バン・シヒョク議長、HYBE上場前に約430億円を取得か…未申告が議論に「違法性はない」(公式)
写真=Newsen DB
HYBEのバン・シヒョク議長が、HYBEの上場前に4,000億ウォン(約430億円)を受け取って、これを対外的に知らせなかったという疑惑に包まれた。このような報道をうけて29日、HYBEは「風評または報道に対する解明」というタイトルの公式コメントを通じて「バン・シヒョク、4,000億ウォンを個別に受け取っていた……4年前『HYBE上場の秘密』」というタイトルの報道記事について解明した。
HYBEのイ・ギョンジュンCFO(最高財務責任者)は「当社は、上場の準備過程で上場主管会社に該当の株主間契約を提供したことがあり、上場主管会社も上場関連法令に基づき、該当の株主間契約を検討した。これと関連し、上場過程で当社が関連法令に違反した事項はないと判断している」と明らかにした。
これに先立ってある韓国メディアは同日、バン・シヒョク議長が2020年のHYBE上場当時、約4,000億ウォンを取得した事実が後から確認されたと報じた。当時、バン・シヒョク議長が上場前にHYBEの株式を保有していたスティックインベストメント、イースタン・エクイティ・パートナーズ、ニューメインエクイティなどと株主間契約を締結し、IPO(新規公開株式)後にこれらのPEF(プライベートエクイティファンド)の売却差益の約30%を受け取ることにし、期限内にIPOに失敗した場合、株式を買い戻すことを約束したという。
最大株主が上場に先立ち、このような契約を通じて私的利益を得た事例は珍しい。該当の契約は、韓国取引所の上場関連審査の結果、金融監督院の証券申告書にも記載されていない事実である。
これをうけて金融監督院は、バン・シヒョク議長が事前契約により数千億ウォン(数百億円)を受け取ったという疑惑に関連して、法令違反事項があるかなどについて調べているという。
HYBEは昨日(28日)、傘下レーベルであるADOR所属アーティストであるNewJeansの契約解除宣言をうけ、法的紛争を続ける見通しだ。
これと関連してHYBEは29日、「当社の傘下レーベルであるであるADORは、所属アーティストであるNewJeansから29日0時に専属契約を解除するという通知を受け取った。当社は、本契約解約通知と関連し、適切に対応する予定であり、今後、契約解除の可否が決定次第、発表する予定だ」とコメントした。
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- ファン・ヘジン
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