ヒマラヤ
記事一覧
ラ・ミラン「撮影中10日間シャワーを浴びなかった」
女優ラ・ミランが映画「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」の撮影のエピソードを公開した。 韓国で最近放送されたMBC「セクションTV芸能通信」では、ラ・ミランとのインタビューが公開された。同日の放送でラ・ミランは「『ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~』というタイトルを聞いただけで大変だろうと思った」と話を始めた。ラ・ミランは「撮影中、10日間シャワーをしなかった。男性の俳優たちはみんなしていたのに」と付け加え、笑いを誘った。
チョ・ソンハ、映画「ヒマラヤ」出演理由を明かす「観客動員数1000万人を予想したため」
俳優チョ・ソンハが、映画「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」に出演した理由を述べた。韓国で17日に放送されたMBC「セクションTV芸能通信」とのインタビューでチョ・ソンハは、「周りから『お前が観客700万人を動員するなんて』と言われる」と話した。さらに「『ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~』に出演すると決めた理由は、最後のページを閉じた瞬間、これは1000万人を動員する、と予感したためだ。これをやらなければならない、と思った」と語った。
「ヒマラヤ」観客動員数700万人突破!ファン・ジョンミン&チョンウらの感謝の集合写真を公開
俳優ファン・ジョンミンやチョンウなど「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」の出演俳優たちが観客動員数700万人突破を喜んだ。「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」の投資配給社であるCJ エンターテインメントは10日午後、公式Instagramに「『ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~』観客動員数700万人突破、感謝の認証ショット」というコメントとともに集合写真を掲載した。写真の中のファン・ジョンミン、チョンウ、キム・ウォネ、イ・ヘヨン、チョン・ベスとイ・ソクフン監督が指で7の数字を作り、700万人突破の感謝の挨拶を伝えている。俳優たちと監督は皆明るく笑っている。「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」は10日午後1時30分頃、累計観客動員数700万9,527人(韓国映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワークの集計結果)を記録した。12月16日に公開されてから26日で700万人を突破した。「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」は2005年、エベレスト登山中に亡くなった故パク・ムテク隊員の遺体を収拾するために再び登山に挑んだ山岳人オム・ホンギル隊長と遠征隊の物語を描いた作品だ。
【PHOTO】ファン・ジョンミン&チョンウ&チョ・ソンハら、映画「ヒマラヤ」舞台挨拶に出席
10日午後、ソウル麻浦(マポ)区城山洞(ソンサンドン)CGV上岩店で映画「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」(監督:イ・ソクフン)の舞台挨拶が行われ、ファン・ジョンミン、チョンウ、チョ・ソンハ、チョン・ユミ、キム・ウォネなどが出席した。ファン・ジョンミン、チョンウ、チョ・ソンハ、キム・イングォン、ラ・ミランなどが熱演を披露した「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」はエベレスト登山中に死亡した故パク・ムテク隊員の遺体を収拾するために再び登山に挑んだ山岳人オム・ホンギル隊長と遠征隊の物語を描いた作品だ。昨年12月16日に公開された。
ファン・ジョンミン「“時代遅れのおじさん”にならないことを常に心に留めている」
演技という道、その終わりが分からない未知の領域をファン・ジョンミンは登って、また登った。映画「国際市場で逢いましょう」「ベテラン」「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」の3作品が興行トップに軟着陸した2015年は、おそらくファン・ジョンミンにとって大きな慰労と喜びを与えてくれた年として記録されるだろう。だが、彼にとって記録より重要なのは、その華やかな時間の中で絶えず自分を引き締め、整え、固くなったある気持ちのようだった。休まずまた一歩ずつ踏み出すファン・ジョンミンの道の終わりは果たしてどこだろう。―「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」の完成本は試写会の時に初めて見ましたか? とても満足したような印象でした。ファン・ジョンミン:もちろんです。自分の映画なのに満足しないわけがないです。「僕たちがこんな映画をやり遂げたなんて!」と思いながら見ました。撮影中、何度も「やり遂げられるだろうか?」という問いの連続だったからです。「ベテラン」のような映画はたくさん撮ったので、どうすれば観客が喜ぶかという勘があります。でも、山岳映画は撮ったことのある人が1人もいないので、ピンとくることがないんです。スタッフたちも、俳優たちもみんな無謀な試みをするような気持ちで撮りました。「どうせやるなら上手くやってみよう。次の山岳映画を撮るチームが僕たちの映画をリファレンスにできるようにやってみよう」と思いながら、歯を食いしばって作りました。―クランクアップの日に涙を流しましたが、映画の撮影が終わって泣いたのは初めてだったと聞きました。ファン・ジョンミン:はい。本当にたくさん泣きました(一同笑) ポータルサイトで公開されたメイキングフィルムではなく、スタッフたちの苦労が盛り込まれたメイキングフィルムがありますが、打ち上げパーティーの時、そのメイキングを流したら涙の海になりました。それをVIP試写会の時、家族上映館で流したら、その時もまた涙の海でした。監督も泣きました。あまり泣かない人なのに、感謝の挨拶をする時に感情が込み上がってきたようです。僕も、撮影現場にいた演出部もみんな驚きました。―単に苦労したという意味の涙ではなかったと思いますが。ファン・ジョンミン:もちろんです。単純に苦労したこととは次元が違います。撮影現場で僕たちは団結した一つのチームでした。スタッフと俳優に分けていませんでした。重い機材が多かったのですが、それを女性スタッフに持たせるわけにはいかないので、男性俳優とスタッフたちが分担して運びました。僕の場合、隊長としての責任があるから一番重いものを持って先頭に立ちました。隊長が軽い荷物を運ぶわけにはいかないじゃないですか。北漢山(ブカンサン)の頂上から下まで毎日登ったり下りたりしたと思えばいいんです。宿舎は頂上なるのに、撮影は下で行われたんです。下山は1時間30分、登る時は2~3時間ぐらいかかりました。「後悔するなら、最初からやらないか、やると決めたら、後悔を残さない!」―自動的に運動にもなったと思います。ファン・ジョンミン:ネパールとモンブランに行ってきてから、北漢山で撮る時は体が軽い感じでした。スタッフたち皆が「(簡単だと言うように)これぐらい!」という感じでした(一同笑) 北漢山の白雲台(ペグンデ)まで一般的に1時間30分がかかるらしいですが、僕たちはそれを30分で登りました。だから、とても特殊な状況だったんです。そんな状況をスタッフと俳優全員が団結して乗り越えました。―ところで、先ほど言った「自分の映画なのに満足しないわけがない」という言葉が非常に印象的です。結果が期待に及ばない場合はないですか? 満足というのは終わりがないですから。ファン・ジョンミン:たった一度も、本当にたった一度も自分の映画を見て満足しなかったことはありません。観客がおかしいと言っても、僕は無条件に満足しました。なぜなら、自分の実力がそれぐらいだから、そうやって撮ったのです。器がそれぐらいだったんです。できないことを見せることはできません。その中で僕は努力するだけです。ただ、そんな経験は大きな勉強になります。次回は絶対こんなミスは犯さないと思うんです。―決して簡単なことではないと思います。人間は後悔する存在だからです。ファン・ジョンミン:絶対に後悔しません。後悔するなら、最初からやらないか、やると決めたら、後悔を残さない! その2択だけです。―そんな自分の性格をよく知っているから、撮影現場でより熾烈になる部分もあると思います。ファン・ジョンミン:その通りです。「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」の場合、特にリファレンスになる作品がなかったから、撮影現場で気を配らなければならないことがより多かったんです。実は山に登る時は凍傷にかかるのでゴーグルとマスクは外しません。でも、ゴーグルをかぶっていたら、誰が誰なのか見分けることができず、台詞も聞こえないんです。だから、スーパーバイザーをした登山家たちとたくさん悩みました。常に様々な可能性との戦いでした。―(この質問には映画のストーリーに関する内容が含まれています) 映画を見ると、故パク・ムテク(チョンウ)隊員の妻(チョン・ユミ)が遺体を収拾する遠征隊に諦めることを勧めながら、「お兄さんは山が好きみたいです。隊員たちと一緒に山に残っていたいみたいです」と言います。少し慎重になる質問ですが、それを聞いて故パク・ムテク隊員の立場では死んで山と一つになりたいかもしれないとしばらく考えてみました。果たして連れてくることだけが正しいのだろうかと思いました。ファン・ジョンミン:実際に故パク・ムテク隊員がいるところは望遠鏡を通じて見えます。頂上に行く道に彼がいるんです。だから、全世界の登山家たちがその遺体を踏んで山を登ることになります。―それはまた完全に違うレベルの問題ですね。ファン・ジョンミン:そうなんです。だから僕はオム・ホンギル隊長の意思が十分納得できました。彼が表示板として使われることが嫌だったんです。それが韓国人の感情です。韓国人が持つ力でもあります。全世界の山岳史上、こんなケースはたったの一度もありませんでした。危険だからです。救助しに行って、ややもすれば死ぬかも知れないんです。自分の体だけでも大変なのに、遺体を連れて降りてくるなんて普通の精神ではできません。本当にすごいことです。―今回の映画を撮りながら、寂しさを頻繁に感じたと聞きました。ファン・ジョンミン:信じられないほど寂しかったです。隊長の役割を担っていると、隊員たちに大きな声を上げなければならない時があります。事故が起こるかもしれないからです。また、率先しなければならない時も多いです。そうすればこそ、隊員たちに大声を出すことができます。自分は何もせず、隊員にさせるばかりでは完全に悪者じゃないですか。そんなことを言われたくないから大変とは一言も言いませんでした。僕も高いところでは恐怖を感じました。僕も人間だからです。それでも、みんなには「僕は大丈夫。僕は登山家向きかもね」と言いました。その後、一人で部屋に入っては「僕は何のためにこんなに頑張っているんだろう」というに自己恥辱感を抱きました。―自分との戦いでしたね。ファン・ジョンミン:本当にそうだったんです。撮影しながら「どうか1人も怪我をしないように!」「事故なく無事に終わるように!」ということだけ思っていました。だから、そんな強迫があったから、撮影の最後の日に「さあ、すべての撮影が終わりました!」と言われた瞬間、崩れたんです。心の中の大きな重しがなくなって、感情が込み上がってきたんです。いい年の男が大声で泣くなんて、恥ずかしいです(笑) それほど、僕には大きな重みがありました。―年を取るほど、男は涙もろくなるらしいです(笑)ファン・ジョンミン:それはそうです。ハハハ。でも、僕はよく涙く方ではないんです。ただ、そうなんだと思うだけなのに、その時は感情が込み上げてきて我慢することができませんでした。―先ほど話したように、もう撮影現場で先輩になっています。どうですか? 若い頃、先輩たちの間にいる時と今のようにファン・ジョンミン:(質問が終わる前に) あの頃の方が良かったです。甘えることもできました。スタッフたちともお酒を飲みながら遅くまでよく遊んだのに、今は早く帰ってほしいと思われる年齢の人になってしまいました。お金だけ出して早く帰ってほしいと思われる人になったんです。「愛という感情の話をする時、一番幸せです」―何か寂しい感じがします。ファン・ジョンミン:でも、そんな瞬間は来ます。どうすることもできません。「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」を撮りながら、そんな部分がたくさん勉強になりました。隊長として、映画を引っ張っていく人として、俳優ファン・ジョンミンではなく、ファン・ジョンミンという一人の人間として、「ある瞬間、こうなったね」と思うんです。そんなことを当たり前のように背負わなければならない年齢だと思います。たぶん今後はそんなことがより多くなるでしょう。それで、「かっこ良く年を取っていきたいと言うばかりではなく、時代遅れのおじさんのように行動しないこと」を常に心に留めています。そんなことを今回の作品でたくさん勉強しました。―40代の男性は自分がイヤなおじさんになったらどうしようという不安を抱いているように見えます。ファン・ジョンミン:そんな不安があります。自分がイヤなおじさんに見えたらどうしようと思うんです。自分も知らないうちにイヤなおじさんになることもあります。なおさら自らその部分をより意識して勉強しなければならないと思います。そうすれば、俳優としてかっこ良く年を取っていけると思うんです。僕は50~60代でも恋愛映画を撮りたいです。そのためにはかっこ良く年を取っていかなければなりません。僕は本当に60歳にも恋愛映画を撮るつもりです。笑わないでください~(笑)―笑うどころか、楽しみにしています。30代には「ユア・マイ・サンシャイン」「ハピネス」に、40代には「傷だらけのふたり」に出演しました。ファン・ジョンミンが描く50代の恋愛映画も気になります。ファン・ジョンミン:僕は恋愛映画が大好きです。愛という感情について話す時が一番幸せだからです。愛は皆が知っている感情です。観客もみんな愛に心を痛めたり、喜んだことがあります。だから、愛が持つディテールをすべて知っているはずです。恋愛映画は1回の瞬きでも違う雰囲気を出します。そのような細かい部分を上手く演じた時に来る快感はきっとあるはずです。だからすごくやりたいのに、上手く作れないから制作者たちに「やろう! 恋愛映画をやらなければならない」と叫びます(笑)―誰もがよく知っている感情だから、むしろ制作が難しい部分もあると思います。それが恋愛ジャンルが多くない理由だと思いますか?ファン・ジョンミン:えーと、あまり観客が入らないから?(笑)―ハハ。鶏が先か卵が先かの問題のようです。ファン・ジョンミン:そうなんです。素敵な恋愛映画がないのも問題です。愛という感情を詳細に描くより、商業的な部分で妥協することもあるんです。かつては春はファミリー映画、夏は大作映画、秋は恋愛映画のような公式がありました。むしろ、その時の方が良かった気もします。最近はそんなことなく、成功しそうなジャンルばかりに映画が集中するから残念です。「2015年を表現するとしたら、『マジ! 大ヒットだ~』」―「ハピネス」もそうだし、「傷だらけのふたり」も、ラブストーリーのキャラクターにもかかわらず、一方的に悪い男の役を演じました。善と悪が共存する立体的な感じかなその反面、1年間愛された「国際市場で逢いましょう」と「ベテラン」「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」の役では優しいイメージが強いです。ファン・ジョンミン:僕はキャラクターを考えて作品を選んでいません。物語を見て選んでいます。物語の中でキャラクターが生きており、息をしていると信じています。面白いストーリーで観客と心を通わせてこそ、人物が生きていると思っていて、ストーリーはそれほど面白くないのにキャラクターだけ良いのは意味が無いと思います。僕が一番嫌なことです(一同笑) 2015年は偶然にも優しい人物ばかりを演じましたが、今年はチョン・ウソンと共演する映画「アスラ」(監督:キム・ソンス、制作:サナイピクチャーズ)が待っています(笑) 「アスラ」で演じるパク・ソンベは悪の元凶です。一見すると立派な政治家ですが、中身は悪の渦の人物です。あ、難しいです。キャラクターの中に少し独特な面もあり、図太い面もあって、表現するのが難しいんです。政治家にある特徴です。口と目が別々に動いてる人(一同笑)―素晴らしい演技派俳優です。「新しき世界」ジョンチョンの場合、外見はどう見ても悪人でしたが、中身は純粋さのある人物でした。「アスラ」のパク・ソンベとは正反対です。演技をする立場でどんな役が一番難しいですか?ファン・ジョンミン:「アスラ」の方が難しいです。本当に難しかったです。最近、人物をどう表現すればいいのか、常に悩んでいます。大変です。―2015年、ファン・ジョンミンさんは韓国映画に欠かせない存在です。一年間で観客動員数3000万人を記録しました。ファン・ジョンミン:クレイジーです! 祝福でもあります。僕の人生で2015年を表現するとしたら、「マジ! 大ヒットだ~」です。人生で自慢できる一年になったということは、本当な幸せなことです。そのような祝福された年を送ることができたのは観客のおかげです。本当に感謝しています。―俳優ファン・ジョンミンの人生で忘れられない一年はありますか?ファン・ジョンミン:「ワイキキ・ブラザーズ」を撮影した2000年が忘れられません。助演ではあったけど、初めて大きな役を演じました。その映画のおかげで今の僕がいるのです。今でも記憶が鮮明に残っています。僕の名前が刻まれた赤い椅子をもらった瞬間を。撮影現場で一度も座りませんでした。とても座れませんでした。―俳優にとって自分の名前が刻まれた椅子を初めてもらった瞬間はとても大きな意味があると思います。そのような理由で質問しますが、自分の椅子がない方々が撮影現場にはもっと多いと思いますが、椅子一つでとても複雑な感情が行き来します。ファン・ジョンミン:そのような理由で僕は現場で椅子に刻まれた名前を消したり、取ったりします。「今すぐ取ってくれ、恥ずかしいから」とお願いします。誰もが座れる椅子を用意することをお願いします。椅子が重要なのではありません。ただ、初めてもらう椅子は意味が違います。それは本当に大きいです。その力で今でも一生懸命に頑張っています。その椅子は、今も僕の家にあります。僕の机の椅子になっています。子供が椅子の上で遊んでいるので、今は椅子の布が伸びました(笑)―演技と登山は何かを乗り越えるという共通点があります。程度の差はありますが、演技に限界を感じたことはありませんか?ファン・ジョンミン:常に感じています。新しい作品を始める時、受け取った台本に「どうして?」と書きます。「どうして? この時期にこの人たちとこの作品をしているんだろう。この人物がこの状況でこのような台詞を言うんだろう?」と常に質問を投げかけます。チンピラ役であれ、刑事役であれ、再度演じる可能性があります。だから、「新しき世界」のジョンチョンが、「ベテラン」のソ・ドチョルが見えてはいけません。キャラクターを構築するのに確かに限界があります。そのような限界を乗り越えようと努力します。―2月にまた、「華麗なるリベンジ」が公開されます。本当に仕事熱心ですね?ファン・ジョンミン:牛のように働くという言葉があります。牛よりも熱心に働いているようです。最近の牛はこんなに働いてないし、ハハハ。―時間が経つのが怖くて、もっと仕事熱心になったのではないでしょうか?ファン・ジョンミン:その理由もあります。時間がもったいなくて。それに、40歳を越えてから演技をするのが楽しくなりました。こんなに楽しいのに時間が経つのが早くて、もったいないんです。今は、僕にとって一番最高の時期だと思います。後悔しないように今の時間を過ごしたいです。
映画「ヒマラヤ」観客数500万人突破
映画「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」が公開16日目の12月31日午後、累計観客動員数500万人を突破した。配給会社CJエンターテインメントが発表した。同映画は実話に基づく作品で、遭難した同僚の遺体を捜すため、記録も、名誉も、補償もない遠征に乗り出した登山家たちの物語を描いた。
「ヒマラヤ」チョンウ“オム・ホンギル隊長がぎゅっと抱きしめてくれた”
人懐こい慶尚道(キョンサンド)方言、一途な純粋さ、映画「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」でチョンウが演じた故パク・ムテム隊員はなんとなく彼に似ているところが多かった。「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」は、ヒマラヤ登山中に息を引き取った同僚の遺体を見つけるために命をかけた旅に出るヒューマン遠征隊の実話をベースにする。実話を取り扱う作品であり、チョンウはその中でも故人を演技することになった。そのためさらに慎重にならざるを得なかった。特に、最後に山の上で息を引き取るシーンは負担感が多かったはず。これに関連して、チョンウは最近OSENとの取材で「そのシーンが一番負担になったし、気になったシーンだった。実在の人物であり、故人である方の最後の感情を表現するシーンだったので負担を感じたが、それでも最善を尽くして心を尽くしてアプローチしようと努力した。それでもまだ心配だ。迷惑になるのではないかと。そんな心配がある」と述べた。すべてのシーンに自信がないというチョンウにVIP試写会で会ったオム・ホンギル隊長の温かい応援は一番大きい力になったはずだ。彼は「あの方達が経験したことを映画で表現することは慎重にならざるを得ない。負担感のためか、なんとなく申し訳ない気持ちもあったけれど、温かくしてくれた。映画を観たオム・ホンギル隊長が「あ、チョンウ」とし、ぎゅっと抱きしめてくださった。そして、隊員同士でファイトを表す、『気、気、気」という掛け声も言ってくれた。撮影のときにお会いして、久しぶりにお会いしたけれど、ぎゅっと抱きしめてくれた」とし、オム・ホンギル隊長とのエピソードを伝えた。テントの厳しい寒さの中で「寒いし、お腹は空いているけれど、本当にいい」という台詞がある。なぜこんな苦労をしながらヒマラヤの山頂に登るかを一番良く表してくれる部分だ。チョンウは「このように山に登るのはただ好きだからやるのではないだろうか。僕が演技するのと同じく。僕もろくでもない釜山(プサン)のおのぼりがなぜ演技なんかしようとするのかとよく言われた(笑) とにかく、今は俳優と言う職業を持って、一日一日やっていきながら、山に登るように一歩一歩踏み出している。山に登る、演技をする、すべてが夢ではないかと思う」とし、山と演技に対する自身の考えを述べた。普段好きではなかった山であって、苦労した山だが、数ヶ月が経ってみたら山岳人の心が分かりそうだという。彼は「撮影が終わった時は『ああ、終わった』という感じだったけれど、数ヶ月経って振り返ってみたら、『もう一度行けばどうだろう。もう一度行けば、もっと楽しめそうなのに』と思った。自分でも不思議だ。なぜそんなことを思うのか。それほど大変で容易ではなかったのに」とし、笑って見せた。結局、一途な人同士で通じる何かがあるようだ。「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」を通じてチョンウはtvN「応答せよ1994」以来、ターニングポイントを迎えることになった。ロマンス演技で特に注目を浴びた彼は、今回の映画で、さらに演技のスペクトラムを広げることになった。彼が届ける熱い感動に観客たちは涙で応えている。
ファン・ジョンミン主演「ヒマラヤ」クリスマス連休にもダントツの1位…観客数400万人突破!
映画「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」が、クリスマス連休にライバルのいない1位を記録した。28日の映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワークの集計によると、「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」は先週末のクリスマス連休(25日~27日)に約176万人を動員して興行ランキング1位にランクインした。特に「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」は公開8日目に200万人、10日目に300万人を突破し、27日の12日目には400万人を越えて、破竹の勢いのヒットを記録している。これで「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」は16日の公開から現在までに、合計422万705人を動員した。「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」は、エベレスト登山中に死亡した同僚隊員の遺体を捜すために、記録も、名誉も、保障もない、命を賭けた旅路に出るオム・ホンギル隊長とヒューマン遠征隊の胸の熱くなる挑戦を描いた映画だ。
危機に陥った私を助けてくれるのは誰か…映画「ヒマラヤ」イ・ソクフン監督が問う
2015年、山岳人精神を証明したイ・ソクフン監督コメディー専門の監督と話しかけると、イ・ソクフン監督は自ら腹黒いと打ち明けた。いきなりこれはどういうことだろうか。ひどく真剣な表情に落ち着いた口調で自分の考えを伝える彼がこれまで作ってきた作品をとりあえず振り返ってみよう。昨年ヒットした「パイレーツ」をはじめ、「ダンシング・クィーン」(2012)と「放課後の屋上」(2005)など、全て愉快なコメディー映画一色である。「真剣に見える人がコメディーをやるから腹黒いわけです。全く意図がなさそうに見えるのに、いきなり飛ばすわけだから」最近、ソウル三清洞(サムチョンドン)のあるカフェで会った彼が説明を加えた。奇抜な発想のコメディで商業映画界に足を踏み入れた彼は、結婚してからは生活型コメディを披露しながら活動範囲を広げてきた。しかし、今年の年末は少し違う。お笑いは相当抑えた、感動の実話を手に帰って来た。映画「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」のことである。コメディの監督が、感動の実話で乗り出す「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」は、2012年頃から本格的な映画化の話が始まった。既に2005年、故パク・ムテク隊員の遺体を収容するために集まったヒューマン遠征隊の物語がドキュメンタリー化され、これを制作会社のJKフィルムが映画化したいと乗り出した。制作会社は、当時遠征隊の隊長だったオム・ホンギルさんを何度も訪ね、辛うじて説得に成功した。故人の十周忌となる2015年、そのようにして映画は誕生した。イ・ソクフン監督は「心の中では自信がなかったし、それで断ろうかとためらった。もし『パイレーツ』をやっていないならば、考えすら及ばなかったと思う」と本音を打ち明けた。その上「一方では、このような感動的な物語をうまく作れるかも疑問だった」と当時の悩みを表した。「(ドキュメンタリーとして制作されているだけに) 皆知っている物語で、予想可能だからさらに難しそうだと思った。絶対『俺を泣かせてみろ!』という気持ちで来る観客の方もいらっしゃるはずなのにだからと言って、闇雲に映画をただの涙系のものにしたり、コミカル要素をさらに入れることもできなかった。そのように刺激的に作って、映画がヒットするとしても、遺族の方々を大きく傷付けることになれば、これを作った甲斐がなくなると思った。他人の苦痛を金稼ぎに利用するという話が、最も堪え難そうだった。故パク・ムテク隊員の息子さんは中学生だが、この映画がもしかすると父のもう一つの姿になるかも知れないのではないか。そのような信頼を裏切りたくはなかった。撮影現場に遺族の方も何度もいらしたし、涙を流す方もいらっしゃった。それだけに、山岳人と家族の皆さんに恥じないものを作りたかった」そこで、現実性の担保が重要になった。実際の海抜8000メートルまで登ることはできなかったが、少なくとも高さ4000メートルの所に撮影所を作り、専門山岳人の助言を受け入れた。俳優たちが自ら装備を担いで崖を登り、山登りで使う単語と口調を直してもらいながら、違和感をできるだけ減らそうと務めた。その中でもイ・ソクフン監督は「その高さでは5メートル歩くだけでも時間が結構かかる。映画的な想像力が必要な部分は、ある程度折衝点を探そうとした」と付け加えた。「俺を泣かせてみろ!」という観客と、目を凝らしている遺族の間でこれまで不毛の地も同然だった山岳映画をなぜ選択したのだろうか。もちろん12年前、「氷雨」という映画があることはあった。しかしその映画は、アラスカ・アシアック山へ登る途中で遭難する人たちのロマンス映画という点で大きな違いがある。この映画に触れながらイ・ソクフン監督は「技術力が足りなかった時代に、あまりにも先を行った作品」と話した。「偶然にも、うちの作品に参加したキム・テソン撮影監督が、『氷雨』の撮影助手だった。当時を振り返り、ノウハウを積んできたのでは。最初はそのことは知らなかった。彼が特殊戦司令部出身で『バトル・オーシャン/海上決戦』や『神弓 KAMIYUMI』で体を惜しまなかったという噂を聞いてお招きしただけであって(笑)『ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~』を作ったのは、当然観客の皆さんに共感していただけると信じているからだ。普遍性があると期待しているが、もちろん心配はある。全ての物を金銭的な価値に換算する世の中になっているので。セウォル号の引き揚げにもこれくらいお金がかかると計算するし、どうしてするのかと反対もするし。そのような気持ちなら『ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~』が理解できないかもしれない。無謀に見え、無価値に見えても、一人ひとりを大事にする心が重要だと思う。最近私たちは、あまりにも効率と経済的な面だけ勘定して、まるでそれが良いことのように包装するが、映画を通じて振り返るきっかけになって欲しい。子供の頃は皆義理と友情を重視したのに、生きているとそれを諦めがちだ。そのような本来の価値をうまく維持する方たちが、山岳人だと思った」自身の意図に触れながらも、イ・ソクフン監督は警戒した。「一歩間違って、『ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~』があまりにも教訓的過ぎるのではないかと、できるだけ注意した。気まずい涙ではなく、どこか深いところから共感できる涙であって欲しい」と期待を示した。犠牲についてイ・ソクフン監督もやはり、自分自信に尋ねた。持っているものを放り出し、義理または愛のために自身を投じることができるか。彼は「私もやはり、危機から助けるべき誰かが思い浮かぶ。躊躇わずに乗り出すと思う」と答えた。世の中にはお金に換算できない、数多くの犠牲が存在してきた。戦争とテロ、または自然災害でしばしば人は、面識もない他人のために快く命を懸けたり、助けの手を差し伸べてきた。「それが、人間の力ではないだろうか」とイ・ソクフン監督が話した。「陳腐だと捉えることもできるヒューマン遠征隊の物語が偉大な理由がそこにある」と。その偉大な物語を通じてイ・ソクフン監督がより一層成長する機会を迎えたようだ。韓国芸術総合学校出身で、同門たちが奥深い作品を撮っている時、反対に軽い商業映画でアプローチした彼だ。「持ち前の感覚があるわけではない。ニール・サイモン作家のシナリオを耽読しながらコメディ感覚を身につけてきたし、自然にコメディ映画をやって来た」と彼は謙遜したが、彼もやはり進化すべきタイミングであることを直感していた。日常系の物語で感動を与える監督が韓国にそれほど多くないだけに、彼の次の歩みが早くから期待される。
韓国&ベトナムで「スター・ウォーズ」を抑えた“韓国映画の威力”
韓国映画の威力は「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」も抑えるほどだった。「スター・ウォーズ」は現在、全世界の映画館を掌握している。公開第1週目の週末、世界的に5億2900万ドル(約640億円)の売上を記録し、今年6月に「ジュラシック・ワールド」が記録した5億2400万ドル(約635億円)を押さえた。しかし韓国では「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」に抑えられた。今月16日に公開された「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」は公開8日目、興行成績1位を維持しながら動員観客数189万人を記録した。17日に公開された「スター・ウォーズ」は126万人の動員観客数を記録するのに止まった。「スター・ウォーズ」の力が及ばないもう一つの国はベトナムだ。現在ベトナムで1位にランクインした作品は、韓国映画「怪しい彼女」をベトナムバージョンでリメイクした「私があなたのおばあさんだ」である。この映画は2週連続で興行成績1位を記録し「スター・ウォーズ」を抑えこんだ。11日、ベトナム全域80ヶ所の劇場で公開されたこの映画は三日間、56万3203ドル(約6800万円)の売上を記録した。これは13万8675ドル(約1700万円)を記録した2位のディズニー&ピクサーのアニメーション「アーロと少年」と13万5431ドル(約1600万円)を記録した3位の「白鯨との闘い」のスコアを4倍以上超える数値だ。「スター・ウォーズ」が公開された2週目にも相変わらず1位をキープしている。「私があなたのおばあさんだ」は2014年1月、韓国で公開して観客動員数865万人を記録した映画「怪しい彼女」のベトナム版リメイク作だ。CJ E&Mとベトナム制作会社HK Filmが共同で企画・制作し、ベトナム映画として再誕生させた作品だ。20歳の乙女の体を取り戻した70代の毒舌おばあちゃんが初めて享受する全盛期を描いたファンタジーヒューマンコメディだ。ベトナム最初のオンライン映画祭を創設し、ベトナム映画産業の発展に大きく貢献した監督ファン・ザー・ニャット・リンのデビュー作で、歌手兼俳優Miu Leとベトナムの代表演技派俳優として位置を固めたHua Vi Van、歌手、MCとして活動している万能エンターテイナーNgo Kien Huyが主演を務めて好評を受けた。2本の映画はいずれもCJ E&Mの作品だ。CJ E&Mは海外映画市場への進出戦略であるワンソースマルチテリトリー(One Source Multi Territory:一つの話のソースをモチーフに国家別に、現地化過程を経て公開する方式)モデルを活用し、韓流映画の威容を誇っている。ハリウッドリポーターは韓国とベトナムで「スター・ウォーズ」が興行成績で押された理由を分析しながら「韓流がアジアでトレンドをリードしている」と評価した。「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」は実話をベースに感動を盛り込んだ点が韓国ファンたちに高い評価を受けた。「私があなたのおばあさんだ」も国境と世代を超え、共感できるユニークな題材にベトナムならではの伝統と価値を盛り込んで絶対的な支持を得ている。「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」と「私があなたのおばあさんだ」の興行の成功は自国民の情緒に合う映画を完成度高く制作すると、多額の制作費を投資したハリウッド映画と十分に競争できるという事実を証明している。
ファン・ジョンミン主演「ヒマラヤ」公開4日で観客100万人突破…ヒューマンドラマのジャンルでは史上最短記録
映画「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」が公開4日目で観客動員数100万人を突破した。19日午後7時、映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワークの集計結果によると、16日に公開した「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」は、公開4日目である19日、観客100万人を突破した。これはヒューマンドラマのジャンルでは史上最短記録であり、冬の映画界で全世代の観客に笑いと感動を与えて1000万人の観客を動員した「国際市場で逢いましょう」(1426万)、「7番房の奇跡」(1281万)、「弁護人」(1137万)と同じスピードだ。さらに「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」は、韓国の錚々たるライバル作や全世界で大きく注目されている海外映画との競争の中でも大きな差をつけ、3日連続で興行成績1位をキープしており、週末の興行ぶりがさらに期待を高めている。これに先立って「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」は、公開当日に20万人の観客を動員し、ヒューマンドラマのジャンルでは史上最高のオープニングスコアを記録した。「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」は2005年、エベレスト登山中に死亡した故パク・ムテク隊員の遺体を収拾するために、再び登山に挑んだ山岳人オム・ホンギル隊長と遠征隊の物語を描いた作品だ。韓国で16日に公開された。
ファン・ジョンミン主演「ヒマラヤ」3日連続で興行ランキング1位
映画「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」(監督:イ・ソクフン、制作:JKフィルム)が3日連続興行ランキング1位の座を守った。19日、映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワーク集計によると「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」は18日、24万2917人を動員し、興行ランキング1位にランクインした。「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」の累積観客数は66万3754人と集計された。「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」は2005年、エベレスト登山中に死亡した故パク・ムテク隊員の遺体を収拾するために再び登山に挑んだ山岳人オム・ホンギル隊長と遠征隊の物語を描いた作品だ。ファン・ジョンミン、チョンウ、チョ・ソンハ、キム・イングォン、ラ・ミラン、キム・ウォネ、イ・ヘヨン、チョン・べスなどが出演した。「ダンシング・クィーン」「パイレーツ」を演出したイ・ソクフン監督がメガホンを取った。「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」は公開初日である今月16日1位でスタートし、ヒットに青信号をつけた。その後、ハリウッド超大作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の公開にも関わらず1位の座を守り、公開1週目のヒットを守った。この週末で(観客動員数)100万の高地突破も無理がなさそうだ。同日「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は16万8474人(累積33万8296人)で2位に、「隻眼の虎」は11万6666人(累積37万1810人)で3位に、「インサイダーズ/内部者たち」は5万4052人(累積628万8640)人で4位にランクインした。