ラスト・プリンセス -大韓帝国最後の皇女-
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第53回大鐘賞映画祭、出席した受賞者は4人だけ…課題が残った授賞式(総合)
第53回大鐘賞映画祭の授賞式が笑ってはすまされない寸劇を演じた。第53回大鐘賞映画祭の授賞式は27日の午後6時からソウル世宗(セジョン) 大学コンベンションホールで行われた。キム・ビョンチャン、コン・ソヨン、イ・テイムがMCを務めた。イ・ビョンホン、ソン・イェジンが男女主演賞を、「哭声/コクソン」が5冠を達成した。昨年大鐘賞映画祭は「出席しない俳優には授賞しない」という発言で出席賞議論を巻き起こした。50年の権威を自ら崩した対価は厳しかった。主要部門の候補の大半が出席せず、跛行の余波は今年まで続いた。授賞式のわずか数日前に候補者に招待状を送ったり、MC交渉にも難航した。見る人も現場にいる人も気まずい授賞式だった。MCとプレゼンターたちは映画祭とは関係のない時間つぶし用のコメントで見る人々を恥ずかしくさせた。代理受賞者もきちんと交渉ができず、現場を訪れた人がそれぞれ異なる部門の受賞をするために何度も舞台に上がる姿を見せた。キム・ファンヒは何と4度も舞台に立った。受賞者のうち、授賞式に出席したのはたったの4人である。イ・ビョンホン(主演男優賞) 、キム・ファンヒ(新人女優賞) 、ウ・ミンホ監督(シナリオ賞) 、イ・ボムス(人気賞) がその主人公だった。主演男優賞のトロフィーを受賞したイ・ビョンホンも真意のある感想を語った。イ・ビョンホンは「僕は20年前に新人賞受賞者として初めて大鐘賞映画祭に出席した。俳優なら誰でも舞台上に立ってみたいと思う名誉のある授賞式だった。ときめき、興奮する気持ちで参加したのを覚えている」と話を始めた。続いてイ・ビョンホンは「賞を受賞することはとても嬉しいが、正直受賞の喜びより気が重かった。大鐘賞映画祭はこれまで問題が多かったし、今も解決されていないことは誰もが感じている」と大鐘賞の権威に対する遺憾を示した。特にイ・ビョンホンは「名誉のある授賞式が今のように不名誉なまま無くなってはいけない。僕が大鐘賞映画祭で感じたときめきを後輩たちにも感じてほしい」と願いを伝えた。人気賞を受賞したイ・ボムスは「親に感謝する。受賞できて本当に嬉しい。この喜びを今家にいる子供たちと分け合いたい」と伝えた。シナリオ賞と監督賞を受賞したウ・ミンホ監督は「監督に不思議な力があるのではないかとも言われるけど、ユン・テホ作家の素晴らしい原作のおかげだ。足りない作品を素敵な演技で満たしてくれた俳優の方々に感謝する」と感想を明かした。授賞式をリアルタイムで見ていたネットユーザーも信じがたいという反応を見せた。「これが授賞式か、新都市発表会か」、「代理受賞授賞式だ」、「これは酷い」などの非難が相次いだ。第52回 大鐘賞映画祭 受賞者(作)リスト最優秀作品賞-「インサイダーズ/内部者たち」監督賞-ウ・ミンホ(「インサイダーズ/内部者たち」)シナリオ賞-ウ・ミンホ(「インサイダーズ/内部者たち」)主演男優賞-イ・ビョンホン(「インサイダーズ/内部者たち」)主演女優賞-ソン・イェジン(「ラスト・プリンセス」) 助演男優賞-オム・テグ(「密偵」)助演女優賞-ラ・ミラン(「ラスト・プリンセス」)新人男性俳優賞-チョン・カラム(「4等」)新人女性俳優賞-キム・ファンヒ(「哭声/コクソン」)新人監督賞-チョ・ジョンレ(「鬼郷」)撮影賞-ホン・ギョンピョ(「哭声/コクソン」) 編集賞-キム・ソンミン(「哭声/コクソン」)照明賞-キム・チャンホ(「哭声/コクソン」)音楽賞-チェ・ヨンラク(「ラスト・プリンセス」)衣装賞-クォン・ユジン(「ラスト・プリンセス」)美術賞-チョ・ファソン(「密偵」)技術賞-チョ・ヨンソク(「大虎」)企画賞-キム・ウォングク(「インサイダーズ/内部者たち」)レコーディング賞-キム・シニョン(「哭声/コクソン」)」ニューライジング賞-キム・ヒジン(「オペレーション・クロマイト」)、チェ・リ(「鬼郷」)功労賞-ユン・サムユク人気賞-イ・ボムス(「オペレーション・クロマイト」)
「新感染 ファイナルエクスプレス」から「哭声」まで…2016年韓国映画興行TOP10を発表!
2016年は韓国映画の強勢が際立った。昨年に比べ1000万の観客を動員した作品数は減ったが、今年の興行10位以内に入った韓国映画は全部で8編だった。災難劇、時代劇、コメディなど多彩なジャンルが世に出た。コン・ユは「新感染 ファイナルエクスプレス」と「密偵」で忠武路(チュンムロ:韓国の映画界) で存在感を表し、ソン・イェジンは「ラスト・プリンセス」で男優にも引けを取らない底力を発揮した。「新感染 ファイナルエクスプレス」(1156万5479人、7月20日公開)今年の夏はゾンビが人々を虜にした。「新感染 ファイナルエクスプレス」は今年公開した作品の中で唯一1000万人の観客を突破した作品だ。「豚の王」、「フェイク」でアニメーションを演出したヨン・サンホ監督の初めての実写映画で、釜山行き列車に乗った人々がゾンビに対抗して生き残ろうとする激しい死闘を収めた。韓国で初めて試みたゾンビ物で、カンヌ国際映画祭ワールドプレミアで上映され絶賛を受けた。コン・ユ、マ・ドンソク、チョン・ユミ、チェ・ウシク、ソヒ、キム・ウィソンらは1千万人を呼ぶ俳優に登板した。「華麗なるリベンジ」(970万7581人、2月3日公開)カン・ドンウォンとファン・ジョンミンのブロマンス(男同士の友情) が際立っていた。殺人の寃罪をこうむって収監された検事と前科9犯のイケメン詐欺師の合同作戦を描いた犯罪娯楽映画だ。昨年「黒い司祭たち」で司祭服ファンタジーを見せたカン・ドンウォンは、デニムルックを連想させる囚人服のファッションで話題を呼んだ。ここにカン・ドンウォンがブンバスティクの歌に合わせコミカルなダンスが見れるということもヒットに繋がった。「華麗なるリベンジ」を通じてカン・ドンウォンは自身の興行記録を新しく更新した。「密偵」(750万101人、9月7日公開)コン・ユが再びやり遂げた。「密偵」は日本統治時代、日本の主要施設を破壊するために中国上海から京城(今のソウル) へと爆弾を持ち運ぼうとする義烈団(ウィヨルダン) と、これを追う日本警察との暗闘や懐柔、かく乱作戦を描いた。キム・ジウン監督が2010年の映画「悪魔を見た」以後に公開した韓国長編映画だ。韓国映画界を代表するスタイリストとして選ばれるキム監督は、「密偵」を通じて韓国型ノワールという独自のジャンルを構築した。「トンネル」(712万508人、8月10日公開)ハ・ジョンウの底力が輝いた。崩れたトンネルの中に孤立した平凡な家長と、彼の救助を巡るトンネルの外のストーリーを描いた災難劇で、無責任な政府と官僚、大衆の利己心など大韓民国の現実を表した。ハ・ジョンウは「トンネル」を通じて「テロ、ライブ」に続き1人災難劇の神髄を見せた。「オペレーション・クロマイト」(704万7644人、7月27日公開)朝鮮戦争の勝敗を左右した仁川上陸作戦を取り扱った映画だ。仁川上陸作戦の成功の土台となった海軍諜報部隊のX線作戦を描き興行に成功した。実話を土台にした緊張感あふれる情報戦と、「96時間」で有名なリーアム・ニーソンがマッカーサー将軍役で出演した。「LUCK-KEY/ラッキー」(697万4996人、10月13日公開)ユ・ヘジンにしかできないコミカルな演技は最高だった。ユ・ヘジンがワントップで乗り出した「LUCK-KEY/ラッキー」は、コメディ映画の興行歴史を再び書きなおした。ユ・ヘジンは銭湯で石鹸を踏んで倒れてしまった冷徹な殺し屋で、突然無名俳優の生活を送ることになるヒョンウク役を演じ特有の平然さを見せつけた。最近ではなかなかないコメディジャンルに俳優ユ・ヘジンの力が加えられ関心を集めた。「哭声」(687万9908人、5月12日公開)「チェイサー」、「哀しき獣」等を演出したナ・ホンジン監督が制作した「哭声」は、今年1年最高の問題作だった。ある村に見慣れない外国人が現れた後、広がる謎の連続殺人事件を扱った作品で、結末の論争が熱かった。外国人役で出演した日本俳優の國村隼が熱い関心を集め、何が大事なんだい等の流行語を残した。「ラスト・プリンセス」(559万9229人、8月3日公開)「ラスト・プリンセス」は満13才の幼い年齢で強制で日本留学に行った徳恵翁の人生を描いた。ソン・イェジンは今年1年、韓国映画界の女風を先導した。今年の夏に公開した「オペレーション・クロマイト」「トンネル」等との競争でも遅れをとらない姿を見せ、ソン・イェジンは名実共に忠武路(チュンムロ:韓国映画界) 興行を保証して見せた。ソン・イェジンは「ラスト・プリンセス」を完成させるため、10億ウォンを投資するなど熱意を見せた。「お嬢さん」(428万7839人、6月1日公開)英国小説「フィンガー・スミス」を原作にしている。1930年代日本統治時代、朝鮮を背景に莫大な財産を相続することになったお嬢さん、伯爵、下女、後見人が互いを騙しては騙されるストーリーを収めた。キム・テリという傑出した新人を発見し、キム・ミニは美貌から演技まで成長した演技力で評団から絶賛を受けた。パク・チャンウク監督のフィルモグラフィーの史上最多観客を記録し、海外のマスメディアから賛辞を受け興行と作品性の二兎を得た。「鬼郷」(358万7173人、2月24日公開)旧日本軍による慰安婦被害者の実話を扱った映画「鬼郷」は、構想から映画制作まで12年かかった作品で、全体制作費の50%以上である12億ウォンを小額投資家の後援型クラウドファンディングから調達した。「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」と「ドクター・ストレンジ」は、867万7249人、544万5144人の観客を動員し全体の映画興行で3位と9位に登板した。
イ・ビョンホン&ソン・イェジン「韓国映画制作家協会賞」男女主演賞を受賞
韓国映画制作家協会(会長:イ・ウン) が主催する「第3回韓国映画制作家協会賞」が20日、明フィルムアートセンターで受賞者ファン・ギソン代表、キム・ウォングク代表、ナ・ホンジン監督、俳優イ・ビョンホン、ソン・イェジン、キム・ウィソン、パク・ソダムなどが参加した中、盛況の元、開催された。韓国映画制作家協会の会長イ・ウンは開会の辞を通じて「今年多くの事件が発生し、大きな変化に直面した年の年末だが、来年にはより良い姿で会うことができるのを祈る。辛かったことはしばらく忘れ、祝福の言葉を交わすことができる授賞式になってほしい」と歓迎の挨拶を伝えた。また韓国映画制作家協会が尊敬する先輩映画制作者に与える功労賞を受賞したファン・ギソン社団のファン・ギソン代表は「僕は今、功労賞を受賞する時ではなく、アメリカのクリント・イーストウッドのように観客とコミュニケーションできる映画を今後10年はまだ作りたい。僕が年寄りではなく、他の映画人たちがあまりにも早く離れすぎなのだ」と指摘し「映画が良くて、良い人たちがいるから、老若男女に関係なく映画を作業するのが楽しいのだ」と逆に後輩映画人たちを応援した。韓国映画制作家協会賞の最高の栄誉である作品賞を受賞した映画「インサイダーズ/内部者たち」のキム・ウォングク代表は「映画制作において素人だが、大先輩たちの前でこのような賞を受けて感謝する。さらに最善の尽くして素晴らしい映画を作ってほしいという意味だと思っている」と先輩映画人たちに感謝の気持ちを伝えた。「哭声」で監督賞を受賞したナ・ホンジン監督は「同僚映画人たちがくれる賞だからぜひ受賞したかったが、受賞することになって嬉しい」と感想を伝えた。男優主演賞を受賞した映画「インサイダーズ/内部者たち」のイ・ビョンホンは「どんな賞よりも重くて意味のある賞だと思う。これからも必要な俳優になる」と感謝の挨拶を伝え、女優主演賞を受賞した映画「荊棘の秘密」と「徳恵(トッケ) 翁主」のソン・イェジンは「現場で多数の俳優、スタッフたちが孤軍奮闘したおかげで素晴らしいシーンと映画が誕生した」と受賞の感想を伝えた。助演男優賞を受賞した「新感染 ファイナルエクスプレス」のキム・ウィソンは「受賞するほど素晴らしい演技を見せたとは思わないが、再び俳優活動をスタートする僕を激励してくれる声だと思っている」と受賞の感想を伝え、助演女優賞を受けた「プリースト 悪魔を葬る者」のパク・ソダムは「演技活動を始めて3年だが、素晴らしい作品と監督、スタッフたちに出会った。ここに参加した制作者たちと一緒に作業することができるように頑張る」と感想を伝えた。
第37回青龍映画賞、本日(25日)開催…史上最高のスターたちが集結
2016年の青龍映画賞は史上最高のスターたちの戦争が予想される。25日午後、ソウル慶煕(キョンヒ) 大学平和の殿堂で開かれる第37回青龍映画賞には多数のスターたちがレッドカーペットの上を歩き、トロフィーを巡る激しい競争が予告された。今年の青龍映画賞の主演男優賞は映画「密偵」のソン・ガンホ、「インサイダーズ/内部者たち」のイ・ビョンホン、「阿修羅」のチョン・ウソン、「トンネル」のハ・ジョンウ、「哭声」のクァク・ドウォンなどがノミネートされた。これに先立ってイ・ビョンホンが「インサイダーズ/内部者たち」で各種授賞式を席巻し、受賞の雰囲気がイ・ビョンホンの方に流れていたが、他の俳優らの活躍も眩しく、容易に予測はできないという判断だ。ソン・ガンホは義烈団(ウィヨルダン:武装独立運動団体) のストーリーを描いた「密偵」で日本警察イ・ジョンチュル役を務め、「グッド・バッド・ウィアード」のキム・ジウン監督と再会し、コミカルさと真剣の間を行き来しながら観客を楽しませた。「密偵」は信頼できるソン・ガンホの力で累積観客数750万人を動員した。チョン・ウソンは「阿修羅」を通じて「ビート」のキム・ソンス監督と再会し、友情と復讐を見せた。「トンネル」のハ・ジョンウは1人劇の達人らしい名演技を、「哭声」のクァク・ドウォンも疑いを確信に変える底力を見せ、カンヌ国際映画祭で好評を得た。青龍映画賞の主演女優賞の候補も華やかだ。「バッカス・レディ」のユン・ヨジョン、「お嬢さん」のキム・ミニ、「ラスト・プリンセス」のソン・イェジン、「最悪の一日」のハン・イェリ、「グッバイシングル」のキム・ヘスがその主人公だ。ユン・ヨジョンは「バッカス・レディ」で第20回モントリオールファンタジア国際映画祭の主演女優賞と第10回アジア太平洋スクリーンアワードで審査委員大賞を受賞した。「お嬢さん」のキム・ミニはホン・サンス監督との不倫スキャンダル以来公の場に出席せず、今回の青龍映画賞に出席するかどうかに注目が集まっている。またソン・イェジンは最近、映画評論家たちが与える韓国映画評論家協会賞で主演女優賞を受賞し、釜日(プイル) 映画賞でも受賞の光栄を手にした。ソン・イェジンは男優らに視線が集中した映画界の雰囲気の中で女優のプライドを守っているという評価を得ている。また候補者の中で最も若いハン・イェリ、そして「グッバイシングル」でわがままなトップスター役で演技変身を図ったキム・ヘスまで、金曜日の夜を彩る予定だ。第37回青龍映画賞は本日(25日) ソウル・慶煕大学平和の殿堂で開かれ、午後8時からSBSにて生中継される。
第37回青龍映画賞の候補作を発表…「哭声」&「新感染 ファイナルエクスプレス」が接戦に
第37回青龍映画賞が候補作を発表した。主催側は7日、今年の青龍映画作の候補作にノミネートされたラインナップを公開した。発表によると、今年1年間観客と評論家から好評を受けた21本の韓国映画が最終的な候補作に名を連ね、激しい競争が予想される。25日、ソウル慶煕(キョンヒ) 大学平和の殿堂で開催される第37回青龍映画賞では、18部門で授賞が行われる。今月3日に発表された候補作は、チョンジョンウォン人気スター賞とチョンジョンウォン短編映画賞、韓国映画最多観客賞を除く15部門で、2015年10月9日から2016年10月9日まで公開された韓国映画を対象に、映画業界各分野の専門家によるアンケート調査とインターネット投票の結果をまとめて、2016年韓国映画を輝かせた作品や情熱的な映画人を厳選した。今年の映画賞では映画「哭声」が最優秀作品賞、監督賞、主演男優賞、助演女優賞、新人女優賞など11部門にノミネートされ、その後を追って観客1000万人を動員した映画「新感染 ファイナルエクスプレス」が9つの部門(10個の候補) 、「お嬢さん」が8部門、「密偵」が7部門にノミネートされ、激しい競争を予告している。また、「トンネル」と「インサイダーズ/内部者たち」が6部門に、「プリースト 悪魔を葬る者」と「阿修羅」が5部門にノミネートされた。また、「空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~」が4部門に、「グッバイシングル」「ラスト・プリンセス」が2部門にノミネートされた。その他にも「華麗なるリベンジ」「網」「グローリーデイ」「帰郷」「私一人で休暇」「消された女」 「スチールフラワー」「私たち」「バッカス・レディ」「最悪の一日」がそれぞれ1つの部門にノミネートされた。今年は最優秀作品賞に「哭声」「インサイダーズ/内部者たち」「空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~」「密偵」「新感染 ファイナルエクスプレス」「お嬢さん」など6つの作品が候補となり、注目を浴びている。韓国の映画関係者と映画ファンに一番信頼される映画賞として定着した「青龍映画賞」は、授賞式が終わった後、審査委員の審査結果を公開し、毎年公正かつ信頼される韓国最高の映画賞になるための努力を惜しまないでいる。第37回青龍映画賞は、韓国映画を愛する観客と良い映画を作った各分野最高の映画関係者が集まり、韓国映画の1年を祝って励ます韓国映画フェスティバルの夜になり、授賞式はSBSを通じて午後8時45分から生中継される。本授賞式に先立ち、第37回青龍映画賞の候補作を無料で鑑賞できる「候補作上映祭」が11月9日から11月18日までCGV汝矣島(ヨイド) 店で開催される。
ソン・イェジン&パク・ヘイル主演映画「ラスト・プリンセス」公開4週目で観客数500万人を突破!
映画「ラスト・プリンセス」(監督:ホ・ジノ) が観覧客の爆発的な口コミに支えられ、再観覧ブームと共に驚くべき興行ブームを続けている中、公開4週目を迎えた8月24日に観客数500万人を突破した。「ラスト・プリンセス」が公開4週目に観客500万人を動員した。(24日午後2時、映画振興委員会統合ネットワーク基準) これは「新感染 ファイナルエクスプレス」「華麗なるリベンジ」「哭声」「オペレーション・クロマイト」「トンネル」に続き、今年公開された韓国映画のうち6番目に観客500万人を突破した記録だ。「ラスト・プリンセス」の観客数500万人突破は、先に言及した映画より達成のスピードは少し遅いものの、男性主演一色の作品の中で唯一女性キャラクターのドラマとして成し遂げた結果なので、さらに意義深い。特に公開4週目であるにもかかわらず、高い声援を浴びている映画 「ラスト・プリンセス」のこのような記録は「トンネル」「プロミス ~氷上の女神たち~」など、毎週続く錚々たる新作の登場にもかかわらず、観客たちの着実な口コミでより多くの観客に愛された結果であるため、さらに意味がある。劇場街を盛り上げている「ラスト・プリンセス」は、10代から60代まですべての世代を捉える重い響きと深い感動で今夏もう1つの興行作としての立地を固めている。映画を見た観客の間では再観覧ブームまで起きており「ラスト・プリンセス」のブームは今後も続くと見られる。公開4週目に観客500万人を突破しながら今夏最高の映画として浮上している映画「ラスト・プリンセス」は、韓国全国の映画館で上映されている。
【PHOTO】ソン・イェジン&ラ・ミラン&チョン・サンフン、映画「ラスト・プリンセス」観客動員数500万人突破記念イベントに出席
23日午後、ソウル松坡(ソンパ) 区蚕室洞(チャムシルドン) で開かれた映画「ラスト・プリンセス」(監督:ホ・ジノ) の観客動員数500万人突破記念の握手会にソン・イェジン、ラ・ミラン、チョン・サンフン、ホ・ジノ監督が出席した。「ラスト・プリンセス」は大韓帝国の最後の皇女である徳恵翁主の物語を描いた作品で、韓国で公開中だ。
「ラスト・プリンセス」ソン・イェジンら主演俳優、観客動員数500万人突破を記念し握手会を開催
映画「ラスト・プリンセス」が観客数500万人突破記念の握手会を開く。「ラスト・プリンセス」は8月23日の午後7時、ソウルロッテシネマワールドタワー5館で観客と一緒にオープントークおよび握手会を開く。映画上映後に行われる今回のイベントにはホ・ジノ監督とソン・イェジン並びに「ラスト・プリンセス」の主役たちが出席する。特に今回のイベントは映画に対する観客の疑問を解決するだけでなく、ビハインドストーリーまで、多彩な話で楽しいイベントになると期待を集めている。イベントはロッテシネマ公式ホームページおよびモバイルアプリケーションで予約できる。
秋葉里枝「『ラスト・プリンセス』を見て涙…日本人にも感じて欲しい」
映画「ラスト・プリンセス」(監督:ホ・ジノ)の中で、消えた徳恵翁主を探すために日本を訪れたキム・ジャンハン(パク・ヘイル)は、徳恵翁主がある精神病院に入院していると聞き、そこを訪れる。徳恵翁主との出会いを前にした緊張の瞬間、キム・ジャンハンを案内する看護師はどこかで見た顔だ。韓国を拠点に活動する日本人タレント、秋葉里枝である。2000年代半ば大人気を博したKBS 2TVバラエティ番組「美女たちのおしゃべり」で、美しい容姿で注目を浴びた彼女は、「美女たちのおしゃべり」が終わってから韓国でタレントとしてキャリアを積み、日本で勉強を終えた後、バリに行ってヨガを専門的に学び、本も出した。今年で韓国活動9年目となる秋葉里枝が、OSENのインタビューで映画「ラスト・プリンセス」のことや近況について話した。VIP試写会で映画を観たという彼女は、やはり映画を観ながら涙を流したという。「実はシナリオを読んで内容は知っていましたが、観ながらすごく涙が出てきました。実在する人物でもあるし、翁主の人生が多くの人に伝わったらいいなと深く思いました」秋葉里枝が「ラスト・プリンセス」に出演することになったのは、シナリオ作家と知り合いだったためだ。「ラスト・プリンセス」の制作当時、ホ・ジノ監督は李方子女史を始めとする日本人を演じる日本人女優を必要としていた。そこでシナリオ作家が知人である秋葉里枝を看護師役に推薦したのだ。日本人として日本統治時代を描く作品に出演することに対するプレッシャーはなかっただろうか? 秋葉里枝は「全くなかった」と話す。「そういったものは全くありませんでした。来年で韓国に住み始めて10年になりますが、韓国も日本も愛している1人として、この歴史をもっと多くの人に知ってもらい、理解してもらう、そんな内容になればと思いました。韓国人だけではなく、日本の人にも『ラスト・プリンセス』を見て感じて欲しいと思っています。私が徳恵翁主を知らせたいと思いました」「ラスト・プリンセス」に出演する前、秋葉里枝は事前に翁主について調べたという。彼女が注目したのは徳恵翁主の日本人の夫・宗武志(そう たけゆき)だった。先日、朝鮮通信使再現祝祭の司会を務めた秋葉里枝は、祝祭が開かれた対馬で時間を割き、プライベートで宗武志の自宅と徳恵翁主の結婚碑石などを見てきたという。映画出演のため、徳恵翁主の結婚生活に関心を持つようになったためだ。「出演する前に徳恵翁主がどんな人生を生きたのか、宗武志という人はどんな人だったのかを調べてみました。今回対馬に行って、地元の人たちから話を聞けて良かったです。宗武志が徳恵翁主のために詩をたくさん贈ったという話も聞きました」短いシーンだったが、パク・ヘイル、ソン・イェジンなど、韓国のトップ俳優たちと演技をすることができた。秋葉里枝は「一緒にいる時間が多くなかった」と残念な気持ちを打ち明けた。「出演シーンが短かったため、一緒にいる時間は多くなかったんです。本当に先輩たちは演技が上手いことで有名な方々なので、撮影が短すぎて残念でした。そんな方々と撮影できることは幸せなことなのに、少し分かってきたと思ったら、すぐにクランクアップしちゃって(笑) また良い作品があれば、長く共演してみたいです」
「ラスト・プリンセス」ホ・ジノ監督、10年ぶりにタッグを組んだソン・イェジンの演技を絶賛“神がかっていた”
ホ・ジノ監督とソン・イェジンが映画「四月の雪」(2005)以来、約10年ぶりにタッグを組み、新作を披露した。韓国で3日から公開されている「ラスト・プリンセス」がそれだ。「ラスト・プリンセス」は大韓帝国の最後の皇女・徳恵翁主の悲劇的な人生を描いた映画で、ソン・イェジンが実在の人物でもある徳恵翁主役を熱演した。試写会後、「ラスト・プリンセス」は「八月のクリスマス」「春の日は過ぎゆく」などの映画で、韓国の恋愛映画の古典を完成させたホ・ジノ監督の帰還だという評価を受けた。また、徳恵の悲劇的な人生を描き出したソン・イェジンの演技力は人生の演技という賞賛を受けた。ホ・ジノ監督は3日、OSENのインタビューでソン・イェジンについて「知り合って10年以上になる。今回映画を撮影しながら、映画全般や撮影の進行過程において、責任感を持っていると感じた。スタッフとの関係や撮影現場での行動を見ても、女優として来たのではなく、この現場の責任ある人物、重要な人間という考えを持っていた」と褒めた。ホ・ジノ監督とソン・イェジンが出会った作品は「四月の雪」だ。ホ・ジノ監督は「四月の雪」の時のソン・イェジンについて「あの頃は若くて、どこか萎縮している部分があったが、そんな部分が非常に変わったと思った。女優は敏感にならざるをえない。だからそんな部分まで気を配ることができないが、自分で重心を取っていくところが良かった。以前とは変わった」と説明した。また「ラスト・プリンセス」での演技については「すごくパワーがある。パワフルな演技を見せてくれた。その瞬間に対する集中、役に入り込む力は、冗談半分で神気、神がかっていると言ったほどだ。何ヶ所かシーンを撮る時に、何か演技をしているのではなく、今その人になっていると感じた時がある。何回かあった。観察する側としてはそういうことを区分しながら見る。ある瞬間、これは少し自分で演技をしながら、どんな演技をしているのか分からないほど役に入っていた」と話した。ホ・ジノ監督が選んだ、ソン・イェジンの演技が際立ったシーンは、母が亡くなったと聞いて悲しみに暮れるシーンだ。ホ・ジノ監督は「妙なことに、最初そのシーンは上手く入り込めていなかった。他のシーンではそのような感情表現がリアルだったが。理由は分からないけれど、ある瞬間感情が入り、嗚咽して、涙が止まらなかった。20~30分は泣いていた。カットはどうすればいいんだろうと思った。ずっと泣いていた。結局20~30分以上泣いていた。パク・ヘイルや僕たちは腹が減っていたが、待っていた」と話し、笑いを誘った。「ラスト・プリンセス」は、実在の人物である徳恵翁主の人生に、想像力を加えた作品だ。主に恋愛映画を撮ってきたホ・ジノ監督にとっては新たに挑戦となる。同作は映画「スーサイド・スクワッド」と同日に公開され、激戦を繰り広げた。ホ・ジノ監督は「キャスト、スタッフ一同が映画に対する大きな自信とプライドを持っている。この競争を上手く勝ち抜かなくては」と競争へのプレッシャーを語った。
「ラスト・プリンセス」ソン・イェジン“徳恵翁主の哀歓にたくさん泣いた”
「自分が出演した映画を見たにもかかわらず、今も呆然としています。もう一度気を引き締めて鑑賞すべきでしょう。初めて見た時はすごく泣きました。徳恵翁主がとても帰りたかった故国に着いた空港のシーンで、精神まで正常ではなかった彼女の人生の哀歓にたくさん泣きました」ソン・イェジンは映画「ラスト・プリンセス」(監督:ホ・ジノ、制作:ホフィルム、配給:ロッテエンターテインメント)で大韓帝国の最後の皇女・徳恵翁主役を演じた。彼女は初めてタイトルロールの主演を務め、歴史上の人物を具現化した。「最近公開された『秘密なない』でも演じたことがなかった強烈なキャラクターでした。いろんなシーンで変身する、違う姿を見ていただけたようです。わずか1ヶ月で、重厚感のある映画『ラスト・プリンセス』で復帰しましたが、評価が良くてすごく幸せです。記者の皆さんの反応が気になりましたが、好評の声が多くてうれしいです」彼女も映画化する遥か前に原作小説を読み、感動したという。その後、運命のように彼女に「ラスト・プリンセス」のシナリオが渡され、撮影に入り、8月3日に公開される。「シナリオは原作小説とはまた違います。だからドキュメンタリーや逸話に出てくるものについて、徳恵翁主の詳細な部分を見せるシーンが多かったです。ポットに関するエピソードや結婚シーンなど、重くて退屈になりかねないシーンは、警戒しながら撮影に入りました。少ない予算でリアルさを見せるのではなく、商業映画としての感動と面白さ、悲劇性などを適切に見せることを選択しました」彼女が言う通り「ラスト・プリンセス」は約100億ウォン(約9億2313万円)という少なくない予算が投入された作品で、この夏、韓国で観客動員数1000万人を突破するであろう作品と言われている。デビュー16年になる女優ソン・イェジンは、徳恵翁主をどのように表現したのだろうか。「本当に難しかったです。私は今まで演技をする時、どんな人物でも単純化させたくないと思っていました。どんな役であっても、豊かに表現したいという気持ちでした。その人物を、一つの役であっても多様な表現方式を一つの線で決めないことが目標なのですが、制約が多すぎました。時代が明確で、人物の人生が写真に残されているため、どういう風にアプローチし、悲劇的な部分をどういう風に表現するべきかが最大の課題でした。揺れても揺れないように、痛くても痛くならないように努力しました」歴史を反映する映画は劇であっても、歴史的な考証、そして真実や虚構、歪曲まで、様々な指摘が来るものである。ソン・イェジンもこのような部分を念頭に入れなければならなかったと話し、ホン・ジノ監督を含む多数の制作陣、スタッフたちとたくさん悩んだという。特に徳恵翁主は素晴らしい業績を残した人物や偉人、独立闘士でもなかったため、多様な解釈が可能である。「ひとりの女性の人生が歴史の運命のように悲劇的だったという点、撮影中、徳恵翁主が実際に亡命作戦に投入されたらどうだったのだろうか、と考えながら撮影しました。観客たちが見たい姿も、必ず映画の中に収められていると思います。徳恵翁主が持っている最後の悲劇性が、観客たちにとって大きな響きになってほしいです」
ソン・イェジン、舞台挨拶中に膝を負傷…10針縫うケガにもスケジュールを続行
女優ソン・イェジンが映画「徳恵(トッケ) 翁主」の舞台挨拶の途中で、膝を10針も縫う負傷を負ったにもかかわらず、これを隠したまま観客たちに明るく笑いながらスケジュールを終えたという。15日、映画関係者によると、ソン・イェジンは14日「ラスト・プリンセス」の舞台挨拶途中に、周囲に血が落ちるほど膝に大怪我をして病院を訪れたという。ソン・イェジンは14日、ソウルと城南(ソンナム) 地域の「ラスト・プリンセス」舞台挨拶に参加して直接観客に会った。その途中で膝に怪我をする事故が発生したが、ソン・イェジンは最後まで舞台挨拶に参加し、プロらしい姿を見せたという。全日程が終わってから病院を訪れたソン・イェジンは、膝を縫う治療を受けたという。15日に予定されていた「ラスト・プリンセス」の舞台挨拶も支障なく行われた状況だ。「ラスト・プリンセス」側の関係者は「あまり大きな負傷ではないが、膝なのでどうしても歩きにくい。それにもかかわらず、ソン・イェジンが『ラスト・プリンセス』の舞台挨拶に積極的に参加してくれて感謝する限りだ」と明かした。