ザ・キング
記事一覧
ソン・ガンホ&ナ・ムニ「第38回青龍映画祭」で男女主演賞を受賞!最優秀作品賞は「タクシー運転手」に(総合)
映画「タクシー運転手」が最優秀作品賞を受賞した。先日(25日)午後、ソウル東大門(トンデムン)区回基洞(フェギドン)慶熙(キョンヒ)大学にある平和の殿堂にて開催された「第38回青龍(チョンリョン)映画賞」は、キム・ヘスとイ・ソンギュンの司会で行われた。キム・ヘスは1994年に開催された「第15回青龍映画賞」から今年まで24年間進行を務めており、今回キム・ヘスと初めて呼吸を合わせたイ・ソンギュンは、11度目の青龍の男として抜擢された。新人男優賞は、素晴らしい候補たちの中で「あの日、兄貴が灯した光」のEXOのディオが受賞した。ディオはコンサートを終えて遅れて到着したが、最優秀作品賞の授賞者としてステージに上がり、受賞の感想を伝えた。また、新人女優賞には「朴烈(パク・ヨル)」のチェ・ヒソが受賞した。チェ・ヒソはこれに先立って「第54回大鐘賞映画祭」でも、新人女優賞と女優主演賞を同時に受賞した。清浄園(チョンジョンウォン)人気スター賞は「I Can Speak」のナ・ムニ、「名もなき野良犬の輪舞」のソル・ギョング、「ザ・キング」のチョ・インソン、「軍艦島」のキム・スアンが受賞した。ナ・ムニとキム・スアンは、年長者と最年少者の共同受賞ということで視線を集めた。ナ・ムニはこの日、人気スター賞と女優主演賞で2冠王を記録した。男優主演賞は「タクシー運転手」のソン・ガンホが受賞した。「タクシー運転手」は観客動員数1200万人を記録し、歴代韓国映画の9位にランクインした。特に「タクシー運転手」はこの日、最優秀作品賞を受賞した。この日、青龍映画賞のレッドカーペットイベントは悪天候でも強行され、各マスコミはボイコットしたことが知らされた。 「第38回青龍映画賞」の受賞者(作)最優秀作品賞:「タクシー運転手」監督賞:「I Can Speak」キム・ヒョンソク監督女優主演賞:「I Can Speak」ナ・ムニ男優主演賞:「タクシー運転手」ソン・ガンホ助演女優賞:「ザ・キング」キム・ソジン短編映画賞:「大字報」クァク・ウンミ監督助演男優賞:「犯罪都市」チン・ソンギュ清浄園人気スター賞:ナ・ムニ、ソル・ギョング、チョ・インソン、キム・スアン脚本賞:「天命の城」ファン・ドンヒョク美術賞:「軍艦島」イ・フギョン音楽賞:「タクシー運転手」チョ・ヨンオク編集賞:「ザ・キング」シン・ミンギョン撮影照明賞:「名もなき野良犬の輪舞」チョ・ヒョンレ、パク・ジョンウ技術賞:「悪女/AKUJO」クォン・ギドク(スタント)新人監督賞:「恋愛談」イ・ヒョンジュ監督最多観客賞:「タクシー運転手」新人女優賞:「金子文子と朴烈」チェ・ヒソ新人男優賞:「あの日、兄貴が灯した光」EXO ディオ
チョン・ウソン&チョ・インソン主演映画「ザ・キング」2018年3月日本公開決定!
やられたら、やり返す! それが政治理念だ!をモットーに、1%の成功者になるために、若き検事の成り上がりの人生を描いた「ザ・キング」は、そのセンセーショナルな内容が話題を呼び、2017年1月に韓国で公開されると動員数530万人を超える大ヒットを記録。歴代の大統領選の裏にうごめく金と権力のために動いた検事たちの物語は、情報操作やイメージ戦略、時にはヤクザさえも利用し、まさに悪のバイブルかのごとき政治の非道さを描き出す。そして今回、この衝撃作が邦題を「ザ・キング」(配給:ツイン)とし、2018年3月10日(土)よりシネマート新宿ほか、全国順次公開が決定した。「ザ・キング」は、1980年から2010年にわたる激動の韓国現代史を背景に、国家という巨大ピラミッドに蔓延する、理不尽なパワハラや大統領選挙の裏で活発化するスリリングな駆け引きを、実話さながらに描きあげたスタイリッシュなクライム・エンターテインメントである。赤裸々に権力の不条理を訴えた物語は、世間から絶大な支持と共感を得て、今年の映画賞レースを席巻した。「第53回百想芸術大賞」で助演女優賞(キム・ソジン)と新人男優賞(リュ・ジュンヨル)の2部門を受賞し、「第54回大鐘賞」では最多の14部門にノミネートされ、助演男優賞(ペ・ソンウ)と助演女優賞(キム・ソジン)、シナリオ賞、編集賞の4部門で受賞した。組織の中で這い上がろうとする男たちの闘いは、現代社会のバイブルとして韓国映画史に刻まれる一本と言っても過言ではない作品だ。金と権力の虜になり、成り上がるために悪に染まる若き検事を、8年ぶりのスクリーン復帰となるチョ・インソンが好演した。99%の平凡な公務員検事を目指した彼が、1%の成功者になるために地滑りのように堕ちていく、苦悩と葛藤を見事に演じきった。また、金と権力を持ち合わせた、絶対的成功者の検事部長役をチョン・ウソンが演じる。真顔で踊るバブリーなダンスや、熱唱デュエットなどお茶目な一面まで、これまでにない演技の幅を見せてくれる。その他に「インサイダーズ/内部者たち」など、社会派映画には欠かせないペ・ソンウや「新感染 ファイナル・エクスプレス」に出演した演技派俳優キム・ウィソン、ドラマ「恋のスケッチ~応答せよ1988~」や映画「タクシー運転手(原題)」で大注目のリュ・ジュンヨルが脇を固めている。監督には「観相師~かんそうし~」で韓国900万人動員を果たしたハン・ジェリムが務め、権力の禁断の境地を軽快に暴露する。さらに、今回あわせて解禁となった予告ポスターでは「プライドを捨てろ! 権力に寄り添え!」というキャッチコピーとともに、チョ・インソン、チョン・ウソン演じる検事2人の個性と存在感が際立つ。名実ともに韓国トップクラスの俳優2人の演技合戦に期待が高まるビジュアルとなっている。■公開情報映画「ザ・キング」2018年3月10日(土)シネマート新宿ほか全国順次ロードショー監督:ハン・ジェリム(「観相師~かんそうし~」)出演:チョ・インソン(「大丈夫、愛だ」)チョン・ウソン(「アシュラ」)ペ・ソンウ(「インサイダーズ/内部者たち」)リュ・ジュンヨル(「恋のスケッチ ~応答せよ1988~」)配給:ツイン【ストーリー】ケンカ好きの貧しい青年だったパク・テス(チョ・インソン)は、暴力ではなく権力で悪を制する検事に憧れ、猛勉強の末に夢を実現、新人検事として地方都市で多忙な日々を始める。だが、ある事件をきっかけにソウル中央地検のエリート部長ガンシク(チョン・ウソン)と出会い、平穏だった人生は激変。富も名声も手にしたガンシクは、他人を踏み台にして出世し、大統領選挙を利用して権力をつかんだ1%の成功者だった。正義の仮面の下に隠された正体を知ったテスは、次第に悪の魅力に染まっていく。だが、制裁の刃はすぐそこまで迫っていた。■関連サイト映画「ザ・キング」公式HP:theking.jp(11月10日オープン予定)
ソル・ギョング&チェ・ヒソ「第54回大鐘賞映画祭」で男女主演賞を受賞…最優秀作品賞は「タクシー運転手」に(総合)
俳優ソル・ギョングとチェ・ヒソが男女主演賞を受賞した。最優秀作品賞は動員観客数1200万人を記録した「タクシー運転手」(監督:チャン・フン) が獲得した。昨日(25日) の午後、ソウル中(チュン) 区世宗路(セジョンノ) 世宗文化会館にて開催された「第54回大鐘賞映画祭」は、俳優シン・ヒョンジュン、ステファニー・リーの司会で行われた。数年間繰り返された跛行による信頼の下落と、それによる多くの俳優たちの不参加でおおざっぱ賞という汚名を着せられた「大鐘賞映画祭」は、今年大鐘賞の復活を目標にした。シン・ヒョンジュンの抜群の進行とは異なり、一緒に呼吸を合わせたステファニー・リーは未熟な進行に心残りがある。一生一回しかもらうことができない新人賞は「隠された時間」のオム・テファ監督、「金子文子と朴烈」のチェ・ヒソ、「ミッドナイト・ランナー」のパク・ソジュンが受賞した。「悪女/AKUJO」は撮影賞と技術賞を受賞し、2冠王を記録した。「隠された時間」は音楽賞と新人監督賞を受賞、「プリズン」は照明賞、「ミッドナイト・ランナー」は新人男優賞を受賞した。実話をモチーフにした「金子文子と朴烈」は、各賞を席巻した。監督賞と衣装賞、美術賞と新人女優賞、女優主演賞まで5冠王を記録した。13部門にノミネートされた最多ノミネート作「ザ・キング」はシナリオ賞、助演男優賞、助演女優賞、編集賞などを受賞した。撮影賞と技術賞の代理授賞者としてステージに立ったシン・ヒョンジュンは「僕たちの映画祭、僕たちの手で守ってほしい。来年が第55回になるが、より多くの方々が参加してほしい。観客たちの拍手より、熱い拍手を送ることができる映画人になってほしい」と感想を伝えた。「第54回大鐘賞映画祭」受賞作(者)最優秀作品賞:「タクシー運転手」男優主演賞:ソル・ギョング(「名もなき野良犬の輪舞」)女優主演賞:チェ・ヒソ(「金子文子と朴烈」)監督賞:イ・ジュンイク(「金子文子と朴烈」)功労賞:故キム・ヨンエさん衣装賞:シム・ヒョンソブ(「金子文子と朴烈」)美術賞:イ・ジェソン(「金子文子と朴烈」)シナリオ賞:ハン・ジェリム(「ザ・キング」)音楽賞:タルパラン(「隠された時間」)助演男優賞:ペ・ソンウ(「ザ・キング」)助演女優賞:キム・ソジン(「ザ・キング」)編集賞:シン・ミンギョン(「ザ・キング」)照明賞:キム・ジェグン(「プリズン)」新人男優賞:パク・ソジュン(「ミッドナイト・ランナー」)新人女優賞:チェ・ヒソ(「金子文子と朴烈」)新人監督賞:オム・テファ(「隠された時間」)企画賞:チェ・ギソブ、パク・ウンギョン(タクシー運転手」)撮影賞:パク・ジョンフン(「悪女/AKUJO」)技術賞:チョン・ドゥウォン、ユン・ヒョンテ(「悪女/AKUJO」)
チョン・ウソンからチョ・インソンまで、映画「ザ・キング」観客動員数500万人突破記念ショットを公開
映画「ザ・キング」(監督:ハン・ジェリム、制作:ウジュフィルム、配給:NEW) が公開20日目に観客動員数500万人を突破し、主演俳優らが感謝の記念ショットを公開した。映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワークの集計によると「ザ・キング」は、公開20日目である6日午前10時15分、累積観客数500万78人の観客を突破した。「ザ・キング」は1月に公開された韓国映画のうち、最高のオープニングを記録し、公開4日目に100万人、公開6日目に200万人、公開11日目に300万人、公開13日目に400万人、公開20日目に500万人を突破し、ヒット作「王になった男」「インサイダーズ/内部者たち」と同じような動きを見せている。「王になった男」と「インサイダーズ/内部者たち」は映画を通じて、韓国の国民たちにメッセージを伝え、観客から愛された作品の一つだ。「王になった男」は王のリーダシップを通じて全世代に希望のメッセージを与え、「インサイダーズ/内部者たち」は社会の不条理を直接的に伝えることで、観客に韓国を振り返ってみる機会を与える映画で、「ザ・キング」を同様だ。このように「王になった男」と「インサイダーズ/内部者たち」のヒットの要因のみを収めた「ザ・キング」は現代史を貫く熱いメッセージで観客と疎通し、韓国に話題を投げかけて愛されている。特に「ザ・キング」のファンダム(特定ファンの集まり) が形成し、何度も映画を見る観客が増え、10代から中長年層まで、幅広い年齢層から愛される国民的な映画となった。
キム・アジュン、映画「ザ・キング」現場スチールカットを公開…“カリスマ性炸裂”
女優キム・アジュンが、映画「ザ・キング」で強烈な存在感を見せつけた。所属事務所キングエンターテインメントは本日(2日)、キム・アジュンの「ザ・キング」現場スチールカットを公開した。強烈なガールクラッシュ(女性が女性にハマること) の魅力が際立って見えたキム・アジュンは、アナウンサーイム・サンヒの役どころに完璧に溶け込み、カリスマ性を炸裂させている。その反面、カメラの外では清純な女神そのものであった。彼女は明るい花のような笑顔で撮影現場の雰囲気を明るくした。「ザ・キング」でキム・アジュンは、パク・テス役のチョ・インソンの妻として活躍した。また、短い登場分量であるにもかかわらず、印象深い熱演で特別出演以上の役どころを成し遂げたという評価を受けた。「ザ・キング」のヒットにおける隠れたキーパーソンとして挙げられ、キム・アジュンの力強い演技に注目が集まっている。
リュ・ジュンヨル「感情の演技をしないことが演技だと思う」
俳優リュ・ジュンヨルは2015年の映画「ソーシャル・フォビア」でデビューした。tvN「応答せよ1988」(2015) で注目を浴びた後、すぐにMBC「運勢ロマンス」(2016) で地上波主演に抜擢。2年間で出演した映画だけでも5本になるほど休むことなく動いた。18日に公開された映画「ザ・キング」(監督:ハン・ジェリム、制作:宇宙フィルム) は、絶え間ない作品活動で成長を遂げてきたリュ・ジュンヨルの真価を垣間見ることができる。チョ・インソン、チョン・ウソン、ペ・ソンウなどそうそうたる先輩たちの間で、リュ・ジュンヨルは手ごわい存在感を見せつけた。彼は自分のステップを裁かず、一歩ずつ愚直に進んでいた。以降リュ・ジュンヨルは「タクシー運転手」「沈黙」「リトル・フォレスト」の順に出演。多多益善(タダイクソン:多ければ多いほど都合がいいこと) と言うではないか。リュ・ジュンヨルが公開する作品は多ければ多いほど良い。「ザ・キング」は、最初の商業映画でした。感想をお願いしますリュ・ジュンヨル:ぎこちなくて恥ずかしい気持ちが大きかったです。だから、僕が出てくる場面は目を背けました。暴力団トゥルケ派の第2位チェ・ドゥイル役を演じました。特に努力した点はありますか。リュ・ジュンヨル:これまで、複数のメディアで見てきた暴力団の姿は排除しようと努力しました。典型的な暴力団のように見えないようにしたかったんです。劇中では、むしろ検事が暴力団のように見えるので。だから僕も「僕が検事役をするとしたら、どんなふうに演技するだろうか?」という考えで臨みました。入れ墨は、撮影するたびに3時間ずつかけてやりました。機械ではなくて、実際のタトゥーイストがペンで描きました。木浦(モクポ) の方言も印象的でした。リュ・ジュンヨル:練習をたくさんしましたが、母親が群山(グンサン) 地方の出身なので方言を使うんです。だから母や叔母と会話をするときに方言を使う方なので、撮影現場でも大変ではありませんでした。方言の先生も特に気に留めなかったので、木浦の方言と大きく異なる部分を除いては、気にせず演技しました。ドラマ「運勢ロマンス」と撮影を並行したと伺いました。全く別のキャラクターなので、難易度が大きかったと思うのですが。リュ・ジュンヨル:確かに容易ではなかったです。「ザ・キング」を撮影しに釜山(プサン) に行く車の中で、チェ・スホからチェ・ドゥイルへ変身をしようと努めました。移動する車の中で台本を見ながら、変化する時間を持ちました。チェ・スホとチェ・ドゥイル、二つのキャラクターに対する愛着が大きいです。それぞれの醍醐味がありますから。全く別の人物ですが、2人とも人間的な人物。制作スタッフがたくさん配慮をしてくれて、大きな事故なく撮ることができました。この場を借りて感謝の言葉を述べたいです。本格的なアクションは初めてだったと思います。怪我はしませんでしたか?リュ・ジュンヨル:体を動かすのが大好きなので、特に困難なことはなかったです。この先の俳優人生で撮るであろうアクション映画が期待されるほどでした。アクションチームと呼吸を合わせるのは初めてでしたが、技術的に学んだので興味をそそられました。器用にしっかり学ぶようだと賞賛もしてもらい気持ちが良かったです(笑)。チェ・ドゥイルのどんな部分に重点を置いて演技しようとしたのかが気になります。リュ・ジュンヨル:演技の面で何もしないようにしました。感情の演技をしないようにしようと。(チョ) インソン先輩が「演技をしているのに、演技しているように感じない」と言ってくれてとても嬉しかったです。まさに僕がやりたかった演技です。映画は、人に関する話だと思います。僕たちが生活する上で、露骨に感情を表現する瞬間は思ったより多くない。当然感情はありますが、顔や言葉で激しく表現するよりも、自分が感じる感情が顔に自然に滲み出てくる。その点が僕が指向する演技であり、宿題と思うのですが、インソン先輩がそれがうまく表現されたと言ってくれて嬉しかったんです。ハン・ジェリム監督は、リュ・ジュンヨルさんのどんな姿を見てキャスティングをしたと言っていましたか。リュ・ジュンヨル:「応答せよ1988」を観たと言っていました。ずっと見ていたのではなく、たまたま途中途中で見て、そこで僕に対する印象が深かったと言ってくれました。ハン・ジェリム監督との息はどうでしたか。リュ・ジュンヨル:僕がすごくファンでした。演出された映画がとても好きで。作品をご一緒することにした決定的な理由も監督でした。現場でもたくさんリードしてくださり、僕もたくさん頼りながら撮影しました。「ザ・キング」の魅力を言うと?リュ・ジュンヨル:特定の職業における権力を話している姿は、不思議に感じると思います。また、映画自体が時局(情勢) とかけ離れていません。劇中の人物たちをどのように滑稽に表現し、描くかを悩んだ作品なので、楽しんで観てもらえると思います。観客には「ザ・キング」をどのように見て欲しいですか。リュ・ジュンヨル:映画自体がとても愉快で痛快な感じがあります、爽快さも。映画が与えるいくつかのメッセージがあるのですが、ご覧になる人それぞれ受け止め方が異なるんじゃないかな? 各自の解釈で映画を楽しんでほしいと思います。
“観客数400万人突破記念”チョン・ウソン&チョ・インソン&ペ・ソンウ、ダンス映像を公開!(動画あり)
映画「ザ・キング」が観客数400万人突破を記念し、チョ・インソンとチョン・ウソンの「ナン(僕は)」のダンス映像を公開し、目を引いた。「ザ・キング」側は30日、観客数400人突破を記念し、映画でしか見ることのできないチョ・インソン&チョン・ウソン&ペ・ソンウが踊るClon(クローン) の「ナン(僕は)」ダンス映像を公開した。映画の公開後、チョ・インソンとチョン・ウソン、ペ・ソンウの3人の俳優がダンスを踊るということだけで話題を集めた今回の映像は400万人突破を記念して、ダンスを合わせる俳優たちの姿から映画の中のシーンまで含まれている。チョン・ウソンは「Clonの『ナン(僕は)』を踊るために勉強した。本当に上手に踊りたかった」とし、笑いを誘った。チョ・インソンは「ナン(僕は)」を踊るためにペ・ソンウと共に1ヶ月ほど振付師と共にダンスの練習をしたという。
元AFTERSCHOOL ジュヨン「チョ・インソン&チョン・ウソン先輩と共演できただけでも光栄」
AFTERSCHOOL出身の女優ジュヨンがチョ・インソン、チョン・ウソンと映画で共演した感想を伝えた。映画「ザ・キング」(監督:ハン・ジェリム、制作:ウジュフィルム) に出演したジュヨンは最近、ソウル江南(カンナム) 区TVレポート社屋で行われたインタビューで、困難なことに挑戦したきっかけと、女優としての悩みを打ち明けた。「ザ・キング」は、絶対的な権力を握り、かっこよく生きたかったテス(チョ・インソン) が、韓国を自分好みに左右する権力の設計者ハン・ガンシク(チョン・ウソン) に出会い、世界の王になるために繰り広げる物語だ。ドラマ「笑ってトンヘ」「チョンウチ」「不滅の女神」、映画「ごめん、愛してる、ありがとう」などの作品を通して様々な役割を演じたジュヨンは「ザ・キング」で清純な魅力を持つトップスター役を演じた。ネタバレになるため明かすことはできないが、作品の切り札に当たるキャラクターであるという。「最初オーディションを受けたときは、役割が決められていなかったんです。その後、監督から1対1のミーティングをしたいと言われたので、個別で会いました。正直、難しいキャラクターでした。しかし、監督に会ってからその悩みがある程度解消されました。結果的にも満足しています。大変なシーンでしたが、監督が綺麗に撮って下さいました。私、とても短くもインパクトがありますよ(笑)」多くの悩みを抱えて参加した作品だが、現場の雰囲気は和気あいあいだった。役割上、チョン・ウソンと撮影現場で会うことはなかったが、ジュヨンが自由に演じられるようにチョ・インソン、ペ・ソンウ、ハン・ジェリム監督がいい環境を作ってくれた。「私はチョ・インソン、チョン・ウソン先輩と同じ作品に出演できたことだけでも光栄です。特にペ・ソンウ先輩が現場で面白く、気楽に接してくださり感謝でした。先輩の演劇『クローザー』を見に行ったり、先輩の次の作品の映画『スウィンダラーズ』にAFTERSCHOOLのナナが出演するというので、よろしくお願いしますと3人で会ったこともあります(笑)」ジュヨンが「ザ・キング」で得たのは、心強い先輩俳優だけではない。「ザ・キング」のおかげでカメラに対する恐怖を打ち砕くことができたそうだ。「『ザ・キング』のおかげでもうカメラの前に立つことが怖くなくなりました。『私、これもできたのにこれができないなんてことはない』という気持ちでしょうか。演技の幅も広くなりました」「ザ・キング」は「恋愛の目的」「観相師」を演出したハン・ジェリムがメガホンを取った。
チョ・インソン「ザ・キング」で自己最高興行記録を更新!
チョ・インソンが映画「ザ・キング」で自身の最高興行作を更新した。「ザ・キング」は30日午前、観客数400万人(映画振興委員会基準) を突破した。これは「王になった男」より3日早い記録であり、「インサイダーズ/内部者たち」の400万人突破時期より1日早い記録だ。何より「ザ・キング」の400万人突破がさらに有意義なのは、チョ・インソンのフィルモグラフィー史上最多の観客を動員した作品になったためだ。これまでチョ・インソンの最高興行作品は「霜花店(サンファジョム)―運命、その愛―」であり、同作は約377万人の観客を動員した。今回「ザ・キング」で9年ぶりに映画にカムバックしたチョ・インソンは、自身の人生に残る作品に出会い、興行まで成功した。
チョン・ウソン&チョ・インソン主演映画「ザ・キング」公開11日で観客動員数300万人を突破!
映画「ザ・キング」が公開11日で観客動員数300万人を突破した。29日、映画振興委員会映画館入場券統合ネットワークの集計によると、「ザ・キング」は28日の一日のみで42万9891人の観客を動員し、ボックスオフィスで2位を獲得した。累積観客数が334万2108人となり、「ザ・キング」は18日に公開されたが、11日目で観客数300万人を突破した。これはこれまで1月に公開された韓国映画の興行作である「7番房の奇跡」「国際市場で逢いましょう」に継ぐ速度であり、1000万人の観客を動員した「王になった男」と同じ記録で、「ザ・キング」が観客動員数1000万人を超えることができるかに関心が集まっている。また「コンフィデンシャル/共助」はこの日66万4119人の観客を動員してボックスオフィスで1位を獲得し、「モアナと伝説と海」は8万3413人の観客を動員し、3位を占めた。
チョン・ウソン「重要なのは僕らしさ。必ず主人公である必要はない」
俳優チョン・ウソンはいつも率直で愉快だ。映画について話す時は真剣な姿勢で作品性と、その中に込められたメッセージについて伝え、同僚俳優や自身のルックスに対する賞賛に話題が移ると、満面に笑みを浮かべながら冗談を続けた。女性はもちろん、男性が見てもカッコいいという言葉を実感できる瞬間だった。チョン・ウソンは最近、ソウル三清洞(サムチョンドン) のカフェで行われたOSENのインタビューで「(予約率1位となったのが) 痛快ですね。予想はしていなかったけれど、成功してほしいという漠然という期待はありました。必ず1位を獲得しなければならない、少なくとも2位は取らなければならないというよりは、それぞれの映画が持つ本質と特性があるので、それが観客にきちんと伝わることが重要だと思いました」と切り出した。この日公開された「ザ・キング」は巨大な権力を手にしたい検察官パク・テスが、韓国を自身の意のままに操る権力の設計者ハン・ガンシクに会って、世界の王になるために繰り広げるストーリーを描いた犯罪ドラマ映画だ。ハン・ジェリム監督によると、これまでの社会的な弱者を通じて韓国の不条理さを表してメッセージを伝えた映画とは違って「ザ・キング」は韓国で君臨する権力者の素顔を暴き、新しい視線から韓国社会が持つ不条理さを描いたという。ポスターに書かれている通り「大韓民国の王は誰か」という質問を投げかけ「国民」という答えを導き出す。この映画の主人公パク・テス役を務めたのはチョ・インソンだ。全羅道(チョルラド) 木浦(モクポ) でチンピラとして育った彼が、権力の味を感じて死に物狂いで勉強してソウル大学に入学する。その後、一回で司法試験をパスし、検察官として成長していく過程を描く。全斗煥(チョン・ドゥファン) 政権から朴槿恵(パク・クネ) 政権までの現代史がパノラマのように繰り広げられ、政治愛好家たちにもアピールしている。権力の設計者、ハン・ガンシクを務めたチョン・ウソンは、映画がパク・テスを中心に展開されることについて「作品のためには当然のこです」と答える。「『監視者たち』の時も僕が主人公ではありませんでした。映画というのは、みんなで一緒に作り上げた時に1つの完成品ができあがる。『ザ・キング』のハン・ガンシク役を務めることで、僕に十分な役目があると思っています。必ずしも僕が主人公である必要はありません。チョン・ウソンらしいものを表現するのが重要なんです」と、演技哲学を語った。またチョン・ウソンらしいという表現に対して「俳優チョン・ウソンが持っているキャラクターを作品に投影するのがチョン・ウソンらしいものだ」と補足した。チョン・ウソンは大衆の人気を食べて生きるスターとして、敏感に受け止めかねない政治的発言も包み隠さず話す大胆さを持っている。彼の堂々さと積極性に多くの人々が驚き、また応援した。昨年11月映画「阿修羅」の団体観覧の際には「朴槿恵出てこい」と叫び、チェ・スンシルの国政介入事態を指摘する、いわゆるサイダー発言で注目を浴びた。彼はこれに対してて「政治的発言をしたことはないと思います。常識的なことを言っているのに政治的発言だと理解されるのが間違いなんですよ。常識が通じないから、ストレスを受けてお互いに不満が生じる。常識的な発言をすると変な目でみられる。そんなことすると癌になる(笑)。意図というよりは、常識について話しているんです」と話した。チョン・ウソンの人生哲学とチョン・ウソンらしさがはっきりしていることを、改めて実感できる時間だった。チョン・ウソンは、共演した俳優たちの間で特に義理堅いことで有名だ。チョ・インソンとリュ・ジュンヨルは先輩チョン・ウソンのおかげで役作りができたと感謝を表した。ペ・ソンウも含めて4人の俳優陣の爆発的な演技力、そして制作陣、監督の努力が重ねられ、時代を網羅するシンクロ率で観客の人気につながるのではとみられる。後輩たちの賞賛にチョン・ウソンも応えた。「チョ・インソンはチョ・インソンという存在だけで魅力がある。男が見ても魅力的です。チョ・インソンらしいから(笑)。ジュンヨルは本当に新しいですね。俳優たちが欲しがるようなルックスの持ち主です。似たようなルックスでは、俳優同士で競争が難しい。しかし、彼は自身だけの魅力がある。その年齢とは思えない、全体を俯瞰して洞察しようとする気概もある。これからが期待される俳優だと思う」
ヒョンビン主演映画「コンフィデンシャル/共助」デイリー観客動員数で再び1位を獲得!…「ザ・キング」は2位に
凄まじい勢いで予約率1位を奪還した映画「コンフィデンシャル/共助」(監督:キム・ソンフン) が「ザ・キング」を押さえ、デイリーランキング1位になった。27日、映画振興委員会映画館入場券統合コンピュータネットワークの集計によると「コンフィデンシャル/共助」は昨日(26日) の一日のみで23万8299人の観客を動員し、21万2435人を集めた「ザ・キング」を抑え、デイリーランキング1位を獲得した。累積観客数はそれぞれ258万5385人と185万9859人で「ザ・キング」が首位になっている。公開する前は「コンフィデンシャル/共助」の予約率が高かったものの、18日の公開を前後に「ザ・キング」が予約率1位を獲得し、22日まで1位をキープしてきた。しかし「コンフィデンシャル/共助」も面白いという観客の口コミにより23日には「コンフィデンシャル/共助」が予約率1位になり、公開から9日間でデイリー観客動員数1位を獲得した。25日のデイリー観客動員数は「ザ・キング」が19万9716人、「コンフィデンシャル/共助」が19万3472人とで「コンフィデンシャル/共助」が2位になったが、次の日には逆転となった。もちろん現在までの累積観客数は「ザ・キング」が首位であり、2位の「コンフィデンシャル/共助」と差をつけているが、今後この2本の映画の観客数がどう変わっていくのか、関心が高まっている。「コンフィデンシャル/共助」は韓国と北朝鮮の刑事らのチームプレーを描いた映画で、「ザ・キング」は権力を追う政治色の濃い検事らの裏を描いた映画である。