思いっきりハイキック!
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パク・ミニョン&2PM チャンソンら、大ヒットドラマ「思いっきりハイキック!」の秘話や思い出を告白
「思いっきりハイキック!」の出演者たちの近況が公開される。12日に韓国で放送されるMBC「ドキュフレックス青春ドキュメンタリー - 思いっきりハイキック! 編」第2部では、女優のパク・ミニョン、2PMのチャンソン、俳優のホン・スンチャン、ヨム・スンヒョンなど、劇中で欠かせないキャラクターを演じた彼らの近況が公開される。パク・ミニョンは同作でイ・ミノ(キム・ヘソン扮)の彼女であり、ミステリアスな秘密を持った少女のユミ役でデビューし、韓国のトップ女優に成長した。彼女はこのドラマに対する思いや伝えたいエピソードが多いと愛情を表し、これまで話したことのない秘話を明かした。パク・ミニョンは「『ハイキックのユミ』と呼ばれて本当に幸せだった。ユミは私が1番好きなキャラクターで、このような場がとても嬉しい。私が輝いていた時代だと思う」と語った。また、ある日突然監督に呼ばれて「ユミ、君がスパイだ」と言われたとし、制作陣はユミの家の正体がバレることを恐れ、出演者にも正体を隠していたというエピソードを明かした。しかし、いつも撮影が楽しく面白かったという彼女にも大変なエピソードがあったといい、プンパ高校の校歌合唱シーンを挙げた。見返す度に笑いをこらえきれないというそのシーンには、校歌を堂々とアドリブでこなしたチャンソンの姿があった。同ドラマ以降、アイドルとして、また俳優としてキャリアを積んでいるチャンソンにとって、このドラマはどのような思い出として残っているのだろうか。公開された第2部の予告編では、近況が知られていなかった出演者の登場を予告し、視聴者の期待を高めた。プンパ高校の教頭先生として「グッドだよ、グッドグッドグッド~!」という流行語を誕生させ、人気を博したベテラン俳優のホン・スンチャン。出番の多くない脇役だったにもかかわらず、キャラクターの存在感が強く印象を残したのは、彼の緻密な研究と努力のためだったという。ホン・スンチャンはかなり時間が経ったにもかかわらず、変わらぬパワフルな姿で撮影現場を盛り上げたという。そしてイ・ユンホ(チョン・イル扮)の永遠のライバルであり、学校で最も喧嘩の強いスンヒョン役を演じた俳優のヨム・スンヒョンが、約15年ぶりにカメラの前に立つ。イケメンで人気が高かった彼は「思いっきりハイキック!」以降、まったく俳優として活動せず、多くのファンが彼の近況を知りたがっていた。現在は家庭を築き家長として第2の人生を歩んでいるという。この模様は12日午後8時50分に韓国で放送される。
キム・ヘソン、大ヒットドラマ「思いっきりハイキック!」共演後にチョン・イルと疎遠に?突然行方をくらました理由を告白
俳優のキム・ヘソンが「思いっきりハイキック!」の当時の過酷な撮影や突然行方をくらました理由を告白した。29日に韓国で放送されたMBC「ドキュフレックス青春ドキュメンタリー - 思いっきりハイキック! 編」では、イ・スンジェ、ナ・ムニ、チョン・ジュナ、パク・ヘミ、キム・ヘソン、チョン・イルが一堂に会し、15年前の「思いっきりハイキック!」の思い出を共有した。久しぶりにテレビ番組に出演したキム・ヘソンは、初放送当時を振り返り「どうしても一番重要なのは視聴率じゃないか。初放送をみんなで観て、翌日に視聴率をチェックしたけれど、予想より出なかった。僕たちが考えていたのは9~10%くらいだったけれど、初回放送時は6%だったと思う。『初めてだからそういうこともある』と慰めながら撮影した」と明かした。彼は「1週間に6日間撮影したが、残り1日で5日分の台本を覚えなければならなかった。寝て起きて一日かけて5冊の台本を読まなければならなかった」とし「これを8ヶ月間続けていたら正気ではいられなかった。本当に徹夜し続けた。倒れる直前までずっと撮影していた」と付け加えた。さらに、この日の放送で公開された当時の映像には、ソ・ミンジョンが撮影中に鼻血を流す姿もあった。序盤の低かった視聴率と違い「思いっきりハイキック!」は、20%まで突破して大きな人気を得た。キム・ヘソンは「20話、30話、40話になると、中高生や小学生が集まってきたため撮影ができないこともあった」と話した。チョン・イルも「プンパ高校には、ファンたちが塀まで越えて入ってきた。現場には車に乗らなくては出られないほど、多くのファンの方々が押し寄せていた。野外撮影をする時もいつもそうだった。そういう時が多かった」と当時のドラマの人気ぶりを明かした。また、キム・ヘソンはドラマの終了後、世間と断絶した時間を過ごしたと述べた。15年ぶりに集まった共演者たちに「当然連絡も差し上げなければならなかったのに、少し罪悪感もある。そういう気持ちが一番大きかった」と口を開いた。チョン・イルは「ヘソンさんとはとても親しくしていた。家にもよく遊びに来た。でもある瞬間に行方をくらまして連絡が途絶えた。(ドラマの終了後)活動もしなくなった」と話した。キム・ヘソンは「『思いっきりハイキック!』の放送終了後、イルさんだけでなく、すべての人と連絡を取らずに過ごした」とし「ただ何をするのも嫌だった。十数年にわたって連絡を取らずに過ごしたが、昨年偶然にイルさんが先に連絡をくれた。13年ぶりの電話だったけど、彼は変わらない態度だった。それでぎこちなかった気持ちがすぐに消えた。彼は当時のまま接してくれるんだなと思った」と感謝の気持ちを明かした。これに対してチョン・イルは「本当に(俳優として)何も知らない頃に仕事を一緒に始めた友達だ。ヘソンも変わっていないと感じた」とし「まだ大人ぶるには君も僕も若すぎる」と冗談交じりに話した。キム・ヘソンは2007年に韓国で放送された「思いっきりハイキック!」で兄のイ・ミノ役を、チョン・イルは弟のイ・ユンホ役を演じて人気を博した。キム・ヘソンは昨年10月に韓国で公開された映画「紙の花」に出演した。・「紙の花」キム・ヘソン、演技への考えを語るストレスにならないように職業ではなく趣味だと思っている・キム・ヘソン、100% ミヌさんを哀悼「お疲れ様」
大ヒットドラマ「思いっきりハイキック!」の出演者がドキュメンタリーで再会へ…韓国で下半期に放送予定
「思いっきりハイキック!」の出演者が一堂に会する。MBCの関係者は17日、OSENに「『田園日記2021』を披露した『ドキュフレックス』チームが『思いっきりハイキック』の出演者の再会を準備している。現在、制作準備段階であり、下半期の放送を目標にしている」とコメントを伝えた。「思いっきりハイキック!」は3世代の家族の日常をコミカルに描いたシットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)だ。韓国で2006年から2007年まで約1年間放送され、「ハイキック」ブームを巻き起こし、人気を博した。これに支えられ、「明日に向かってハイキック」「ハイキック3 -短足の逆襲-」など「ハイキック」シリーズが相次いで放送された。MBC「ドキュフレックス」チームは「コーヒープリンス1号店」「ニューノンストップ」などMBCの人気作品の出演者たちを再会させ、話題になった。最近では韓国の最長寿ドラマ「田園日記」の出演者を集めた「田園日記2021」で話題になった。「明日に向かってハイキック」も「ドキュフレックス」を通じてどのように変わるだろうか、期待が高まっている。「ドキュフレックス」は、韓国で毎週金曜日の午後8時50分に放送される。「思いっきりハイキック」編は11月以降に放送される予定だ。
チョン・イル、東方神起 ユンホとの友情を公開「『ハイキック』での役名と名前が同じで親しみを感じた」
俳優チョン・イルが東方神起のユンホ(ユノ)との友情について語った。MBC新月火ドラマ「夜警日誌」(脚本:ユ・ドンユン、パン・ジヨン、演出:イ・ジュファン、制作:レモンレイン)の制作発表会が29日、ソウル永登浦(ヨンドゥポ)区汝矣島洞(ヨイドドン)の63CITYで開催された。同日チョン・イルはユンホについて「『思いっきりハイキック!』で僕の役名がユノだった。なので会う前から親しいイメージがあった。ユンホ兄さんの性格が良くて、すぐに仲良くなれた」と伝えた。また「コ・ソンヒさん、ソ・イェジさんともみんな仲良くなった」「監督が食事の場を設けてくださって、みんな親しくなって距離が縮んだ」と付け加えた。チョン・イルは「視聴率にこだわらず、最善を尽くして後悔さえ残っていなければいいと思う。一生懸命に準備したので、視聴率よりも一緒に演技をする先輩の方々と素敵な演技を披露するのが最終的な目標だ」と覚悟を語った。「夜警日誌」は、朝鮮時代の退魔師である夜警を題材にしたファンタジーロマンスアクションドラマだ。鬼神を否定する者と利用しようとする者、そして撃退しようとする者の三つの勢力の間で繰り広げられる物語を軽快に描いた。チョン・イルが劇中で務めるのは鬼神を見ることができる自己中心的で生意気な王子イ・リン役だ。イ・リンは鬼神が見えないふりをして目を背いて生きるが、自身のように鬼神の存在を感じ、鬼神の言葉が聞こえる女性トハの登場で鬼神を捕らえる秘密の夜警の世界に足を踏み入れる。チョン・イル、コ・ソンヒ、ユンホ、ソ・イェジ、キム・ソンオ、キム・フンス、ユン・テヨンなどが出演し、8月4日午後10時より韓国で第1話が放送される。
【スターコラム】キム・ボム「綺麗な彼女よりサッカーに夢中でした」 ― Vol.2
サッカー選手のキム・ボムは、いかがだろうか。中学時代までサッカー選手として活躍したキム・ボムが、もし役者ではなくフィールドを選んでいたなら、「その冬、風が吹く」の素敵な男パク・ジンソンに出会うことはなかっただろう。今回キム・ボムのNAVERスターコラム第2部では、学生時代から芸能界デビューの話、そして家族の話にまで言及する。2006年、人気シットコム(シチュエーションコメディー:一話完結で連続放映されるコメディードラマ)「思いっきりハイキック!」で彗星のごとく登場した彼は、その後「花より男子~Boys Over Flowers」など、出演するドラマを立て続けにヒットさせ、日本や中華圏でもたくさんのファンを獲得して韓流スターとなった。そして今は、幼い頃から憧れていたツイ・ハーク監督からのオファーを受けて中国に行き、超大型映画「王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件」に出演するほど、ルックスと実力を兼ね備えた演技派俳優として成長を遂げた。そんなキム・ボムがお届けするスターコラム第2部に、読者の皆さんのたくさんの期待と声援をお願いする。/編集者NAVER スターコラム:キム・ボム中学時代に路上で頻繁にスカウトされました僕は高校1年生の時、芸能界にデビューしました。中学時代には、頻繁に路上でスカウトされましたが、その時は芸能関連の仕事に興味がなく、名刺をもらってもすぐに捨てていました。中学校の卒業式を控えたある日、偶然のきっかけから、俳優という職業に興味を持つようになりました。あの日がなければ、今はまったく違う仕事をしていたことでしょう^^そのきっかけとは、中学校の時、友達の両親が「大韓民国映画大賞」という映画祭の関係者だったので、そのイベントを見に行ったことでした。「世宗(セジョン)文化会館で、映画の授賞式をするから一緒に見に行こう」と言われ、最初は「行かない」と言って断りました。映画の俳優は映画の中で見ればいいし、歌手は歌さえ聞ければいいのに、映画祭にまで行ってわざわざ顔を見る必要があるのかと思いました。それでも友達が行こうと言ってきて、学校も休みで暇だったので一緒に行きました。その時、友達が芸能人を見ながらとても喜んでいました。僕は思わず2階の客席から1階を見下ろすと、クールなブラックスーツを着た監督と俳優たちが賞を受けながらお互いに称え合っている光景がすごく魅力的でした。僕があの場所にいたらどんな感じだろうと思い、俳優を夢見るようになりました。小学校時代のキム・ボム?平凡だったと思います梨花(イファ)女子大学の付属小学校に通いました。母方の祖母と祖父が二人とも教育関係の仕事をしていて、母に僕を私立学校に行かせるように積極的に勧めたそうです。今振り返ってみると授業料がとても高いので、両親は、かなり無理をしたと思います。でも、小学校で良い友達とたくさん出会い、素敵な先生にも恵まれて、良い影響をたっぷり受けたと思います(笑)小学校の時、僕はただ平凡な子どもでした。特別な感じはなかったし、今もそうです。低学年まではむしろ臆病な方だったと思います。次第に友達とよく遊ぶようになってから、性格が少しずつ変わったようです。友達より先に先生に叱られたり、褒められたりするタイプでした。班長になってからは、さらにそんな性格になっていったようです。母の話によると、幼稚園に通う頃は、学芸会やスピーチ大会に出ても、一言も話せない気の小さい子だったそうです(笑) 母は僕にたくさんの影響を与えた人でした。僕は母のことが大好きで、母の言うことをよく聞きます。俳優になった今、母は外で僕のことを自慢しているのではないでしょうか。最近は、テレビにもたくさん出れるようになったのでとても喜んでくれています。僕が仕事を休んでいる間は、母もテレビをあまり見なくなります。僕が映画やドラマに出れば毎回見て、再放送や再々放送まで必ず見てくれます。母は幼い頃からいつも僕を信じてくれました僕が芸能界に進もうとした時、父がすごく反対しました。母は、幼い頃から僕のすることを全て信じて応援してくれましたが最初はとても驚いていました。けど、後からは僕の決定を支持してくれました。父を説得することは、母の助けがなければ不可能だったと思います。僕は外見が母とかなり似ていて、運動神経や性格のようなところは父に似ています。高校1年生の時にデビューしたので、その時の友達があまりいないことが残念です。最近、よく連絡する友達は大学の同期や小学校の同級生たちがほとんどです。大学の同期たちとは同じ演劇学科なので、すんなりと付き合うことができました。みんな演技をやりたいので、演技に対する悩みを話したりもします。また、小学校の友達とは、幼い頃の思い出を話したりしながら楽しく過ごします。子どもの頃の夢は映画監督みんなそうだと思いますが、僕も将来の夢がよく変わりました。母が言うには、僕は幼い頃に将来の夢を聞かれた時、映画監督と言ったことがあるそうです。映画監督なんて、子供にはよく分からない職業のはずなので、母はびっくりしたそうです(笑) 小学校時代からは、サッカー部で活動したので、一時はサッカー選手になることが夢でした。梨花女子大学の付属中学校でもサッカーをしましたが、サッカーで有名な学校ではありませんでした。同じ町にある別の中学校がサッカーで有名でしたが、僕がいた時、一度だけ勝ったことがあります。学校では、勉強と運動を両立するタイプでした。幼い頃からプライドが高くて、誰かに無視されることや色眼鏡で見られることが嫌いだったようです。運動を熱心にしていると、勉強は諦めたと思われがちですよね。サッカー部の部長だったので、しっかりしたところを見せたいという気持ちで、より頑張った部分もあります。中学時代、クラスで上位の成績を維持していたことも、そんな理由からです。僕たちは大会の日程がない時は、いつも授業を終えると練習していました。ほとんど毎日?その時は、まだ今のように学校に良いグラウンドがあるわけでもなかったし、照明の設備もなかったけど、日が暮れてボールが見えなくなるまでボールを蹴っていました。部活の後は、そのまま塾に行きました。ポジションは、1、2年生まではフォワードで、後からはディフェンダーとしてプレーしました。女の子と付き合うよりサッカーに夢中中学生の時は、女の子たちに少し人気があったような気がします。小学生の時は、そういう概念がなかったのでよく分かりませんが(笑) バレンタインデーのような日には、プレゼントをたくさんもらいました。でも、中学時代には、本当にサッカーに夢中になっていたので、綺麗な女の子より素敵なサッカーシューズ、サッカーボールに興味がありました。もちろん、何度か女の子と付き合ったこともありましたが、彼女がデートもせずにサッカーばかりしに行く僕に飽きて、すぐに別れてしまいました。中学校の最後の冬休み、俳優に憧れ始めた時からは、オーディションを受けることで忙しくなりました。インターネットに掲載されたオーディションの公告を見ては、訪ねて行きましたが、何も知らない状態でした。行って何をすべきかも分からなかったし、なぜ自己紹介をするのかも最初は分かりませんでした。だから、審査委員たちの前で行った自己紹介は、かなりぎこちなかったし、数えきれないほどたくさん落ちました。最近では、芸能事務所ごとにそれぞれ練習生を募集しますが、当時はそのような概念がありませんでした。所属事務所もないままオーディション会場に行って、台本を棒読みしていたので、当然受かるはずもありません。しかし、オーディションに通う中で親しくなったマネージャーさんや俳優志望の友人たちができ、そのうち所属事務所が見つかって役者としてスタートすることができました。「思いっきりハイキック!」のキム・ボムは、どんなキャラクター?KBS「サバイバル・スターオーディション」という番組がありました。生放送でオーディション会場を中継し、勝ち残った最後の一人にドラマの主人公役を与えるというオーディション番組でしたが、当時、最後の10人に選ばれ、初めてテレビに出演することになりました。それなりに競争は激しかったです。競争率がすごく高かったのですが、最年少参加者の1人になりました。その時も、本当に何も知らなかったのが逆に良かったんだと思います。今考えればより緊張しやすい生放送でしたが、むしろ何も知らなかったので可能だったと思います。「思いっきりハイキック!」のオーディションに行った時も、キム・ビョンウク監督がどれほど偉い人なのか知りませんでした。オーディションに行くことが僕の仕事だったので、ただ普通のオーディションだと思って行ってみると、すでに活動をしていた同年代の俳優がたくさんいました。みんな来ているなと思いながらも、僕なりに練習してきたことを披露すると、とても気に入ってくれました。ありがたいことに、監督が僕を見てチョン・イルさんとキム・ヘソンさんが演じるイ・ユンホ、イ・ミノ兄弟のキャラクターがすでにいるのに、「イ・ユンホ、イ・ミノではない感じだが、もったいない」と言いながらキム・ボムというキャラクターを特別に用意してくれました。ドラマの序盤には、僕に関する話がほとんど出なかったので、それが少し残念でした。他の方々のキャラクターに関する説明はA4用紙1枚ぐらいありましたが、キム・ボムは、「イ・ユンホ、イ・ミノの友達。同じ家で付き合って暮らす」程度の説明しかありませんでした。寂しく思いながらも、せっかく僕が演じるキャラクターなので愛情を注いでみようと思い、「僕がキム・ボムならどんな人物だろうか?」ということを考えながらメモ帳に書き出すと、それがA4用紙2枚ぐらいになりました。それを監督と脚本家に見せると、幸いにも気に入ってくれて、劇中の設定に反映されたこともあります。「キャラクターに愛情を持ってくれてありがとう」と言われました。イ・スンジェ先輩から俳優としての正しい姿勢を習いました初めてシットコムに出演したのは「思いっきりハイキック!」でしたが、ドラマとは違って、展開があまりにも速かったのではじめは慣れませんでした。幸運なことにイ・スンジェ、ナ・ムニさんのような素晴らしい先輩方がいたので、色々と教えてもらうことができました。いつも控え室で勉強になる話をたくさん聞きました。シットコムがどんなものなのかをたくさん習い、先輩たちに合わせて反応しながら、シットコムの演技を少しずつまともにできるようになりました。イ・スンジェ先輩は現場でいつも笑っていたし、寒い天気の中、徹夜で撮影をしても、いつも情熱的でした。だから、誰もイライラしたり大声をあげることはありませんでした。10ヶ月間の撮影中、誰一人嫌な顔をすることなく、良い環境で撮影することができました。「思いっきりハイキック!」を撮影しながらチョン・イル、キム・ヘソン、パク・ミニョンさんと仲良く過ごし、先輩たちからたくさんの影響を受けました。控え室で4人、並びながら座って、毎日話を聞きました。その時、そうやって見よう見まねで学んだことが後で大きな力になりました。「思いっきりハイキック!」に出演してから、たくさんの人に自分を知ってもらい、キム・ボムというキャラクターや「思いっきりハイキック!」が好きな人がとても多く、現場はいつもプレゼントや食べ物で溢れていて、暖かく、笑顔に満ちた空間でした。とても素敵なキム・ビョンウク監督と先輩たちからたくさんのことを学びました。若い時に出演したシットコムがとても大きな思い出となり、10ヶ月間同じキャラクターとして生きることができて幸せでした^^NAVERスターコラムの読者のみなさんとは、この辺でお別れの挨拶をしなければならないことが残念です。一生懸命な俳優キム・ボムとして、いつもみなさんの側にいます。それでは、またいつかお会いしましょう^^文:キム・ボム「NAVER スターコラム」は、注目の俳優やアイドル、アーティストたち本人がコラムを執筆。話題のスターが直接書いたコラムをお届けしています。
Vol.2 ― 【家族の変化】「せがれたち」や「棚ぼたのあなた」に見る“進化した嫁姑関係”
「せがれたち」「棚ぼたのあなた」の嫁姑関係、変化した時代像を反映嫁姑関係と関連したエピソードは、今も昔もドラマでよく使われるテーマである。しかし、テーマが同じだけでドラマを展開していく方法は過去のドラマとは多少違う。過去のドラマでは、嫁は姑に酷いことをされてもただ涙を流すだけだったが、今は母と娘のような嫁と姑も登場したし、言うべきことははっきり言う嫁もいる。MBC週末ドラマ「せがれたち」のウ・ジョンスク(ナ・ムニ)とパク・ミリム(ユン・セイン)の関係は、嫁姑より母娘に近い。これは、ウ・ジョンスクが夫の浮気のせいで苦労しただけに、誰よりパク・ミリムの気持ちをよく理解しているためかもしれない。父そっくりの生まれつきの浮気者で、新婚生活を始めてからトラブルが絶えなかったユ・スンギ(ソ・イングク)は、結局浮気のせいで3年も経たずに離婚した。離婚したことや、これまでの嫁の気苦労について聞いたウ・ジョンスクは、嫁ではなく、母と娘として過ごすことを提案する一方、部屋と店を契約し嫁の気持ちを取り戻すために努力した。また、5年前に放送したMBC毎日シットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)「思いっきりハイキック!」で姑のナ・ムニ(ナ・ムニ)は、嫁のパク・ヘミ(パク・ヘミ)との関係について「嫁の顔色を見ることに疲れてもう生きていけない」という言葉が口癖になった。従来の嫁姑関係で嫁と姑の位置が逆転したわけだ。ナ・ムニは、家でぶらぶらする息子のせいでしっかりとした性格の嫁に悪口も言えず我慢するしかない。だが、ある日偶然に嫁が叱られている場面を携帯電話で撮り、時々その写真を見ながら「いい気味だ」と喜ぶ彼女の姿は可哀相にも見える。先月最終回を迎えたKBS2「棚ぼたのあなた」の嫁チャ・ユニ(キム・ナムジュ)と姑オム・チョンエ(ユン・ヨジョン)の関係も目を引いた。嫁が姑に言うべきことを全て言ってしまうケースだ。しかもチャ・ユニは正しいことを言うため、オム・チョンエは嫁を非難することもできない。21世紀型の嫁と20世紀型の姑の対立をコミカルに描いたのが「棚ぼたのあなた」の成功要因になった。ドラマの中の嫁姑関係の変化は、女性の社会的地位の変化とも無縁ではない。過去50~60年代だけでも男尊女卑とともに「女は嫁入りすると部外者」「嫁入り暮らしは、何も言えない人3年、何も聞けない人3年、何も見えない人3年」などの認識があったが、時代が変わって女性の地位が高くなるにつれ、嫁姑関係も変わりつつあると見られる。このように時代の変化を反映しているドラマの中で、これから嫁姑関係がどのように変化するのか注目したい。
【Dr.アル】バスケットボールを見ればチョン・イルを思い出します
好きだというレベルを超えてアリ(恋の病で寝込むような)の境地になる時がある。見ないと死にそうで見ていると会いたくなる、今日もどこかで苦しんでいる全国に数多くいるアリ患者のための「10asia」の相談コーナー「Dr.アル」。今回の悩ましいアリの対象は、さわやかな笑顔に心をときめかせるチョン・イルです。QUESTIONこの頃、バスケットボールを見ればチョン・イルのことを思い出します。4年前MBC「思いっきりハイキック!」ではバスケットボールのコートでソ・ミンジョン先生に「おじさんと付き合わないでください」と恥ずかしげに告った彼が、今度はバスケをやっているヤン・ウンビ(イ・チョンア)先生の腰を抱きしめては「先生の腕って男並みにたくましいのに、腰つきは女の子みたいに華奢だよね」と冗談を言ったというのだから、その変貌した姿にびっくりした。そこで、はにかむイ・ユノとあつかましいチャ・チス、この二人のどちらがより好きかと聞いたら、悩むでしょって? いいえ、問題はそこじゃないんです。本当の問題は、チョン・イルが演じる役というのは、いつも幼稚でキザなセリフを連発するキャラクターだったということです。「美男ラーメン店」でも、自分のことを「チュァ~(『チャ』を軽い感じのノリで)」と呼んでいるし、女の人なら誰にでも「今日は綺麗だねぇ~」とお決まりのセリフを飛ばすこともあります。なのにどうして! 私の目にはそんな彼がすごくキラキラ輝いているように見えるんでしょうか? 今まで私が認めたインターネット小説の男性主人公のタイプは、映画「オオカミの誘惑」のカン・ドンウォンさんだけだったのに(西橋洞/ヤンちゃん)Dr.アルの処方箋チャラチャラ、あつかましい、ムカムカ、ネチネチ、グズグズ。これ全部チャ・チスを表す言葉です。父の前では何かと言えばわざと甘え、思い通りにいかないと思えば、お腹が痛いと駄々をこねる世間知らずのお坊っちゃまが、外では別人です。患者のくせにエレベーターにもたれかかって格好をつけることなんて可愛いもんです。たくあんをテーブルに出して、世の中の重荷をすべて背負っていると言わんばかりの表情で空を眺めるお坊っちゃまっぷり。それが女性の前ではさらにエスカレートします。「ねぇ君ってキレイだよね、超イケてるよね」とベタ褒めするかと思えば、急に女性が目の前で泣くと、「ココロ?世界で一番簡単なものさ」とキザなセリフを飛ばします。「美男ラーメン店」だけだと思いますか? 映画「私の恋」の優しいジウ先輩も同じです。見かけによらず、携帯の待ち受け画面に元カノの写真と一緒に「お前は入れ墨のように俺に染まり消えないんだ」と書いておくというギザっぷり。患者さんのお言葉通り、どう見ても彼はインターネット小説の男性主人公です。現実にはいない、妄想の中でしか存在しない男ということです。なのになぜ私たちは、そんなキザっぷりに心をときめかせながら、チョン・イルが出てくる作品を最後まで見てしまうのでしょうか。その答えは簡単です。それはチョン・イルだからです。知識が少し足りなくても可愛いイ・ユノ、少し不器用だけど優しいジウ、普段はふざけているけど本当は真面目なスケジューラー(SBS「私の期限は49日」)から、実際のチョン・イルの愛らしい魅力を見つけることは決して難しいことではありません。彼本人も、チャ・チスは「違う点を探すのが難しい」ほど自分に似ているキャラクターだと認めているんです。ここまで来たら、単純にキャラクターに乗り移るような、そんな次元を通り過ぎて、一心同体レベルだと言えましょう。「とても見てられないわ、チャンネルを変えよう」じゃなくて、「あら、何か自然だね。しかも見れば見るほど可愛いじゃん」と思ってしまう。また、もう一つ重要なことは、彼の演じる役はカッコいいキャラクターじゃなくて、カッコいいふりをするキャラクターということです。ヤン・ウンビに真剣に告ったと思ったら、突然「君は俺という男に侮辱感を与えた」という歌が流れて、彼女をドキッとさせるつもりなのかと思えば、ヤン・ウンビから渡されたゆで卵が実は生卵だったことに気付きウワンと泣いてしまいます。オープンカーに横になって物憂げな眼差しで夕日を眺めていると、駐車監視員が来てこのまま停めているならば駐車違反のステッカーを貼るぞと言われて、せっかく作ったムードが台無しになる場面もありましたね。本人はそんな自分を格好いいと思っているかもしれないけど、見ている人にはただの可愛い年下の男なんですよね。しかも、作品に出ている間は、そのキャラクターのしゃべり方でSNSサイトに書き込みをするから、どっちが本人なのか区別がつかないんです。テレビの中のこの男がチョン・イルなのか、チャ・チスなのか、それで私が好きなのはどっちなのかも分からなくなるんですよね。今度という今度はなんとか理性を保とうと心に誓っても無駄なんです。もうお分かりでしょう?ココロなんて世界で一番簡単なものということが。Dr.アルのポイント:チョン・イルの盛り上がる!心理テストファッションスタイルで調べるプライド診断テストファッションの必須アイテムでサングラスを選択したあなた、恥ずかしくなるのを非常に嫌うタイプですね。人が恥ずかしかったり、きまり悪いことにあった時、一番最初に隠すのは目。天下のチャ・チスは浪人生と雑魚がおびただしい鷺梁津(ノリャンジン)の真ん中で新聞紙を被ったり、自分より力の弱い実習生からバレーボールでスパイクを打たれ入院したりもしました。それでも足りず、天下のチャ・チスが自宅のトイレほどの狭さのラーメン屋でアルバイトをしています。その度にあなたはサングラスを掛けていたという事実から推察すると、一連の事件があなたにとっては、自慢の種ではなく嘲弄の種であったという点を知ることができます。趣味で調べる社会性診断テスト学生時代、趣味としてCyworld(日本でいうmixiのようなもの)とHADURIカメラ(ウェブカメラ)を選んだあなた、自身の日常を友達と共有したいという欲に溢れていますね。もしかして、知り合いの妹達が自分のミニホームページを探せないかもと思い、オッパのCyworld come on come onという文句を書いたり、最近一段と格好良さに磨きがかかった自分の顔を見ていない知人のために、HADURIカメラで自分撮りした写真をアップしましたね。何かにはまると簡単には抜け出せない一途なあなた、ここで留まらず、もしかして自分の健全な趣味生活を見栄っ張りだと誤解されるかもと思って、俺はもともとやさしい人です。わざと悪ぶって強いフリをしてるだけだよというステッカーを直接購入してミニホームページに飾ったりする。ストレートな文句とキメ顔写真がいっぱいのあなたのCyworld超イケてる!四字熟語で調べる恋愛スタイル診断テスト別れのメッセージにフェジャジョンニ(*会者定離仏の発音を間違えて聞き取ったもの)を選んだあなた、突然別れを告げられ傷つく彼女に猶予期間をあげたいのですね。それならば、すでに成功なさいました。会者定離でなくフェジャジョンニと聞いた彼女は、色白で賢い弟が会者定離の意味を教えてくれるまで、あなたと相変わらず恋愛中だと信じるでしょうから。後で彼女が会者定離の意味を知って酔っ払って電話するかもしれません。そしたら、あなたは受話器に向かってこう言うでしょう。「一曲歌って。酔いを醒ますにはそれが一番いいからさ」*会者定離:仏教用語で「この世は無常で、会うものは、必ず離れる運命にある」という意味