チャン・ギハと顔たち
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“長谷川陽平が所属”チャン・ギハと顔たち、10年間のバンド活動に終止符…ファンとの再会を約束
チャン・ギハと顔たちが、ファンと共にする最後の公演で10年間のバンド活動を終えた。チャン・ギハと顔たちは、12月28日から31日までの4日間、ソウル延世(ヨンセ)大学の100周年記念館で「チャン・ギハと顔たち最後の公演【仕上げ:何事もなく暮らす】」を開催し、バンド活動にピリオドを打った。寒さの中でも会場は4日を通して、チャン・ギハと顔たちの最後を一緒に過ごしたい観客で、空席なく埋め尽くされた。チャン・ギハと顔たちがステージに上がると、客席はいつにもまして大きな歓声で彼らを迎え、チャン・ギハと顔たちは6人のメンバーたちが一緒に紡ぎ出す最後のハーモニーを奏で始めた。2ndフルアルバムの収録曲「ひたすら歩く」で公演のスタートを切ったチャン・ギハと顔たちは、「並んで並んで」「断るよ」「登山はなぜするのか」「俺とのチャット」「大したことじゃない」など、11月に発売した5thフルアルバム「mono」の収録曲を相次いで歌って雰囲気を盛り上げた。チャン・ギハは「最後の楽曲として『大したことじゃない』を歌いながら、一緒にすっきりと泣いて締めくくろうという意見もあったが、そうしたくはなかった。チャン・ギハと顔たちらしくないと思う。楽しく仕上げたい」とし、最後までチャン・ギハと顔たちらしい愉快な姿を表した。公演の中盤に差し掛かると、「俺たち今会おう」「安物のコーヒー」「月が満ちる、行こう」「風の便りで聞きましたけど」「僕の人」「新年の福」「消えることは消えたよ」など、チャン・ギハと顔たちの10年の活動を飾ってきたヒット曲のステージが相次いだ。メンバーたちは、何もかもを吐き出すかのように渾身の力でステージを披露し、観客は1人も欠かさず席を立って踊ってテチャン(歌に沿って一緒に歌うこと)するなど、大型フェスティバルを彷彿とさせる熱気が会場を埋め尽くした。準備されたステージを終えた後、観客たちのアンコールリクエストにもう一度ステージに上がったチャン・ギハと顔たちは、「いわゆるそんな仲」「何事もなく過ごす」を歌いながらファンたちを慰め、2時間30分を超える長時間にわたって、愉快で感動的な公演を終えた。チャン・ギハは「2019年1月1日から、チャン・ギハと顔たちはいない。今回の公演を卒業式のように感じているが、僕たちと皆さんは10年間良い友だちだったから、間違いなく再会できるはずだ。僕たちが新しい姿で再会した時、何事もなかったように笑顔で挨拶できればと思う。本当に感謝している」とし、10年間の活動を終える挨拶をした。チャン・ギハと顔たちは、2008年発売したデビューシングル「安物のコーヒー」で音楽界に彗星のごとく登場した。彼らの圧倒的な音楽的なカラーと生活密着型の歌詞でリスナーたちの支持を受け、素晴らしい音楽性と個性あふれるパフォーマンスで、一気に世間と評論家たちの好評を得て人気を博した。その後、チャン・ギハと顔たちは10年という長い期間にかけて活動しながら、特有の愉快な音楽で人々に楽しさを与えるとともに、多くのヒット曲を誕生させ、韓国のバンド音楽史に新しい一線を画したという評価を受けた。また、韓国大衆音楽賞で「今年の歌」「今年のアルバム」などの賞を何度も受賞し、各種大衆音楽授賞式でも受賞者として名を連ねるなど、大衆性と音楽性を確保した韓国の国民のバンドとして存在感を見せつけた。・長谷川陽平が所属チャン・ギハと顔たち、年内解散を目前に心境語る「来るべき時が来た」・チャン・ギハと顔たち、12月12日に東京でラストライブ開催「バンドのお陰で、日本という国をたくさん知ることができて良かった」
チャン・ギハと顔たち「スペース共感」を最後に活動終了…“僕の人生のすべてだった”
デビュー10年目のバンドチャン・ギハと顔たちがEBS「スペース共感」を最後にバンド活動を終える。2008年「スペース共感」第458話「9月のハロールーキー」を通じて初めて名前を知らせた彼らは同年10月、シングルアルバム「安物のコーヒー」を発表し、歌謡界に新鮮な衝撃を与えた。その後「俺たち今会おう」「月が満ちる、行こう」「できてる仲」「ㅋ(笑)」などグループだけの色がはっきりした個性溢れる音楽で韓国最高のバンドとして位置を固め、大人気を受けてきた。特にチャン・ギハと顔たちが解散を発表し、最後の放送に決定した「スペース共感」は、彼らが初放送出演人だったことはもちろん、フルアルバムをリリースするたびに必ず出演するほど特別な愛情を示してきた。公演に先立って行ったインタビューでも「初のテレビ出演も『スペース共感』だった。バンドが10年以上活動を続けるのも簡単ではないし、音楽だけをずっと聞かせてあげるライブ音楽番組が全部なくなった今、この番組が10年以上続けられているのもすごい。僕たちの10年を『スペース共感』と共にしてきたこと自体が誇らしいと感じられるほど、良い友達だった」と感想を伝えた。公演は「月が満ちる、行こう」「俺たち今会おう」「安物のコーヒー」「パジギヌンパジドラ(消えるのは消えるさ)」など過去愛されてきた曲たちと「それは君の考え」「並んで並んで」「初心」などチャン・ギハと顔たちの最後のアルバムである「mono」の収録曲たちで飾った。特に「5thアルバムの準備過程で曲に満足した。僕たち6人にできる最大値を盛り込んだという感じを受け、今後これ以上素晴らしい作品は出ないだろうと思った。10年間やりたかったことを成功させた今が、グループの最後を迎える時期だと思った」と話すほど念を入れたニューアルバムのすべての曲をライブステージで鑑賞したファンたちは、一つになってテチャン(歌に沿って一緒に歌うこと)をするなどチャン・ギハと顔たちを送る名残惜しい気持ちを紛らした。チャン・ギハと顔たちの最後の公式出演だった収録でメンバーたちは、それぞれここ10年間の活動に対する感想を伝えた。「本当に夢のような時間でした」(イ・ミンギ/ギター)「ここ10年間をチャン・ギハと顔たちで活動することができて感謝します」(チョン・イルジュン/ドラム)「将来、どんなバンドで活動したのと聞かれたら『僕はチャン・ギハと顔たちでした!』と誇らしく話すことができるバンドでしょう。人生が変わった10年でした」(長谷川陽平/ギター)「『人生の一つのチャプターが終わった!』と感じました。来年からは新しいチャプターが始まります」(チョン・ジュンヨプ/ベース&キーボード)「近づいて来る始まりにときめきも感じるが、一方では照明の後ろに見えない空間のように暗いと感じたりします。どこへ向かうようになるのかは分かりませんが、今までの時間は楽しかったです」(イ・ジョンミン/キーボード)「チャン・ギハと顔たちは僕にとって『それだけが僕の世界』でした。その他にはなかったです。僕の人生のすべてだったし、いろいろなことをたくさん学びました」(チャン・ギハ/ボーカル)と話すメンバーの姿から、固い友情と最善を尽くしたというプライドを感じた。韓国で27日の午後11時55分に放送される。
“長谷川陽平が所属”チャン・ギハと顔たち、年内解散を目前に心境語る「来るべき時が来た」
年内に活動を終えると解散を発表したロックバンドチャン・ギハと顔たちの今の瞬間を雑誌「BAZAAR」12月号に盛り込んだ。チャン・ギハと顔たちの最後のアルバムである「mono」を引っさげ戻ってきた彼らは、明るい気運を吐き出し、撮影現場の雰囲気を和ませた。今回のグラビアにはメンバーの顔と、彼らが使ってきた楽器が盛り込まれた。そこにメンバーたちが特に好きだったチャン・ギハと顔たちの曲がタイポグラフィで表現された。チャン・ギハと顔たちが「mono」を制作し、不要なものはすべて除き、シンプルな音楽を作ったように、今回のグラビアも専ら彼らの顔、楽器、歌にだけ焦点を合わせた。グラビア撮影と共に行われたインタビューでは、それぞれメンバーの話が描かれた。10年間の活動を最後に5thフルアルバムが最後であることを感じた瞬間、メンバーたちの反応も様々だったという。「来るべき時が来たなぁ」と思ったというイ・ミンギとイ・ジョンミン、「恋人から別れを切り出された気分」というチョン・ジュンヨプと、「バンドという形が消えるだけで大きく変わることはない」という長谷川陽平、特に「胸がドキッとしてこれがうつ病なのかと思った」というチョン・イルジュンまで。チャン・ギハと顔たちとしての活動終了後にもメンバーたちの人生は続くだろう。バンドの最後の日まで公演し、一生懸命に活動する彼らのこれからに注目が集まる。・チャン・ギハと顔たち、12月12日に東京でラストライブ開催「バンドのお陰で、日本という国をたくさん知ることができて良かった」・チャン・ギハと顔たち、解散を電撃発表!デビューから10年日本人ギタリスト長谷川陽平も所属
チャン・ギハと顔たち、12月12日に東京でラストライブ開催「バンドのお陰で、日本という国をたくさん知ることができて良かった」
今年2018年いっぱいでバンドの仕上げ(解散)を発表した、チャン・ギハと顔たち。2008年に結成してから10年間、唯一無二の大韓ロックバンドとして、個性的な音楽やパフォーマンスを発表し続け、大きな注目を集めてきた。日本ではサマーソニック2012への出演をはじめ、ZAZEN BOYS、トクマルシューゴ、ヒカシュー、怒髪天、キセル、在日ファンクなど、多くの日本バンドと積極的に対バンをおこない、来たる今週12日には海外で唯一、東京でのラストライブを開催。解散に至る経緯や、日本への思いを語ってくれた。――まず、今年でバンドの仕上げをすることになった経緯を教えてください。チャン・ギハ(Vo):最新アルバムの「mono」を作る過程で、とても満足できる音楽ができ、これはチャン・ギハと顔たちが10年間追求してきた音楽の結晶体になるなと感じました。言い換えると、次のアルバムがもっと良くなるのは難しいだろうと。6人でできる最も良い音楽を実現できた今、カッコよく仕上げをして各自の道へ進み、また新しい音楽をしようということに皆が同意した結果、バンドを仕上げることになりました。――日本でも、チャン・ギハと顔たちがいなくなってしまうことを残念に感じている人たちが多いです。韓国バンド界にとって画期的な存在でしたので、1つのカルチャーが消えるほどにも感じますが、メンバーの皆さんは仕上げについて、どんな気持ちなのでしょうか。イルジュン(Dr):韓国を代表するバンドがなくなって残念です。チャン・ギハ:残念に思ってくれるのも分かりますし、残念な思いをさせて申し訳なくも思いますが、実は残念に思う人が多いということが、ある意味では拍手する時に旅立つことのできるベストな時期だと思います。チャン・ギハと顔たちの活動は仕上げとなりますが、6人のメンバーはそれぞれ良い音楽とより新しい音楽を求めて旅立つので、楽しみにしてもらえればと思います。ミンギ(Gt):今がバンドを仕上げるのに良い時期だと思いますが、残念ですね。日本でのライブはいつも楽しかったので、またこのメンバーで日本でライブができないことがとても残念だと思います。ジョンミン(Ky):チャン・ギハと顔たちというバンドのお陰で、日本という国をたくさん知ることができて良かったです。他のメンバーたちの今後にも期待したいですね。長谷川陽平(Gt/以下陽平):私はもう少し韓国にいます(一同笑い)。ジュンヨプ(Ba):一つの文化が消えるほどと言うのは少しオーバーかも(笑)? 僕は長く続いたバンド一つが消えるということが、少し残念ですね。――10月にリリースされた5thアルバム「mono」はステレオでは無くモノラル・ミックスで収録されている、今の時代にはとても珍しい作品です。最も気を使った点はどこですか?陽平:実は私たちよりミキシングエンジニアのナ・ジャム・スさん(Sultan of The Discoのリーダー)が苦労したんじゃないかと思いますね。それでも最後まで挑戦しようという気持ちで、結果的にはうまくいって嬉しかったです。チャン・ギハ:モノラル・ミックスの難しい点は、楽器の位置を指定できないので、アレンジの段階でかなりスッキリしていなければうまくいきません。なのでアレンジ面が最も尽力した点で、一番やりたかったことでもあり、一番難しかったと思います。でもミックスを終えて曲を聴いた時、その努力が無駄ではなかったと感じました。実はアルバム発売直後に僕たちの音楽を車の中で楽しく聴いたんです、こんなことは初めてなんですが。サウンド的にやりたいことが出来たな! という思いです。――アルバムのリード曲「それは君の考えでしょ」は、歌詞がとても個性的です。この曲で伝えたかったのは、どんなことですか?チャン・ギハ:昨年から今年を過ごしながら感じていたのですが、僕らがデビューして社会生活を10年間過ごしてた中で色んな経験をし、様々な人に会って感じた結論は、「すべての人は、幸せの前でこれと言った良い案がないのと同じだ」。つまり人生に正解がないということで、それぞれ自分だけの道を進めばそれが正解だという思いを抱きました。そう考えてみると「この道が自分の道だと思い込むのではなく、ただ道がそのままそこにあるから行くんだ」というある文章を思い出して、そこから思い浮かぶ歌詞を紡いだものです。一見すると他人の意見を無視するように聞こえるかもしれませんが、信じる思いを持ち自分の道を行こう、という感じに受け止めてもらえればと思います。――ラストライブのタイトルに、1stアルバムのタイトル「何事もなく暮らす」と付けたのはなぜですか?チャン・ギハ:「何事もなく暮らす」は、僕たちにとってとても特別な曲です。勿論これまで発表したすべての曲に愛着がありますが、この曲は<チャン・ギハ>と<顔たち>の態度を代弁する曲だと思ったのが一つの理由です。そしてチャン・ギハと顔たちの仕上げは、他の仕上げや別れとは違い、悲しくて切なくて名残惜しいだけではなく、ごく自然な過程。じゃあねという言葉より「仕上げもやはり、何事もなく」という思いでタイトルをつけました。――今週12(水)の日本公演は約2年ぶりとなります。色んな日本バンドとも対バンをしてきましたが、どんな思い出がありますか?ジョンミン:僕は、在日ファンクのステージで、彼らの曲をコラボレーションしたことが記憶に残っています。ジュンヨプ:トクマルシューゴさんとも、日韓を行き来しながら友情を築きましたね。チャン・ギハ:トクマルシューゴさんは、最も深い友情を刻んだミュージシャンですね。バンド初期に対バンをして、年齢も同じぐらいでした。韓国と日本の両方でライブをして、フェスにも一緒に出たこともありましたね。音楽も楽しいし、素敵なメンバーの皆さんで、一緒にお酒もたくさん飲んで、たくさん遊びました。ジュンヨプ:僕はZAZEN BOYSのライブを見て驚いた記憶があります。すごく息ピッタリで、驚きました。陽平:私はヒカシューというバンドが記憶に残っていますが、ヒカシューのボーカルが、僕らの「胸ぐら一回つかませて」(1st収録)の曲を日本語で歌って、すごく面白かったですね。渋谷のクラブLUSHでやったけれど、狭い場所に人がたくさん集まりすぎて人が倒れそうなほどでした。ジュンヨプ:そういえば、風神雷神もいたよね。チャン・ギハ:福岡で、総合パフォーマンスチームの風神雷神と公演したことも思い出ですね。ヒカシューのときは、インタビューのため先に一人で日本へ行きました。その時のレーベル担当の方がヒカシューのライブを見せてくれて。すぐにファンになって、あのバンドとライブがしたいと思い、機会があって対バンすることになりました。そのとき「胸ぐら一回つかませて」という僕らの曲を、ヒカシューのボーカル巻上さんが一緒に歌ってくれて、僕は彼らの曲「人間の顔」という曲を日本語で全部覚えて歌ったんですよね。陽平:ずっと前から歌っていたようでした。巻上さんもすごく愉快に歌ってくれてほんと笑いました。――また今回、ソウル以外で唯一、東京だけでライブをしようと思った理由は?チャン・ギハ:韓国以外でチャン・ギハと顔たちがもっとも沢山ライブをした場所が日本で、行く度に日本のファンの皆さんがいい思い出をたくさん作ってくれて、ありがたく感じていました。10年間のバンド活動を締めくくる時なので、日本のファンの皆さんへ直接お礼を伝えなければと思い、開催することになりました。――日本のファンの皆さんに、メッセージを。イルジュン:バンドの美しい仕上げの場所に、皆さんが集ってもらえればと思います。ジュンヨプ:韓国からの方も、日本にいらっしゃるファンの皆さんも、会場でお会いしましょう。チャン・ギハ:日本語どころか英語の曲さえも無くて言語の壁があるにもかかわらず、行くたびに沢山集まって盛り上がってくれて、本当に良い思い出ばかりです。最後まで素敵な思い出を作ってくれると嬉しいし、これまでありがとうございました、という気持ちを先にお伝えしておきます。ミンギ:この先、メンバーたちは独立してそれぞれの音楽をやっていくことになりますが、余裕があれば、メンバー個々の活動も見守ってくれたらうれしいですし、日本でライブをする(韓国)バンドたちの音楽もぜひ見守って下さい。これまで数ヶ月間、何かを整理すると言うよりは、新しいアルバムを出して曲を届けるという感じでしたが、このライブからは少し違うような気がします。ジョンミン:別れの感じがしないよう、数年前に初めて会った時のように、さわやかなライブをします! 陽平:バンドの仕上げ活動の中に日本があるのも(日本人の)私にはありがたく、それを見せられることも嬉しいです。仕上げるその瞬間のためにも、これから私たちの行動のためにも、楽しいライブをお届けしますので、その様子を見てもらえるとうれしいです。■公演情報「チャン・ギハと顔たち ラストライブin東京【仕上げ:何事もなく暮らす】」12/12(水)渋谷 duo MUSIC EXCHANGEOPEN 18:00/START 19:00 ¥5,500-(税込/All standing/1Drink別)■関連サイトイベントページ:https://www.creativeman.co.jp/event/chan_kao/
“解散を電撃発表”チャン・ギハと顔たち、一夜限りの日本ラスト公演が決定!12月に東京で開催
今年の末での解散を発表した、韓国を代表する大韓ロックバンドチャン・ギハと顔たちの一夜限りの東京公演が決定した。2008年、ボーカルのチャン・ギハを中心に結成された6人組バンドチャン・ギハと顔たち。70~80年代の韓国ロックやフォークのエッセンスを加味したユニークな音楽で、身近な出来事を独自の目線で歌い続け、様々な実験的チャレンジも行ってきたインディーズ音楽界の雄。2008年に発表した「安物のコーヒー」が注目を浴び、1stアルバム「何事もなく暮らす」は、韓国インディーズでは異例の4万枚以上の売り上げを記録。数々の音楽賞も受賞し全国区バンドに。2000年代のインディーズ音楽界を底上げしたと言われている。日本では「サマーソニック 2012」への出演をはじめ、ZAZEN BOYS、トクマルシューゴ、ヒカシュー、怒髪天、キセル、在日ファンクなど、多くの日本バンドと積極的に対バンを行ってきた。2018年10月、5thアルバム「mono」のリリースを前に、年内解散を表明。最新アルバムが最高潮の仕上がりとなったことを受け、音楽的ピークの時に解散をしようという決断に至る。本国ソウルでの年末 3deys ラストライブは即完売、ソウル以外では唯一東京のみでの開催となる。■ライブ情報「チャン・ギハと顔たち ラストライブ in 東京」日時:2018年12月12日(水)18:00 open / 19:00start会場:渋谷 duo MUSIC EXCHANGE<チケット>¥5,500-(税込 / オールスタンディング / 1ドリンク別)一般発売:11/17(土)10:00~※未就学児入場不可企画・制作・招聘:クリエイティブマン公演ページ URL:https://www.creativeman.co.jp/event/chan_kao/
チャン・ギハと顔たち、解散前最後のアルバム「mono」音楽鑑賞会を開催“バンドは自分の全てだった”
バンドチャン・ギハと顔たち(チャン・ギハ、イ・ミンギ、チョン・ジュンヨプ、イ・ジョンミン、長谷川陽平、チョン・イルジュン)が10年間のバンドの歴史を終える。チャン・ギハと顔たちは1日、ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)区Weworkで最後のアルバムである5thフルアルバム「mono」の発売記念音楽鑑賞会を開催した中、チャン・ギハは「このバンドは僕のすべてだった。本当に素敵だった」と自ら評価した。これが最後のアルバムとなる。2008年「安物のコーヒー」でデビューしてから、ユニークな音楽スタイルで音楽界の歴史に新しいジャンルを開拓したチャン・ギハと顔たちが、今回のアルバム「mono」のタイトル曲「それは君の考え」を最後に、10年間のバンド活動を終えるのだ。ただ長谷川陽平は「解散とか別れだと表現するが、僕たちは10年間家族として過ごしてきた。一緒に住んでいた家族が、独立して同じ町で暮らすのだ」と話した。「『会って一杯やろうか?』と話しながら、また会える関係。別れや解散というよりは、独立だと思う。また会えばいい」と話し、ファンの残念な気持ちを慰めた。突然解散を決定した理由は、人気がある時に別れようという意見に同意したからだ。チャン・ギハは「10年間バンド活動をしながら目指したのは『無駄のないサウンドをアルバムに盛り込みたい』だった。今回のアルバムが完成に近づけば近づくほど、とても満足した。今回のアルバムが最高だと思った。6thフルアルバムをリリースするとしても、これ以上にはならないと思った」と話した。そしてチャン・ギハは「音楽的な基準でピークを迎えた時に解散するのが一番良いタイミングだと考えて提案し、メンバーたちと話し合った末に決定した」と説明した。これと共に「音楽的にプライドが一番高い時に別れるので、良い雰囲気で解散することができるようだ。それぞれ不満を持っている状態で別れたら、笑いながら別れることができなかっただろう。僕たちも残念だと思い、ファンも残念だと思う時に別れるのが一番美しい別れだと思う」とつけ加えた。タイトル曲「それは君の考え」について所属事務所であるドゥルドゥルアーティストカンパニーは「他人に教えているようだが実は自身に話す内容で、他人のことはあまり気にせず、それぞれ凛々しく自身の道を歩こうという意味を収めた曲だ」と説明した。「それは君の考え」は、ソテジワアイドゥルのヒット曲「幻想の中のあなた」をサンプリングして注目を浴びている。チャン・ギハは「人に聞いて連絡先を探し、電子メールを送ってサンプリングしてもいいのか、デモを聞かせ、聞いてみた。原曲者であるソ・テジ先輩から『曲が素晴らしい。僕が尊敬するミュージシャンがサンプリングするのだから、素敵に自由に作ってみて』と話してくれた」と伝えた。また収録曲の「初心」は、先行公開された曲だ。ミュージックビデオをユン・ジョンビン監督が演出したが、チャン・ギハと顔たちはユン・ジョンビン監督の「悪いやつら」を通じて縁を結んだ。チャン・ギハは「駄目で元元と思って頼んだが、作ってくれた」とユン・ジョンビン監督に特別な気持ちを伝えることもした。チャン・ギハと顔たちの最後のアルバムは、韓国で1日の午後6時に公開された。
チャン・ギハと顔たち、解散前最後のアルバム「mono」11月1日に発売…10年間のバント活動に終止符
5thアルバムを最後に、10年間のバンド活動を終了すると予告したチャン・ギハと顔たちのニューアルバムの発売が一週間後に迫った。所属事務所のドゥルドゥルアーティストカンパニーは、11月1日の午後6時、チャン・ギハと顔たちの最後のアルバムであり、5thフルアルバム「mono」が公開されると明かした。「mono」は、アルバムのタイトルのように「一人」というキーワードで書かれた曲で構成されたアルバムだ。先行公開曲「初心」を含め、計9曲が収録される予定だ。特に今回のアルバムでは、チャン・ギハと顔たちらしい新しい試みが楽しめる予定だ。チャン・ギハと顔たちが10年間積んできた音楽的実力を最大限発揮し、今まで発表したアルバムのうち、もっとも素晴らしいバランスを実現したという。チャン・ギハと顔たちは、5thアルバムが最後のアルバムであるだけに、曲ごとにメンバーの心と誠意を込めて作業し、ファンに最高のアルバムをプレゼントするために心血を注いでいるという。チャン・ギハと顔たちの5thアルバム「mono」は現在予約販売を行なっており、各種オンラインアルバム販売サイトを通じて予約できる。さらに今回のアルバムには、12月にチャン・ギハと顔たちのタイトルで開催する最後の公演である、チャン・ギハと顔たち最後の公演「仕上げ:別事なく暮らす」が観覧できるシークレットチケットが隠されており、彼らの活動終了を惜しむファンにとっては最高のチャンスになることだろう。チャン・ギハと顔たちは、25日の午後6時に5thアルバム「mono」の収録曲「初心」を先行公開し、チャン・ギハと顔たちならではの独特な素材とウィット溢れる歌詞で注目を集めた。チャン・ギハと顔たちが発表する最後のアルバムで、5thフルアルバムである「mono」は11月1日午後6時に発売を控えている。
チャン・ギハと顔たち、新曲「初心」MV公開…さっぱりと別れを告げる
「初心など犬にやればいい/綺麗さっぱり投げ捨てろ」解散前の「初心」で戻ってきたバンド チャン・ギハと顔たちだ。25日午後6時、チャン・ギハと顔たちの5thフルアルバムの先行公開曲「初心」が各音楽配信サイトを通じてベールを脱いだ。最近、チャン・ギハと顔たちはデビュー10周年で解散を発表した。2008年「安物のコーヒー」でデビューしたチャン・ギハと顔たちは、独特な感性でマニアファンダム(特定のファンの集まり)を築いた。特に、映画「悪いやつら」の主題歌である「風の便りで聞きました」は、幅広い年代層で愛され、MBC「無限に挑戦」に出演して、大衆性まで兼ね備えているという評価を受けた。解散を宣言した中、今年は有終の美を飾るためにアルバムの発売とコンサートでファンと会う。先行公開曲「初心」は、皆初心忘れべからずと言うが、綺麗さっぱり投げ捨てろという意外性のある楽曲だ。「初心忘れべからずとおっしゃる/皆口を揃えておっしゃる/しかし実は僕は思い出せないんだ/昔僕がどんなやつだったか」「僕は昔とは違う人間 毎日/毎日同じ考え 同じ口調/同じ表情で死ぬまで生きるなんてできない」ミュージックビデオも「悪いやつら」のユン・ジョンビン監督が演出を手がけた。映画の中のキャラクターで甦った俳優キム・ソンギュンも特別出演して、チャン・ギハと共演した。特別出演したイ・ソンビンは、ステージの上で華やかなダンスでチャン・ギハの視線を奪うが、ミュージックビデオの終盤のどんでん返しを与える人物として登場する。「初心など犬にやればいい/綺麗さっぱり投げ捨てろ/初心など犬にやればいい/心がけるな 変わってしまえ」さっぱりと別れを告げるチャン・ギハと顔たちは、12月29日から31日までの3日間、延世(ヨンセ)大学校100周年記念館で「チャン・ギハと顔たち最後の公演【仕上げ:何事もなく暮らす】」を披露する。解散前にチャン・ギハと顔たちに会える最後のコンサートになるものとみられ、彼らの歴史を振り返る公演になる見込みだ。
チャン・ギハと顔たち、解散を電撃発表!デビューから10年…日本人ギタリスト長谷川陽平も所属
チャン・ギハと顔たちがラストアルバムを発売し、10年間にバンド活動にピリオドを打つ。チャン・ギハと顔たちは、公式SNSを通じて、5thフルアルバムの発売を最後にバンド活動を終了すると伝えた。チャン・ギハと顔たちは「もうすぐ発売される5thアルバムは、チャン・ギハと顔たちの最後のアルバムになる予定で、2019年初日を基点に、僕たち6人はそれぞれの道を歩むことになる。一番素敵な姿であるとき、一番美しくバンド活動を終了しようとする」とし、10年間一緒にしたバンドの解散を知らせた。続けて「2008年、シングル『安物のコーヒー』を発売し、バンドを始めてからいつの間にか10年が過ぎた。僕たちを大切にしてくださっている方々には、この決定は心痛いものになると思うが、僕たち6人はこれからそれぞれシンガーソングライター、演奏者、プロデューサー、DJ、あるいは他の形のアーティストとして皆さんと出会う予定だ。バンドを終了する最も素敵な方法をお見せする」と、最後だが新しいスタートを予告した。チャン・ギハと顔たちは、ファンに一番幸せなラストをプレゼントするため、5thアルバム発売直後から年末まで、様々なルートでファンと出会う準備に集中している。各公演と展示など、精力的な活動を通じてファンの愛情と関心に応え、最後の全ての瞬間をファンと共にする計画だ。チャン・ギハと顔たちは、2008年に発売したデビューシングル「安物のコーヒー」で、音楽界に彗星のごとく登場した。彼らだけの独特な音楽と生活に密着した歌詞で、リスナーの支持を受けたチャン・ギハと顔たちは、優れた音楽性と個性溢れるパフォーマンスで、一気に世間と評論家から好評を博し、人気を得た。また、日本人メンバーである長谷川陽平も、バンドのギタリストとして活動してきた。それからチャン・ギハと顔たちは「月が満ちる、行こう」「何事もなく暮らす」「風の便りに聞きました」「できてる仲」「私の人」「ㅋ(笑)」「私の愛に老練な人がどこにいますか」など、多数のヒット曲を誕生させた。特に、デビュー以来10年という時間、着実に活動し、ずっと世間から愛され、韓国バンド音楽に新たな歴史を残したと評価された。また、韓国大衆音楽賞でも「今年の歌」「今年のアルバム」などの賞を数回にわたり受賞し、各音楽授賞式でも受賞者に名を挙げるなど、大衆性と音楽性を併せ持った国民バンドになった。チャン・ギハと顔たちの最後のアルバムとなる5thフルアルバム、及び活動関連の具体的な情報は、これから順次公開される予定だ。・チャン・ギハと顔たちの日本人メンバー「有名俳優・竜雷太の息子、大変だった」
チャン・ギハと顔たち イ・ミンギ、SNSで活動休止を宣言「なるべく早く復帰する」
チャン・ギハと顔たちのイ・ミンギがしばらく活動を休止する。チャン・ギハは昨日(28日)午後、自身のInstagramに「チャン・ギハと顔たちのギターリスト イ・ミンギくんが、当分活動することが難しくなりました。なるべく早く復帰します。今週末にある公演は予定どおり開催されます」という書き込みを残した。イ・ミンギも自身のInstagramに「個人的な事情により活動が難しく、なるべく早く復帰する」と書き込んだ。チャン・ギハと顔たちはチャン・ギハ、チョン・ジュンヨプ、イ・ミンギ、イ・ジョンミン、長谷川洋平、チョン・イルジュンで構成され、2008年デビューした。チャン・ギハと顔たちは、来月2日に「チャン・ギハCurated 05 チャン・ギハと顔たちTOP20」コンサートを開く。
チャン・ギハと顔たち チョン・ジュンヨプ、明日(27日)6年間交際した恋人と結婚「幸せに暮らします」
バンドチャン・ギハと顔たちのベース チョン・ジュンヨプが結婚を知らせた。チョン・ジュンヨプは昨日(25日)、チャン・ギハと顔たちのファンコミュニティに長い文章を書き込んだ。彼は「5月27日に結婚式を挙げることになりました。相手は写真を撮る人です」と結婚を発表した。チョン・ジュンヨプは結婚相手について「私たちなりに、運命的だった出会いを皮切りに6年間交際し、これからは結婚という名でこれからの出会いを続けていこうと決心しました」と明かした後「好きな音楽や映画を共有しながら、おいしいものを食べに行ったり、旅行や散歩を楽しんだり、いろんなことを学びながら幸せに暮らします」と誓った。
「GREENPLUGGED SEOUL 2017」パク・ジェボムから楽童ミュージシャンまで…豪華ラインナップを発表
パク・ジェボム、チャン・ギハと顔たち、楽童ミュージシャン、DEANらと5月の春の遠足に出ることができる。12日、ミュージックフェスティバル「GREENPLUGGED SEOUL 2017」側は最終のラインナップを公開した。Epitone Project、GUCKKASTEN、キム・ユナ、チャン・ギハと顔たち、パク・ジェボム、楽童ミュージシャン、GlenCheck、DEANなど計82組の豊かなラインナップを確認できる。今回のラインナップに含まれているMDSZとThe Hansは、インディーズシーンで多くの関心を受けている新人だ。新人とは思えないステージで多くの観客を虜にしているという。「GREENPLUGGED SEOUL 2017」は5月20日、21日にソウル蘭芝(ナンジ) 漢江(ハンガン) 公園で開催される。