてよかった。ゴンジンは旅行好きで、人に会うのが好きな点が僕と似ていると思う。―何よりこれまで演じてきたキャラクターと違うと思った。コ・ス自身は今まで演じたキャラクターとゴンジンのどこが一番違うと思う?コ・ス:ゴンジンは少し違うキャラクターだった。映画で他の人物は権力や身分などに執着するが、ゴンジンはそんなことから自由な人物だ。人と違うということは間違っていることではないのに、人々はゴンジンがまるで大きな過ちを犯しているように話す。それで、ゴンジンはその違いをより表現しようとするが、ドルソク(ハン・ソッキュ)は違いをまったく表現しない。ある意味、王や王妃などが現実的な人物なのかもしれない思った。それで、そんなことを表現する時、本当にたくさん悩んだ。例えば、以前は相手が僕に怒ったら、それに合わせて怒ったり、悪口を言うなどのリアクションをしたが、ゴンジンは従来と違うリアクションを見せた。映画を作っていく過程で、こんなリアクションでいいのかなと思ったぐらいである。―先ほど説明したように、ゴンジンは人を憎んだり、嫉妬したりしない人物だ。彼のそんな姿に情緒的に共感できたのか?コ・ス:共感するのが難しかった。それで、ゴンジンは理想的な人物だとも考えた。でも、実は演じながら心の中で葛藤した部分がある。映画の後半に出てくる監獄シーンだ。その監獄シーンでゴンジンとドルソクが色んな会話を交わすが、その時、ゴンジンもそんなに理想的な人物ではなかったんだと思った。ゴンジンにも彼なりの心の傷があって、大変に感じている部分もあった。―ゴンジンに対するドルソクの感情ははっきりしているように見える。時には嫉妬するが、それでも彼のことが好きだ。それでは、ドルソクに対するゴンジンの本音は?コ・ス:ドルソクに初めて出会った時は、服について自分と違う考えを持っていると思う。それは尊重の感情だ。そして、ドルソクを徐々に認めるようになる。それで、ドルソクを好きな兄として受け入れて、ドルソクの才能を認めて一緒に何かをやってみようとする。お互いに足りない部分を満たし合いながらやっていこうと思ったのである。―ハン・ソッキュとの共演はどうだった?話し方が何となく彼に似ていくような感じがする。コ・ス:みんなから影響を受ける。キャラクターの影響もたくさん受けていると思う。先輩は自分だけの演技観などがはっきりしている方だから、先輩の存在自体が心強かった。演技について深く悩んで、絶えず考え続ける姿を見ながらたくさんのことを学んだ。―それから、王妃へのゴンジンの感情は恋だと言える?コ・ス:その瞬間は叶えられない夢を見たと思う。そしてある意味、その夢が恋だったんだろう。王妃に一目惚れしたゴンジンは、彼女の悲しみや辛さが見えるから幸せにしたいという気持ちを抱いたと思う。それで、ゴンジンは宮廷から出ていく前、最後に挨拶しに行く時、王妃に遠まわしに告白したと思う。だからといって、賤民(朝鮮時代で一番身分の低い人)が王妃に「愛しています」と直接告白することはできないからだ。もしそうなったら、僕を殺すために誰かが追っかけてきて、映画がアクション活劇になってしまう。ハハ。サイズを測る時もばれてはいけない感情を抱いていた。その感情を正確に見せられなかったのは残念だが、その部分は観客が想像しながら見てくれると嬉しい。―サイズを測るシーンは本当に官能的だった。お互いの呼吸が感じられるぐらい近い距離で、息を吸い込んだり、吐き出したりする姿が非常にエロティックに映った。コ・ス:そんな気持ちをお互いにばれないように隠さなければならない状況だと思った。でも、監督は呼吸の音をより大きく出してほしいと要求してきた。その意見が監督と違った。僕はばれてはいけない感情だと思ったのに、監督は撮影現場でいたずら半分でより大きな呼吸の音を望んだ。でも、今となっては、もし監督が話した通りに演じたらどんなシーンが出たのだろうと気にはなる。―映画の中で針仕事をするが、実際のコ・スも針仕事をするのか?コ・ス:この映画のために練習して、今はまったくしていない。ハハ。たまに胃もたれした時はする。(―それは針仕事ではないが)―映画のためではあるが、針仕事をしてみた感想は?コ・ス:針仕事をしながら色んなことを考えた。家や作品のことを考えたり、また時間がたくさんかかるからいつ終わるのかなとも考えた。ハハ。ゴンジンも針仕事をしながら、人々と色んな言葉を交わす中で、家のことを考えたり、またストレスを受けた時は針仕事を通じて解消しただろう。そんなことを感じた。―映画で女性キャラクターの服は華やかで美しい。それに比べて、男性キャラクターの服は平凡に見えるが。コ・ス:王妃が着る服に視線が行くのは事実だ。でも、ドルソクが着る服も美しいと思う。ゴンジンの服も同じだ。色味が美しくて、レイヤードのような感じもする。何よりも、僕は撮影中、白いチョゴリ(上着)が一番美しかったと思う。今の服で言うと、ワイシャツのような服だ。その上にシルエットの効果がある布をレイヤードして着たり、時にはベルベット素材の服も着た。―映画でゴンジンは嫉妬などをしない。でも、ゴンジンを演じた人間コ・スは嫉妬することがもちろんあると思う。俳優として生きながらそれによる不安を感じたことがあるのか?コ・ス:僕は常に自ら刺激を与えている。でも、俳優は欲張るからといって上手くいく職業ではないと思う。もちろん、僕は欲張ったことはある。ある経験をする時やそれが終わった時、個人的に取り入れる学びや感じなどはそれぞれ違う。それはシナリオを見る時も同じだ。以前見た時は面白くなかったシナリオが、時間が経って再び見るとピンと来る時がある。それは自分でどうにかできることではないと思う。それで毎瞬間、内面の変化などを敏感に感じるように努力する。シナリオを見て何も浮かばない時は悲しくて辛くなる。それに関する経験を僕はまったく持っていないということだからだ。そんな時は本を見たり、外に出て人に会ったりして何かを経験しようとする。それで、僕は作品をやっていない時はいつも誰かに会って、何かをしようとする。―コ・スだけの変わらないパターンのようなものがあるのか?コ・ス:人はみんなそれぞれの性向やカラー、癖などを持っている。そして、毎回新しい挑戦を試みようとする。でも、だからといってその人が突然違う人に変わることはないと思う。変身することは大変だ。だから、人は自分が持っているものの中でできるだけ変化を与える作業をすると思う。僕の場合、演じながら僕だけのパターンや呼吸などに変化を与えようと常に努力する。でも、まったく違う変化を与えるのは難しいと思う。―以前より一層明るくなったと思う。前向きに変わったように見える。コ・ス:どっちがいいのかはよく分からない。でも、明るいとういことはいいことだろう。ただ、暗いキャラクターを演じたら、また影響を受けると思う。イ・ウォンソク監督との作業は面白かったし、ゴンジンを演じながらたくさん笑って明るくなったのは事実だ。―「尚衣院」は色んな物語(またはメッセージ)を持っている。その中で最も注目してほしいのは?コ・ス:映画で話す違うということは間違ったことではない。最近も違うことは間違ったことだと受け入れて攻撃する人が多いと思う。だから、そのメッセージが重要だと思う。この映画は愉快に始まるが、絶対軽くない物語を描く。それから、「尚衣院」は面白い見どころも多い。また、時代劇で服について話すのはこの映画が初めてだ。そんな点で、皆が面白く見れる映画だと思う。

    10Asia
  • 「尚衣院」イ・ウォンソク監督、パク・シネからハン・ソッキュまで…夢のキャスティングの秘訣は?

    「尚衣院」イ・ウォンソク監督、パク・シネからハン・ソッキュまで…夢のキャスティングの秘訣は?

    デビュー作「男子取扱説明書」(2012)で才気溢れる想像力を披露し、一気に忠武路(チュンムロ、韓国の映画街)の変わり者に浮上したイ・ウォンソク監督(40)が、制作費100億ウォン(約11億円)規模の大作映画「尚衣院」(制作:映画社ピダンキル)で戻ってきた。「尚衣院」は朝鮮時代、王室の衣服を作る尚衣院で繰り広げられるストーリーを描いた作品だ。王の信任を受ける御寝匠チョ・ドルソク(ハン・ソッキュ)と庶民出身の天才デザイナーイ・ゴンジン(コ・ス)を中心に、劣等感に囚われている王(ユ・ヨンソク)、人生そのものが戦争である王妃(パク・シネ)の微妙な綱渡りが展開される。イ・ウォンソク監督と映画社ピダンキルのキム・スジン代表はアメリカ留学時代に出会った。キム代表は様々なシナリオの中で次回作を悩んでいたイ監督に「尚衣院」のシナリオを渡し、イ監督は「俺は時代劇は好きじゃないんだ」と断った。しかし、その言葉はすぐに覆された。イ監督はあまり期待もせず手にした「尚衣院」のシナリオのストーリーに魅了され、「やる」と決めた。「目の前に見えるものを叶えるために不安になる人々の話ですよね。深さはなく、ただ目に見えるだけのものなのに、それを手放さないために頑張る姿が印象深かったです。王は自身の座を不安がり、王妃は王に愛されたいと思っていて、ドルソクも同じですよね。『尚衣院』の人物たちに憐憫を感じました。今の僕たちも一緒じゃないですか?今の位置より高い場所に上るために必死ですよね」シナリオに惚れたのは、イ・ウォンソク監督だけではなかった。イ監督は夢のキャスティングと呼んでも遜色がない「尚衣院」のラインナップが完成された秘訣について「本の力」と語った。もちろん、「追撃者」「私のオオカミ少年」「恋の罠-淫乱書生-」で証明されたキム・スジン代表の眼識やイ・ウォンソク監督の素晴らしい感覚も欠かせない。「夢のキャスティングと言いますが、一瀉千里でした。ハン・ソッキュ先輩も本が出てすぐ出演を決めてくれましたし、コ・スは『黄金の帝国』のキャラクターから離れられずにいましたが、それでも決めてくれました(笑) パク・シネは周りに欲しがる監督がたくさんいましたが、本を読んで『やります』と。ユ・ヨンソクは『応答せよ1994』が終わる前にカルビチムを食べている途中に決めてくれました(笑) 本の力が大きかったみたいです。俳優たちの作品への愛情がすごかったです。みんなハードなスケジュールなのに、一度も辛い顔をすることなくPR活動に参加してくれて感謝しています」前作「男子取扱説明書」を通じてオ・ジョンセの再発見を導き出したイ監督らしく、「尚衣院」でも俳優たちからこれまで披露したことのない顔を引き出すことに成功した。コ・スは自身初の時代劇であったにもかかわらず、型にはまらないゴンジン役に完璧に溶け込み、肩の力を抜いて思う存分遊んで見せた。多層的なハン・ソッキュの演技も輝いた。ユ・ヨンソクは憐憫を感じさせる狂気でスクリーンを熱く埋め尽くし、パク・シネの涙の演技は言葉が要らないほどだった。マ・ドンソクのずば抜けたコメディ演技も圧巻だった。「ハン・ソッキュ先輩が中心となってくれました。例えば月の国を想像するシーンの場合は、確実にそんな演技を見せてくれて。真剣なシーンで僕が早とちりすぎると中心を保ってくれました。コ・スはなぜこれまでこのような役を演じたことがなかったんだろうと思えるくらいに、ゴンジンそのものでした。ユ・ヨンソク、パク・シネはホットな理由が分かるような子たちでした。準備がものすごく徹底しています。特にユ・ヨンソクは可愛いことばかりしました。ジョークを飛ばし続けて雰囲気を盛り上げるけれど、撮影が始まると目つきが変わって。本当にすべてを兼ね揃えている子です。マ・ソンドク兄さんはコメディのタイミングが分かる人です。抜群ですね」衣装の制作費だけで10億ウォン(約1億円)がかかったほど、「尚衣院」のもう一つの主人公は他でもなく「衣装」だ。一部では華やかな飾りや破格のデザインの韓服(ハンボク、韓国の伝統衣装)について「考証があまりにもできていない」という指摘もあったが、実は徹底した考証のもとで制作された衣装であるという。「チョ・サンギョン室長は映画の制作段階から考証にとても敏感でした。韓服は絶対に考証に基づかないとという主義でした。僕が、ゴンジンが作る衣装はヨーロピアンドレスにしたいと話すと『なら、この映画で韓服について何が話したいのか』と聞き返すほどでした。特定の時期を決めず、朝鮮時代の歴史を総合して韓服のスタイルを混ぜることにしました。基本的な形は考証に合わせるけれど、ディテールは混ぜたというか。もちろんそのディテールも徹底した考証のもとで制作されています。ビーズの飾りも実際に存在していたものです。韓服、装身具一つ一つが職人の手で作られています」イ監督は「尚衣院」を作りながら自身の内面の「ゴンジンとドルソクの戦い」を見守ったという。自由に自身を表現したい欲求と大衆的な呼吸の間で何回も悩んで耐えた結果が他でもなく「尚衣院」なのだ。「本来のシナリオが持っているメッセージを損ないたくはありませんでした。韓服で始めて、人で終わる話を作りたかったです。映画は一人で作るものではありませんよね。しかも膨大な資本が入るのが映画です。映画の中に自分だけの色を溶けこませ、同時に観客ともコミュニケーションすべきなのですが、今も難しいです。だから僕はイ・ジュンイク監督を本当に尊敬していますが、監督は『たくさん作って、たくさん』とおっしゃっていました。そうしないといけませんね」

    TVレポート
  • ハン・ソッキュ&コ・ス&パク・シネ&ユ・ヨンソク、映画「尚衣院」出演者が新年の挨拶(動画あり)

    ハン・ソッキュ&コ・ス&パク・シネ&ユ・ヨンソク、映画「尚衣院」出演者が新年の挨拶(動画あり)

    映画「尚衣院」の出演俳優たちが新年の挨拶を伝えた。映画「尚衣院」(監督:イ・ウォンソク、制作:(株)映画社ピダンギル、(有)「尚衣院」文化産業専門、配給:SHOWBOX MEDIA FLEX、(株)ワウ・ピクチャーズ)側は、出演俳優が新年の挨拶をしている映像を公開した。今回公開された映像で俳優たちは韓国の伝統衣装を着て、美しさに魅せられた朝鮮時代の人物に完璧に変身した。王室最高の御針匠チョ・ドルソクに変身したハン・ソッキュと、朝鮮に流行を作る天才デザイナーイ・コンジンを演じるコ・スの男性同士のケミ(相手との相性)が期待を集めている。また華麗な宮中衣装を着た王ユ・ヨンソクと王妃パク・シネは、目が離せない優雅さを見せている。まず最初にユ・ヨンソクが、「2015年の新年を開く名時代劇『尚衣院』がやって来ました」と挨拶をした。続いてハン・ソッキュ、コ・ス、パク・シネが一緒に「明けましておめでとうございます」と挨拶しながら微笑んだ。映画「尚衣院」は朝鮮時代の王室の衣服を作った尚衣院で繰り広げられる美しさに向けた対決を描いた朝鮮初の宮廷衣装劇で、24日に韓国で公開された。※この動画はPCサイトのみの対応となります。

    マイデイリー
  • 「尚衣院」パク・シネ、きらきら輝く未公開スチールカット公開

    「尚衣院」パク・シネ、きらきら輝く未公開スチールカット公開

    女優パク・シネの映画「尚衣院」の未公開スチールカットが公開された。所属事務所のS.A.L.T.エンターテインメントは24日、「尚衣院」で人生が戦場である王妃役を熱演したパク・シネの撮影現場の未公開カットを公開した。パク・シネと所属事務所S.A.L.T.エンターテインメントのSNSを通じて公開された「尚衣院」の撮影現場でのパク・シネは、にっこりと微笑みを浮かべた美しい王妃の格好で、映画に対する期待を高めた。パク・シネは「王妃、そしてイ・ゴンジンが作り、御針長トルソク様の刺繍が施された、私の心を掴んだその服」と書き込み、「尚衣院」と劇中の衣装に対する愛情を存分に表現した。撮影現場のパク・シネは明るい笑みを浮かべているが、映画では深い悲しみを耐え抜く哀れな王妃に扮し、繊細な心を演技で表現する。才色兼備な王妃は、味方が一人もいない宮殿で権力争いの犠牲になる危機に瀕しているが、気品を失わず毅然と対処する賢明さを持った女性だ。天才デザイナーのゴンジン(コ・ス)の服を通じて美しさに目覚め、愛する王(ユ・ヨンソク)に近づくためにゴンジンの服を着始める。「尚衣院」で一段と成熟した女性の香りを漂わせるパク・シネは、寂しさと悲しみを苦しみながら耐えるという熱演を繰り広げ、さらに深い演技を披露したと評価を受けた。映画「尚衣院」は韓国で24日に公開される。

    マイデイリー
  • パク・シネ、優雅な伝統服姿を披露“私の心を掴んだ服”

    パク・シネ、優雅な伝統服姿を披露“私の心を掴んだ服”

    女優パク・シネが優雅な韓服(ハンボク:韓国の伝統衣装)姿を公開した。パク・シネは23日午後、自身のInstagram(写真共有SNS)に「12月24日、今冬最も華やかな朝鮮がやってきます!『尚衣院』で直接確認してみてください!王妃、そしてイ・ゴンジンが作り、御針長トルソク様の刺繍が施された、私の心を掴んだその服」という文章と共に1枚の写真を掲載した。公開された写真の中でパク・シネは、派手な刺繍が施されたきれいな色の韓服を着て、カメラに向かって笑顔を見せている。特に、彼女は実際に朝鮮時代の王妃のような優雅で上品な姿で視線を引きつけている。写真を見たネットユーザーは「パク・シネ、最近とても綺麗になったね」「パク・シネ、韓服もよく似合ってる」「『尚衣院』見に行きます」など、様々な反応を見せている。パク・シネは、韓国で24日に公開される「尚衣院」で王妃役を演じる。

    OSEN
  • 「尚衣院」ハン・ソッキュ vs コ・ス、熱く燃え上がる炎…緊張感溢れるスチールカットを公開

    「尚衣院」ハン・ソッキュ vs コ・ス、熱く燃え上がる炎…緊張感溢れるスチールカットを公開

    映画「尚衣院(サンイウォン)」が俳優ハン・ソッキュとコ・スのカリスマ性溢れるスチールカットを公開した。「尚衣院」では、スクリーンで初めて繰り広げられる朝鮮王室の秘密の空間である尚衣院を舞台に、職人と天才の避けられない対決が展開される。ハン・ソッキュの演じる王室最高の御針匠チョ・ドルソクは先王時代から30年間、王室の衣服を担当してきた人物だ。彼と対立するコ・スは朝鮮に流行を巻き起こす天才デザイナーイ・ゴンジン役を演じる。チョ・ドルソクは王室の外で名を馳せていたイ・ゴンジンが宮入りした後、伝統を固守してきた王室の衣服に変化の風が吹くと、不安を感じる。決められた服のパターンをもとに衣服を作っていた伝統の方式とは違い、パターンなしで想像していた服を作り上げるイ・ゴンジンの驚くべき実力は見る人を感心させる。そして、御針匠のドルソクが作った服だけを着ていた王(ユ・ヨンソク)と王妃(パク・シネ)もゴンジンの衣服に興味を持ち始めると、チョ・ドルソクは嫉妬に駆られ、朝鮮の運命を揺るがす大きな事件を起こしてしまう。今回公開された「職人 vs 天才、火花散る対決」のスチールカットは、ハン・ソッキュ、コ・スの二人だけではなく、熱く燃え上がる炎も視線を引き付ける。まず、強烈な眼差しで炎を見つめるコ・スの顔からは複雑な感情が感じられ、今後展開されるストーリーへの好奇心をくすぐる。炎に包まれた服を間に置き、後ろ手に立っているハン・ソッキュと、彼と向き合っているコ・スの姿からは緊張感が漂う。最後にコ・スを見つめるハン・ソッキュの表情はすぐにでも爆発するような怒りが感じられ、さらに激しくなる二人の対決を予感させる。朝鮮最高のデザイナーの座を巡り対決することになる職人と天才の対決結果はどうなのか、期待を高める。このように二人の対決がもたらす朝鮮の運命と、王と王妃をめぐる運命的な変化が観客の心を鷲づかみにすると思われる。「尚衣院」は朝鮮時代の王室の衣服を作る尚衣院で繰り広げられる朝鮮初の宮廷衣装劇で、美しさに向けた対決を描いていく。24日に韓国で公開される。

    マイデイリー
  • ペク・チヨン、ヒョンビンに続きコ・スと息を合わせる…映画「尚衣院」とコラボしたMV公開

    ペク・チヨン、ヒョンビンに続きコ・スと息を合わせる…映画「尚衣院」とコラボしたMV公開

    歌手ペク・チヨンが俳優コ・スと映画「尚衣院」で息を合わせた。19日、ペク・チヨンの所属事務所側は「ペク・チヨンの新曲『風よ、吹きなさい』で制作した映画『尚衣院』のミュージックビデオが公開された。『尚衣院』はハン・ソッキュ、コ・ス、パク・シネ、ユ・ヨンソクなどが出演する時代劇映画だ」と明かした。また「『風よ、吹きなさい』と映画『尚衣院』がコラボレーションしたミュージックビデオは朝鮮王室の衣服の美しさを盛り込んだ。映像美と俳優たちの演技がペク・チヨンの切ない歌声と調和した」と説明した。「風よ、吹きなさい」は今年5月ヒョンビン主演の映画「逆鱗」のOST「炎」に続く2番目のコラボレーション曲だ。いつまた会えるか分からない恋人を恋しがる気持ちを表現する淡々としたメロディーといっそう濃くなったペク・チヨンの歌声が余韻を残す。映画「尚衣院」は韓国で24日に公開される。

    TVレポート
  • 【PHOTO】コ・ス&ハン・ソッキュ、映画「尚衣院」試写会に登場“仲良く手をつないで”

    【PHOTO】コ・ス&ハン・ソッキュ、映画「尚衣院」試写会に登場“仲良く手をつないで”

    15日午後、ソウルCGV龍山(ヨンサン)店で行われた「尚衣院」の試写会に出演俳優のコ・スとハン・ソッキュが登場した。ハン・ソッキュ、コ・ス、パク・シネ、ユ・ヨンソクらが出演する「尚衣院」は、朝鮮時代の王室の衣服を作る尚衣院(サンイウォン)で繰り広げられる宮廷衣装劇で、美しさに向けた対決を描いた映画だ。

    OSEN
  • パク・シネ「彼氏ができたら実家のホルモン焼きの店に連れて行きます」

    パク・シネ「彼氏ができたら実家のホルモン焼きの店に連れて行きます」

    「映画撮影中にものすごくプライドを傷つけられて寂しかったです。王は私の寝室に来てくれず、毎晩女官たちばかりと合ってたじゃないですか(笑) もし現実だったら? もう想像したくもないですね」映画「尚衣院」のマスコミ試写会が開催された10日午後、ソウルロッテシネマ建大(コンデ)入口店で会った主演女優パク・シネ(24)は、凛々しく愉快だった。SBSドラマ「ピノキオ」がA、Bチームに分かれて戦闘的に撮影しているため、1日2~3時間寝るだけだというのに、1990年生まれの若さのおかげか肌はキレイだ。「『尚衣院』のシナリオをもらってすごく惹かれました。宮中衣装をめぐる二人の男の対決も魅力的ですし、何よりキレイな韓服(韓国の伝統衣装)を存分に着ることができますから。ハン・ソッキュ先輩とコ・ス兄さんが競うように作りだす優雅な韓服は、目の保養になりました」パク・シネは「尚衣院」で悲運の王妃を演じる。劣等感やコンプレックスだらけの夫(ユ・ヨンソク)から愛を受けられず、そばにいられない寂しい人物だ。劇中、身分違いの禁じられた愛も経験し、王に恨みを晴らすように愛憎を吐露する切々としたシーンも胸が詰まる。パク・シネは「後半でゴンジン(コ・ス)が命がけで作った韓服を着て宴会に出席しますが、インパクトのあるそのシーンに魅了されてこの映画を選択しました。優雅な服飾にも惹かれましたが、悲しみを抱く王妃がその服を着て目一杯自身の存在感を示し、観客にカタルシス(解放感)を与えることができると思いました」自身は人に恵まれたほうだと話すパク・シネは、テーブルの上で両手を合わせて「作品では初めてお会いしたハン・ソッキュ先輩に無言の教えをたくさんいただきましたし、コ・ス兄さん、ユ・ヨンソク兄さんにも役者が歩むべき険しい道についてたくさんうかがい、貴重な経験談を聞くことができました」と真面目に答えた。「相続者たち」「ピノキオ」のように同じ年頃の人と共演する時は軽快なチームワークが長所であるのに比べて、今回の「尚衣院」は良い先輩に高額な家庭教師を依頼した気分で演技に臨むことができてやりがいがあったと話す。泣く演技が上手な女優の一人だが、今までティアスティック(泣く演技で使われる道具)を使ったことがほとんどないという。悲しい感情を最大限に引き上げ、1~2テイクで目標とする画面や感情表現をこなすという説明が続いた。「特に悲しいことを思ったりするわけではありませんが、その都度自分が演じる人物が直面した切羽詰まった状況や切なさを考えると、自然に涙が出ます」と答えた。「デビュー初期は、泣くシーンを何十回も撮影したこともありました。役者としてはとても疲れるし、感情もすぐに枯渇してしまいます。最終的には最初の方に撮影したシーンを使われる場合が多いですが、そんな時は『これを使うなら、なぜあんなに何度も撮影したの?』と恨めしく思う時もあります(笑)」韓国の映画界でトップクラスであるハン・ヒョジュに近いレベルに到達したという言葉に大きく笑ったパク・シネは「もっと頑張りなさいというムチだと受け止めます。多くの方に感動や楽しさを与える、ずっと演じ続ける役者になるのが最終的な目標です」と述べた。20代らしく、恋愛の話になると目が大きくなった。有名人であるため平凡な恋愛をするのは難しいが、あえて心の門を閉じたくはないという。できれば様々な男性にたくさん会ってみるのがいいじゃないかという誘導尋問には「そのようにこっそりを交際する予定だ」と冗談でかわした。「両親が江東(カンドン)区でホルモン焼きの店をしています。私もその近所で学生時代をすごしましたし。撮影のない日は、たまに店に行って配膳の手伝いもしますし、彼氏ができたら、一番先にうちの店に連れて行って両親に合わせます。父から嫌われるのかな(笑)」

    OSEN
  • 「尚衣院」イ・ウォンソク監督が伝えるフォトコメンタリー公開…“ユ・ヨンソク、弓の実力はまさに神業”

    「尚衣院」イ・ウォンソク監督が伝えるフォトコメンタリー公開…“ユ・ヨンソク、弓の実力はまさに神業”

    映画「尚衣院(サンイウォン)」のイ・ウォンソク監督が、俳優ユ・ヨンソクの弓の実力はまさに神業に近かったと伝えた。「尚衣院」側はイ・ウォンソク監督が伝えるフォトコメンタリーを最近公開した。1. 「尚衣院」はシナリオ段階から、チョ・ドルソク役には必ず俳優ハン・ソッキュをキャスティングしようと思っていた。2. 僕は初めての打ち合わせでコ・スを見て、すぐに天才デザイナーイ・ゴンジン役が思い浮かんだ。あんなに純粋な微笑みは初めて見た。イ・ゴンジン役に夢中になっているコ・スの姿は撮影現場をさらに温かくした。3. チョ・ドルソクとイ・ゴンジンは全く違う個性をもつデザイナーだ。それぞれの特性を活かすためにスタッフたちは本当に多くの力を注いだ。4. 現代のスケッチのテクニックをもつ天才デザイナーイ・ゴンジンのために力を注いだスペース。このスペースにはコ・スが自ら描いた絵もある!5. 本作にはマ・ドンソク、イ・ユビ、シン・ソユル、チョ・ダルファン、ペ・ソンウなど、演技派俳優たちが勢揃いした。その中でもマ・ドンソクは撮影現場で最高のムードメーカーだ!6. 現場の雰囲気と言えば、パク・シネとユ・ヨンソクの呼吸も欠かせない。登場しただけで撮影現場の雰囲気が明るくなった!見ているだけでも嬉しくなる人気カップル!7. ユ・ヨンソクは弓を引くシーンで、神業のような抜群の実力を発揮した。カメラに当てて現場のスタッフから拍手喝采を受けたこともある。8. 俳優やスタッフ全員の夢と希望が盛り込まれた「尚衣院」のセット場。僕たちには忘れられない思い出を作ってくれた最高の空間だ。朝鮮時代の王室の衣服を作る尚衣院で繰り広げられる朝鮮初の宮廷衣装劇で、美しさに向けた対決を描いていく「尚衣院」は24日に韓国で公開される。

    マイデイリー
  • 「尚衣院」コ・ス“外見より演技力で注目されたい”

    「尚衣院」コ・ス“外見より演技力で注目されたい”

    俳優のコ・スがコ・スとダビデ像を合わせたコビデというニックネームについて「外見より演技力で注目されたい」と希望を伝えた。コ・スは12日、ソウル鍾路(チョンノ)区にあるカフェでOSENと出会い、映画「尚衣院」の撮影を終えた感想とエピソード、これまでの近況について語った。映画「尚衣院」でコ・スは衣服を作ることに天才的な才能を持つ自由な人物、イ・ゴンジン役に扮し、熱演した。自然な演技で多少コミカルなシーンも無理なくこなした彼は、劇の後半には真剣な演技で没入感を高めた。役柄について勉強し、悩んだ彼からは映画への愛情がにじみ出ていた。同日のインタビューで彼は「映画に登場するゴンジンとドルソクを見ながら『2人のうちどちらがすべてを持った人なのだろうか』と考えた。演技しながら誰が劣等感を持たなければならないか悩み、表現した。映画をご覧になる観客たちにも一緒に悩んで頂きたいと思う」と話した。彼はコビデというニックネームについては「非常に感謝しているが、負担になる。外見より演技力で注目されたい。カメラを通じて内面を見せることもできると思う。作品を通じてたくさんコミュニケーションしたい」と伝えた。「尚衣院」は朝鮮時代の王室の衣服を作る尚衣院(サンイウォン)で繰り広げられる朝鮮初の宮廷衣装劇でハン・ソッキュ、コ・ス、パク・シネ、ユ・ヨンソク、マ・ドンソクなどが出演し、「男子取扱説明書」(2013)を演出したイ・ウォンソク監督がメガホンを取った。韓国で24日に公開される。

    OSEN