82年生まれ、キム・ジヨン
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笛木優子、SNSで映画「82年生まれ、キム・ジヨン」を絶賛“ぜひ男性の方々にも観てほしい”
女優の笛木優子が「82年生まれ、キム・ジヨン」を推薦した。笛木優子は1日、映画「82年生まれ、キム・ジヨン」を見た感想を自身のSNSに投稿した。笛木優子は日本の映画館で撮った「82年生まれ、キム・ジヨン」のポスターと共に「久しぶりに映画を見ました。男性にも観てほしい作品です!」と映画を推薦する内容の書き込みを掲載した。「82年生まれ、キム・ジヨン」は1982年に生まれて、2019年の今を生きているキム・ジヨン(チョン・ユミ)の話を描いた映画で、チョ・ナムジュ作家の同名の小説を原作とする作品だ。日本では10月9日に公開された。・笛木優子、第1子出産をSNSで報告「愛おしい息子を前に家族とともに幸せ」・チョン・ユミ&コン・ユ主演、映画「82年生まれ、キム・ジヨン」が日本でも大ヒット原作小説は21万部を突破
イ・ビョンホン&チョン・ユミ「2020釜日映画賞」で男女主演賞を受賞…最優秀作品賞は「はちどり」(総合)
俳優のイ・ビョンホンと女優のチョン・ユミが「釜日映画賞」で男女主演賞を受賞した。22日、釜山(プサン)海雲台(ヘウンデ)のBEXCOで開催された「2020釜日(プイル)映画賞」授賞式は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため無観客で行われた。男優主演賞は、映画「KCIA 南山の部長たち」のイ・ビョンホンが受賞した。彼は「心より感謝したい。僕は4年前の2016年、ウ・ミンホ監督の『インサイダーズ/内部者たち』で釜日映画賞を受賞して、今回、再びウ・ミンホ監督の作品で受賞することができた。不思議な縁だと思う。この作品を通じて、僕自身も知らなかった、演技が上手な俳優がたくさんいるということに気づいた。共演した方々と一緒に過ごす中で驚いた瞬間が多かった。誰が受賞しても納得することができただろう。共演した方々のおかげで受賞することができてありがたく、ウ・ミンホ監督にも感謝したい」と心境を語った。続いて彼は「(授賞式に参加するのが)新鮮な感じだ。まるで初めてのような緊張感があった。早く観客と笑顔で会える日が訪れることを願っている。みんな健康に過ごしてほしい」とコメントした。チョン・ユミは映画「82年生まれ、キム・ジヨン」で女優主演賞を受賞し、所属事務所の関係者が代理で受賞した。関係者は「チョン・ユミは予定されていた別のスケジュールのため参加することができなかった」とし、「大きな賞をいただいて感謝し、光栄に思っている」とコメントした。最優秀作品賞は映画「はちどり」が受賞した。キム・ボラ監督は「この賞はおそらく『はちどり』の最後の賞になるだろう。2年前、『釜山(プサン)国際映画祭』で初公開されたが、2年後にここで作品賞をいただくことになって心が重い。『はちどり』がここまで愛されることができたのは、プロデューサーのチョ・スアさんを始め、キム・セビョクさんなどの俳優陣とスタッフの皆様が、この作品を愛情を持って作ってくれたおかげだ。『はちどり』は世界に送る手紙のような気持ちで作った。もし関心を集めることができなかったらどうしようと思っていたけれど、反応が良くて奇跡だと思った。このすべての奇跡を作ってくれた観客の皆様、すべての方々に心より感謝したい」と話した。ファンの投票で選定された男女人気スター賞は、映画「新感染半島 ファイナル・ステージ」のカン・ドンウォンと映画「量子物理学」のソ・イェジが受賞した。授賞式に不参加となったカン・ドンウォンは「参加したかったが、別のスケジュールのため参加することができず、申し訳ない。人気スター賞をいただいて感謝しており、映画祭が無事に開催されて嬉しい。(新型コロナウイルスの影響で)皆が大変な時期を過ごしているが、頑張って乗り越えていければ」と、映像で受賞の喜びを語った。セクシーなブラックドレスを着てステージに立ったソ・イェジは「『量子物理学』を撮影した当時のことを思い出す。苦労されたスタッフの方々に心より感謝したい。人気スター賞はファンの皆さんの投票で決まる賞なので、ファンの皆さんにも感謝を言いたい」とコメントした。イ・ヒジュンは映画「KCIA 南山の部長たち」で助演男優賞を受賞した。彼は「まず、ウ・ミンホ監督に感謝したい。そしてイ・ビョンホンさん、イ・ソンミンさん、クァク・ドウォンさんを始めとする俳優とスタッフの方々のおかげで受賞することができた」と話した。続いて「体重を増やすために毎晩、僕と一緒にチキンを食べてくれた妻(イ・へジョン)にも感謝している。最近は育児で大変なのにありがとう。愛してる」と愛情あふれる姿で注目を集めた。また、助演女優賞は映画「新感染半島 ファイナル・ステージ」のイ・レが受賞した。新人のキム・デゴンは、映画「呼吸」で新人男性演技賞を受賞した。彼は「予想もできなかった。ノミネートされただけでも光栄でありがたい。心より感謝したい。『呼吸』でミング役として作品に参加して感じた心構え、今この場での緊張感を絶対に忘れずに、さらに自信を持って一歩を踏み出したい」と感想を語った。映画「チャンシルは福も多い」のカン・マルグムは、新人女性演技賞を受賞した。彼女は「嬉しいけれど、恥ずかしくて、申し訳ない気持ちもある。主人公を演じた経験が少ないけれど、この作品を通じて主演を演じることへの意識を強く持てた。それが良かった。キム・チョヒ監督に心より感謝している」とコメントした。【「2020釜日映画賞」受賞者(作)リスト】◆音楽賞:ヨン・リモク(「ユ・ヨルの音楽アルバム」)◆美術・技術省:イ・ゴンムン(「ただ悪より救いたまえ」)◆脚本賞:キム・ボラ(「はちどり」)◆撮影賞:ホン・ギョンピョ(「ただ悪より救いたまえ」)◆ユ・ヒョンモク映画芸術賞:シネマダルのキム・イルグォン代表◆新人監督賞:チョ・ミンジェ(「Tiny Light」)◆新人男性演技賞:キム・デゴン(「呼吸」)◆新人女性演技賞:カン・マルグム(「チャンシルは福も多い」)◆男性人気スター賞:カン・ドンウォン(「新感染半島 ファイナル・ステージ」)◆女性人気スター賞:ソ・イェジ(「量子物理学」)◆助演男優賞:イ・ヒジュン(「KCIA 南山の部長たち」)◆助演女優賞:イ・レ(「新感染半島 ファイナル・ステージ」)◆最優秀監督賞:チョン・ジウ(「ユ・ヨルの音楽アルバム」)◆男優主演賞:イ・ビョンホン(「KCIA 南山の部長たち」)◆女優主演賞:チョン・ユミ(「82年生まれ、キム・ジヨン」)◆最優秀作品賞:「はちどり」
チョン・ユミ&コン・ユ主演、映画「82年生まれ、キム・ジヨン」が日本でも大ヒット…原作小説は21万部を突破
映画「82年生まれ、キム・ジヨン」が、日本でも好成績を見せている。10月21日、世界的な興行成績集計サイトのRENTRAKによると、10月9日に日本で公開された映画「82年生まれ、キム・ジヨン」は、公開初週の週末に10位にランクインし、第2週の週末には9位を記録した。「82年生まれ、キム・ジヨン」は1982年に生まれで、2019年の今を生きているキム・ジヨン(チョン・ユミ)の話を描いた映画だ。チョ・ナムジュ作家の同名の小説が原作となっている。原作小説も、日本で異例の興行成績を収めている。2018年12月に翻訳出版された小説「82年生まれ、キム・ジヨン」は、翻訳小説であるにもかかわらず、21万部を突破してベストセラーになった。読者の8割は、20~60代の女性だという。産経新聞は「『1982年生まれのキム・ジヨン』という、ありふれた名前の平凡な女性の人生を通して、韓国の現代女性が直面する差別や生きづらさを描いている」と紹介し、「韓国に限らず、日本でも同様の経験をしている女性は少なくないだろう」と報道した。その他にも、日本のマスコミと著名人たちは小説と映画について共感を示し、好評した。これはフェミニズムと性差別の問題などに対する関心にまで繋がっている。昨年10月に韓国で公開された映画「82年生まれ、キム・ジヨン」は、367万人の観客動員数を記録した。・チョン・ユミ&コン・ユ主演!映画「82年生まれ、キム・ジヨン」日本版予告映像&ポスターが解禁・チョン・ユミ&コン・ユ主演、映画「82年生まれ、キム・ジヨン」10月9日(金)に日本公開
チョン・ユミ&コン・ユ主演!映画「82年生まれ、キム・ジヨン」日本版予告映像&ポスターが解禁
韓国で130万部突破! 日本でも社会現象を巻き起こしたベストセラー小説「82年生まれ、キム・ジヨン」を原作とし、韓国で大ヒットを記録した映画「82年生まれ、キム・ジヨン」が、10月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開される。この度、本作の予告映像とポスターが解禁となった。原作小説は、日本でも翻訳本が2018年12月に刊行されると共感の声が広がり、発売2日目にして重版が決定。大型書店で品切れが続出するほど異例の大ヒットを記録した。「韓国の82年生まれの女性で最も多い名前」であるジヨンという名を持つ平凡な女性の、少女時代から結婚、出産に至るまでの人生を通し、女性の生きづらさを描いたこの原作を、チョン・ユミとコン・ユの共演で映画化。2人は映画「トガニ 幼き瞳の告発」「新感染 ファイナル・エクスプレス」と、ヒット作での共演が続いており、本作では3度目の共演にして、初の夫婦役に挑戦。監督は、短編映画で注目され、本作が長編デビュー作となるキム・ドヨン。自身も2人の子を持つ母である彼女の繊細な演出は、現代女性の生きづらさを描いた原作を、多くの人々の心を震わせる物語に見事に昇華させた。公開された予告映像では、新婚のジヨン(チョン・ユミ)と夫のデヒョン(コン・ユ)の、ある朝の出来事から始まる。どこの世界にもある、幸せに溢れた他愛ない日常のようにも見えるが、この瞬間から少しずつ、女性であれば誰もが一度は感じたことのある違和感が確実に映し出されていく。時にコミカルに、子供時代、少女時代、そして成長した女性として、ジヨンの生きてきた時間が流れるが、その違和感が常につきまとってきたことがよく分かる。そんなある日、夫が気づいたジヨンの異変。「彼女の心はなぜ壊れてしまったのか」その言葉を堺に映し出される映像の数々は、これまでジヨンが1人で抱えてきた痛みが一気に溢れ出ていくかのようで、時折見せる、彼女の不安げで、それでいて必死な表情が心に突き刺さる。誰かの妻、母、そして娘として生きるジヨン。どうしようもない絶望を抱えながら、それでもなお笑顔を見せる彼女が出した答えとは?またポスターでは、ジヨンを支えるかのように、彼女へと優しい眼差しを向ける夫・デヒョンの姿と、キャッチコピーの「大丈夫、あなたは1人じゃない」という言葉を、誰かへと投げかけているように見えるジヨンの姿が収められており、未来への希望を感じさせる仕上がりとなっている。◆「82年生まれ、キム・ジヨン」日本版予告映像■公開情報「82年生まれ、キム・ジヨン」2020年10月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー出演:チョン・ユミ、コン・ユ、キム・ミギョン監督:キム・ドヨン原作:「82年生まれ、キム・ジヨン」チョ・ナムジュ著/斎藤真理子訳(筑摩書房刊)原題:82년생 김지영配給:クロックワークス 2019年/韓国/アメリカンビスタ/DCP/5.1ch/118分 (C) 2020 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.<あらすじ>結婚・出産を機に仕事を辞め、育児と家事に追われるジヨン(チョン・ユミ)。常に誰かの母であり妻である彼女は、時に閉じ込められているような感覚に陥ることがあった。「疲れているだけ、大丈夫」と、夫のデヒョン(コン・ユ)にも自分にもそう言い聞かせる彼女だったが、ある日から、まるで他人が乗り移ったような言動をとるようになる。その時の記憶はすっぽりと抜け落ちている妻に、デヒョンは傷つけるのが怖くて真実を告げられず、自ら精神科に相談に行くが、本人が来ないことには何も改善することはできないと言われてしまう。なぜ彼女の心は壊れてしまったのか。少女時代から社会人になり現在に至るまでの彼女の人生を通して、見えてくるものとは。
ドラマ「椿の花咲く頃」&映画「パラサイト 半地下の家族」第56回百想芸術大賞で大賞を受賞(総合)
ドラマ「椿の花咲く頃」、映画「パラサイト 半地下の家族」が大賞を受賞した。「第56回百想芸術大賞」が、6月5日に京畿(キョンギ)道一山(イルサン)のKINTEX7ホールから生放送で開催された。この日の授賞式のMCは、シン・ドンヨプ、miss A出身スジ、パク・ボゴムが担当し、新型コロナウイルス感染の状況を考慮して無観客で行われた。百想芸術大賞は、1965年から韓国大衆文化芸術の発展と芸術家の士気を高めるために制定された授賞式。第56回は、昨年4月1日から今年4月30日まで地上波・総編・ケーブル・OTT・ウェブで提供されたコンテンツや、同時期に韓国で公開された韓国の長編映画および共演した演劇を対象とする。各部門を代表する専門家集団が審査委員を推薦、部門別審査委員が委嘱され候補を最終選定した。テレビ部門大賞を受賞した「椿の花咲く頃」チームは「私たちの話に愛と賛辞を送ってくださった視聴者の方々に感謝します。良い台本を書いてくださった作家さん、立派な演出をしてくださった監督にも感謝します。特に、トンベク役のコン・ヒョジンさん、ヨンシク役のカン・ハヌルさんをはじめ多くの出演者の方々に感謝し、様々な制作環境で黙々と席を守っていただいたスタッフの方にも感謝したいです。この賞はもっといい作品を作れという鞭だと考え、もっと邁進します」と感想を述べた。映画部門大賞は「パラサイト 半地下の家族」ポン・ジュノ監督が受賞した。「パラサイト 半地下の家族」の制作会社Barunson E&Aのクァク・シンエ代表は「私が代わりに受賞の感想を読みます」とし「昨年の5月にカンヌで始まった旅程を百想芸術大賞で終えることができて大きな光栄です。一緒に作業した方々とは熱を帯びた時間でしたし、私には7年の時間でした」とし「私が設計した場面の責任を取るために努力しましたが、一緒に作ってくださったすべての方々に感謝の意を伝えます。劇場でまた会える日を望んでいます」と伝えた。テレビ部門男女最優秀演技賞はカン・ハヌル(椿の花咲く頃)、キム・ヒエ(夫婦の世界)が受賞し、映画部門男女最優秀演技賞はイ・ビョンホン(南山の部長たち)、チョン・ドヨン(君の誕生日)が受賞栄誉に輝いた。また、テレビ部門ドラマ作品賞は「ストーブリーグ」、映画部門作品賞は「パラサイト 半地下の家族」に与えられた。「第56回百想芸術大賞」受賞者・受賞作品リスト◆ドラマ部門大賞:「椿の花咲く頃」◆映画部門大賞:「パラサイト 半地下の家族」◆映画部門作品賞:「パラサイト 半地下の家族」◆テレビ部門ドラマ作品賞:「ストーブリーグ」◆演劇部門 百想演劇賞:シン・ユチョン「焼け焦げる愛」◆映画部門女子最優秀演技賞:チョン・ドヨン「君の誕生日」◆映画部門男子最優秀演技賞:イ・ビョンホン「KCIA 南山の部長たち」◆テレビ部門女子最優秀演技賞:キム・ヒエ「夫婦の世界」◆テレビ部門男子最優秀演技賞:カン・ハヌル「椿の花咲く頃」◆演劇部門女子最優秀演技賞:キム・ジョン「ロッテルダム」◆演劇部門男子最優秀演技賞:ペク・ソクグァン「ワイフ」◆映画部門監督賞:キム・ボラ「ハチドリ」◆テレビ部門演出賞:モ・ワンイル「夫婦の世界」◆テレビ部門教養作品賞:「Giant Peng TV」◆テレビ部門芸能作品賞:「ミスタートロット」◆テレビ部門 女子芸能賞:パク・ナレ「私は一人で暮らす」◆テレビ部門男子芸能賞:ユ・ジェソク「遊ぶなら何する?」◆映画部門 女性助演女優賞:キム・セビョク「ハチドリ」◆映画部門 助演男優賞:イ・グァンス「僕の特別な兄弟」◆テレビ部門女子助演女優賞:キム・ソニョン「愛の不時着」◆テレビ部門 男子助演男優賞:オ・ジョンセ「椿の花咲く頃」◆演劇部門若手演劇賞:劇団0setプロジェクト◆映画部門シナリオ賞:イ・サングン「EXIT」◆テレビ部門 脚本賞:イム・サンチュン「椿の花咲く頃」◆バザーアイコン賞:ソ・ジヘ「愛の不時着」◆テレビ部門芸術賞:チャン・ヨンホン「大脱出3の美術」◆映画部門芸術賞:キム・ソヒ「南山の部長たちの扮装」◆TV部門男子新人賞:アン・ヒョソプ「浪漫ドクター キム・サブ2」◆TV部門女子新人賞:キム・ダミ「梨泰院クラス」◆映画部門男子新人賞:パク・ミョンフン「パラサイト 半地下の家族」◆映画部門女子新人賞:カン・マルグム「チャンシルは福も多い」◆新人監督賞:キム・ドヨン「82年生まれ、キム・ジヨン」
チョン・ユミ&コン・ユ主演、映画「82年生まれ、キム・ジヨン」10月9日(金)に日本公開
韓国で130万部突破! 社会現象を巻き起こした大ベストセラー小説「82年生まれ、キム・ジヨン」を原作とし、韓国で3週連続No1大ヒットを記録した映画「82年生まれ、キム・ジヨン」が、10月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開されることが決定した。原作小説は、日本でも翻訳本が2018年12月に刊行されるとたちまち共感の声が広がり、発売2日目にして重版が決定。大型書店で品切れが続出するほど異例の大ヒットを記録した話題作で、「韓国の82年生まれの女性で最も多い名前」であるジヨンという名を持つ平凡な女性の、少女時代から結婚、出産に至るまでの人生を通し、韓国のジェンダー意識に関わる現代史や社会問題を織り交ぜながら、女性が負う重圧と生き辛さを映し出している。世界中で社会現象を巻き起こした同名原作の映画化による期待を一身に背負うのは、2011年に映画「トガニ」、2016年に1156万人の観客を動員したパニック映画の大作「新感染 ファイナル・エクスプレス」と、ヒット作での共演が続くチョン・ユミとコン・ユの2人。3度目の共演にして初の夫婦役に挑戦し、共感を呼び起こす繊細な感情の演技を披露している。監督は、短編映画で注目され、本作が長編デビュー作となるキム・ドヨン。自身も2人の子を持つ母である彼女の繊細な演出は、現代女性の生きづらさを描いた原作を、すべての人たちの心を震わせる物語に見事に昇華させた。原作の持つメッセージを大切にしながらも、映画としての「物語」の強さで観客を引き込み、圧倒的共感の声が続出した本作。今秋いよいよ日本でも公開を迎える。ぜひ今後の続報にご期待。■公開情報映画「82年生まれ、キム・ジヨン」10月9日(金)より 新宿ピカデリー他 全国ロードショー出演:チョン・ユミ、コン・ユ、キム・ミギョン監督:キム・ドヨン原作:「82年生まれ、キム・ジヨン」チョ・ナムジュ著/斎藤真理子訳(筑摩書房刊)2019年/韓国/アメリカンビスタ/DCP/5.1ch/118分 原題:82년생 김지영 配給:クロックワークス(C)2019 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.<あらすじ>これは私たちの物語。未来の希望につながる物語。結婚を機に仕事を辞め、育児と家事に追われるジヨン(チョン・ユミ)。常に誰かの母であり妻である彼女は、時に閉じ込められているような感覚に陥ることがあった。「疲れているだけ、大丈夫」。そう夫のデヒョン(コン・ユ)にも自分にも言い聞かせる彼女だったが、ある日から、まるで他人が乗り移ったような言動をするようになる。その時の記憶はすっぽりと抜け落ちている妻に、デヒョンは傷つけるのが怖くて真実を告げられず、ひとり精神科医に相談に行くが、本人が来ないことには何も改善することはできないと言われてしまう。なぜ彼女の心は壊れてしまったのか。少女時代から社会人になり現在に至るまでの彼女の人生を通して、見えてくるものとは。
「82年生まれ、キム・ジヨン」キム・ドヨン監督“映画学校に入った年齢は40代半ばだった”
「この映画をご覧になった観客の皆さんが『慰められた』という言葉を言ってくださった」最近、ソウル三清洞(サムチョンドン)のあるカフェにて開かれた映画「82年生まれ、キム・ジヨン」の関連インタビューに、キム・ドヨン監督が参加した。キム・ドヨン監督は、短編映画「自由演技」を通じて「第17回 ミジャンセン短編映画祭」観客賞を受賞した。続いて今回の映画「82年生まれ、キム・ジヨン」を通じて、長編映画監督としてデビューした。映画公開日、キム・ドヨン監督は「とても震えて、緊張します。やっとお会いしましたね。お待たせしました」と震える声で話し始めた。キム・ジヨンの役どころを引き受けた女優チョン・ユミは、先立つインタビューで「この映画が成功すると、社会的に大きな意味があると思います」と自分の考えを述べている。これに対してキム・ドヨン監督も「とても同感です」と述べた。「映画を作ることになるまでも、前からやってきたためこの映画もあるのだと思います。その道から半歩ぐらい踏み出した映画だと思います。周りの方々が共感してくださるのでありがたく思っています。私たちは現場でのことについて話をする余裕があったので、そんな話を交わすことができましたが、その後は特に反応について話をはしませんでした。うまくいったら良いし、男性の方にも好んでいただければ嬉しいです」チョ・ナムジュ作家の同名ベストセラー小説を原作にしたため、原作小説との演出における違いについて尋ねた。キム・ドヨン監督はむしろ、特に違いを置かなければならないとは考えなかったと話した。「原作の小説があり、私のような場合には新参者であるため、違いというよりは本で理解した内容を、私が理解した内容を知っている線で溶かし込まなければと思いました。結末が小説では苦いのですが、映画では大それた話はしていないです。私は本を読んで慰めを受けました」映画の中でキム・ジヨンの役どころを引き受けた女優はチョン・ユミだ。チョン・ユミは、シナリオを読んで共感し、キム・ジヨンというキャラクターに飛び込んだ。夫テヒョン役は俳優のコン・ユが引き受けた。キム・ドヨン監督は、二人の俳優を含む、助演俳優らに対する深い感謝の気持ちを伝えた。演劇女優として長い時間活動してきたキム・ドヨン監督が、他の先輩・後輩と同僚俳優たちを眺める姿勢は格別だった。「チョン・ユミさんは典型的でない様子がありました。規定されていない人物だと思い、活力を吹き込むことができるだろうと思いました。キム・ジヨンは、平凡を演技をしなければなりませんでした。周りの人は平凡なのに、これをどのように演じて共感することができるだろうかと思いましたが、チョン・ユミさんを見ながら、その中に透明な姿がありました。明るく活発に話をしますが、急に背を向けると元気がなくなる姿をよく表現してくれました。コン・ユさんはスターですが『トガニ』という映画を選んだことを見た時にも、社会的な問題に関心を持ってバランスを持っている方だと思いました」映画の中にはキム・ミギョン、イ・オル、コン・ミンジョン、パク・ソンヨン、パク・ソンチョル、ヨム・ヘランなど、いわゆる演技上手な俳優たちが大勢出演し、演技に抜け目がない。監督は、俳優の演技のオーディションを直接見ながら、涙を流したりもしたと述べた。「かつては、私も演劇(の世界)に長くいたので、演技が上手な俳優を確保しておいた状態でした。まだたくさん出ていない俳優たちと一緒に(作業が)したかったです。この映画は、より現実を表現する感じだったらいいなと思い提案をしました。私がなぜこの映画に出演していないかって? 演出しながら演技するだけの能力はないと思います。とても気が気でなくなりそうで、そうするつもりはありませんでした」映画の中で重要なシーンでもあった「モンスターペアレント」のシーンについて尋ねると、キム・ドヨン監督は「その部分は、実際にクライマックスに該当します」と状況を思い出した。「ジヨンがどんな言葉を言うべきかについて悩みました。ただケンカをするだけではなく、それよりも圧倒することは何だろうと思いました。現実的には、キャラクターができる中心点を突く言葉は何だろうと考えました。」1970年生まれのキム・ドヨン監督は、自分の実際の生活について振り返った。彼女は「時には運がいいとも思いました」と伝えた。「ポータルサイトに出てくる様々な出来事を見て『私は運がいい』と思って過ごしてきましたが、小説を見ながら『私だけがそのような考えをするのではないんだな』と思いました。穏やかに過ごして子育てが始まり、キャリアが断絶したらどうしようと思うこともありました。私は、それでも幸いなことに文を書くなり、映画学校に行って、作った映画が共感を得ながら、ここまできたので運がいいと思います。映画学校に入ったときは、すでに40代半ばの年齢を超えていました。多くの方々が、その年齢になると新しいことを追求するのが難しいですが、私はそのような挑戦をしながら『私はこの年齢ですごい監督になろうと思うことはやめよう』と思いました。高さより方向にじわじわ歩かなければならないと考えました。エンディングを整理しながら、ジヨンもそう生きてくれたら嬉しいなと感じました。目的の方向に少しずつ生活の船首を回すことが重要ではないだろうかと思いました」映画公開日前から聞こえてきた様々な言葉。キム・ドヨン監督は、実際の観客を通じてどのような話を聞きたかったのだろうか。「まずご覧になった方から、慰められたという言葉をすでに聞きました。妻、娘、母を思い出したという言葉を聞きたいです。この映画は、どうにかして一度してみましょうというのではなく、女性でも男性でも目を開いて、こんなこともあったんだと満足していただける映画だったら嬉しいです」と伝えた。
チョン・ユミ&コン・ユ主演映画「82年生まれ、キム・ジヨン」エンディング曲「ゆらゆら」が正式リリース
累計観客数300万人を突破した映画「82年生まれ、キム・ジヨン」のエンディング曲が正式リリースされる。スタジオマウムCによると、今年の韓国の秋劇場でブームを巻き起こしている映画「82年生まれ、キム・ジヨン」のエンディングOST(劇中歌)であるシンガーソングライターHenの「ゆらゆら」が本日(19日)午後6時に発売される。Henの「ゆらゆら」は、ワルツ風の楽曲で叙情的な旋律が特徴である。揺れる風をギター演奏で表現し、2018年に発売された原曲バージョンとは違い、今回はストリングが追加され、さらに豊かで壮大な雰囲気を醸し出している。また、「ゆらゆら」は共感と慰めを与える「82年生まれ、キム・ジヨン」のエンディングシーンをさらに暖かく美しく飾って、観客たちの心に響き、深い余韻を残した。映画だけではなく、エンディングOSTの「ゆらゆら」も口コミによってネット上で話題を呼んでいる。「ゆらゆら」の編曲者であるキム・テソン音楽監督は、「凛と立っている世界のすべてのキム・ジヨンたちのために、そして彼女の夫と家族のために、聴く人々に希望と慰めを呼ぶことを願う」と説明した。この曲の作詞・作曲はもちろん、歌唱までこなしたHenは、現在作曲家として活動しているシンガーソングライターである。これまでイ・ソラの「あなたがこうやって私の心に」、ジョンインの「愛、その深い場所」、クォン・ジナの「かくれんぼ」「慰め」などを手掛けて精力的に活動しており、特有の感性で大きな感動を与えている。全世代の観客たちから好評を得て、ブームを巻き起こしている「82年生まれ、キム・ジヨン」のエンディング曲Henの「ゆらゆら」は11月19日の午後6時、各音楽配信サイトなどを通じて発売される。
「82年生まれ、キム・ジヨン」チョン・ユミ“根拠のない噂…芸能人だからという言葉は本当に悲しい”
映画「82年生まれ、キム・ジヨン」は公開スタートから大きな注目を集めた。原作に突如議論が浮上し、意図していなかったフェミニスト論争の中心となった。映画化のニュースに、青瓦台(韓国大統領府)の掲示板に制作中止を求める国民請願まで掲載された。チョン・ユミ、コン・ユという豪華キャスティング発表の影響も大きかった。数日間、リアルタイム検索ワードを「82年生まれ、キム・ジヨン」と出演キャストの名が埋め尽くした。このような予想外の議論に巻き込まれなかったとしても、「キム・ジヨン」という名前はいつの間にか2019年を生きる韓国の一般人女性の代名詞となった。一般人女性の代表になるということは、決して簡単なことではなかったが、女優チョン・ユミは躊躇うことなくキャスティングのオファーを受け入れた。「普段の私の性格から考えると、プレッシャーを感じたと思うのですが、不思議にも今回はプレッシャーを感じませんでした。(映画を)作る方や見る方にも『どうしてこの子が主人公?』と言われないほどの地位になったと思います。以前はオファーを貰えなかったケースも多かったですし、小規模の映画は『あなたは既に有名なので、この役をやってもらうには負担がある』と言われたこともあります。しかし、『82年生まれ、キム・ジヨン』は互いに抵抗なく撮れそうな気がしました」と、出演を決めた理由を語った。チョン・ユミは、映画の台本を受け取ってから原作の小説を読んだという。「原作をめぐって起きた議論が理解できませんでした。それでも、理解するために努力しました」と笑顔を見せた。続けて、「小説をめぐって、様々な意見が飛び交いました。映画は小説よりも少し前向きな雰囲気です。小説の結末通りに終われば、本当に辛いと思います。私が、私の子供が、周りの誰かがもう少し良くなってほしいという望みが込められています。映画化に関する議論?青瓦台への請願ですか?これほど議論になるとは思っていませんでした。ですので、逆に現実味がありませんでした」と、今回提起された議論について言及した。映画「82年生まれ、キム・ジヨン」は育児、結婚、経歴の断片に、より焦点を当てた作品だ。夫の育児休暇に嫁ぎ先の機嫌を伺う現実、育児は「夫が稼いでくれるお金で楽をしながら休むこと」という世の中の偏見、仕事熱心だった自分がいつの間にか社会とかけ離れていく瞬間。映画は皆が当然だと思っていたことを、決して当然ではないと主張している。「経験していないことですが、友人や母、祖母がみんなそういうふうに私たちを育ててきたと思います。まず現場を見ても監督は仕事と育児を両立していました。子供の入学式を終えて撮影現場に直行したりして。ジヨンの心情を読み取る部分で悩んだ時は、小説を繰り返し読んで、監督と話し合いました」マスコミ向け試写会でも、客席では涙をすする声も聞こえた。それは「82年生まれ、キム・ジヨン」が描いた現実が、あえて目を反らしていた私たちの、そして友人の、または自身の母親の話であったからだ。「自分が出ている映画を見て感動することはなかなか無いと思いますが、『82年生まれ、キム・ジヨン』はまさにそうでした。見ている間、ずっと母と祖母のことを思い出しました。母もやりたいことや行きたい所、会いたい友人がたくさんいたと思いますが、私のためにそれらを犠牲にしていたのですね。申し訳ない気持ちでした」育児だけではない。性別のために差別され、嫌悪される人物の姿は、人々の反省と怒りを同時に呼んだ。チョン・ユミは「私について何を知っていて、そのようないい加減なことを言うのですか?」という台詞に共感したという。チョン・ユミも根拠のない噂で苦しんだことがあるためだ。「(根拠のない噂に)驚いて困惑しました。『芸能人だから受け止めろ』という言葉は本当に悲しいです。なぜ事実ではない噂を作るのでしょうか。ただ笑えます。私は間違ったことをしていないのに、どうして。ずっとそう思っていました」
チョン・ユミ&コン・ユ主演映画「82年生まれ、キム・ジヨン」累計観客動員数が300万人突破
韓国映画振興委員会の集計によると、映画「82年生まれ、キム・ジヨン」(原題、10月23日公開)の観客動員数の累計が9日午後に300万人を突破した。韓国人作家チョ・ナムジュの同名ベストセラー小説を原作とする同映画は、夢多き子供時代、自信に満ちていた会社員時代を経て1児の母であり誰かの妻として暮らしていく1982年生まれのキム・ジヨンの物語を描き、さまざまな世代の共感を得ている。女優チョン・ユミが主人公ジヨンを、俳優コン・ユがジヨンの夫、デヒョンを演じた。
「82年生まれ、キム・ジヨン」コン・ユ“映画を見て涙が出た…観客の反応が気になる”
コン・ユが最近ソウル三清洞(サムチョンドン)にあるカフェで行われた映画「82年生まれ、キム・ジヨン」のインタビューに出席した。「82年生まれ、キム・ジヨン」は、1982年に生まれて2019年の今日を生きるキム・ジヨン(チョン・ユミ)の誰も知らなかったストーリーを描いた映画だ。小説は韓国だけでなく日本でも人気を博した。コン・ユは劇中、キム・ジヨンの夫デヒョン役を演じた。映画に関する好き嫌いは気にせず、もっぱらシナリオが持っている力と個人的、普遍的な家族という共感のキーワードにより、映画に出演した。彼は試写会でスクリーンの中に具現化された映画を初めて見た感想を伝えた。「涙が少し出ました。現場で完成された作品を見たら、強く来る感じがしました。より強く心に感じられました」コン・ユはこれまで「密偵」「新感染 ファイナルエクスプレス」などの大規模商業映画で大きな役割を果たしてきたため、今回「82年生まれ、キム・ジヨン」の出演は意外だと感じた人もいた。劇中キム・ジヨンが中心となる映画で、夫という周囲のキャラクターを演じたことについてその理由を聞くと、彼はしばらく考える時間を持った。「その話はたくさん聞きました。知人たちの懸念、その方々の言葉を借りると『なぜ?』だったんです。そのように思う可能性もあるとは思いますが、私はよく分かりません。伝えたい話を話すことがより大切だと思ったんです。私にとって役割の大きさやタイトルロールなどは大事ではないです。実際にシナリオを読んで『やりたい』と感じる作品は少ないですが、この作品は本当にやりたかったんです」映画を見た記者たちのレビューを探して確認したというコン・ユは、その反応について「良かったです」と話した。記者たちに公開されて以来、予想より好評が多かったからだ。「記者の方々の反応が良くて一安心しました。ときめきが半分で、心配が半分ですね。私は映画が画面に映し出されるのを見てまず満足したので、この映画へ出演したことは後悔していません。シナリオに納得できる内容があったし、その理由で私が選択しましたから。映画の中で公開される部分について、ほとんどの部分に共感しています。でも少し慎重になるしかない理由は、それぞれ別の人生を生きてきたし、状況が少しずつ違うからです。でも私は共感しました。理解できる部分が多かったんです」映画の中にはジヨンの弟(キム・ソンチョル)が登場する。実際に姉がいるコン・ユはいろんな部分に共感するとし、自身の家族について話した。「ソンチョルさんが演じた姿ではないですが、姉さんがいるので共感できる部分があったんです。それで私をどういう風に育てたのか聞いてみました。シナリオを読んで電話したんです。突然子供時代が気になってと言ったんです。お母さんと電話してから、よく育ててくれてありがたいと感じました。偏らないように育ててくれて。姉さんとは話したことがないです。映画で映される姿が私たちの姿であり、それぞれ違う環境で育ったので、感じられることも違うと思います」コン・ユは一番共感した劇中の台詞に「なぜこんなに傷を与えようとやきもきするの」を選んだ。彼はこの台詞が芸能人、俳優として感じる感情ではなく、一人の人間として今まで普遍的に感じた考えと感情だったと話した。「一人の人間として世の中を見つめる私の観点、そのような側面で痛烈さを感じました。映画的に説明すると、自身の意見を出すことができなかったキム・ジヨンが、出すようになったことについてありがたさを感じました。時々私が人間として世の中に向かって伝えたいことでもあったんです。この映画が好きだった理由の一つが、家族から始まるストーリーだったからです」映画がキム・ジヨンの第一人称の視点を中心に描かれるため、少し重い部分もあったが、劇中で意外に愉快さや面白さを与えるシーンがある。ジヨンとデヒョンの新婚当時を思い出すシーンだ。これに先駆けて彼は懇談会で「そのシーンを撮影する時大変でした」と話したが、これは恥ずかしさを克服しなければならない可愛さの熱演があったからだ。これについて聞くとコン・ユは明るく笑った。「撮影時はむしろ面白かったんです。明るいシーンが少ないので、そのシーンが唯一の明るいシーンでした。映画的にはくすっとしたり、少し休むことができるところだと感じました。演技する私たちも、テンションが上がるシーンでした。アドリブをどういう風にすれば面白いだろうと悩んだりしました。編集もあるのでもっと強くしてみようかと思ったりしました。完成されたものを見たら、恥ずかしかったんです。いつも重いシーンが多かったので、チョン・ユミさんも楽しんでくれました」彼はケーブルチャンネルtvNドラマ「トッケビ」の出演以来、空白期を持った。その後、映画「SEOBOK」と「82年生まれ、キム・ジヨン」を選択して撮影に集中した。彼は空白期を持った理由について「『トッケビ』が終わってとても疲れていました」と率直に話した。「もちろん、ほとんどが良いことばかりで幸せだったのですが、その後に押し寄せるいろんな感情がありました。ドラマと関連したプロモーションを終えて、個人に戻る時間が必要だったんです。私を振り返って私を癒す、私のための補償の時間だったと思います。エネルギーを再び蓄えて、二本の作品に出演することができたと思います」彼は俳優出身のキム・ドヨン監督について褒め称えた。同じ俳優として共感してくれ、配慮してくれたと感謝の気持ちを伝えた。「他の映画より楽に演技することができたのは、全部監督のおかげだと思います。俳優がやりにくくなるようなことをそのままにしません。俳優を少しやりにくくする演出家もいますが、たまにはそれに効果もあると思います。でも監督は俳優の立場で考える方です。私は閉じ込められるのが嫌いです。現場でだけは余白をたくさん与えてくれるのが好きです。呼吸も早く切れるのが嫌で。現場の空間や空気、美術がとても大事で小道具が大事だと思うのも、私がその空間に入った時に没入度の違いがあるからです」昨年空白期を持ったコン・ユは、自身の希望で「82年生まれ、キム・ジヨン」を選択した。現在の心境はどうなのか聞いてみた。「下手な期待はしていません。観客の方々の反応も大事ですが、記者の方々の反応が気になっていたのですが一安心しました。反応が思ったより良くて緊張が解けたようです。最近次期作を全て終えたんです。マスコミ向け試写会以来、緊張が解けてしまいました。多くの方々の反応が本当に気になっています」・チョン・ユミ&コン・ユ主演「82年生まれ、キム・ジヨン」映画化に賛否両論も心配ない・【PHOTO】チョン・ユミ&コン・ユら、「82年生まれ、キム・ジヨン」マスコミ向け試写会に出席
チョン・ユミ&コン・ユ出演、映画「82年生まれ、キム・ジヨン」反響により釜山・大邱での舞台挨拶を確定
凄まじい勢いで韓国の秋の劇場街でブームを巻き起こしている映画「82年生まれ、キム・ジヨン」が、公開3週目の週末に釜山(プサン)、大邱(テグ)地域の舞台挨拶を確定した。「82年生まれ、キム・ジヨン」側は31日、「映画『82年生まれ、キム・ジヨン』が観客の熱い反応に後押しされ、公開3週目の週末である11月9日(土)釜山、10日(日)大邱地域の舞台挨拶を通じて観客に会う」と明らかにした。チョン・ユミとコン・ユ、脚色と演出を務めたキム・ドウン監督が参加する今回の舞台挨拶は、老若男女の観客たちに温かい共感と慰めを伝え、特別な出会いを持つ予定だ。11月9日(土)の舞台挨拶は、ロッテシネマ光復(クァンボク)、ロッテシネマ東莱(トンネ)、ロッテシネマO2、映画の殿堂、CGVセンタムシティ店、ロッテシネマ・センタムシティ店で行われ、翌日の10日(日)の舞台挨拶は、ロッテシネマ東城路(トンソンロ)、CGV大邱、MEGABOX大邱新世界店で観客と会う。同名の小説を原作にした「82年生まれ、キム・ジヨン」は、1982年に生まれ、2019年を生きるキム・ジヨン(チョン・ユミ)の誰も知らなかった話を描く。先月23日に公開され。上映8日目に損益分岐点(160万人)を突破した。口コミが広がり、予備観客たちの関心を集め、人気を伸ばしている。