BTOB ソンジェ、“16年来の友人”宇宙少女 ボナとのロマンスに悩みも「相乗効果があった」

本日(17日)、ソウル陽川(ヤンチョン)区木洞(モクトン)SBS社屋にて、新ドラマ「鬼宮」の制作発表会が行われ、BTOBのソンジェ、宇宙少女のボナ、キム・ジフン、ユン・ソンシク監督らが出席した。
同作は、霊媒師としての運命を拒否する巫女ヨリと、彼女の初恋相手ユンガプの体に閉じ込められたイムギ(韓国の伝説に登場する想像上の動物)ガンチョルが王家に恨みを抱いた八尺鬼に立ち向かうファンタジーロマンスだ。

続いてボナについては「東洋的な魅力がある女優だ。賤民の役割であるため、キレイな服を着る機会がなかった。そのため、特別なアクションシーンで華やかな服を制作し、様々なを見られるようにした」と満足感を見せた。
最後にキム・ジフンについては「今回で3度目の撮影だ」とし「(『鬼宮』の中の王が)聖君のイメージだけであれば、オファーをするのはなかなか難しかったと思う。しかし、僕たちの作品の中の王は、意外な魅力がある人物だ。多彩な人物でなければならないため、キャスティングすることになった」と信頼を見せた。

続けて「元々キム・ジヨン(ボナの本名)が、よくぐずつくけれど、ドラマを撮影しながら僕の方がもっとぐずついた気がする。とても黙々とヨリのキャラクターを引っ張ってくれた。思ったよりプロっぽくて素敵だった。僕の友達にこのような姿もあるのかと思った」と話した。
これを聞いたキム・ジヨンは「実は一緒に仕事をしたことがない。現場で仕事をした時、ファンタジー物が初めてなので難しい点があった。けれど、(ソンジェは)専門の俳優なのでとても上手で、それを吸収しようとした」と話した。

同作に20年の人生を注ぎ込んだというキム・ジフンは「王様役なので、少し安心していた部分がある。しかし、物語が展開される過程で重要な話や、幽霊の怨念が王と関係していた」とし、「「伝統的な時代劇としての王の姿と、ユンガプに会うだけで壊れるコミカルな姿をうまく調整した。さらにアクションもやって、台詞も多かった。僕は45歳だけれど、撮影終盤に、自分が5歳若かったら、この作品はできなかったと思った」と話した。
ドラマを通じて得たものは何か尋ねられると彼は「身体が痛い。今も筋肉痛が治りきっていない。鍼を打ちに通い続けている」と笑顔を見せた。続いて「すべてを注ぎ込んだが、僕もまだ確認していない。視聴者がどのような反応をしてくださるのか楽しみでもあり、不安でもある」と付け加えた。

また同作について、「鬼は恐怖や警戒の対象ではなく、憐みをもって大切にしてあげるべき対象だ。“彼らの恨みを晴らしてあげなきゃ”というアプローチ方法で撮影した。一つの人格があった人の魂に過ぎない。その人たちにもう少し感情移入できるようにしようとした。CGに見える部分もあるけれど、私たちは実写ベースを追求した。“八尺鬼”などはすべて実写であり、俳優が特殊メイクをして撮影した作品だ。それだけでは、補うことができない場合のみ、CGの力を借りた。これは“彼らも同じ人だ”というアプローチだ」と付け加えた。
「鬼宮」は韓国で18日の午後9時50分より、初放送される。

- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- キム・ヒョンソ
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