高麗契丹戦争
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キム・ビョンチュン&イ・セオンも登壇!「韓国ドラマセレクション」が日本3都市で開催決定
韓国コンテンツ振興院(KOCCA)と駐日韓国大使館 韓国⽂化院では、韓国⽂化の魅⼒を広く紹介するために、昨年に引き続き、韓国ドラマファン必⾒のシリーズ企画「韓国ドラマセレクション2024」を開催する。今年も東京の韓国⽂化院ハンマダンホール(3公演6作品)だけでなく、新潟(2公演4作品)、大阪(2公演4作品)の3都市で、過去最大の作品数を誇る計14作品を上映。例年以上に多くの作品の魅⼒を楽しめるイベントとなっている。今回上映される作品は、「ユミの細胞たち」「世子(セジャ)が消えた(原題)」「メンタルコーチ チェガル・ギル~癒しのエール~」「7人の脱出」「フィンランドパパ」「社⻑ドル・マート」「優雅な帝国(原題)」「恋人~あの日聞いた花の咲く⾳~」「ナンバーズ-ビルの森の監視者たち-」「⾼麗契丹戦争(原題)」「復讐代⾏人2~模範タクシー~」「愛のアンダンテ(仮題)」「本物(チンチャ)が現れた︕~まさか結婚するなんて~」「ゴースト・ドクター(原題)」といった純情ラブストーリーから正統派時代劇まで、様々なジャンルがラインナップ。話題作の魅⼒を凝縮したダイジェスト版をスクリーンでお届け。また、今年の各公演には、韓国ドラマでおなじみの俳優たちがゲストとして参加し、トークショーで会場を盛り上げる予定だ。【上映作品】◆「ユミの細胞たち」韓国の人気ウェブ漫画をドラマ化︕ 恋に臆病なOLと恋に不器⽤なゲームエンジニアの脳内でアニメ化した細胞たちが大暴れ!? 「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」キム・ゴウン×「梨泰院クラス」アン・ボヒョン主演で贈る新感覚ラブコメディー。出演︓キム・ゴウン、アン・ボヒョン、ジニョンほか◆「世子が消えた(原題)」EXOのスホが初の時代劇ドラマに挑戦︕ 世子が世子嬪にポッサム(布で包み、誘拐すること)された︕︖ ⼆人の男⼥の波乱万丈な朝鮮版ロマンスコメディドラマ︕ ある日大妃カン⽒の不倫現場を目撃した世子イ・ゴン(スホ)は、不倫相⼿の顔を確認しようとしたところをポッサムされる。目を覚ますとそこには正体不明の⼥性の姿が︕ 彼⼥はイ・ゴンに宮に戻ればすぐに殺されると⾔い必死で戻ることを⽌めてくる。そんな彼⼥の姿を⾒たイ・ゴンは、大妃カン⽒の不倫現場を目撃したことと何か関係があるのではないかと疑い始め。出演︓スホ(EXO)、ホン・イェジ、キム・ミンギュ ほか◆「メンタルコーチ チェガル・ギル~癒やしのエール~」⻘春たちに勇気を与えてくれるメンタルケアのスポーツドラマ。スポーツ選⼿たちの⼼理治療を⾏いながら、不条理な世の中に⽴ち向かう。選⼿村の元トラブルメーカーでメンタルだけは⼀流のチェガル・ギル(チョンウ)。スランプに陥ったスケーターのチャ・ガウル(イ・ユミ)。この⼆人が無限競争主義のスポーツ界に正⾯から⽴ち向かって、メンタルケアを始める︕ 公平で常識のある本当の勝負を求める人々を応援する⻘春・ヒーリング・アクションドラマ!出演︓チョンウ、イ・ユミ、クォン・ユル ほか◆「7人の脱出」世界中の視聴者の⼼を鷲掴みにした「ペントハウス」の監督、脚本家が再タッグ︕ あの大人気作を超える、さらなる衝撃を⾒逃すな︕ 瞬間最⾼視聴率31.1%を記録し、社会現象を巻き起こした「ペントハウス」シリーズを⼿掛けたチュ・ドンミン監督と脚本家のキム・スノクが再び⼿を取り、さらにパワーアップした衝撃作が誕⽣。「ペントハウス」シリーズでは、富裕層の闇と現代の韓国が抱える格差社会を風刺した内容で、視聴者を釘付けにしたキム・スノク。本作では韓国国内でも大きな問題となっているフェイクニュースを題材としており、近年日本でも頻繁に話題となるネット上やSNSでの誹謗中傷など、⾝近な問題が垣間⾒える。⾃らの利益のために動く悪人たちによって歪められていく真実。そしてその真実は、日の光が届かぬ闇に埋められ、歪んだまま忘れられていく。出演︓オム・ギジュン、ファン・ジョンウム、イ・ジュン ほか◆「フィンランドパパ」キム・ウソク(UP10TION・X1出⾝)×キム・ボラ「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」主演。事情を抱えた人々が集まる⼀風変わったカフェフィンランドパパを舞台に繰り広げられる極上のヒーリング・ラブストーリー。出演︓キム・ボラ、キム・ウソク、ファン・ソクジョン ほか◆「社長ドル・マート」イ・シニョン「愛の不時着」×シウミン(EXO)×チェ・ヒョンウォン(MONSTA X)×チェ・ウォンミョン「ザ・ファビュラス」×イ・セオン「ひかり男子校⽣徒会」共演︕ 若⼿人気俳優&トップアイドルが大集結︕ どん底に落ちた元アイドルたちの友情と成⻑、純情すぎるラブストーリー︕出演︓イ・シニョン、シウミン(EXO)、チェ・ヒョンウォン(MONSTA X)「また、FLY︕」ほか◆「優雅な帝国(原題)」華やかなエンターテイメント業界を舞台に愛と野望、仕掛けられた罠。実⼒派俳優たち勢ぞろい︕ 確かな演技⼒で視聴者を魅了する。華やかなエンターテインメント業界に潜む闇そして⼊り乱れた人間関係を描く!出演︓キム・ジヌ、イ・シガン、ハン・ジワン ほか◆「恋人~あの日聞いた花の咲く⾳~」「第60回百想芸術大賞」2冠、「2023MBC演技大賞」8冠達成︕ アジア中に恋人旋風を巻き起こし、韓流ドラマ史に新たな輝きをもたらした超大型ラブストーリーが遂に日本上陸。演技の神ナムグン・ミン×今最も輝く新進⼥優 アン・ウンジン、史上最⾼の純愛カップルが誕⽣。数々の試練が訪れようと、後戻りできぬほど⼼奪われ合う男⼥の⾊褪せない愛。激動の時代に、幾度離れても惹かれ合う男⼥の確固たる愛を描いた、今世紀最⾼の歴史ロマンス超大作︕出演︓ナムグン・ミン、アン・ウンジン、イ・ハクジュ ほか◆「ナンバーズ -ビルの森の監視者たち-」会計法人の悪事によって家族を失った1人の⻘年による復讐を描いたヒューマンドラマ。キム・ミョンス(INFINITEのエル)×チェ・ジニョクのブロマンスに加え、華やかな俳優陣が彩る︕出演︓キム・ミョンス、チェ・ジニョク、チェ・ミンス ほか◆「⾼麗契丹戦争(原題)」韓国TVシリーズ部門にてNetflix韓国1位を記録した正統派時代劇 韓国ドラマ「⾼麗契丹戦争」名ばかりの王となった顕宗(ヒョンジョン、キム・ドンジュン)は、果たして大国契丹の侵略から⾼麗を守り抜くことができるのか。出演︓キム・ドンジュン、チェ・スジョン、チ・スンヒョン ほか◆「復讐代行人2~模範タクシー~」瞬間最⾼視聴率25.6%、2023年ミニシリーズ最⾼視聴率1位を記録。加速し続ける模範タクシーの人気が⽌まらない。第1話から回を追うごとに最⾼視聴率を記録し続け、なんと最終話では脅威の瞬間最⾼視聴率25.6%を記録。前作からの期待を裏切らない人気ぶりを⾒せつけた今作は、ドラマの枠を超えた大規模でド派⼿なアクションと、スピーディーで痛快なストーリー、毎話新たな姿を⾒せる個性豊かで魅⼒的なキャラクターたちが視聴者の⼼を掴み、2023年に放送されたミニドラマシリーズの中で最⾼視聴率堂々の1位に。さらに「わずか1000ウォンの弁護士」のナムグン・ミン、大人気シリーズ「ペントハウス」のキム・ソヨン、「悪の花」のムン・チェウォンといった超豪華なカメオ出演も実現! シーズン1からの期待を大きく上回るシリーズ最新作に仕上がっている。韓国国内で大きな注目を集め、愛されたシーズン2がついに日本上陸︕出演︓イ・ジェフン、キム・ウィソン、ピョ・イェジン ほか◆「愛のアンダンテ(仮題)」南北統⼀に向け非武装地帯(DMZ)に建てられた「平和村」には、南北のさまざまな階層を⽣きる住⺠らを1年の間住ませることにしたのだが、選抜システムの誤りによって韓国の有名ピアニスト・ジュヒョン(クォン・ヒョンビン)と北朝鮮の⾼位幹部の娘・ナギョン(ソン・ジウ)が、⼀つ屋根の下で⼀緒に住むことに︕ 次第に惹かれあっていく⼆人。決して交わることのなかった⼆人のロマンチックな愛の物語︕出演︓クォン・ヒョンビン、ソン・ジウ ほか◆「本物(チンチャ)が現れた︕~まさか結婚するなんて~」アン・ジェヒョン、約3年ぶりのドラマ復帰。ペク・ジニとの共演&豪華俳優陣が大集合︕ 未婚のシングルマザーと独⾝主義の産婦人科医が偽装結婚︕︖ 男⼥2人のウソから始まる秘密の関係を描いたドタバタロマンス︕出演︓ペク・ジニ、アン・ジェヒョン、チャ・ジュヨン ほか◆「ゴースト・ドクター」神がかった技術を持った天才医師が使命感ゼロの⾦持ち研修医に憑依する︕︖ 笑って泣けるファンタジー医療ドラマVIP患者の⼿術後、元恋人からの連絡により病院を出るチャ・ヨンミン(RAIN / ピ)は、目的地に向かう途中衝突事故に遭ってしまう。なんとか意識を取り戻したと思ったが、目の前には倒れたままの⾃分が。体と魂が分離していることに気が付き混乱するヨンミン。救急⾞で運ばれていくも、その先にいたのはよりによって出来損ないの研修医コ・スンタク(キム・ボム)。不安を感じたヨンミンが⼿術を阻⽌しようとスンタクの⼿を掴むと、ヨンミンの魂がスンタクの体に乗り移り。出演︓RAIN、キム・ボム、ユイ(元AFTERSCHOOL) ほか■公演概要「韓国ドラマセレクション2024」【開催日時・会場】●駐日韓国文化院 ハンマダンホール・8月13日(火)受付・開場15:00 / 開演15:30「ユミの細胞たち」「世子が消えた(原題)」・8月20日(火)受付・開場15:00 / 開演15:30「メンタルコーチ チェガル・ギル~癒やしのエール~」「7人の脱出」・8月23日(⾦)受付・開場15:00 / 開演15:30「フィンランドパパ」「社⻑ドル・マート」●新潟県 りゅーとぴあ新潟市⺠芸術文化会館 劇場・9月18日(水)<1部>受付・開場11:15 / 開演12:00「優雅な帝国(原題)」「恋人~あの日聞いた花の咲く⾳~」<2部>受付・開場14:15 / 開演15:00「ナンバーズ-ビルの森の監視者たち-」「⾼麗契丹戦争(原題)」●大阪 松下IMPホール・10月20日(日)<1部>受付・開場11:15 / 開演12:00「復讐代⾏人2~模範タクシー~」「愛のアンダンテ(仮題)」<2部>受付・開場14:15 / 開演15:00「本物(チンチャ)が現れた︕~まさか結婚するなんて~」「ゴースト・ドクター」【出演】MC:古家正亨、各回ゲストが登場・観覧無料(事前申込制)【申込方法】●東京:韓国文化院ホームページ会員登録(無料)が必要。●新潟・大阪:後日公開【申込期間】●東京︓お申込み受付中①Part1(8月13日)︓8月5日(月)まで②Part2(8月20日)︓8月12日(月)まで③Part3(8月23日)︓8月14日(水)まで●新潟・大阪︓後日公開公式ホームページ:後日公開東京公演トークイベント ゲスト8月13日(火)15︓30~上映ドラマ︓「ユミの細胞たち」、「世子が消えた(原題)」ゲスト︓キム・ビョンチュン(俳優)<Part3>8月23日(⾦)15︓30~上映ドラマ︓「フィンランドパパ」「社長ドル・マート」ゲスト︓イ・セオン(「社長ドル・マート」出演俳優)※同公演Part2(8月20日開催)についても、韓国人俳優のゲストを予定しております。こちらの情報については、後日あらためて駐日韓国文化院ホームページでご案内いたします。<公演などに関する問い合わせ先>・ライブインフォメーション:0570-017-230(平日12︓00~15︓00)※東京で開催されるイベントのご案内、及び参加のお申込みなどについては、駐日韓国文化院ホームページにてご確認ください。お申し込みが定員を超えた場合は、抽選により当選された方にのみ確認書をメールでお送りします。主催:韓国コンテンツ振興院(KOCCA) / 駐日韓国大使館 韓国文化院共催:駐新潟大韓⺠国総領事館協⼒:韓国コンテンツ事業者協議会(KCBA)制作・運営:ぴあ株式会社■関連リンク「韓国ドラマセレクション2024~東京公演」 公式サイト
キム・ドンジュン&チェ・スジョン出演の韓国本格時代劇「高麗契丹戦争」KNTVにて8月より日本初放送
高麗8代王・顕宗(ヒョンジョン)の一代記を描いた「高麗契丹戦争」が、KNTVにて8月より日本初放送。初放送に先駆け、7月11日(木)に第1話が先行放送される。本作は、数々の苦難を乗り越えて高麗に平和をもたらした8代王・顕宗と、彼の政治の師でもあるカン・ガムチャン将軍を中心に、契丹の侵攻にさらされた激動の高麗時代を描く超大型本格時代劇。名ばかりの王、そして威厳ある為政者となる8代王・顕宗へと成長していく姿をキム・ドンジュンが熱演している。そして、チェ・スジョンが、顕宗を支えた忠臣カン・ガムチャン役を演じている。2023年のKBS演技大賞では大賞を含む7冠に輝いた話題作をぜひお楽しみに。■番組情報「高麗契丹戦争」(原題)★7月11日に第1話が先行放送放送日時:8月16日(金)日本初放送スタート毎週(金)午後8:00~10:10(2話連続)ほか出演者:キム・ドンジュン、チェ・スジョン、チ・スンヒョン、イ・ウォンジョン、ペク・ソンヒョン、イ・ミニョンほか話数:全32話Licensed by KBS Media Ltd.(C)2023 KBS. All rights reserved「『高麗契丹戦争』制作発表SP」放送日時:8月4日(日)午後10:00~10:30ほか 日本初放送出演者:キム・ドンジュン、チェ・スジョン、チ・スンヒョン、イ・シア、ハ・スンリほか話数:全1回Licensed by KBS Media Ltd.(C)2023 KBS. All rights reserved■関連リンクKNTV公式ホームページ
「高麗契丹戦争」キム・ドンジュン、先輩チェ・スジョンは父のような存在“まるで教科書のような人”
KBS 2TVドラマ「高麗契丹戦争」の放送を終えたキム・ドンジュン。今作は、寛容なリーダーシップで高麗(コリョ)をひとつに集めて契丹(きったん)との戦争を勝利に導いた当時の高麗の皇帝である顕宗(ヒョンジョン、キム・ドンジュン)と、彼の政治の師匠であり高麗軍の総司令官だったカン・ガムチャン(チェ・スジョン)将軍の物語を描いた作品だ。劇中で彼は、契丹の侵略を撃退し、高麗の繁栄を成し遂げた聖君である顕宗役を演じた。彼は「未だに全く実感が湧きません。よく言うじゃないですか。(撮影が終わっても)撮影現場に行かなければならないような気がすると。今作は特にそんな気がします。最終話を見たにもかかわらず、撮影セットのある聞慶(ムンギョン)に行かなければならないような。それでもこのようにインタビューをしながら、話を切り出したら、『放送が終わったんだな』と実感してきました」と明かした。特に、プレッシャーの大きい作品だったという。キム・ドンジュンはそのプレッシャーを感じさせる対象であり、プレッシャーを克服できる動力にもなったチェ・スジョンの名前を何度も言及した。彼は「最もプレッシャーを感じた部分ですか? 実は、すべてのことにプレッシャーを感じました。そして、実際にプレッシャーを感じなければならない(役)ですし。僕がどのような存在になるべきなのか、現場を満たす構成員として、どうすべきなのかについて多くのことを考え、それさえもチェ・スジョン先輩からたくさんのことを学ぶことができました。本当にテレビに出ている姿、そのままの先輩です。愛妻家で、人間としてもとても尊敬できる方です。人生そのものを尊敬するようになりました。エキストラの方々にも、優しくて温かく接することは言うまでもありません。まるで教科書のような方でした」と絶賛した。作品全体が顕宗の聖君への成長過程を描いており、その中で顕宗の苦難期だった高麗契丹戦争。彼を最も苦しめた部分は何だったのだろうか。キム・ドンジュンは「セリフの量が多くて大変でした。なぜなら、チェ・スジョン先輩はNGを出さないからです。最初の4日間、第11話までの分量をまとめて撮影しましたが、チェ・スジョン先輩はそれを一度で撮りながらもNGを出さなかったんです。だから、僕もNGを出すわけにはいきませんでした。もう1つは王の席に座って、皆を見下ろすことに対するプレッシャーがありました。実際の王様のプレッシャーにはかなわないでしょうが、(実は、王様も)プレッシャーを感じていたのではないかと思いました。経歴の長い方たちの前に座って、セリフを言うのですが。それでもそのようなプレッシャーを上手く利用しようと思いました。『セリフを間違えてはいけない』『NGを出してはいけない』とたくさん思いました」と述べた。今作で共演して、チェ・スジョンをお父さんと呼ぶようになったというキム・ドンジュン。理由を尋ねられると、彼の表情には笑みが浮かんだ。チェ・スジョンについて彼は「年末の授賞式でチェ・スジョン先輩とベストカップル賞を受賞し、KBSに感謝しました。僕にとっても忘れられない思い出を作ってくれたからです。もちろん、皇后には申し訳なかったのですが(笑)。顕宗という人物にとって、カン・ガムチャン将軍は政治の師匠であり、父親のような人物じゃないですか。現実でも先輩は、僕にとって教科書のような方でした。今作に出演することができて、とてもありがたいと毎日思いました。それで先輩をお父さんと呼びました。最初はいたずらっぽく使った呼び方でしたが、お父さんと呼んでいるうちに、自然に本当のお父さんのように感じられました。師匠のようで、友達のようで、時には演技に熱い狂人のようでした」と語った。ここ1年、今作で共演しながら、キム・ドンジュンは大きく感じたことがあるという。彼は「作品を準備しながら、韓国史という知識の面で恥ずかしく思いました。自分がこのように貴重な人生を送ることができる理由を知らずに生きてきたということに対してです。毎日が大切なのに、それを忘れて暮らしてきたという気がしました。何より、撮影中に『戦争は起きてはいけない』という話を、皆でたくさんしました。戦争という、実際に経験したことのない状況なので、撮影をしながら『僕たちは本当に貴重な人生を送っているんだな』と思いました」と話した。
キム・ドンジュン、ドラマ「高麗契丹戦争」放送終了の感想を語る“たくさんのことを学んで感じた”
キム・ドンジュンが「高麗契丹戦争」放送終了の感想を語った。彼は韓国で放送が終了したKBS 2TV大河ドラマ「高麗契丹戦争」で最後まで熱演を繰り広げた。同作は、寛容なリーダーシップで高麗をひとつに集めて契丹(きったん)との戦争を勝利に導いた当時の高麗の皇帝・顕宗と、彼の政治の師匠であり高麗軍の総司令官だった、カン・ガムチャン(姜邯賛)将軍の物語を描いた作品だ。キム・ドンジュンは劇中、高麗の第8代皇帝で、高麗王朝の基礎を築く上で大きく貢献した君主・顕宗(ヒョンジョン)役に扮し、イメージチェンジを果たした。彼は、混乱する情勢の中で次第に成長する王の姿を見事に表現し、好反応を得た。特に、カン・ガムチャン役のチェ・スジョンと阿吽の呼吸を披露し、人気を博した。同作を通じて彼は「2023 KBS演技大賞」で最優秀賞とベストカップル賞を同時に受賞し、抜群の存在感を見せつけた。彼はドラマの放送終了後、事務所を通じて「1年という時間を『高麗契丹戦争』と共にした。チェ・スジョン先輩をはじめ、監督や多くの先輩たち、同僚たち、スタッフたちと一緒に一生懸命に走ってきた。たくさんのことを学んで、感じた作品だった。心から感謝し、またすぐにお伺いする」と感想を語った。続けて「顕宗を尊敬し、感謝を伝える。これまで『高麗契丹戦争』をご覧いただき、感謝申し上げる」と、視聴者にも挨拶した。キム・ドンジュンはこれからも精力的に活動する予定だ。
放送終了「高麗契丹戦争」チェ・スジョン&キム・ドンジュン、2人が迎えた結末は?【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。チェ・スジョンが契丹との戦争を勝利に導き、高麗を守り抜いた。10日に韓国で放送された公営放送50周年特別企画KBS 2TV大河ドラマ「高麗契丹戦争」最終話では、カン・ガムチャン(チェ・スジョン)が契丹軍との激しい戦いの末に勝利する姿が描かれた。この日、重騎兵が到着していない高麗軍は、契丹との対決で苦戦を強いられていた。それでもカン・ガムチャンは「重騎兵は必ず来る。第1剣車陣が耐えなければならない。第1剣車陣は戦闘準備。絶対に後退するな。重騎兵は必ず来る」と命令した。しかし、契丹の攻撃が次第に激しくなり、兵士たちは「第1剣車陣が突破された。みんな死ぬ」と怯えだし、逃げる兵士まで出始めた。そこでカン・ガムチャンは「我々は死なない。我々は勝利する。高麗は勝利する。高麗は死なない」と繰り返し、鼓舞した。彼の言葉に奮起した兵士たちは、再び第2剣車陣の戦闘態勢を整えて突撃した。その時、重騎兵が姿を現し、カン・ガムチャンは「高麗重騎兵、突撃」と叫び、再び反撃に出た。激しい戦いを経て、勝利を収めたカン・ガムチャンと高麗の兵士たちは、雨を浴びながら歓声を上げた。その後、彼は「ご苦労だった。敵は山岳地帯に逃げたようだ。軍隊を送って追撃する」という臣下の言葉に「放っておけばよい」と言った。続いて彼は顕宗(キム・ドンジュン)から下賜された斧に向かって「陛下、勝ちました。終わらせました」とし、涙を流した。彼の勝利を聞いた顕宗は、臣下たちと一緒に喜びの涙を見せた。そして勝利して帰ってきたカン・ガムチャンに顕宗は贈り物を下賜し「この花がいくら輝いているとしても、あなたが成し遂げた勝利より美しくなることはないだろう。千年が経ってもあなたが伝えた勝利の知らせは、この高麗の地に語り継がれるだろう。感謝する。あなたは、この高麗を救ったのだ」と褒め称えた。彼の手を握った顕宗は、再び勝利を噛み締めた。一方、戦争に負け、帰ったソ・ベアプ(キム・ジュンベ)は跪いてヤユルユンソ(キム・ヒョク)を待った。ヤユルユンソは、ソ・ベアプに対する怒りを抑えて「ご苦労だった。休みなさい」と励まし、ソ・ベアプは涙を流した。その後、カン・ガムチャンは顕宗に「辞職したい。私はもうやるべきことを終えた。辞職を許してほしい」と頼んだ。しかし、顕宗は戦争が終わっていないことを理由に辞職を認めず、宋の皇帝が使者を通じて送った親書を見せ「宋が挟み撃ちを提案してきた。1年後、高麗と宋が手を組み、契丹を攻撃しようということだ」と説明した。これに対して、カン・ガムチャンは抑留していた契丹の使臣を解放し、ソ・ベアプに契丹の体面を保つ代わりに、二度と高麗を欲しがらないと宣言するのはどうかと提案した。この計画を顕宗が心配すると、カン・ガムチャンは「相手が侵略を撃退した力があるのであれば、話は別だ。高麗はその力を見せた。今、その力は契丹にも脅威となる」と伝えた。また、カン・ガムチャンはソ・ベアプに「最悪の場合、宋と同盟を結んで契丹を攻撃するだろう」と警告した。その結果、ソ・ベアプは契丹の平和のために彼の提案を受け入れた。すべての状況が収まると、彼は再び辞職を申し出た。「高麗は、契丹を倒した。その勝利の記憶が全高麗人の胸に刻まれた」とし「今後どのような困難が訪れたとしても、乗り越えられるだろう」と彼は言った。これに対し、顕宗は辞職を承諾し「あなたを忘れられないだろう」と残念な気持ちを示した。カン・ガムチャンが去り、顕宗はこれまでの時間を振り返りながら、亡くなった人々を思い出した。そして再び、高麗の皇帝として君臨した。その後150年間、彼らの平和は続いたという。顕宗は40歳で亡くなった。また、その年の6月、契丹の皇帝ヤユルユンソが息を引き取り、8月にはカン・ガムチャンが84歳で生涯を終えた。
「高麗契丹戦争」チェ・スジョン、キム・ジュンベを挑発“この戦争を終わらせる”【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。チェ・スジョンとキム・ジュンベが貴州大捷(きしゅうたいしょう)で最後の戦いを始めた。9日に韓国で放送された公営放送50周年特別企画KBS 2TV大河ドラマ「高麗契丹戦争」は、カン・ガムチャン(姜邯賛、チェ・スジョン)とソ・ベアプ(キム・ジュンベ)の緊迫した攻防が続いた。ソ・ベアプは主要な軍隊がいない開京を攻撃するために出陣した。しかし、大軍が滞在しているように装った玄宗の墓前に騙されて退却することになり、ソ・ベアプは「狡猾な高麗野郎たちめ」と怒った。一方、カン・ガムチャンは戦闘を準備し、「今、私たちがこの戦争を終わらせる」と兵士たちの士気を高めた。ソ・ベアプはカン・ガムチャンが送った書簡を受け取った。カン・ガムチャンは書簡で「もう終わらせよう。戦争は誰にとっても地獄だ。死の恐怖に立ち向かうことは、契丹の兵士たちにとっても高麗の兵士たちにとっても同じように苦痛なことだ」と伝えた。続けて、「私たちがここで勝負を見なければ、この地獄は果てしなく続くだろう。この2人の老人が戦争を終わらせよう。契丹が勝利するか、高麗が勝利するかは天が決めるだろう」と付け加え、ソ・ベアプを挑発した。ソ・ベアプは書簡を読んだ後、「戦闘の準備をしなさい。日が明け次第、攻撃を開始する。高麗軍を殲滅する。カン・ガンチャンの首を切って陛下に献上する」と冷たく言った。
【PHOTO】キム・ドンジュン&チ・スンヒョン&イ・シアら、ドラマ「高麗契丹戦争」打ち上げに参加
8日午後、ソウル汝矣島(ヨイド)のあるレストランで開かれたKBS 2TV大河ドラマ「高麗契丹戦争」の打ち上げにキム・ドンジュン、チ・スンヒョン、イ・シア、チュ・ヨンウ、ユン・ボクイン、ソン・インソン、クォン・アルム、ソ・ジェウ、元Aprilのチェギョン、コ・ウニョン、チュ・ソクテ、リュ・ソンヒョンらが参加した。・チェ・スジョン「2023 KBS演技大賞」で大賞を受賞ドラマ「高麗契丹戦争」は7冠を達成(総合)・キム・ドンジュン、除隊後の復帰作!新ドラマ「高麗契丹戦争」への情熱語る大きな成長を期待
「高麗契丹戦争」キム・ドンジュン、イ・シアの願いを聞く【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。イ・シアが、キム・ドンジュンの腕の中で息を引き取った。韓国で2日に放送されたKBS 2TV大河ドラマ「高麗契丹戦争」は、朝廷を揺るがした逆賊たちを退け、元の姿を取り戻した高麗が描かれた中、元貞王后(イ・シア)が息を引き取った。かなりの時間が過ぎた高麗。ウォンソン(ハ・スンリ)は男の子を産んで平和な日常を過ごしている。その間、父のキム・ウンブ(チョ・スンヨン)は亡くなった。元貞王后もまた疲弊した顔で、顯宗(キム・ドンジュン)がくれる薬を飲みこんだ。元貞王后は顯宗に「なぜ私に罰を下さないのですか。私を遠くに突き放してください」と話した。顯宗は「そうすれば、ずっと泣くだろう。皇后と別れたくなかった。私にとって皇后は時には友で、時には姉だった。叱る時は父のようで、慰めてくれる時は母のようだった。私にとって皇室は皇后だ。私は皇后を憎んでいない」と変わらない愛情を見せた。その後、元貞王后はウォンソンのところに行き、「あの子が太子になるだろう。そしてこの高麗の皇帝になる。宮の外の女性が産んだ子が皇帝になるというのが、どのような意味か分かるか。陛下は国を立て直すのだ。自分の国を新しく作っていくのだ」と話した。続いて「あなたを突き放そうとした。私も辛かった。陛下の心を突き放してまで、私が何を守ろうとしているのかと混乱した。苦しかった。それでも私はその道を行くしかなかった。陛下をお願いする」と伝えた。元貞王后はその後、顯宗のところに行った。彼女は「お願いがある。私が眠るまでこうしていてほしい」とし、顯宗の胸に抱きしめられた。顯宗は腕の中にいる元貞王后の状態がおかしいことを感知し、さらに強く抱きしめ、涙を流した。こうして元貞王后は死を迎えた。
「高麗契丹戦争」キム・ドンジュン、形勢逆転に成功【ネタバレあり】
顕宗(キム・ドンジュン)が熾烈な権力闘争の末、形勢逆転に成功した。韓国で25日に放送されたKBS 2TV大河ドラマ「高麗契丹戦争」第28話では、顕宗がチェ・ジル(チュ・ソクテ)、パク・ジン(イ・ジェヨン)など、反乱軍との緊迫した死闘の末、政変を鎮圧した。視聴率調査会社ニールセン・コリアによると、第28話の視聴率は12.7%で、2週連続で自己最高視聴率を更新したのはもちろん、同時間帯に放送された週末ドラマの中で1位を記録した。この日の放送で、皇帝の教書を受け取ったユ・バン(チョン・ホビン)は、逆徒たちを処断するために秘密裏に動いた。彼は将軍たちに最も信頼できる兵士たちで各100人ずつ準備するよう命じ、皇帝が西京に到着するのを待った。反逆の主導者たちとともに鴨緑江に向かった顕宗は、権力に心酔しているチェ・ジルを刺激し、開京の逆徒たちを一ヶ所に呼び集めることにした。しかし、すでに皇帝の本音を見抜いたパク・ジンは、チェ・ジルに「僕たちを一度に殺すつもりなんです。おそらく西京で行うでしょう。おそらく彼(都兵馬使)に僕たちを皆殺せと命じたはずです」と警告した。パク・ジンは、都兵馬使にすべての兵士を率いて通州城に向かうようにと書かれた皇帝の偽の教書を準備するなど、徹底した姿で見る人々を驚かせた。一方、反乱軍は西京にいるユ・バンに偽りの教書を差し出し、全兵力を率いて通州省に向かうよう命じた。イ・ジャリム(チョン・ジヌ)は皇帝を脅して手にした偽りの教書だと確信したが、ユ・バンは皇帝の教書を勝手に判断し始めれば、より大きなものを失うことになるとし、通州城に向かった。親趙行列とともに西京城に到着した顕宗は、外部と遮断されたまま殿閣に留まった。逆徒たちを処断しようとした計画が水の泡になる危機に置かれると、イ・ジャリムは悩みに陥った。反乱軍の目を避けて無事に西京城に入ってきたチ・チェムン(ハン・ジェヨン)は、イ・ジャリムとともに作戦会議を始めた。顕宗は高麗を発つ前、最後に仏様に会いたいと要請し、殿閣を抜け出して城内の寺院に向かった。そこでウォンソン(ハ・スンリ)に会った顕宗は、驚いた心を落ち着かせ、平然とお辞儀をし、緊張感を高めた。2人はお互いに初めて会ったかのように挨拶をした。ウォンソンは西京の楽工と踊り子たちの優れた腕前に言及し、顕宗に宴会を楽しむように耳打ちした。ウォンソンの意味深な言葉を見抜いた顕宗は、チェ・ジルに「お酒を一杯飲みたい」と言って、宴会を開いてほしいと頼んだ。チェ・ジルは皇帝の突然の願いを受け入れ、西京の楽工たちと踊り子たちを呼んで、盛大な宴会を開くことにした。反乱軍を騙すことに成功したイ・ジャリムは、逆徒たちを処断する最後の機会のために万全の準備をした。楽工たちの音楽と共に宴会が始まり、張り詰めた緊張感の中で顕宗は杯を傾ける兵士たちを見回りながら、時を待った。宴会の雰囲気が盛り上がった頃、剣を持った踊り子たちが登場し、彼女たちは楽工たちの太鼓の音に合わせて絢爛たる剣舞を踊り始めた。同じ時刻、パク・ヨン(カン・ボンソン)は踊り子たちの間に兵士たちが混ざっているという事実を養父のパク・ジンに後になって告白し、パク・ジンは自分を裏切ったパク・ヨンの首を絞めて殺した。放送の終盤に舞台に上がった顕宗は、「自分の中の憐憫にばかり縛られていては、皇帝の責務を果たすことができない。僕はもうこの高麗のためなら、喜んで刀を持つ強靭な君主になるつもりだ」と、逆徒たちを皆殺すように命じ、痛快なエンディングを披露した。KBS 2TV大河ドラマ「高麗契丹戦争」第29話は、3月2日の午後9時15分に放送される。
「高麗契丹戦争」キム・ドンジュン、イ・ジェヨンの正体を知る【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「高麗契丹戦争」でキム・ドンジュンがイ・ジェヨンの正体に気づいた。韓国で24日に放送されたKBS 2TV大河ドラマ「高麗契丹戦争」では、パク・ジン(イ・ジェヨン)が逆徒たちの首長であることが明かされる姿が描かれた。この日、カン・ガムチャン(チェ・スジョン)は「確認したいことがあります。肩を見せてください」と言った。パク・ジンが「それはどういう事ですか。突然肩を見せろなんて」と知らないふりをすると、カン・ガムチャンは武力で彼の肩を確認した。肩の傷を確認したカン・ガムチャンは「皇帝陛下を殺害しようとした罪人を逮捕する」と言いながらパク・ジンを捕まえた。その時、ウォンジョン王后(イ・シア)はチェ・ジル(チュ・ソクテ)に「あなたが陛下の前でよく無礼を犯すという話を聞きました。陛下はこの国の皇帝です。今後絶対にそのようなことをしてはいけません。私がいなかったら、あなたは権力を手に入れることさえできませんでした」と警告した。するとチェ・ジルはそんなウォンジョン王后を嘲笑いながら「怒鳴らないでください。今も僕がただの臣下の一人に見えますか。陛下も殿下も、カンジョが権力を手に入れた時には息さえきちんとできなかったくせに、僕の前では有頂天ですか。僕もカンジョのように皇帝の首を切ったらやっとおとなしくなれますか。慎んでください。僕が我慢するにも限界があります」と叫んだ。その後、パク・ジンの正体を知った顕宗(キム・ドンジュン)は臣下たちがパク・ジンの首を切らなければならないと主張すると、パク・ジンを呼び止めた。しかしパク・ジンは「僕は知らない理由です。この傷は他の将軍たちと狩りに行った時に出来たものです」と話した。するとカン・ガムチャンは「明白な証拠がある。大逆罪を自白したことを直接聞いた人がいる」と証人を呼んだ。証人はパク・ジンに会ったことがあると言いながら「モンジンを離れる皇帝陛下を殺害しようとしたと聞きました。その集まりであの人は自身に力を寄せてほしいと求めました。彼があまりにも無名だから様々な家紋の首長たちがその求めを受け入れないと、あの人が自身の肩を見せながら忠州に向かっていた皇帝を殺害しようとした際に出来た傷だと言いました。開京に向かって何とか皇帝陛下を折ってやろうと」と打ち明けた。カン・ガムチャンは「陛下、明白な証言が出ました。極刑を下してください」と言い、顕宗は判決を下そうとした。その瞬間、チェ・ジルは自身が調査すると言いながらパク・ジンを連れて出て行った。
「高麗契丹戦争」チェ・スジョン、イ・ジェヨンの正体を知る…スリルある展開に【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。イ・ジェヨンの正体に気づいたチェ・スジョンがもう一度知略を巡らせ、最高のスリルを与えた。18日に韓国で放送された公営放送50周年特別企画KBS 2TV大河ドラマ「高麗契丹戦争」第26話では、顕宗(キム・ドンジュン)が内部の反乱を防ぐためキム・フン(リュ・ソンヒョン)とチェ・ジル(チュ・ソクテ)に屈服した。反乱に成功したチェ・ジルは、日々意気揚々とし、ついに調整機構の改編まで要求し、怒りを誘発した。同日の放送の視聴率は11.5%(ニールセン・コリア、全国世帯基準)で自己最高視聴率を更新したことはもちろん、同時間帯に放送された週末ドラマの中で1位になった。特に、チェ・ジルがウォンソン(ハ・スンリ)とキム・ウンブ(チョ・スンヨン)の行方を聞くカン・ガムチャン(チェ・スジョン)を蹴るシーンは、瞬間最高視聴率が12.7%(全国世帯基準)まで跳ね上がり、関心の高さを証明した。同日の放送で、東・西北面の兵士たちは「皇帝が武官の要請をすべて受け入れたので、それぞれの任務に戻れ」というウォンジョン皇后(イ・シア)の教書を受け、混乱に陥った。西北面の兵士たちを率いて開京に向かっていたユ・バン(チョン・ホビン)は悩んだ末、回軍を決めたが、カン・ガムチャンは皇后の教書を破り、すぐに宮殿に進軍した。キム・ウンブは皇帝に高麗軍同士で戦闘する場合、骨身を削る努力で再建した高麗の精鋭兵たちが虚しく死ぬとし、反乱軍に屈服することを勧めた。顕宗は「曲げない。僕がこの高麗のために、あなたたちがこうして心を一つにして高麗のために頑張るなら、僕たちは必ず再び立ち上がることができる」とし、東北面の兵士たちが到着することだけを待っていた。パク・ジン(イ・ジェヨン)は皇后のところを訪れ、「東北面の兵士たちが開京に着く前に全てを終わらせなければならないとし、正殿の外にいる兵士たちを処断できるようもう一度教書を出してほしい」と要請した。決断を下したキム・フンとチェ・ジルは反乱軍とともに教書を持って正殿に向かった。反乱軍と護衛軍は互いに切り裂くなど殺傷を始めた。護衛軍を処断した反乱軍は門を蹴って正殿に押しかけ、すぐに龍床(王が座る椅子)の前を塞いだ臣下たちの胸ぐらをつかんで引っ張り出した。顕宗は直ちに東北面の兵士たちに調書を下し、回軍を命じろというチェ・ジルに「僕がお前たちに屈服すると思うか。自信があれば僕を切ってみろ。皇帝を殺害しても生き残る自信があれば一度やってみろ」と怒りを爆発させた。これに対し、チェ・ジルはその場で刀を抜いて臣下の腕を切った後「今度は首を切ります。ここにいる臣下たちを一人ずつ殺します」と顕宗に圧力をかけた。顕宗は内部の反乱を防ぐためキム・フンとチェ・ジルの提案をすべて受け入れると屈服し、開京に到着した東北面の兵士たちを再び帰した。キム・ウンブと彼の家族、ウォンソンまで静かに消えたという事実を知った顕宗は、このすべてが反乱軍の仕業であることに気づき、落胆した。特に、彼は自身に内緒で教書を送ったウォンジョンのところを訪れ、自分を裏切って逆賊と手を組んだと怒りをぶちまけた。ウォンジョンは「信じられないと思いますが、心から陛下を守るためにしたことです。協力しなければ皇帝を害すると脅かされました」と嗚咽した。立っていることさえできないほど満身創痍の体になったチ・チェムン(ハン・ジェヨン)はカン・ガムチャンに顕宗に行けるよう協力してほしいと頼み、カン・ガムチャンは宮殿の代わりに開京の外に行って消えたウォンソンを探して保護してほしいと頼んだ。同じ時間、小さな庵に抑留されたウォンソンは兵士たちに連れて行かれた。パク・ジンの計略で死の危機に置かれたウォンソンは、自身を殺そうとする兵士たちを懐柔した。顕宗を直接仕えるようになったチェ・ジルは傍若無人になった。パク・ジンを開城府尹(開城府の最高官職)に任命してほしいと要請し、常参(常参に参加した常参官の略称)以上の武官は文官を兼職するようにしてほしいなど、朝廷の改造まで要求した。武官たちの蛮行に頭を悩まされていた顕宗は、混乱する臣下たちにどんな侮辱があっても耐えてほしいと頼んだ。一方、チェ・サウィは今回の反乱の背後としてパク・ジンを疑った。彼はカン・ガムチャンに蒙塵(王が乱を避けて都を抜け出すこと)中に皇帝を襲撃した人もパク・ジンだと確信した。放送の最後にカン・ガムチャンは皇帝を攻撃した時、傷ついた刺客を思い出した。パク・ジンの肩に残った傷を確認したカン・ガムチャンは「お前を皇帝陛下を殺害しようとした大逆罪人として追捕する」と宣言するラストシーンで緊張感を高めた。
「高麗契丹戦争」キム・ドンジュン&チェ・スジョン、軍事力の強化に力を入れる【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。カン・ガムチャンと顕宗が、軍事力の強化に力を入れ始めた。2月4日に韓国で放送された公営放送50周年特別企画KBS 2TV大河ドラマ「高麗契丹戦争」第24話では、3年ぶりに開京宮に戻ってきた顕宗(キム・ドンジュン)が高麗の平和のために全力を尽くす聖君の姿と共に、皇室に反発するキム・フン(リュ・ソンヒョン)、チェ・ジル(チュ・ソクテ)の乱が幕を開け、緊張感を高めた。この日、武官たちの反発の中で、東北面に到着したカン・ガムチャン(チェ・スジョン)は、女真の地に設けておいたキム・ウンブ(チョ・スンヨン)の住居で彼と感激の再会を果たした。すぐに東北面の状況点検に突入したカン・ガムチャンは、軍人たちの兵舎をはじめ、不十分な戦闘記録を指摘するなど、軍事力増強に本腰を入れ始めた。顕宗も契丹軍からの侵略に備えるために六衛の兵士を増員し、訓練に拍車をかけるよう命じた。また、地方の兵士たちの戦闘力を高めるために、地方の官軍を一品軍と二品軍に分けるなど万全の準備に入った。チェ・ジルは、御史台の官吏たちが集団行動を起こした将軍たちを尋問すると、皇室の大臣たちに対する反感を募らせた。チェ・ジルは自ら御史台の会議室を訪れ、チャン・ヨヌ(イ・ジフン)に向かって自分が主動者であると大声で叫ぶなど、敵対的な態度を見せ、見る人々の怒りを誘った。顕宗は、キム・フンとチェ・ジルに厳罰を下すよう求める大臣たちに「過去の戦乱で大きな功績を立てた彼らを罰することはできない」とし、「たった一人の武官も大切にしなければならない時だ」と、これ以上話題にしないようにと言った。パク・ジンはチェ・ジルに会い、「何度も武官たちの自尊心を踏みにじるあの愚かな皇帝を制圧し、失意に陥った高麗の武将たちを立て直すことで、武将たちが高麗をより一層しっかり守るようにすべきだ」とし、反逆を起こすよう促した。カン・ガムチャンは九龍山(クリョンサン)付近の村を略奪し、哨兵たちを皆殺しにして離れた女真部族を奇襲することにした。彼は「高麗を攻撃した部族は徹底的に報復され、高麗に協力した部族は保護されるという認識を植え付けなければならない。彼らが占領していた土地が高麗の新しい国境になるだろう」と兵士たちの士気を高めた。最初の出撃に出たカン・ガムチャンは、不器用な武術で危機に陥る場面もあったが、イ・ジャリム(チョン・ジヌ)をはじめ、兵士たちと力を合わせて勝利を収めた。敵をすべて殲滅した高麗軍は、槍を持ち上げて歓声を上げ、勝利の喜びを満喫した。一方、ウォンジョン皇后(イ・シア)は、ますます親密になる顕宗とウォンソン(ハ・スンリ)の仲に嫉妬した。彼女は「嫉妬など感じないようにした。普通の女でいたくなかった。でも、もうダメね。殺してでも別れさせたい」と涙を流した。ウォンソンは、無事に高麗に戻ってきた父キム・ウンブと再会した。顕宗は抱き合っているキム・ウンブとウォンソンを見て微笑んだ。時は、西暦1014年10月となった。契丹は再び高麗を侵略した。高麗は興化鎭戦闘の奮戦を経て、もう一度契丹軍を撃退した。3年ぶりに再び開京宮に戻ってきた顕宗は、「その間、高麗はもう一度戦乱を経験した。私たちが引き続き力を付けていけば、必ず敵を全滅させる日が来るだろう」と言い、「その日まで皆、死力を尽くしてほしい。高麗が平和を手に入れる道は、ただこの戦争に勝利することだけである」と臣下たちに頼んだ。放送の終盤、パク・ジンの策略に騙されたチェ・ジルとキム・フンが自分の意見に賛同する兵士たちと一緒に反乱を起こす姿がエンディングを飾り、スリリングな展開にした。