ナイン(ドラマ)
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【終了しました】「ナイン ~9回の時間旅行~」ZE:A ヒョンシク直筆サイン入りポラ&プレスを5名様に!
※プレゼントは終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。※イ・ジヌク、チョ・ユニ、ZE:A ヒョンシクの豪華共演で話題となったタイムスリップドラマの最高傑作「ナイン ~9回の時間旅行~」(以下「ナイン」)。6月4日(水) にはDVD SET2がリリースされ、好評を得ています。今回リリース記念第2弾として、ZE:A ヒョンシクさんの直筆サイン入りポラロイド、そして、ヒョンシクさん&イ・ジヌクさんのサインがWで入った英語版プレス(非売品) を合計5名様にプレゼントいたします。そして、明日はイ・ジヌクさんバージョンのポラロイドをプレゼントいたしますので、お楽しみに!応募方法は簡単!「Kstyle公式 Twitterアカウント」をフォローして下記の「Twitterで応募する」ボタンからツイートするだけ。奮ってご応募ください。 ◆ZE:A ヒョンシク直筆サインポラ 3名様 ◆イ・ジヌク&ZE:A ヒョンシク「ナイン」プレス(英語版) 2名様 「ナイン ~9回の時間旅行~」 DVD 好評リリース中!DVD-SET1 (RENTAL Vol.1~6) DVD-SET2 (RENTAL Vol.7~12)各¥18,000+税DVD 公式サイト:http://kandera.jp/sp/nine/(C) CJ E&M CORPORATION, all rights reserved.発売元・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント 【応募方法】Step1: Kstyle公式Twitterアカウント「@Kstyle_news」をフォローしてください。Step2: 上記の「Twitterで応募する」ボタンからツイートしてください。 【応募期間】2014年6月11日(水) 18:00 ~ 6月12日(木) 11:00まで【参加条件】・TwitterでKstyle公式Twitterアカウント(@Kstyle_news)をフォローしていること。・日本に居住されている方(賞品配送先が日本国内の方)・応募に関する注意事項に同意いただける方【当選発表について】・プレゼントの当選については、厳正なる抽選の上、決定させていただきます。・プレゼントはお選びいただけませんので、予めご了承ください。・当選者の方にはKstyle(@Kstyle_news)のアカウントよりDM(ダイレクトメッセージ)にて当選のご連絡をさせていただきます。・プレゼントに関するDM/メンションでのご連絡は、平日10:00~18:30となります。※DM(ダイレクトメッセージ)は、Kstyle(@Kstyle_news)をフォローいただいておりませんと、お送りすることができませんので、ご注意ください。【注意事項】※本キャンペーンに関して、弊社が不適切な行為がされていると判断いたしましたアカウントは、キャンペーン対象外とさせていただきます。※弊社は、ご応募者のツイート内容については一切の責任を負いません。※当選発表は、当選者様への当選のご連絡をもってかえさせていただきますので、ご了承ください。※当選通知後4日間連絡がない場合、当選を無効とさせていただきます。※当選結果に関するお問い合せは受け付けておりませんので、ご了承ください。※当キャンペーンの掲載内容や条件は、予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。※当選の権利の譲渡はできません。※キャンペーン参加にあたっては、必ず弊社個人情報保護方針<プライバシーポリシー>をお読み下さい。※当選時にご連絡いただく住所、氏名、電話番号は、その確認などの関連情報のご案内のみに使用し、キャンペーン終了後は弊社の定める方法に基づき消去いたします。※インターネット通信料・接続料およびツイートに関しての全ての費用はお客様のご負担になります。※次の場合はいずれのご応募も無効となりますのでご注意ください。 ・応募時の内容に記載不備がある場合。 ・お客さまのご住所が不明・又は連絡不能などの場合。
ZE:A ヒョンシクがリハーサルでご満悦のノリノリ!「ナイン ~9回の時間旅行~」DVD -SET2 特典映像一部特別公開
「ナイン ~9回の時間旅行~」DVD-SET2から特典映像の一部が特別に公開された。この映像では、ZE:A ヒョンシクがリハーサルでご満悦のノリノリの姿を見ることができる。「ナイン ~9回の時間旅行~」は、「ラブ・ミッション」「ロマンスが必要2」イ・ジヌク×「私に嘘をついてみて」チョ・ユニの実力派カップルが綴る、美しくも切ない極上のラブストーリーと、先読み不能でハマらずにはいられないドラマ。「イニョン王妃の男」製作陣が贈るタイムスリップドラマの最高傑作として、これまでにない未体験の面白さや、あまりの完成度の高さから、ドラマの本場アメリカからも熱い注目を集め、韓国ドラマ史上初のハリウッドリメイクへを成し遂げ、韓国では放送終了後も"ナイン見直しブーム"が続き、ナイン廃人グッドナインなどの造語を誕生させるなど、一大社会現象を巻きお越した。20年前に戻ることができる9本のお香を見つけ、愛する人のために過去を書き換えるソヌを熱演した主演のイ・ジヌク。今回公開された特典映像は、好評リリース中のDVD-SET2に収録されているもので、雪山のシーンでスタッフを次々と雪の中へ投げ込み、さらに雪をかけ、満足気にはしゃぐイ・ジヌク。さらに、ソヌのお兄さん役であるチョンウを演じたベテラン実力派俳優チョン・ノミンが、撮影で使用したお料理をフォークでスタッフに食させてあげる微笑ましいシーンも楽しめる。そして、ソヌの20年前を演じたヒョンシクは、キム・ビョンス監督とのリハーサルでノリノリかつ笑顔を絶やさないキュートな姿や、クランクアップで監督に抱きしめられ称えられる清々しい姿を見せている。「ナイン ~9回の時間旅行~」 DVD 好評リリース中!DVD-SET1 (RENTAL Vol.1~6) DVD-SET2 (RENTAL Vol.7~12)各¥18,000+税DVD 公式サイト:http://kandera.jp/sp/nine/(C) CJ E&M CORPORATION, all rights reserved.発売元・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
イ・ジヌクの無邪気な素顔がキュート!バレンタインにお菓子を配りまくり?「ナイン ~9回の時間旅行~」DVD-SET1 特典映像一部特別公開
あまりの完成度の高さから、韓国では放送終了後もナイン見直しブームが続き、ナイン廃人グッドナインなどの造語を誕生させるなど、一大社会現象を巻き起こした「ナイン ~9 回の時間旅行~」。「イニョン王妃の男」製作陣が贈る、タイムスリップドラマの最高傑作として、これまでにない未体験の面白さはドラマの本場アメリカからも熱い注目を集め、韓国ドラマ史上初のハリウッドリメイクへ!「ラブ・ミッション」イ・ジヌク×「私に嘘をついてみて」チョ・ユニの実力派カップルが綴る、美しくも切ない極上のラブストーリーと、先読み不能のナインワールドにハマらずにはいられない!20年前に戻ることができる9本のお香を見つけ、愛する人のために過去を書き換えるソヌを熱演した主演のイ・ジヌク。好評リリース中のDVD-SET1 の特典映像より、イ・ジヌクがバレンタインに撮影現場で、「女性だけに渡す。男にあげても喜ばないよ」と言いつつ、監督にはチョコレートを渡すなど、スタッフにお菓子を配る姿が特別に公開された。ドラマの中ではシリアスな表情の彼が見せる、無邪気でお茶目な素顔に大注目だ。「ナイン ~9回の時間旅行~」 DVD 好評リリース中!DVD-SET1 (RENTAL Vol.1~6) DVD-SET2 (RENTAL Vol.7~12)各¥18,000+税DVD 公式サイト:http://kandera.jp/sp/nine/発売元・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
【終了しました】「ナイン ~9回の時間旅行~」イ・ジヌク&ZE:A ヒョンシク直筆サイン入りポラなど計7名様に!
※プレゼントは終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。※イ・ジヌク、チョ・ユニ、ZE:A ヒョンシクの豪華共演で話題となったタイムスリップドラマの最高傑作「ナイン ~9回の時間旅行~」(以下「ナイン」)のDVD SET2が6月4日(水) にリリースされます。今回Kstyleではリリースを記念して、イ・ジヌクさん&ZE:A ヒョンシクさんの直筆サイン入りポラロイド、色紙、英語版プレス(非売品) を合計7名様にプレゼントいたします。イ・ジヌクさん&ZE:A ヒョンシクさんのWで入った直筆サインは超貴重!是非ご応募ください。応募方法は簡単!「Kstyle公式 Twitterアカウント」をフォローして下記の「Twitterで応募する」ボタンからツイートするだけ。奮ってご応募ください。 ◆イ・ジヌク&ZE:A ヒョンシク直筆サイン入りポラ 3名様 ◆イ・ジヌク&ZE:A ヒョンシク直筆サイン色紙 3名様 ◆イ・ジヌク&ZE:A ヒョンシク「ナイン」プレス(英語版) 1名様「ナイン ~9回の時間旅行~」DVD SET1 5月2日(金)リリース レンタルDVD同時リリースVol.1~6DVD SET2 6月4日(水)リリース レンタルDVD同時リリースVol.7~12各¥18,000+税発売元・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメントDVD 公式サイト:http://kandera.jp/sp/nine/ 【応募方法】Step1: Kstyle公式Twitterアカウント「@Kstyle_news」をフォローしてください。Step2: 上記の「Twitterで応募する」ボタンからツイートしてください。 【応募期間】2014年6月2日(月) 18:00 ~ 6月4日(水) 11:00まで【参加条件】・TwitterでKstyle公式Twitterアカウント(@Kstyle_news)をフォローしていること。・日本に居住されている方(賞品配送先が日本国内の方)・応募に関する注意事項に同意いただける方【当選発表について】・プレゼントの当選については、厳正なる抽選の上、決定させていただきます。・プレゼントはお選びいただけませんので、予めご了承ください。・当選者の方にはKstyle(@Kstyle_news)のアカウントよりDM(ダイレクトメッセージ)にて当選のご連絡をさせていただきます。・プレゼントに関するDM/メンションでのご連絡は、平日10:00~18:30となります。※DM(ダイレクトメッセージ)は、Kstyle(@Kstyle_news)をフォローいただいておりませんと、お送りすることができませんので、ご注意ください。【注意事項】※本キャンペーンに関して、弊社が不適切な行為がされていると判断いたしましたアカウントは、キャンペーン対象外とさせていただきます。※弊社は、ご応募者のツイート内容については一切の責任を負いません。※当選発表は、当選者様への当選のご連絡をもってかえさせていただきますので、ご了承ください。※当選通知後4日間連絡がない場合、当選を無効とさせていただきます。※当選結果に関するお問い合せは受け付けておりませんので、ご了承ください。※当キャンペーンの掲載内容や条件は、予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。※当選の権利の譲渡はできません。※キャンペーン参加にあたっては、必ず弊社個人情報保護方針<プライバシーポリシー>をお読み下さい。※当選時にご連絡いただく住所、氏名、電話番号は、その確認などの関連情報のご案内のみに使用し、キャンペーン終了後は弊社の定める方法に基づき消去いたします。※インターネット通信料・接続料およびツイートに関しての全ての費用はお客様のご負担になります。※次の場合はいずれのご応募も無効となりますのでご注意ください。 ・応募時の内容に記載不備がある場合。 ・お客さまのご住所が不明・又は連絡不能などの場合。
tvN側「『ナイン』監督&脚本家、時代劇『三銃士』の編成を議論中」
ケーブルチャンネルtvNが、ドラマ「ナイン」のコンビであるキム・ビョンス監督とソン・ジェジョン脚本家の時代劇「三銃士」の編成を議論している。tvNの関係者は30日午後、OSENとの取材で「キム・ビョンス監督とソン・ジェジョン脚本家の作品『三銃士』の編成を協議していることは事実だが、まだ確定したことはない」とし、「制作コストの規模や編成時期について前向きに議論している状況」と伝えた。続いて「朝鮮時代を背景に、中国を行き来する三銃士の武士たちの活躍を描いたフュージョン時代劇」と説明した。キム・ビョンスの監督とソン・ジェジョン脚本家はtvNドラマ「イニョン王妃の男」と「ナイン」を成功させたコンビだ。特に「ナイン」はしっかりとした構成と入り込みやすいストーリーが好評を受けて高い人気を集めたことがあり、新しい作品に対する期待感も大きい状況だ。ソン・ジェジョン脚本家は「ナイン」で、韓国最高の権威を持つコンテンツ授賞式の「2013大韓民国コンテンツ大賞」で長官表彰を、キム・ビョンス監督は「2013 APAN STAR AWARDS」で演出賞を受賞したことがある。
イ・ジヌク×チョ・ユニ×ZE:A ヒョンシク豪華共演の「ナイン ~9回の時間旅行~」DVDリリース決定!
イ・ジヌク、チョ・ユニ、ZE:A ヒョンシクの豪華共演で話題となったタイムスリップドラマの最高傑作「ナイン ~9回の時間旅行~」のDVDリリースが、5月2日(金)&6月4日(水)に決定した。緻密なストーリーラインと、59億ウォンもの制作費を投入した圧倒的な映像美で観る者を魅了。ケーブルドラマ史を塗り替える高視聴率を記録したほか、脚本家が大韓民国コンテンツ大賞長官賞をケーブルドラマとして初受賞。あまりの完成度の高さから、放送終了後もナイン見直しブームが続き、ナイン廃人グッドナイン等の造語を誕生させるなど、一大社会現象を巻き起こし、韓国ドラマ史上初のハリウッドリメイクも進行中の本作。「ラブ・ミッション -スーパースターと結婚せよ!-」「ロマンスが必要2」など、実力派スターとして絶大な支持を誇るイ・ジヌクが、愛する人のために命がけで過去に戻る主人公ソヌを熱演。ヒロインには、「私に嘘をついてみて」のチョ・ユニ。抜群の演技力で、ソヌに一途な恋を貫く後輩ミニョンをキュートに演じる。そして、人気K-POPアイドルグループZE:Aのヒョンシクが、イ・ジヌクの少年時代を好演。過去と未来が同時進行する本作において、最後まで物語の鍵を握る重要なキャラクターを見事に演じ切った。【STORY】パク・ソヌは放送局のニュースキャスター。ある日、彼はネパールで取材中の後輩記者チュ・ミニョンに6ヶ月だけ結婚しようとプロポーズするが、その裏にはソヌの切ない秘密が。ソヌがネパールに来たのは、山で遭難した兄チョンウの遺体を確認するためでもあった。兄が握っていたというお香を遺留品の中に見つけたソヌはそのお香を焚くが、なぜか突然20年前の光景が現れ。お香がタイムマシンであることを知ったソヌは、兄のメモを頼りに9本のお香を手に入れる。そして、自分とミニョン、家族の人生を変えようと過去に戻るが、その度に現在が変わってしまい。「ナイン ~9回の時間旅行~」DVD SET1 5月2日(金)リリース レンタルDVD同時リリースVol.1~6DVD SET2 6月4日(水)リリース レンタルDVD同時リリースVol.7~12各¥18,000+税発売元・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメントDVD 公式サイト:http://kandera.jp/sp/nine/
2013年 韓国ドラマの5大ニュース…ありえないストーリーから予想外の大ヒットまで
2013年の韓国ドラマ市場は波乱の連続だった。議論も多く、事故も多かったドラマ市場は、マクチャン(日常では起こらないような出来事や事件が次々と起きる韓国特有のドラマ)議論から予想外のヒット作まで、様々な作品で視聴者たちから関心を受けた。2013年の一年間、ドラマの5大ニュースを調べてみた。マクチャンの終着地はどこ? 議論へと続く2013年には特にドラマが多くの議論を巻き起こした一年だった。特に必然性のないストーリーや極端な展開によってマクチャンという汚名を着せられたドラマが多かった。中でも、SBS「野王」、MBC「オーロラ姫」、KBS 2TV「王(ワン)家の家族たち」が主な作品として挙げられている。自身の成功のために義理の父親を殺害したチュ・ダヘ(スエ)は、「野王」をマクチャンにさせた根本的な人物だった。彼女は義理の父親を殺害し、愛するハリュ(クォン・サンウ)を共犯にさせ、再び自身の成功のため、夫のペク・ドフン(東方神起 ユンホ)を殺し、ファーストレディーを夢見る人物だった。この過程を見せているチュ・ダヘの悪行は極端に描かれ、多くの酷評を浴びた。2013年最高のマクチャンと呼ばれている「オーロラ姫」は、オ・デサン(ピョン・ヒボン)の幽体離脱を始め、登場人物の突然死など12名の俳優が次々と降板した。108拝(自己修養のために108回拝むこと)をすることで同性愛を解決し、「がん細胞も生命だ」という非常識なセリフと展開で、2013年最悪のドラマとして連日のように議論が巻き起こった。8月にスタートした「王(ワン)家の家族たち」は、とんでもない事件だらけだ。一人息子チェ・サンナム(ハン・ジュワン)のために嫁を選抜する嫁オーディションを開く父チェ・デセ(イ・ビョンジュン)、金持ちの女性と出会い金の味を知り、妻ワン・ホバク(イ・テラ)と「よっしゃ」と離婚する夫のホ・セダル(オ・マンソク)、浮気した夫の心を取り戻すために自作拉致劇を繰り広げる妻ワン・ホバクなど、刺激的な人物を描いたファミリードラマで悪評を受けているのが実情だ。韓流に続き、これからは日本ドラマが人気? リメイクドラマの成功SBS「その冬、風が吹く」「怪しい家政婦」、MBC「女王の教室」、KBS 2TV「オフィスの女王」。これらの共通点は日本のドラマをリメイクした作品であることだ。マニアから愛されていた日本のドラマが今、韓国の作品として再現される傾向にある。「その冬、風が吹く」は2002年に日本で大ヒットした「愛なんていらねえよ、夏」の韓国版で、一度映画でリメイクされたが大きな反響を得ることはできなかった。厚いマニア層を持つ脚本家ノ・ヒギョンとソン・ヘギョ、チョ・インソンが手を組み、韓国版ドラマとして変身した。「オフィスの女王」は職場で起きるエピソードを描いた全10話ドラマ「ハケンの品格」を全16話にリメイクし、キム・ヘスならではの主人公を誕生させミス・キムブームを呼び起こした。甲乙関係(上下関係)が社会問題として挙げられたタイミングと重なり、韓国の乙を癒したという評価を受けた。「女王の教室」は同名の日本ドラマを原作にしたドラマで、気難しくて冷たい女性教師が小学校の担任先生として赴任してから広がる、ある小学校クラスのいじめ、成績至上主義などのエピソードを描いた。子役たちの優れた演技力とコ・ヒョンジョンのカリスマ性は好評を得たが、それほど人気は得られなかった。先日最終回を迎えた「怪しい家政婦」は、歴代日本ドラマ視聴率第3位を記録した「家政婦のミタ」の韓国版で、放送序盤から「原作をコピーしただけだ」という議論が起きたが、視聴率2位を記録して終了した。映画だけではなくドラマにもいる! スクリーンの俳優たち、ドラマに復帰映画を通じて姿を見せてきた俳優たちがドラマに復帰し、その役割を充実にこなした一年だった。前述した「その冬、風が吹く」のソン・ヘギョ、チョ・インソンが5年、8年ぶりにドラマに復帰し、大成功した。「オフィスの女王」のキム・ヘスも3年ぶりにカムバックし、前作の不振を乗り越えて良い成績を挙げた。また、デビュー13年ぶりに初めてドラマに出演したMBC「馬医」のチョ・スンウもいる。全50話の大長征を繰り広げ、彼は「馬医」で「MBC演技大賞」の大賞を受賞した。彼らとは異なり、期待よりも低調な成績を挙げた俳優たちもいた。3年ぶりにドラマに復帰したソン・イェジンとキム・ナムギルの「サメ ~愛の黙示録~」は好評を受けたが視聴率はそれほど振るわなかった。そしてコ・ヒョンジョンも「女王の教室」で2010年以降久しぶりにドラマに出演したが、ヒットには失敗した。一方、チョン・ジヒョンはSBS「星から来たあなた」で14年ぶりのドラマ復帰を果たし、今後の活躍に期待が高まっている。ベテラン脚本家たちを緊張させた新人脚本家の反乱2013年には新人脚本家の躍進が目立った。特にKBSは「ドラマスペシャル」を通じて選抜された脚本家たちの予想を越えた活躍で、話に花を咲かせた。イ・ヒョンジュ、コ・ジョンウォン脚本家が共同執筆した「ゆれながら咲く花」は、いじめや校内暴力、墜落する教権、私教育のブームなど、韓国の学校が直面している現実的な問題を赤裸々に描き、好評を得た。また、ユン・ナンジュン脚本家(仮名)が執筆した「オフィスの女王」は日本のドラマのリメイク作品で放送前から多くの懸念を受けたが、独特のセリフとキム・ヘスの演技力で韓国にミス・キムブームを呼び起こした。先日最終回を迎えた「秘密」の脚本家ユ・ボラも、一般的な正統派恋愛ドラマを緻密な事件構成と緊張感のある展開で成功に導き、ベテラン脚本家たちを緊張させた。俳優イ・ジョンソクとイ・ボヨン、チョン・ウンインの存在感を際立たせたSBS水木ドラマ「君の声が聞こえる」を執筆した脚本家パク・ヘリョンも、この作品を通じてミニシリーズ(毎週連続で2日間に2話ずつ放送されるドラマ)に足を踏み入れた。この他にも「応答せよ1997」から「応答せよ1994」まで、連続でヒットさせた脚本家イ・ウジョン、「イニョン王妃の男」と「ナイン~9回の時間旅行~」を執筆した脚本家ソン・ジェジョンなどがいる。体感視聴率はもっと高い! 地上波を超えるケーブルドラマのブーム昨年から反響が尋常でなかったケーブルチャンネルと総合編成チャンネルが、2013年に入り本格的に恐ろしい勢いで浮上し、地上波ドラマまで脅した。2013年上半期の話題作は、tvNの「ナイン~9回の時間旅行~」だった。20年前に戻ることができる9本のお香を焚いて過去を変えるというタイムスリップは、しっかりしたストーリーと融合し、独特のジャンル的な特性を乗り越え、視聴者たちをナイン病に陥らせた。名不虚伝(名声や名誉が広く知られるのにはそれだけの理由があるという意味)脚本家キム・スヒョンとチョン・ウリョン監督が再び手を組んだJTBC「限りない愛」は視聴率10%台を記録し、同じ時間帯に地上波で放送されたドラマの視聴率まで超えた。特にイ・スンジェ、ユ・ドングン、キム・ヘスク、ソン・スンファン、オム・ジウォン、オ・ユナなど名俳優たちが大勢出演し、地上波とケーブル、総合編成チャンネルの境界を越えたという評価まで受けている。ここに、2013年下半期に最高の人気を誇っている「応答せよ1994」がこれらの後を続き、毎回のように最高視聴率を記録している。前編「応答せよ1997」に続き、90年代の郷愁を呼び起こし、視聴者を魅了した。
ドラマ「ナイン」アメリカでリメイクへ…フォーマット販売の“快挙”
tvN「ナイン~9回の時間旅行~」(以下「ナイン」)がアメリカでリメイクされる。CJ E&Mは27日「今年3月に放送された『ナイン』のフォーマットをアメリカに販売し、リメイクを行っている」と発表した。今回の「ナイン」のリメイクは、世界中で人気を集めているアメリカのドラマ「ゴシップガール」「THE OC」などを手がけ、アメリカを代表する制作会社の一つに挙げられているFAKE EMPIRE ENTERTAINMENTが制作を、アメリカの民間放送ネットワークABCで放送されることが有力だと伝えられている。現在はパイロット放送のためにシナリオ制作を行っており、来年初めに撮影をスタートし、早ければ5月にパイロット映像がLAスクリーニング(米ハリウッドで開かれるTVドラマ見本市)で公開される予定だ。特に、今回のリメイクはアメリカ側の積極的な働きかけによるものであったことから一層意味深い。CJ E&Mドラマ事業本部のチェ・ジンヒ常務は「従来のアメリカのドラマのうち、リメイク作品は主にイギリスのドラマのフォーマットを購入してきた。しかし、最近はイスラエルのドラマを原作としている『HOMELAND』が高い人気を得るなど、アメリカのドラマは様々な国へ目を向けている。『ナイン』もアメリカの制作会社が積極的に制作への意志を表したものだ」と話した。さらに「これまでCJ E&Mのドラマは新しい試みや斬新な題材の発掘、作品の高い完成度のために頑張ってきた。今回、『ナイン』のフォーマットがアメリカに販売されたことが、韓国ドラマのレベルを一段階上げるきっかけになったようで誇らしい。現在パイロット脚本を制作している段階だが、今後、監督やキャストが確定し、アメリカの全域に放送されるよう最後まで努力する」と述べた。また「ナイン」のフォーマットが販売される過程に女優キム・ユンジンが大きな役割を果たしたことが知られ、注目を浴びている。ハリウッドに進出し、ハリウッドで俳優としての座を着実に築いているキム・ユンジンは、自身のノウハウや人脈を基に、韓国のコンテンツをアメリカに紹介し、制作する作業に力を注いできたという。「ナイン」がアメリカでも成功する可能性が高いと判断した彼女は、企画プロデューサーとして参加し、今年5月に自ら渡米してフォーマット販売のために自ら関係者に会ってミーティングを行い、色んな制作会社とミーティングを行った末、積極的な意志はもちろん優れた制作能力や影響力を持っているFAKE EMPIRE ENTERTAINMENTを制作会社として選んだ。これに関してキム・ユンジンは「『ナイン』を本当に楽しく観た視聴者であり、韓国ドラマに愛情を持っている俳優として、『ナイン』のフォーマットがアメリカに販売されたことを誰よりも嬉しく思っている。放送まで良い結果が出てほしい。現在『ナイン』以外にもアメリカにフォーマット販売のために頑張っている他の作品もある。これからも韓国の良いコンテンツがアメリカでリメイクされるよう頑張る」と語った。
「ナイン」から「花よりおじいさん」まで“ケーブルドラマホリック”ケーブルTVだからと言ってなめるなよ!
今年の夏、ケーブルテレビの番組が地上波放送を脅かしている。テーマだけでなく、内容においてもハイクオリティなアイテムが、地上波ではなくケーブルを通じて正直な視聴者たちの目と耳、そしてリモコンに確実にアピールし始めたためだ。ケーブルテレビの躍進はもう無視できない。/EDITOR チェ・シネケーブルドラマのテレビ襲撃!最近人気を集めているケーブルテレビの番組を調べてみると、多彩なテーマだけでなく、独特な技法でますます斬新になっている。もちろん、地上波番組に比べてテーマの選択に自由があり、表現の制約が少ないことがその理由の一つであることも事実だ。お陰でここ1~2年の間、ケーブル放送は短期間で急成長を遂げており、地上波より格下で、刺激的で、マクチャン(日常では起こらないような出来事や事件が次々と起きる韓国特有のドラマ)という認識を完璧に払拭するに至った。だからだろうか。自身の考えをもう少し自由に、ありのまま、より一層鮮明に表現したがるプロデューサーたちがケーブルチャンネルに移籍するケースが多々ある。地上波からケーブルに移籍したプロデューサーは「地上波とケーブルは色々な点で比較できる。どうしてもケーブルは表現が自由で、比較的制限が少ない。そして番組を制作する環境自体が良いと思う。長い時間、企画・構成できることも番組を制作するにおいて重要な長所として働く。ケーブルはたくさんの部分をオープンにしておくような感じだ」と語った。そのお陰で放送初期にケーブルチャンネルが危機に晒されると懸念していた放送関係者たちの見通しは外れた。さらに、チャンネルの奪い合いになるとされた総合編成チャンネルの登場は、むしろ視聴者に「地上波の他にもテレビチャンネルが多いんだ」と思わせることで、相乗効果を発揮し、更なる視聴者を呼び込んだ。このように多彩なテーマと完成度の高い作品は、様々な好みを持つ視聴者を魅了するに十分だった。短い時間で視聴者の目を地上波からケーブルに向けさせた番組を紹介する。ケド廃人ケーブルドラマから出られない。よくケーブルドラマを略してケドと呼ぶ。これは米国ドラマを意味する米ド(ミド)や、日本のドラマを意味する日ド(イルド)から派生した単語だ。そしてこのケドという単語には、韓国視聴者も自ら探して観る米ドや日ドのように、「実際に探して見る」という意味が込められている。ケドは現在、地上波に劣らないという評価を越え、地上波よりマシだという評価まで受けている。「ナイン~9回の時間旅行~」今年の上半期、この世界をファンタジーの世界に変化させたtvNの「ナイン~9回の時間旅行~」(以下「ナイン」)は、ケーブルドラマの品格を一層高めたドラマとして好評を博した。「ナイン」は昨年既に地上波でブームとなったタイムスリップという、多少陳腐に思われかねないテーマでスタートしたが、終わりは華やかだった。香を燃やすこというできる9回のチャンス、そして香が燃え尽きるまでの30分、ちょうど20年前の同じ時間に戻ることができるという制約が、他のタイムスリップドラマとは差別化されていたという評価だ。また、過去のたった一つの事件のみを変えて現在に戻ったとしても、まるでバタフライ効果のように変わっている現世界との遭遇と、そのどんでん返しの面白さが視聴者から人気を集める要因となった。「ナイン」はナイン廃人グッドナインという造語を誕生させるほど人気を集め、放送終了から3~4ヶ月が経った今に至るまで、ナイン見直しブームが根強く続いている。またドラマでタイムスリップする男子主人公のイ・ジヌクは「今まで見極められず、申し訳ありませんでした」という言葉が最も似合う主演レベルの俳優で、実力派俳優としてレベルアップした。OCNドラマ「特殊事件専門担当班TEN」「ヴァンパイア検事」「HERO」「ザ・ウイルス」などこのドラマが出るまで「刑事ドラマ=アメリカドラマ」という公式が存在していた。「特殊事件専門担当班TEN」(以下「TEN」)は検挙率10%未満の事件のみを捜査する特殊事件専門担当班を舞台にした刑事ドラマだ。昨年韓国で放送されたシーズン1に引き続き、今年のシーズン2にも、視聴者の好評に胸を張ることができた主演俳優たちがそのまま出演した。チュ・サンウク、キム・サンホ、チョ・アン、チェ・ウシクからなる特殊事件専門担当班は、今や視聴者に馴染み深いものとなった。また刑事ドラマの新しい名コンビとして登場したイ・スンヨン監督とイ・ジェゴン脚本家が意気投合したことだけでも、信じて見られるドラマに浮上した。特に牛音島(ウウムド)殺人事件など、実際の事件をテーマにすることで、ドラマのリアルさが増したりもした。殺人事件も単純に誰が誰を殺したというシンプルな事件で興味を誘発するのではなく、色々な状況が生み出した犯罪というところに焦点を合わせ、現実感のあるドラマに仕上げたという評価を受けた。昨年大いに注目を浴びた「ヴァンパイア検事 残された赤い記憶」はシーズン1に引き続きシーズン2でもヨン・ジョンフンが主演を務めた。ここに不祥事を起こし自粛の時間を過ごしていたイ・ギョンヨンの復帰作としても話題となった。「ヴァンパイア検事」はある日突然ヴァンパイアになってしまった奇妙な運命の検事ヨン・ジョンフンが自身の正体を隠したまま、ヴァンパイアの特別な能力を利用し、あらゆる社会悪を解決して行く犯罪捜査ドラマだ。特に「ヴァンパイア検事 残された赤い記憶」は米メディア企業が主管する「2012 ドラマフィーバー・アワード」で「今年最高の悪役(Best Bad guy of the Year)」(クォン・ヒョンサン)を受賞するなど、世界的にも認められるドラマとして有名になった。「特殊事件専門担当班TEN」と「ヴァンパイア検事」のようにシーズン2を制作してはいないが、このまま見過ごすにはもったいない映画のようなドラマもあった。映画チャンネルOCNで放送するだけあって、クオリティの面では地上波ドラマと比較するどころか、映画に比較されるほどなので、これ以上の言葉は要らないだろう。その中で、昨年と今年の上半期に人気を集めた作品には「ザ・ウイルス」「HERO」「少女K」などがある。いずれもリアリティを最大化しながら、時には19歳未満視聴禁止の放送を流したりもした。しかし、視聴者は映画館でしか見られなかった映画を、全8話または全10話に分けて、お茶の間で楽しむことができた。「モンスター~私だけのラブスター~」tvN「モンスター~私だけのラブスター~」は「トキメキ☆成均館スキャンダル」で有名なキム・ウォンソク監督がケーブル放送に移籍してから演出する初の作品で、制作前から注目を浴びた。そしてその関心に視聴者は納得のいく回答を得ている。主人公としてはBEASTのヨン・ジュンヒョンがキャスティングされ、ドラマでもアイドルグループのメンバーを演じており、ハ・ヨンスという実力派の新人がヒロインとして抜擢され、新鮮な魅力をアピールしている。その他にもカン・ハヌル、カン・ウィシク、パク・ギュソンなど、放送ではあまり知られていない新人俳優やGLAMのメンバーダヒが出演し、豊かな声量のボーカルで視聴者の耳を楽しませている。「モンスター~私だけのラブスター~」は音楽を通じて傷を癒す高校生たちの姿を描いている。音楽高校が舞台であるため、色々なところから音楽が流れ、初々しい高校時代の初恋の感情が音楽の中に溶け込んでいる。また「人、愛」「私を泣かせないで」「私が行ったら」「沼」など、既存の曲を再解釈した編曲でも視聴者の耳を掴んでいる。「青い巨塔」女性が最も嫌いな話は、男達が軍隊でサッカーをした話だという。しかし「青い巨塔」だけは、男性はもちろん、女性の心も掴んだ。女性にとって軍隊は知らないがためつまらなくもあり、また気になる場所でもある。その心情を上手く引きつけたのが「青い巨塔」だ。男たちの共感、女性たちの好奇心を盛り込んでいる「青い巨塔」は、昨年「ローラーコースター2」のコーナーから、レギュラー番組として編成され、45分の軍隊シットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)となった。また「青い巨塔」は7月10日に韓国で放送終了してから9月に他のシーズンに改編される予定であり、再び視聴者の愛を証明した。美男<イケメン>シリーズ「美男<イケメン>ラーメン店」「美男<イケメン>バンド」「となりの美男<イケメン>」いわゆる「美男<イケメン>シリーズ」と呼ばれる3つのドラマ「美男ラーメン店」「美男バンド」「となりの美男」も見逃せないケーブルドラマだ。2011年に放送した「美男ラーメン店」にはチョン・イル、イ・ギウという背の高いイケメンが出演して女性視聴者たちを虜にし、2012年「美男バンド」ではラーメン店を営んでいたイケメンとは違う、タフな魅力のソンジュン、ウ・ミンギュなどモデル出身のイケメンがバンドを結成し女性視聴者の心を掴んだ。そして今年放送された「となりの美男」では、男性主人公ユン・シユンがケグムという独特なキャラクターで人気を集め、ヒロインのパク・シネの傷ついた心を愛で癒すというコンセプトでヒーリングドラマとして脚光を浴びるに至った。今までの「美男<イケメン>」シリーズが目を楽しませたのであれば、今回の「となりの美男」は内容でも完成度のある作品であると言える。tvNドラマ「応答せよ1997」「応答せよ1994」ケーブルの復興はいつから始まったのだろうか。その中心には何といっても「応答せよ1997」がある。「応答せよ1997」はマニアだけが知って、探して見るという、既存のケーブルドラマに対する視聴者の固定観念を180度変えたドラマだった。1997年を舞台に第1世代アイドルH.O.T.やSECHSKIESが好きだったいわゆるパスニ(芸能人に夢中な女性)の話を描いた「応答せよ1997」は、パスニたちだけではなく、同世代を越え、今や大人になってしまった人や、初恋のときの感情を未だに抱いている全ての韓国の男女を応答させた。これに「応答せよ1997」はケーブルドラマ史上初の6%に至る視聴率を記録する業績を残したりもした。その人気に後押しされ、9月に放送予定の「応答せよ1994」は「応答せよ1997」のシーズン2の概念で、今回もシン・ウォンホ監督とイ・ウジョン脚本家が一緒に作業した。現在Ara、チョンウ、ユ・ヨンソク、キム・ソンギュンなどがキャスティングされている。ドラマの内容を先に覗いてみると、ソン・ドンイル、イ・イルファ夫婦が娘のAraを連れて慶尚道(キョンサンド)からソウルへと上京し、下宿を営む。この下宿にチョンウ、キム・ソンギュン、ユ・ヨンソクが下宿生として入り、繰り広げられるエピソードを盛り込む予定だ。前回のシーズンでは1997年に戻ったが、今回はソテジワアイドゥル、米ワールドカップ、バスケットボール等が流行った1994年に戻る予定だ。オーディションの元祖がケーブルTVということ、知っているかな?2009年Mnetで音楽チャンネルらしいことを成し遂げた。オーディション番組「SUPER STAR K」を制作したこと。Mnetというケーブルチャンネルが「SUPER STAR K」を前後にしてその位置づけが変わったということに異論を提起する人はいないだろう。「SUPER STAR K」は韓国のオーディション番組の元祖であり、今年8月に放送スタート予定の「SUPER STAR K5」まで続き、毎年夏に韓国を熱く盛り上げている。実際「SUPER STAR K」にはシーズン別の重複数まで含めると、約600万人に上る莫大な数の志願者数であったことが集計から分かる。特に昨年の「SUPER STAR K4」には208万3447人と史上最多のオーディション志願者が殺到し、元祖の力を見せた。オーディションの元祖「SUPER STAR K」「SUPER STAR K」は地上波で放送するSBS「K-POPスター」、MBC「偉大な誕生」などとは確実に差別化されている。オーディション志願者の多様さだ。「SUPER STAR K」のMnetキム・ギウン局長は「全国民オーディションという点が他のオーディションとは違う。様々な年齢や職業の方々が参加する。『SUPER STAR K』には鉄道乗務員、教師、居酒屋のオーナーなど、様々な職業の方々が来る。ここから、色々な事情や感動が芽生えてくるものだと思う」と伝えた。このように誕生した「SUPER STAR K」出身の歌手は、様々な分野で活動し人気を集めている。代表的な「SUPER STAR K」出身のスターにはシーズン1の優勝者ソ・イングク、シーズン2の優勝者ホ・ガク、シーズン3の優勝者ULALA SESSION、シーズン4の優勝者ロイ・キムをはじめ、トゥゲウォルのキム・イェリム、ジョン・パク、チョン・ジュニョン、Busker Buskerなどがある。名前を聞くだけで分かる彼らが、いずれも元祖オーディション「SUPER STAR K」が発掘したスターだ。ここに特有の気を揉む編集と審査員RUI(イ・スンチョル)の毒舌審査、「60秒後に公開します」というMCキム・ソンジュのコメントも「SUPER STAR K」の面白さを倍増させる調味料となる。「the Voice of Korea」Mnetには大衆性の強い「SUPER STAR K」シリーズとは別のオーディション番組「the Voice of Korea」がある。声だけで勝負するというスローガンに相応しく、顔を全く見ないブラインドオーディションで行う同番組は、本選に進出した参加者たちが正面とは反対側に背を向けて座っている審査員たちに向かって熱唱する。この時に審査員がブザーを鳴らし椅子を回せば同参加者は合格という方式だ。これに「the Voice of Korea」の視聴者たちは審査員全員が椅子を回した参加者にオールターン女オールターン男などの修飾語を付け始めた。「the Voice of Korea」は昨年シーズン1の審査員にシン・スンフン、ペク・チヨン、カンタ、Leessang キルなどを選定しており、今年の上半期シーズン2を成功裏に終えた状態だ。「SHOW ME THE MONEY 2」現在Mnetで放送しているヒップホップオーディション番組「SHOW ME THE MONEY 2」と、毎年シーズン制で放送するOnStyle「挑戦スーパーモデル・コリア」「プロジェクト・ランウェイ・コリア」もまたサバイバル番組と同じ種類だ。その中で「挑戦スーパーモデル・コリア」と「プロジェクト・ランウェイ・コリア」は既存のOnStyleチャンネルの固定視聴層の20代の女性はもちろん、昨年には30~40代の女性と30代の男性の心を掴んだものとみられ、人気の幅を広めている。また両番組はチャン・ユンジュとイ・ソラという有名MCを生み出した。この他にも、韓国初のダンスサバイバル番組「ダンシング9」も8月中旬からスタートしている。「ダンシング9」は神話(SHINHWA)のミヌが所属したRed Wingsチーム、少女時代のユリとヒョヨンが所属するBlue Eyeチームに別れ、選抜から優勝までの全ての過程を参加者と共にする予定だ。本物のバラエティ番組地上波では到底想像もできない、本物のリアルバラエティがケーブルには存在する。審議の規定ギリギリの線で視聴者を楽しませるためだ。そのためか、果敢なことに視聴者たちは更に熱狂する。こんな番組ってありだろうか。tvNの「SNL KOREA」は本当にとんでもない番組だ。シン・ドンヨプ、キム・スルギ、キム・ウォネ、ソ・ユリなどのクルーはもちろん、ホストとして出演するスターたちが自らみっともない姿を見せるために訪れる番組だ。19歳未満視聴禁止で放送する、何かが分かる大人のための番組として紹介されてきた。セクシーなテーマはもちろん、政治、経済、社会、文化パロディまで網羅する番組で、視聴者の悪質な書き込みがない番組でもある。そしてその恩恵はクルーとして始まり急成長を遂げたキム・スルギ、コ・ギョンピョなど、新人スターの人気上昇で証明された。「花よりおじいさん」おじいさんたちが芸能界を騒がせている。7月5日から韓国で放送スタートしたtvN「花よりおじいさん」の反応は、まさに爆発的だった。企画段階で「旅行バラエティ番組を作り、想像もつかなかった人と旅に出る予定」としていたナ・ヨンソクプロデューサーの言葉通り、公開された旅行メンバーは、平均年齢76歳のおじいさんであるイ・スンジェ、シン・グ、パク・グンヒョン、ペク・イルソプだった。ここに荷持ちとしてイ・ソジンが合流し、彼らはリュックを背負ってヨーロッパへと旅に出た。そのお陰で放送に先立ち公開された1~2分程度の予告映像だけで「花よりおじいさん」は期待以上の結果を出した。H4と呼ばれるおじいさんたちは、視聴者を爆笑させただけでなく、人生の年輪が感じられる語録は視聴者の心に刻まれた。笑いのほかにも得られる人生があるということが「花よりおじいさん」が見せてくれた差別性だった。また「花よりおじいさん」の制作は昨年「応答せよ1997」がケーブルで見せたポテンシャルよりより一層グレードアップしたケーブル文化をリードするという評価を受けている。
「君を守る恋」「君の声が聞こえる」…人の心が読めて幽霊が見える超能力がないと、ドラマの主役にはなれません
お香を焚くだけでタイムスリップができる世の中(tvN「ナイン~9回の時間旅行~」)、人間以上の身体能力を持つ神獣(MBC「九家の書」)、相手の心が読める超能力(SBS「君の声が聞こえる」)、そして、幽霊が見える(tvN「君を守る恋~Who Are You~」、SBS「主君の太陽」)まで多様なファンタジードラマが揃っている。ファンタジー要素を丁度いい具合に加えたドラマたちが相次いで人気を博している点から見ると、非凡な能力がないと、今やドラマの主人公にはなれない。バラエティは次第にリアリティーを強調しているが、ドラマはむしろファンタジーが主流になってしまったアイロニカルな状況だ。「君を守る恋~Who Are You~」で幽霊が見える特殊捜査科シオンの物語を描いているチョ・ヒョンタク監督は、「生きることが大変な時代だからではないでしょうか。大学を卒業しても今は何の役に立たない世の中になってしまいました。この世で生きるということがだんだん辛くなり、不可能なことが増える現実で、想像だけでも可能な超能力に対する渇望が、映画やドラマという媒体を通じて表出されているのかもしれない」と彼の考えを述べた。厳しい現実から抜け出したいそわそわした気持ちのせいで、私たちはドラマの主人公の超能力で代理満足しているのではないのだろうか?しかし、これらのドラマが人気を博すことができた理由は、徹底的なリアリティの中で描かれたファンタジー要素が大きく作用した。「ナイン」「九家の書」「君の声が聞こえる」の中の人物たちは、ファンタジー要素を除外すると極めて現実的なキャラクターであり、彼らが具現した職場で起きたエピソードもありそうな出来事の連続だった。それだけではなく、ファンタジーを通じて伝えようとした深いメッセージをしっかりした物語の中に盛り込んだ点も、彼らの作品が成功した要因だった。私たちはタイムスリップする主人公を通じて、現実に忠実にしなければならないという「ナイン」のメッセージを胸に刻み、「九家の書」で神獣を疎外する人間、そして「君の声が聞こえる」で相手の心が読めるが、深く心に傷を負ってしまった主人公を通じて、信頼がどんなに大切なものか知ることができた。 チョ・ヒョンタク監督も「君を守る恋~Who Are You~」で本当に伝えたかったメッセージはファンタジーではなく、現実に存在する。「君を守る恋~Who Are You~」が伝えようとしたことも、ヒロインの幽霊が見れる能力ではなく、全ての記憶が消えても依然として残っていたもの、それは誰かから愛された心の記憶だった。全ての記憶が消えてリセットされた状態でも、依然としてそのまま残り、その光を放つ驚くべきの心の力、一人の女性の心を辿りながら物語を描こうとした」と伝えた。
【信じないで!視聴率】視聴率はただの数字に過ぎない?“ケーブルの反乱”
数字に過ぎないのは、年齢だけではなかった。もはや視聴率だけでは番組の優劣を以前のように明確に説明することはできない。広告の単価を決める視聴率が依然として重要なのは間違いないが、だからこそ視聴率の集計方法に変化が必要だという主張が強調されている。ケーブルや総合編成チャンネルなどチャンネルの多様化は、チャンネルの影響力の低下を招いた。スマートフォンなど新たな媒体の登場は、若者層のテレビ離れという現象を誘発した。メディアの環境変化により、視聴率と影響力の相関関係がさらに弱くなった。友達と会うと、ドラマ「ナイン~9回の時間旅行~」(以下「ナイン」)の話からして、毎週日曜日の朝には前日に放送された「Saturday Night Live Korea」(以下「SNL KOREA」)のホストの名前がポータルサイトの人気検索語の上位にランクインされるが、両方とも視聴率が1桁台の番組だ。以下に挙げる番組は、視聴率は数字に過ぎないという事実を証明している。JTBC「ソル戦」 木曜、夜11時放送/視聴率=1.7%苦戦を強いられていた総合編成チャンネルに希望を与えたバラエティ番組だ。「ハードコア・ニュース破り」と「芸能審判者たち」という2つのコーナーで、一週間の時事や芸能について話をする。これまで多くの番組が試みたが成功したことのなかった時事バラエティの方向を提示したという評価を受けている。キム・グラ、カン・ヨンソク、イ・チョルヒという組み合わせが、討論番組独特の硬い雰囲気の代わりに、面白みと情報を兼備した番組へと作り上げた。地上波放送を休んでいたキム・グラは、「ソル戦」を通じて復帰への足場を築いた。キム・グラと一緒にその2つのコーナーに出演するカン・ヨンソクも、アナウンサー発言や無限の告訴で悪くなったイメージから脱し、賢くて好感が持てる放送人としての立場を固めている。同時間帯に放送されているMBC「黄金漁場-ヒザ打ち導師」(3.5%)やKBS 2TV「ハッピートゥゲザー3」(8%)に比べ、視聴率は半分にも及ばないが、最近ホットなバラエティ番組を挙げる時に忘れてはいけない番組が「ソル戦」である。tvN「SNL KOREA」 土曜、夜11時放送/視聴率=2.8%少し大げさに言うと、「SNL KOREA」は2013年の韓国社会のトレンドが大集結された番組だ。毎週変わるホストが、シン・ドンヨプ、キム・スルギ、アン・ヨンミ、パク・ジェボムなどのレギュラークルーと一緒にコントを披露する。韓国放送界でタブー視されていた性的なネタをギャグに積極的に活用して19禁ブームを主導する一方、「汝矣島(ヨイド)テレタビーズ」というコーナーでは大胆な政治風刺を試みた。政治家がコントで描かれる自分の姿を気にしているということは、それほど番組の影響力が大きいという証拠だ。この番組を立ち上げたチャン・ジン監督が番組から降板した後、風刺が弱くなったという批判もあるが、映画「ウンギョ」やドラマ「その冬、風が吹く」などの才気溢れるパロディを披露して、依然として毎週番組が終わるたびに大きな話題を巻き起こしている。同じ時間帯には、MBCで「世界を変えるクイズ~セバキ~」(11%)が放送され、KBS 2TVでは「リアル体験プロジェクト-人間の条件」(8.4%)が善戦しているが、インターネットのコミュニティ掲示板などの反応を見ると、「SNL KOREA」の影響力は圧倒的である。tvN「ナイン」 月・火曜、夜11時放送/視聴率=1.9%2013年上半期、最高のドラマの1つとして挙げられる「ナイン」。「ナイン」は、ケーブルドラマというハンディキャップにより、放送序盤はあまり注目されなかった。しかし、ストーリーが本格的に展開し始めると、ウェルメイドドラマ(完成度の高いドラマ)だという口コミが広がり、遅れながらも「ナイン」を第1話から見始める人が急激に増えた。韓国でドラマが終了してから1ヶ月以上が経過した今も、スマートフォンで「ナイン」を視聴する人をかなり見かける。9つのお香を使って20年前にタイムスリップするという物語は、これまで制作されてきたドラマの数に比べて、成果がほとんどなかったタイムスリップドラマの完全版という評価を受けた。イ・ジヌクがほぼ1人でドラマをリードして、主演俳優としての存在感を示し、チョ・ユニもKBS 2TV週末ドラマ「棚ぼたのあなた」での人気をもう一度実感させた。
【コラム】上半期ドラマ決算「ナイン」「私の10年の秘密」「世界の終わり」 ― キム・ソニョン
「信じたいファンタジーは信じればいい」tvN「ナイン~9回の時間旅行~」(以下「ナイン」)のこの台詞はドラマに対する一種の定義に近い。ドラマとは興味深い想像力や安定した構成力で視聴者を説得するファンタジーだ。しかし残念なことに、ドロドロ劇が溢れる現状の中で、それは希少なものになりつつある。今年上半期の最大の特徴としてリメイクブームが挙げられるということが、陳腐な想像力や構成力という現在のドラマの決定的な問題点を再確認させてくれる。1999年の革新的だった時代劇「ホジュン 宮廷医官への道」が旧態依然な毎日ドラマ「ホジュン~伝説の心医~」として戻ってきたのが端的な症候といえる。このような中で上半期のベスト作品として選んだ3つの作品はストーリーや物語の楽しさ、現実に対する省察まで含まれている点で久しぶりに喜んで信じたいファンタジーを見せてくれる。tvN「ナイン」「ナイン」こそ私たちが待ち望んでいたファンタジーだった。この作品はある日突如として登場した問題作ではなく、ケーブルドラマという媒体とソン・ジェジョンという才気あふれる脚本家が地道に積み上げてきたジャンル的能力が最大値に発現された必然の結果物に近い。家族ドラマや恋愛ドラマ、ミステリー等、様々なジャンルを試みてきたMBCシットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)「思いっきりハイキック!」から始まったソン・ジェジョン脚本家のジャンルの実験がtvNという適切な場に出会い「ナイン」を作り上げた。実際にこの作品のタイムスリップはあらゆるジャンルを探索する旅に近い。謎のお香を焚くと20年前に戻るというファンタジー的な設定から始まったドラマは、主人公パク・ソヌ(イ・ジヌク)が過去に戻るたびに家族ドラマや切ない恋愛物語、推理ドラマ、アクションサスペンス、復讐劇等、様々なジャンルへの変身を繰り返した。このようなジャンルの実験を一つに結ぶタイムスリップの形式が、人間の有限な運命に立ち向かう意志というテーマと密接につながっている点においても優れている。9つのお香と30分という時間、20年前の過去という時間旅行の制限条件は、この作品に決定的なサスペンスを与えると同時に、決まった将来を最善を尽くして変えようとする人間の奮闘をさらに激しいものにする。将来を変化させようとする瞬間瞬間の選択がモラル的な質問を伴う点も印象的だ。時間の移動による連続した波及効果を経験し、欲望と正義の間に挟まれたパク・ソヌの葛藤は、互いにつながっている存在としての人間に対する省察を提供する。要するに「ナイン」は韓国のジャンルドラマが見せられる最大限の楽しさと意味を同時に達成している。SBS「私の10年の秘密」「私の10年の秘密」は韓国のドラマでもっとも陳腐なジャンルである家族ドラマの慣習に挑戦する秀作だ。このジャンルの悪名高いクリシェ(決まり手)をタイトルとして使用したことからもそのような意図が表されている。韓国の家族ドラマがドロドロ劇の温床になった根本的な背景である通貨危機の時代から物語が始まる理由も同じ意図からだ。1997年、お金のせいで困窮に陥り、両親を失った男女主人公のストーリーから始まる前半は、経済的な理由によって家族が解体される通貨危機の兆候を見せる。さらにストーリーが興味深くなるのはその後だ。時間的な背景は急に10年後に飛び、主人公チョン・イヒョン(ソン・ユリ)はこれまでの記憶をすべて失う。「私の10年の秘密」はそれから家族ドラマのもう一つのクリシェである記憶喪失を利用し、このジャンルの陳腐さを皮肉る。チョン・イヒョンの前に徐々に表れる巨大財閥イェガグループ一家の貪欲さや醜い様子はドロドロ劇によく登場する設定だが、記憶を辿っていく推理がその慣習についてもう一度考えさせる効果を発揮するのだ。それと同時にイェガグループの地獄の反対側で回復するのは夫のホン・ギョンドゥ(ユ・ジュンサン)と娘ヘドゥム(カル・ソウォン)の上に、父親チェ・グク(キム・ガプス)の愛、ホン・ギョンドゥの隣人たちが見せる共同体の情のような解体以前の家族的な価値だ。最終的に「私の10年の秘密」は陳腐な家族ドラマの慣習を覆し、通貨危機以降、お金に対する露骨な欲望の虜になった韓国社会が失ってきた価値を振り返らせる。JTBC「世界の終わり」「世界の終わり」は人類の歴史において空前絶後の伝染性や致死率の高い致命的なウイルスを題材にしたパニックドラマだ。しかし、この作品はパニックの光景を見せることにはあまり関心がない。その代わりその災難をさらに拡張させる韓国社会の官僚システムの不条理をゾッとするほどリアルに表現する。例えば、疾病管理本部の諮問役が疫学調査チーム長を任命し出身校を重視する姿や、ワクチンの開発をめぐってノーベル医学賞を心配するシーン等、韓国社会特有の見慣れた旧態や弊害を暴露する細かい描写は現在ほとんどのドラマに欠如しているリアリティの力をよく見せてくれる。国民の安全より不安による騒ぎの統制や権力の維持のほうに関心がある政治家たちの姿も韓国の現実を如実に表している。要するに「世界の終わり」はパニックドラマの形式をし社会告発ドラマに近い。偶然にもこの作品を本当のパニックドラマにした要因もドラマの外部からの圧力であった。総合編成チャンネルと社会批判という似合いそうにない組み合わせの結果が、低い視聴率による早期終了という災難につながったのだ。当初予定されていた20話の半分に近い8話が省略され、週2回の放送から週1回編成に変更された。「世界の終わり」の悲劇的な終末は韓国のドラマ市場の現実を見せる憂鬱な事例だ。視聴率至上主義に支配された地上波は新しいストーリーや形式の作品より安全なストーリーを好み、総合編成チャンネルはこれをより圧縮的に実践する。信じたいファンタジーの発見はますます困難になっている。文:コラムニスト キム・ソニョン「NAVERコラム - キム・ソニョン編 -」では、今話題の人物にクローズアップし、コラムニストのキム・ソニョン氏が執筆。韓国で注目が集まっている人物や出来事についてお届けします。