全州国際映画祭
記事一覧
【PHOTO】チョン・ジュノ&イ・ソル&オク・ジャヨンら「第24回全州国際映画祭」に出席
3日午後、全州(チョンジュ)市徳津(トクジン)区全北(チョンブク)大学サムスン文化会館で開かれた「第24回全州国際映画祭」のレッドカーペットイベントと授賞式に俳優のチョン・ジュノ、イ・ソル、オク・ジャヨン、キム・ホウォン、小川あん、加納土監督、太田達成監督らが出席した。・【PHOTO】チン・グ&コン・スンヨン&イ・スヒョクら「第24回全州国際映画祭」レッドカーペットに登場・【PHOTO】ソ・ヒョヌ&イ・ミョンロ&イ・ソルら、映画「サンダーバード」マスコミ試写会に出席
【PHOTO】チン・グ&コン・スンヨン&イ・スヒョクら「第24回全州国際映画祭」レッドカーペットに登場
27日午後、全州(チョンジュ)市韓国音文化の殿堂・モアク堂にて「第24回全州(チョンジュ)国際映画祭」の開幕式が開かれた。この日のレッドカーペットには、チン・グ、シン・ヒョンジュン、パク・ヘイル、イ・ドンフィ、イ・スヒョク、チェ・グィファ、チャン・ドンユン、イ・ジュスン、パク・チュンフン、チョン・ジュノ、アヌパム・トリパシ、ホン・スア、元Wonder Girlsのソネ、元RAINBOWのジェギョン、イ・ユミ、コン・スンヨン、ハ・ユンギョン、紫雨林のキム・ユナ、ペク・ジヘ、オク・ジャヨン、イェ・ジウォンらが登場した。・イ・スヒョク、映画「LOST」の主人公に抜擢4月27日から開催の「全州国際映画祭」に出席へ・ハン・ソヒ主演の映画「Heavy Snow」全州国際映画祭にノミネート
ハン・ソヒ主演の映画「Heavy Snow」全州国際映画祭にノミネート
ハン・ソヒ主演映画「Heavy Snow」が全州(チョンジュ)国際映画祭で公開される。「第24回全州国際映画祭」韓国コンペティション部門にノミネートされた映画「Heavy Snow」を演出したユン・スイク監督は本日(25日)、映画の企画意図と見どころを紹介した。同作は、演劇と映画の間で悩む江陵(カンヌン)芸術高校の2人の少女スアン(ハン・ヘイン)とソリ(ハン・ソヒ)が友情と愛を行き来する感情と運命的な再会、現実的なファンタジー、幻想的な現実、荒波と真っ白な粉のようなイメージで描かれる若者の愛と彷徨いを込めた作品だ。ハン・ソヒがデビュー2年目の新人時代に撮った初めての映画出演作品で、撮影から4年後、初めて公開されることになった。ユン・イクスク監督は「台本の執筆に集中するために、江原道(カンウォンド)襄陽(ヤンヤン)に住んでいた時、サーフィンを習った。大雪が降り注ぐ冬の海で一人でサーフィンしていた日、インスピレーションを得た。自然に冬の海と大雪が降り注ぐ山中の荒々しい風景が、話の背景になった。その中に個性的な2人の女性の恋愛模様を入れて、夢幻的で独特な雰囲気を作ろうとした」と企画意図を明かした。また、見どころについて「幻想と現実の境界が曖昧なストーリーの特性を活かして美学的に大胆で美しいビジュアルにチャレンジした映画だ。でも、難しく非現実的にならないように、シンプルな話と興味深い設定を加えて、色々な観客の方が共感できるように焦点を合わせて制作した」と伝えた。ハン・ソヒとの縁については「当時『Heavy Snow』の中のキャラクターであるソリ役を探すのが難しかったけれど、ハン・ソヒを知って、ソリという人物が持つ美しさと痛みをよく表現してくれる方だと思った。繊細で真剣で勇気のある女優だという印象を受けた」と話した。「Heavy Snow」は4月29日の午後1時にMEGABOX全州客舎(ケッサ)第3館と8館、5月1日午前10時にMEGABOX全州客舎第3館、5月5日午後1時にCGV全州コサ第7館で上映される。
イ・スヒョク、映画「LOST」の主人公に抜擢…4月27日から開催の「全州国際映画祭」に出席へ
俳優のイ・スヒョクが、映画「LOST」(監督:カン・ドンイン)の主人公にキャスティングされた。同作は、ひき逃げ犯の父親から肺を提供してもらったテファ(イ・スヒョク)が、罪悪感から逃れるために、事故被害者の娘を探して行く物語を描く。イ・スヒョクは、特発性肺線維症という病気を患っているクレー射撃選手のテファ役を演じ、人生の重荷を抱えている人物の内面を深く表現する。「パイプライン」「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」「明日」など、映画とドラマを行き来しながら並外れたキャラクター表現力で好評を博してきた彼が、「LOST」を通じて見せる新しい姿に期待が集まっている。「LOST」は今月27日から開催される「第24回全州(チョンジュ)国際映画祭」コリアン・シネマ部門に公式選出されて上映される。イ・スヒョクは開幕式のレッドカーペットイベントやGVなどのプログラムを通じて、観客と交流する予定だ。
【PHOTO】ユ・インナ&チャン・ヒョンソンら「第23回全州国際映画祭」レッドカーペットに登場
28日午後、全羅北道(チョルラプクド)全州市全州ドームにて「第23回全州(チョンジュ)国際映画祭」の開幕式が開かれた。この日のレッドカーペットには、ユ・インナ、チャン・ヒョンソン、コン・スンヨン、オ・ジホ、イ・ソルヒ、パク・ハソン、ナ・ムニ、イ・ユンジ、キム・ファンヒ、クォン・ヘヒョ、ハン・スヨン、パク・ジュンギュ、イ・ジュンオク、コン・ミンジョン、キム・テゴン、キム・ヨンギョ、パク・ボラム、イム・ソヌ、ムン・スンア、チョ・ヒョヌ、コン・サンア、ユ・ダイン、ホン・ヨンホ監督、イ・ジュヨン、ノ・ジェウォンらが登場した。全州国際映画祭は今月28日から来月7日まで行われる。・チャン・ヒョンソン&ユ・インナ「第23回全州国際映画祭」開幕式のMCに抜擢!・「第23回全州国際映画祭」4月28日より有観客で開催決定75ヶ国から491本の作品が出品
チャン・ヒョンソン&ユ・インナ「第23回全州国際映画祭」開幕式のMCに抜擢!
俳優のチャン・ヒョンソンとユ・インナが、「全州(チョンジュ)国際映画祭」開会式の司会者として活躍する。2人は今月28日に開幕する「第23回全州国際映画祭」(執行委員長:イ・ジュンドン)の司会を務めて、フェスティバルの幕を開ける。チャン・ヒョンソンは長い演技貫禄で、出演する作品ごとに強烈な印象を残して親しまれている。多数のラジオスペシャルDJ活動をはじめ、SBS「しっぽにしっぽを噛むその日の物語」のMCとして活躍し、司会者として視聴者をストーリーに入り込ませている。代替不可能な魅力を持つユ・インナは、ドラマから映画、ラジオなど多方面で活動している万能エンターテイナーだ。「ボリュームを上げて」のDJと様々な番組でMCを務めて、甘い歌声とセンス溢れるトーク、安定した司会の実力をアピールしている。様々な分野で能力を発揮しているチャン・ヒョンソンとユ・インナ。2人が「全州国際映画祭」の開会式でどのようなケミ(ケミストリー、相手との相性)を見せるのか、関心が高まっている。「第23回全州国際映画祭」の開幕式は、公式YouTubeチャンネルを通じて視聴者に会う予定だ。
「第23回全州国際映画祭」4月28日より有観客で開催決定…75ヶ国から491本の作品が出品
有観客開催を決めた「第23回全州(チョンジュ)国際映画祭」(執行委員長:イ・ジュンドン)が、国際コンペティション公募に75ヶ国から491本の映画が出品されたと発表した。昨年11月24日から今月10日まで行われた「第23回全州国際映画祭」国際コンペティション部門の公募に、75ヶ国から491本の作品が応募された。前回の出品作398本より93本(23.36%)増加した数値だ。国際コンペティション部門の公募に参加した国も68ヶ国から75ヶ国に増加し、前年比7ヶ国が増えた。大陸別に分類すると、ヨーロッパ、アジア、ラテンアメリカの順で多くの作品が出品されており、出品国別ではフランスが計56編で最も大きな割合を占めた。続けてスペインが37編、中国が35編、アメリカとアルゼンチンはそれぞれ33編、31編を出品。イタリアとカナダが30本と24本の順だった。形式の多様性も注目に値する。今年、国際コンペティション部門に出品された作品は、劇映画266本(54.18%)、ドキュメンタリー168本(34.22%)、アニメーション10本(2.04%)、実験映画30本(6.11%)、その他17本(3.46%)で、前年に比べ、劇映画が71本、ドキュメンタリーが10本、アニメーションが8本増加し、実験映画は前年度と同じ30本が出品された。昨年開かれた「第22回全州国際映画祭」国際コンペティション公募で、劇映画が48.99%を占めたことに比べ、今年は劇映画が占める割合が54.18%で5.19%増加したが、その他のジャンルの割合もまた増え、実験的な形式がだんだん普遍化していることを証明した。特にドキュメンタリーフィクション、エッセイフィルムのような複合ジャンルが増加する様子が見えた。「全州国際映画祭」のチョン・ジンスプログラマーは「世界で全州国際映画祭に関心を持って、様々な形式の作品を出品頂き、感謝している。創作者たちのチャレンジ精神が際立った」とし「今回の公募の結果を通じて新型コロナウイルスのパンデミックが長引く中、自主・芸術映画の制作に対する全世界の映画関係者たちの情熱が冷めていないことを確認し、全州国際映画祭が依然として全世界の自主・芸術映画の関係者に注目されていることが分かった。公正な審査を経て、映画祭を訪れた観客の皆様に良い作品を紹介したい」と語った。「第23回全州国際映画祭」は、4月28日(木)から5月7日(土)までの10日間に渡り、全羅北道(チョンラブクト)全州市映画通り一帯で約230本が500回上映される予定だ。
観客とボランティアが新型コロナ感染…「第22回全州国際映画祭」の関係者400人が自主的に検査へ
「第22回全州(チョンジュ)国際映画祭」で新型コロナウイルス感染者が発生した。6日、全州国際映画祭の公式サイトを通じて「映画祭での新型コロナウイルス感染者の発生状況についてお知らせ」という文章が掲載され、「5月5日午前、観客の1人がPCR検査で陽性の通知を受けた」と明かした。続いて「ソウルで友人3人と一緒に全州国際映画祭を訪問した観客Aさんは、5つの上映館で映画を鑑賞した後、ソウルにいた母親の陽性判定を聞いて、直ちに隔離車両で移送され、Aさんも陽性の判定を受けた」とし、「保健当局の追跡調査の結果、Aさんは訪問した劇場で徹底した防疫規則を守っていることが確認された。また、保健当局はAさんによる劇場での追加感染はないものと確認した。Aさんに同伴した友人3人も、検査の結果、全員が陰性判定を受けた」と説明した。また「保健当局からこのような通知を受けた映画祭事務局は、映画祭のスタッフと協力会社のスタッフ、ボランティアなど、全400人を対象に抗体検査キットを活用した自主的な検査を行った。その結果、ボランティアBさんの検査キットから陽性反応が出て、直ちに徳津(トクジン)区役所の保健所にてPCR検査を受け、最終的に陽性判定となり隔離措置となった。保健当局は現在、Bさんの感染経路を把握しており、観客AさんとボランティアBさんの間にはつながりがないことが確認された」とコメント。Bさんと業務的に関連するスタッフ7人とボランティア7人に対しては、直ちに業務からの排除や隔離措置を実施し、「彼らを含め合計30人が保健所でPCR検査を受けて、現在、全員陰性と通知された」とし、「今後映画祭の自主的な判断により、隔離措置された業務関係者たちの業務復帰および移動は、保健当局の指針に従う予定だ」と明らかにした。また「Bさんと間接的に接触があった映画祭のゲストにもこの事実を伝え、PCR検査を勧告しており、現在、映画祭事務局はその結果について順に報告を受けている。現時点で映画祭事務局が把握しているゲストの検査結果は、全員陰性だ」と述べた。そして「全州国際映画祭は、このような新型コロナウイルス感染者の発生状況を公開し、映画関係者や観客、全州市民の皆さんのご理解とご協力をお願いしたい」とし、「全州国際映画祭は、政府当局の指針より半段階高い水準の防疫システムを準備し、映画祭の開幕前に全スタッフ76人のうち37人、約50%がPCR検査に自主的に参加して、全員が陰性の判定を受けた。また、毎回、場所やスタッフ、ボランティア、ゲストと観客全員がマスク着用の規則を徹底的に実施しており、イベント空間の消毒など基本的な規則も必ず守っている。映画祭事務局は、関係者全員に対する検査を行うなど、自主的な対応を通じて、現在まで映画祭を通じた追加感染はないものと予測している」とコメントした。最後に「追加感染に対する懸念を考慮して、今後映画祭の運営およびスケジュールを一部調整する」とし、「ボランティアの休憩場所を5月6日以降閉鎖する。残りの3日間の映画祭上映作の劇場上映と、観客との対話(GV)は維持するものの、一部は中止とする。払い戻しを希望する観客には、全額返金を行う。閉幕作の記者試写会は予定通りに行い、決算の記者会見は全体オンライン(テレビ会議)に切り替える。5月8日午後7時に予定されている閉幕式は大幅に縮小して実施し、ボランティア解団式はオンラインで進行するか、中止にする予定だ」と述べた。「第22回全州国際映画祭」は4月29日から5月8日まで開催される。・「第22回全州国際映画祭」ついに本日開幕5月8日までさまざまなプログラム194本を上映・クォン・ヘヒョ&パク・ハソン「第22回全州国際映画祭」開幕式のMCに抜擢今年も無観客で開催へ
「第22回全州国際映画祭」ついに本日開幕…5月8日までさまざまなプログラム194本を上映
コロナ禍に新しい映画祭の方向性を示す「第22回全州(チョンジュ)国際映画祭」(執行委員長:イ・ジュンドン)が、本日(29日)午後7時、韓国音文化の殿堂・モアク堂で開幕式を開き、5月8日まで10日間にわたって映画祭を開催する。俳優のクォン・ヘヒョと女優のパク・ハソンの司会で行われる開幕式は、全州国際映画祭のキム・スンス組織委員長の開幕宣言と、楽団クァンチルの祝賀公演で飾られる。また、女優のペ・ジョンオク、パク・フンシク監督、少女時代のスヨンなど、韓国の審査委員たちは舞台に上がって挨拶し、国際コンペティション部門の審査委員であるロッテルダム国際映画祭執行委員長など海外のゲストたちは、映像メッセージを通じて映画祭の観客に挨拶を伝える。「Jスペシャル:今年のプログラマー」の初の主人公であるプログラマーのリュ・ヒョンギョンも、舞台に上がって感想を述べる。開幕式後には「第22回全州国際映画祭」の開幕作である「父の道」が上映される。「父の道」はセルビアのスルダン・コルボビーチ監督の4作目の作品で、貧しくて力のない日雇い労働者であるニコラが、社会福祉機関により奪われた子供たちを取り戻すため、中央政府の長官に会おうと首都のベオグラードまで向かう旅程を描いた映画だ。正義と権利が消えた腐敗した社会に投げる重いメッセージを込めている本作は、「第70回ベルリン国際映画祭」など世界有数の映画祭で上映されて好評を得た。全州国際映画祭は本日の開幕式を皮切りに、世界自主映画の歴史に深い印象を与えた女性監督7人に注目した「スペシャルフォーカス:インディペンデントウーマン」と、新型コロナウイルス感染拡大以前と以後の人生を垣間見ることができる「スペシャルフォーカス:新型コロナウイルス、ニューノーマル」、新たに披露する特別セクション「Jスペシャル:今年のプログラマー」など、全州国際映画祭ならではの個性が際立つ映画194本を劇場で上映する。また、この中で142本は昨年と同じく、OTTサービス「WAVVE」を通じてオンラインで上映される。5月3日には、全州国際映画祭の映画産業プログラム「全州プロジェクト」が開幕して、韓国国内外の映画産業の関係者の関心を集める予定だ。才能ある映画人たちの可能性あるプロジェクトを紹介、支援する「全州ラップ」ショーケースをはじめ、韓国ドキュメンタリーをメンタリングするプログラム「K-DOC CLASS」、映画界の問題と談論を全州国際映画祭の視覚で提示する「全州コンファレンス」、「全州プロジェクト」に参加するプロジェクトと「第22回全州国際映画祭」の上映作の一部を対象にする「ビジネスミーティング」が4日まで行われる。対談とトークプログラムなどは、全州国際映画祭の公式YouTubeチャンネルを通じて配信される予定だ。
クォン・ヘヒョ&パク・ハソン「第22回全州国際映画祭」開幕式のMCに抜擢…今年も無観客で開催へ
「第22回全州国際映画祭(執行委員長イ・ジュンドン)」の司会者として俳優クォン・ヘヒョとパク・ハソンが選ばれた。「全州国際映画祭」は独立・芸術映画の頼もしいサポーターであり、ロールモデルとしての存在感を持っている俳優クォン・ヘヒョ、そしてバラエティとウェブコンテンツ、映画とドラマを行き来しながら比較不可の魅力を披露している女優パク・ハソンを「第22回全州国際映画祭」の開幕式の司会者に選定した。クォン・ヘヒョはホン・サンス監督の「逃げた女」(2020)とチャン・リュル監督の「福岡」(2019)をはじめとした数多くの映画、ドラマを通じて観客とコミュニケーションしており、昨年には「全州国際映画祭」組織委員会の理事に委嘱された。映画専門ラジオ番組「パク・ハソンのシネタウン」のDJとして活躍しながら最近映画「告白」(2020)でスクリーンに復帰したパク・ハソンも「全州国際映画祭」と縁がある。働く母を演じた主演作「第1子」が今年の韓国コンペティション部門の本選進出作として選定されたのだ。2人がMCを務める「第22回全州国際映画祭」開幕式は楽団クァンチルの祝賀公演に続き、ハン・ピョンア監督が演出した「第22回全州国際映画祭」トレイラーに挿入された「ノジャノジャ」をはじめ計3曲のステージを披露する。開幕式の後はセルビアのスルダン・コルボビーチ監督が演出した「第22回全州国際映画祭」の開幕作「父の道」が上映される。「Circles」(2013)でサンダンス映画祭審査委員特別賞を受賞し、国際的な位相を得たスルダン・コルボビーチ監督の4作目の映画「父の道」は、貧しくて力のない家長が家族を取り戻すために出る旅程を通じて、偽善的な社会と見せつけ用の行政が作り上げた社会安全網の盲点を指摘し、ベルリン国際映画祭など世界有数の映画祭で好評を受けた。「第22回全州国際映画祭」の開幕式は、29日の午後7時に韓国音文化の殿堂「モアク堂」で開かれ、新型コロナウィルスの感染拡大防止のためにキム・スンス組織委員長と「全州国際映画祭」の組織委員会、審査委員と競争部門に招待された監督など最少限の人員だけが出席する。開幕式全体は「全州国際映画祭」公式YouTubeチャンネルで公開される予定だ。
ペ・ジョンオク&少女時代 スヨン「第22回全州国際映画祭」コンペティション部門の審査員に任命
ペ・ジョンオクと少女時代 スヨンが、今年で22回目を迎えた全州(チョンジュ)国際映画祭コンペティション部門の審査員に委嘱された。ペ・ジョンオクは国際コンペティション部門、スヨンは韓国短編コンペティションの審査員としてそれぞれ活動することになる。映画祭側は4月14日、今年コンペティション部門別の受賞の栄誉を決める14人の審査員団を公開した。国際コンペティション部門には女優ペ・ジョンオクをはじめ、ロッテルダム国際映画祭執行委員長のVanja Kaludjercic、映画「シークレット・サンシャイン」のプロデューサーイ・ハンナら5人が選定され、韓国の映画10本が競合する韓国コンペティション部門には、パク・フンシク監督とロサンゼルス・アカデミー賞映画博物館のプログラマーKiva Reardonら3人が委嘱された。 25本が進出した韓国短編コンペティション部門には、スヨンをはじめ映画「ザ・コール」の演出者イ・チュンヒョンら3人が活躍するようになり、ノンコンペティション部門に出品されたアジア圏の映画に授与するネットパック(NETPAC)賞は釜山(プサン)国際映画祭のナム・ドンチョル首席プログラマーら3人が参加することになった。「映画は続く」いうモットーで開かれる全州国際映画祭は、4月29日から5月8日まで全州映画通りの付近で行われる予定だ。コロナ禍の中で、映画祭側は出品作のほとんどを韓国のOTTサービス「WAVVE」でも鑑賞できるようにする。
「第22回全州国際映画祭」4月29日から5月8日まで10日間の正常開催へ…オン・オフラインでイベント計画中
「第22回全州(チョンジュ)国際映画祭」(執行委員長:イ・ジュンドン)が予定通り開催される。「第22回全州国際映画祭」は4月29日から5月8日まで10日間にわたって開催される。昨年、新型コロナウイルスの感染拡大によって、開催が1ヶ月延期され、審査上映からFALLing in JEONJUまで、なんと114日間の最長期間で開催された「第21回全州国際映画祭」が、今年は10日間の正常開催を発表した。新型コロナウイルスによるソーシャルディスタンスの段階別基準や防疫措置によって、細分化された推進計画をまとめ、これに合わせてオンラインとオフラインの両方で、イベントや映画の上映を正常に推進していく計画だ。また第22回を迎え、コロナ禍でも私たちの映画は続くという意味を込めた、新しいスローガンである「映画は続く」とともに、様々なプロジェクトとキャンペーンを準備しているという。「映画は続く」は、昨年厳しい1年を乗り越えた映画関係者と観客、全ての人々に向けて2021年も映画と共に進もうというメッセージと、新型コロナウイルスの影響で追い込まれた映画業界の危機を共に突破していこうという決意を込めたスローガンだ。さらに、新型コロナウイルスの影響で激変期を迎えている映画市場の中でも、挑戦する映画、新しい映画を発掘して紹介する、映画祭の本来の役目を果たそうという願いが込められた。執行委員長のイ・ジュンドンは「今回のスローガンでは、2020年のコロナ禍以降、映画に対する悩みと議論を交わすイベントになるという『第22回全州国際映画祭』の方向性を示した」と説明した。