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パク・ナレに注射した人物、医師協会が公式確認「韓国の医師免許所持者ではない」

マイデイリー
写真=マイデイリー、SNS
お笑い芸人パク・ナレ(40)のいわゆる“注射おばさん”として知られる人物・イ氏について、大韓医師協会が「国内の医師免許保持者ではない」と公式に確認した。

12月8日、チャンネルAによると、大韓医師協会のキム・ソングン報道官は、国内の医師免許保持者が全員加入している協会内部DBの調査結果、このように確認されたと述べた。

イ氏の海外医大経歴が事実であるとしても、国内免許なしで医療行為を行った場合、医療法違反に該当する。無免許医療行為は、懲役5年以下または罰金5千万ウォン(約500万円)以下の処罰が可能だ。

医協は調査結果に基づき、保健福祉部にイ氏の国内免許保有の有無を公式質疑する方針だ。

大韓医師協会長を務めたイム・ヒョンテク元会長もこの日、SNSを通じて「イ氏が医師でないにもかかわらず、パク・ナレに注射などの医療行為を行ったことは、保健犯罪取締法・医療法・薬事法違反及び詐欺罪などに該当する」と告発した旨を知らせた。続けて「注射おばさんことイ氏の夫、パク・ナレのマネージャー、パク・ナレ本人に対しても共同正犯・幇助犯の有無を捜査してほしい」と要請した。

これに先立ち、イ氏は今月7日、個人のSNSアカウントに「12~13年前、内モンゴルという場所を行き来しながら苦労して勉強し、内モンゴル・ポガン医科大学病院で国内外初の最年少教授まで務めた」とし、「病院長と形成外科部長の配慮と内モンゴル党書記の積極的な支援で韓国の整形センターまで誘致できた」と主張した。

続けて「センター長として韓国を知らせるため、番組のインタビューや講演も厭わず、一生懸命に生きてきた」とし「ところが2019年末にコロナが発生し、内モンゴルの全てを諦めざるを得なかった。体も心も痛んだ」と述べた。またパク・ナレの元マネージャーに対して「マネージャーよ、あなたは私が生きてきた人生を知っているというのか。私について何も分からないくせに、私をゴシップのネタにするのか」と述べた。

しかし、公正な社会を求める医師たちの会は7日、声明を通じて「パク・ナレの注射おばさんが出たと主張したポガン医科大学は幽霊医大だ」とし「確認の結果、該当する医科大学は存在しない」と反論した。さらに「医師でなくとも“医大教授”という肩書きを使うことは可能だが、医師かどうかは別途確認が必要だ」と述べ、徹底的な調査を要求した。

議論が拡大すると、イ氏は8日、SNSの投稿を全て非公開に切り替え、追加の説明も出ていない状態だ。

保健福祉部は医療界で既に告発が行われていることから、捜査の経過を見守った後、必要に応じて行政調査などを検討する予定だ。

・パク・ナレ、違法医療の施術に大韓医師協会が公式声明「明らかな違法医療行為」

・パク・ナレ、活動休止を発表…パワハラ疑惑うけ議論に
元記事配信日時 : 
記者 : 
クァク・ミョンドン

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