男と女
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映画「男と女」特別試写会でYumi&イ・テガン登壇…大人の恋愛事情が赤裸々に!
「シークレット・サンシャイン」「メモリーズ 追憶の剣」など数多くのヒット映画に出演し、ロマンスの女王としても名を馳せるチョン・ドヨンの正統派ラブストーリー復帰作であり「トガニ 幼き瞳の告発」「コーヒープリンス1 号店」などで多くの日本女性たちの心を鷲掴みにしたコン・ユ初の恋愛映画となる「男と女」が、2月4日よりシネマート新宿ほか全国ロードショー。それぞれ過去の出演作で、本当に恋に落ちたようなリアルな演技を見せてきた演技派の2人が待望の初共演。誰かの妻や夫として、自分自身の寂しさは忘れて生きてきた2人の男女が、お互いによって再び男と女に戻る―。フィンランドの美しく輝く幻想的な雪原を背景に、愛という最も原始的な感情の波と、その中に内在するドラマを追いながら、誰の心の中にもある愛の感情を呼び覚ます究極のラブストーリーがついに日本上陸!このたび、映画「男と女」の公開を記念して、数多くの韓国アーティスト・俳優イベントの名MCとして人気を誇るYumiさんと、日本のバラエティー番組でも活躍するイ・テガンさんをゲストに迎え、特別試写会を開催。ここでしか聞けない恋愛トークが繰り広げられ、イベントは大盛況となった。本編上映後の余韻残る会場に、映画のタイトルにちなんで男代表としてイ・テガンさんが女代表としてYumiさんがステージ上に登壇。トークショーでは不倫という恋愛に対して、夫がいながらも別の男性に惹かれてしまうチョン・ドヨンの行動にYumiさんが「思いのまま生きることに共感する!」と持論を述べたり、彼女をひたすら追いかけるコン・ユの行動はまさに肉食系の韓国男性の恋愛方式だと、イ・テガンさんが韓国の恋愛事情を解説するなど、恋愛をテーマに、自身の経験談を交えながら軽快なトークが繰り広げられた。特別試写会後には、約200名の来場者の方を対象に、映画「男と女」に関するアンケートを実施。トークショーでも話題が上がった「不倫をしたことがあるか。また、不倫をしたいと思われたことはあるか」という問いに対して、何と51%が「不倫をしたことがある、もしくはしたいと思う」と回答。不倫が意外と身近にあるということが明らかになった。さらに「(劇中で描かれた) 禁断の愛についてどう思うか」という質問には62%が「2人の気持ちがわかる」と回答。禁断の愛ではあるが、2人が下した結論に共感した人が多く見受けられた。高い共感度を集めたためか、映画の満足度も92%と高い結果に。他にも、トークショーでYumiさんが(興奮して) 血行が良くなったと語るほど情熱的なラブシーンを演じたコン・ユに対して、来場者アンケートでは、最も魅力を感じた部分の1位に「演技力」が上がるなど、キャストのビジュアルだけでなく、その熱く切ない演技も見どころということが明らかに。「すごく深くて泣けた」「映像の美しさ、2人の演技力の高さに感情が揺れ、とても良い作品だった」など、本試写会で好評コメントも多く寄せられた映画「男と女」は来月2/4よりシネマート新宿ほか、全国ロードショー。現在、特典付前売券が好評発売中となっている。■作品情報「男と女」2017年2月4日(土) シネマート新宿ほか全国ロードショー監督:イ・ユンギ(「愛してる、愛してない」)出演:チョン・ドヨン(「シークレット・サンシャイン」「メモリーズ 追憶の剣」)コン・ユ(「トガニ 幼き瞳の告発」「コーヒープリンス1号店」)パク・ビョンウン(「恋愛の温度」)、イ・ミソ(「セシボン」)前売券:上映館にて発売価格:¥1,500(税込)(当日一般¥1,800のところ)特典:オリジナルA4クリアファイルorオリジナルポストカード5枚セット2016年/韓国/115分/シネスコ/5.1ch原題:남과여配給:クロックワークス■関連サイト公式サイト:http://www.mw-movie.com/
コン・ユ&チョン・ドヨン共演映画「男と女」特別映像“フィンランド編”を公開!
この度、映画「男と女」の来年2月公開を記念して、本編よりコン・ユ、チョン・ドヨンが恋に落ちる瞬間の重要シーンを含んだ特別映像(フィンランド編) が本日より公開となった。コン・ユ、チョン・ドヨンの人気キャストの豪華共演はもちろんのこと、フィンランドロケによる美しい情景も話題となった本作。クリスマスを目前に控えたこの度、コン・ユとチョン・ドヨンが演じる男と女がフィンランドという異国の地で、互いの名前も知らぬまま恋に落ちる瞬間のシーンを含んだ本編映像を3分まるごと特別先行公開。また、本作の30秒予告編も同時解禁となった。こちらにはフィンランドシーンだけでなく、ソウルでの再会、そしてすれ違いまでが描かれている。映画「男と女」は来年2月4日(土) より全国ロードショー。現在、前売券好評発売中となっている。■作品概要「男と女」2017年2月4日(土) シネマート新宿ほか全国ロードショー監督:イ・ユンギ(「愛してる、愛してない」)出演:チョン・ドヨン(「シークレット・サンシャイン」「メモリーズ 追憶の剣」)、コン・ユ(「トガニ 幼き瞳の告発」「コーヒープリンス1号店」)、パク・ビョンウン(「恋愛の温度」)、イ・ミソ(「セシボン」)配給:クロックワークス前売券:¥1,500(税込)(当日一般¥1,800のところ)特典:オリジナルA4クリアファイル or オリジナルポストカード5枚セット<ストーリー>恋に落ちるしかなかった2人。フィンランドのヘルシンキ、子供たちの国際学校で出会ったサンミン(チョン・ドヨン) とギホン(コン・ユ) は、遠く離れた北のキャンプ場に2人で向かうことになる。大雪で通行止めとなり、誰もいない真っ白な森の小屋で2人は体を重ね合わせ、互いの名前も知らないまま別れる。8ヶ月後のソウル。フィンランドでのひとときを雪原が見せた夢だと思い、日常に戻ったサンミンの前に、突然ギホンが現れ、2人はどうしようもないほど熱く惹かれ恋に落ちる。公開直前 特別試写会開催決定!!日時:2017年1月18日(水)会場:めぐろパーシモンホール 小ホール(東京都目黒区八雲 1-1-1 力 3-4-1)ゲスト:Yumi、イ・テガンプレゼント応募方法:公式Twitter(https://twitter.com/otokotoonna0204) をフォローした上で、指定のツイートをご自身のアカウントでRT(リツイート) するだけ!招待人数:10組20名様 ※当選の方には1月6日(金) までにDMでご連絡応募締切:2016年12月25日(日) 23:59 ■関連サイト公式サイト:http://www.mw-movie.com/
【終了しました】コン・ユ&チョン・ドヨン共演映画「男と女」1/18(水)の試写会に10組20名様をご招待!応募はTwitterをフォロー&ツイート
※プレゼントは終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。※コン・ユ初の恋愛映画となる「男と女」が2017年2月4日よりシネマート新宿ほか全国ロードショー。本作は、熱く惹かれる男と女の物語を描いた正統派ラブストーリーとして注目を集めています。公開に先駆けて公開直前特別試写会が1月18日(水) に開催。Yumiさんとイ・テガンさんが登壇し、それぞれ男と女という立場から、本作で描かれる大人のラブストーリーについての恋愛観など、熱烈トークを繰り広げます。今回、Kstyleをご覧の皆さまの中から抽選で10組20名様をご招待いたします。応募方法は簡単!「Kstyle公式 Twitterアカウント」をフォローして下記の「Twitterで応募する」ボタンからツイートするだけ。奮ってご応募ください。◆映画「男と女」公開直前特別試写会 10組20名様【試写会概要】日時:2016年1月18日(水) 18:30開場/19:00開演出演者:イ・テガン、Yumi(MC)会場:めぐろパーシモンホール小ホール (東京都目黒区八雲1-1-1)■映画情報「男と女」2017年2月4日(土) シネマート新宿ほか全国ロードショー監督:イ・ユンギ(「愛してる、愛してない」)出演:チョン・ドヨン(「シークレット・サンシャイン」「メモリーズ 追憶の剣」)、コン・ユ(「トガニ 幼き瞳の告発」「コーヒープリンス1号店」)、パク・ビョンウン(「恋愛の温度」)、イ・ミソ(「セシボン」)配給:クロックワークス■関連サイト公式サイト:http://www.mw-movie.com/【応募方法】Step1: Kstyle公式Twitterアカウント「Twitterで応募する」ボタンからツイートしてください。 【応募期間】2016年12月16日(金) 17:00 ~ 12月19日(月) 11:00まで【参加条件】・TwitterでKstyle公式Twitterアカウント(@Kstyle_news) をフォローしていること。・日本に居住されている方(賞品配送先が日本国内の方)・応募に関する注意事項に同意いただける方【当選発表について】・プレゼントの当選については、厳正なる抽選の上、決定させていただきます。・当選者の方にはKstyle(@Kstyle_news)のアカウントよりDM(ダイレクトメッセージ) にて当選のご連絡をさせていただきます。・プレゼントに関するDM/メンションでのご連絡は、平日10:00~18:30となります。※DM(ダイレクトメッセージ)は、Kstyle(@Kstyle_news) をフォローいただいておりませんと、お送りすることができませんので、ご注意ください。【注意事項】※本キャンペーンに関して、弊社が不適切な行為がされていると判断いたしましたアカウントは、キャンペーン対象外とさせていただきます。※弊社は、ご応募者のツイート内容については一切の責任を負いません。※当選発表は、当選者様への当選のご連絡をもってかえさせていただきますので、ご了承ください。※当選通知後24時間以内に連絡がない場合、当選を無効とさせていただきます。※当選結果に関するお問い合せは受け付けておりませんので、ご了承ください。※当キャンペーンの掲載内容や条件は、予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。※当選の権利の譲渡はできません。※キャンペーン参加にあたっては、必ず弊社個人情報保護方針<プライバシーポリシー>をお読み下さい。※当選時にご連絡いただく住所、氏名、電話番号は、その確認などの関連情報のご案内のみに使用し、キャンペーン終了後は弊社の定める方法に基づき消去いたします。※インターネット通信料・接続料およびツイートに関しての全ての費用はお客様のご負担になります。※次の場合はいずれのご応募も無効となりますのでご注意ください。 ・応募時の内容に記載不備がある場合。 ・お客さまのご住所が不明・又は連絡不能などの場合。
コン・ユ&チョン・ドヨン共演映画「男と女」特別試写会を開催!Yumi&イ・テガン登壇のトークショーも
「シークレット・サンシャイン」「メモリーズ 追憶の剣」など数多くのヒット映画に出演し、ロマンスの女王としても名を馳せるチョン・ドヨンの正統派ラブストーリー復帰作であり、「トガニ 幼き瞳の告発」「コーヒープリンス1号店」などで多くの日本女性たちの心を鷲掴みにしたコン・ユ初の恋愛映画となる「男と女」。このたび「男と女」の公開を記念して、公開直前特別試写会が2017年1月18日(水)に開催されることが決定した。スペシャルゲストに様々な韓国アーティスト、俳優のイベント等での軽快なトークで、韓流ファンから絶大な信頼を仰ぐYumiと、甘いマスクと鍛えられた肉体美で日本のバラエティ番組にもひっぱりだこのタレント イ・テガンが登壇決定! それぞれ男と女という立場から、本作で描かれる大人のラブストーリーについての恋愛観など、熱烈トークを繰り広げる予定だ。さらに本試写会に10組20名様を招待するスペシャル企画もスタート! 貴重なこの機会をぜひお見逃しなく!■イベント情報映画「男と女」公開直前特別試写会日時:2017年1月18日(水) 18:30 開場/19:00 開演/21:30 終了予定会場:めぐろパーシモンホール小ホール (東京都目黒区八雲1-1-1)▽プレゼント応募方法「男と女」公式Twitterをフォローした上で、指定のツイートをご自身のアカウントでRT(リツイート) するだけ!▽ご招待人数10組20名様 ※当選の方には2017年1月6日(金) までにDMでご連絡▽応募締切12月25日(日) 23:59■関連サイト公式サイト:http://www.mw-movie.com/
コン・ユ&チョン・ドヨン共演映画「男と女」日本版予告編が公開!
「シークレット・サンシャイン」「メモリーズ 追憶の剣」など数多くのヒット映画に出演し、ロマンスの女王としても名を馳せるチョン・ドヨンの正統派ラブストーリー復帰作であり、「トガニ 幼き瞳の告発」「コーヒープリンス1号店」などで多くの日本女性たちの心を鷲掴みにしたコン・ユ初の恋愛映画となる『男と女』が、2017年2月4日(土) よりシネマート新宿ほか全国順次公開が決定し、この度、日本版の予告編映像が解禁となった。それぞれ過去の出演作で、本当に恋に落ちたようなリアルな演技を見せてきた演技派の2人が待望の初共演。揺れる瞳や表情のわずかな変化だけで主人公の感情の動きをありありと伝えるチョン・ドヨンと、少年の純粋さとどんな時でも頼れそうな男の懐の深さを併せ持つコン・ユが、本作で彼女 サンミンと彼 ギホンとして出会い、「男と女」の愛の世界に観客をいざなう。誰かの妻や夫として、自分自身の寂しさは忘れて生きてきた2人の男女が、お互いによって再び男と女に戻る。フィンランドの美しく輝く幻想的な雪原を背景に、愛という最も原始的な感情の波と、その中に内在するドラマを追いながら、誰の心の中にもある愛の感情を呼び覚ます究極のラブストーリーがついに日本に上陸する。本作は、異国フィンランドで偶然出会った男女が現実から遠く離れた時間と空間の中で、その瞬間の感情に溺れ、恋に落ちる物語を描いた正統派ラブストーリー。互いに相手の素性も知らないまま別れた2人が、数ヶ月後ソウルで再会を果たすと、再び男と女として、愛し愛されることの喜びと快感に溺れていく。予告編では幻想的なフィンランドの風景はもちろんのこと、初恋愛映画となるコン・ユの美しいラブシーンも解禁となっている。映画「男と女」は、来年2月4日(土) より全国ロードショー。■作品概要「男と女」2017年2月4日(土) シネマート新宿ほか全国ロードショー監督:イ・ユンギ(「愛してる、愛してない」)出演:チョン・ドヨン(「シークレット・サンシャイン」「メモリーズ 追憶の剣」)、コン・ユ(「トガニ 幼き瞳の告発」「コーヒープリンス1号店」)、パク・ビョンウン(「恋愛の温度」)、イ・ミソ(「セシボン」)配給:クロックワークス前売券:¥1,500(税込)(当日一般¥1,800のところ)特典:オリジナルA4クリアファイル or オリジナルポストカード5枚セット<ストーリー>恋に落ちるしかなかった2人。フィンランドのヘルシンキ、子供たちの国際学校で出会ったサンミン(チョン・ドヨン) とギホン(コン・ユ) は、遠く離れた北のキャンプ場に2人で向かうことになる。大雪で通行止めとなり、誰もいない真っ白な森の小屋で2人は体を重ね合わせ、互いの名前も知らないまま別れる。8ヶ月後のソウル。フィンランドでのひとときを雪原が見せた夢だと思い、日常に戻ったサンミンの前に、突然ギホンが現れ、2人はどうしようもないほど熱く惹かれ恋に落ちる。■関連サイト公式サイト:http://www.mw-movie.com/
コン・ユ&チョン・ドヨン共演映画「男と女」来年2月4日に日本公開決定!
ロマンスの女王チョン・ドヨンの正統派ラブストーリー復帰作であり、多彩な魅力で女性たちの心を鷲掴みにしたコン・ユ初の恋愛映画となる映画「男と女」。それぞれ出演した映画やドラマで本当に恋に落ちたようなリアルな演技を見せてきた2人の役者が待望の初共演を果たし、フィンランドでのファンタジーのような愛や現実世界の愛など、様々な愛の風景をリアルに描き出す。揺れる瞳や表情のわずかな変化だけで主人公の感情の動きをありありと伝えるチョン・ドヨンと、少年の純粋さと、どんな時でも頼れそうな男の懐の深さを併せ持つコン・ユは、彼女 サンミンと彼 ギホンとして出会い、「男と女」の愛の世界に観客をいざなう。誰かの妻や夫として、自分自身の寂しさは忘れて生きてきた2人の男女が、お互いによって再び男と女に戻る。出会いから互いに惹かれ合うまで、そして恋に溺れる瞬間と危機、それによる悲しみまで。「男と女」は、愛という最も原始的な感情の波と、その中に内在するドラマを追いながら、誰の心の中にもある愛の感情を呼び覚ます。チョン・ドヨン、コン・ユの豪華2大スターが愛の本質を体当たりで演じる大人のラブストーリーがついに日本に上陸する。家族と仕事で手一杯の、表面上は平穏に見える日々を送っていた男と女の縁は、遠い異国のフィンランドで始まる。子供の学校のキャンプのためにヘルシンキにやって来た女と海外勤務中の男は、偶然同行することになったフィンランド北側の荒涼とした雪原で、互いに惹かれ心を許す。人の気配がなくなり真っ白な雪が降る中、現実離れした夢のような空間で、互いに相手の素性も知らないままその瞬間の感情に溺れる2人。異国フィンランドの凍てつくような美しい風景をバックに、現実から遠く離れた時間と空間の中に観客を引き込んでいく。■作品情報「男と女」2017年2月4日(土) シネマート新宿ほか全国ロードショー11/5(土) より選べる2種の特典付き前売券発売開始!前売券特典①「男と女」オリジナルA4クリアファイル②「男と女」オリジナルポストカード5枚セット※2種類からどちらか1種お選びいただけます。※数量限定となりますのでなくなり次第終了となります。<あらすじ>フィンランドのヘルシンキ、子供たちの国際学校で出会ったサンミン(チョン・ドヨン) とギホン(コン・ユ) は、遠く離れた北のキャンプ場に2人で向かうことになる。大雪で通行止めとなり、誰もいない真っ白な森の小屋で2人は体を重ね合わせ、互いの名前も知らないまま別れる。8ヶ月後のソウル。フィンランドでのひとときを雪原が見せた夢だと思い、日常に戻ったサンミンの前に、突然ギホンが現れ、2人はどうしようもないほど熱く惹かれ恋に落ちる。出演:チョン・ドヨン(「シークレット・サンシャイン」「メモリーズ 追憶の剣」)、コン・ユ(「トガニ 幼き瞳の告発」「コーヒープリンス1号店」)、パク・ビョンウン(「恋愛の温度」)、イ・ミソ(「セシボン」)監督:イ・ユンギ(「愛してる、愛してない」)配給:クロックワークス■関連サイト公式サイト:http://www.mw-movie.com/
コン・ユ「同世代のカン・ドンウォン、チョ・インソン、コン・ユが登場するような作品も面白いと思う」
映画「新感染 ファイナルエクスプレス」でデビュー15年にして映画人の夢の舞台と呼ばれるカンヌ国際映画祭のレッドカーペットを歩き、映画「密偵」では念願だったソン・ガンホとの共演を果たした。そして誰もが望むであろう、キム・ウンスク脚本家の新作の主人公となり、2016年下半期を自分の年にする準備を終えた。いつの間にか30代後半を過ぎ、悩みも心配も多いが、相変わらず特有の少年らしさを保っている俳優。注目している後輩の男性俳優はいるかという質問には、すぐに答えず熟慮する、老練した雰囲気と純粋さが共存する男コン・ユに出会った。―第69回カンヌ国際映画祭の話は欠かせない。旅の疲れは取れたか。コン・ユ:短いスケジュールだったし、現地で少しバタバタしたが、気分は本当に良かった。韓国に帰ってきて、また行ってみたいと思った。ほんの少しの間、幸せな夢を見たような気がした(笑)―資本主義的な笑顔ではなく、歯ぐきを見せながら心から笑う姿が目を引いた。コン・ユ:ハハ。以前は作り笑いのように見えたかな?(笑) 実は「新感染 ファイナルエクスプレス」はコンペティション部門に出品されたわけでもないし、行くという話を聞いたときも「僕たちが行く? 本当に?」という反応が先だったので、本当に祭りを楽しむ気持ちで行った。そういうふうに思ったにもかかわらず、海外のメディアが僕たちを歓迎してくれて、人がたくさんいるところに行ったらテンションがあがる感じがした。もちろんある程度、格式を整えなければならない席だったので、守るべきことは守ったが、本当に幸せで笑ったことは事実だ。デビュー後初めて経験することだった。―現場が海外だっただけに、確かに韓国とは違う雰囲気だったと思う。コン・ユ:その通りだ。僕は韓国でもレッドカーペットをたくさん歩いた俳優ではない。個人的に授賞式を気楽には考えられないし、恐怖心もある。若いときより時間が経てば経つほどそのような席は居心地が悪くなる。ところが、今回は少し違っていた。―カンヌの女王で同じ事務所に所属しているチョン・ドヨンからアドバイスはなかったか?コン・ユ:この頃先輩がドラマの撮影で忙しくて、「男と女」を撮っていたときや、以前ほどは頻繁に連絡をしていない。だから、カンヌについてのコメントは特になかった。最近僕がなんとなく「暑い日、撮影お疲れ様です」とメールを送ったのが連絡の全てだ。―午前2時に上映が終わったミッドナイトスクリーニングでかつてない賛辞を受けたというニュースが韓国でもすぐに伝えられた。コン・ユ:ひょっとして僕たちが失望するのではないかと思った関係者の方々が、上映前から「ミッドナイトには海外メディアはたくさん来ないかもしれないし、コンペティションより反応が薄いかもしれない」と何度も言っていた。それで「僕たちは賞をもらうために来たわけじゃないから」と冷静に見ていた。僕も完成した映画を初めて見たので気になったが、思わぬ歓迎を受けてとても嬉しかった。かつてない反応についても最初は「ただよく表現してくれただけだろう」と思ったが、現地にいらっしゃった方々や記者の方々に繰り返して言われる中で「本当に良いことなんだ」と受け入れるようになった。―完成した映画はどうだったか。夏の公開を控え、自慢できることは?コン・ユ:何よりCGについて心配していた。初めてシナリオをもらってから、撮影をするときまで、CGは予め見ることができる領域がないじゃないか。だから「CGで失敗して、没入感が落ちたらどうしよう」とすごく心配した。カンヌで上映されたバージョンはCGが完璧ではなかったにもかかわらず「良かった」と思ったし、ある程度心配も解消された。たぶん観客の立場でも「不自然な部分がない」とは思わなかったはずだ。でも、映画に入り込むに当たって、その不足感が問題にはならなかったと思った。映画が足りなければ欠点から指摘するはずだが、欠点を覆うほど出来のいい作品で、監督に感謝している。―「新感染 ファイナルエクスプレス」がカンヌ国際映画祭に招待され、「監督を見直した」と言ったが。コン・ユ:ヨン・サンホ監督は自分が壊れて周りを笑わせるタイプだ。俳優の前でもいつも自分から冗談を言うし、現場の雰囲気をリードした。監督だが、友達のような感じが強くて、ため口で話した。そしてカンヌには一緒に行けなかったが、(マ)ドンソク兄さんも現場で和気藹々とした雰囲気を作り出すのに大きな役割を果たした。カンヌでも兄さんについての反応がとても良くて僕たちも残念だった。韓国を離れる前まで「兄さん、本当に行けないのか。今ドラマが重要なわけではない。一生に一度かもしれないチャンスだ」と冗談半分、本気半分でメールを送ったりもしたが、結局一緒に行けなかった。それでも現地で(チョン)ユミさんと僕がずっと現場の雰囲気を伝えていたら、とても喜んでくれた。兄さんが「新感染 ファイナルエクスプレス」の真のマスコットだ。―カンヌの浜辺で「新感染 ファイナルエクスプレス」チームや所属事務所の人たちとすごく自由に歩いている姿を見た。ゆったり楽しんでいるように見えた。コン・ユ:仕事を全部終えたら緊張が一気に解けた。そのまま韓国に戻るのは惜しくて「新感染 ファイナルエクスプレス」チーム皆で一緒に夕食を食べて浜辺の道を歩いた。「韓国映画の夜」(主催:映画振興委員会)に行くため歩いたようだ。あの日、もともとユミさんと僕はそのスケジュールが予定されていなかったが、ヨン・サンホ監督がご飯を食べながら「『お嬢さん』チームは俳優も皆参加するのに、僕だけ一人で行くのは本当に寂しくて気まずいと思う」と言っていた。だからユミさんに監督の士気を高めてあげようと言って一緒に行くことにした。スーツを着て格式を整えなければならない席だったらもっと悩んだと思うが、気楽に行ってもいいと言われた。さらにユミさんはスリッパを履いて出てきたのでそれだけ履き替えて行った。監督がとても喜んだ。「来て良かった」と思った。―その場で出会った「お嬢さん」チームとの写真も話題になった。コン・ユ:あの写真が公開されるとは思わなかった。ただ海外で楽しくお酒を一杯飲みながら気楽に撮ったのにSNSに掲載されていた。(キム)テリさんが写っていたのは「韓国映画の夜」のときに撮られたもので、もう一枚は僕たちが席を移して撮ったものだ。「韓国映画の夜」のときに会って挨拶してお話して、僕から「他のところでもう一杯飲みませんか」と提案した。チョ・ジヌン先輩とプライベートで話したのは初めてだったが、普段からとても好きな俳優で、そういう機会でなければ韓国だとわざわざ飲みに誘うのは難しいじゃないか。(ハ)ジョンウ兄さんともとても久しぶりだったので、すぐ別れるのはなんだか寂しかった。僕には最終日だったし。今考えてみると、疲れてるのに年下が行こうと言うから、しぶしぶ行かれたのではないかという気もするが、僕は本当に嬉しかった。―「新感染 ファイナルエクスプレス」がこの夏の競争作の中で一番先に公開を決めた。韓国での反応と成績への期待もあるだろう。コン・ユ:「新感染 ファイナルエクスプレス」は最初から夏を目標に制作すると聞いたので、夏の公開はそれほど負担にはならなかった。夏に一番ふさわしい作品でもあるし。ところでボーンシリーズと僕たちの公開も同じ? ああ、一週間後? じゃあそのとき、マット・デイモンも来韓するのかな? 僕もしばらく海外に出てから来韓するか。マットデイモンの後ろに付いて一緒に写真撮られたりして(笑) ふぅ~、冗談だ。期待よりは不安やプレッシャーの方がもっと大きい。―どんな面で?コン・ユ:カンヌで公開されたことが「新感染 ファイナルエクスプレス」を知らせるのにマーケティングの面でかなり役に立ったことは事実だが、いずれにせよ、少し遅れて公開されるときは、カンヌに行ってきたことが完全に忘れられそうだ。最近はマーケティング効果が急速に拡大してもすぐにしぼんでしまうので、心配せざるを得ない。そしてカンヌでの反応が良くて歓迎を受けたとしても、韓国でも全く同じだとは思わない。逆に期待が大きすぎるのではないかと思う。周りから称賛されたとき、それが毒になるケースをたくさん見てきたので、1000万人動員の話まで出てきたときは怖くなったりもした。期待が大きければ失望も大きいので。ふたは開けてみなければ分からないと思う。―もう少しプレッシャーを与えるなら、「新感染 ファイナルエクスプレス」だけでなく、キム・ジウン監督とソン・ガンホと共にした「密偵」にキム・ウンスク脚本家のドラマ「トッケビ」まで。下半期はコン・ユの年になる見通しだ。コン・ユ:ものすごくプレッシャーになる。本当だ。事前にそういう話がたくさん出ても、いざ結果が思ったより良くなければ、僕が言ったことじゃなくても俳優としてはかなり気まずくなる。だから僕は絶対そういうふうに思わない。結果は誰にも分からないので、そういう部分については中立を守ろうと思っている。ただし、僕が良くて選択した企画だったが、過程と違ってたまには結果が芳しくないときがある。期待していたことより足りないときもある。しかし「新感染 ファイナルエクスプレス」は想像し、予想していた部分が満たされたので興行成績とは関係なく、僕個人的には満足できる作品になると思う。―実は、「新感染 ファイナルエクスプレス」以上に気になる作品が「密偵」だ。コン・ユ:シナリオが僕に届いたとき、意外だと思った。すごく突然渡された。だが、時代劇をやったこともないし、時代劇よりはあの頃の時代劇へのロマンがあった。衣装もクラシックで素晴らしくて、僕がその当時の絵に入ればどうだろうかという期待と憧れがあった。シナリオは当然良かった。重要な構図がソン・ガンホ先輩と僕が対立することだが、以前インタビューでも何度も言ったように、ソン・ガンホ先輩はいつか機会あれば必ず一度ご一緒したい先輩だった。「男と女」のときに(チョン)ドヨン先輩への期待があったが、ソン・ガンホ先輩はその男性俳優バージョンというか? 憧れだったお2人と共演できて、また相次いで出演することができて「今年は何だか運が良さそうだ」とも思った。―それでもものすごい監督、ものすごい先輩と一緒に映画を作る過程は特別だったと思う。新人時代を除けば、完璧な主人公として作品をリードしてきたじゃないか?コン・ユ:どんな監督、どんな俳優らと一緒にするかによって現場の雰囲気はいつも変わるしかない。「密偵」は「新感染 ファイナルエクスプレス」に比べて緊張感がもっと高かった作品であることは事実だ。映画の大きな軸をあまりにも大物の方としなければならなかったし、監督には「迷惑をかけたくない。僕をキャスティングしたのを後悔させたくない」という欲があった。その全てがプレッシャーになった。撮影の序盤には子供のようにソン・ガンホ先輩と監督に本当にうまくできることを見せてあげたかったし、認めてもらいたかったし、優しい目で見てもらって愛されたい気持ちが大きかった。でも、その気持ちがとても大きくて、その勢いで疲れてしまった。時間が過ぎてから少しずつ落ち着きを取り戻したと思うし、その過程で監督にトレーニングしてもらったりした。今は整理がついてこのように言葉で説明できるが、現場では気が気でなかった。―難しく大変だったが、もっと遅くなる前に、コン・ユにとって絶対に必要な時間だったのでは?コン・ユ:とても良い、高価なトレーニングを受けた気分だ。「僕がしっかりしなければこの中で絶対に生き残れないだろう」という気持ちだけだった。自分に割り当てられた自分の役割をどうしてもやり遂げなきゃと思って、どの瞬間もすごく必死だったし、一日一日を数えながら生きていた現場だった。監督は偏狭と思わなかった部分を偏狭だと感じるようにしてくれた方だ。否定的に思っていた部分が肯定的に思えるようにもなった。俳優が備えるべき資質をもう一つプレゼントしてくれたのではないかと思う。心より感謝している。―そのような悩みを先輩のソン・ガンホに打ち明けたりしたか。お酒が好きな方で有名じゃないか?コン・ユ:正直に言えば、撮影するときはそれほど飲み会が多くなかった。キム・ジウン監督は作品のビジュアルのために照明と光をたくさん利用するが、監督が望む顔の角度とラインがあった。僕は監督の要望に応えるためその角度を維持しなければならなかったし、絶対に顔が太ってはいけなかった。それで先輩にお酒についてはお願いした。先輩も中国ロケのとき、ホテルで僕が毎日自転車に乗って体の管理をしていることを知っていた。むしろ「お前、本当にすごい。尊敬する」と称賛してくれて、お酒を飲もうとは言わなかった。ときには映画を撮りながら一緒にお酒を飲むのも、作品の良い土台になることもある。だが、僕はそのような部分にまで気を配ることができなかったし、最近ポスターの撮影をしたときも、先輩にそんな部分についてもう一度お礼を言った。そしたら「全然大丈夫」と言ってくれた。認めてもらったので本当に有難くて感謝した。―「密偵」は制作段階から1000万プロジェクトという噂が韓国の映画界に広がっていた。コン・ユ:そういう話を聞くと怖い。恐ろしくて怖くなる。人間だから期待しないと言ったら嘘になるが、本当に嘘ではない僕の本音は、僕の目標はいつも損益分岐点ということだ。僕は夢が大きくない。「欲がないフリをしてる」と言う人もいるかもしれないが、僕は自分の親にも幼い頃から「男は度胸も大きく野望も持つべきだが、お前は夢が小さい」とよく言われていた。大きな映画の主演俳優として責任は感じるが、それは俳優として感じる責任感の方がもっと大きい。僕に重要なのは現場なので、残りの部分についての関心は最大限抑えようと努力する。数字には決してこだわらない。100万人を超えるのも難しい映画がたくさんあるのに、1000万人を動員する映画が以前より多くなったことで、この頃は1000万という言葉をあまりにも簡単に使うのではないかと思ったりする。ますます小さな映画が入り込む余地はなくなり、多様性もなくなるような気がして残念だ。たまに劇場で映画を見に行くと、ひどいと思うときがある。多数派が見ない映画はいったいどこで見ろというのかと思う。結局時間が合わなくて、IPTVで見ることになる。―「新感染 ファイナルエクスプレス」のプロモーション活動を皮切りに、下半期は休みなく働くことになるだろうが、それに備えて準備はしているか?コン・ユ:する前は「どうしよう、どうしよう」と弱音を吐いたりするが、結局ぶっつけ本番だ(笑) 一番心配になるのは撮影とプロモーションが重なったときだ。一番望んでないことでもある。一度やってみたらとても大変だった。結果が良くて大変でも、その大変さを忘れて働きたい。―休みがなくなるしかない大きな理由の一つはどうしてもドラマだと思う。何と4年ぶりのドラマ復帰だ。ファンたちがそれほど望んでいだラブコメディでもあるし。コン・ユ:まだとても慎重にならざるを得ない。ドラマは出演が決まったこと以外に何も進んでいないからだ。この前決まったばかりで、これから作っていくのが課題のように残っている。何か進展があれば色々な話を申し上げられるのではないかと思う。この作品も期待と関心が高くて俳優として心配になる部分はある。キム・ウンスク脚本家とは何度かお会いしたが、結果と数字に負担を感じる方は脚本家とプロデューサーではないかと思った。前作があまりにも成功したし、その次回作だから。だから脚本家に「そのような負担を持たないで、楽しく、良い思い出になるよう、一緒に作ってみよう」と申し上げたし、脚本家は「そう言ってくれてありがとう」と答えてくれた。―数年間、映画に邁進し、相次いでスケール感のある作品を選んでいたため、ドラマ出演が意外だという反応もある。コン・ユ:「男と女」「新感染 ファイナルエクスプレス」「密偵」を休みなく撮って、僕が好きでやったことたが、疲れてエネルギーがなくなった。特に「密偵」を撮るときは、自分の限界について真剣に考えた。自己嫌悪に陥ることもあったし、綺羅星のごとくすごい先輩たちとご一緒したので、相対的に剥奪感と劣等感も感じた。たくさん反省した。初めて感じた感情だった。だから回復しなければならないという動機が僕には必要で、それがドラマだった。幸いにも僕に愛情を持ってくださる脚本家さん、監督の下で動けば「失った自信を取り戻せるのではないか、遊び場のような機会を作ってもらえるのではないか」という信頼ができた。楽しく遊べる場を設けてもらったような気がした。最初から最後まで汗をいっぱい流して遊んだら、失った部分を埋めることができるのではないかという期待もあった。―インタビューの度に共演したい先輩、あるいは女優について言及し、それが実現されたケースも相当ある。その意味で今回は注目している後輩の男性俳優がいるか聞きたい。コン・ユ:ハハハ。ありきたりな話だが、以前は自分の演技を見ても平気だった。ところで、いつからか恥ずかしくて見られなくなった。今回カンヌで「新感染 ファイナルエクスプレス」を見ながらも、言えない恥ずかしい部分があったし、「僕があれをあんなふうにしたのか」と一人でつぶやいたりした。他の人は違うと言っても俳優本人には分かる。そして、そんなことがますます多くなる。このような考えをするようになる時期が来たようだ。そんなときはお酒を飲みながら一人で嘆いたり、初心に戻ろうと努力もする。だから後輩についての話になると、慎重になる。後輩と言っても、僕もまだ先輩たちの後輩だ。先輩からますます難しくなるという話をよく聞く。僕が若かった頃はそんなことをよく知らなかった。「僕のスタイルだから」と臆面もなく言ったが、今は違う。知れば知るほど怖くなる。確かに最近になって「お前はもっと厚かましくなる必要がある」とよく考える。臆病で、それだけ萎縮したりして、自信がかなりなくなった。―それで思い出す男性俳優は誰もいないか?コン・ユ:ああ、後輩よりも、チョン・ウソン先輩、イ・ジョンジェ先輩の「太陽はない」のように、同じ年頃の俳優と同じフレームに収まる作品に出演したい気持ちはある。同じ映画で共演するのが難しい俳優たちがいる。同じ年頃の俳優はほとんど同じ役をもって競争するので、同じ作品に出演するのは難しい。俳優たちの気が合って少し企画力だけ頭を突き合わせて悩むなら、一度ぐらいは十分やってもいいプロジェクトではないかと思う。チェ・ドンフン監督がケイパームービー(金庫破り映画のジャンル)を作ることはあるが、その作品を見ても同じ年頃の俳優は一人だけだ。例えばカン・ドンウォン、チョ・インソン、コン・ユが一つの作品に登場することを想像してもいいじゃないか。もっと遅くなる前に、40代になる前に、それでもまだ青春だと言えるときに、そういうフィルモグラフィーを残してみるのも面白いと思う。製作者と監督が「駄目~大変」と言うだけで、俳優たちは皆、似たような気持ちではないかと思う。―CMの長期契約の神として有名だ。どんな商品のモデルをしても存在感が誰より強いが、いつか後輩に譲るときは惜しいだろう。コン・ユ:縁というものがあると思う。直接ビジネスする所属事務所が関係をうまく維持することも大きな理由になると思うし、CMを作る立場でモデルとして温かい目で見てくれる部分もあると思う。そのような部分についてはいつも感謝している。何より大きな事件や事故もなく、物議を醸さずよく生きている僕にも感謝しているし、褒めてあげたい(笑) 特に運がいいと思った部分は、新しくローンチされたブランド、あるいは商品のモデルを何度もすることができたことだ。一緒にスタートし、苦労してブランドとして安定した地位を獲得し、今に至ったということについて、モデルとして誇りもある。映画、ドラマとはまた違うが、CMも作品として見るなら、同じブランドのモデルを長年していると本当に愛情が生まれる。自分の子供のような感じがする。だから色々なモデルをするのも良いが、2~3年間長くすることが、モデルとしてかなり嬉しいことだという事実に気付いた。そして世代交代はいつでもできると思うので自然に、美しく見送ってあげたい。※この動画はPCサイトのみの対応となります。エディター:キム・ドゥリ、インタビュー:チョ・ヨンギョン、フォトグラファー:チェ・ヨンビン、ビハインド・フォトグラファー:ピョ・ミョンジュン、スタイリスト:イ・ヘヨン、ヘアスタイリスト:イム・チョル、メイク:カン・ユンジン
「男と女」コン・ユ“僕は女性を寂しくさせる男でもある”
※この記事には映画のストーリーに関する内容が含まれています。男と女。この世で数え切れないほどの愛の物語が男と女から始まる。シンプルな単語だが、中を覗いて見ると、それほど簡単なことではない。誰かが「男性は火星から、女性は金星からやってきた」と話していたように、男女の間には先天的な違いが存在する。そのためなのか、映画「男と女」で始まったコン・ユとのインタビューは愛に関する討論の場となった。恋愛、愛、運命、不倫、執着、惹かれ合いについて積極的に討論したコン・ユとのインタビューを公開する。―凄く痩せた。コン・ユ:今撮影中の「密偵」(監督:キム・ジウン) のために体重を減量した。露出シーンがあるわけではない。映画の雰囲気に合わせてダイエットした。顔のラインをくっきりさせたかった。―カメラの角度によって顔が違って見える方なのか?コン・ユ:大きく違う。ほとんどの人が左右非対称ではあるが、僕の場合は目が確実に違う(左目を指さしながら) 左側を映した時は印象が大きく違う。左目が優しい雰囲気で、右目は目つきが鋭いので怖い印象を与える。―どっちの方が気に入っているのか?コン・ユ:そっちの方が気に入っているかは決められない。僕の顔だから全部好きだ。監督によって少し違うようだ。趣向によって角度を変える。キム・ジウン監督は僕の右側が気に入っているようだ(笑) 今まで撮影しながら感じたことだ。―3年前のインタビューで「30代は変化無双な人生を行きたい」と話した。実際に多様な作品を選んだ。ロマンチックコメディ「あなたの初恋探します」をはじめ、社会告発映画「トガニ 幼き瞳の告発」、そして男性らしいアクション映画「サスペクト 哀しき容疑者」を選んだ。今回は正統派ロマンス映画「男と女」を選んだ。これほどジャンルも雰囲気も違う映画を行き来しているのは、意図的に選択した結果なのか?コン・ユ:作品というのは僕が思うように選べない。でも、昨年は不思議だった。「男と女」をはじめ「新感染 ファイナルエクスプレス」「密偵」まで、作品選択において何か意図しているように流れた。作品とのタイミングがぴったり合った。自然にオーバーラップした。自分は運が良い人だと思った。―前作が次の作品に影響を及ぼす方なのか?コン・ユ:どうしてもそうなる。前作で演じた役とは違う役を演じてみたいと思っている。少しキャラクターが似ていたり、同じ感情線にいたら選ばないのが事実だ。―「男と女」について話したい。ギホン(コン・ユ) とサンミン(チョン・ドヒョン) の間で関係を主導的に引っ張っているのはギホンだ。その反面、ギヨンは受動的な人だ。家庭の中で色んな面で寂しさを感じている人物だ。だからなのか、ギホンのサンミンに向けた求愛が一見現実逃避に見えた。コン・ユ:そう見えたかもしれない。ギホンも人間なので現実逃避の面がなかったとは言えない。だが、それよりも重要なのは愛だと思いながら演技に没頭した。ギホンはもともと受動的な人だ。そのようなギホンが下手だったが積極的にサンミンに近づいたのは、彼にとって大きな変化だった。愛とはそういうものだ。愛すると無我夢中になる瞬間がある。消極的で受動的でありながら自分の感情を表に出さないギホンがまるで何かに導かれるように行動したのは、ギホンにとってサンミンはそれだけ強力に惹かれる相手だったからだと思う。―本当の愛に出会うと自分も知らないうちに変わると思うのか?コン・ユ:そうだと思う。実は僕は変わらない人だ。どんな単語を使って表現すればいいのか分からないが、僕は大きな出来事の中で大きく揺れない人だ。愛の面では特にそうだ。だから、少し中途半端な面もある。だから女性たちから誤解されやすい。―女性たちの誤解とは、もしかして「あなた、私のこと本当に愛しているの?」のようなことかな?コン・ユ:その通りだ(一同笑) 僕はそのようなことをよく言われる。―女性に寂しい思いをさせる男性なんだ!コン・ユ:あれ(イタズラっぽく) そうだとしよう(一同爆笑) 反対に僕のような人が相手のせいで寂しい時も多い。表現をするのが良いことではあるが、それがまだ相対的なことでもあるから。性格的に正反対の人が付き合う時、ある人がここがかゆいから掻いてと言っても相手の人がそこを掻けない時もある。極端に言うと、僕は何かが有りすぎる人には負担を感じる。例えば、自分が愛しているから相手にすべてを捧げ、尽くす人には少し負担を感じる時がある。そんな時に僕も相手に寂しさを感じるのだ。―難しい。愛は。コン・ユ:その通りだ。本当にそうだ。とても難しい。―ギホンの最後の選択について、女性観客と男性観客の立場が分かれると思う。女性の立場から個人的にギホンが悪いと思った(笑)コン・ユ:僕もまだ未婚なので、何て言えば良いのか分からない(少し悔しそうに) でも、ギホンもかわいそうだ(一同笑) 残った人生を生きていく中でもっと辛いのはギホンの方だと思う。―ギホンに与える免罪符という感じも少しあった。もちろん、人それぞれ解釈は異なると思うが。コン・ユ:最後のシーンはシナリオを読んだ時から胸が痛かった。そのシーンを演じながら監督に「誰かが首を絞めているように息が苦しい」と話した。僕はギホンがかわいそうだった。その後のギホンの人生を考えると気の毒だった。一日も気楽に寝れないと思う。残った人生を生きるのにもっと辛い人はギホンだと思う。―それが、男性たちの現実逃避なのかもコン・ユ:現実逃避なのかそうでないのかそれは自分の選択だ。ええと僕は男性の立場なので話すときりがないのでは(ギホンの行動について論争していたので) ハハハ。このような論争は楽しい。―これがこの映画の面白い部分でもある(笑)コン・ユ:だから男と女のようだ(一同笑)―愛する時に男性と女性の違いは何だと思うのか?コン・ユ:僕の意見を言ってもまた反論されるかも、恐らく(一同笑) 僕は(愛が) 冷めたわけでもないのに、相手の人が冷めたと言う時がある。「最初はこうじゃなかった。あなた、愛が冷めたのね」と。そのようなことで愛が冷めたと結論を出すこと自体が理解できない部分だ。―男女の関係に時間というものが介入してそうなると思う。コン・ユ:その通りだ。男と女はあまりにも違う動物のようだ。女は何と言えばいいだろう。愛され続けたい欲望があるような気もする。―男はそんな欲望がないのか?コン・ユ:男の場合は会う回数など、ある数値で感情の大きさを決めるのが男の立場では理解できない時がある。―今日、不本意ながらギホンのキャラクターを攻撃したが、個人的には「男と女」を支持する方だ。ただ、何と言えばいいかな。ギホンの選択を理解はするものの、同意はしたくない気がする(笑)コン・ユ:何を言いたいのか分かる。実はインタビューでこんな話をすることになるとは予想もしなかった。話せることが多くていい。討論の場だ(笑) 面白いのが、会話する間ずっとタイトルが頭から離れない。「男と女」!まったく違う動物ということを再び考えるようになる。―ギホンは少し曖昧な男だ。表現も、感情もそうだ。そんなギホンを演じることが難しくなかったのか?コン・ユ:少し難しかった。感情を表に出さなくても観客にそれを感じさせなければならないからだ。そんな意味でアクション映画だが、「サスペクト 哀しき容疑者」も難しかった。言葉で言いたいのに台詞があまりにもなさ過ぎて手を縛られているような感じがした。「トガニ 幼き瞳の告発」もそうだった。そういえば、僕は今まで自己表現をはっきりする人よりも、心の中でたくさん考える人物をより多く選択してきた気がする。僕がギホンをすぐに選べた理由の一つも彼が僕に似ていると感じたからだろう。先ほど話したことと繋がりそうだが、僕は女を寂しくさせる男でもあるということだ(笑) 僕は愛しているのに相手がその愛を感じられなかったら、それも一つの過ちかもしれないと考えることはある。―あえて自分で話さなくても相手が分かってくれる関係が完璧だと思う?コン・ユ:完璧な関係という表現は個人的には使えない。とても難しい表現だと思うからだ。完璧な関係は存在しないと思う。それでもきっと程度の差はあるはずだ。それで、そんな部分が通じる人を待っている。あえてすべてのことを言葉で表現しなくても、眼差しだけで僕のことを分かってくれる人なら恋に落ちそうだ。こうだから、僕は今付き合っている人がいないのかもしれないが、どこかにいると思う。―「男と女」は不慣れな空間でロマンスを夢見るようにする映画でもある。だが、現実では映画のように不慣れな空間で愛が叶うことはなかなかない。その理由は何だと思う?コン・ユ:映画は映画だ。でも、実は僕はニューヨークで経験したことがある(笑) 僕はある意味、心をすごく閉じている人なのにそれができた。僕がこんなにも大胆になれるのかと思った瞬間だ。それはたぶん不慣れな場所が与えるファンタジーの力だと思う。人をもう少し自由にさせてくれる。実はこの話は長い間一人で大切にしてきた思い出だった。それなのに、「男と女」の制作報告会で司会者のパク・キョンリムさんから聞かれて自分も知らないうちに話してしまった。話してすぐに「やってしまった」と思った(笑)―もう皆が知る思い出になった。コン・ユ:僕一人だけの思い出が一つなくなってしまった(笑)―韓国の映画界で恋愛物が珍しくなった。コン・ユ:シナリオを送ってくれた方々には申し訳ないが、しばらくの間、刑事役のオファーばかり入ってきた。そのたびに「また刑事なの?」と思ったことがある。観客の立場で多様性がないことに対する残念な気持ちは常に持っている。僕もとても見たい映画なのに上映回数が少なくて見逃したケースが多い。映画の時間に見る日を合わせるのもとても難しい。市場の論理上、お金になる映画を制作することは当然だと思うが、演技する立場では残念だ。市場自体が小さいから、韓国の映画界はジャンルが偏っている。ある作品が成功したら、似た映画が相次いで出てくる。制作者や俳優が大義までではなくても、一抹の責任を感じなければならないと思う。―「新感染 ファイナルエクスプレス」が(韓国で) 夏に公開されると聞いた。「密偵」はいつ観客と会えるのか?コン・ユ:公開時期をめぐって悩んでいるようだ。早く撮影して夏に公開したいという気持ちもあるようだ。それぐらいだけ知っている。―昨年は映画の撮影だけして観客とは会えなかった。今年にかける期待があると思う。コン・ユ:2年間撮影現場で作業だけしていたから、人々の反応が聞きたくなった。フィードバックが多すぎて大変な時もあったのに、人はずるいから聞かずにいたら聞きたくなって退屈な部分もある。悪口であれ、褒め言葉であれ、反応が聞きたい。
「男と女」コン・ユ、待ち望んできたチョン・ドヨンとの共演と正統派恋愛演技への挑戦
「チョン・ドヨン先輩にたくさん頼りました。監督が少し寂しがるかもしれませんが(笑) 僕にはチョン・ドヨンという大きな存在が『男と女』を選ぶことになった最も大きな力だったし、その力のおかげで撮影することができました。それは変わらない事実のようです」俳優コン・ユがデビュー後初めて正統派恋愛映画に挑戦した。それも、恋愛演技で息を合わせたい相手役に挙げてきたチョン・ドヨンと一緒にだ。今回の映画でコン・ユは、女性客ならばチョン・ドヨンがうらやましくなるほど、ときめいて辛くて切ない恋愛演技を披露する。「男と女」は雪に覆われたフィンランドで出会い、熱く惹かれ合う男と女の話を描いた映画だ。コン・ユが突然やってきた熱く惹かれる思いにしがみつく男、ギホン役を演じた。「『男と女』のシナリオを初めて頂いた時から、気分が良かったです。待っていたジャンルでしたし、その上チョン・ドヨン先輩とご一緒できました。恋愛演技をするならチョン・ドヨン先輩としたいと考えていましたが、二つとも合致して、長くは悩みませんでした。近くでチョン・ドヨン先輩の演技を見て、演技する過程が楽しかったです。学びながら、反省もしながら演じました。内心では僕もそれなりに繊細だというプライドがあったんですが、先輩の演技を見ると自分は何でもないんだなと思うようになったんです。刺激もたくさん受けましたし、一緒に相乗効果を出すことができたようです」そのためか、映画のコン・ユとチョン・ドヨンの姿を見ていると、これまでチョン・ドヨンと共に演技した多くの俳優が彼女の影に隠れていたこととは異なり、チョン・ドヨンとコン・ユの二人の姿が共に見える。チョン・ドヨンの男でなく、チョン・ドヨンとコン・ユとして、スクリーンで生きて呼吸をしている。「相手俳優を配慮して肩の力を抜いた時、その人のベストが僕に来ると考えます。初めからこの人に勝ってやらなければならないと考えて接近すると、このような表現をすること自体が嫌ですが、相手に負かされてしまう確率が大きいようです。ドヨン姉さんの演技をそばで見て楽しもうと思う気持ちが大きかったんです。見る方々が比較をするならば、それは見る方々の判断だと思います。仕方ありません。実際に『コン・ユがチョン・ドヨンに押されるよ』と言われても、すごく気分が悪いとは思いません。全国民がみな知っている、演技が上手なドヨン姉さんと演じたので、僕としては駄目で元々ではないでしょうか(笑)」コン・ユが演じたギホンは、フィンランドで働く建築家だ。彼は家族に対する責任感で自分の孤独さを忘れて生きていたが、フィンランドで偶然出会ったサンミン(チョン・ドヨン)に強く惹かれるようになる。ギホンを演じた彼は、サンミンに向けられた惹かれる思いを明確に数学で計算するように答えを出すことができないようだと話した。「僕の経験で、誰かに恋に落ちる瞬間を振り返ってみた時、『この時点だった』と話をできる瞬間はなかったようです。ぼんやり時間が流れた後に、『この瞬間が美しかったようだ』という話をすることはできるのに、ある瞬間恋に落ちたと話したことはありません。僕の傾向のようです。自分でも気づかないうちに、僕の頭とは関係なく心が向かう瞬間があるでしょう。僕の経験からみた時、そのような瞬間がギホンと似ているのではないかと思います」ある者はこの二人がとても孤独な状態ということとは別に、それぞれ家庭を築いているという点で非難の目で見つめるかも知れない。だがギホンとサンミンの二人は、世界の果てに追いやられたような孤独さを味わい、愛に飢えていた。コン・ユは深い感情表現によって、見る者にサンミンに惹かれる他はなかったギホンの感情を理解させる。「偶発的に一度情熱を注いだけれど、その瞬間がとても忘れることができないほど良くて、韓国に来てサンミンを探したとすれば、映画のように演技してはいけなかったと思います。違うようにしなければなりません。実際に僕は体の方が先に行けると考える人です。保守的な観点から見た場合には悪いと思われるかもしれませんが、僕はそれが悪いだけではないと思います。年を取るほど、何かそんなことが特に重要ではないように思われます。成人した男女が出会って愛するにあたって、順序を踏む必要はないと思います。成人した男女ならば、(他の人が自分たちの物差しで判断する)正しい基準と正しくない基準というものはないと思います。二人の問題なのでしょう」コン・ユは生きていてすれ違う瞬間がやってきた時、ギホンのように勇気を持ち、断固としていて、即興的な決断力が必要なようだと話した。そのように出会って別れてみてこそ、その人がどんな人かを知ることができるという。「僕は気に入った女性が現れた時、受動的である方です。能動的な性格になれません。実際にギホンが映画の中で突進するように見られますが、それと共にぎこちなそうにする部分があります。本来そうするのが容易でない人なのに、それだけサンミンという女性に揺れているということでしょう。それで馬鹿な冗談を投げかけて、笑顔も浮かべます。ギホンの立場では努力をするんです。僕もそのようなギホンと似ているようです。とても好きな人にも男の中の男のように振舞うことはできません。僕は時間が必要な人のようです。そして不器用です。格差が大きくてはいけませんが、僕よりは能動性がある女性に会った時、気が楽なようです」今回の映画で、コン・ユが憂慮する部分もある。ややもすると責任感がない男として映るのではないかという点だ。実際に映画ではギホンの心理を理解できるギホンの家族と関連したシーンがたくさんカットされた。だが、それはやはり監督の領域だと語るコン・ユであった。「女性の方が見た時に悪いヤツであるかも知れないし、免罪符になるとは思いませんが、ギホンの悩みがたくさん表現できればと思いました。しかし、そのような部分が編集されたようで、少し心配ではあります。非難を受けても、少なく受けなくちゃならないのに(笑)」コン・ユは、「コン・ユがいよいよ脱いだ?」という反応を引き出したベッドシーンの裏話についても明らかにした。激情的なラブストーリーではない、正統派ラブストーリーであることができたのは、彼らのベッドシーンが刺激よりは感情のきめに沿って行ったおかげだった。コン・ユのシャープな背中はおまけだ。「激しさが思ったよりは強くないでしょう?(笑) イ・ユンギ監督の映画自体が、刺激的なトーンではありません。演技しながらも、全部撮影した後の感じもそうでした。淡々として、ドライでクールで。ベッドシーンの程度がとても強いと、映画全体のきめと合いません。それである程度除いたものがあるようです。ベッドシーンがうまく出来上がったらいいなと思いましたが、映画のトーンと適切に合ったようです」コン・ユの初めての正統派恋愛映画、夢見てきた恋愛演技の女帝チョン・ドヨンとの共演。ところがコン・ユは、「男と女」の数値化されたヒットより、最近忠武路(チュンムロ、韓国の映画界)でなかなか見れなかった正統派恋愛映画というジャンルが、観客に楽しさを提供できることを望んだ。「多くの方々に見ていただけると申し分ありませんが、明らかに『男と女』のような映画を待っていた人々がいると思います。恋愛映画の飢饉のような状況の中で、このような種類の映画を待って、期待していた方がいると信じています。不特定少数だとしても、その少数の方がこの映画を見て、一緒に胸を痛めて涙してくだされば嬉しいです」
「男と女」チョン・ドヨン&カティ・オウティネンが息を合わせたスチールカットを公開
映画「男と女」が劇中に息を合わせた二人のカンヌの女王、チョン・ドヨンとカティ・オウティネンのスチールカットを公開した。「男と女」(監督:イ・ユンギ、制作:映画社ボム、配給:SHOW BOX) は雪に覆われたフィンランドで出会い、互いに惹かれ合った男と女のストーリーを描いた映画だ。胸がときめく様な心惹かれる感性を感じたい人々のために、正統派恋愛映画「男と女」で短いシーンでも、強烈な存在感を放ったカティ・オウティネンは2002年、「過去のない男」でカンヌ国際映画祭で女優主演賞を受賞し、演技力を認められた。「男と女」のロケ地であるフィンランドの国民的な女優、カティ・オウティネンはタクシー運転手という小さな役でも制作陣の出演要請に快く応じた。劇中、短いながらも重要な感情シーンで、チョン・ドヨンと息を合わせたカティ・オウティネンは、「彼女が本当にうまく演じてくれたから、サポートするのが簡単だった。チョン・ドヨンさんとの共演は素敵だった。彼女はとても優しく親切で、ユニークな魅力をもっている。本当にファンタスティックな女優だ」と、女優チョン・ドヨンと人間チョン・ドヨンへの賛辞を惜しまなかった。また「男と女」について、「世界の誰もが共感できる話だ。観客が『男と女』を楽しんでほしい」と語り、誰もが共感できる愛という感情を、繊細に描いた映画に対する満足度とオススメの理由も伝えた。チョン・ドヨンは、「カティ・オウティネンに感謝している。私は重要な感情演技をしなければならなかったし、彼女が私を見守ってくれる役だったので、隣にいるようでいないような、空気みたいで静かな雰囲気で温かく包んでくださった」と短い間だが、一緒に息を合わせたカティ・オウティネンに感謝の気持ちを伝え、劇中二人の出会いがどう描かれるか期待を高めている。ときめきを感じたい人々のための正統派恋愛映画「男と女」は現在韓国で上演中だ。
「男と女」チョン・ドヨン“コン・ユという俳優、相手を無防備にさせる力があるみたい”
ロマンスクイーンチョン・ドヨンが再び正統派の恋愛映画で復帰した。それも、40代の女優の濃艶な雰囲気を備えた姿で戻ってきた。今まで爽やかな初恋から激しいロマンスの主人公まで、多様な恋愛映画の主人公を演じてきた彼女は、映画「男と女」で事故のように訪れた恋に落ちる女になって久しぶりに正統派の恋愛映画でカムバックした。「男と女」は雪に覆われたフィンランドで出会い、熱く惹かれ合う男女のストーリーを描いた作品で、チョン・ドヨンの映画復帰作でありコン・ユ初の恋愛映画、そしてチョン・ドヨンとコン・ユが初めて息を合わせることで注目が集まった。「『素晴らしい一日』を一緒に作業したイ・ユンギ監督とぜひもう一度一緒に作業したかったです。『素晴らしい一日』を見てから監督の情緒について分かり、その情緒がとても好きでもう一度作業したかったです。しかし、あまりにも長い時間が経ってから『男と女』で出会うことになりました。監督の作品自体が少し乾いた感じがするでしょう。熱いラブストーリーを乾いた感じの監督が撮ったらどうなるのか気になったんです。それで、刺激的に思われる可能性もあるけど安心した部分もあります」チョン・ドヨンの心配は「男と女」の主人公たちの状況と似ている。それぞれ家庭を持っている人物だが、お互いを拒絶できない惹かれ合いを感じることになるのだ。彼らの愛が逃避だと思われるのではないかと心配し、その理由でさらに二人の愛自体を見せるために努力した。「誤解の余地があると思いました。状況からの逃避とは関係なく、お互いに対する惹かれ合いだと思うので、撮影時は逆に愛だけに集中しました。しかし、現実的な部分も無視することができなかったです。そのような部分をどういうふうに理解し、演技するのかを悩みました」しかしチョン・ドヨン、コン・ユの演技を見ていると、彼らの愛に少しは寛大になる。これはチョン・ドヨンのおかげだ。ここに彼女の傍で哀切な演技を披露し、この二人の愛を辛いと感じさせるようにしたコン・ユのおかげでもある。「作品についてたくさん悩む方だが、今回の作品はコン・ユさんのおかげで悩みが減りました。シナリオはより重くて真剣な感じでしたが、コン・ユという俳優の出演で軽くなった感じがしました。サンミンは受動的な人物でもありますが、私はコン・ユさんを見てただ反応すれば良かったんです。撮影時に現場でコン・ユさんが安心させてくれた部分もあります。コン・ユという俳優には相手を無防備にさせる力があるようです。そのような部分がキホンを通じてうまく表現され、サンミンが無防備状態になってキホンをだんだん受け入れるのに大きな役割を果たしました」二人のケミ(相手俳優との相性) は完璧なビジュアルを完成させるのに一役買った。一人でいるチョン・ドヨンの姿もとても美しい。チョン・ドヨンはこのように外貌について褒め称えられたのは今回が初めてだと話しながら笑った。「今回の作品で『とても綺麗だね』とたくさん言われました。演技が上手だったという話より、綺麗だったという話をたくさん聞いたのは私が演技を始めて以来初です(笑) 撮影監督が念を入れて撮ってくれました。私を見守り、観察し続けたから綺麗に撮ってもらえたのだと思います。監督に感謝します」チョン・ドヨンは「男と女」の次期作としてドラマ「グッドワイフ」の出演を確定した。SBS「プラハの恋人」(2005) 以来、約11年ぶりのドラマ復帰だ。チョン・ドヨンは自身が「グッドワイフ」に出演するのを意外だと思う人たちの反応が楽しいと伝えた。「現場に適応するのが難しいと思います。どうすればいいのと大げさに訴えています。人々が雰囲気がかなり変わったと安心させてくれます。しかし、11年ぶりのドラマ復帰なので心配になります(笑)」
【PHOTO】コン・ユ&チョン・ドヨン、映画「男と女」舞台挨拶に登場“輝く笑顔”
26日午後、ソウル往十里(ワンシムニ)CGVで行われた映画「男と女」の舞台挨拶に俳優コン・ユとチョン・ドヨンが出席した。雪に覆われたフィンランドで出会い、熱く惹かれる男と女の物語を描いた「男と女」は、コン・ユとチョン・ドヨンが初めて恋人役を演じることでも期待されている本格的な恋愛映画だ。