有益な詐欺
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「有益な詐欺」チョン・ウヒ、4年ぶりのドラマ出演で“新しい雰囲気を披露したかった”
女優チョン・ウヒの演技を見られるだけでも、有益な時間だった。「有益な詐欺」を通じて、もう一度イメージチェンジに成功した。2004年にデビューし、今年で20年目を迎えた彼女は、これまで自分が歩んできた道がどんな道であろうと、これからも黙々と自分の道を歩んでいくと意気込みを語った。チョン・ウヒのドラマ出演は、2019年に韓国で放送されたJTBC「恋愛体質~30歳になれば大丈夫」以来、約4年ぶりだ。tvN「有益な詐欺」で共感力ゼロの詐欺師イ・ロウムに扮し、「いつも作品に出演していたので、ドラマ出演が4年ぶりだとは知りませんでした。どのように観ていただいたか気になりますが、『恋愛体質~30歳になれば大丈夫』を思い浮かべていた方々には、新しい雰囲気を披露したかったです」と語った。同作で必要であれば何でも利用する共感力ゼロの詐欺師から、他者との交流を学び、もっと多くの人々を有益しようとする有益な詐欺師としての成長を描いた。チョン・ウヒは「『有益な詐欺』を選んだ時は、様々な姿を披露するのが目的でした。矛盾したタイトルで、これからどのような物語が繰り広げられるのか、イ・ロウムとハン・ムヨン(キム・ドンウク)という対極にある人物がどのような物語を作っていくのか気になりました。そして、詐欺師として外見の変化を与える上で、どれだけ挑戦して実行していけるのか、自分自身に対する好奇心がありました」と語った。続けて「演技的に雰囲気がはっきりと違ってこそ、イメージチェンジだと受け止めてもらえると思いました。歩き方、話し方など、思い浮かんだアイデアやカラーなど、外見的な部分をしっかり構築しようとしました。イ・ロウムが変身する人物たちが重ならないでほしかったし、台本が出来上がった状態で撮影を始めたのではなくて、後から登場するキャラクターは最初に披露したキャラクターを避けて作った部分もあります」と話した。チョン・ウヒの言う通り、彼女は魅力的なカジノディーラーから、看護師、児童心理カウンセラー、財閥家のご令嬢など様々な職業と華やかなビジュアルを披露し、自ら千の顔であることを証明。また、状況に合わせた発音から歩き方、呼吸法まで変え、同じ人なのかと疑ってしまうほどの完璧な演技力で好評を得た。自身の演技のやり方について「練習をするというよりは、シミュレーションをたくさんするようにしています。台本を見て構想しますが、練習すると型にはまることがあるからです。普通に話すシーンは練習が必要ですが、それ以外はその人物として話を伝えたいので、型にはまりたくないんです。想像して構想してみて、現場でそのまま具現化できるかどうかは、ぶつかりながら調整する方です」と説明した。特に、イ・ロウムとしての感情の演技について「バランスが重要だと思いました。最初は共謀詐欺劇で、外見上は復讐劇のように見えますが、終盤に進むにつれて感情が出てくるので、イ・ロウムと他の人物が持っている深みとストーリーが損なわれないようにしました。そして、演技的には縦横無尽にやりたかったです。できるという自信がありました。すべての俳優は自分のポテンシャルは無限大だと思うと思いますが、私も作品をするたびに『この作品、この役、この演技は、自分が一番上手にできる』と思いながら取り組んでいます。ある種の呪文のようなものです」と語った。自分のポテンシャルを信じて、それを演技で表現するチョン・ウヒは「有益な詐欺」での目標を達成しただろうか。彼女は「残念な気持ちはいつもありますが、その気持ちを一番大きな感情として残したくはありません。以前は、上手だったことより、未熟だったところを見ようとしましたが、今は違います。年齢から来る反省かもしれませんし、私たちが経験した新型コロナウイルスの影響かもしれません。何か特別なきっかけはありません。以前は淘汰されたくないし、成長しなさそうだという焦りのため、自分に過酷になったんですが、それが必ずしも良い方法ではないと気づいてからは、自分自身を褒めて、良いところをたくさん見ようと思っています。まだ慣れないですが、できるだけ自分自身を可愛がってあげようとする方です」と語った。2004年にデビューしたチョン・ウヒは、今年でデビュー20年目になる。彼女は「順風満帆ではなかったと思います。茨の道、泥だらけの道、一本道など、どんな道でも、しっかり歩んできたと思います。自分が作っていく道ですし、今自分が歩んでいる道は、将来振り返ってみてこそ、どんな道だったかわかると思います」と話した。また「絹の道も花の道も、どの道でも行ってみたいです。その理由はフロンティア精神があるからです。道ではない場所を歩き、険しいところを歩きながら道を開拓する部分に誇りも感じますし、楽しいです。将来振り返った時、今自分が歩んでいる道がどんな道だったのか評価してもらえるかどうかはわかりませんが、見守っていただければと思います」と付け加えた。
放送終了「有益な詐欺」チョン・ウヒ&キム・ドンウク、2人が迎えた結末は?【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。チョン・ウヒとキム・ドンウクが主演を務めたドラマ「有益な詐欺」がハッピーエンドを迎えた。18日、韓国でtvN月火ドラマ「有益な詐欺」の最終回が放送された。イ・ロウム(チョン・ウヒ)とチョクモクキッド、チョクモク会長のジェイ(キム・テフン)が法の審判を受けた。善処の代わりに反省する機会を求めたチョクモクキッドは新しい人生を始め、反省しなかったジェイは刑務所で悲惨な最後を迎えた。ハン・ムヨン(キム・ドンウク)とチョクモクキッドはチョクモクによる犯行の証拠を集め、検事のリュ・ジェヒョク(チェ・ヨンジュン)に渡した。特別捜査チームの視線もナビスウェルビングからチョクモク財団に移った。ハン・ムヨンを失望させたが、より良い結末のためには必ず確実な証拠が必要だった。ジェイの犯行の決定的な証拠はイ・ロウムが探し出した。ジェイの心理を鋭くえぐった彼女の態度がジェイを混乱させ、最終的にその隙を利用した。ハン・ムヨンはチョクモクキッドが犯した犯行を認めながらも、彼らも悔しい被害者だと弁護。弁護士としての冷徹な理性と、人間ハン・ムヨンとしての熱い感性が調和した弁論だった。最後にイ・ロウムの新しい家をハン・ムヨンが訪れ、1人の女性と男性として向き合い、新たに描いていく2人の幸せな物語を想像させた。天才たちの爽快な詐欺劇を通じて、連帯と共感の力を知らせたtvN月火ドラマ「有益な詐欺」は第16話を最後に放送が終了した。
ユン・バク、ドラマ「有益な詐放送終了の感想を語る欺」「8ヶ月間ヨハンとして過ごして幸せだった」
俳優のユン・バクがドラマ「有益な詐欺」放送終了の感想を伝えた。tvN月火ドラマ「有益な詐欺」(脚本:ハン・ウジュ、演出:イ・スヒョン)でユン・バクは、登場するたびチョン・ウヒ、キム・ドンウクと高いケミストリー(相手との相性)を披露し、笑いと緊張感を感じさせ、言葉の通りなくてはならない唯一無二の存在感を見せた。視聴者から好評を得ている中、もう1つの挑戦を成功裏に終えたユン・バクは、所属事務所のH&エンターテインメントを通じて切ない感想を伝えた。「この8ヶ月間、ヨハンとして過ごし、挑戦と悩みに関する楽しさ、そして幸せを感じた」と明かし、「一緒に苦労した監督、脚本家、スタッフならびにたくさんの俳優の方たちと祝賀の拍手を分かち合いたく、これまで応援してくださった視聴者の皆さんにも感謝の言葉を伝えたい」とし、「有益な詐欺」で一緒だった人々に心から感謝を伝えた。彼は、この作品で天才詐欺師イ・ロウム(チョン・ウヒ)を保護観察する保護観察官のコ・ヨハン役に扮し、笑いと緊張を自由自在に行き来し、よりドラマを豊かにするため、特別な活躍を見せつけた。コ・ヨハンは強い使命感を持つ保護観察官であると同時に、近所のお兄さんのような人間美を放つ人物だった。ユン・バクは時には図々しく、時には冷徹で真剣なコ・ヨハンの独特なキャラクターと、潜在的な叙事を説得力のある演技で多彩に描き、ジャンルにとらわれない幅広い演技を見せた。このようなドラマでの活躍でユン・バクは、韓国法務部名誉保護観察官広報大使に委嘱されるなど、話題性を証明した。
「有益な詐欺」キム・ドンウク、チョン・ウヒを守るために孤軍奮闘【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。キム・ドンウクが、心強い救援者として眩しい活躍を見せた。韓国で昨日(17日)放送されたtvNの月火ドラマ「有益な詐欺」第15話で、弁護士ハン・ムヨン役のキム・ドンウクが体を惜しまない熱演と共に、予測できない頭脳戦を繰り広げ、視聴者の没入度を高めた。この日、ハン・ムヨン(キム・ドンウク)はチャン・ギョンジャ(イ・テラン)殺害の疑いで逮捕されたイ・ロウム(チョン・ウヒ)を最後まで守った。こんな中、ウジョンリ連続殺人事件の真犯人の息子という事実と、父親の事件を覆い隠すためにイ・ロウムの弁護を引き受けたという誤解を受け、危機に直面した。彼はすべての被害を1人で甘んじて受け入れることを決心し、変わらない正義を貫いた。ハン・ムヨンは終わりが見えない危機の中、取り調べを受けていたイ・ロウムの逃走を助け、助力者と救援者の役割を同時に果たした。また、リンゴ(ホン・スンボム)の病室を安全な場所に移しただけでなく、イ・ロウムの共犯として名指しされたナサ(ユ・ヒジェ)とダジョン(イ・ヨン)が逮捕されることで保護を受けられるようにするなど、頭脳戦で最高の活躍を見せた。特に、キム・ドンウクは同僚たちを守るために、犠牲も躊躇しないハン・ムヨンの感情を繊細に演じ、キャラクターの完成度を高めたという評価を受けている。放送の終盤には、イ・ロウムのリボルバーを手にしたハン・ムヨンが「僕も行きます。ロウムさんの行くところ。1人で戦わせないです」と話し、再び緊張感を与えた。tvN月火ドラマ「有益な詐欺」の最終回は、韓国で本日午後8時50分に放送される。
「有益な詐欺」チョン・ウヒ、衝撃の事実を知って泣き叫ぶ【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「有益な詐欺」でチョン・ウヒがキム・ドンウクに口づけした。11日、tvNの月火ドラマ「有益な詐欺」第14話では、イ・ロウム(チョン・ウヒ)がハン・ムヨン(キム・ドンウク)との悪縁を知ったにもかかわらず、口づけをして約束する姿が描かれた。この日、ジェイ(キム・テフン)がチョクモク会長として正体を明らかにした。ジェイはハン・ムヨンの父親ハン・ジェソク(キム・ハクソン)を工事現場に拉致し、縄で縛った後、イ・ロウムを呼んだ。ジェイが送ったメモに書かれた住所に来たイ・ロウムは、顔に覆面をしたまま縛られている男を発見した。男の横にあった写真では、ロウムの親を殺害した犯人のうち一人に赤い丸が付けられていた。一方、カン・ギョンホ(イ・ヘヨン)は、ハン・ムヨンのロースクールの学費をムヨンの父親がくれたと打ち明け、「そのお金が人を殺してもらったお金だということを一ヶ月前に知った」と打ち明けた。実はイ・ロウムの親を殺害した犯人のうち一人が、ハン・ムヨンの父親ハン・ジェソクだったのだ。イ・ロウムも真実と対面する。真実を知ったイ・ロウムは泣き叫んだ。ジェイはイ・ロウムに「プレゼントは気に入った? あなたが探したがっていた最後の幽霊さ」と皮肉ると同時に、「ここにリンゴ(ホン・スンボム)もいる。血をたくさん流した」と話した。ハン・ジェソクは縄で締めつけられ、首をつって死を迎える危機が迫ったが、イ・ロウムがハン・ジェソクを助けた。しかし、ジェイはリンゴを銃で撃ち、彼を人質にしてイ・ロウムを脅迫した。イ・ロウムにチャン・ギョンジャ(イ・テラン)の殺人を指示した。イ・ロウムはチャン・ギョンジャのところに行き、銃で狙った。チャン・ギョンジャは「どこに消えたんだろうと思っていたら、あなたが持っていたの?」とかっとなり、イ・ロウムは「あいつがくれたの。あなたを殺せと」とジェイに言及した。続くシーンでイ・ロウムはハン・ムヨンに会った。ハン・ムヨンはイ・ロウムを心配し、「大丈夫ですか? どこに行ってきたんですか?」と聞いた。するとイ・ロウムは「私の弁護をしてくれると言ったよね? そう言ったでしょう。私がこれを終えた時、そこにいると。私がどんな罪を犯しても関係なく?」と質問した。ハン・ムヨンは「関係ありません」と答え、イ・ロウムは「これを始めた時、私は自分の親を殺した人間たちが苦しむ姿を見たかった。悪夢を見ているのに、覚めもしないから、死にたいほど苦しいの、理解できる?」と吐露した。続いてイ・ロウムが「約束する? 私を弁護してくれると言ったこと」と再び確認すると、ハン・ムヨンは「約束します」と答えた。するとイ・ロウムは警察が迫ってくる音を聞き、ハン・ムヨンを引き寄せて口づけをした。
「有益な詐欺」チョン・ウヒ、キム・テフンに失望感を示す【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。チョン・ウヒがキム・テフンの裏切りに失望感を示した。韓国で10日に放送されたtvN「有益な詐欺」(演出:イ・スヒョン、脚本:ハン・ウジュ)第13話では、イ・ロウム(チョン・ウヒ)とジェイ(キム・テフン)の対立が描かれた。この日、チョクモクの会長はチョン・ダジョン(イ・ヨン)の漫画喫茶にあるパソコンを利用して、イ・ロウムに警告のメッセージを送った。イ・ロウムは「こんなメッセージは初めてではないけれど、ちょっと違う。警告より招待状に近い。まるで自ら登坂するかのように」と説明した。しかし、ジェイのところに行っては「漫画喫茶、おじさんの仕業?」と追及。ジェイは「誰がしたのかが重要? こうなると思わなかったわけではないじゃないか。これからは君も僕も、完全に違うゲームだ。中間はない」と反論した。すると、彼女は「今回はサポートするって言ったのに」と失望した表情を隠せなかった。ジェイも「説明会だけ安全に終わらせてほしいとお願いしてたじゃないか」と不満を示した。イ・ロウムは「チャン・ギョンジャ(イ・テラン)が人まで殺すとは思わなかった」と打ち明け、ジェイは「チャン代表も死にそうになっていた。君のせいで」とカッとなった。イ・ロウムが「私は機会を与えたの。なのに彼女が拒否した」と話すと、ジェイは「なんの機会?」と聞き返した。彼女は「会長を渡す機会。チャン・ギョンジャは会長が誰なのか知っている」と明かした。ジェイが驚いて「君が盗もうとした手帳の内容がそれだったのか」と聞くと、「撃つべき人がいないと、銃だって意味がないから」と答えた。ジェイは「いや、君は気持ちが変わった。警察捜査やマスコミに期待するようになった。チョクモクで教わなかったか? そんなところに希望を持ってはいけないということを」と冷徹に指摘した。イ・ロウムは「おじさんが最後まで私の味方になれないこと、それは知らなかった。これからどんな方式でも、どんな理由でも私たちに触らないで。もう一度言うけれど、まだ撃つべき人がいなかっただけよ。銃がないからじゃなくて」と最後まで警告した。
「有益な詐欺」ムン・ガヨンが特別出演…チョン・ウヒに接近【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。ムン・ガヨンがチョン・ウヒとのケミストリー(相手との相性)をアピールした。4日に韓国で放送されたtvN月火ドラマ「有益な詐欺」第12話では、ミン・ガンユン(ムン・ガヨン)が電撃登場し、イ・ロウム(チョン・ウヒ)に関心を見せるシーンが描かれた。同日、イ・ロウムはマ・ガンス(キム・ジョンテ)とミン・ガンユンの取引を防ぐために、リンゴ(ホン・スンボム)を呼んだ。チョクモクキッドはマ・ガンスが改めて大規模の株価操作事件を企んでいると気づき、それを防ぐための仕事をしてきた。今回は株価操作のための資金元を防ぐことにした。そのためには、マ・ガンスと闇金業者のミン・ガンユンの取引を防ぐ必要があった。リンゴは何度もミン・ガンユンの関心を買おうと声をかけたが、彼女はリンゴに関心を示さなかった。ミン・ガンユンは突然、イ・ロウムの元に行き、手を取って周りを驚かせた。その時、リンゴはイ・ロウムに「イ・ロウム、僕は違う。僕じゃない。これは、ミン・ガンユンの好み」と無線を送った。ミン・ガンユンはイ・ロウムに近づき、「申し訳ない。知り合いだと思っていた」と突然手を取ったことを謝罪。また「お名前は? 見覚えのない顔だ。韓国人だよね? 違うなら、私は外国語も結構できるけれど」と関心を見せ、目を引いた。イ・ロウムは「韓国人で合ってる」と答えた。そして、ミン・ガンユンは「良かった。私はこのパーティーのホストを務めるミン・ガンユン」と述べ、彼女に好感を見せた。
「有益な詐欺」キム・ドンウク、キム・テフンの合流をめぐってチョン・ウヒと葛藤【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。韓国で3日に放送された月火ドラマ「有益な詐欺」第11話では、イ・ロウム(チョン・ウヒ)とハン・ムヨン(キム・ドンウク)がジェイ(キム・テフン)の合流をめぐって葛藤する姿が描かれた。この日イ・ロウムは、ハン・ムヨンに助力者としてジェイを紹介した。するとハン・ムヨンは穏やかでない気持ちを表し、「ロウムさんが訪ねたのですか? それともこの人がやってきたのですか?」と聞いた。続けて「誰のアイデアですか。僕たちを手伝うというのは」と問い詰めた。イ・ロウムは「意見の一致? チャン・ギョンジャ側の人が一人いること、悪くないでしょう」と説明し、ハン・ムヨンは「イ・ロウムさんはいつもこんな風ですね。目的が手段を正当化すると信じます」とし、イ・ロウムの意見に反論した。続いてハン・ムヨンは「信じられない人間でしょう。リンゴさんをためらう様子もなく暴行した人です」と不信感を明らかにした。するとイ・ロウムは「一体チョクモクキッドをなんだと思っているの? ジェイは殺人兵器として訓練された人間だ。私たち同士でも間違ったことがあったら処罰するのがルールだったし。リンゴもそれは知っていた。ルールさえ守ればいいの、ジェイは」と断固として答えた。しかし、ハン・ムヨンは依然として信頼できないとし、何を根拠にそんなことを言うのかと聞くと、イ・ロウムは「経験からの信頼?」と答えた。ハン・ムヨンは「ロウムさんがこの人を必ず入れるのであれば、ルールは僕が決めます。ロウムさんがこの人と会話することはないでしょう。僕がします。問題ないですね。どうせロウムさんと僕はチームだから」と線を引いた。そしてハン・ムヨンはジェイに「僕たちを手伝う理由は何ですか?」と聞いた。ジェイは「会長がチャン代表の代わりにマ・ガンス(キム・ジョンテ)理事を選んだ。このままなら締め切りの後にチャン代表が危険になる。どうせイ・ロウムの目標は会長だから、僕はそれを手伝う。僕とチャン代表の安全だけ確保してほしい」と答えた。
ムン・ガヨン、ドラマ「有益な詐欺」への特別出演が決定!監督との縁で実現
女優のムン・ガヨンが、「有益な詐欺」に特別出演する。所属事務所キーイーストは6月30日、「ムン・ガヨンがtvN月火ドラマ『有益な詐欺』に特別出演する」と伝えた。ムン・ガヨンは、「有益な詐欺」を演出したイ・スヒョン監督との縁で特別出演したという。彼女は、イ・スヒョン監督が演出し、韓国で2020年に放送されたMBCドラマ「その男の記憶法」に出演した。当時、男性主人公として共演したキム・ドンウクも、現在「有益な詐欺」に出演中だ。「有益な詐欺」は、共感できない詐欺師と、共感しすぎる弁護士の、あまりにも異なる2人の絶対悪に向けた復讐ドラマ。共感できない詐欺師イ・ロウム役はチョン・ウヒが、共感しすぎる弁護士ハン・ムヨン役はキム・ドンウクが演じている。ムン・ガヨンは、韓国で2月に終了したJTBCドラマ「愛と、利と」に出演した。
「有益な詐欺」キム・ドンウク、父親に対する憎悪を吐露【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。キム・ドンウクがチョン・ウヒに家庭史を告白した。韓国で27日に放送されたtvN月火ドラマ「有益な詐欺」第10話では、ハン・ムヨン(キム・ドンウク)がイ・ロウム(チョン・ウヒ)に父親に対する憎悪を吐露する場面が描かれた。この日、ハン・ムヨンは「僕が幼い時、唯一私の味方になってくれた大人がいたと話したでしょう。そのおじさんに久しぶりに会いました。僕が19歳の時に家出した父を見つけたんだって。その父が、僕を探しているから会ってほしいそうです」と話し始めた。続けて彼は「精神科相談の初期に、こんな質問を受けたことがあります。お父さんと言えば思い浮かぶ記憶は何かと。僕にとってそれは焼酎でした。外で大変なことがある度に、母と僕を座らせてお酒を注いでくれたんです。農薬を入れた焼酎を」と当時を振り返った。そして「憎んでました。父を。狂ったように憎みました。ロウムさんの詐欺は、マッチ棒で建てた家に吹く一回の風でした。母親が家を出たのも全て父親のせいでした」と本音を打ち明けた。ハン・ムヨンは「ヨン・テフンさんは、ロウムさんではなく僕の父に似ています。アルコール依存症で感性的で、無礼で家族のためだというのは言葉だけで、徹底的に自己中心的な人間」と話した。
「有益な詐欺」チョン・ウヒ、キム・ドンウクの行動に罪悪感【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。韓国で26日に放送されたtvN月火ドラマ「有益な詐欺」 では、イ・ロウム(チョン・ウヒ)の顔の傷を治療するハン・ムヨン(キム・ドンウク)の姿が描かれた。先週の放送ではハン・ムヨンが、父の工場を破産させたのがチョクモクキッドだと知るシーンが描かれた。そにもかかわらず、彼は加害者のイ・ロウムに手を差し伸べ、視聴者を驚かせた。ハン・ムヨンは自身の家族を壊した張本人がチョクモクキッドだということを知り、チョクモクを倒すための計画を立てた。イ・ロウムは、彼に罪悪感と気まずさを感じていたため、ハン・ムヨンの優しさを気軽に受け入れることができなかった。ハン・ムヨンがイ・ロウムの顔にある傷に薬を塗ってあげると、彼女は「私になんでこんなことをするの?」と聞いた。すると、ハン・ムヨンは「それを見せたら、それで終わりだと思うか。公訴時効も終わった殺人事件の顛末を教えておいて、僕が諦めると思ったのか?」とし「正直怒りもあったし、裏切られた感じもして葛藤したけれど、それでも14歳だったその子の過ちではないと思ったから」と答えた。続いて「もっと確実になった。最後までいく理由が。それでもっと申し訳ない。遅くなって」と、イ・ロウムに謝りながら治療を続けた。
「有益な詐欺」キム・ドンウク、残酷な真実に直面…チョン・ウヒにも悲劇【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。ハン・ムヨン(キム・ドンウク)が、1人残されたイ・ロウム(チョン・ウヒ)を救った。20日に韓国で放送されたtvN月火ドラマ「有益な詐欺」(脚本:ハン・ウジュ、演出:イ・スヒョン)第8話では、ムヨンがチョクモクキッドによって父親の工場が倒産したという事実を知ったにもかかわらず、加害者のロウムに手を差し伸べるエンディングで終わり、胸がいっぱいになるほどの戦慄を与えた。まず、赤い手帳が保管されているチャン・ギョンジャ(イ・テラン)の秘密金庫を盗む作戦は完全に失敗した。普段からロウムに不満を抱いていたナサ(ユ・ヒジェ)が突発的な行動を起こし、ギョンジャ組織に発覚されたのだ。結局、ロウムの頭に銃口が向けられてしまった。その時間、ムヨンとコ・ヨハン(ユン・バク)も残酷な真実に向き合うことになった。ムヨンは父親の工場がチョクモクキッドによって倒産したことを自分の目で直接確認し、ヨハンはチョクモクキッドを選別したチョクモク財団の諮問委員が自分の母親だったということを知った。見ても信じられず、どうしても許せない残酷な真実が2人を苦しませた。ギョンジャに捕まったロウムは少しも萎縮せず、堂々とした態度で対抗した。特に、ギョンジャに笑顔で一喝する姿は鳥肌が立つほどだった。命が危ない状況にも「面白いよね。私が出所して一番先にここを盗んだことを会長が知るはずだから。これからあなたが何を隠したのか、会長が疑い始めるでしょう」と、ギョンジャの心理を刺激するシーンでは、ロウムの無謀なほどの姿勢が際立った。しかし、急所を突いたロウムの一喝は、より大きな悲劇を招いた。会長がギョンジャを疑うようにすることはできたが、証拠がないよう手帳をなくす気にさせたのだ。ギョンジャも「お前はもう少し苦しめなければならない」と嘲笑しながら話し、近づてくる報復に対する不安を高めた。続いてロウムは10年前、両親が殺されたバンガローに連れられた。ギョンジャは彼女の最も胸が痛くて残酷な記憶が残されている場所に連れて行き、メンタルを崩壊させようとした。やはり恐ろしい記憶が再びロウムを襲い、いつのまにか熱い鬱憤と冷たい憎悪が入り混じった涙が溢れてきた。ギョンジャは血の滲んだ目で自分を睨むロウムに、赤い手帳を振りながら嘲弄した。そしてロウムが見ている前で手帳を燃やしながら「家に帰ってきたことを歓迎する」という残酷な言葉を残し、去ってしまった。灰の粉になった手帳を見て、ロウムは泣き叫んだ。恐ろしい記憶が残っているバンガロー、そして会長の正体が書かれた手帳まで、すべて灰になってしまた森の真ん中でロウムは1人になった。手を縛っているケーブルタイは切ったが、依然としてその空間から抜け出せず、頭の中の恐怖と孤独に閉じ込められて苦しい時間を過ごした。一抹の希望さえも全て燃えてしまった彼女には何の人生の意志も見えないようで、視聴者を悲しませた。その瞬間、車のヘッドライトがロウムを照らし、彼女の前に一筋の光が見えてきた。ムヨンがロウムを見つけ出したのだ。近づいてくるムヨンをロウムはただぼんやりと見つめ、ムヨンはロウムに近づくほど混乱していた頭の中が整理されるのを感じた。「遅くなってごめんなさい。帰りましょう。家に」と差し出すムヨンの手の上に灰だらけになったロウムの手が重なった。