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佐々木ありさ「第31回釜山国際映画祭」に出席“映画という言語を超えた力を改めて感じた”

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(C) Homemade Films
「第31回釜山国際映画祭」のFlash Forward部門に正式出品された映画「タイタニック・オーシャン」の公式上映が行われ、上映後にはコンスタンティナ・コヅァマーニ監督と主演の佐々木ありさが登壇。観客との質疑応答が行われた。

早朝の上映にもかかわらず、多くの観客が来場し、会場は温かな雰囲気に包まれた。上映後のQ&Aでは、本作の幻想的な世界観や登場人物たちの背景、国際共同製作ならではの撮影エピソードなどについて、次々と質問が寄せられた。

なかでも、主人公・アカメを取り巻く少女たちの人物描写に関心が集まり、アシュリーというキャラクターの過去について、さらに深く知りたいという質問も。コヅァマーニ監督は、脚本段階ではそれぞれのキャラクターの背景をより詳しく描いており、実際に撮影したシーンもあったものの、主人公・アカメの物語に焦点を当てるため、編集段階で一部をカットしたことを明かした。

また、現実的な世界から次第に幻想的な世界へと変化していく物語について、監督は本作を「女性版『オデュッセイア』」と表現。自らの声やアイデンティティを探し求める少女が、自身のルーツへと向かっていく旅の物語であることを語った。

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さらにヨーロッパ5ヶ国と日本による国際共同製作についても質問が寄せられた。言語や文化の異なるスタッフ・キャストとの撮影について、監督は「困難ではあったが、自分を大きく変える経験だった」と振り返り、言葉だけでなく、動きや音楽、直感、そして沈黙を通してもコミュニケーションが生まれることを実感したと語った。

佐々木も、ダンスとパフォーマンスを組み合わせた独特のオーディションを振り返りながら、異なる国の人々と共に作品を作り上げた経験について言及。文化や価値観の違いが、作品をより豊かにする大きな力になったことを明かした。

(C) Homemade Films
また本作の重要なテーマの一つである「呼吸」に着目した観客からは、水中で息を止める少女たちの姿が、思春期特有の感情的な息苦しさと重なったという感想も。少女たちが海へとたどり着く場面については、まるで初めて自由に呼吸ができたかのような解放感を覚えたという声が寄せられた。水中トレーニング中にキャスト同士で息を止める長さを競い合ったことはあったのかという質問には、佐々木が実際に遊び感覚で競い合っていたことを明かすなど、撮影の裏話も飛び出した。

舞台挨拶後に佐々木からコメントが届き、「朝早くの上映にも関わらず、たくさんの方に観ていただき、とても有り難かったです。Q&Aで特に印象的だったのは、若い世代の方が多かったこと。そして彼らは時間が足りなくなるほど沢山の疑問を投げかけてくれました。“映画”という言語を超えた力を改めて感じる、とても幸せな瞬間でした」と喜びを語った。

(C) Homemade Films
また映画祭のレッドカーペットにも登場した佐々木。飛行機の都合で監督の到着が間に合わず、急遽一人で歩くことになったというハプニングもあったが、「眩しい光景が広がったと思えば、釜山の皆さんの温かい雰囲気に背中を押され、無事に歩き終えることができました」と振り返った。

さらに「会場には憧れの監督や俳優が集まり、まるで別世界。タイタニックオーシャンの旅はいつも刺激的で目まぐるしい瞬間に立ち会えます。そのくらいパワーがある作品だと思います」と作品への想いを明かし、「改めて、アジアプレミアを世界的な規模をもつ釜山国際映画祭で迎えられたことはとても光栄で幸せを噛み締めています」と感慨深げに語った。

(C) Homemade Films

■作品概要
「タイタニック・オーシャン」
2027年全国ロードショー

監督・脚本:コンスタンティナ・コヅァマーニ
出演:佐々木ありさ、松井遥南、花瀬琴音、室はんな、中村莉久、木越明、東出昌大、真飛聖

共同製作:ハピネットファントム・スタジオ / MAM FILM
配給:ハピネットファントム・スタジオ
ギリシャ・ドイツ・ルーマニア・フランス・スペイン・日本 合作
(C)Homemade Films

元記事配信日時 : 
記者 : 
Kstyle編集部

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