海にかかる霧
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JYJ ユチョンの映画デビュー作「海にかかる霧」10月7日ブルーレイ&DVDリリース
「海にかかる霧」のブルーレイ&DVDが2015年10月7日にリリースされ、デジタルセル&レンタルも同時配信される。本作は青龍映画賞、大鐘賞他、主要映画賞の新人賞を総なめにしたJYJのユチョンが本格的スクリーンデビューを果たした衝撃のサスペンス大作だ。◆JYJのユチョンが新⼈賞を総なめ!ユチョンは本作の演技で⻘⿓映画賞、⼤鐘賞他主要映画賞の新⼈賞を総なめにして、若⼿演技派のトップに躍り出た。 ◆「テチョン号事件」をベースとした実話をサスペンスフルに描く!2001年に実際に起こった「テチョン号事件」を元にした舞台「海霧(ヘム)」を映画化。中国からの密航者たちを韓国に運ぶことになった漁船のなかで起こる船員と密航者たちの間の悲劇と、愛と憎しみが複雑に絡み合う⼈間関係をサスペンスフルに描く。◆ヒットメーカー、ポン・ジュノが描くサスペンス⼤作!韓国屈指のヒットメーカー、「スノーピアサー」「グエムル-漢江の怪物-」のポン・ジュノがプロデュース、「殺⼈の追憶」の脚本を⼿がけたシム・ソンボが初監督を務めた衝撃のサスペンス⼤作。■商品情報【初回限定⽣産】海にかかる霧 ブルーレイ スペシャル BOX(2枚組)品番:1000579425/¥8,790+税本編111分+特典DVD約50分/⽚⾯1層/スクィーズビスタサイズ16x9FF(⼀部スクィーズシネマスコープサイズ16x9LB)⾳声:韓国語ドルビーデジタル ステレオ(2S)、⽇本語吹き替え/字幕:⽇本語、⽇本語吹き替え⽤字幕初回限定特典:豪華フォトBOOK32ページ、パク・ユチョン⽣写真⾵カード5枚セット、カレンダーポストカード6枚セット、ミニクリアファイル2枚組、豪華アウターケース【初回限定⽣産】海にかかる霧 DVD スペシャル BOX(2枚組)品番:100579426/¥7,790+税本編111分+特典DVD約50分/⽚⾯1層/スクィーズビスタサイズ16x9FF(⼀部スクィーズシネマスコープサイズ16x9LB)⾳声:韓国語ドルビーデジタル ステレオ(2S)、⽇本語吹き替え字幕:⽇本語、⽇本語吹き替え⽤字幕初回限定特典:豪華フォトBOOK32ページ、パク・ユチョン⽣写真⾵カード5枚セット、カレンダーポストカード6枚セット、ミニクリアファイル2枚組、豪華アウターケース【初回限定⽣産】海にかかる霧 DVD品番:1000579427/¥4,790+税約111分/⽚⾯1層/スクィーズビスタサイズ16x9FF(⼀部スクィーズシネマスコープサイズ16x9LB)⾳声:韓国語ドルビーデジタル ステレオ(2S)、⽇本語吹き替え字幕:⽇本語、⽇本語吹き替え⽤字幕初回封⼊特典:カレンダーポストカード5枚組デジタルセル&レンタル同⽇配信発売・販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント(C) 2014 NEXT ENTERTAINMENT WORLD Inc. & HAEMOO Co., Ltd. All RightsReserved.提供:ツイン ※掲載のジャケット、レーベル、スペック、価格は変更になる場合があります■関連サイト・映画「海にかかる霧」公式:http://www.umikiri-movie.com/
JYJ ユチョンの映画デビュー作「海にかかる霧」メイキングDVD、第1弾に続き8/5に待望の第2弾発売!
JYJ ユチョンが本格的にスクリーンデビューを果たした「海にかかる霧」のメイキングDVD第2弾、「パク・ユチョン in 海にかかる霧 航海日誌 PartII 〈公式メイキング DVD〉」が2015年8月5日に発売される。本作は4月16日に発売された「パク・ユチョン in 海にかかる霧 航海日誌 PartI 〈公式メイキング DVD〉」では収録できなかった映像がたっぷり収録された、とっておきの秘蔵映像満載で贈るメイキングDVD第2弾。「海にかかる霧」で、第35回青龍映画賞や第51回大鐘賞映画祭など主要映画賞の新人賞を総なめにして、若手演技派のトップに躍り出たパク・ユチョン。公開に先駆けて発売されたメイキングDVD第1弾に収録できなかったパク・ユチョンの気になるあのシーンやこのシーンもたっぷり収録。ユチョンのオフショットシーンや過酷な撮影の裏側を捉えた場面が多数追加され、ユチョンの様々な表情が楽しめる。「海にかかる霧」で主要映画賞の新人賞を総なめにした俳優パク・ユチョンの素顔に迫る。さらに、マスコミ試写会&制作発表会(パク・ユチョン、キム・ユンソク、ハン・イェリほか)その他貴重なプロモーション映像を多数収録。また、初回封入特典としてオリジナルポストカードセット5枚組を封入予定である。■リリース情報パク・ユチョン in 海にかかる霧 航海日誌 PartII 〈公式メイキングDVD〉品番:1000573546/¥4,000+税約90分/片面1層/スクィーズビスタサイズ16x9FF(一部スクィーズシネマスコープサイズ16x9LB)/音声:韓国語ドルビーデジタル ステレオ(2S)/字幕:日本語【収録内容】◆メイキング映像集(おちゃめなユチョン、最後の格闘、2人のラーメン、最後の食堂ほか)◆プロモーション映像集(マスコミ試写会、制作発表会ほか)◆予告編【初回封入特典】オリジナルポストカードセット5枚組(予定)発売・販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント提供:ツイン(C) 2014 NEXT ENTERTAINMENT WORLD Inc. & HAEMOO Co., Ltd.All RightsReserved.※掲載のジャケット、レーベル、スペック、価格は変更になる場合があります■関連サイト・映画「海にかかる霧」公式サイト
「第9回アジア・フィルム・アワード」今年も中国映画が賞を総なめ…ペ・ドゥナが韓国のプライドを守った(総合)
韓国映画が多数候補に上がり、期待を集めた「アジア・フィルム・アワード(Asian Film Awards)」が今年も中国映画の祭で終わった。25日の午後8時(現地時間)、マカオのベネチアンホテルで「第9回アジア・フィルム・アワード」が開催された。「アジア・フィルム・アワード」は香港国際映画祭の一環として開催され、アジア各国の映画を対象にする授賞式だ。特に今年の「アジア・フィルム・アワード」には全部門に韓国映画が進出し、視線を引きつけた。観客数1400万人を突破したユン・ジェギュン監督の「国際市場で逢いましょう」とホン・サンス監督の「自由が丘で」が作品賞候補に上がった。「国際市場で逢いましょう」と「自由が丘で」は「薄氷の殺人」(中国、監督:ティアオ・イーナン)、「ブラインド・マッサージ」(中国、監督:ロウ・イエ)、「Haider」(インド、監督:ヴィシャール・バールドワージ)、「そこのみにて光輝く」(日本、監督:呉美保)と競争した。「自由が丘で」は作品賞だけでなく監督賞、主演男優賞(加瀬亮)など主要3部門に名前を上げた。主演男優賞部門には1700万人動員のヒット神話の主人公「バトル・オーシャン/海上決戦」のチェ・ミンシクも一緒にノミネートされた。他に主演女優賞はペ・ドゥナ(「私の少女」)、新人賞にEXOのディオ(「明日へ」)がノミネートされ、チョ・ジヌン(「最後まで行く」)とハン・イェリ(「海にかかる霧」)がそれぞれ助演男優賞、助演女優賞候補に名前を上げた。それだけでなく脚本、撮影、編集、美術、作曲、衣装、視覚効果部門に「最後まで行く」「群盗:民乱の時代」「王の涙 –イ・サンの決断-」「パイレーツ」など韓国映画が候補に上がった。衣装デザイン部門にはツイ・ハーク監督の映画「智取威虎山」で韓国のクォン・ユジン監督が候補に上がり、視線を引きつける。しかし、昨年に続き韓国映画のほとんどが受賞につながらず、名残惜しさを残した。主演男優賞候補になったチェ・ミンシク、助演男優・女優賞候補に上がったチョ・ジヌン、ハン・イェリと新人賞候補になったEXOのディオの受賞は残念ながら不発となった。このような中で、主演女優賞を受賞した「私の少女」のペ・ドゥナと功労賞のイム・グォンテク監督がトロフィーを獲得し、プライドを守った。作品賞の栄光は中国の「ブラインド・マッサージ」が手に入れた。盲人マッサージ師を素材にする「ブラインド・マッサージ」はチン・ハオ(金昊)、グオ・シャオドン(郭小冬)、メイ・ティン(梅婷)、ホアン・シュアン(黄軒)が出演し、ロウ・イエ監督がメガホンを取った。この日「ブラインド・マッサージ」は作品賞と共に撮影賞を受賞した。監督賞は「黄金時代」のアン・ホイ(許鞍華)監督が受賞した。「黄金時代」は1930年代、激変の中国、狂いそうなほど文を書きたかった天才作家、シャオホンの強烈な人生を描いた作品だ。タン・ウェイ(湯唯)、ウィリアム・フォン(馮紹峰)、ワン・チーウェン(王志文)が出演した。〈以下は全受賞リスト〉◆ 作品賞 - 「ブラインド・マッサージ」(中国)◆ 監督賞 - 「黄金時代」 アン・ホイ(中国)◆ 脚本賞 - 「薄氷の殺人」 ティアオ・イーナン(中国)◆ 主演男優賞 - 「薄氷の殺人」 リャオ・ファン(廖凡、中国)◆ 主演女優賞 - 「私の少女」 ペ・ドゥナ(韓国)◆ 助演男優賞 - 「黄金時代」 ワン・チーウェン(中国)◆ 助演女優賞 - 「そこのみにて光輝く」 池脇千鶴(日本)◆ 撮影賞 - 「ブラインド・マッサージ」 ツォン・ジエン(中国)◆ 編集賞 - 「ザ・レイド GOKUDO」 ギャレス・エヴァンス(インド)◆ 音楽賞 - 「Margarita, with a Straw」 マイキー・マクリアリー(インド)◆ 視覚効果賞 - 「GONE WITH THE BULLETS(一歩之遥)」 リック・サンダー、クリストフ・ゾリンジャー(中国)◆ 衣装デザイン賞 - 「GONE WITH THE BULLETS(一歩之遥)」 ウィリアム・チャン(中国)◆ 美術賞 - 「GONE WITH THE BULLETS(一歩之遥)」 リウ・チン(中国)◆ 特別賞(「エクセレンス・イン・アジア・シネマ・アワード」) - 中谷美紀(日本)◆ 功労賞 - イム・グォンテク(韓国)
スイスのフリブール国際映画祭、韓国映画4作品を公式招待
韓国映画「アーティストポン・マンデ」「海にかかる霧」「私の少女」「愛のタリオ」がスイスのフリブール国際映画祭に招待された。今月21日、スイスのフリブールにて第29回フリブール国際映画祭が開幕した。フリブール国際映画祭は、毎年テーマを決めて映画を招待している。今年はエロチックシネマがテーマに選定され、韓国の作品の中からは「アーティストポン・マンデ」「海にかかる霧」「私の少女」「愛のタリオ」が同映画祭に招待された。今年で29回目を迎えたフリブール国際映画祭は、スイスを代表する映画祭で、アジア映画を早くから紹介して知らせる役割を忠実に果たしてきた映画祭として有名だ。韓国の作品としては昨年、「ポエトリー アグネスの詩」「母なる証明」「ハウスメイド」「レイトオータム」「10人の泥棒たち」「誰でも自分の寿命を全うしたい(Your Time Is Up)」「南営洞(ナミョンドン)1985」などが招待され、「ハン・ゴンジュ」が大賞を受賞した。
JYJ ユチョンの映画デビュー作「海にかかる霧」ニューヨークの映画祭に公式招待…“韓国映画で唯一”
JYJのユチョンのスクリーンデビュー作「海にかかる霧」がニューヨークで開催されるニュー・ディレクターズ/ニュー・フィルム(New Directors/New Films、以下ND/NF)に公式招待された。「海にかかる霧」の配給を担当したNEW側は9日、「シム・ソンボ監督の『海にかかる霧』がND/NFに公式招待された」と伝えた。ND/NFはニューヨーク近代美術館と、フィルム・ソサエティ・オブ・リンカーン・センターが共同主催する映画祭で、デビュー監督の作品を対象に、その年もっとも注目すべき新人監督の映画を選別し、最多30本以内の作品だけを公式招待する。特に、「海にかかる霧」は今回のND/NFに韓国映画としては唯一招待されて注目を浴びている。ND/NF側は「海にかかる霧」の招待に対し、「新人のシム・ソンボ監督は、実際の事件から強烈なドラマを引き出し、荒波の上で繰り広げられる生と死の惨状と陰鬱な光景を披露する」と説明した。シム・ソンボ監督は「山に登り始めたが、頑張れと応援しながら誰か後ろで押してくれる気分だ。出演者の方々、スタッフの方々、ありがたい方々の顔が思い浮かぶ」と感想を述べた。「海にかかる霧」の制作者であるポン・ジュノ監督は「長い歴史を持つ映画祭でUSAプレミアを行うことになり嬉しく、特に新人監督にとって大きな意味のある映画祭で、さらにやりがいを感じる。ニューヨークの映画関係者たちがすでに上映に高い興味を示しており、楽しく招待リストを作っている」と述べた。「海にかかる霧」は20日、21日に公式上映され、シム・ソンボ監督は公式上映日に合わせて出国し、舞台挨拶と観客とのトークのイベントに参加する予定だ。「海にかかる霧」は、満船の夢を抱いて出航した6人の船員たちが一寸先も見えない海にかかる霧の中、密航者を運ぶことになり、収拾のつかない事件に巻き込まれるストーリーを描いた作品だ。
JYJ ユチョンの映画デビュー作「海にかかる霧」4/17日本公開が決定!日本向けポスター解禁
JYJ ユチョンのスクリーンデビュー作「海にかかる霧」が4月に日本で公開される。最近、あるオンラインサイトには「海にかかる霧」の日本ポスターが公開された。公開された日本向けポスターには、一寸先も見えない海霧の中、お互いの手を握ろうとする二人の緊迫した瞬間が捉えられている。日本のタイトルは「海にかかる霧」「あの日、海の上で起こったことは、誰にも話してはならな」というキャッチフレーズが加わり、映画への好奇心を刺激している。「『殺人の追憶』のスタッフが仕掛ける、極上のサスペンス大作!」というキャッチフレーズも印象的だ。ポン・ジュノ監督が制作に参加し、大きな話題を集めた「海にかかる霧」は、満船の夢を抱いて出航した6人の船員たちが一寸先も見えない海霧の中、密航者を運ぶことになり、収拾のつかない事件に巻き込まれるストーリーを描いた作品だ。この作品を通じてスクリーンデビューしたユチョンは、「第34回韓国映画評論家協会賞」「第51回大鐘(テジョン)賞映画祭」「第15回釜山(プサン)映画評論家協会賞」「第35回青龍映画賞」「第6回今年の映画人賞」など、各受賞式で新人賞を総なめにし、映画俳優としての地位を固めた。日本でもユチョンを中心として映画のプロモーションが行われている。すでにJYJの活動を通じて日本で多くのファンを保有しているユチョンであるだけに、日本でもチケットパワーを証明することができるのか、帰趨が注目されている。映画「海にかかる霧」は4月17日に日本で公開される予定だ。
ヨ・ジング「クォン・ボブ」の降板から「あなた、その川を渡らないで」の逆走行まで ― 2014 韓国映画界 Vol.2
ヨ・ジング「クォン・ボブ(拳法)」降板から「あなた、その川を渡らないで」の逆送まで。2014年のスクリーンを熱くした最もホットな俳優を集めてみた。1. ヨ・ジング「クォン・ボブ」を降板キャスティングをめぐる映画制作の裏の世界が赤裸々に明かされた事件だった。「クォン・ボブ(拳法)」はチョ・インソンの除隊後復帰作として注目されたが、制作が無期限に延期され、結局、チョ・インソンのキャスティングが取り消された作品だ。制作中止のニュースが何度も聞こえてきたが、「クォン・ボブ」側は諦めなかった。切歯腐心した結果だろうか。韓中合作で中国が投資するというニュースが伝わり、「クォン・ボブ」は新たな動力を手に入れた。そして、ヨ・ジングがキャスティングされて長い迷いも終わるようだった。だが、ヨ・ジング側が一方的に降板を伝え、「クォン・ボブ」の世界は再び混乱に陥った。制作会社側がヨ・ジングのキャスティングを確定した状況でキム・スヒョンに主人公を提案した事実が明らかになり、議論はさらに大きくなった。ヨ・ジング側から「中国側が現地で認知度のないヨ・ジングの代わりに、ドラマ『星から来たあなた』を通じて韓流スターになったキム・スヒョンを望み、これが降板の理由だ」という主張が提起された。一方、制作会社側はヨ・ジングのスケジュールが問題だったと話した。ヨ・ジング主演の「私の心臓を撃て」は7月に撮影が終わるので、8月に「クォン・ボブ」の撮影に入るのが無理だという理由だ。結果的にチョ・インソンも、ヨ・ジングも、キム・スヒョンも、「クォン・ボブ」から離れた。「クォン・ボブ」の世界で義理について論じれる人は誰もいないだろう。現在、「クォン・ボブ」の主人公は空席で、映画の未来は真っ暗である。2. 19禁映画に出演した男性スターたち禁じられた愛は映画界が好きな題材だ。今年も間違いなく危険な愛が映画界を訪れた。だが、このような映画に今年に特に関心が集まった理由は、ソン・スンホン、チャン・ヒョク、チョン・ウソンなど一時代を風靡したイケメン俳優が誘惑に心が揺れる30~40代の既婚男性を演じたためだ。チャン・ヒョクが「愛の棘」でスタートを切った中、「情愛中毒」のソン・スンホンが部下の妻(イム・ジヨン)に魅了され、「愛のタリオ」のチョン・ウソンは20歳の処女(イ・ソム)に出会って致命的な愛を交わした。痴情激情メロベッドシーンという単語がソン・スンホン、チャン・ヒョク、チョン・ウソンの名前の前に付いて、全国の女心が熱く盛り上がった。だが、映画への関心は映画のヒットにつながらなかった。心臓をときめかせる感情を描くのは簡単ではないということを、脱ぐことが映画の成功につながるのではないことを証明したわけだ。3. 「群盗」vs「バトル・オーシャン/海上決戦」vs「パイレーツ」vs「海にかかる霧」の対決ワールドカップ第4戦ほど面白かった。SHOWBOX、CJ、ロッテNEWが準備した「群盗:民乱の時代」「バトル・オーシャン/海上決戦」「パイレーツ」「海にかかる霧」が1週間おきに順番に封切りした。すべてが億単位が投資された映画たちだった。結果は皆が知っているように「バトル・オーシャン/海上決戦」の圧勝だった。「バトル・オーシャン/海上決戦」の勢いは韓国映画の最高興行記録を保有した「アバター」を破り、全国1千761万人を記録した。このとてつもない数字には圧倒的という言葉しかない。一番期待されなかった映画「パイレーツ」の興行成功も話題となった。笑は韓国映画の大きな力をもう一度証明した。その反面、ハ・ジョンウとカン・ドンウォンのコンビで大きな関心を集めた「群盗」は損益分岐点は越えたが、期待には及ばなかった。サブタイトルは「民乱の時代」だったが、民乱はどこにもなく、そこには庶子(正式な婚姻関係にない両親から生まれた子供のうち、父親に認知された者)の悲しみだけがあったことが敗因となった。ポン・ジュノ監督が初めて制作を担当した映画「海にかかる霧」は、夏のブロックバスター映画としては内容が重いという評価の中で幕を閉じた。だが、「海にかかる霧」でJYJ ユチョンの演技力は忠武路(チュンムロ:韓国の映画業界の代名詞)で認められた。今年、ユチョンはあらゆる授賞式で新人男優賞を総なめにし、忠武路に安着した。4. 「アナと雪の女王」観客動員数1千万人突破「Let It Go」に夢中「アナと雪の女王」の監督がファンに謝罪した。どうして?主題歌「Let It Go」のせいだ。1年間ずっと絶えずに流れる「Let It Go」で、多くの人々の耳を苦しめることに監督は早くから気づいていた。「アナと雪の女王」は全世界で興行記録を塗り替えた。「アナと雪の女王」が高い興行成績を収めたことには韓国も大きく貢献した。子供の観客はもちろん中長年の観客まで魅了し、アニメとして初めて観客動員数1千人を超え、驚きの記録を立てた。10月にウォルト・ディスニーとピクサー・アニメーション・スタジオのCCOジョン・ラセター氏が訪韓し、2015~2016年のラインナップを公開したことはハリウッドがどれだけ韓国市場を重要視しているのかを判断することができるリトマス紙のようなことである。このようにハリウッドの認識を変えた理由の中心には「アナと雪の女王」があった。5. 「アベンジャーズ2」韓国上陸作戦ソウルの街が揺れた。3月から4月まで、ハリウッドの人気スーパーヒーローシリーズ「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(以下「アベンジャーズ2」)がソウルと京畿(キョンギ)周辺で撮影を行い、撮影の間ずっと話題を集めた。道路が統制され、警察が動員され、「撮影現場を撮影して掲載したら、3代が滅びる」という怖い噂もあった中、「アベンジャーズ2」撮影が韓国市場に及ぼす実効性をおいてネットでも熱い舌戦が繰り広げられた。この舌戦は今でも続いている。結果は「アベンジャーズ2」が韓国で公開される来年の4月に出る予定だ。6. 国政監査にまで至った「ダイビング・ベル」論争今年の釜山国際映画祭は「ダイビング・ベル」で始まり、「ダイビング・ベル」で終わったと言っても過言ではない。「ダイビング・ベル」は旅客船セウォル号沈没事故の真実究明のために制作された初めての作品だ。映画は釜山国際映画祭に招待されたことが知らされ、利害団体から上映中止要請を受けた。釜山映画祭組織委員長のソ・ビョンス釜山市長が「ダイビング・ベル」をおいて、政治的中立を理由に、上映反対の意思を表明した。それだけではなく、セウォル号沈没事故の遺族たちも反発した。しかし、釜山映画祭側はどのような理由でも外圧によって上映を取り消した事例がないとして、予定通りに上映した。「ダイビング・ベル」をめぐる議論は、映画祭が終わっても続いた。7日に行われた文化体育観光部を対象にした国政監査でこの映画をおいて、与野党の議員たちが熱い舌戦を繰り広げ、封切りされた後には外圧説が浮き彫りになった。「ダイビング・ベル」側はマルチプレックスシアターから差別を受けていると公正取引委員会に申告したが、上映館側は観客数の不足を理由に彼らの主張を黙殺した。険しい道を歩んできた「ダイビング・ベル」を見守った観客は現在まで計4万6785人にのぼる。7. 「あなた、その川を渡らないで」今年の逆転「インターステラー」の疾走を止めたのはブラッド・ピット主演の「フューリー」でも、クリスチャン・ベールの「エクソダス:神と王」でも、イ・ジョンジェの「ビッグマッチ」でもない、老夫婦の本物の愛の物語だった。1億2000万ウォン(約1300万円)の低予算で作られたドキュメンタリー映画が1800億ウォン(約196億円)台の制作費が投入されたハリウッドのブロックバスター映画を引き下ろすとは誰も予想しなかった。しかし、口コミで広がった「あなた、その川を渡らないで」は、チャートを逆走し、最終的にトップの座を手に入れた。「卵で岩を砕ける」という事実に誰もが驚いた。ある人は異変と言い、ある人は奇跡と言い、ある人はこれがまさに愛の力だと言った。何と思うのかは重要ではない。すべてが合っているから。
EXO ディオからJYJ ユチョンまで…今年スクリーンで最も輝いた「2014 CINE ICON」を選定!
今年1年、スクリーンで最も輝いたスターたちの作品を集めて上映する「2014 CINE ICON:KT&G想像アートホール 俳優企画展」が12月25日から2015年1月3日まで10日間、KT&G想像アートホールで開催される。「2014 CINE ICON」は今年最高の活躍を見せた国内外の男女俳優4人の作品を上映する「ICON OF THE YEAR」セクション、来年が期待される輝く新鋭を集めた「CINE ICON」セクション、KT&G想像アートホールが紹介する2015年の有望株の作品を集めた「2015 NEW ICON」セッション、俳優をテーマに構成した「俳優の肖像」セクション、計4つのセクションで構成されている。ペ・ドゥナ、パク・ヘイル、ホアキン・フェニックス、スカーレット・ヨハンソンを「今年のアイコン」に選定して視線を集めた中、今年最も注目された新鋭を紹介する「CINE ICON」にはEXO ディオ(本名:ド・ギョンス)、JYJ ユチョン、アン・ジェホン、チェ・ウシク、チョン・ウヒ、イ・ソム、アントワン・オリヴィエ・パイロン(Antoine-Olivier Pilon) 、小松菜奈などが選ばれた。EXOのディオとしてもよく知られているト・ギョンスは、すでにドラマ「大丈夫、愛だ」で俳優としての才能を認められた。最近、韓国商業映画としては初の非正規職の問題を扱い、話題になっている映画「明日へ」で厳しい状況に直面した母(ヨム・ジョンア扮)を理解していく息子テヨン役でしっかりとした演技力を披露した。JYJのユチョンもスクリーンデビュー作「海にかかる霧」で「CINE ICON」に選ばれた。これまでドラマ「スリーデイズ~愛と正義~」「会いたい」「屋根部屋のプリンス」で演技はもちろん、コミカルな演技まで見事に演じこなす実力派俳優であることを大衆に刻印させてきたユチョンは、「海にかかる霧」で俳優キム・ユンシクと肩を並べた。パク・ユチョンと「屋根部屋のプリンス」で呼吸を合わせたチェ・ウシクは「巨人(Set Me Free)」で「CINE ICON」に選ばれた。チェ・ウシクは最年少でカンヌ映画祭に進出した監督として話題を集めたキム・テヨン監督の映画「巨人」で主演を務め、過酷な成長期を経験する高校生のヨンジェ役で密度の高い感情演技を披露し、「CINE ICON」に選ばれた。独立映画として唯一大鐘賞と青龍映画賞の両方で男優新人賞の候補に名を上げ、話題を集めた俳優アン・ジェホンも「CINE ICON」に選ばれた。アン・ジェホンは4万6千人の観客を動員し、2014年の独立映画界に活力を呼び起こした「足球王」で主演を演じ、空前絶後の魅力で観客を魅了した。下半期に「足球王」があったとすれば、上半期の独立映画のキーワードは「ハン・ゴンジュ」だった。2014年映評賞(「第34回韓国映画評論家協会賞」)の主演女優賞受賞、「2014今年の女性映画人賞」で演技賞を受賞したチョン・ウヒは、「ハン・ゴンンジュ」で披露した印象深く忘れられない演技で「CINE ICON」に選ばれた。「CINE ICON」セクションで最後に紹介する韓国俳優は「愛のタリオ」で破格的な演技変身を見せたイ・ソムだ。これまでベビーフェイスと完璧なプロポーションでベーグル女(ベビーフェイス+グラマー)の代表女優として名を知らせたイ・ソムは、多様な演技変身で自身だけのフィルモグラフィーを築いてきた。この他にも、グザヴィエ・ドランの映画「MOMMY」の主役として印象深い演技を披露したアントワン・オリヴィエ・パイロン、「6才のボクが、大人になるまで(Boyhood)」のエラー・コルトレーン、日本の巨匠中島哲也の「渇き。」に出演した小松菜奈、園子温監督の「地獄でなぜ悪い」の二階堂ふみ、「桐島、部活やめるってよ」の東出昌大も「CINE ICON」に選定され、観客たちと会う予定だ。
ハン・イェリ「『海にかかる霧』は私にとってプレゼントのような映画」…神秘的な眼差しのグラビアを公開
女優ハン・イェリが映画「海にかかる霧」への愛情を示した。ハン・イェリのグラビア及びインタビューがファッション誌「COSMOPOLITAN」の12月号を通じて公開された。公開されたグラビアのハン・イェリは、透明感のある肌をさらに際立てる紫色のチューブトップドレスにボールドな金色のブレスレットと指輪を合わせたスタイルから、袖にファーが飾られたブラックのニット、ヒョウ柄のドレスまで着こなし、彼女ならではの節制されたセクシーな魅力を披露した。それだけではなく、長年の舞踊の経験で鍛えられた滑らかなボディラインとカメラを見つめる神秘的な眼差しに、撮影現場のスタッフは賛辞を惜しまなかったという。グラビア撮影とともに行われたインタビューでハン・イェリは映画「海にかかる霧」について「この作品を通じて役者としてもっと成長できたと思います。私にとってプレゼントのような映画だと言えます。作品に出演するたびに私の中で何かが成長していくような気がします。今は新しい作品を通じて観客に近づく自信もできました」と作品に対する愛情と女優としての感想を伝えた。今後がさらに期待される神秘的な魅力を持つ女優ハン・イェリのグラビアとインタビューは「COSMOPOLITAN」の12月号と公式サイトを通じて見ることができる。
JYJ ユチョン、新人賞受賞に心から感謝「映画にこだわり事務所が苦労している」
JYJのユチョンが「第34回韓国映画評論家協会賞」受賞式で新人男優賞を受賞した。ユチョンは13日午後、ソウルのアートナインで行われた「第34回韓国映画評論家協会賞」(映評賞)の受賞式で、映画「海にかかる霧」で新人男優賞を受賞した。ユチョンはこの日の受賞で「感謝する。良いお言葉に心から感謝申し上げ、2003年末、歌手としてデビューし映画にまで出演することになった。『海にかかる霧』は映画デビュー作だったが、初の映画で素敵な賞をいただき、心から感謝申し上げる」と述べた。続いて「『海にかかる霧』に出演しただけで多くのことを得られたと思い、『海にかかる霧』に出演した後も所属事務所に様々なシノプシスをいただいているが、僕が映画をすることにだわっているので、事務所が苦労をしている。これからも一生懸命頑張る。『海にかかる霧』で共演した俳優の方々、スタッフの方々に感謝申し上げる」と伝えた。以下は「第34回韓国映画評論家協会賞」の受賞者(作品)リストである。最優秀作品賞:「自由が丘で」功労映画人賞:チョン・イルソン撮影監督監督賞:チャン・リュル(「慶州(キョンジュ)」)主演男優賞:チェ・ミンシク(「バトル・オーシャン/海上決戦」)主演女優賞:チョン・ウヒ(「ハン・ゴンジュ」)脚本賞:イ・スジン(「ハン・ゴンジュ」)助演男優賞:クァク・ドウォン(「弁護人」)助演女優賞:チョ・ヨジョン(「情愛中毒」)撮影賞:チェ・チャンミン(「群盗:民乱の時代」)音楽賞:チョ・ヨンウク(「群盗:民乱の時代」)技術賞(美術):チャン・チュンソプ(「バトル・オーシャン/海上決戦」)自主映画支援賞:キム・ギョンムク監督(「これが私たちの終わりだ」)国際映画批評家連盟韓国本部賞:ヨン・サンホ監督(「サイビ(The Fake)」)新人評論賞:ソン・アルム新人監督賞:ヤン・ウソク(「弁護人」)新人男優賞:ユチョン(「海にかかる霧」)新人女優賞:イム・ジヨン(「情愛中毒」)
JYJ ユチョン、ドラマに続きスクリーンでも輝いた!韓国映画評論家が選ぶ今年の新人賞を受賞
JYJのユチョンが映画デビュー作で新人賞受賞の栄光を手にした。3日、韓国映画評論家協会が発表した2014年「第34回韓国映画評論家協会賞」の受賞者リストによると、映画「海にかかる霧」のユチョンが新人男優賞を受賞するという。「海にかかる霧」でユチョンはドラマを越え、映画デビューにも成功したと評価されている。ドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」「屋根部屋のプリンス」「会いたい」などで役者として注目されたユチョンは、8月に韓国で公開された「海にかかる霧」で映画デビューを果たし、好評を得た。ドラマとはまた違ったキャラクターでキム・ユンソク、キム・サンホ、ムン・ソングンなど、中年のベテラン俳優にも劣らない存在感をアピールした。最優秀作品賞には「自由が丘で」が選ばれ、「バトル・オーシャン/海上決戦」のチェ・ミンシクと「ハン・ゴンジュ」のチョン・ウヒがそれぞれ男女主演賞を受賞した。また助演女優賞は「情愛中毒」のチョ・ヨジョン、助演男優賞は「弁護人」のクァク・ドウォン、新人俳優賞は「情愛中毒」のイム・ジヨンがそれぞれ受賞した。韓国映画評論家協会は全体会議で開かれた10月30日の審査会議で受賞者(作品)を選定しており、パク・チョルミン、キム・ギュリの共同MCで今年で34回を迎える授賞式が13日午後、ソウルのアートナインで開催される。―受賞者リスト最優秀作品賞:「自由が丘で」功労映画人賞:チョン・イルソン撮影監督監督賞:チャン・リュル(「慶州(キョンジュ)」)主演男優賞:チェ・ミンシク(「バトル・オーシャン/海上決戦」)主演女優賞:チョン・ウヒ(「ハン・ゴンジュ」)脚本賞:イ・スジン(「ハン・ゴンジュ」)助演男優賞:クァク・ドウォン(「弁護人」)助演女優賞:チョ・ヨジョン(「情愛中毒」)撮影賞:チェ・チャンミン(「群盗:民乱の時代」)音楽賞:チョ・ヨンウク(「群盗:民乱の時代」)技術賞(美術):チャン・チュンソプ(「バトル・オーシャン/海上決戦」)自主映画支援賞:キム・ギョンムク監督(「これが私たちの終わりだ」)国際映画批評家連盟韓国本部賞:ヨン・サンホ監督(「サイビ(The Fake)」)新人評論賞:ソン・アルム新人監督賞:ヤン・ウソク(「弁護人」)新人男優賞:ユチョン(「海にかかる霧」)新人女優賞:イム・ジヨン(「情愛中毒」)
JYJ ユチョンとイ・ミンホ、新人とは思えない新人たち
「商業映画で目立つ男性新人がいない」「青春スターの映画俳優への転業」3分の2を過ぎた2014年の映画業界で、新しいスターは誕生するのか。四半期を残している今年の韓国映画界では、本物の新人の発見が少なかったというのが共通の意見だ。昨年「ファイ 悪魔に育てられた少年」のヨ・ジングのように、短期間でお茶の間からスクリーンに移ってきたケースもほとんどいなかった。女優としては「人間中毒」のイム・ジヨンがセンセーショナルな登場を知らせたものの、イム・ジヨン以外に他の女性新人も弱い感がある。独立映画界に視野を広げれば、もう少し可能性が見える。「シャトルコック」のイ・ジュスンが釜日(プイル)映画賞で新人男優賞を、「巨人」のチェ・ウシクが第19回釜山(プサン)国際映画祭で今年の俳優賞を受賞した。注目すべき部分は、青春スターの映画俳優への安着だ。BIGBANGのT.O.PとZE:A シワンが映画への進出に成功したアイドルとして挙げられており、彼らの後を「海にかかる霧」のJYJ ユチョンが継ぐことになった。ドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」「屋根部屋のプリンス」「会いたい」などで俳優として注目を浴びたユチョンは、8月に公開された「海にかかる霧」で初のスクリーンデビューを果たし、好評を得た。ドラマとは異なるキャラクターでキム・ユンソク、キム・サンホ、ムン・ソングンらベテラン俳優の間でも存在感をアピールしたことが際立った。早くから年末映画祭の新人男優賞の有力候補として挙げられている。ユチョンを継ぐ四半期の映画業界で一番注目されるのは、スクリーン新鋭イ・ミンホだ。彼はユ・ハ監督がメガホンを取った「江南ブルース」で特有の男性的な魅力を活かした演技を披露する。2006年にデビューした彼は、ドラマ「花より男子」「シティーハンター in Seoul」「個人の趣向」「相続者たち」で大きな人気を博した。ドラマのヒットメーカーであり韓流スターだが、映画とは縁があまりなかった彼のスクリーンデビュー作であり、主演作だ。ユチョンとイ・ミンホのスクリーン進出が喜ばれるのは、映画業界で20~30代前半の男性俳優の活躍が比較的弱いためだ。主演になれるスター性や演技力を兼ね備えた若い男性俳優が求められている状況だ。一方で今年の韓国映画界は、既存の演技派俳優の再発見が多かった。「バトル・オーシャン/海上決戦」のチェ・ミンシク、「パイレーツ」のユ・ヘジン、「タチャ イカサマ師-神の手」のクァク・ドウォンがさらに信頼感を与えたケースだ。下半期のスクリーンでは「22年目の記憶」のソル・ギョング、「国際市場で逢いましょう」のファン・ジョンミンが観客に会う予定だ。