バーニング
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ユ・アイン主演「バーニング」アカデミー賞外国語映画賞部門の候補に…韓国映画初の受賞なるか
映画「バーニング」が「第91回アカデミー授賞式最優秀外国語映画賞」の1次候補9作品の一つにノミネートされた。18日に映画芸術アカデミー協会が発表した、「第91回アカデミー授賞式外国語映画賞」の1次候補9作品に「バーニング」が選ばれた。「バーニング」は「ROMA」「COLD WAR」「CAPERNAUM」「AYKA」「万引き家族」「Never Look Away」「Birds Of Passage」「THE GUILTY」などと共にショートリスト(short list)と呼ばれる1次候補にノミネートされた。アカデミー協会は来年1月22日に9作品の中から最終候補5作品を選定して発表する予定であり、授賞式は2月24日に開催される。この最終候補5作品に「バーニング」が選ばれると、韓国映画史上初の受賞となる。「バーニング」は韓国映画では唯一、「第71回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門招待作に公式招請されて、国際批評家連盟賞およびバルカン賞を受賞、ロサンゼルス映画批評家協会(LAFCA)とトロント映画批評家協会(TFCA)で外国語映画賞と助演男優賞まで受賞した。さらにユ・アインは韓国人俳優では唯一、ニューヨークタイムズ選定の今年の俳優12人に名前を上げる快挙までおさめた。「バーニング」は流通会社のアルバイト学生のジョンス(ユ・アイン)が幼馴染のヘミ(チョン・ジョンソ)に出会い、彼女に正体不明の男ベン(スティーブン・ユァン)を紹介されて繰り広がる、ミステリアスでパワフルなストーリーだ。
イ・ソンミン&ファン・ジョンミン&ナ・ムニ「第55回大鐘賞映画祭」男女主演賞を受賞…最優秀作品賞は「バーニング」(総合)
俳優イ・ソンミンと女優ナ・ムニ、故キム・ジュヒョクさんなどが、意味のあるトロフィーを手に入れた。22日午後、ソウル鍾路(チョンノ)区世宗(セジョン)文化会館大劇場では、俳優シン・ヒョンジュン&女優キム・ギュリの司会で「第55回大鐘賞映画祭」が開催された。「最優秀作品賞」は錚々たる候補の中で、映画「バーニング」のもとに輝いた。「主演男優賞」は映画「工作 黒金星と呼ばれた男」の俳優イ・ソンミンとファン・ジョンミン、「主演女優賞」は映画「I Can Speak」の女優ナ・ムニが受賞した。「主演男優賞」を受賞したイ・ソンミンは、「ファン・ジョンミンさんとチョ・ジヌンさん、そして私が一緒に候補に挙がった。妙な気持ちだった。映画の真の主人公はジョンミンさんで、私は何もしていない。ジョンミンさんがスプーンですくって食べさせてくれているようだ」と話した。「主演女優賞」の受賞者であるナ・ムニは地方での撮影中であるため、この日の授賞式に出席できなかった。映画「小公女」は「新人監督賞」と「シナリオ賞」で2冠に輝き、映画「毒戦 BELIEVER」は故キム・ジュヒョクさんと女優チン・ソヨンが並んで「助演男優賞」と「助演女優賞」を受賞した。特に故キム・ジュヒョクさんは1周忌を控えて「助演男優賞」と「特別賞」を受賞した。・【PHOTO】AOA ソリョンからApril ナウンまで「第55回大鐘賞映画祭」レッドカーペットに出席・【PHOTO】キム・ジェウォンからオ・スンフンまで「第55回大鐘賞映画祭」レッドカーペットに登場▼「第55回大鐘賞映画祭」受賞者(作)リスト作品賞:「バーニング」監督賞:チョン・ジュナン(「1987、ある闘いの真実」)主演男優賞:ファン・ジョンミン、イ・ソンミン(「工作 黒金星と呼ばれた男」)主演女優賞:ナ・ムニ(「I Can Speak」)助演男優賞:故キム・ジュヒョクさん(「毒戦 BELIEVER」)助演女優賞:チョン・ソヨン(「毒戦 BELIEVER」)新人監督賞:チョン・ゴウン監督(「小公女」)新人男優賞:イ・ガソプ(「暴力の種」)新人女優賞:キム・ダミ(「THE WITCH/魔女」)シナリオ賞:チョン・ゴウン(「小公女」)撮影賞:キム・ジヨン(「天命の城」)照明賞:チョ・ギュヨン(「天命の城」)編集賞:キム・ヒョンジュ、ヤン・ドンヨプ(「コンジアム」)音楽賞:坂本龍一(「天命の城」)美術賞:パク・イルヒョン(「工作 黒金星と呼ばれた男」)衣装賞:チョ・サンギョン、ソン・ナリ(「人狼 JIN-ROH」)技術賞:チョン・ジョンヒョン(「神と - 因と縁」視覚効果)企画賞:イ・ウジョン(「1987」)ウリ銀行スター賞:AOA ソリョン特別賞:故キム・ジュヒョクさん
ユ・アイン主演「バーニング 劇場版」2019年2月に日本公開決定
本年度、第71回カンヌ国際映画祭のコンペディション部門の招待作評点を集計する、スクリーンデイリーで歴代最高評価(3.8点/4点満点中)を獲得し、圧倒的な作品評価によって国際批評家連盟賞を受賞した「バーニング」が、邦題を「バーニング 劇場版」としてついに2019年2月よりTOHOシネマズ シャンテほかでの全国公開が決定した。巨匠イ・チャンドン監督の8年ぶりの新作は、日本が世界に誇る小説家、村上春樹の「納屋を焼く」を原作とし、設定はそのままに物語を大胆にアレンジし映画オリジナルのストーリーを構築。原作の中にある小さな謎を拡大し、さらに繋げることでより映画らしいエンターテインメント作品として見事に作り上げた。本作は小説家を目指しアルバイトを転々として生きる主人公ジョンスが、幼馴染のヘミから正体不明の男ベンを紹介されたことによって不可思議なことが起こり始める。シーンシーンに伏線となる鍵が埋め込まれ、観るたびに新たな見解を呼び起こす究極のミステリーだ。また、キャラクターそれぞれの生活を通していまの若者が感じている、将来に希望を持てない無力さと、どこに向けて良いか分からない怒りを赤裸々に描きだし、現代社会の裏側を繊細に表現。イ・チャンドン監督のストーリーテラーとしての才能を本作でもいかんなく発揮している。主人公のジョンスには「ベテラン」で強烈な悪役を演じながら「王の運命~歴史を変えた八日間~」などの時代劇もこなし、毎回違ったキャラクターを完璧に演じる韓国を代表する演技派俳優のユ・アイン。ジョンスの人生に影響を与える謎の男ベンには、TV「ウォーキング・デッド」シリーズのグレン役を演じ日本でも人気沸騰中のスティーブン・ユァン。本作では知的でミステリアスな男という、今までのイメージを覆す役柄に挑戦した。ジョンスの幼馴染のヘミを演じたのはオーディションで選ばれた新人女優のチョン・ジョンソが大抜擢。映画初出演ながら大胆なベットシーンを見事にこなし、物語の重要な鍵となる役柄を演じきった。イ・チャンドン監督はソル・ギョング、ムン・ソリといった韓国を代表する俳優も発掘しており、今後のチョン・ジョンソの活躍も期待されている。また、イ・チャンドン監督の8年ぶりの新作ということでスタッフ陣も精鋭がそろった。「母なる証明」「哭声/コクソン」などを手掛けた撮影監督ホン・ギョンピョン、「ペパーミント・キャンディ」から監督とタッグを組み続ける美術監督シン・ジョムヒなど実力のあるスタッフが集結した。嘘と真実、現実と幻想の不確かな境界線を見事に描き出す映像美、謎が謎を呼び、ワンシーンも見逃せない完璧な伏線が引かれるストーリー、そして衝撃的なラスト・シーン。イ・チャンドン監督8年ぶりの新作は、最もミステリアスで最も魅力的なエンターテインメント作品として観客の心を強く引き付ける。■作品情報「バーニング 劇場版」2019年2月TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー監督:イ・チャンドン「シークレット・サンシャイン」出演:ユ・アイン「ベテラン」、スティーブ・ユァン「ウォーキング・デッド」シリーズ、チョン・ジョンソ2018年/韓国/カラー/148分/国際共同制作 NHK/配給:ツイン©2018 PinehouseFilm Co., Ltd. All Rights Reserved【ストーリー】小説家を目指しながら、バイトで生計を立てるジョンス(ユ・アイン)は、偶然幼馴染のヘミ(チョン・ジョンソ)と出会う。ヘミからアフリカ旅行へ行く間、飼っている猫の世話を頼まれるジョンス。旅行から戻ったヘミはアフリカで出会ったという謎の男ベン(スティーブン・ユァン)を紹介する。ある日、ベンはヘミと共にジョンスの家を訪れ、自分の秘密を打ち明ける。僕は時々ビニールハウスを燃やしています。そこから、ジョンスは恐ろしい予感を感じずにはいられなくなるのだった。
大胆露出も…キム・ゴウンからキム・テリまで、19禁映画で一気にスターになった新人女優TOP4
新人スターの誕生はいつも嬉しいことだ。最近、女優チョン・ジョンソはイ・チャンドン監督の映画「バーニング」を通じて忠武路(チュンムロ:韓国映画の代名詞)デビューを果たし、注目すべき新人女優となった。彼女のようにデビュー作からその高い演技力で注目を集めた大型新人女優TOP4をまとめてみた。「ウンギョ」 キム・ゴウン2012年に韓国で公開された映画「ウンギョ」で女優キム・ゴウンは、300倍というものすごい競争率のオーディションを勝ち抜いてチョン・ジウ監督に抜擢され、映画デビューを果たした。映画で17歳の少女ハン・ウンギョ役を務めたキム・ゴウンは、大胆な露出や綺麗で清純なルックスを披露して観客に強い印象を残した。さらには、同じ年に青龍(チョンリョン)映画賞や大鐘賞(テジョンサン)映画祭など韓国有数の映画祭で新人賞を獲得するなどして怪物新人の誕生を告げた。・「ウンギョ」青少年観覧不可映画で、女性客の比率が圧倒的に高い作品・キム・ゴウン「もし自分の娘がウンギョのような恋愛をしたらすぐに追い出します」「情愛中毒」イム・ジヨン女優イム・ジヨンも2014年に韓国で公開された映画「情愛中毒」で、ソン・スンホンと共演すると共に、大胆な露出やベッドシーンに挑戦した。映画の中で華僑出身のチョン・ガフンに扮したイム・ジヨンは、清純ながら堂々としていてセクシーな魅力をアピールして、観客たちの注目を浴びた。その後もイム・ジヨンは、映画とドラマを行き来しながら多彩な演技を披露している。・「情愛中毒」スタッフが語るソン・スンホン&イム・ジヨンの大胆なベッドシーン、カメラを意識してほしくなかった・「情愛中毒」イム・ジヨンの演じるキャラクターが話題悪女か?天使か?天使の顔をした悪女か「お嬢さん」キム・テリ2016年の韓国映画界を熱く盛り上げたスターは、女優のキム・テリだ。1500倍の競争率を勝ち抜いてパク・チャヌク監督の映画「お嬢さん」の孤児の少女・スッキ役に選ばれたキム・テリ。彼女は、不躾ながらも堂々としたスッキ役に完璧に扮し、またその優れた演技力で一気に高い人気を集めた。「お嬢さん」以来、彼女は自身だけのフィルモグラフィーを積み、忠武路スターに成長している。・成人指定で全世界、異例の大ヒット!パク・チャヌク監督の最新作「お嬢さん」官能的なスペシャル本編映像が解禁3/3日本公開・「お嬢さん」キム・テリベッドシーン、同性愛が重要な映画ではありません「バーニング」チョン・ジョンソキム・ゴウン、イム・ジヨン、キム・テリなど2年に1回周期で忠武路で新しいスターが誕生している中、2018年にも大型新人女優が登場した。イ・チャンドン監督の映画「バーニング」を通じて、同時に「第71回カンヌ国際映画祭」にもデビューを果たした女優チョン・ジョンソがその主人公だ。ジョンス(ユ・アイン)の幼馴染のヘミ役に扮したチョン・ジョンソは、個性の溢れるルックスと高い演技力で好評を得た。これからの活躍に期待が高まっている女優だ。・「第71回カンヌ国際映画祭」ユ・アイン主演&イ・チャンドン監督の映画「バーニング」コンペティション部門にノミネート・「バーニング」ユ・アイン&スティーヴン・ユァン&チョン・ジョンソが明かす #カンヌ映画祭 #涙 #結末
映画「バーニング」側、違法ファイルの流布に関して警察に捜査を依頼“努力を水の泡にする行為”
「第71回カンヌ国際映画祭」のコンペティション部門に進出した映画「バーニング」(監督:イ・チャンドン)側が、違法ファイルの流布に対する公式コメントを明かした。「バーニング」はVOD付加サービスが開始した8日以来、違法ダウンロードおよびSNSを通じて違法なファイルが流通している。これに対して「バーニング」側は「すべてのスタッフと俳優たちの努力を水の泡にする行為であるだけでなく、映画産業に従事するすべての人々の権利を踏みにじる行為」と批判した。続いて「『バーニング』の制作社であるファインハウスフィルムは、該当掲載物はもちろん、ネット上の違法ダウンロードのルーツを継続してモニタリングし、著作権侵害および被害額に対して警察署のサイバー捜査隊に事件の捜査を依頼し、措置を取って法的責任を問う」と伝えた。
「バーニング」ユ・アイン&スティーブン・ユアン&チョン・ジョンソ、強烈な印象のグラビアを公開
映画雑誌「CINE21」が「第71回カンヌ国際映画祭」のコンペティション部門に進出したイ・チャンドン監督の映画「バーニング」の主人公ユ・アイン、スティーブン・ユァン、チョン・ジョンソのグラビアを公開した。ブラック&ホワイトの衣装を着こなした3人の俳優の姿からは、先日行われたカンヌ映画祭ワールドプレミアムのレッドカーペットの現場が連想される。2年ぶりにスクリーンにカムバックしたユ・アインは、ファッショニスタらしい姿も思う存分アピールしている。「バーニング」の広報のために来韓したスティーブン・ユァンも、彼ならではの圧倒的な雰囲気を見せている。新人女優のチョン・ジョンソは、レッドリップでメイクにポイントを加え、美しいビジュアルをアピールした。「バーニング」は、流通会社でアルバイトをしているジョンス(ユ・アイン)が、子供時代の友人ヘミ(チョン・ジョンソ)と再会し、彼女から正体不明の男ベン(スティーブン・ユァン)を紹介されることから繰り広げられるミステリアスで強烈な物語だ。イ・チャンドン監督は最近開催された記者懇談会で「青春の話を伝えたかった。映画『ポエトリー アグネスの詩』以降の8年間は、決して短い時間ではなかった。僕たちが生きる世界について、その中でも若者たちの話を伝えたかった。昨今の若者たちは親世代より貧困で、厳しい世界を生きている。彼らが感じる無力感や憤怒もあると思う。彼らの視線で世の中を見ると、不思議に感じられるだろうと思った」と話した。「バーニング」は現在韓国で公開中だ。
「バーニング」ユ・アインからスティーヴン・ユァンまで…撮影現場の熱気が感じられるビハインドスチール公開
映画「バーニング」(監督:イ・チャンドン、配給:CGVアートハウス)の撮影現場の熱気が感じられるビハインドスチールが公開された。「バーニング」がイ・チャンドン監督と俳優たちはもちろん、スタッフたちの情熱と努力がそのまま感じられるビハインドスチールを公開し、観客の関心を集めている。今回公開されたスチールを通じて、繊細に指示をするイ・チャンドン監督の様子と共に、キャラクターに没頭している俳優たちの情熱、スタッフの努力を伺うことができる。まず主人公ジョンスとベン役を演じたユ・アイン、スティーヴン・ユァンがイ・チャンドン監督の言葉に集中したり、モニターを細かく確認するスチールが注目を集める。これはジョンスとベンが経験する多様な感情の幅を自然に表現したユ・アインとスティーヴン・ユァンの新しい姿が、イ・チャンドン監督との話し合いを通じて誕生したのを証明する瞬間だ。特に今回の映画でこの時代の若者の姿を完璧に表現した演技を披露し、観客に存在感をアピールするユ・アインに期待が高まる。また新人チョン・ジョンソも、イ・チャンドン監督とキャラクターに関して真剣に話し合う姿で目を引く。これを通じて優れた集中力を発揮し、「バーニング」で完璧なヘミを演じた実力が、努力から生まれた結果であることを感じることができる。続いてイ・チャンドン監督ならではのオーラで現場を引っ張る姿を盛り込んだスチールが目を引く。現場でディテール一つ逃さない演出で有名なイ・チャンドン監督。彼が情熱的に演出をする姿は「バーニング」が2018年の話題作になった理由をはっきりと示している。また完璧な描写と高い完成度を求め、最善を尽くし集中しているホン・ギョンピョ撮影監督、ファン・ヒョンギュ衣装チーム長など、韓国最高の制作陣の姿まで公開し「バーニング」に対する期待の理由を裏付けている。「バーニング」は、流通会社のアルバイトであるジョンス(ユ・アイン)が子供の頃の友人ヘミ(チョン・ジョンソ)に会い、彼女に正体不明の男ベン(スティーヴン・ユァン)を紹介されたことから繰り広げられる、秘密めいた物語だ。
「バーニング」ユ・アイン&スティーヴン・ユァン&チョン・ジョンソが明かす #カンヌ映画祭 #涙 #結末
映画「バーニング」のイ・チャンドン監督と俳優ユ・アイン、スティーヴン・ユァン、チョン・ジョンソが18日午前(現地時間)、フランス・カンヌのマジェスティック・ビーチホテルで開かれた韓国記者団とのラウンドインタビューで様々な話を明かした。「第71回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に招待された「バーニング」は、それぞれ自分だけの方式で生きてきた3人の若者ジョンス(ユ・アイン)、ベン(スティーヴン・ユァン)、ヘミ(チョン・ジョンソ)の間で起こるミステリアスな事件を描いた作品だ。「密陽」でカンヌ国際映画祭で女優主演賞(チョン・ドヨン)、「詩」で脚本賞を受賞したイ・チャンドン監督の8年ぶりの新作だ。「バーニング」は16日、カンヌ国際映画祭で初めて公開された後、「最高傑作」という評価を受けながら映画史の歴代評点を記録し、パルムドール賞の有力な候補と言及されていた。結果は、惜しくも本賞受賞は叶わなかったものの、国際批評家連盟賞とバルカン賞の2つの賞に選ばれる快挙を成し遂げた。これに対してイ・チャンドン監督は「評点は評点であるだけ。何の意味もない。しかし反応が思ったより熱いのは事実だ。彼らは映画を映画そのものと純粋に見てるようだ」と伝えた。ユ・アインは「(審査委員長である)ケイト・ブランシェットさんに聞いて欲しい。僕たちも気になる」と笑った。カンヌ国際映画祭で公開される直前に映画外的な議論を経た「バーニング」。イ・チャンドン監督は「気にならなかったというのは嘘だろう。一方では俳優たちに申し訳なかった」と打ち明けた。議論の当事者だったスティーヴン・ユァンは、インタビュー後半に先に話を始めた。スティーヴン・ユァンは「映画外的なことに対して必ず話したい。とても恥ずかしいし、後悔している。そのことで新しく学んだことがある。謝罪を申し上げたい」と明かした。ユ・アインは「バーニング」で流通会社でバイトをしている男ジョンスを演じた。ジョンスは久々に再会した幼馴染のヘミにときめくが、ヘミを通じて知った正体不明の男ベンに会って日常が壊れてしまう。「ワンドゥギ」以来久々に肩の力を抜いた演技を披露した彼は「『バーニング』のように演技をすると『今嬉しい? それとも悲しい?』と聞かれることがある。演技オリンピックにでも参加しているように両極端な演技を繰り広げなければならない時が多い。異物感のない結晶のような演技に対して悩む暇もなく汚れてしまった」と打ち明けた。そのような「版」を作ってくれたイ・チャンドン監督に対して「イ・チャンドン監督は僕と一緒に作業した監督のうち、一番歳上だ。歳が僕の2倍。なのに既成世代特有の偏見や堅苦さが少しもなかった」と強調した。「ウォーキング・デッド」「オクジャ」などを通じてハリウッドと韓国映画界を行き来しながら活動範囲を広げているスティーヴン・ユァンは、秘密の多い男ベンを演じた。完璧な人生を生きているように見えるが、その中身が分からない人物だ。スティーヴン・ユァンは「現地の反応がいいから本当に嬉しい。イ・チャンドン監督の力だと思う。監督の映画には韓国的な文化コードと世界的な要素が一緒に入っている。同時に人間的な部分を幅広く描いている」と伝えた。続いてスティーヴン・ユァンは曖昧な結末に対して「結果を決めて演技をしたのは事実だけど、それを話すことはできない」と笑った後、「韓国語のうち、一番好きな言葉が『微妙』だ。監督もその曖昧さを意図したと思う」と明かした。彼は「バーニング」上映直後、熱い涙を流した。拍手が殺到する2300席のリュミエール大劇場を見つめながら流した涙に対して、「『バーニング』に感動したからだった。ベンとして生きた時間を思い出した」と話した。「バーニング」でデビューしたチョン・ジョンソに対する関心も高かった。チョン・ジョンソが演じたヘミは、平凡さと自身だけの特別さを同時に備えた自由な魂の持ち主だ。誰の目にも見えない猫をジョンス(ユ・アイン)に預けてアフリカに旅立った後、疑問の男ベン(スティーヴン・ユァン)と一緒に戻ってくる。大胆さと純粋さを行き来する不思議な人物だ。チョン・ジョンソは「とても仕事がしたかった。演技に対する渇きが一番強かった時、『バーニング』のオーディションに参加した。監督との打ち合わせで私という人、私が生きてきた物語を聞かせた。監督と新人女優ではなく、大人、父が私の物語を聞いてくれる気がした。様々な過程を通じて作られた私の姿、私の物語に耳を傾けてくれるから、対話自体もスムーズに行われた」と説明した。またチョン・ジョンソは「私を一つの単語で表現することはできない。私はいつも変化している。昨日と今日の考えが違う。部屋の構造も、考えも変わる。毎日変化し、悟る。学習に対する強迫があるからいつも学ぼうとする。学びを与えてくれる人が好き」と実際の性格について明かした。結末をめぐっては観客の間で様々な分析が飛び交う状況だ。イ・チャンドン監督は「近くにいる人より、遠くにいる人を殺すのが簡単かもしれない。僕たちが履くナイキスニーカーがアフリカに住んでいる誰かを殺すかもしれない。人生がまさにミステリーだ。観客がそのミステリー自体を受け入れてほしい」と強調した。「第71回カンヌ国際映画祭」の閉幕式は、19日午後7時に開催された。今年の審査委員長は映画「ブルージャスミン」「キャロル」に出演したケイト・ブランシェットだ。・【PHOTO】映画「バーニング」ユ・アイン&スティーヴン・ユァン&チョン・ジョンソ、カンヌ国際映画祭フォトコールイベントに出席・【PHOTO】ユ・アイン&スティーヴン・ユァン&チョン・ジョンソら「第71回カンヌ国際映画祭」レッドカーペットに登場
【PHOTO】映画「バーニング」ユ・アイン&スティーヴン・ユァン&チョン・ジョンソ、カンヌ国際映画祭フォトコールイベントに出席
17日午後(現地時刻)、フランス・カンヌのパレードーフェスティバルで開かれた「第71回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門招待作「バーニング」(監督:イ・チャンドン)のフォトコールイベントにユ・アイン、スティーヴン・ユァン、チョン・ジョンソが出席した。・【PHOTO】ユ・アイン&スティーヴン・ユァン&チョン・ジョンソら「第71回カンヌ国際映画祭」レッドカーペットに登場・ユ・アイン&スティーヴン・ユァン主演「バーニング」5月17日より韓国公開決定メインポスター公開
【PHOTO】ユ・アイン&スティーヴン・ユァン&チョン・ジョンソら「第71回カンヌ国際映画祭」レッドカーペットに登場
16日午後(現地時間)、フランス・カンヌのパレ・デ・フェスティバルで開かれた「第71回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門招待作「バーニング」(監督:イ・チャンドン)のレッドカーペットイベントに左からイ・チャンドン監督、ユ・アイン、チョン・ジョンソ、スティーヴン・ユァン、イ・ジュンドン代表が出席した。・「第71回カンヌ国際映画祭」ユ・アイン主演&イ・チャンドン監督の映画「バーニング」コンペティション部門にノミネート・ユ・アイン&スティーヴン・ユァン主演「バーニング」5月17日より韓国公開決定メインポスター公開
【PHOTO】ユ・アイン&チョン・ジョンソら「第71回カンヌ国際映画祭」に出席するためフランスへ出国
15日午前、ユ・アイン、チョン・ジョンソ、イ・チャンドン監督が「第71回カンヌ国際映画祭」に出席するため、仁川(インチョン)国際空港を通じてフランスへ出国した。・「第71回カンヌ国際映画祭」ユ・アイン主演&イ・チャンドン監督の映画「バーニング」コンペティション部門にノミネート・ユ・アイン&スティーヴン・ユァン主演「バーニング」5月17日より韓国公開決定メインポスター公開
【PHOTO】イ・ソム&アイリン&Limesodaら、映画「バーニング」VIP試写会に出席
14日午後、ソウル龍山(ヨンサン)区漢江路(ハンガンロ)CGV龍山アイパークモール店で開かれた映画「バーニング」(監督:イ・チャンドン)のVIP試写会にイ・ソム、アイリン、Limesoda、オム・ジョンファ、ムン・ソリ、キム・ヒエ、カン・ソヨンが出席した。・【PHOTO】ユ・アイン&ムン・ソングンら、映画「バーニング」VIP試写会に出席・ユ・アイン&スティーヴン・ユァン主演「バーニング」5月17日より韓国公開決定メインポスター公開