韓国版「ドクターX」医療の現実歪曲を懸念?放送審議を要請も…視聴率14%超えのヒットも議論続く
写真=SBS15日、自身を整形外科医だと名乗るA氏は、最近、放送メディア通信審議委員会に、SBS金土ドラマ「ドクターX:白いマフィアの時代」に対する放送審議を要請したと明かした。
A氏は「『ドクターX』について放送審議を要請した。回診を不必要な雑務のように描き、医療スタッフを無能な悪役として単純化し、医療行為の不確実性さえも無視する演出が繰り返されている。ドラマとしての展開は理解できるが、これでは医療の現実に対する誤った認識を植え付ける恐れがあると判断した」と説明した。
続いて「実際に制裁につながる可能性は低い。それでも問題提起は必要だ。黙っていれば『医師たちはなぜ声を上げないのか』と言われ、声を上げれば、またどのような非難が返ってくるかも十分に予想している。しかし、専門家として、誤った認識が定着していくのをただ見ているわけにはいかない」と述べた。

A氏は以前にも同ドラマについてSBSに「医療の現実の歪曲や医療従事者の描写に懸念を表明する」と問い合わせていた。SBSからは「担当部署に伝達し、制作の参考にさせる」との回答を得たものの、「原理原則的な回答にとどまっており、実質的な改善が行われるかは疑問だ」と本音を明かしていた。
また、これに先立って最近、一部シーンをめぐり、医学的考証に関する指摘の声があがっていた。同ドラマの現場監修を担当した救急医学科の医師で作家のナムグン・イン教授はSNSを通じて「医学的に間違った部分があれば、監修役と制作陣が戦って監修役が負けたのだと思っていただきたい」と述べ、注目を集めた。
「ドクターX:白いマフィアの時代」は、失敗も妥協も知らない天才的な手術技術で巨大な不条理を打ち砕く“手術室の狂犬”ドクターXことケ・スジョンの活躍を描いたメディカル・ノワールだ。初回放送の視聴率は11.4%(ニールセン・コリア基準)を記録し、第2話で14.9%まで急上昇し、人気を博している。
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- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- キム・ジンソク







