中島健人主演の日本映画「知らないカノジョ」韓国で公開…三木孝浩作品に関心集まる

映画「今夜、世界からこの恋が消えても」「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」などで、韓国でも大きな話題を集めた三木孝浩監督の新作に、韓国の観客の期待が高まった
三木孝浩監督は2010年、最初の長編映画「ソラニン」で注目を集めた。その後、2012年に2本目の長編映画「僕等がいた」前、後篇を相次いで公開し、ロマンス映画の巨匠としての地位を固めた。
韓国では特に「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」「今夜、世界からこの恋が消えても」を通じて強い印象を残し、多くの観客から愛された。最近公開された「知らないカノジョ」までヒットを記録するのか注目が高まっている中、彼のフィルモグラフィが改めて注目を集めている。

日本で公開された当時、約18億円の興行収入を記録した。韓国では18万人の観客が観覧するなど、底力を見せた。三木孝浩監督は彼は特有の繊細な演出力で、単純なロマンスを超えて、時間という概念に感情を溶け込ませ、観客から賛辞を受けた。
2022年に公開された「今夜、世界からこの恋が消えても」は、寝て起きると記憶がリセットされる前向性健忘症を患っている真織と、大きな秘密を隠し持っている高校生・透の物語を描いた映画だ。
この作品は、この10年間韓国で公開された日本実写映画興行ランキング1位を記録した。韓国での累積観客数は121万人を達成し、感性ロマンスの新たな時代を開いた。
今作で福本莉子と主演を務めた、なにわ男子の道枝駿佑は、プロモーションのため韓国を訪問。空港や映画館にファンが殺到し、絶大な人気を証明した。
韓国で最近公開された「知らないカノジョ」は、ある日、一目惚れした恋人のミナミとお互い知らない関係になってしまった見慣れない世界で目覚めたリクが、もう一度失った恋を取り戻そうとする感性ロマンスだ。
今回の作品は、韓国ドラマリメイク作「彼女はキレイだった」の主演を務めた中島健人が主人公を演じた。彼は「彼女はキレイだった」を通じて韓国で多くのファンを魅了したため、キャスティング段階から大きな話題を集めた。また、シンガーソングライターのmiletがリクと結婚するミナミ役を演じた。彼女は今作で映画初出演にして演技に初挑戦した。
記憶と恋、そして運命が交差する今回の作品を通じ、三木孝浩監督ならではの感性ロマンスで、韓国の映画ファンに深い響きを与えるとみられる。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ホ・ジャンウォン
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