釜山国際映画祭(2015)
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台湾俳優チェン・ボーリン「ハ・ジウォンとの熱愛説?一度会っただけの仲だったのに…」
インタビューの開始前から活気が溢れている。宿所のところどころに韓国のお菓子やキムパプ(韓国風海苔巻き)が見える。「ここまで気さくな海外の俳優は初めて」というのがスタッフの話だ。台湾出身の俳優、チェン・ボーリン(陳柏霖)のことだ。チェン・ボーリンは映画「悪いやつは必ず死ぬ」で第20回釜山(プサン)国際映画祭を訪れた。「アジア映画の窓」に招待された同作は中国のH.Brothers(华谊兄弟)が投資・配給し、ニューパワーフィルムが制作、韓国のカン・ジェギュ監督と中国の馮小剛(Feng Xiaogang)監督がエグゼクティブ・プロデューサー(総制作)として参加したプロジェクトだ。映画は中国人の若い男性とその友人が済州島(チェジュド)でミステリアスな韓国の女性に出会ってから展開されるストーリーを緊張感溢れるアクションと軽快なコメディーで描いた。チェン・ボーリンは最近、ハ・ジウォンの所属事務所であるBM+エンターテインメントとマネジメント契約を締結し、本格的な韓国活動に乗り出した。「悪いやつは必ず死ぬ」に続き、現在はハ・ジウォンと共演する「命がけの恋愛」の撮影の真っ只中だ。2002年にグイ・ルンメイ(桂綸鎂)と共演した映画「藍色夏恋」でデビューしたチェン・ボーリンはその後、「the EYE3」「五月の恋」「20.30.40の恋」「カンフーダンク」など多彩なジャンルの映画に出演し、中華圏のスターとして浮上した。イケメンなビジュアルもビジュアルだが、どのジャンル、どのキャラクターを演じても定型化していない演技で演じきるがゆえに可能なことだった。チェン・ボーリンは釜山で行われたTVレポートとのインタビューで、率直で愉快な一面を見せた。最近浮上したハ・ジウォンとの熱愛説はもちろん、中韓合作プロジェクトに対する率直な考え、俳優としての悩みについても伺うことができる時間だった。以下はチェン・ボーリンとの一問一答である。―釜山に来た感想は?チェン・ボーリン:来年、いえ、来月にまた来たい。バーベキューや刺身も食べることができて、楽しい時間だった。―海外の俳優としては唯一、「marie claire(マリ・クレール)」アジアスターアワードを受賞した。チェン・ボーリン:僕が海外の俳優として初めてその賞を頂いたことは全く知らなかった。釜山や「marie claire」に感謝する限りだ。―最近韓国の事務所(BM+エンターテインメント)と契約した。チェン・ボーリン:単なる契約だけで結ばれた関係ではない。ハ・ジウォンさんの韓国の事務所と僕の中国の事務所の代表たちは本当に素敵な友人関係にある。まるで家族のようだ。―ハ・ジウォンとは熱愛説も浮上したが。チェン・ボーリン:わお。ハ・ジウォンさんとの熱愛説はニュースで接し、すでに知っている。熱愛説が報じられるまで一度会っただけの仲だった。本当に変なことだ。訳もなく熱愛説が報じられ、ハ・ジウォンさんに申し訳ない。―ソン・イェジン、ハ・ジウォンと共演した。二人の女優はそれぞれどんな魅力があったか。チェン・ボーリン:二人とも本当に素敵な女優だ。「悪いやつは必ず死ぬ」では、僕が韓国語の演技をする必要があった。ソン・イェジンさんが近くで本当に色々と教えてくれた。アドバイスもたくさんしてくれた。「命がけの恋愛」ではハ・ジウォンさんが英語の演技をする必要があったが、本当に一生懸命だった。仕事が大好きな人だ。―韓国の撮影システムの特徴があるとしたら。チェン・ボーリン:「悪いやつは必ず死ぬ」が中韓合作だったとすれば、「命がけの恋愛」は100%韓国のシステムによって撮影された。ジャンルによって違うと思うが、まずすごくプロフェッショナルで親切だ。―俳優として多国籍のプロジェクトに参加するのは、大変な部分はないか。チェン・ボーリン:どちらかと言うと、アドリブを自由にすることができないので不自由なところはある。普段はアドリブが多いほうなので。シナリオに基本的に従うのは正しいが、現場の雰囲気によって演技が少しずつ異なってくる。韓国語の演技だとアドリブが簡単ではない。―中韓合作映画が増えている理由は何だと思うか。チェン・ボーリン:韓国や中国だけでなく、アジア全体が一緒に動いている。大衆は市場をそれぞれの国単位で見ているわけではなく、巨大な型、一つの流れとして見ている。「悪いやつは必ず死ぬ」の前には「Distance」という作品に出演したが、この作品には台湾、中国、シンガポールが参加した。―韓国映画だけの特徴は何だと思うか。チェン・ボーリン:スタイルが多様で極端で暴力的だ。そんな中でも常に人間の道徳について語る。僕が初めて見た韓国映画は「オールド・ボーイ」(監督:パク・チャヌク)だったが、中華圏ではインディーズ映画で描かれそうな題材を商業映画の範疇で描いたというのがすごかった。―一緒に仕事がしたい韓国の監督を挙げるなら?チェン・ボーリン:「悪いやつは必ず死ぬ」にプロデューサーとして参加したカン・ジェギュ監督!―俳優として常に忘れないように心がけていることがあるとすれば?チェン・ボーリン:楽しむこと!すべてのスタッフはストーリーテラーだ。誰かは俳優は監督の道具であると話すが、俳優も話を伝える人だ。僕は常に観客に何かを伝えたい。そのために毎瞬間楽しもうと努力する。―楽しもうと努力するところが常にエネルギーが溢れている秘訣なのか。チェン・ボーリン:そうだ。僕は僕が選んだこと、僕に与えられたことはとりあえず上手くこなそうと努力する。―俳優としての自身だけの武器は何だと思うか。チェン・ボーリン:それは(しばらく悩んで) 演技において方法論が分からないのが最も大きな長所ではないかと思う。ただ、瞬間ごとにキャラクターそのものになるために努力する。技術ではなく感情で演技をする。違うキャラクター、違う瞬間、違うストーリーを自然にキャッチし、自由に表現しようとする。―そのようなところから、ハ・ジウォン、ソン・イェジンとの共演はどうだったか。チェン・ボーリン:とても良かった。演技はキャッチボールと同じだ。一人でやるものではないということだ。ハ・ジウォンさん、ソン・イェジンさんとのチームワークもとても良かったし、二人とも素敵なパートナーだった。―とてもポジティブだ。こんなチェン・ボーリンにもスランプはあったか。チェン・ボーリン:毎瞬間?ハハハ。僕がいかに大変で、何のために辛いのかを大衆に言いたくはない。言って変わることもないし、観客が僕の演技に集中するのに邪魔になる。―作品選択の基準はあるか。チェン・ボーリン:ない。運命に任せる!
「釜山国際映画祭」が閉幕…豪華スターたちとの夢の10日間(総合)
釜山(プサン)には昼にも星(スター)が昇る。今年で20周年となる「釜山国際映画祭」には多くの俳優たちが出席して意味ある時間を過ごした。映画を観て、その映画の中の主人公たちに会う瞬間がどれだけときめくことか。海雲台(ヘウンデ)を訪れた俳優たちは、映画を愛するファンの情熱に、様々なファンサービスで応え、映画祭をさらに盛り上げた。開幕式当日の1日、悪天候のため飛行機は飛ばなかったが、彼らの足を止めることはできなかった。スターたちは高速列車のKTXを利用して釜山を訪れて、当日釜山駅のプラットフォームをフォトゾーンにした。開幕式イベント直前まで、災難庁で激しい豪雨による強風警報のメールが送られるなど、悪条件が続いた。しかし、彼らは物ともせず、優雅にまたは格好良くレッドカーペットを踏んだ。その後、海雲台(ヘウンデ)ビーフビレッジ(BIFF Village)から南浦洞(ナンポドン)BIFF広場、夜は屋台村に行って映画ファンたちと積極的に会った。様々な舞台挨拶とオープントーク、GV(観客との対話)が行われ、ファンたちは熱狂した。並べきれないほどたくさんの俳優たちが釜山を訪れた。韓国はもちろん、海外の有名俳優たちも海雲台で映画ファンに出会った。ハリウッド俳優のティルダ・スウィントン、ハーヴェイ・カイテル、ナスターシャ・キンスキー、フランスの女優ソフィー・マルソー、セリーヌ・サレットなどが訪問し、チェン・ボーリン、タン・ウェイも釜山を訪れた。韓国の俳優としてはソン・ガンホ、ファン・ジョンミン、チョン・ウソン、ソン・イェジン、シン・ヒョンジュン、イ・ジョンジェ、ユ・アイン、チョン・ドヨン、チョ・ジェヒョン、キム・ウビン、イ・ソンギュン、パク・ソンウン、キム・ナムギル、ソン・ヒョンジュ、カン・ハヌル、イ・グァンス、イ・チョニ、パク・ボヨン、ユン・ゲサン、キム・オクビン、EXO スホ、ディオ、クァク・ドウォン、チェ・ジョンアン、KARA ギュリ、キム・ギュリなどが出席してファンと交流した。# 好きな映画や俳優が一度に見られる舞台挨拶映画の中の主人公たちを一度に見られる楽しさ。毎年釜山を訪れる理由の一つなのだろう。今年も多くのスターたちが舞台挨拶で映画を紹介してファンに会った。映画「王の運命-歴史を変えた八日間-」のイ・ジュンイク監督、ソン・ガンホ、ユ・アインの舞台挨拶の反応がとりわけ良かった。イ・グァンスとイ・チョニ、パク・ボヨンの「フィッシュマンの涙」の舞台挨拶には、韓国のみならず中国とアジアのファンたちが出席して熱い人気を実感させた。「無頼漢」のチョン・ドヨンとキム・ナムギル、「二十歳」のキム・ウビンとカン・ハヌル、「国選弁護人ユン・ジンウォン」のユン・ゲサンとキム・オクビンなども舞台挨拶でファンに会って映画を宣伝し、映画祭を祝った。# これってファンミーティング?オープントークオープントークの現場はファンミーティングを彷彿とさせた。丁寧に作ったプラカードを持って歓声をあげるファンも少なくなかった。ファンたちとのハグや俳優の誕生日パーティーが行われる場面もあった。特に、ユ・アインとイ・ジョンジェのオープントークの熱気が熱かった。周辺の交通が混雑するほどアイドルに負けない人気を見せ、彼らの言葉一つ、行動一つにファンたちは歓声と拍手で反応して熱い雰囲気を続けていった。俳優たちも歓声に対してトークやファンサービスで応え、祝祭の雰囲気をさらに盛り上げた。カンヌの女王チョン・ドヨンもオープントークで観客たちと交流して貴重な時間を過ごした。ティルダ・スウィントンとソフィー・マルソー、ナスターシャ・キンスキーのオープントークも特別なものがあった。万人の恋人というニックネームにふさわしく、彼らのオープントークの現場には中年の男性たちが多く出席し、ソフィー・マルソーのオープントークにはフランス語のプラカードもあった。彼らはそれぞれ韓国への愛情を示し、観客の反響を呼んで楽しい雰囲気にした。# 監督、俳優と映画に関するトークGV映画祭で映画を見た後の、監督又は俳優とのGV(観客との対話)の時間は最も意味のあるイベントの一つである。今回のGVでは、「ベテラン」のファン・ジョンミンが注目を浴びた。当初リュ・スンワン監督のみ出席するとされていたこのイベントに、ファン・ジョンミンがサプライズ登場して反響を得たのだ。リュ監督と一緒に特有のユーモアを交えながら観客と意味ある時間を過ごした。映画「暗殺」のチェ・ドンフン監督もGVを通じて、映画では話せなかったこと、映画で話そうとしたことが何かについて観客と近くで話し合いながら意味のある時間を過ごした。この現場では映画に対する討論も行われた。1日から10日までの10日間釜山で開催された「第20回釜山国際映画祭」には、75ヶ国から304本の映画が招待され、海雲台とセンタムシティ、中(チュン)区南浦洞(ナンポドン)など6つの映画館35個のスクリーンで観客に会った。10日午後6時閉幕式を最後に幕を閉じた。
ドレスがかぶった!KARA ギュリとキム・ジュリ、レッドカーペットで見せた“異なる魅力”
女優キム・ジュリとKARAのギュリが先日、釜山(プサン)海雲台(ヘウンデ)映画通りで行われたスターロードに同じドレスを着て出席した。同じドレスでも、それぞれ異なる雰囲気を演出して話題となった。
【PHOTO】「他の道がある」キム・ジェウク&ソ・イェジ、釜山国際映画祭の“観客との対話”に参加
7日午後、釜山(プサン)海雲台(ヘウンデ)MEGABOXで開かれた映画「他の道がある」のGV(観客との対話)に参加した。今年で20周年を迎えた釜山国際映画祭はワールドプレミア94本、インターナショナルプレミア27本、ニューカレンツ部門12本の映画を披露し、10月1日から10日まで釜山の映画の殿堂をはじめ、釜山一帯の映画館で開催される。
佐藤健、憧れの韓国スターとの出会いに感激!「釜山国際映画祭」での2ショット写真公開
映画「るろうに剣心」で韓国でも有名な俳優佐藤健が「釜山国際映画祭」に参加した感想を明かした。佐藤健は5日午後、「第20回釜山国際映画祭」の「アジアキャスティングマーケット(Asian Casting Market)」のキャスティングボードに韓国のキム・ウビン、キム・ゴウン、中国のマーク・チャオ(趙又廷)、台湾のチャン・ロンロン(張榕容)、日本の長澤まさみとともに、国際舞台に進出する若くて有望なアジアを代表する俳優として参加した。この日、佐藤健はキャスティングボードに続き、野外舞台挨拶で韓国のファンと短い出会いの時間を持った。映画「るろうに剣心」で韓国でも多くの若年層ファンを保有している佐藤健の登場に、会場から「佐藤健」を呼ぶ声が響き渡り熱狂的な反応を見せ彼の韓国での人気ぶりを立証した。また、釜山(プサン)を訪れる映画ファンが最も待ちわびるイベントの一つであるスターロード(レッドカーペット)では、約150メートルの海雲台(ヘウンデ)映画の街を余裕のある足取りで歩き、歓呼する観客に向かって手を振りながら明るい笑顔を見せた。その後、招待俳優および映画関係者が一緒に参加する「スター・ネットワーキング・レセプション」を最後に、短い公式日程を終えた。何よりも、今回のイベントで「アジアキャスティングマーケット」のキャスティングボードの第1回カーテンコール俳優に選ばれた俳優ソン・ガンホと出会ったことを最も忘れないという佐藤健は、「ソン・ガンホさんは普段から尊敬する俳優で、彼の作品をたくさん見てきた。今回の映画祭で是非お会いしたかったので、実際にお会いできて光栄だった。いつか必ず一緒に作品をやってみたい」と感激した感想を伝え、強い印象を残した。【佐藤健コメント】昨日の夜は、ソン・ガンホさんやキム・ジウン監督と食事をさせて頂く機会がありました。そんなことも映画祭ならではでとても嬉しかったです。今回、僕が招待していただいた「アジアキャスティングマーケット」を通じて、日本にある数多くの素晴らしい映画、そして監督、キャストのことをもっと深く知ってもらえるようなきっかけになればと思います。その為には、僕自身がさらに努力を重ね、より多くの人に感動を与えられるような作品に挑戦し続けていきたいと思います。韓国の公式日程を終えた佐藤健は日本に帰り、映画「バクマン。」のプロモーション活動に専念する予定だ。映画「バクマン。」は先月10日に開催された「ソウルドラマアワード2015」でアジアスター賞を受賞した神木隆之介と共同主演を務めた映画だ。日本では10月3日に公開され、見事今週の観客動員数1位を獲得している。
“訪韓”長澤まさみ「最も記憶に残る作品は『世界の中心で、愛をさけぶ』…韓国でもたくさん愛された」
日本女優の長澤まさみが韓国ファンの高い関心度について明かした。5日午後、釜山(プサン)BEXCOの第2展示場で開かれた第20回釜山国際映画祭のアジアキャスティングマーケット「2015キャスティングボード」にキム・ウビン、キム・ゴウン、マーク・チャオ(趙又廷)、チャン・ロンロン(張榕容)、佐藤健、長澤まさみが出席した。長澤まさみはジョン・ウー監督の映画「太平輪」に出演したことについて「国籍の違う人々と共にした現場でした。言葉は通じなくても同じ作品を見ていたので、心が通じました。金城武さんも言葉は通じなかったけれど、色々と助けてもらいました。楽しく撮影に臨むことができました」と出演の感想を明かした。続いて一番記憶に残る作品を聞く質問に「『世界の中心で、愛をさけぶ』ですね。日本でも社会的なブームになりましたし、韓国でもたくさん愛されました。この作品をご覧頂いたことを実感できて嬉しかったです」と答えた。「キャスティングボード」は若く有望な俳優、今後の活躍が期待されるスターたちのフェスティバルで、日中韓で演技力のみならず、自国で確固たるファン層をもち、海外に進出できる実力をもつ若手男女俳優を1名ずつ、選定する。韓国では演技力と真面目な姿勢でアジアスターとなったキム・ウビンと新人とは思えない安定した演技力と流暢な中国語の実力を誇るキム・ゴウン、中華圏では中国語と英語の会話はもちろん、多彩な演技とファン層を確保しているマーク・チャオと魅惑的なルックスだけではなく、演技力で大衆に愛されているチャン・ロンロン、日本では、「るろうに剣心」などで若い観客に愛されている佐藤健と世界からラブコールを受けている長澤まさみが選定された。第20回釜山国際映画祭は計75ヶ国・地域の304作品が招かれ、10日まで釜山映画の殿堂の一帯で開かれる。
【PHOTO】EXO ディオ、KARA ギュリ、キム・ウビン…「釜山国際映画祭」スターロードに参加
5日午後、釜山(プサン)海雲台(ヘウンデ)映画通りでスターロードが行われた。今回開かれたスターロードは、アジア各国のトップ俳優と監督、映画人たちが海雲台マリーンシティアイパークからパークハイアットホテルまで続く映画通りを歩きながら観客と疎通する場であり、レッドカーペットの長さは約150メートルだ。今年で20周年を迎えた釜山国際映画祭(BIFF)はワールドプレミア94本、インターナショナルプレミア27本、ニューカレンツ部門12本の映画を披露し、10月1日から10日まで釜山の映画の殿堂をはじめ、釜山一帯の映画館で行われる。
【PHOTO】長澤まさみ「釜山国際映画祭」スターロードに参加“セクシーなシースルーファッション”
女優の長澤まさみが5日午後、釜山(プサン)海雲台(ヘウンデ)映画の通りで行われたスターロードに出席した。今回開かれたスターロードは、アジア各国のトップ俳優と監督、映画人たちが海雲台マリーンシティアイパークからパークハイアットホテルまで続く映画通りを歩きながら観客と疎通する場であり、レッドカーペットの長さは約150メートルだ。今年で20周年を迎えた釜山国際映画祭(BIFF)はワールドプレミア94本、インターナショナルプレミア27本、ニューカレンツ部門12本の映画を披露し、10月1日から10日まで釜山の映画の殿堂をはじめ、釜山一帯の映画館で行われる。
【PHOTO】佐藤健「釜山国際映画祭」スターロードに参加“ブラックスーツに身を包んで”
俳優の佐藤健が5日午後、釜山(プサン)海雲台(ヘウンデ)映画の通りで行われたスターロードに出席した。今回開かれたスターロードは、アジア各国のトップ俳優と監督、映画人たちが海雲台マリーンシティアイパークからパークハイアットホテルまで続く映画通りを歩きながら観客と疎通する場であり、レッドカーペットの長さは約150メートルだ。今年で20周年を迎えた釜山国際映画祭(BIFF)はワールドプレミア94本、インターナショナルプレミア27本、ニューカレンツ部門12本の映画を披露し、10月1日から10日まで釜山の映画の殿堂をはじめ、釜山一帯の映画館で行われる。
最も多くの少女ファンが集まった「釜山国際映画祭」イケメンスターTOP3は?
ユ・アイン、EXOのスホ、キム・ウビンが今年の釜山(プサン)国際映画祭(BIFF)に参加し、最も多くの少女ファンが集まった。ソン・ガンホ、イ・ジェンジェ、イ・グァンス、パク・ボヨンなどの人気も高かったが、ユ・アイン、スホ、キム・ウビンが海雲台(ヘウンデ)のBIFF Villageに登場すると、熱烈な歓声とともに大勢の人々が集まった。子供から中高年まで、年齢層も幅広かった。3人が右に移動すると、数百人の観客も右に移動し、セルフショットを撮るためにステージ前のほうに出るとセーフラインが崩れるなど、秩序を保つことができないほど肌で感じる人気は大きかった。ユ・アイン、3日午後6時にオープントークを開催ユ・アインは同日、映画「王の運命-歴史を変えた八日間-」の舞台挨拶で釜山のファンと会った。当時からただならぬ人気であることは予想できた。アイドル顔負けのプラカードや情熱的なファンにより、オープントークはファンミーティングを彷彿とさせた。海雲台の砂浜をはじめ、入口に設置されたフェンス、近くの6車線道路まで人で賑わった。ユ・アインがファンサービスをする度にBIFF Village周辺のホテルと建物内の人々から驚くほどの大きな歓声が上がった。観客動員数1300万人の「ベテラン」、500万人の「王の運命-歴史を変えた八日間-」の主役として、最近最もホットな男性であることを証明した。EXO スホ、4日午前11時30分に「グローリーデイ」舞台挨拶に参加スホが舞台挨拶に登場した時間は日曜午前であり、比較的閑散としていた。しかし、トップアイドルグループのメンバーらしく、3日前からスホを待っているファンがいた。最初は10人くらいだったが、スホの登場時間が近づくと200人以上になっていた。少女ファンたちはステージの最前列に集まり、スホを見るために一日中待っていた。強い秋の日差しを日傘で避け、冷たい海の風には服を着込んで耐えた。スホが登場し、退場する際は警察が迅速に配置され、万が一発生しかねない安全上の事故に備える姿も見られた。キム・ウビン、4日午後7時に「二十歳」舞台挨拶に参加キム・ウビンはカン・ハヌル、イ・ビョンホン監督と共に舞台挨拶を行い、多少遅い時間であったにもかかわらず、登場した際は全力で走っていく少女ファンも見られた。キム・ウビン、カン・ハヌルが一緒にステージに上がって約20分間の舞台挨拶が行われ、その間に観客もどんどん増えていった。同日、キム・ウビンは午後8時から海雲台の屋台村で「二十歳」チームも深夜まで飲み会を行い、ユ・アインも反対側の屋台で知人たちとお酒を飲んだ。二人が屋台村に登場したというニュースに周りはすぐ人が集まり、もう一度ファンミーティングのような現場となった。
折り返し地点の「釜山国際映画祭」スターたちの“愉快なコメント集”
釜山(プサン)には昼にも星(スター)が昇る。今年で20周年となる「釜山国際映画祭」には多くの俳優たちが出席して意味ある時間を過ごした。映画を観て、その映画の中の主人公たちに会う瞬間がどれだけときめくことか。海雲台(ヘウンデ)を訪れた俳優たちは、映画を愛するファンの情熱に、様々なファンサービスで応え、映画祭をさらに盛り上げた。開幕式から雰囲気は盛り上がった。10月1日、釜山海雲台映画の殿堂で開催された開幕式イベント。この日の午後、災難庁から強風警報のメールが送信されるなど悪天候だったが、映画の殿堂はスターたちを見るために集まったファンで埋め尽くされた。舞台挨拶が行われる海雲台ビーフビレッジ(BIFF Village)から路上、南浦洞(ナンポドン)BIFF広場などは、映画ファンでごった返した。ファンのこのような情熱にスターたちは愉快なトークで感謝を表した。5日「釜山国際映画祭」が折り返しを迎えたタイミングで、彼らが残した語録をまとめてみた。ソン・ガンホ「ユ・アインがチョン・ウソンより人気があるみたい」今回の映画祭で一番人気だった俳優はユ・アインだった。彼はどこに行っても多くのファンを集め、舞台挨拶は瞬時にファンミーティングの場に変わった。「王の運命-歴史を変えた八日間-」の舞台挨拶に大勢のファンが集まって一帯が込み合い、一緒に出席したソン・ガンホは「8年前に映画『グッド・バッド・ウィアード』でここに来たのだが、あの時よりもずっと熱いと感じる。おそらくユ・アインがチョン・ウソンよりずっと人気があるみたいだ」と述べた。ユ・アイン「僕の自慢ですか? ソン・ガンホ、ファン・ジョンミン先輩と共演できたこと」ユ・アインは自身の人気について「実感が沸かなかったけれど、『釜山国際映画祭』で大きな歓迎を受けてやっと実感できている。僕に自慢できることなどない。ファン・ジョンミン、ソン・ガンホさんと共演できたことが唯一の自慢だ。若いから僕にフォーカスが当てられているだろうけど、『ベテラン』のリュ・スンワン監督とファン・ジョンミン先輩、「王の運命-歴史を変えた八日間-」のイ・ジュンイク監督とソン・ガンホ先輩がいたから可能だった結果だ」と述べて、謙虚な姿を見せた。ファン・ジョンミン「中国デビュー? 僕は韓国語が一番上手だけど」国民の俳優ファン・ジョンミンは予定にもなかった観客との対話にサプライズ登場して感謝を伝えた。観客たちは彼に中国デビューする考えはあるかと聞き、ファン・ジョンミンは「中国から台本をもらったことがまったくない。中国で僕という俳優を知っているかどうか分からないけれど、中国デビューするしないの問題ではなく、僕に重要なのはストーリーだ。そのストーリーという良い贈り物を観客に与えたとき、交流できるかどうかが重要だ。でも、僕は韓国語が一番上手な人だ。だからここでやりたいと思っている。出る人は早く出て行ってもらって、残る人は残る」と述べ、笑いと感動を同時に与えた。リュ・スンワン監督「『王の運命-歴史を変えた八日間-』を観れば、チョ・テオが死ぬのを見ることができる」ファン・ジョンミンと一緒に出席したリュ・スンワン監督のトークも注目を集めた。彼は「僕が作った映画の中でこれだけ女性観客が多い映画は初めてだ。それは隣にいるユ・アインのおかげだ。ユ・アインと意気投合して作業できて楽しかった。この映画を観て、チョ・テオの結末について、悪いやつなのに結末が不満だという方が多いが、そんな方は「王の運命-歴史を変えた八日間-」を観ていただければいい。チョ・テオが米びつに閉じ込められて死ぬのを見ることができる。「王の運命-歴史を変えた八日間-」をたくさん観てください」と述べ、笑いを誘った。チョン・ドヨン「娘が私より演技が上手じゃなければ、女優にさせません」チョン・ドヨンの娘はどうすればいいのだろうか。彼女は観客とのオープントークで「私の娘が私より演技が上手でなければ、やめさせると思う」と述べた。彼女は娘が女優になると言ったらどうするのかという質問に対して「私より上手でなければ引き止めると思う。カンヌの女王を超えられなければやめさせる」と述べて注目を集めた。チェ・ドンフン監督「『暗殺』のプリクエルを作りたい」チェ・ドンフン監督は観客との対話で、観客からプリクエル(原作の序章にあたる内容)を作る気があるかという質問を受け「日本統治時代が始まる頃のストーリーが面白い。でもそんなストーリーを作るには、監督がたくさん勉強しなければならない。そのストーリーを上手く作れると思えたら、やってみたいと思う」と述べた。「暗殺」のプリクエルも期待しても良さそうだ。カン・ハヌル「美味しいものたんと食べて」カン・ハヌルのファンサービスは強烈なものだった。映画「二十歳」の舞台挨拶で彼は「実は僕は故郷が釜山だ」と述べ、ファンたちは彼に方言を聞かせてほしいとリクエストした。これに対してカン・ハヌルは釜山訛りで「美味しいものたんと食べて楽しく遊んで帰るよ」と述べて拍手を受けた。イ・ビョンホン監督「キム・ウビンの負傷のため、アジアの敵になるような気分。泣くところだった」 キム・ウビンは大切ですから。「二十歳」のイ・ビョンホン監督は「キム・ウビンが撮影中に怪我をした。あの時、監督として毅然たる態度を見せたが、やきもきした。アジアの敵になるような気分だった。泣くところだった」表現して笑いを誘った。イ・グァンス「愛している、釜山。ニーハオ、シェシェ」アジアのプリンスの人気も凄まじいものだった。映画「フィッシュマンの涙」の舞台挨拶で釜山を訪れたイ・グァンスは、自身に対するファンたちの熱い歓呼と反応に「愛してる、釜山」と述べて、現場を訪れた中国ファンに中国語で挨拶した。「ニーハオ、シェシェ」ティルダ・スウィントン「G-DRAGONと共演したい」ティルダ・スウィントンも韓国への愛情をアピールした。映画「A Bigger Splash」の記者会見で「韓国の俳優の中で誰と共演したいか」という質問に迷わずに「BIGBANGのG-DRAGONと共演したい」と述べて注目を集めた。「スノーピアサー」で一緒に作業したポン・ジュノ監督については「彼は優れた監督だ。クラシックなシネマを上手に作れる監督だ。一緒に作業するのは光栄だ」と述べた。
ソン・ガンホ「映画『反則王』20年間の出演作のうち一番印象的な作品」
俳優ソン・ガンホが「反則王」が自身の20年間の出演作のうち、一番印象的な作品だと話した。ソン・ガンホは5日午後、釜山(プサン)海雲台(ヘウンデ)区佑洞(ウドン)BEXCO第2展示会場の4展示ホールで行われたアジアキャスティングマーケット(Asian Casting Market)キャスティングボードカーテンコールイベントで「20数年間で最も印象的だった作品」を尋ねる質問に対し「個人的にたった今聞かれた質問を度々受けるが、僕のフィルモグラフィーから必ず一本を選べと言われるなら、答える作品がある。その作品が『反則王』という映画だ」と話した。続けて「今『密偵』を共に準備しているキム・ジウンと15年前に撮った映画だが、その映画が一番僕の心に残っていると思う。僕の初主演作だったが、そのような意味より『反則王』の主人公イム・デホという人物が僕と同じだった。僕が俳優生活をしているような、俳優としてその人物に非常に似ていた。僕の初主演作でもあるが、その人物は俳優ソン・ガンホと非常に同質感が感じられる」と説明した。国際共同制作活性化の一環として、アジアを代表する俳優たちと世界の映画産業の関係者をつなげる役割を果たすアジアキャスティングマーケットは韓国、中国、日本など世界最大の映画市場に浮上したアジアのスターを国際的に紹介するイベントだ。同日は俳優キム・ウビン、キム・ゴウン、チャン・ロンロン(張榕容)、佐藤健、長澤まさみなどが選ばれ、ソン・ガンホがカーテンコールイベントに参加した。