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剣と花

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  • 「剣と花」出演ノ・ミヌさんからKstyleに動画メッセージが到着!"僕の悪役を楽しんでください"

    「剣と花」出演ノ・ミヌさんからKstyleに動画メッセージが到着!"僕の悪役を楽しんでください"

    「剣と花」で主人公ヨン・チュン(オム・テウン) と対立する姿で話題を集めたノ・ミヌさんからKstyleに動画メッセージが到着しました。本日、 5月21日(水) DVD-BOXII のリリースを迎えた「剣と花」は、「善徳女王」のオム・テウン、「太王四神記」の チェ・ミンス、『高地戦』のキム・オクビンという豪華共演で、風前の灯の高句麗を背景に、乱世を駆け抜け、信念をつらぬく男たちの物語。ノ・ミヌさんは、政変を実現し王を討つ新興貴族勢力の首領ヨン・ゲソムンの嫡男を熱演。ヨン・ゲソムンの後継者は自分という自負を持ち、オム・テウン演じる異母兄のヨン・チュンを疎み、対立を繰り広げる野心家を好演し、話題を集めました。「剣と花」は、5月21日(水)にはDVD-BOXIIが発売され、TSUTAYA限定で好評レンタル中。【プレゼント】「剣と花」ノ・ミヌ直筆サイン入りチェキ&色紙を合計3名様に!応募はTwitterをフォロー&RT「剣と花<ノーカット版>」全11巻 好評レンタル中 (TSUTAYAだけ)DVD-BOXI 発売中 / DVD-BOXII 5月21日(水) 発売 各¥19,000(本体価格)+税発売・レンタル販売元:カルチュア・パブリッシャーズ / セル販売元:ポニーキャニオン公式サイト:www.kentohana-t.jpLicensed by KBS Media Ltd. (c) The Blade and Petal SPC. All rights reserved

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  • 本日DVDリリース!オム・テウン主演ドラマ「剣と花」DVD特典映像の一部を公開

    本日DVDリリース!オム・テウン主演ドラマ「剣と花」DVD特典映像の一部を公開

    「善徳女王」のオム・テウン、「太王四神記」の チェ・ミンス、『高地戦』のキム・オクビンという豪華共演が実現したドラマ「剣と花」。本日4月25日(金)、DVD-BOXIのリリース日を迎え、DVD特典映像の一部を特別に公開する。本作は、風前の灯の高句麗を背景に、乱世を駆け抜け、信念をつらぬく男たちの物語。他にも、CNBLUEのイ・ジョンシンが初の時代劇に挑戦し、また、ノ・ミヌがオム・テウン演じるヨン・チュンと対立する熱演を見せ、話題を集めた。オム・テウンは本作で、「赤道の男」に続きキム・ヨンス監督とタッグを組み、この物語のために生まれた架空のキャラクターヨン・チュンを熱演。婚外子で名前すらつけられず、偉大な父への憎しみと、それでも求めてしまう父への思慕を抱え葛藤。断ち切れない親子の情から生まれる悲劇、仇同士となった男女の悲しみを、カリスマ溢れる演技を見せ、視聴者を魅了した。「剣と花」のDVD-BOX I は4月25日(金)、DVD-BOX II は5月21日(水) にリリースされる。「剣と花<ノーカット版>」全11巻 好評レンタル中 (TSUTAYAだけ)4月25日(金) DVD-BOXI 発売5月21日(水) DVD-BOXII 発売各¥19,000(本体価格)+税発売・レンタル販売元:カルチュア・パブリッシャーズセル販売元:ポニーキャニオン公式サイト:www.kentohana-t.jpLicensed by KBS Media Ltd. (c) The Blade and Petal SPC. All rights reserved

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  • CNBLUE イ・ジョンシン「剣と花」“アクションシーンでできた傷を見てやりがいを感じた”

    CNBLUE イ・ジョンシン「剣と花」“アクションシーンでできた傷を見てやりがいを感じた”

    4月25日(金) にDVD-BOXI、5月21日(水)にはDVD-BOXIIが発売される「剣と花」。本作は、「善徳女王」のオム・テウン、「太王四神記」の チェ・ミンス、『高地戦』のキム・オクビンという豪華共演で、風前の灯の高句麗を背景に、乱世を駆け抜け、信念をつらぬく男たちの物語。ノ・ミヌがオム・テウン演じるヨン・チュンと対立する熱演を見せ、話題を集めた。本作で初の時代劇に挑戦したCNBLUEのイ・ジョンシンのインタビューをお届けする。―「剣と花」への出演が決まったときの気分は?イ・ジョンシン:緊張もすごくしました。でも、前の作品が終わってから、思っていたより早く次の作品をすることができて嬉しかったです。最初に台本を読んだ時から、シウの役は本当に魅力的だと思っていたので、一生懸命準備しました。―役作りのために準備したことや工夫したことはありますか? 参考にしたキャラクターは? 監督からキャラクターを作ることで何か指示はありましたか?イ・ジョンシン:監督はやりたいようにやれと仰ってくださいました。他の時代劇のドラマをたくさん見ましたよ。―長髪の刺客役のスタイルが、非常によくお似合いですが、ご自分ではいかがですか?イ・ジョンシン:久しぶりに長髪スタイルに戻った感じがしたので気分が良かったです。最初は束ねない、ほどいたままのナチュラルなスタイルでしたが、脚本家さんから束ねてみては? と提案があって束ねてみたら好評だったので、その後からは束ねたスタイルでやっていきました。KBSのヘアメイクの方たちが本当に気を遣ってくれて、キレイにしてくれたので、より素敵なスタイリングになったのではないかと思います。この場を借りて、再度KBSのヘアメイクチームの方に感謝申し上げます。―共演の皆さんと、初めて顔を合わせた印象はいかがでしたか? 共演者とのエピソードはありますか?イ・ジョンシン:まず、キム・ヨンチョルさん、チェ・ミンスさんのような大先輩の俳優の方たちと少しだけでも撮影を一緒にすることができて光栄でした。先輩の皆さんがよくしてくださったおかげで、より力が出たと思います。そして、一度お姫様役のキム・オクビン先輩と一緒に馬に乗り逃げ出すシーンがありましたが、天気がすごく暑くて馬のコンディションが良くなかったのか、最高速力で止まらず2キロぐらいを狂ったように走ったことがありました。あわや2人とも落馬してもおかしくない状況だったんですが、幸いにもスタッフの1人が馬の前を塞いでくれて事故を避けられました。馬から降りると手綱を握っていた手の肉が剥がれていました。すごく怖かった記憶ですが、後から考えると楽しかったです。―前作「いとしのソヨン」で演技に高評価を得ましたが、本作はどんなことが違いましたか? 新たな挑戦で苦労したことは?イ・ジョンシン:「いとしのソヨン」は50話で6ヶ月間の撮影でしたが、今回はミニシリーズなので、スケジュールをはじめ、全てのことに時間がなく、より一層緊張を緩めないようにしようと努力しました。乗馬を習ったことと時代劇に挑戦したことが大きな経験になりました。「アクションシーンでできた傷を見てやりがいを感じた」―アクションシーンでは怪我などしませんでしたか? 事前にどのような練習をしましたか? 苦労したこと、楽しんだことを教えてください。イ・ジョンシン:アクションシーンが多いことを予想してドラマの撮影前からアクションスクールに通いました。幸いにも怪我をせずワイヤーアクションも経験できたので楽しかったです。藁葺き屋根の家にぶら下がっているシーンを撮るときは、かなり長い間撮影していて、ホテルに帰って身体を見てみると傷がたくさんできていて驚いた覚えがあります。その経験で他のアクション専門俳優たちの大変さに考えさせられる機会になりました。それでも、できた傷を見てやりがいを感じた気持ちに笑いながら撮影に臨みました。 ―身分違いの秘めた恋心を持つシウに共感できたポイント、シウとご自身と似ている部分・違う部分はありましたか?イ・ジョンシン:シウのような状況になったら、シウのようにしているというよりは、もっと積極的になったのではないかなと思います。とにかく自分の中にもシウのような気持ちがあるみたいです。―ジョンシンさん自身は、ムヨン姫のような快活なタイプの女性をどう思いますか?イ・ジョンシン:好きです。じっとしているよりは自分で動いて積極的に行動するタイプが好きです。 ―日本の視聴者に「剣と花」の見どころを教えてください。イ・ジョンシン:快活な映像美が記憶に残ります。カメラのアングルや、カットごとの感情表現が優れていると思います。 ―セリフはどのように覚えていますか?イ・ジョンシン:とにかく台本を頻繁に見ます。また、台本を持って出歩くことが難しい時が多くてケータイで台本を撮って移動しています。ケータイはいつも持って歩いているので、時間の空いたときに見て、他のことをしていても思いついたら、そのシーンのセリフを独りで受け答えします。たまに周囲の人たちが「いきなり何なんだ?」って見るときがあります。 ―演技をする上でこだわっていること、大事にしていること、演技の魅力はどう思いますか?イ・ジョンシン:まだできませんが、目だけでも感情を伝えることができる俳優になれたらと思います。演技の魅力は文字で表現されたキャラクターを自分の中にあるもので満たして新しく作っていくことが魅力的だと思います。『木村拓哉主演「プライド」を見て演技をしてみたいと初めて思った』―憧れや、影響を受けた俳優の方などはいますか?イ・ジョンシン:全ての俳優の方たちから影響を受けたと思います。日本の俳優の方の中では木村拓哉さんが好きです。昔、「プライド」というドラマを見て、自分が彼になったようにドラマを見ながら「自分も演技をしてみたい」という思いを初めて持ちました。 ―最近はまっていることはありますか?イ・ジョンシン:写真をもう一度始めようと思い、基本の装備を買いました。ゆっくり最初からやっていくという考えで習っていく予定です。学生の時に写真学科で入試の準備をしていましたが、今回約5年ぶりにまた写真を撮ることを趣味にして、ゆっくり習おうと思っています。また機会があれば後日、写真の個展も開きたいです。「剣と花<ノーカット版>」全11巻 好評レンタル中 (TSUTAYAだけ)4月25日(金) DVD-BOXI 発売5月21日(水) DVD-BOXII 発売各¥19,000(本体価格)+税発売・レンタル販売元:カルチュア・パブリッシャーズセル販売元:ポニーキャニオン公式サイト:www.kentohana-t.jpLicensed by KBS Media Ltd. (c) The Blade and Petal SPC. All rights reserved

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  • 【終了しました】「剣と花」レンタル開始!オム・テウン直筆サイン入りチェキを2名様に!応募はTwitterをフォロー&RT

    【終了しました】「剣と花」レンタル開始!オム・テウン直筆サイン入りチェキを2名様に!応募はTwitterをフォロー&RT

    ※プレゼントは終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。※本日、4月2日(水) TSUTAYAでのレンタル開始を迎えた「剣と花」。4月25日(金) にはDVD-BOXI、5月21日(水)にはDVD-BOXIIが発売されます。本作で主人公ヨン・チュンを演じたオム・テウンさんからKstyleに届いた動画コメントを本日掲載しました。【動画コメント】「剣と花」主演のオム・テウンからKstyleに動画メッセージが到着!"共演者の熱演楽しみにしてください"Kstyleではレンタル開始を記念して、オム・テウンさんから届いた直筆のサイン入りチェキ、または、サイン色紙に「剣と花」のプレスシート(非売品) をセットで合計2名様にプレゼントいたします。応募方法は簡単!「Kstyle公式 Twitterアカウント」をフォローして下記の「Twitterで応募する」ボタンからツイートするだけ。奮ってご応募ください。◆オム・テウン直筆サイン入りチェキ&「剣と花」プレス 1名様 ◆オム・テウン直筆サイン色紙&「剣と花」プレス 1名様 「剣と花<ノーカット版>」4月2日(水) レンタル (TSUTAYAだけ) 全11巻4月25日(金) DVD-BOXI、5月21日(水) DVD-BOXII発売 各¥19,000(本体価格)+税発売・レンタル販売元:カルチュア・パブリッシャーズ / セル販売元:ポニーキャニオン公式サイト:www.kentohana-t.jpLicensed by KBS Media Ltd. (c) The Blade and Petal SPC. All rights reserved【応募方法】Step1: Kstyle公式Twitterアカウント「@Kstyle_news」をフォローしてください。Step2: 上記の「Twitterで応募する」ボタンからツイートしてください。 【応募期間】2014年4月2日(水) 18:30 ~ 4月4日(金) 11:00まで【参加条件】・TwitterでKstyle公式Twitterアカウント(@Kstyle_news)をフォローしていること。・日本に居住されている方(賞品配送先が日本国内の方)・応募に関する注意事項に同意いただける方【当選発表について】・プレゼントの当選については、厳正なる抽選の上、決定させていただきます。・プレゼントはお選びいただけませんので、予めご了承ください。・当選者の方にはKstyle(@Kstyle_news)のアカウントよりDM(ダイレクトメッセージ)にて当選のご連絡をさせていただきます。・プレゼントに関するDM/メンションでのご連絡は、平日10:00~18:30となります。※DM(ダイレクトメッセージ)は、Kstyle(@Kstyle_news)をフォローいただいておりませんと、お送りすることができませんので、ご注意ください。【注意事項】※本キャンペーンに関して、弊社が不適切な行為がされていると判断いたしましたアカウントは、キャンペーン対象外とさせていただきます。※弊社は、ご応募者のツイート内容については一切の責任を負いません。※当選発表は、当選者様への当選のご連絡をもってかえさせていただきますので、ご了承ください。※当選通知後4日間連絡がない場合、当選を無効とさせていただきます。※当選結果に関するお問い合せは受け付けておりませんので、ご了承ください。※当キャンペーンの掲載内容や条件は、予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。※当選の権利の譲渡はできません。※キャンペーン参加にあたっては、必ず弊社個人情報保護方針<プライバシーポリシー>をお読み下さい。※当選時にご連絡いただく住所、氏名、電話番号は、その確認などの関連情報のご案内のみに使用し、キャンペーン終了後は弊社の定める方法に基づき消去いたします。※インターネット通信料・接続料およびツイートに関しての全ての費用はお客様のご負担になります。※次の場合はいずれのご応募も無効となりますのでご注意ください。 ・応募時の内容に記載不備がある場合。 ・お客さまのご住所が不明・又は連絡不能などの場合。

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  • 「剣と花」主演のオム・テウンからKstyleに動画メッセージが到着!"共演者の熱演楽しみにしてください"

    「剣と花」主演のオム・テウンからKstyleに動画メッセージが到着!"共演者の熱演楽しみにしてください"

    「剣と花」で主演を務めたオム・テウンさんからKstyleに動画メッセージが到着しました。本日、4月2日(水) TSUTAYAでのレンタル開始を迎えた「剣と花」。4月25日(金) にはDVD-BOXI、5月21日(水)にはDVD-BOXIIが発売されます。本作は、「善徳女王」のオム・テウン、「太王四神記」の チェ・ミンス、『高地戦』のキム・オクビンという豪華共演で、風前の灯の高句麗を背景に、乱世を駆け抜け、信念をつらぬく男たちの物語。他にも、CNBLUEのイ・ジョンシンが初の時代劇に挑戦し、また、ノ・ミヌがオム・テウン演じるヨン・チュンと対立する熱演を見せ、話題を集めました。オム・テウンさんは本作で、「赤道の男」に続きキム・ヨンス監督とタッグを組み、この物語のために生まれた架空のキャラクターヨン・チュンを熱演。婚外子で名前すらつけられず、偉大な父への憎しみと、それでも求めてしまう父への思慕を抱え葛藤。断ち切れない親子の情から生まれる悲劇、仇同士となった男女の悲しみを、カリスマ溢れる演技を見せ、視聴者を魅了しました。「剣と花<ノーカット版>」4月2日(水) レンタル (TSUTAYAだけ) 全11巻4月25日(金) DVD-BOXI、5月21日(水) DVD-BOXII発売 各¥19,000(本体価格)+税発売・レンタル販売元:カルチュア・パブリッシャーズ / セル販売元:ポニーキャニオン公式サイト:www.kentohana-t.jpLicensed by KBS Media Ltd. (c) The Blade and Petal SPC. All rights reserved

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  • CNBLUE、俳優としても活躍する4人の出演歴を探る ― Vol.3

    CNBLUE、俳優としても活躍する4人の出演歴を探る ― Vol.3

    ※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。多くのアイドルや歌手たちが役者としても精力的に活動しているが、グループのメンバー全員が演技に挑戦するのは稀なことだ。また、メンバー全員が良い評価を得ることはさらに難しいことだ。しかしCNBLUEはそれをやり遂げた。4人のメンバーがそれぞれ俳優業もこなしながら人々に確かな存在感を示した。それと同時に演技力に対する批判も避けることができた。自分たちだけのキャラクターを確実に伝えることはもちろん、音楽と演技、いずれにおいても人々を魅了したCNBLUEの魅力は何だろう? 彼らの短くて長い出演歴をまとめてみた。ジョン・ヨンファ:癒し系男子の定石ジョン・ヨンファは4人のメンバーの中で最も着実にドラマに出演してきたメンバーだ。デビュー前に出演したSBS「美男<イケメン>ですね」をはじめ、MBC「オレのことスキでしょ。」、KBS 2TV「未来の選択」まで、2年ごとにドラマに出演している。視聴率の部分では少し残念な部分もあるが、ジョン・ヨンファのキャラクターだけは確かだという評価だ。特に、全く無名の新人として出演した「美男<イケメン>ですね」でコ・ミナム(パク・シネ)のあしながおじさん的な存在のカン・シヌ役を演じ、ミルクナム(ミルクのように優しい男)、スゴンナム(タオル男) など様々な愛称が付くほど、役を見事に演じきった。この時作り上げたフンナム(優しい癒し系の男)の本能は、「オレのことスキでしょ。」でも続いていく。誰もが認める完璧なカチルナム(神経質で気難しい男)イ・シン役で、毎回フンナム大学生ファッションの定石を見せ、視線を集めた。それから2年の月日が経ち、ドラマ「未来の選択」では財閥の御曹司という完璧な家柄を追加し、あしながおじさんのようなキャラクターまで再現しながら、キャラクターに終止符を打った。しかし、ジョン・ヨンファを単なる歌が上手いイケメンのフンナム兄さんと断定するのはまだ早い。バラエティ番組で見せる率直で飾らない姿から、釜山(プサン)男の魅力まで持ち合わせている。方言と標準語を自由自在に使いこなしながら、ミルクナムやカチルナム、そして男の中の男の間を行き来する、ジョン・ヨンファの千の顔を持つ魅力が最大の潜在力であり、ポイントだ。イ・ジョンヒョン:ドラマは1本?存在感は100点!残念ながらイ・ジョンヒョンは4人のメンバーで最も出演歴が少ない。ジョン・ヨンファと同じく釜山出身の彼は、自分が演技をすることを全く考えたことがなかったため、方言を直していなかったが、ドラマに出演することになって直すようになったと知られているほど、演技への意欲が弱いメンバーでもあった。だが、イ・ジョンヒョンは本格的に演技を始めた最初で最後のドラマ「紳士の品格」で、しっかりとした存在感を発揮した(映画「アコースティック」は論外にしよう)。チャン・ドンゴン、キム・ハヌル、キム・スロ、キム・ミンジョン、イ・ジョンヒョクなどのそうそうたる俳優たちの中でも、イ・ジョンヒョンは自分の役を演じきった。特に、チャン・ドンゴンの息子という重要な役で登場したイ・ジョンヒョンは、冷たくクールだが心に傷のある心理状態を表現しなければならない複雑な課題を抱えていた。難しい課題の中でも不安を吹き飛ばし、見事にドラマの中に溶け込むことができた。イ・ジョンヒョンが見せてきた存在感の秘訣は、彼の容姿と声にあった。182cmという高身長、少し上がった目尻と鋭い眼力、そして真っ白な肌がエキゾティックながらも神秘的な雰囲気を醸し出している。これと共に彼の優しくて甘い声が調和を成している。特に彼が「紳士の品格」でギターを弾きながら歌った「私の愛よ」は、彼の魅力を大集結させた曲だった。彼の声はCNBLUEの音楽でもハスキーでクールなジョン・ヨンファの歌声と対比しながら魅力を引き出している。彼の魅力をもっと知りたい場合は? 昨年12月にリリースされたJUNIEL(ジュニエル)とのデュエット曲「愛が降る」のミュージックビデオを見てみよう。カン・ミンヒョク:優しい目、優しい微笑み、優しい演技カン・ミンヒョクはジョン・ヨンファの次に精力的に俳優業をこなしているメンバーだ。ジョン・ヨンファは一気にメインキャラクターを手にしたが、カン・ミンヒョクは毎日ドラマ(月~金まで放送されるドラマ)の脇役からスタートし、じわじわと自身の領域を広げていった。出演作はむしろジョン・ヨンファより多彩だ。そして、KBS 2TV「棚ぼたのあなた」やSBS「王冠を被ろうとする者、その重さに耐えろ-相続者たち」(以下「相続者たち」)で大きな人気を博し、4人の中で最も俳優業の恩恵を受けたとも言える。関心を認知へと昇華させたことは、キャラクターを見事に演じきったカン・ミンヒョクの力だった。「棚ぼたのあなた」のチャ・セグァン、「相続者たち」のユン・チャニョンの共通点は、プレイボーイとロマンチスト、優しい男と男らしい男という2つのキャラクターの微妙な違いを表現することだった。それだけではなく、2人とも韓国の国立大学KAISTの全校1位という秀才だった。助演だったが、視聴者たちから最も大きな共感を呼び起こしたキャラクターだったため、彼の役は重要であり、彼はそれを上手くこなした。一重まぶたの優しい目とカン・ミンヒョク特有の優しい微笑みは、魅力のプラス要素だった。バンドの中でドラムは、存在感を発揮するには難しい立場だ。ステージの最も後ろに立つという短所もあり、ドラムという楽器自体が非常に大きいので、カメラにうまく映らない時もある。ギターやピアノを弾きながら歌う人はよくいるが、ドラムを弾きながら歌う人はそれほど多くない。だが、カン・ミンヒョクはSBS「大丈夫、パパの娘だから」や「棚ぼたのあなた」でドラムの実力を見せながら特技まで活かしている。イ・ジョンシン:正反対の演技、潜在力は断トツイ・ジョンシンはまだ2本のドラマにしか出演していないが、4人のメンバーの中で最も幅広い役柄を演じたメンバーだ。まず、彼はKBS 2TV「いとしのソヨン」で初めて本格的に演技を始め、出生の秘密を抱いてる問題児カン・ソンジェを演じた。いつもの長髪をキープして登場し視線を集めたが、名だたる中堅俳優たちの中で堅い彼の演技に対する指摘があったのも事実だ。しかし、彼は時間が立つにつれてどんどん成長していった。特にカン・ソンジェの出生の秘密が明かされる過程では彼がドラマの中心になり、豊かな感情表現が必要だった時も見事に演じきり、年配の女性ファンからも好評を得た。その後も甘草役(適材適所に登場し、潤滑油の役割を果たす役)を上手く演じ、ドラマに活力を吹き込んだ。しかし、イ・ジョンシンは純粋で情熱的だったカン・ソンジェから、「剣と花」のシウで一瞬にして変化を遂げた。シウはカリスマ性あふれる人物だが、高句麗・栄留王(ヨンリュワン)の娘ムヨンに対する恋慕の情は隠さないロマンチックな人物であり、彼女を影のように守りながら一生彼女だけを見つめる一途な純情派だった。カン・ソンジェがイ・ジョンシンの大きな目に純粋さを込めなければならない役だとすれば、シウは冷たいながらも温かく、表現しない複雑な眼差しを見せなければならなかった。それだけではなく、剣を振り回しながらその時代の衣装まで着こなさなければならず、イ・ジョンシンはまさに以前とは正反対の演技に挑戦したのだ。「剣と花」の視聴率は高くなかったが、イ・ジョンシンのチャレンジ精神だけは十分に感じることができた。イ・ジョンシンの今後の歩みが最も期待される理由でもある。

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  • 【アデュー2013】このドラマ、まさか成功するとは vs 失敗するとは

    【アデュー2013】このドラマ、まさか成功するとは vs 失敗するとは

    放送業界には俗説がある。ドラマは蓋を開けて見ない限り分からないということだ。成功すると思った期待作が惨敗するケースもあり、手ごわいライバルドラマのために放送するということに意義があるのではないかと言われたドラマが、大きな人気を集めるケースもある。有名トップスターが出演しても、いわゆる国歌視聴率(1日の放送開始と終了の際に流れる国歌ほどの視聴率という意味で、極めて低い視聴率のときに使う)を記録したり、人気とは距離のある俳優たちが大事故を起こしたりもする。それだけドラマには、いくら専門家と名乗る人でも予測できないファクターが存在する。到底予測できないためさらに面白いドラマの世界が、今年も3つの地上波放送局を笑わせ、泣かせた。◆成功するとは!# MBC「金よ出てこい☆コンコン」マクチャンは死んだ時間帯も生かす前作「せがれたち」の低い視聴率と関心により早期終了説が出回るほど、スタートから多難だった。ここに主要キャスティングがなかったことになり、出演俳優たちも豪華とは距離があった。「金よ出てこい☆コンコン」は、あまり期待されない状態でスタートを切ってから、貧しい家の女性がお金持ちの女性の身代わりになる過程がくれる刺激的な楽しさ、毎回拡大する姑との確執による緊張感、家同士の対立などが有機的に展開され、上昇し始めた。その後、どこに弾くか分からない刺激的な展開で、マクチャン(日常では起こらないような出来事や事件が次々と起きる韓国特有のドラマのこと)ドラマというレッテルが貼られたが、視聴率20%を超え成功し続けた。MBCは同ドラマが放送された時期に、週末の午後10時に放送される「百年の遺産」まで成功させ、週末ドラマを席巻する形となった。# KBS 2TV「ゆれながら咲く花」やはりスター登竜門じゃないか「ゆれながら咲く花」が再び制作されると報じられた時、反応はひとつだった。「いったい、いつの学校なのか?」との反応だ。1999年に初めて放送され旋風的な人気を集めた「学校」シリーズだが、その後様々な学園物語が人気を集めた中「ゆれながら咲く花」の成功を予想するのは難しかった。また、月火ドラマの強者MBC「馬医」がライバルとなっている状況で、誰も「学校」の善戦を予想できなかった。しかし、大きなどんでん返しだった。学校の苛め問題、成績至上主義など、実際教育の現場で起きている問題をリアルに描き、学生をはじめとする視聴者から好評を得たのだ。特にイ・ジョンソクとキム・ウビンは、彷徨って揺れる思春期の高校生の悩みと涙、また、青春であるからこそ可能な彼らの熱い友情まで見せ、どの男男カップルよりも人気を集めた。イ・ジョンソクとキム・ウビンを主演俳優の位置に格上げし、強力な口コミで上昇し始めた「ゆれながら咲く花」は、放送スタートの時に8.0%の視聴率を記録したが、最終回でその2倍に達する視聴率を記録するなど、MBCの時代劇不敗神話を食い止める快挙を成し遂げた。# KBS 2TV「グッド・ドクター」何故だか分からない温かい気持ち視聴者に愛される医学ジャンルではあるが、チュウォンとチュ・サンウク、ムン・チェウォンを前面に出し、ムン・グニョンが主演を務めたMBCの時代劇「火の女神ジョンイ」と正面から勝負するとした時、不安だったのは事実だった。また、童話のような医療ドラマを掲げた「グッド・ドクター」が障害のある主人公チュウォンを通じてどのような感動を与えるかも十分予想が可能で、興味を引くことは出来なかった。しかし「グッド・ドクター」は「火の女神ジョンイ」の安易な展開というチャンスを逃さず、医局で発生する緊迫さと、子供の患者との共感を温かい視線で描き、主人公シオンの成長を通じて多くのメッセージを伝えた。「グッド・ドクター」はあらゆる流行語を生み出し、人気ドラマの公式を踏み始め、放送される10週の間一度も同時間帯1位を逃さず退場する大記録を立てた。# KBS 2TV「秘密」演出と台本、そしてファン・ジョンウムの再発見ドラマにおける台本と演出のパワーとはなにかを見せてくれた作品だった。ユ・ボラ、チェ・ホチョルなど、新人作家が執筆した「秘密」は、「ゆれながら咲く花」の演出で映像美を認められたイ・ウンボクプロデューサーが演出を務め、緊迫した展開を続けた。特に、毎回のように起こる事件の連続の中でも視聴者を引き寄せる控え目な映像美と、ファン・ジョンウム、チソン、ペ・スビンなどの俳優の熱演など、台本、演出、俳優の三拍子が揃ったこの作品は、口コミで広まった。「秘密」は愛する女性を殺した女と恋に落ちる苦いロマンスで、わがままな財閥2世、権力の味を知ってしまった貧しい検事、貧しいが生活力の強いしっかり者の女など、定型化されたキャラクターで陳腐な印象を残した。しかし息つく暇もなく展開される事件や事故の中で、キャラクターは再び蘇り、毎回涙を誘う激情的なストーリーの展開は、人物が隠した秘密に視聴者たちを入り込ませた。これに5%の低い視聴率でスタートを切った「秘密」は、毎回視聴率がうなぎ上りし、イ・ミンホ、パク・シネ、キム・ウビンなど、トップ俳優を大勢キャスティングし、激しく攻めて来たSBS「王冠を被ろうとする者、その重さに耐えろ-相続者たち」(以下「相続者たち」)を牽制することに成功、視聴率1位の座を守りながら余裕の姿で退場し最後まで好評を得た。# SBS「君の声が聞こえる」スタートは微弱だったが終わりは盛大だった「私の恋愛のすべて」の後番組として放送された「君の声が聞こえる」は、意外と業界から注目されなかった。振るわなかった前作の影響があったうえに、イ・ボヨン、ユン・サンヒョン、イ・ジョンソク、イ・ダヒで構成された主演俳優たちが、ライバル作品に比べ弱いとの評価もあった。自ずと「君の声が聞こえる」は初回で1桁の視聴率を記録し、水木ドラマ3位でスタートを切った。しかし、第11話からは20%を超える視聴率を維持し、大きな人気を集めた。結局2話延長された第18話で放送終了した。「君の声が聞こえる」の人気の要因としては、法廷スリラーとロマンスの適切な組み合わせと、イ・ボヨン、イ・ジョンソク、ユン・サンヒョン、チョン・ウンインなど、主演・助演俳優の好演、しっかりとしたストーリーが挙げられた。三拍子を揃えたウェルメイドドラマ(完成度の高いドラマ)との分析だ。◆失敗するとは!# MBC「火の女神ジョンイ」時代劇不敗の神話を壊すとは今年MBCは月火ドラマを全部、視聴率が保証される時代劇に編成した。しかし「火の女神ジョンイ」は「馬医」「九家の書」「奇皇后」のような成功作にはなれなかった。同ドラマは「風の絵師」で時代劇ブームを巻き起こしたムン・グニョンの時代劇復帰作という点で期待を集めた。ここにイ・サンユン、キム・ボム、チョン・グァンリョル、イ・グァンス、パク・コニョンなどの豪華出演者と、視聴者が好きな主人公の成功ストーリーを描いたという点で、当然1位の座を受け継ぐと予想された。中盤以降、確執構造が退屈に展開され視聴者を引き寄せることに失敗し、視聴率が3位まで下落する屈辱を味わった。# MBC「7級公務員」興行保証でも何とかできない、困ったドラマロマンススパイドラマを掲げた水木ドラマ「7級公務員」は、序盤までは雰囲気が良かった。チュウォンとチェ・ガンヒの甘く可愛いロマンスが視聴者たちを微笑ませ、国家情報院を背景にし興味を刺激した。「チュノ~推奴~」「逃亡者 PLAN B」を執筆したチョン・ソンイル作家の作品ということも期待を集める理由だった。しかし、このドラマは、回を重ねるごとに現実性のない展開と、統一性のないキャラクター設定でお茶の間から背を向けられた。特に悪戯のようなアクションシーンと、ロマンスとスパイ両方とも興味を引けない構成で、お茶の間の注目を浴びるには不十分だった。チュウォンとチェ・ガンヒのロマンスは良かったが、俳優がもったいないドラマの一つだった。# MBC「男が愛する時」完璧な調和も無駄となった正統派ロマンスドラマ「男が愛する時」は、ソン・スンホンとシン・セギョンがドラマで破格的な歳の差を乗り越えて繰り広げるロマンスという点で期待を集めた。ドラマで2人は40代と20代を演じ、べたべたする痴情ロマンスを描くことが当初の計画だった。更にこのドラマは昨年視聴率3位から1位になる底力を見せてくれた「赤道の男」を執筆したキム・イニョン作家の次期作という点と、トップスターが大勢出演した点で、簡単に1位になると予測された。しかし、いざ蓋を開けてみると状況は違った。同ドラマは中盤以降、シン・セギョンとヨン・ウジンが演じた人物たちが、到底理解できないキャラクターに表現され、視聴者を失望させた。# MBC「女王の教室」コ・ヒョンジョンパワーはどこに?「女王の教室」は女優コ・ヒョンジョンが出演すること、そして「オフィスの女王」に続き日本原作のドラマが存在することで期待を集めた。キム・ヒャンギ、チョン・ボグン、キム・セロン、ソ・シネなど、子役の熱演もあったが、視聴者の共感を得ることには失敗した。コ・ヒョンジョンの繊細な演技は常に好評だったが、日本ドラマならではの刺激的な設定と、演劇を見ているかのような非現実的な台詞は、大きな注目を浴びるには無理があった。しかし、子供たちの成長を手伝うマ・ヨジン教師の教育の価値観が、固定視聴層から愛された面はある。それにしてもコ・ヒョンジョンという俳優の名前の価値に比べれば、残念な成績表と言えよう。# MBC「メディカルトップチーム」医療ドラマも失敗することがある今までのお茶の間で医療ドラマは不敗神話だった。特にMBCは「総合病院」をはじめ「白い巨塔」「ニューハート」「ゴールデンタイム」まで、医療ドラマを放送するたびに成功した。出演俳優の力もかなり強かった。クォン・サンウ、チョン・リョウォン、チュ・ジフン、オ・ヨンソなどが出演したが、結果は惨敗だった。このドラマはライバルドラマのKBS 2TV「秘密」と、SBS「相続者たち」に押され、一時期視聴率が3%まで落ちる屈辱を味わった。最高の医者たちが協診チームのトップチームを結成するという設定を非現実的に扱い、医者同士の確執に集中したため、ロマンスと命を救う感動的な物語を疎かにしたことが問題だった。キャラクターが蓋然性を失い、作品の完成度は自ずと落ちた。# KBS 2TV「サメ」雄大に、重く、泳いだだけキム・ナムギルとソン・イェジンの出会いだけでも熱かった。「サメ」は家族の復讐のために愛する女にさえ矛先を向ける男と、致命的な愛の前で揺れる女のストーリーを描いたミステリーロマンスドラマで、鋭い眼差しで女性の心をつかむキム・ナムギルと、ロマンスの女王ソン・イェジンが3年ぶりに出演するドラマとしても大きな期待を集めた。特に「サメ」は「復活」「魔王」など、ウェルメイド復讐劇シリーズの終結版。緊迫した事件の連続と、人物の繊細な心理描写、感覚的な演出で名高いパク・チャンホンプロデューサーとキム・ジウ作家が6年ぶりに披露する復讐劇の完結版で、寝かせていた作品であるだけに、より良い作品に仕上げるとの覚悟を伝え期待感を集めた。しかし、蓋を開けてみると期待以下だった。オールドな感じを拭えない演出と、ミステリーに集中され主人公のロマンスは後回しになった。特に、キム・ナムギルの復讐劇に重点が置かれ、ソン・イェジンの分量が次第に少なくなり、どんでん返しを繰り返すストーリーは、視聴者を引き寄せることに失敗し、ライバル作品に押されてしまった。「サメ」は同時間帯2位の成績で、視聴率は10%前後に止まった。# KBS 2TV「IRIS 2」続編はしないことにしましょう韓国型ブロックバスターの典型だったシーズン1の光栄を再び再現できるかに関心が寄せられた。チャン・ヒョク、イ・ダヘ、イ・ボムスなどの人気俳優が大勢キャスティングされ、シーズン1より大きくなったスケールの中で派手なアクション演技を披露する彼らの姿は、視線を引くに十分だった。しかし、あまりにも強力な相手に出会ったのだろうか。正統派スパイアクション「IRIS 2」は、IRISとNSSの対決と同じように、チョ・インソンとソン・ヘギョの共演で注目を浴びた正統派ロマンス、SBSの新しい水木ドラマ「その冬、風が吹く」との全面戦で惨敗した。シーズン1とスピンオフでたくさん見てきたシーンが続き、新鮮さを欠けていた「IRIS 2」は、終わっていない戦いと、残っている核などで次のシーズンに対する余地を残し、なんとか2桁の視聴率を維持し面子を立てた。# KBS 2TV「剣と花」360度回転シーンがすべてだった「赤道の男」を通じて映像美の面で好評を得たキム・ヨンスプロデューサーと、見事な演技力を見せたオム・テウンの出会いで話題となった。キムプロデューサーとオム・テウンが再び「赤道の男」の神話を続けるかが関心を浴びたのだ。また、些細な小道具一つにも心血を注いだ美術チームの努力と強烈な色彩は、ウェルメイドドラマに生まれ変わるものと期待された。しかし、初回から同時間帯最下位という不安なスタートを切った「剣と花」は、360度回転シーンなど、破格的な演出で視聴者の間で好き嫌いが分かれた。また、爽やかではつらつとし、ミステリーな事件とファンタジーの要素まで溶け込ませ、大きな人気を集めたSBS「君の声が聞こえる」の独走で、重い感じの「剣と花」から視聴者たちは更に遠ざかることになった。「剣と花」はチェ・ミンス、オム・テウン、キム・オクビンなど実力派俳優が高句麗版ロミオとジュリエットを描いたにもかかわらず、低迷する視聴率の中、静かに退場した。# SBS「チャン・オクチョン」再解釈が過ぎたのかキム・テヒとユ・アインの出会いということだけでも期待が大きかった。リメイクされるたびに成功した「チャン・オクチョン」をテーマにしている上に、ラブストーリーに焦点を合わせ、ロマンスに熱狂する視聴層を攻略できると期待を集めた。張禧嬪(チャン・ヒビン)を再解釈するということは新しかったが、やり過ぎた感じだ。悪辣で毒々しいチャン・ヒビンではなく優しいチャン・ヒビンは、視聴者に違和感を与えた。視聴率でも苦戦し、歴史を歪曲したとの非難も浴びた。スタンディングパーティー、マネキン、ハイヒールから過度な間接広告(PPL:テレビ番組や映画に特定会社の商品を小道具として登場させること)まで問題となった。中盤以降からはファッションデザイナーよりは妖婦のチャン・ヒビンの姿にだけ集中することで企画意図から外れ更に残念だった。# SBS「私の恋愛のすべて」まだ重かった政治ドラマ政治とロマンスの組み合わせは新鮮だった。ドラマでなかなか見れなかったシン・ハギュンがイ・ミンジョンと共演するとの事実は更に興味深かった。同ドラマはイ・ウンジュン作家の同名のベストセラー小説を原作にした作品で、政治的な色が完全に違う2人の国会議員が展開する緊張感のあるロマンスを描いた。至る所に現実の政治を批判する装置を置いたりもした。新鮮な企画のお陰で大きな関心を集めた「私の恋愛の全て」は放送期間の間ずっと4%代の低調な視聴率にとどまった。政治とロマンスを軽く楽しめる接点を探すことに失敗し、残念な思いの中で放送終了した。新鮮な企画意図、健全なメッセージを長所として掲げたが、視聴者には結果的に負担だけを与えたことになった。

    OSEN
  • 【KBS演技大賞候補】「オフィスの女王」キム・ヘス vs 「グッド・ドクター」チュウォン…栄光を勝ち取るのは誰?

    【KBS演技大賞候補】「オフィスの女王」キム・ヘス vs 「グッド・ドクター」チュウォン…栄光を勝ち取るのは誰?

    2013年、KBSのドラマは全盛期と暗黒期を繰り返し、波乱の一年を送った。昨年の演技大賞では視聴率40%超のドラマ「棚ぼたのあなた」がキム・ナムジュの大賞受賞に続き7冠に輝くなど勢いを見せたが、今年は予想もしなかったドラマが人気を集めたり、むしろ期待が高かったドラマの成績が振るわず、悲喜こもごもとなった。そのうち、良い成績を上げた作品は「オフィスの女王」「グッド・ドクター」「秘密」などである。これらはユニークな題材にクオリティの高い脚本と優れた演出をもって高い評価を受けた。何よりも主演を務めたキム・ヘス、チュウォンらの抜群の演技力があったため、彼らの演技大賞受賞の可能性が高まる見込みである。◆論議にも屈しなかったヒロイン「オフィスの女王」キム・ヘスキム・ヘスの3年ぶりのドラマ復帰作「オフィスの女王」は、出だしは不調だった。放送開始を控え、論文盗作疑惑が浮上し、降板説まで飛び出したからである。しかし、彼女は屈することなく「オフィスの女王」を導き、抜群の演技力で論議のマイナスイメージを振り払い、「オフィスの女王」を同時間帯の視聴率1位に引き上げた。また、日本の原作との比較があったにもかかわらず人気を集めたのは、キム・ヘスの演技力のおかげである。彼女ならではの演技力で表現したミス・キムはミス・キムブームを呼び起こし、韓国の会社員たちを癒してくれた。◆視聴率製造機、「グッド・ドクター」チュウォン「グッド・ドクター」のチュウォンも、大賞の候補者として挙げられている。2010年「製パン王キム・タック」をはじめ、「烏鵲橋(オジャッキョ)の兄弟たち」「カクシタル」など次々と良い成績を上げ、KBSのヒーローになっているが、今年放送された「グッド・ドクター」も同時間帯1位を逃さず、好評を博した。サヴァン症候群を持った天才医師パク・シオンを完璧に表現したと評価され、多少難しく思われがちな医療ドラマというジャンルの特性を彼の天真爛漫な演技をもって童話のようなストーリーで打ち勝ち、幅広い年代の視聴者から愛された。◆抜群の演技力「サメ ~愛の黙示録~」キム・ナムギル、「剣と花」チェ・ミンス、「秘密」ファン・ジョンウム「サメ ~愛の黙示録~」のキム・ナムギルは3年ぶりにドラマに出演し、人に傷つけられ、愛する人の家族に復讐するハン・イス役を熱演した。細かい表現力とカリスマ性の溢れる眼差しを思う存分アピールし、ドラマの視聴率は振るわなかったにもかかわらず、彼の演技力だけは視聴者に強烈な印象を与えた。「剣と花」で存在だけでドラマの中心を捉えたチェ・ミンスも大賞候補として挙げられる。少ない台詞と最小限の動作にも、彼ならではの強烈な演技力を披露し、大きな存在感を見せた。ファン・ジョンウムも「秘密」を通じ、以前と比べて視聴者の評価が完全に変わるほどの熱演を披露した。愛する人に裏切られ、全てを失ったキャラクターに入り込み、多様な感情を表すシーンも自然に披露するなど、高い評価を受けた。

    マイデイリー
  • 放送終了「剣と花」優れた演出と俳優の熱演だったが…大衆性の確保に“失敗”

    放送終了「剣と花」優れた演出と俳優の熱演だったが…大衆性の確保に“失敗”

    ※この記事にはドラマ「剣と花」の結末に関する内容が含まれています。KBS 2TV月火ドラマ「剣と花」が、優れた映像美と俳優たちの熱演にもかかわらず、最後まで視聴者たちの共感を得ることに失敗した。5日に韓国で放送された「剣と花」は、ヨン・チュン(オム・テウン)とムヨン(キム・オクビン)の死で悲劇の終末を迎えた。「剣と花」は高句麗版ロミオとジュリエットのラブストーリーというコンセプトで話題を呼んだ。特に、KBS 2TVドラマ「赤道の男」を演出したキム・ヨンスプロデューサーと俳優オム・テウンが再びタッグを組んだことにより、放送開始前から大きな関心を集めた作品である。多くの関心の中で始まった「剣と花」は、初回から優れた映像美と俳優たちの熱演、破格的な試みで一味違った時代劇を目指したが、共感できない演出とラブストーリーで視聴者たちの関心を引くことに失敗した。初回、制作陣はヨン・チュン(オム・テウン)とムヨン(キム・オクビン)の初めての出会いで、ムヨンを逆さまに持ち上げる演出で一目惚れする二人の強烈な出会いを表現しようとした。しかし、制作陣の意図とは異なり、そのシーンは視聴者たちを混乱させ、劇の感情の流れを妨げた。初めての出会いから共感が得られなかったヨン・チュンとムヨンの愛は、結局最後まで視聴者たちの共感を得ることができなかった。愛し合いながらもお互いに刀を向けなければならない二人の愛は悲劇的な要素だが、共感できない二人のロマンスは露頭に迷ってしまい、劇の序盤のヨン・ゲソムン(チェ・ミンス)と栄留王(キム・ヨンチョル)の対立ほどのインパクトは残せなかった。このような短所はあるものの、「剣と花」は他の時代劇では見たことのない独特なミザンセーヌ(演出)と特殊効果など、美術的な部分では高いクオリティを披露した。既存の時代劇では見受けられなかった高品格なセットと華麗なる映像美は破格的な試みだった。また、チェ・ミンス、キム・ヨンチョル、オム・テウン、ノ・ ミヌの優れた演技は「剣と花」に緊張感を与える役割を見事に果たした。一幕ではキム・ヨンチョルとチェ・ミンスの対立が、キム・ヨンチョンの死以後描かれた二幕ではオム・テウンとノ・ ミヌの対立がドラマを導いた。少ないセリフにも固い表情、鋭い目つきで感情を表現するキム・ヨンチョルとチェ・ミンス、節制された内面の苦痛を表現するオム・テウンと狂気じみた演技を見せたノ・ ミヌは、視聴率低迷で揺れる「剣と花」の重心を取った。2010年の「チュノ~推奴~」、2011年の「王女の男」、2012年の「カクシタル」に続き、2013年にも時代劇の不敗神話は続くと期待されたドラマ「剣と花」は、残念な視聴率で放送終了となった。

    マイデイリー
  • 「剣と花」ノ・ミヌがキム・オクビンを拉致した理由とは?

    「剣と花」ノ・ミヌがキム・オクビンを拉致した理由とは?

    ノ・ミヌが王座を手にするため、キム・オクビンを拉致した。韓国で5日に放送されたKBS 2TV「剣と花」(脚本:クォン・ミンス、演出:キム・ヨンス、パク・ジンソク)最終話では、王座への欲望を見せるヨン・ナムセン(ノ・ミヌ)の姿が描かれた。ヨン・チュン(オム・テウン)を利用し、ムヨン(キム・オクビン)を拉致したヨン・ナムセンは、彼女を女王に立て、天下を握るとの計画を明かした。早くからヨン・ナムセンは宝蔵(ポジャン)王(オン・ジュワン)と手を組んでいた。抵抗せず協力するムヨンにヨン・ナムセンは「ただ心だけ治めれば良い」と伝え、すべての準備は自分が終えると自信溢れる口調で語った。しかし、当然なことでありながらムヨンはヨン・ナムセンに協力する気はなかった。協力するふりをしただけであり、「決してあなたの思う通りにはならないでしょう」という言葉で反感を表した。これを知らないヨン・ナムセンは、ヨン・チュンがムヨンを脱出させたという証拠を見つけ出し、ヨン・ゲソムン(チェ・ミンス)に報告したが、趙義府の教官がヨン・チュンをかばった。自身が一人で企んだことであると伝え、ヨン・チュンにかけられた疑いを晴らした。ヨン・ナムセンの意中を見通していたのだ。その後、ヨン・ゲソムンに平壌(ピョンヤン)城を離れると伝えるヨン・ナムセンの姿が劇の中盤を飾り、結末への関心を高めた。

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  • 「剣と花」水木ドラマの最下位から抜け出せないまま“放送終了”

    「剣と花」水木ドラマの最下位から抜け出せないまま“放送終了”

    KBS 2TV水木ドラマ「剣と花」が水木ドラマ最下位で放送を終了した。視聴率調査会社ニールセン・コリアによると、5日に韓国で放送された「剣と花」の最終回は視聴率5.3%(以下、全国基準)を記録した。これは4日の5.0%より0.3%上昇した数値である。「剣と花」はKBS 2TV「赤道の男」をヒットさせたキム・ヨンス監督とオム・テウンが再びタッグを組んだ作品として話題を呼んだ。さらに高句麗版ロミオとジュリエットというタイトルで注目を集めた。しかし多少ぎこちない映像美と共感できないラブストーリーによって視聴者は離れ、俳優たちの熱演にもかかわらず視聴率二桁を達成することができずに、水木ドラマ最下位から抜け出せないまま最終回を迎えた。一方、同時間帯に放送されたSBS「主君の太陽」は視聴率17.3%を記録、MBC「TWO WEEKS」は9.9%を記録した。

    マイデイリー
  • 「剣と花」オム・テウンの見せた純愛“キム・オクビンを守りたい”

    「剣と花」オム・テウンの見せた純愛“キム・オクビンを守りたい”

    オム・テウンが敵キム・オクビンのために乗り出した。4日に韓国で放送されたKBS 2TV「剣と花」(脚本:クォン・ミンス、演出:キム・ヨンス、パク・ジンソク)第19話では、ムヨン(キム・オクビン)を脱出させるためにクムファ団と手を組むヨン・チュン(オム・テウン)の姿が描かれた。この日、ムヨンを拷問しようとするナムセン(ノ・ミヌ)を引き止めたヨン・ゲソムン(チェ・ミンス)はムヨンに会った。彼の提案は、釈放してあげるから二度と平壌(ピョンヤン)城に現れないでほしいということだった。するとムヨンは「そんなことはない」と一蹴した。しかしヨン・ゲソムンがヨン・チュンが死刑にされたと思った日のことに言及しながら「あの日、姫がとめどなく泣いたと聞いた。僕は息子が悲しむことを望まない」と付け加えると、ムヨンは大きく動揺した。ヨン・チュンも直接乗り出した。ナムセンの魔の手を避けるためにムヨンを直接拷問したヨン・チュンは、ムヨンの傷に触りながら涙ぐんだ。続いて「あなたを守らせてください。僕の意思通りにさせてください!」と哀願した。ムヨンが「一体なぜ?」と聞くと、ヨン・チュンは「本当に分からないのか。二度と戻ってくるな。お願い。僕にはあなたしか残っていない」と言いながら恋心を伝えた。そしてクムファ団と手を組み、ムヨンを脱出させた。ムヨンにそばにいたい、復讐を止めてほしいと哀願するヨン・チュンの姿が後半を飾り、今後の展開に対する好奇心を刺激した。

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