ソン・ガンホ
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【PHOTO】ソン・ガンホ&パク・ジョンミン&チャン・ユンジュ、映画「1勝」制作報告会に出席
28日午前、ソウル龍山(ヨンサン)区CGV龍山アイパークモールで映画「1勝」の制作報告会が行われ、ソン・ガンホ、パク・ジョンミン、チャン・ユンジュ、シン・ヨンシク監督が出席した。映画「1勝」は、勝ったことのない監督から勝つ気のないオーナー、勝つ方法を知らない選手まで、勝利の可能性が全くないプロ女子バレーボール選手団が、1勝を目標に挑戦に乗り出す話を描く。・ソン・ガンホ&パク・ジョンミン主演の映画「1勝」韓国で12月に公開・「涙の女王」から「ムービング」まで!人気作が続々と「ソウルドラマアワード2024」で受賞(総合)
ソン・ガンホ&パク・ジョンミン主演の映画「1勝」韓国で12月に公開
ソン・ガンホとパク・ジョンミンが主演を務める映画「1勝」が、韓国で12月に公開される。映画「1勝」(監督:シン・ヨンシク)は、勝ったことのない監督から勝つ気のないオーナー、勝つ方法を知らない選手まで、勝利の可能性が全くないプロ女子バレーボール選手団が、1勝を目標に挑戦に乗り出す話を描く。公開された予告ポスター第1弾は、ポンポンと跳ね上がるボールの後ろに「1勝」のロゴと共に明るく笑っているソン・ガンホの姿が写っており、視線を奪う。試合に出る選手たちの姿を通じて、バレーボールコートの生き生きとしたエネルギーが伝えられる中、「ただ一度だけ勝とう」というキャッチコピーは、1位ではなく1勝を狙う人たちの斬新な挑戦への関心を高める。ソン・ガンホは、担当すれば必ず負ける百戦百敗のバレーボール監督キム・ウジン役に扮し、愉快かつ気さくな魅力を見せてくれる。パク・ジョンミンは1勝すれば賞金20億ウォン(約2億2,000万円)という大胆な公約を掲げた球団のオーナーカン・ジョンウォンに扮し、予測できない魅力をアピールする。チャン・ユンジュが、20年間ベンチで耐えてきたバレーボール選手のパン・スジ役に扮し、ソン・ガンホとケミストリー(相手との相性)を披露し、爆笑を誘う。映画「1勝」は、韓国で12月に公開される。
「涙の女王」から「ムービング」まで!人気作が続々と「ソウルドラマアワード2024」で受賞(総合)
パク・チャヌク監督が、「ソウルドラマアワード2024」でゴールデン・バード賞を受賞。ソン・ガンホもドラマで受賞を果たした。昨日(25日)午後5時、ソウル汝矣島(ヨイド)のKBSホールから、「ソウルドラマアワード2024」が生中継された。この日の司会は、タレントのペ・ソンジェ、女優のソル・イナが務めた。この日、国際招待部門のゴールデン・バード賞は、HBO「シンパサイザー」の製作総指揮を務めたパク・チャヌクに贈られた。授賞式には主演のホア・スアンデも一緒に出席し、パク・チャヌク監督を祝福した。パク・チャヌク監督は、「僕がキャリアを積み上げてからほぼ映画だけ作ってきた。しかし、僕の心の中にいる幼い子供は、いつもテレビドラマを夢見てきた」とし、個性豊かで、それぞれの物語を持っているキャラクターを表現できるドラマの長所に言及した。彼は「映画人は映画だけを作り、放送人は放送だけを作る時代が過ぎて、本当に嬉しい。僕もドラマシリーズを2つ作った人として、放送人と呼ばれる資格があると思う。光栄な賞を堂々と受け取りたい」と述べた。さらに、「我々の人生を1本のドラマだとすれば、結末は誰も教えてくれない。終わりを知らないまま見てこのドラマが面白いように、我々も、その都度、一つひとつのシーンを味わい、楽しみながら生きていければと思う。『シンパサイザー』シリーズを作った放送局、プロダクション、俳優、スタッフの皆さんに伝えたい。あなたたちは僕の人生というドラマの最高の登場人物だった」と語った。ソン・ガンホも、ドラマで初受賞し、喜びを語った。「サムシクおじさん」で国際コンペティション部門の個人賞・男性演技者賞を受賞したソン・ガンホは、「映画をずっと続けてきた後、慎重にドラマを1本やったが、このような大きな賞をいただき、光栄で胸がいっぱいだ。世界各国から来られた尊敬する芸術家たちの前に立ち、責任感も重くなる」と話した。そして「改めて、ドラマ、映画コンテンツそのものが国境と言語を越え、一緒に楽しみ、交流し、感じる時代ではないかと思う。『サムシクおじさん』が韓国コンテンツの多様性、または前であれ、横であれ、1歩でも進む可能性を見せたドラマとして長く記憶に残れば嬉しく思う」とし、「暑い中、素敵なドラマを作るために献身的に努力してくれた監督をはじめとするスタッフ、脇を固めてくれた俳優たち、特にピョン・ヨハン、イ・キュヒョンさんをはじめとする宝石のような俳優たち、すべての方に栄光を捧げたい。このようにスピーディーできらびやかな時代に、黙々と最初から最後まで集中して見ていただき、応援してくださった視聴者の皆さんにも栄光を捧げたい」と感謝を伝えた。「ムービング」は、Kドラマ部門の作品賞とパク・インジェ監督が国際コンペティション部門の個人賞で演出賞を受賞し、2冠に輝いた。パク・インジェ監督は、「『ムービング』の20話もある長い作品の制作を決定してくれたDisney+の関係者の皆さん、NEWの代表に感謝したい」とし、「この賞は、これからもっと前進し、視聴者や観客をさらに慰め、良い作品を作れという意味として受け止めたい」と述べた。「マスクガール」は、劇中で親子役として共演したヨム・ヘランとアン・ジェホンが、Kドラマ部門の個人賞・男女演技者賞を受賞した。アン・ジェホンは「ありがたい方々が本当に多い作品だ。すべてのクリエイターの方々に、一緒に仕事ができて、熱く、光栄な時間だったと伝えたい。特に僕と共演してくださったモミさん、最初のモミさんを演じたイ・ハンビョルさんに、僕たちが一緒にやったからこの賞をもらえたのだと伝えたい。本当に感謝している。これからも素敵な作品と興味深い演技で、皆さんと時間を積み重ねていく俳優になりたい」と感想を述べた。ヨム・ヘランも「最高のスタッフだったし、私と共演した最も美しい敵であるコ・ヒョンジョンさん、ナナ(AFTERSCHOOL)さん、イ・ハンビョルさん、アン・ジェホンさんをはじめ、素晴らしい俳優たちと共演させていただいた。彼らに感謝の気持ちを伝えたい。世界各国で見てくださった視聴者の皆さん、残念ながら見られなかった方々は、この機会を通じて見てほしい」と語った。「涙の女王」も、Kドラマ部門の作品賞と、SEVENTEENのスングァン&ドギョム&ホシによるユニットブソクスンが歌ったOST(挿入歌)「The Reasons of My Smiles」でKドラマ部門のOST賞を受賞。アメリカの「三体」とチェコの「The Saints」も2冠を獲得した。ブラジルの「ジャスティス 彼らの選択」は、国際コンペティション部門の大賞の栄誉を手にした。TBSドラマ「Eye Love You」も受賞し、目を引いた。「ソンジェ背負って走れ」で一躍スターになったビョン・ウソクとキム・ヘユンも、ファン投票で選ばれた国際招待部門・アジアスター賞を受賞し、人気の高さを証明した。キム・ヘユンは「ドラマ『ソンジェ背負って走れ』を通じて本当にたくさん愛され、光栄で感謝している。『ソンジェ背負って走れ』のイム・ソルを作ってくださった脚本家さん、監督、多くの俳優、スタッフに感謝の言葉を伝えたい」とし、「スボム(『ソンジェ背負って走れ』のファンの愛称)、投票してくださった多くの方々、ファンの皆さんに心から感謝申し上げる。今後、より多様な演技をお見せする」と伝えた。スケジュールのため授賞式に参加できなかったビョン・ウソクは、映像を通じて感想を伝えた。彼は、「ファンの皆さんにいただいた意味のある賞であるだけに、ファンの皆さんと一緒にもらう賞だと思っている」とし、「『ソンジェ背負って走れ』という作品で、ファンの皆さんと本当に今年1年間で多くの思い出を作ったと思う。いつも熱い愛と応援を送ってくださってありがたい。このように『ソウルドラマアワード』に参加できる機会を与えていただき、改めて深く感謝申し上げる。今後、より良い姿でお目にかかりたい」と述べた。・二階堂ふみ&チェ・ジョンヒョプ主演「Eye Love You」が韓国で快挙!ソウルドラマアワードで特別賞に・【PHOTO】ソン・ガンホ&パク・チャヌク監督ら「ソウルドラマアワード2024」パープルカーペットに登場【「ソウルドラマアワード2024」受賞者(作)リスト 】◆国際招待部門ゴールデン・バード賞:「シンパサイザー」パク・チャヌク ◆国際コンペティション部門大賞:「ジャスティス 彼らの選択」(ブラジル) ◆Kドラマ部門作品賞:「ムービング」「涙の女王」 ◆Kドラマ部門OST賞:「涙の女王」OST ブソクスン「The Reasons of My Smiles」◆Kドラマ部門個人賞(男女演技者賞):「マスクガール」アン・ジェホン、「マスクガール」ヨム・ヘラン ◆国際コンペティション部門個人賞(男女演技者賞): 「サムシクおじさん」ソン・ガンホ、「The Saint」(チェコ)イジーナ・ボフダロヴァ◆国際招待部門特別賞:「Eye Love You」(日本) ◆国際コンペティション部門作品賞長編:「アナザー・ラブ」(トルコ)、「高麗契丹戦争」◆国際コンペティション部門作品賞ミニシリーズ:「シガレットガール」(インドネシア)、「三体」(アメリカ)◆国際招待部門アジアスター賞 :ビョン・ウソク、キム・ヘユン、シティ・サレハ(マレーシア)、キム・チュ(フィリピン)、デズモンド・タン(シンガポール)、メータウィン・オーパッイアムカジョーン(タイ)、オチ・ロスディアナ(インドネシア)◆国際コンペティション部門個人賞(演出賞):「ムービング」パク・インジェ ◆国際コンペティション部門個人賞(脚本家賞):「三体」(アメリカ)デイヴィッド・ベニオフ、D.B.ワイス、アレクサンダー・ウー ◆国際コンペティション部門作品賞(単幕劇):「桃を押さないでください」(韓国)、「The Saint」(チェコ)
【PHOTO】SEVENTEEN ブソクスン&キム・ヘユンら「ソウルドラマアワード2024」授賞式に登場
25日午後、ソウル汝矣島(ヨイド)のKBSホールにて行われた「ソウルドラマアワード2024」にSEVENTEENのスングァン&ドギョム&ホシによるユニットブソクスン、キム・ヘユン、Apinkのユン・ボミ、キム・ドンジュン、ソル・イナ、チョ・ハンチョル、ミン・ウヒョク、ソン・ガンホ、パク・ジヒョン、チェ・ダニエル、元Secretのソナ、パク・チャヌク監督、ヨム・ヘランが登場した。※この記事は現地メディアの取材によるものです。写真にばらつきがございますので、予めご了承ください。・【PHOTO】ZEROBASEONE「ソウルドラマアワード2024」で祝賀ステージを披露・【PHOTO】キム・ヘユン「ソウルドラマアワード2024」パープルカーペットに登場
【PHOTO】ソン・ガンホ&パク・チャヌク監督ら「ソウルドラマアワード2024」パープルカーペットに登場
25日午後、ソウル汝矣島(ヨイド)のKBSホールにて「ソウルドラマアワード2024」のパープルカーペットイベントが行われ、ソン・ガンホ、パク・チャヌク監督、アン・ジェホンが登場した。・ソン・ガンホ、新ドラマ「インサイダーズ」に出演決定映画「インサイダーズ/内部者たち」の世界観を拡張・TBSドラマ「Eye Love You」も!ビョン・ウソクからSEVENTEEN ブソクスンまで「ソウルドラマアワード2024」受賞者を発表
ソン・ガンホ、新ドラマ「インサイダーズ」に出演決定…映画「インサイダーズ/内部者たち」の世界観を拡張
モ・ワンイル監督の新作「インサイダーズ」(仮題)に、俳優のソン・ガンホが出演を決定した。歴代青少年観覧不可(R指定)映画の中で最高の興行収入を挙げた作品であり、「第53回大鐘賞映画祭」で最優秀作品賞、シナリオ賞、企画賞、「第37回青龍映画賞」で最優秀作品賞などを受賞し、作品性を認められた映画「インサイダーズ/内部者たち」が、世界観を拡張してシリーズ物として制作される。「インサイダーズ」(仮題)は、1980~1990年代を貫く事件と人物を緊密に織り成す内部者たちの物語を描いたシリーズ物で、劇中でソン・ガンホは韓国を動かす流れを組織的に仕組んでいる人物イ・ガンヒ役を演じる。「パラサイト 半地下の家族」「タクシー運転手」「弁護人」「グエムル -漢江の怪物-」など、観客動員数1,000万人以上を動員した作品を何本も誕生させ、名実ともに韓国の映画界を代表する国民的俳優として挙げられており、「ベイビー・ブローカー」で「第75回カンヌ国際映画祭」の最優秀男優賞を受賞するなど、韓国を通り越して世界的な俳優に成長した彼は、今回の作品でも代替不可能なキャラクター表現で圧倒的な演技を披露することが期待されている。さらに、Netflixシリーズ「誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる」、ドラマ「夫婦の世界」「ミスティ」で人物の心理と緊張感溢れる雰囲気を繊細に描く演出で「第56回百想(ペクサン)芸術大賞」のテレビ部門演出賞を受賞したモ・ワンイル監督が演出を務め、期待を高めている。脚本は「モガディシュ 脱出までの14日間」「暗殺」「10人の泥棒たち」を執筆した脚本家イ・ギチョルが務め、練り込まれたストーリーとスピーディーな展開で、圧倒的な没入感を与える見通しだ。「インサイダーズ」(仮題)は、映画「ソウルの春」「ただ悪より救いたまえ」「KCIA 南山の部長たち」など、時代に対する鋭い洞察力をもとに、興行性と作品性を兼ね備えた映画を披露してきたHIVE media corpが制作する。「インサイダーズ」(仮題)は、2025年のクランクインを目標に準備中だ。
TBSドラマ「Eye Love You」も!ビョン・ウソクからSEVENTEEN ブソクスンまで「ソウルドラマアワード2024」受賞者を発表
「ソウルドラマアワード」の受賞者が決定した。本日(9日)、ソウルドラマアワード組織委員会(委員長:パン・ムンシン)は「48ヶ国346本という史上最大規模のドラマが参加した中、厳正な審査を経て国際招待、国際コンペティション、Kドラマ、特別、アジアスター賞の受賞者を確定した」と明かした。まず、組織委員会が全世界の話題作の中で作品性と大衆性を確保し、ドラマ産業に足跡を残した作品、および関係者に授与するゴールデンバード賞には、パク・チャヌク監督が選定。パク・チャヌク監督は「シンパサイザー」(HBO)で製作総指揮を務めた。1970年代、フランス人の父、ベトナム人の母を持つ大尉がアメリカに亡命し、2つの文明、2つのイデオロギーの間で経験する葛藤を伝え、世界から注目を集めた。国際コンペティション部門の大賞は、ブラジルの「Justice:Misconduct」に贈られる。それぞれの理由で犯罪を犯した3人の容疑者と、濡れ衣を着せられて逮捕された1人の囚人の物語を通じて、司法システムの問題点を考察した内容を描いた。審査員から「時間的な順序を解体する独創的でユニークな演出が大きなインパクトを与える作品だ」と評価された。この他にも、国際コンペティション部門では「三体」(Netflix)がミニシリーズ作品賞と脚本家賞を同時に獲得した。チェコの時代的英雄として尊敬される人物の隠された秘密と真実を映し出す「The Saint」も単幕劇の作品賞に続き、93歳の高齢で主人公の心理的葛藤を完璧に表現した主演のイジーナ・ボフダロヴァが女性演技賞を受賞した。Kドラマの影響力が高まっている中、グローバル審査員から高い評価を得た韓国ドラマと関係者も際立った。「桃を押さないでください」(CJ ENM O'PEN)と「高麗契丹戦争」(KBS)がそれぞれ単幕劇と長編の作品賞を受賞。特に、パク・インジェ監督は「ムービング」(Disney+)で302人の世界的な演出家の中で受賞者に選ばれ、俳優ソン・ガンホも423人の錚々たる俳優の中で、男性演技者賞に名を連ねた。Kドラマ部門の作品賞は、「ムービング」(Disney+)と「涙の女王」(スタジオドラゴン)が受賞を果たした。また、ヨム・ヘランとアン・ジェホンは「マスクガール」(Netflix)でそれぞれ女優賞と男優賞に選ばれ、SEVENTEENのユニットであるブソクスンは「涙の女王」でOST賞を受賞した。さらに100%韓流ファンの投票で行われたアジアスター賞には、「ソンジェ背負って走れ」の俳優ビョン・ウソクとキム・ヘユン、マレーシアのシティ・サレハ、シンガポールのデズモンド・タン、インドネシアのオチ・ロスディアナ、タイのメータウィン・オーパッイアムカジョーン、フィリピンのキム・チュが名を連ねた。日本で大人気を博したドラマ「Eye Love You」(TBS)も特別賞を受賞する。文化体育観光部とソウル特別市、KBS、MBC、SBS、EBS、CBSの後援で開催される「ソウルドラマアワード2024」の授賞式は、9月25日午後5時からKBSホールでSBSで生放送で開催され、公式YouTubeチャンネルでも配信される。また、授賞式の前には受賞者及びプレゼンター、祝賀公演チームなどが参加する「パープルカーペット」も行われる。・「涙の女王」「Eye Love You」など過去最高346本がノミネート!「ソウルドラマアワード2024」が9月に開催・「ソンジェ背負って走れ」から「Eye Love You」まで!日韓から続々アジアコンテンツアワードの受賞候補を発表
ソン・ガンホ「サムシクおじさん」でドラマに初挑戦“映画とは異なる魅力を感じた”
俳優ソン・ガンホが、「サムシクおじさん」の撮影のビハインドを語った。最近、ソウル三清洞(サムチョンドン)のカフェで、Disney+「サムシクおじさん」に出演した俳優ソン・ガンホのインタビューが行われた。同作は、「戦争中も毎日3食(サムシク)を食べさせた」という通称サムシクおじさん(ソン・ガンホ)と、皆が飢えることなく豊かに暮らせる国を目指すエリート青年キム・サン(ピョン・ヨハン)が出会い、苦境の時代に夢を叶えるべく奮闘する物語を描いた。ソン・ガンホは、毎回圧倒的な演技力を披露し、名実ともに韓国の国民的俳優であることを証明した。この日彼は「サムシクおじさん」を通じて初めてドラマに挑戦した感想について、「よくご存知の通り、映画ばかりやっていたのでドラマは初めてでしたが、撮影期間が特に映画より長かったとは言えません。しかし、Disney+は毎週公開されるので、そういった部分では新しい経験だったように思います。それが嬉しくもあり、映画のように一気に公開されるわけでもなくずっと露出されている状態なので、胸がいっぱいで面白い、複雑な気分でした。毎週公開されるので、『今回は面白い。今回は後半がちょっとルーズかな』という気持ちはありました。いつも4時になると、ワクワクしました」と明かした。評価が分かれることに対しては、残念な気持ちも語った。彼は「もちろん残念な気持ちもあります。新しい視点でもっとコミュニケーションしたいという気持ちはいつもあります。またその逆もあります。いつも多くの方々にに愛されてきたので、結果よりも、自分がどのような姿勢で作品に臨み、俳優としてどのような活動をしていくのかも、僕には宿題であり、最も重要なポイントだったように思います。『クモの巣』も、実はシナリオが持っている魅力と、物語が持っているオリジナリティが僕の心を揺さぶったのであって、公式に従ったら絶対に選べない作品でした。愛される作品の公式は、誰が見ても決まっています。そのような作品も尊重されなければなりませんが、僕はそれよりも、僕たちの結実をどのように見せられるかということを悩んできたと思います。結果が伴ったらなおさらですが、良くても悪くても、謙虚に受け入れる準備ができていますし、そうすべきだと思います」と自身の考えを語った。また彼は「僕はDisney+の選択を尊敬しています。危険性が十分内在しているにもかかわらず、果敢に韓国のコンテンツに対する自信、誇りのようなものがあったからこそ、関係者の方々も果敢な選択ができたと思います。結果はご存知のように、グローバルな成功にはつながりませんでしたが、そのような決断があったからこそ、このようなドラマをアジア各国でも、アメリカでも見てもらい、『このようなドラマもあるんだ』と言えるのだと思います。Disney+が刺激的なものだけでなく、真面目なものもやるというのは、尊敬できることだと思います。感謝しています」とつけ加えた。ドラマに初挑戦することになった理由については、「2000年初頭、90年代末、僕が映画『クワイエット・ファミリー』を撮影したばかりの新人だった頃、少しドラマのオファーがありました。その時は、その気がなかったんです。その後、20年、30年近く映画をずっと続けているうちに、世界的なコンテンツの方式が多様化する時期に入りました。そのため自然にドラマをするようになりました」とし、「他の俳優たちがOTT(動画配信サービス)作品に出演しているから自分も飛びついたわけではなく、今は映画もあるけれど、世の中が変わってきたからそうなったのだと思います。世界的なきっかけもあったかと思いますが、多くのチャンネルが以前より多様化しました。映画というジャンルにこだわる理由がなくなったのです」と話した。続いて「なぜ『サムシクおじさん』だったのかと聞かれたら、僕だけでなく、創造性を発揮するアーティストの基本だと思いますが、新しい視点から出発する作品に対するニーズがありました。そのような理由で、シン・ヨンシクという監督に注目していました。例えば『空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~』を書いて制作する時、尹東柱(ユン・ドンジュ)という詩人とその詩についてはよく知っていますが、詩人の足跡は深く考えたことがなかったので、その点が新鮮でした。シン・ヨンシクという脚本家が、定型化された視線ではなく、僕たちが知ってはいるけれど、見過ごしていた隙間の美しさを捉える視線があることを知りました。そのようにして会い始め、『サムシクおじさん』もその一環として出発しました。この速い世の中で、しかも50年前の物語に誰が興味を持つかと思うと挑戦できないと思いますが、果敢にその物語を通して現代を生きる我々の姿を省みることができるという点が新鮮に思えました」と説明した。ドラマと映画撮影の違いについては、「映画もドラマも、演技に取り組む姿勢や事前の作業は同じです。ただ、ドラマは分量が多いです。環境は似ていますが、こなす分量が非常に多くて、技術的な準備のようなものは違いますが、根本的な準備は同じだと思います」とし、「その中でも難しいのは、映画は人物の象徴的な演技や感情を一瞬で見せなければならないというプレッシャーがあるのに対し、ドラマはそういったものを少しずつ分散して適切に人物を積み上げていくという点が良いと思います」と振り返った。ソン・ガンホが考える「サムシクおじさん」に対する話も伝えた。彼は「サムシクは実在の人物でもなく、背景としては韓国社会の激変期に存在した架空の人物です。しかし、その人物を通してその時代の人を考えるだけでなく、今の私たちの暮らしの中にも、サムシクという人物、キム・サンという人物など、様々なキャラクターがどこにでも存在できると思いました」と語り、「少し難しいですが、私たちの顔を見つけてもらう職業が俳優だと思います。誰もが知っている顔でありながら、画面を通して忘れていた私たちの顔を、俳優の演技を通して見つけるのだと考えてきました。そのような意味で、サムシクもそのような人物であってほしいと思いました。もっと大きな観点から見ると、このドラマも視聴者にそのように近づいていってほしいと思いました」と伝えた。また、サムシクとキム・サン、カン・ソンミン(イ・キュヒョン)の関係性にも言及した。ソン・ガンホは「キム・サンという存在は、サムシクにとってロマンだったと思います。サムシクという人物は、幼い頃から生きてきた環境が厳しく、人間として最も悲惨な環境だったんです。詳しいことは描かれませんが、日本でお金をたくさん稼いできた人のようです。その人が持っている人間らしい暮らしと社会に対するロマンを実現させてくれる、最も純粋で、自分が持っていない純粋さと情熱を、キム・サンの中から発見したのではないでしょうか。自分が考えていた理想的な暮らしと社会を実現させてくれるロマンの対象として考えました。そのため、愛着を持ってしがみついたのではないかと思いました」と分析した。続いて、「カン・ソンミンとサムシクは、愛憎というべきか、憎しみと愛情、哀れみなどに満ちた関係ではないでしょうか。幼い頃から保護され、愛されてきましたし、その見返りとして嫌なことをしてきました。カン・ソンミンの生まれ育った環境をよく知っているからこそ、同情もあったはずだし、それでも自分を信じて頼りにしている存在に対する愛情もあったと思います。説明できない複雑な感情ではないかと思います」と振り返った。共演俳優たちとの相性も伝えた。ソン・ガンホはピョン・ヨハンとイ・キュヒョンに対して「2人とも本当に、なぜ視聴者に愛されているのか分かりました。感心しました。特にキュヒョンさんはすごい俳優だと感じました。カン・ソンミンの本心が唯一出ていたシーンが、倉庫でのシーンでした。愛憎の関係だと話しましたが、サムシクもとても悲しかったと思います。本当に保護してあげたくて、彼の成功を祈ったでしょう。悲惨な最後を迎える姿を見た時、サムシクの心は、悔恨だけでなく、様々な感情があったと思います。ピョン・ヨハンさんもソ・ヒョヌさんもイ・キュヒョンさんも、この3人組の熱演がこのドラマの柱になって支えてくれたと思います。3人に感謝を伝えたいです」と語った。また、「他の3人組も絶賛したいのが、チン・ギジュさんに一昨日だったか、初めてメールを送りました。『本当に苦労したと思うし、いつもメールしたいと思いながらできなかったけれど、本当に素晴らしかった。抑えていた感情が、時には純粋で精巧だった』というメールを送りました。本気でそう思いました。(少女時代の)ティファニーさんは歌手出身ですが、自分の役目を十分に果たしたと思います。オ・スンフンさんは今後、韓国ドラマや映画界で柱となり、顔となる十分な能力と魅力を持っている俳優ではないかと思います」とつけ加えた。厳しい映画産業に対する考えも語った。ソン・ガンホは「映画だけでなく、ドラマの現場も好況の時より、簡単な環境ではないと聞きました。それでも絶えず挑戦し、映画でもご存知のように、本当に優れたコンテンツは素晴らしい成果をあげています。それを見ると、観客はいつも待っていて、よくできている映画には拍手を送る気持ちがあるので、作り手の私たちとしては大きな勇気をもらっています。映画も、これからも映画ならではの魅力とエネルギーを持ち続けたら、十分愛してもらえると思います。ドラマや映画界でももう少し努力して最善を尽くせば、決して悪くはないと思います」と答えた。次回作についてもコメントした。ソン・ガンホは「期待する次回作はあるか?」という質問に「僕は選択される人なので、良い作品に選ばれたいだけです」とし、「僕はストーリーそのものが気になります。キャラクターよりも、ストーリーがどれほど斬新なのかが一番最初に目に入ります。その次に、自分がどのようなキャラクターなのかを見ます。物語全体がどれほど自分の心を揺さぶるかが第一です。作品が良ければ、カメオも当然やります。いくらでも」と答えた。今後のドラマへの挑戦の可能性についても、「もっとやりたいです。グローバルな題材で、グローバルにコミュニケーションしたいという欲もあります。ドラマをやってみたら、映画とは異なる演技の面白さも感じています。映画は2時間という限られた時間の中で、エキスを最大限引き出さないといけないというプレッシャーがあるのに対し、ドラマはもう少し細かく、親切に視聴者の皆さんに自分の演技、キャラクターを説明できる物理的な時間がもう少しあるという点で、役者としては楽しく、モチベーションも上がります。正直に言って、ドラマはとても面白いと思いました。だからと言って映画が面白くないという意味ではありません」と笑いながら、「機会があればまたやりたいというのが正直な気持ちです」と話して目を引いた。最後に彼は「僕はサムシクとは違って、大きな計画はありません」と話して笑い、「俳優は長い人生を一緒に歩む同伴者です。重要な瞬間が(俳優の人生に)来ることは来ますが、それを目的にしてはいけません。俳優は長い人生と一緒に進むマラソンランナーだという考えを持って、一歩一歩進むものであって、壮大な抱負や計画を立ててやっていくものではないと思います。一歩一歩進んでいくこと自体が素晴らしいことです」と述べた。そして「公式が決まっている作品も尊重します。そのような作品は、ある意味で成功が保証されているところもありますが、新鮮さには欠けています。『パラサイト 半地下の家族』も『ベイビー・ブローカー』も、大きな賞を取ってから変わったことはなく、いつも新しい視点を持とうと努力してきたように思います。それが成功することも失敗することもあります。危なくて見慣れなくて怖い気持ちはありますが、それでも俳優としてやる気が湧いてくるポイントを常に探そうとしています。結果が良ければ最高ですが、思い通りにならないのが人生だと思います。もともと役者としていつもそのように選択して考えてきたので、これからもそうしていきたいと思います」と抱負を語った。
ハン・ソッキュ出演の映画「シュリ デジタルリマスター」9月13日に日本公開!ポスター&予告編が解禁
韓流の原点にして頂点といえる幻の傑作映画「シュリ」が、このたび「シュリ デジタルリマスター」として4Kデジタルで鮮やかに蘇り、9月13日(金)よりシネマート新宿ほか全国ロードショーされることが決定した。あわせて、新たに制作されたポスタービジュアルと予告編が解禁となった。大スクリーンに4Kで鮮烈に際立つ南北間に横たわる悲しみと平穏な日常にある愛のコントラスト、そして、圧巻のアクションと壮大なクライマックスを没入し体感する至極の映画体験!南北対立を描いた圧巻のスパイアクション超大作にして、号泣必至のラブストーリーである本作は、1999年2月13日に韓国で公開され、「タイタニック」を超える621万人を動員し、社会現象に。翌年日本でも公開されるや「韓国映画はハリウッドを越えているのか」という驚きと共に、列島沸騰の社会現象を巻き起こし、当時の韓国映画としては空前の興行収入18億円を突破する大ヒットを記録。ところが、その後韓国の出資会社側の事情で本作の上映権が宙に浮く事態となり、劇場上映・配信などが出来なくなってしまい、「映画の世界地図を書き換えた奇跡の1作」「韓流の始祖」など、語りつがれながらも観られない、幻の傑作となっていた。「是非もう一度観たい」と、途切れることのない再上映の熱い声に応えようと監督自身が粘り強い権利交渉を重ね、その努力が実を結び、韓国での公開から25周年のアニバーサリー・イヤーに合わせていよいよ劇場再上映が叶うこととなった。監督も関わる中で行われた4Kデジタル修復作業により、南北に横たわる悲しみと、平穏な日常に輝く愛のコントラストが一層際立ち、ラストの圧倒的衝撃はより深く胸を震わす。当時、すでに大スターだった主演のハン・ソッキュに加えて、物語の脇を固めたソン・ガンホやチェ・ミンシクは本作を経て韓国映画界の柱を担う存在となり、本作が映画初出演だったキム・ユンジンはその後、ハリウッドにも進出。そんなそうそうたる出演者の競演は、今観るとより胸を熱くする。新たに制作されたポスターは、2000年公開当時のキーアートを踏襲しつつも、画質がクリアとなったことで、韓国情報部の室長ユ・ジュンウォン(ハン・ソッキュ)と、その婚約者でアクア・ショップを経営するイ・ミョンヒョン(キム・ユンジン)の表情がより際立ち、二人に待ち受ける切なくも壮絶な愛の行方を予感させる。タイトル下には、当時のポスターにはなかった、ジュンウォンの相棒であるイ・ジャンギル(ソン・ガンホ)と、ジュンウォンの因縁の存在ともいえる北朝鮮特殊部隊のパク・ムヨン(チェ・ミンシク)の鬼気迫る表情が加えられた。予告編は、4Kデジタルにリマスターされたことで、25年の時を経ても全く色あせることのない壮絶なアクションのスケールとそこに織りなす深く切ない愛がより鮮明に。そして、サッカーの南北交流試合が行われる巨大スタジアムを舞台に繰り広げられるクライマックスシーンの衝撃がよみがえる仕上がりとなった。本作が描く南北の切実な物語は、その後の「JSA」や「愛の不時着」などの数々の名作へとつながっていくが、この物語の壮大なクライマックスの衝撃は25年たった今も色あせることなく、映画ファンの心を揺さぶり続けている。あの時観た人も、幸運にもまだ出会っていない人も、最高のクオリティで映画館の大スクリーンで体感できるこの貴重な機会は要チェックだ。■上映概要「シュリ デジタルリマスター」2024年9月13日(金)シネマート新宿 他全国ロードショー監督・脚本:カン・ジェギュ「JSA」出演:ハン・ソッキュ「八月のクリスマス」、キム・ユンジン「告白、あるいは完璧な弁護」、チェ・ミンシク「オールドボーイ」、ソン・ガンホ「パラサイト 半地下の家族」主題歌:When I Dream(キャロル・キッド)1999年 / 韓国 / カラー / 125分 / ドルビー・デジタル / PG12 / 字幕翻訳:根本理恵 / 配給:ギャガ<ストーリー>要人暗殺事件を捜査中の韓国情報部員、ユ・ジュンウォン(ハン・ソッキュ)とイ・ジャンギル(ソン・ガンホ)。犯人と目される北朝鮮の女性工作員を追跡するふたりは、強力な破壊力を持つ液体爆弾を用いてのテロの脅威を知る。ターゲットは南北両首脳。■関連リンク「シュリ デジタルリマスター」公式サイト
Disney+「サムシクおじさん」主要キャストらによるグラビアが話題!シックなスーツスタイルを披露
Disney+オリジナルシリーズで好評配信中のドラマ「サムシクおじさん」の主演陣が、ファッション誌「Harper's Bazzar」6月号に登場。ギャップのある魅力で注目を集めた。同作は、「戦争中も毎日3食(サムシク)を食べさせた」という通称サムシクおじさん(ソン・ガンホ)と、皆が飢えることなく豊かに暮らせる国を目指すエリート青年キム・サン(ピョン・ヨハン)が出会い、苦境の時代に夢を叶えるべく奮闘する物語を描く。今回のグラビアでは、ソン・ガンホとピョン・ヨハンに加え、イ・キュヒョン、チン・ギジュ、ソ・ヒョヌの5人がモダンなスーツ姿を披露した。劇中で演じたキャラクターからは想像のつかない、ギャップのある佇まいは見る者を惹きつけて離さない。それぞれのすれ違う視線もまた、雰囲気のある仕上がりを実現している。サムシクおじさんの壮大な計画からストーリーが繰り広げられ、予測不可能な展開が韓国だけでなく日本でも好評を得ている「サムシクおじさん」。強烈で野望に満ちた登場人物たちの活躍も必見だ。
【PHOTO】ソン・ガンホ&ピョン・ヨハン&少女時代 ティファニーら、Disney+「サムシクおじさん」舞台挨拶に出席
19日午後、ソウルメガボックスCOEXで開かれたDisney+オリジナルシリーズ「サムシクおじさん」の舞台挨拶に、俳優のソン・ガンホ、ピョン・ヨハン、チン・ギジュ、オ・スンフン、チュ・ジンモ、ソ・ヒョヌ、少女時代のティファニー、オ・グァンロク、シン・ヨンシク監督らが参加した。・ソン・ガンホはモードファッションを披露!「サムシクおじさん」出演陣のグラビアが話題・ソン・ガンホ、Disney+「サムシクおじさん」でドラマデビュー新人賞に期待も?
ソン・ガンホはモードファッションを披露!「サムシクおじさん」出演陣のグラビアが話題
Disney+オリジナルシリーズ「サムシクおじさん」の俳優陣が、ファッション誌「Harper's BAZAAR Korea」でカリスマ性あふれるグラビアを披露した。今回同誌を飾ったのは、ソン・ガンホ、ピョン・ヨハン、イ・キュヒョン、チン・ギジュ、ソ・ヒョヌの5人。彼らは「サムシクおじさん」を通じて、1960年代の戦後激動の時期に世の中を変えるべく夢と野心を抱いた人物たちの物語を描く。特に、主人公パク・ドゥチルを演じたソン・ガンホはデビュー34年目にしてドラマに初挑戦したことで注目を集めた。彼は出演を決めた経緯について、「時代を貫く純粋な情熱が、どのようにして衝突しながら合わさってゆくのか、その過程を乗り越えてゆく人物たちの物語が興味深いものでした」と語り「僕は、役者というものは『新しい顔を見つけてあげる職業』だと思っています。いつも僕の出演映画を見ていた観客たちが、(この作品を通じて)いつの間にか忘れていた自分の顔を発見できればと思います」と伝えた。劇中でエリート青年キム・サンを演じたピョン・ヨハンは、「撮影に入るまでずっと監督に質問攻めをしていて、監督からは『欲望に燃える俳優だ』と言われました。サンを演じるときは、見る人にも自分の熱を一緒に感じてもらいたいと思って、情熱的に演じたかったんです」と語った。「映画『ゴッドファーザー』のアル・パチーノの演技を参考にしました」と語るのは、政治上の目的のために手段を選ばないカン・ソンミンを演じたイ・キュヒョン。「大聖堂で迎える最後のシーンの雰囲気を思い浮かべました」と付け加え、期待を誘った。「サムシクおじさん」を通じてイメージチェンジを遂げたチン・ギジュは、劇中でキム・サンの恋人の記者チュ・ヨジンを演じている。彼女は冷徹な眼差しを持つチュ・ヨジンのキャラクターについて「ヨジンは、静かな佇まいの奥で常に感情が波打っている人物です。一言一言に相反する感情が込められたようなキャラクターを演じるのは初めてだったので、とても大きな挑戦になりました」と振り返った。改革を夢見る軍人チョン・ハンミンを演じたソ・ヒョヌもまた、「一言でいえば勢いを持っている人物です」とキャラクターについて分析し、「前作のキャラクターと違って直感的で燃えるような性格なので、感情の演技を積み重ねるという宿題をもらったような気分でした」と説明した。「サムシクおじさん」は、現在Disney+で好評配信中。