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豚の王

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  • 「豚の王」キム・ソンギュ、重たい作品で演技に対する悩みも?“視聴者がどのように考え理解してもらえるか…”

    「豚の王」キム・ソンギュ、重たい作品で演技に対する悩みも?“視聴者がどのように考え理解してもらえるか…”

    ※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。俳優のキム・ソンギュが、TVINGオリジナルシリーズ「豚の王」に関するインタビューに応じた。彼は所属事務所のサラムエンターテインメントを通じて「この作品を一緒に作ってくれたすべての方々に感謝を言いたいです。ストーリー、人物の感情、特に幼い頃の出来事が余韻として残っています。意味のある作品に参加することができて感謝しています」と感想を語った。続いて、特定のジャンルを扱う作品での演技に気を使う点は「そのジャンルの特性上、劇的な状況をたくさん演じるので、観ていただく方々の集中の邪魔にならないように、未熟ながらに人物の感情を理解して演じるために努力しています」とし「チョン・ジョンソクを演じながら、ジョンソクという幼い人がしてはならない選択をした理由と、成人になった今の選択を受け入れてもらえるかどうかを、視聴者が理解して考えていただく必要がある、という悩みが大きかったです。そのような部分を表現するのは容易ではありませんでした」と明らかにした。また、撮影現場の雰囲気を問う質問には「スタッフ全員が情熱を持って明るい雰囲気で撮影しました。この作品は重くて大変なストーリーですが、チェ・ジョンアン先輩は愉快で気楽に現場の雰囲気を作ってくださいました。キム・ドンウク先輩は、共演するシーンが大変で不安なシーンが多かったですが、すごく助けになりました」とし「いつも撮影をしながらたくさんの協力をいただきますが、特に今回の作品はすべての俳優やスタッフたちに支えられた作品でした」と、感謝の気持ちを表現した。キム・ソンギュは「豚の王」で、20年ぶりに現れた連続殺人犯の友達ファン・ギョンミン(キム・ドンウク)を追う刑事チョン・ジョンソク役を務めて、安定した演技で強烈なインパクトを与えた。特に劇中でトラウマに悩まされ、殺人事件に深く関わっていたどんでん返しを繊細に描き、「豚の王」をウェルメイドストーリーに仕上げた。映画「犯罪都市」「悪人伝」「キングダム」「ある日~真実のベール」に続いて「豚の王」まで、しっかりしたジャンルのフィルモグラフィーを築いた。彼は7月に韓国で封切り予定の映画「ハンサン ―龍の出現―」でまた新たな魅力を披露すると期待されている。――「豚の王」の撮影が終了した感想を聞かせてください。キム・ソンギュ:この作品を一緒に作ったすべての方々に感謝を言いたいです。ストーリー、人物の感情、特に幼い頃の出来事が余韻として残っています。意味のある作品に参加することができて感謝しています。――「豚の王」は校内暴力を題材にしていて、キム・ソンギュさんが務めた役もかつていじめの被害者でしたが、演じるにあたって難しかった点や気を使った部分は何ですか? キム・ソンギュ:ジョンソクという幼い人がしてはならない選択をした理由と、成人になった今の選択を受け入れてもらえるかどうか、視聴者が理解して考えていただく必要がある、という悩みが大きかったです。そのような部分を表現するのは容易ではありませんでした。中2以降、20年という時間を後悔と涙ではなく、歯を食いしばって耐えるチョン・ジョンソクだったらいいなと思いました。中2以降の友人たちも自分自身すらも消そうとしたんじゃないでしょうか。――最も記憶に残る場面や印象深いセリフは何ですか?キム・ソンギュ:セリフの中では「豚である僕たちが、犬に勝てる方法はそれしかない」です。記憶に残るシーンはチョル(チェ・ヒョンジン)とギョンミン、ジョンソクが、廃家でソファーに座って、事件を起こす前に写真を撮った場面です。幼い子供たちがあのような言葉と行動を取るのが、あまりにも子供っぽくて残念で余韻が長かったです。――現場の雰囲気や共演俳優たちとの雰囲気はいかがでしたか?キム・ソンギュ:現場の雰囲気はとても良かったです。キム・デジン監督、キム・サンウ監督、スタッフ全員が情熱を持って明るい雰囲気で撮影しました。僕は広域捜査隊のエースとして出演するので、仲間たちが僕に従って信じてくれなければならないんですが、共演した広域捜査隊のイ・テゴム、アン・ドゥホ、ジチャン、パク・ジンさんが、撮影中も普段も僕を信じてくれて支えてくれたからこそ、僕がエースのように見えることができたと思います。演技も上手で優しい方々と共演できて嬉しかったです。カン・ジナ先輩役のチェ・ジョンアン先輩は、僕たちの作品が重くて大変な話でも、愉快で気楽に現場の雰囲気を作ってくれました。作品に対する愛情や悩みも一緒に分かち合って信頼してくれた、ありがたい先輩です。キム・ドンウク先輩は、共演するシーンが大変で不安なシーンが多かったですが、すごく助けになりました。何度も厳しい状況に直面するジョンソクの立場で、先輩の演技に一緒に集中することができました。いつも撮影をしながらたくさんの協力をいただきますが、特に今回の作品はすべての俳優やスタッフたちに支えられた作品です。――コメントや知人たちの反応の中で、最も記憶に残る言葉は何でしたか?キム・ソンギュ:「面白い」「すべての俳優たちの演技が良い」「残念で心が痛む」というコメントが記憶に残っています。――「犯罪都市」「悪人伝」「キングダム」「ある日~真実のベール」に続いて「豚の王」で、さまざまなジャンルで活躍して、K-ジャンルを代表する俳優に浮上しています。特定のジャンルを扱う作品で演技をする時(または準備する時)、特に気を使った点は何ですか? また、人々はどうしてキム・ソンギュさんの演技がお好きだと思いますか?キム・ソンギュ:特定のジャンルだからといって特別に準備することはありません。そのジャンルの特性上、劇的な状況をたくさん演じるので、観ていただく方々の集中の邪魔にならないように、未熟ながらも人物の感情を理解して演じるために努力しています。人々に好評されるジャンルで素敵な役を任せてもらえたことが、理由といえば理由ではないでしょうか。――最後にチョン・ジョンソクに言いたいことはありますか?キム・ソンギュ:申し訳ない気持ちです。撮影しながらどこか申し訳ない感情がありました。チョル、ギョンミン、ジョンソク、皆に。

    OSEN
  • チェ・ジョンアン、ドラマ「豚の王」放送終了の感想を語る“新たな姿を披露できて幸せだった”

    チェ・ジョンアン、ドラマ「豚の王」放送終了の感想を語る“新たな姿を披露できて幸せだった”

    女優のチェ・ジョンアンが「豚の王」放送終了の感想を語った。TVINGオリジナルシリーズ「豚の王」で、チェ・ジョンアンは原理原則を守る刑事カン・ジナに扮し、素晴らしい演技を披露した。同作でチェ・ジョンアンが扮したカン・ジナは、現場の手がかりは一つも見逃すことのない執念深い人物で、連続殺人の容疑者ファン・ギョンミン(キム・ドンウク)と彼を追うチョン・ジョンソク(キム・ソンギュ)の間で自身の信念を守るために奮闘し、作品への没入度を高めた。特にカン・ジナは原作にはなかった新たに創作されたキャラクターで、過去と現在をつなぐ媒体としての役割を担っており、事件の解説者でもある。視聴者がストーリーを理解できるように作品をリードする案内者として活躍した。チェ・ジョンアンは前作でのキャラクターを全く連想させないほど、作品に入り込んだ姿で登場した。刑事として演じる時には重みのある演技を展開し、臨場感あふれる演技力で刑事カン・ジナそのものとして、完璧に表現した。チェ・ジョンアンは「『豚の王』が12話まですべて公開されました。『豚の王』をたくさん愛していただき、多くの関心を送ってくださって本当に感謝しています。特に今回の作品は私の知人たちからも『とても面白く観ているよ』というメッセージをたくさんいただいた作品です。確かに前作とは違う雰囲気を自ら感じた作品でした」と言って、「豚の王」に対する関心と愛に対する感謝の意を改めて伝えた。さらに「私も新たに刑事役に挑戦し、視聴者の皆さんにカン・ジナを披露できて幸せでした。『豚の王』だけでなく、どんな作品が終了してもすぐには実感できませんが、今回は特にカン・ジナから離れるには時間がもうちょっとかかりそうです。視聴者の皆さんにも深い余韻が残り、作品が伝えたいメッセージをじっくり考え、共感できる作品として残ったらと思います」と作品に向けた深い愛情を示した。

    Newsen
  • キム・ドンウク、ドラマ「豚の王」最終回を迎えて感想を語る“様々なハンディキャップも…多くの関心に感謝”

    キム・ドンウク、ドラマ「豚の王」最終回を迎えて感想を語る“様々なハンディキャップも…多くの関心に感謝”

    ※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。俳優のキム・ドンウクがもう一つの人生のキャラクターを誕生させた。彼は、韓国で今月22日に公開されたTVINGオリジナルシリーズ「豚の王」(演出:キム・デジン、キム・サンウ、脚本:タク・ジェヨン)で、ある事件をきっかけに残酷な殺人鬼に変わるファン・ギョンミン役に扮し、優れた演技でもう一度信頼できる俳優として底力を発揮した。ファン・ギョンミンは学生時代、いじめによる被害者から連続殺人の加害者になってしまった皮肉なキャラクターだ。キム・ドンウクは持ち前の冷静な眼差しと繊細な感情表現でスリラーの醍醐味を味わせた。特に、中学校時代に消えない傷を残した加害者たちに立ち向かい、最終的に忘れられない記憶を残したキム・チョル(チェ・ヒョンジン)のように、ファン・ギョンミンも罪悪感なく生きていくいじめの加害者たちに殺人を通じて仕返しするストーリーを披露し、注目を浴びた。この時、キム・ドンウクは時間が経つほど暴力の加害者への復讐心と憎悪感を隠すことができず、復讐をしながらも、その中で生じる小さな感情の変化までそのまま伝え、複雑な人物の心理を見事に表現し、没入感を最大化した。彼は「ジャンルの特性と年齢制限など、様々なハンディキャップがあったにもかかわらず、思ったより多くの方が関心を持って視聴してくださって感謝しています。すべての作品が『豚の王』のように社会的な、あるいは特殊なメッセージを伝えなければならないわけではないが、より勇敢に多様な題材とジャンル、ストーリーを盛り込む作品が出ることを願っています」とし、「豚の王」への関心に感謝した。続けて「僕もこれからも絶えず悩み、一生懸命に演技する姿をお見せできるよう最善を尽くします。これからも『豚の王』にたくさんの関心をお願いします」と呼びかけた。

    Newsen
  • キム・ドンウク&キム・ソンギュ&チェ・ジョンアン出演、ドラマとして再誕生した「豚の王」に期待(総合)

    キム・ドンウク&キム・ソンギュ&チェ・ジョンアン出演、ドラマとして再誕生した「豚の王」に期待(総合)

    2022年上半期最高の問題作であるTVINGオリジナル「豚の王」がベールを脱いだ。本日(15日)午後2時、TVINGオリジナル「豚の王」の制作発表会がオンラインで生中継された。俳優のキム・ドンウク、キム・ソンギュ、チェ・ジョンアンと共に脚本家のタク・ジェヨンと制作者のイ・ジェムンが出席した。今月18日に公開を控えている同作は、ヨン・サンホ監督の同名の長編アニメを原作としている。連続殺人事件の現場に残された20年前の友人のメッセージから、暴力の記憶を思い出すことになった人々のストーリーを描いた追跡スリラーだ。キム・ドンウクが務めるファン・ギョンミンは、何某かの理由により過去のトラウマから目覚め、急激な心境の変化を経験する人物だ。キム・ドンウクは「子役が築いた叙事を成人キャラクターが葛藤を起こして事件を起こす。どんな心理でこのような行動に及んだかを中心に表現しようとした」と話した。続いて「ファン・ギョンミンはいじめの被害者だ。演技する時に色々な考えや感情が交差した。慎重に接近して真剣に考えて表現しなければならなかった。訳ありの人物で、胸の痛む背景を持っている人物だが、ギョンミンだけでなく社会が体験している問題であり、メッセージについて悩んだ。容易ではなかった」と付け加えた。キム・ソンギュは、広域捜査隊の警部補チョン・ジョンソクに扮し、友人だったファン・ギョンミンを追跡する。彼は「僕は主に犯罪者役を務めてきたが、原作を見る前に台本を先に読んだけれど、緊張感をもって最後まで読んだ。監督に会ってみて、いい作品になると思った。しかもキム・ドンウクが出演するということなので、断る理由もなく受け入れた」と明らかにした。また「刑事という職業が重要な作品だが、それ以前にチョン・ジョンソクがどのように20年を過ごしてきたのか、ギョンミンに会って過去の記憶から抜け出したい刑事で友人として冷静に事件を見る。人間的に様々な感情が生じる。行き場のない1人の人間としての姿を一緒に考えられるように演技した」と説明した。チェ・ジョンアンは、原作にない原則主義者刑事のカン・ジナを演じる。彼女は「台本が本当に面白かった。スリラージャンルには初めて挑戦するけど、私のキャラクターが最初は見慣れないかもしれないが、そうじゃないという気分の良い共感を呼びたくて選択した。荒っぽく見づらい強い部分があるが、解説者の感じのカン・ジナだ。視聴者の立場で一諸に推理することができる」とアピールした。ヨン・サンホ監督が手掛けた長編アニメ「豚の王」は、悲劇的な運命の人物たちを通じて、学校内でのいじめをはじめとする社会の暴力の起源を描いて話題を呼んだ。2012年の「カンヌ国際映画祭」や多数の映画祭ですでに作品性を認められており、ドラマとして再誕生した同作に期待が高まっている。脚本家のタク・ジェヨンは「原作ファンを裏切らないようにしよう、そして知らない方々も十分に楽しめるように書こう、この2つに重点を置いた。原作が与える重要なメッセージはそのままリメイクして、成人パートはリブートしようと思った。追跡スリラーの面白さを加えて、初めて見る方々も集中して観られるように書いた。原作では疲弊した成人たちが過去を思い浮かべるが、ドラマではおぞましい過去を持つ人物たちが成人になってどのように生きているかを取り扱った」と説明した。制作者のイ・ジェムンも「原作のオーラが強い。暗くて聞きづらい話だが、私たちは12部作12時間以内にお見せしなければならなかった。興味深く観られるポイントに最も重点を置いた。ファン・ギョンミンとチョン・ジョンソクは追いつ追われつではあるが、似ている人物だ。原作とは違って2人が感じる皮肉さと感情の幅を最高値で伝えたかった」と明らかにした。

    OSEN
  • 【PHOTO】キム・ドンウク&キム・ソンギュ&チェ・ジョンアン、新ドラマ「豚の王」制作発表会に出席

    【PHOTO】キム・ドンウク&キム・ソンギュ&チェ・ジョンアン、新ドラマ「豚の王」制作発表会に出席

    15日午後、TVINGオリジナルシリーズ「豚の王」の制作発表会がオンラインで開かれ、俳優のキム・ドンウク、キム・ソンギュ、チェ・ジョンアンが出席した。同作は、連続殺人事件の現場に残された20年前の友人のメッセージから、暴力の記憶を思い出すことになった人々のストーリーを描いた追跡スリラーだ。TVINGで今月18日に公開される。・キム・ドンウク&キム・ソンギュ主演、新ドラマ「豚の王」第1話の予告編を公開・キム・ドンウク&キム・ソンギュ主演、新ドラマ「豚の王」メイン予告編を公開

    TVレポート
  • キム・ドンウク&キム・ソンギュ主演、新ドラマ「豚の王」第1話の予告編を公開

    キム・ドンウク&キム・ソンギュ主演、新ドラマ「豚の王」第1話の予告編を公開

    「豚の王」が第1話の予告編を通じて追跡の序幕を開いた。韓国で18日に初公開されるTVINGオリジナルシリーズ「豚の王」(演出:キム・テジン、キム・サンウ、脚本:タク・ジェヨン、制作:Hidden Sequence、スタジオドラゴン、提供:TVING、原作:同名アニメーション)で、連続殺人事件に絡んだキム・ドンウク(ファン・ギョンミン役)、キム・ソンギュ(チョン・ジョンソク役)の繋がりと、それを追うチェ・ジョンアン(カン・ジナ役)の姿が盛り込まれた第1話の予告編が解禁となり、推理本能を刺激している。殺人事件の現場に残されたメッセージを捜査するチョン・ジョンソク、カン・ジナの姿で始まった映像は雨の中を彷徨うファン・ギョンミンの危険な表情につながって緊張感が漂う。事件現場のメッセージを見て疑問を抱いたカン・ジナは、2人の繋がりを暴き始める。同じ年にファン・ギョンミンとチョン・ジョンソクがそれぞれ自主退学と転校をしたことが明かされ、2人の関係をめぐる疑問が大きくなっていく。そんな中、次のターゲットを狙うファン・ギョンミンの目も輝いており、危機感を高める。彼のトラウマと繋がっているのように見える疑問の男は「当時、面白い思い出がとても多かったけどな」と喜び、ファン・ギョンミンを刺激する。彼に向けたセリフのように「幸せそうですね」と口ずさむファン・ギョンミンの声がすぐにでも何かが起こりそうな不安な雰囲気を形成する。また誰かに呼び出されて急いで出ていくチョン・ジョンソク、カン・ジナの姿が続き、衝撃を与える。「君のおもちゃだったファン・ギョンミン、覚えてないか?」というファン・ギョンミンの叫びは誰に向けたのか、平凡な日常を過ごしていた彼のトラウマに触ったきっかけは何なのか、好奇心を刺激する。本格的な追跡のスタートを知らせる第1話の予告編を通じて、期待を高めている「豚の王」はヨン・サンホ監督の同名長編アニメーションに、TVINGオリジナルシリーズだけの脚色を加えて新しいウェルメイドシリーズの誕生を予告している。連続殺人事件の現場に残された20年前の友人のメッセージから、暴力の記憶を思い出すことになった人々のストーリーを描いた追跡スリラー「豚の王」は、今月18日にTVINGで初公開される。

    TVレポート
  • キム・ドンウク&キム・ソンギュ主演、新ドラマ「豚の王」メイン予告編を公開

    キム・ドンウク&キム・ソンギュ主演、新ドラマ「豚の王」メイン予告編を公開

    「豚の王」のメイン予告編が公開された。韓国で3月18日に初公開されるTVINGオリジナルシリーズ「豚の王」(演出:キム・テジン、キム・サンウ、脚本:タク・ジェヨン、制作:Hidden Sequence、スタジオドラゴン、提供:TVING)は、ヨン・サンホ監督の同名の長編アニメを原作にした作品。連続殺人事件の現場に残された20年前の友人のメッセージから、暴力の記憶を思い出すことになった人々のストーリーを描いた追跡スリラーだ。先立って公開された予告編とメインポスターを通じて多くの好奇心と疑問を生んだが、今回はファン・ギョンミン(キム・ドンウク)とチョン・ジョンソク(キム・ソンギュ)をめぐる過去の一部がベールを脱ぎ、推理欲求を刺激している。映像は血がついたまま、集合写真の誰かの顔を切るファン・ギョンミンの様子で強烈なスタートを告げる。不明な理由で蘇ったファン・ギョンミンの記憶の中には、チョン・ジョンソクと同じクラスになって喜んでいた姿と同級生の暴力に苦しんでいた残酷な瞬間が共存していた。場面は、殺人事件の現場で発見されたファン・ギョンミンのメッセージにつながる。同僚の警察官であるチョン・ジョンソクの前に残されたメッセージを見たカン・ジナ(チェ・ジョンアン)は神経を尖らせる。そのような中でファン・ギョンミンがもう一つのメッセージを送り、チョン・ジョンソクに対する疑いが深まっていく。チョン・ジョンソクは、中学生以降ファン・ギョンミンを見たことがないと言うが、追加の殺人を防ぐために、そして幼い頃の友人の暴走を防ぐために、同級生を探し当てて追跡を始める。調査の過程で会った同級生は、ファン・ギョンミンの苦しい記憶とは違って、その時を和やかな思い出として記憶しており、好奇心をくすぐる。「これから人を殺しまくるだろう」というチョン・ジョンソクの推測が事実になったかのように、おびえた目で被害者を見つめるファン・ギョンミンの様子が続き、緊張感が高まる。「友達が怪物になるのは防がなければならない」と言うチョン・ジョンソクに、「君にも付き合ってもらわないと」と答えるファン・ギョンミン。かつて親しかった2人の間には何があったのか、ファン・ギョンミンが殺人を犯す理由とは何か、20年前には何があったのか、本格的なストーリーが展開される「豚の王」の初放送に期待が高まっている。

    Newsen
  • 「豚の王」カンヌの観客からも“喝采”

    「豚の王」カンヌの観客からも“喝采”

    ヨン・サンホ監督「豚の王」上映後観客の反応良かったカンヌ国際映画祭に招待されたヨン・サンホ監督の「豚の王(The King of Pigs)」が、現地で観客から好評されている。上映時間97分の長編アニメ「豚の王」は、24日午前9時(現地時刻)フランスのカンヌにあるTheatre Croisette JW Marriottで上映された。朝早くから映画館の前には映画を観に来た観客が列に並んで待っていた。韓国アニメの中で、長編としては初めてカンヌ国際映画祭に進出しただけに、韓国からは映画祭現地での反応に注目した。約300席の映画館は、空き座席がほとんどないほど観客で埋まっていた。韓国語の台詞にフランス語の字幕付けで上映された「豚の王」は残酷スリラーを標榜する多少暗い内容であるだけに、観客も息を潜めて観覧する姿だった。映画上映後には、観客席から数十秒間拍手が出てきた。一部の観客は、エンド・クレジットが終わるまで拍手し続けた。パリから来たというポールさん(36)は「映画が投げかけるメッセージが非常によかった」とし「韓国社会の暗い面を盛り込んでいるとの説明だったが、韓国向けというよりは全世界が共感出来る作品」と感想を述べた。「口で言うのは複雑だが、学校という特定の空間で、互いに対立して葛藤する3人の主人公の姿が印象に残ったし、魅力的だった」との映画評も付け加えた。「豚の王」は、今回の映画際でノンコンペティション部門で、ある監督週間に招待された。去年の釜山(プサン)国際映画祭では最優秀監督賞、ムービコラージュ賞、NETPAC賞の3冠王となり、その名を知らせた。映画は、主人公たちが中学時代に経験した権力と暴力を通じて、韓国社会の醜い真実を露呈している。16日に開幕した第65回カンヌ国際映画祭は、閉幕まで3日を残し、クライマックスに向かっている。24日には「豚の王」と共にホ・ジノ監督、チャン・ドンゴン、チャン・ツィイー、セシリア・チャンが出演する恋愛映画「危険な関係」の上映も予定されている。

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  • 「豚の王」韓国長編アニメとしては初のカンヌ映画祭出品決定!

    「豚の王」韓国長編アニメとしては初のカンヌ映画祭出品決定!

    ヨン・サンホ監督の長編アニメ「豚の王(The King of Pigs)」(製作:「豚の王」政策委員会スタジオダダショー、配給:KT&Gサンサンマダン)が、カンヌ国際映画祭に出品されることが分かった。「豚の王」の配給会社であるKT&Gサンサンマダンは24日「アニメ『豚の王』が第65回のカンヌ国際映画祭の監督週間部門に出品された同時に、新人監督に与えられる賞『カメラ・ドール』部門の候補に名を挙げた」と語った。「豚の王」は、韓国のアニメ史上初めて残酷なスリラーを掲げ、韓国の観客に強い印象を残しており、米国映画専門紙「バラエティ」を通じて出品が有力視されていた作品だ。実際、韓国の長編アニメとしては初めてカンヌ国際映画祭進出と言う快挙を堂々と成し遂げた。これに先立って2009年、短編アニメ「Dust Kid」(監督:チョン・ユミ)が監督週間部門に招待されたが、長編アニメとしては「豚の王」が初めてである。1969年にフランス監督会「SFR」により設立された非コンペティション部門「監督週間(Directors' Fortnight)」は、ヴェルナー・ヘルツォーク、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー、大島 渚、ジョージ・ルーカス、マーティン・スコセッシ、ケン・ローチ、ジム・ジャームッシュ、ミヒャエル・ハネケ、シャンタル・アケルマン、スパイク・リー、ダルデンヌ兄弟、ソフィア・コッポラ、ロベール・ブレッソン、フランシス・フォード・コッポラなど、世界の名監督たちが始めて長編を披露したセクションである。とりわけ、これまで韓国から出品作に選ばれたのは、イ・グァンモ監督「美しい時期」(1998)、イ・チャンドン監督「ペパーミント・キャンディー」(2000)、イム・サンス監督「あの時のあの人たち」(2005)、リュ・スンワン監督「クライング・フィスト」(2005)、ポン・ジュノ監督「グエムル-漢江の怪物-」(2006)、ホン・サンス監督「よく知りもしないくせに」(2009)などがある。5月16日からフランスのカンヌで開かれる第65回カンヌ国際映画祭には、イム・サンス監督「蜜の味 テイスト オブ マネー」とホン・サンス監督「3人のアンヌ」 が、コンペティション部門の出品作に選ばれたことに次ぎ「豚の王」が監督週間部門に出品され、もう一度韓国映画の力を世界に知らせることになった。

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