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危険な関係

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  • “オムファタール”チャン・ドンゴン「王になった男」イ・ビョンホンを越えられるか?

    “オムファタール”チャン・ドンゴン「王になった男」イ・ビョンホンを越えられるか?

    オムファタール(魔性の男)に変身した俳優チャン・ドンゴンが、韓国の映画界を支配する俳優イ・ビョンホンに立ち向かう。チャン・ドンゴンは11日に公開される映画「危険な関係」で、映画「王になった男」のイ・ビョンホンに挑戦状を送った。イ・ビョンホンは先月13日に公開された「王になった男」で、2008年に668万人の観客動員数を記録した映画「グッド・バッド・ウィアード」で打ち立てた自己最高記録を更新するだけでなく、「(観客動員数)1000万俳優」というタイトルまでも狙う。彼は「王になった男」の公開前、王と賤民(最下層の身分とされた人々)の一人二役を演じるということで話題を集めた。公開後は、彼の演技力のほかにも選挙シーズンに合わせて「賤民ハソンが王に扮する姿が、真のリーダーとしての姿を見せている」という評価が集まり、ヒットを続けている。チャン・ドンゴンは、イ・ビョンホンとは異なる魅力で観客を魅了する予定だ。彼は、「危険な関係」で上海を揺るがす最高のプレイボーイのシェイパン役で登場する。今回の映画でチャン・ドンゴンは魔性の悪い男に変身し、女心を揺さぶる。危ういスキンシップでモジエウィ(セシリア・チャン)とトゥパンイ(チャン・ツィイー)を誘惑したかと思えば、絶妙な駆け引きを活用する巧みなテクニックで女性たちを弄ぶ。オムファタールチャン・ドンゴンは、俳優として彼が持つきちんとしたイメージとは正反対の悪い男としての魅力で、今までとは一味違った楽しさを見せる予定だ。映画俳優としての確固たる地位、韓国を揺るがすスター、40代前半の男性俳優など共通点が多いイ・ビョンホンとチャン・ドンゴン。チャン・ドンゴンがイ・ビョンホンの独走にブレーキをかけることができるのか、注目が集まる。

    マイデイリー
  • 【PHOTO】SUPER JUNIOR&SHINee「危険な関係」のVIP試写会に出席“みんな一緒に応援しに来ました”

    【PHOTO】SUPER JUNIOR&SHINee「危険な関係」のVIP試写会に出席“みんな一緒に応援しに来ました”

    アイドルグループSUPER JUNIORのシウォン、ドンへ、イトゥク、SHINeeのミンホが10日の午後、ソウル永登浦区(ヨンドゥンポグ)汝矣島洞(ヨイドドン)のCGV汝矣島店で開かれた映画「危険な関係」(監督:ホ・ジノ)のVIP試写会でフォトセッションに応じている。チャン・ドンゴン、チャン・ツィイー、セシリア・チャンの出演で話題を集めた「危険な関係」はコデルロス・ド・ラクロ作の同名のフランス小説を再構成した作品で、すべての女性から愛される当代最高のプレイボーイと、財力と権力をすべて所有した上海最高の女性の愛をかけた危険なゲームを描いた作品で、11日に韓国で公開される。

    TVレポート
  • 【PHOTO】SUPER JUNIOR イトゥク&SHINee ミンホ「危険な関係」のVIP試写会に出席

    【PHOTO】SUPER JUNIOR イトゥク&SHINee ミンホ「危険な関係」のVIP試写会に出席

    10日の午後、ソウルCGV汝矣島(ヨイド)で行われた、映画「危険な関係」のVIP試写会で、SUPER JUNIORのイトゥクとSHINeeのミンホが入場している。「危険な関係」はホ・ジノ監督が中国の投資会社のオファーを受け、チャン・ドンゴン、チャン・ツィイー、セシリア・チャンなどのトップスターをキャスティングして制作した恋愛映画だ。映画「危険な関係」は1930年代の上海を背景に、社交界の女王モジエウィ(セシリア・チャン)と、上海最高のプレイボーイ、シェイパン(チャン・ドンゴン)が、静粛な未亡人トゥパンイ(チャン・ツィイー)をめぐり、危険な賭けをすることから始まる、破滅的な三角関係を描いた作品だ。「危険な関係」は11日に韓国で公開される。

    OSEN
  • 【PHOTO】少女時代 ユナ「危険な関係」の試写会に出席“愛らしい笑顔”

    【PHOTO】少女時代 ユナ「危険な関係」の試写会に出席“愛らしい笑顔”

    10日の午後ソウルCGV汝矣島(ヨイド)で行われた、映画「危険な関係」のVIP試写会で少女時代のユナがポーズを取っている。「危険な関係」はホ・ジノ監督が中国の投資会社のオファーを受け、チャン・ドンゴン、チャン・ツィイー、セシリア・チャンなどのトップスターをキャスティングして制作した恋愛映画だ。映画「危険な関係」は1930年代の上海を背景に、社交界の女王モジエウィ(セシリア・チャン)と、上海最高のプレイボーイ、シェイパン(チャン・ドンゴン)が、静粛な未亡人トゥパンイ(チャン・ツィイー)をめぐり、危険な賭けをすることから始まる、破滅的な三角関係を描いた作品だ。「危険な関係」は11日に韓国で公開される。

    OSEN
  • 【PHOTO】イ・ジョンヒョク「危険な関係」の試写会に出席“お茶目なロギ兄さん”

    【PHOTO】イ・ジョンヒョク「危険な関係」の試写会に出席“お茶目なロギ兄さん”

    俳優イ・ジョンヒョクが10日午後、ソウル永登浦区(ヨンドゥンポグ)汝矣島洞(ヨイドドン)のCGV汝矣島店で開かれた映画「危険な関係」(監督:ホ・ジノ)のVIP試写会に出席した。チャン・ドンゴン、チャン・ツィイー、セシリア・チャンの出演で話題を集めた「危険な関係」はコデルロス・ド・ラクロ作の同名のフランス小説を再構成した作品で、すべての女性から愛される当代最高のプレイボーイと、財力と権力をすべて所有した上海最高の女性の愛をかけた危険なゲームを描いた作品で、11日に韓国で公開される。

    TVレポート
  • 【PHOTO】2PM「危険な関係」の試写会に出席“女心をくすぐる魅力的な笑顔”

    【PHOTO】2PM「危険な関係」の試写会に出席“女心をくすぐる魅力的な笑顔”

    10日の午後ソウルCGV汝矣島(ヨイド)で行われた、映画「危険な関係」のVIP試写会に2PMが出席した。「危険な関係」はホ・ジノ監督が中国の投資会社のオファーを受け、チャン・ドンゴン、チャン・ツィイー、セシリア・チャンなどのトップスターをキャスティングして制作した恋愛映画だ。映画「危険な関係」は1930年代の上海を背景に、社交界の女王モジエウィ(セシリア・チャン)と、上海最高のプレイボーイ、シェイパン(チャン・ドンゴン)が、静粛な未亡人トゥパンイ(チャン・ツィイー)をめぐり、危険な賭けをすることから始まる、破滅的な三角関係を描いた作品だ。「危険な関係」は11日に韓国で公開される。

    OSEN
  • 【PHOTO】Ara「危険な関係」の試写会に出席“輝くオーラ”

    【PHOTO】Ara「危険な関係」の試写会に出席“輝くオーラ”

    女優Araが10日の午後、ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)区汝矣島洞(ヨイドドン)のCGV汝矣島店で開かれた映画「危険な関係」(監督:ホ・ジノ)のVIP試写会に出席した。チャン・ドンゴン、チャン・ツィイー、セシリア・チャンの出演で話題を集めた「危険な関係」はコデルロス・ド・ラクロ作の同名のフランス小説を再構成した作品で、すべての女性から愛される当代最高のプレイボーイと、財力と権力をすべて所有した上海最高の女性の愛をかけた危険なゲームを描いた作品で、11日に韓国で公開される。

    TVレポート
  • 【PHOTO】チャン・ドンゴン&セシリア・チャン、映画「危険な関係」の試写会に出席“仲良くポーズ”

    【PHOTO】チャン・ドンゴン&セシリア・チャン、映画「危険な関係」の試写会に出席“仲良くポーズ”

    10日の午後ソウルCGV汝矣島(ヨイド)で行われた、映画「危険な関係」のVIP試写会で、チャン・ドンゴンとセシリア・チャンがポーズを取っている。「危険な関係」はホ・ジノ監督が中国の投資会社のオファーを受け、チャン・ドンゴン、チャン・ツィイー、セシリア・チャンなどのトップスターをキャスティングして制作した恋愛映画だ。映画「危険な関係」は1930年代の上海を背景に、社交界の女王モジエウィ(セシリア・チャン)と、上海最高のプレイボーイ、シェイパン(チャン・ドンゴン)が、静粛な未亡人トゥパンイ(チャン・ツィイー)をめぐり、危険な賭けをすることから始まる、破滅的な三角関係を描いた作品だ。「危険な関係」は11日に韓国で公開される。

    OSEN
  • 【PHOTO】コ・ソヨン「危険な関係」の試写会に出席“夫の応援に来ました”

    【PHOTO】コ・ソヨン「危険な関係」の試写会に出席“夫の応援に来ました”

    10日午後、ソウルCGV汝矣島(ヨイド)で行われた、映画「危険な関係」のVIP試写会にコ・ソヨンが出席した。「危険な関係」はホ・ジノ監督が中国の投資会社のオファーを受け、チャン・ドンゴン、チャン・ツィイー、セシリア・チャンなどのトップスターをキャスティングして制作した恋愛映画だ。映画「危険な関係」は1930年代の上海を背景に、社交界の女王モジエウィ(セシリア・チャン)と、当代切ってのプレイボーイ、シェイパン(チャン・ドンゴン)が、貞淑な未亡人トゥパンイ(チャン・ツィイー)をめぐり、危険な賭けをすることから始まる破滅的な三角関係を描いた作品だ。「危険な関係」は11日に韓国で公開される。

    OSEN
  • 「危険な関係」魔性の男チャン・ドンゴン、心と体は一体どこへ?

    「危険な関係」魔性の男チャン・ドンゴン、心と体は一体どこへ?

    オペラ「ドン・ジョヴァンニ」と映画「霜花店(サンファジョム)-運命、その愛」から見る「危険な関係」「危険な関係」のシェイパン(チャン・ドンゴン)は、上海最高のプレイボーイだ。女と付き合うも、決して女に心を許さないので、いつも傷つくのは女のほうだ。このようなシェイパンが、静粛な未亡人トゥパンイ(チャン・ツィイー)を落とせるかをめぐり、モジエウィ(セシリア・チャン)と賭けをする。シェイパンは、ベビーのように若く女を簡単に落とせる、何も知らない女よりは、上れない木のように見える静粛なトゥパンイに、征服欲が出る。果たしてトゥパンイは死別した夫の次に、シェイパンにも心を許すのか。オペラのファンが「危険な関係」を観れば、一気にシェイパンと被るオペラの登場人物を思い浮かべるだろう。それは「ドン・ジョヴァンニ」の主人公、ドン・ジョヴァン二だ。イタリアの名前であるドン・ジョヴァン二よりは、大衆に馴染み深いフランス式の名前で呼んだほうが良いだろうか。ドン・ジュヴァン二をフランス式に発音するとドン・ジュアンになる。お分かりだろうか。ドン・ジュアンと言えば、カサノバと共に、欧州では指折りのプレイボーイだ。東洋の上海にシェイパンがいれば、西洋の欧州にはドン・ジョヴァン二がいる。ドン・ジョヴァン二は2000人を超える女性を弄んだ、稀代のプレイボーイなのだ。その対象もまた色々だ。ドン・ジョヴァン二は母国であるスペイン人ではもの足りず、イタリア、フランス、ドイツなど、多国籍恋愛を誇る。シェイパンとドン・ジョヴァン二はいずれも、プレイボーイという点では共通している部分がある。しかし、シェイパンとドン・ジョヴァン二は同じ部類のプレイボーイではない。ドン・ジョヴァン二は女を弄ぶこと自体が目的で、女目当てのプレイボーイではない。ドン・ジョヴァン二にとって女は、通過の対象であって、最終目的地ではない。「心と体は別」ではなく、女に心を許す余地がまったくないのである。オペラ「ドン・ジョヴァン二」の結末を因果応報として受け止めるのも、ドン・ジョヴァン二のこのような価値観からだ。女の体だけを求め心を許さない、色情に染められたドン・ジョヴァン二への罰だと言えよう。しかし、シェイパンの場合はドン・ジョヴァン二とは違う。最初はトゥパンイを誘惑することが目的で、トゥパンイとの交際自体が目的ではなかった。この地点まではドン・ジョヴァン二と一緒だ。しかしシェイパンに対するトゥパンイの関心が高まるにつれ、シェイパンもトゥパンイに引かれ始める。ここからプレイボーイのゲームの法則が崩れ始める。今までシェイパンの信条だった「心と体は別」という公式に亀裂が生じ始めるのである。最初はあまり興味がなかったが、次第に相手に引かれ始めるシェイパンの場合は、骨の髄まで悪人のドン・ジョヴァン二とは違うケースだ。シェイパンとドン・ジョヴァン二はいずれも「心と体は別」との価値観から女と付き合う。しかしその過程が違うのだ。ドン・ジョヴァン二は、地獄の炎に連れて行かれる最後の瞬間までも自身の価値観を貫く。しかしシェイパンは自分も知らないうちに、トゥパンイに引かれ始める。心と体が別ではなく、一緒に動き始め、今まで徹底して貫いてきた自身の価値観が揺れ始める。こうしてみると「危険な関係」のシェイパンは「霜花店-運命、その愛」の護衛武士ホンニム(チョ・インソン)と共通点がある。ホンニムは自身の意志とは関係なく、王の命令によって王妃と寝る。寝る瞬間までも、ホンニムは王妃に異性としての感情を抱かなかった。しかし、関係を持ってからは違った。体で情が移ってから、王妃に思いを寄せ始め、王に内緒で二人で会うことになる。最初は心と体が別だった状態で出発するシェイパンとホンニム、しかし二人とも徐々に相手に心まで許すことにより、心と体が一つになる恋愛を始める。シェイパンのトゥパンイへのゲームが持続されるためには、ドン・ジョヴァン二のように、最後まで心を許してはいけない。しかしシェイパンは違った。最初から許すつもりのなかった心まで、相手のトゥパンイに許してしまうからだ。恋をゲームだと勘違いして生きてきたドン・ジョヴァン二は悲劇的な最後を迎える。「心と体は別」とのルールを破り、王妃と危険な関係に陥ったホンニムもまた、その最後が平坦ではない。果たしてシェイパンはドン・ジョヴァン二とホンニム、この二人の悲劇的な結末を無事に乗り越えて、トゥパンイと結ばれるのか。ゲームで始めた恋が真剣になってしまった、危ういプレイボーイシェイパンの結末が気になる。

    oh!my star
  • 「危険な関係」チャン・ドンゴン“レスリー・チャンが欲しがった役だと聞いてプレッシャーを感じた”

    「危険な関係」チャン・ドンゴン“レスリー・チャンが欲しがった役だと聞いてプレッシャーを感じた”

    品のあるジェントルマン、「紳士の品格」の主人公、キム・ドジンとして女性の枯れた心をときめかせたチャン・ドンゴン。多くの女性を騒がせた恋愛の達人でも足りなかったのだろうか。新作では上海最高のプレイボーイに変身した。映画「危険な関係」(監督:ホ・ジノ)のチャン・ドンゴンは世の中で一番悪い男だ。1930年代上海の社交界を思いのままにもてあそぶシェイパン役を演じる。90年代の青春スターから駆け引きの達人に変身したのだ。結婚した後から彼の魅力はさらに上昇している。誰かの夫になってしまったこの男。だが作品中の彼はなぜこんなに誘惑的なのだろうか。「『紳士の品格』より『危険な関係』を先に撮影した。『マイウェイ 12,000キロの真実』以来、自分にうんざりしていた。固定された僕のイメージに嫌気が差した。何か新しいものをしたかった。『危険な関係』の台本をもらった時、『友へ チング』を思い出した。初めてシナリオを読んだ時の感情を思い出したのだ。ギャップのあるキャラクターに惹かれたし、繊細な感情演技ができると思って選んだ。具体的ではないけど、漠然とうまくやれると思った」学校に通うような気持ちで撮影した「危険な関係」―16歳の少女ベイベイの純潔を奪うシーンが衝撃的だった。チャン・ドンゴン:ベイベイとのシーンは内容と違う方向に編集された唯一の部分だ。撮影する時にはコミカルな雰囲気だった。笑いを誘う場面として使おうとしたが、未成年者を弄ぶように見える内容なので審議に問題があった。「危険な関係」は中国の観客を対象にした映画なので、審議の基準が韓国とは違っていた。演じる時にはコミカルだったが、スクリーンで見たらすごく真剣な感じがした。とりあえず中国の方の観点に焦点を合わせて雰囲気を少し変えた。中国では一度審議を通ると、その映画全体の観覧が可能になるのでさらに気を使った。―派手な大作映画と哀切な恋愛映画、より演技しやすかったジャンルは?チャン・ドンゴン:演技しやすいジャンルはない。どちらも非常に難しい。大作映画は最初から老若男女、誰もが観られる映画にしなければならないので、そのような映画の主人公になると、普遍的な感性に沿って演じなければならない場合がある。長い間そのような演技をしていると、欠乏感のようなものが生まれ、それを埋めたくて他のジャンルを渇望することになると思う。「コースト・ガード」「ロスト・メモリーズ」などの作品を選んだのもそんな理由からだった。「危険な関係」を通じて、前作からの欠乏感を埋めたかった。―「危険な関係」では中国人キャラクターを演じたが、全然違和感がなかった。チャン・ドンゴン:「PROMISE 無極」以来の中国映画なので、そんなに難しいことはなかった。幸い中国語の演技に慣れていた。ただ「危険な関係」は「PROMISE 無極」よりセリフの量がはるかに多かったし、頑張って覚えたのに撮影当日に台本が変わることがあった。おかげで集中することができたし、ホ・ジノ監督とたくさん話をすることもできた。今回は作品を選び、撮影に入る前まで準備する時間がなかった。中国語のセリフに対する負担もあったが、ホ・ジノ監督が必要なら吹き替えを活用しようと負担を減らしてくれた。しかし吹き替えはやはりぎごちなかった。仕方ないと思って、最後まで中国語で頑張った。―ホ・ジノ監督との調和はどうだったか。チャン・ドンゴン:ホ・ジノ監督は延世(ヨンセ)大学哲学科出身だ。だから何事も疑い続け、言葉で説明できることを目指す。演技に対するディレクションをあまりしないタイプでもある。僕は演出家の考えに従うタイプだが、ホ・ジノ監督は自身の意見に俳優がただついていくのを好まなかった。撮影する時間に比例するほどの時間をキャラクターについてお互いに話し合うことに割いた。一緒に仕事をしながらたくさん学んだ。最初はホ・ジノ監督のスタイルに慣れなくて大変だった。「何が違う?」「同じじゃないのか?」と疑った。しかし慣れると面白かった。映画の中盤以降からキャラクターに対する方向性が決まり、僕自身もシェイパンを楽しむことができた。「危険な関係」の照明監督が「現場でこんなに楽しそうなチャン・ドンゴンは初めてだ」と言うほどだった。学校に通うような気持ちだった。―韓国人監督と俳優が参加した中国映画だ。チャン・ドンゴン:中国でホ・ジノ監督は言葉通りレジェンドだった。「八月のクリスマス」が中国の監督や俳優たちにインスピレーションを与えたという。まるで僕たちが「ラヴソング」(原題:甜蜜蜜、監督:ピーター・チャン)と「男たちの挽歌」(原題:英雄本色、監督:ジョン・ウー)を思い浮かべるように。チャン・ツィイーとセシリア・チャンがオッパと呼ぶ男―「危険な関係」を原作にした映画が多いが、どんな作品を参考にしたのか?チャン・ドンゴン:「スキャンダル」は公開された当時に試写会で見た。先入観を恐れて映画撮影に入る前に見た作品はない。キャラクターに対する方向性がある程度決まった後に見たが、個人的には1988年に公開されたスティーヴン・フリアーズ監督の「危険な関係」が一番よかった。ジョン・マルコヴィッチがヴァルモン子爵役を演じたが、名優であるだけに印象深い演技を見せてくれた。シェイパン役はレスリー・チャンが欲しがった配役だと聞いた。「危険な関係」は彼がまだ生きていた時に企画された作品だった。そういう話を聞くと何となくプレッシャーが感じられた。ハハ―プレイボーイキャラクターを演じるために、どんな工夫をしたか?チャン・ドンゴン:自然に思い浮かぶイメージがあった。「1930年代の上海社交界のプレイボーイはこんな姿だろう」と想像した。最初はシェイパンをもっと暗くて魔性があふれるキャラクターにするつもりだった。しかしホ・ジノ監督がユーモラスなシェイパンを求めた。結局、悪くない選択だった。―愉快だが、観客をむっとさせたりもしたシェイパン役をうまくこなした。チャン・ドンゴン:いつも作品が終わった後には名残惜しい気持ちがあったが、今回はあまりそんな気持ちにならなかった。僕のエネルギーを全部注いだ。特に僕が作ったシーンが2シーンくらいあるが、うまく表現されたと思う。特にトゥパンイ(チャン・ツィイー)を誘惑するために祖母の家を訪れるシーンだ。もともとはすっきりしたスーツ姿だったが、ふと「この時代にもサングラスはあったのか?」と好奇心がわいてきた。衣装チームに聞いてみると当時もそのようなファッションがあったと言うから反映した。またトゥパンイに別れを告げるシーンもそうだ。鏡の前でシェイパンの本音を見せるところを強くアピールした。―チャン・ツィイーとのキスシーンがかなり濃艶だったが。チャン・ドンゴン:キスシーンのレベルはともかく、映画の情緒によってそんなふうに見えるんだと思う。実際、「紳士の品格」でソ・イス(キム・ハヌル)にしたキスとあまり変わらない。ただ映画の雰囲気が強烈なので、より記憶に残るみたいだ。―セシリア・チャンとは「PROMISE 無極」以来2回目の共演だ。お互いの愛称があるのか?チャン・ドンゴン:僕は名前で呼ぶが、セシリア・チャンとチャン・ツィイーは僕のことを「オッパ(お兄さん)」と呼ぶ。今回、映画のプロモーションのために中国を訪れたが、ファンが「オッパ」と呼んでくれた。中国の人々は、「オッパ」という言葉の発音を好み、面白がるみたいだ(笑) 勉強が必要だとは思うが、最終的な目標は映画制作―所属されているAMエンターテインメントが最近、SM C&Cと合併した。チャン・ドンゴン:それは僕の内面的な変化と関係がある。気付いてみたら僕は後輩たちの垣のような存在になっていたが、彼らの動きが大きくなって僕の領域が狭くなった。自分自身に集中したいと思っていたし、将来に対する悩みもあった。アン・ソンギ先輩のように、一生俳優の道を歩くのも価値があって、すばらしいことだと思う。しかしある時「自分がやりたいキャラクターがあるのに物理的にも肉体的にもそれが無理だとすれば、どう対処したらいいのか」という疑問を感じるようになった。そして、そういう時に映画を制作してみたいと思った。自然にそういう分野に興味を持つようになった。そのようなことを満たすためには、合併が必要だった。合併することを決めた後、芸能界の力が片方に偏って強い影響力を持つ巨大な会社が誕生したという懸念の声も聞いた。そのような点に対しては、もう少し見守ってほしい。―SMエンターテインメントを選んだ理由は?チャン・ドンゴン:イ・スマン先輩とは昔からの知り合いだ。所属事務所に対して話し合ってみると、僕の考え方と合うところが多かった。通じたというか。彼のビジョンがかっこよかった。「イ・スマンになら、僕のことを任せてもいい」と確信した。中国や海外市場に対する点も反映されている。―SMエンターテインメントの末っ子として呼ばれているが?チャン・ドンゴン:100%冗談で言ったことだ。BoAは彼女が小学校6年生の頃から見てきた。親しいから冗談を言ったのだ。SHINee ミンホ、SUPER JUNIOR シウォンともプライベートでよく会っている。だからただ可愛く思う(笑) ―普段から映画制作に興味があったのか?チャン・ドンゴン:若い頃は「俳優だけ」と強く思っていたが、今は映画を制作してみたい。特にホ・ジノ監督と映画全般に対して話をする過程で自然と興味が沸いてきた。ホ・ジノ監督の影響が大きかった。今後僕が外食ビジネスで成功することもないだろうし(笑) もちろんたくさん勉強しなければならないと思うが、映画人としてうまくできる仕事は映画制作だと思う。漠然とした夢だけど。

    TVレポート
  • 「危険な関係」チャン・ツィイー、出演の感想を語る“素晴らしい経験だった”

    「危険な関係」チャン・ツィイー、出演の感想を語る“素晴らしい経験だった”

    チャン・ツィイーが、「危険な関係」の撮影に対して素晴らしい経験だったと感想を伝えた。チャン・ツィイーは5日午後、釜山神世界センタムシティー文化ホールで開かれた第17回釜山国際映画祭(BIFF)ガーラプレゼンテーション映画「危険な関係」の記者会見で、「『危険な関係』は素晴らしい経験だった」と述べた。韓国語で「アンニョンハセヨ」と挨拶したチャン・ツィイーは「釜山に来ることになり嬉しい。初めての釜山国際映画祭訪問で、多くの方にお目にかかることになり嬉しく思う」と話した。続いて「『危険な関係』は個人的にも好きな作品だったし、韓国の監督との共演は今回が初めてでなく2回目だが、忘れられない経験だった。素晴らしい監督や俳優たちと共演する、素晴らしい機会を得られ、役者として記憶に残る経験だった。キャラクターも良かった」と付け加えた。チャン・ツィイーが映画で貞淑な未亡人トゥパンイ役を熱演した。「危険な関係」は、上海最高のプレイボーイシェイパンと上海社交界の女王モジエウィ(セシリア・チャン)が貞淑な未亡人トゥパンイの愛を勝ち取れるか賭けを始めながら繰り広げられる物語を描く作品で、韓国では11日に公開される。

    OSEN