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君の声が聞こえる

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  • SHINee、人気バラエティ「君の声が聞こえる8」に出演!予告映像をサプライズ公開

    SHINee、人気バラエティ「君の声が聞こえる8」に出演!予告映像をサプライズ公開

    SHINeeがMnetのバラエティ番組「君の声が聞こえる8」に出演する。3月4日、Mnetの公式YouTubeチャンネルで、SHINeeの「君の声が聞こえる8」出演予告映像が公開された。同映像によると、SHINeeは第6回のゲストとして出演する。ミンホは「SHINeeがついに『君の声が聞こえる8』に出演します」と話を始めた。キーは「『君の声が聞こえる』は、僕たちがぜひ一度出演したかった番組ですが、ミステリーシンガーのみなさんがとりあえずすごいので、とても混乱しています」と言った。オンユは「本放送がとても楽しみです。SHINeeが出演する『君の声が聞こえる8』を少しだけ待っていてほしいです」とコメントした。テミンは「今週の金曜日午後7時20分にSHINeeが出演する『君の声が聞こえる8』をお見逃しなく!」とPRした。SHINeeが出演する「君の声が聞こえる8」は、韓国で5日の午後7時20分に放送される。SHINeeは2月22日に7thフルアルバム「Don't Call Me」を発売し、同名のタイトル曲で活動している。音楽ファンの熱い関心、多くの好評を受けて各音楽チャートで1位を席巻した。今回のアルバムは国内のレコードランキングでデイリー、ウィークリー共に1位となった。他にも、オリコンデジタルアルバムチャート(2月22日~28日)で1位、iTunesトップアルバムチャートで全世界47地域の1位、中国QQ MUSIC、KUWO MUSICのデジタルアルバム販売ランキングで1位、日本LINE MUSICアルバムトップ100チャートで1位を手にし、世界的な人気を改めて証明した。

    Newsen
  • MONSTA X キヒョンから元SISTAR ソユまで…STARSHIP所属アーティスト「君の声が見える6」に出演

    MONSTA X キヒョンから元SISTAR ソユまで…STARSHIP所属アーティスト「君の声が見える6」に出演

    STARSHIP所属アーティストが「君の声が見える6」に総出演する。明日(25日)韓国で放送されるMnet「君の声が見える6」では、STARSHIPエンターテインメント所属アーティストであるK.will、元SISTARのソユ、BOYFRIENDのドンヒョン、ユ・スンウ、MONSTA Xのキヒョン、宇宙少女のヨンジョン、チョン・セウン、DUETTOのペク・インテ、MIND Uのジェヒが招待歌手として出演して、音痴推理に乗り出す。先立って公開された予告編では、K.willがSTARSHIP所属アーティストから猛非難を受けるシーンが紹介されて、視聴者たちの関心を集中させた。K.willは「前の放送でレジェンドを撮ってきた」とし、「歌う人だから」と自分の音痴推理に強い自信を表わした。しかし、すぐにどんでん返しを予告、STARSHIP所属の後輩アーティストたちに責められて、笑いをプレゼントした。STARSHIP所属アーティストたちが予告から視線を圧倒して、放送へのたくさんの期待をプレゼントした中、先立つK.willの出演に続き、今回の放送でもレジェンド編を作り出すことができるか、好奇心を高める。特に普段から家族のようなケミ(ケミストリー、相手との相性)で音楽ファンたちの熱い支持を得ているだけに、どんなケミで音痴を見つけることができるのか、その成り行きが注目される。 「君の声が見える6」に出演を予告したSTARSHIP所属アーティストには、K.will、ソユ、BOYFRIEND、ユ・スンウ、MONSTA X、宇宙少女、チョン・セウン、DUETTO、MIND U、BrotherSu、ジュヨン、#GUN など有名なスターたちが含まれている。これまでSTARSHIPアーティストはSTARSHIP PLANETを通じて、多彩なプロジェクト活動を繰り広げている。プロジェクトの最初の「ウィンター・ソング」である2011年の「Pink Romance」を皮切りに、2012年の「White Love」、2013年の「Snow Candy」、2014年の「Love is You」、2015年の「SOFTLY」、2016年の「Love wishes」、2017年の「Christmas Day」までのすべての曲が音源チャートで良い成績を記録して人気を集めた。昨年末には、冬の雰囲気をいっぱいに詰め込んだ「Christmas Time」を発表し、好評を得た。明日(25日)、STARSHIPの所属アーティストが大勢出演するMnet「君の声が聞こえる6」は、職業と年齢、歌の実力を秘めた謎のシンガーグループで、顔といくつかの手がかりだけで歌ウマと音痴を当てるどんでん返し音楽推理ショー番組である。毎週金曜日の午後7時30分に韓国で放送中だ。

    マイデイリー
  • 「ピノキオ」イ・ボヨン、カーナビ役として声のみの特別出演“ヘソンナビです”

    「ピノキオ」イ・ボヨン、カーナビ役として声のみの特別出演“ヘソンナビです”

    女優イ・ボヨンがSBS水木ドラマ「ピノキオ」に声を通じて特別出演した。19日午後に韓国で放送された「ピノキオ」第3話では、ヒャンリ島の生活を後にして、ソウルで生活をすることになったチェ・イナ(パク・シネ)の家族の姿が描かれた。チェ・ダルポ(イ・ジョンソク)は、放送記者になる準備をするチェ・イナの世話をするためにタクシーの運転手になった。チェ・ダルポは、チェ・イナを乗せて放送局に向かった。チェ・ダルポは、タクシーに乗るときにカーナビをつけた。カーナビには「ヘソンナビ」と書かれていて、聞き慣れた声で「ヘソンナビです」と話した。これに先立ち、「ピノキオ」の制作陣は「イ・ボヨンがドラマに声で特別出演をする」と伝えたことがある。「君の声が聞こえる」でチャン・ヘソン役を引き受けたイ・ボヨンはその縁で、今回の特別出演の際にも「ヘソンナビ」として登場し、笑いを誘った。特に、チェ・ダルポは「ヘソン、僕はどうしたらいい?」とカーナビと話をして、面白さを倍増させた。またイ・ボヨンは、「前方、事故多発区間です。安全運転しなさい」と声を通じて熱演を披露した。

    マイデイリー
  • イ・ボヨン&イ・ジョンソク&ユン・サンヒョン出演「君の声が聞こえる」12/5にDVD-BOXリリース決定!

    イ・ボヨン&イ・ジョンソク&ユン・サンヒョン出演「君の声が聞こえる」12/5にDVD-BOXリリース決定!

    韓国で最高視聴率24.1%を記録し、ラブロマンス、法廷サスペンス、ファンタジーの要素が詰まったニュータイプドラマ「君の声が聞こえる」のDVD-BOXが12月5日(金)にリリースされる。「君の声が聞こえる」は、さまざまなジャンルの要素を絶妙にミックスし韓国で話題となった大ヒットドラマ。ラブロマンス、ファンタジー、サスペンスが絶妙なバランスで絡み合った完成度の高い内容構成で、放送開始から回を追うごとに視聴率が上昇、最高視聴率24.1%(ニールセン・コリア調べ)を記録し昨年の韓国ドラマ界を席巻した話題作だ。イ・ボヨン×イ・ジョンソク×ユン・サンヒョンと、今もっとも旬な俳優3人が夢の競演。本作と「いとしのソヨン」の主演でヒットの女王となったイ・ボヨン。年下男子として圧倒的な人気を誇り、本作の出演をきっかけに大ブレイクを果たしたイ・ジョンソク。日本でもすでに絶大な人気を誇る演技派ユン・サンヒョンの三人が、三角関係を繰り広げる。韓国では数々の演技大賞を受賞しており、「コリアドラマアワード」でイ・ボヨンがグランプリ、イ・ボヨン×イ・ジョンソクがベストカップル賞受賞など全5冠を達成。「SBS演技大賞」でもイ・ボヨンが大賞、イ・ジョンソクが優秀演技賞を受賞するなど全6冠を達成した。また、今回のDVD-BOX1の特典として特典DISC、全32ページの豪華ブックレット、イ・ボヨン、イ・ジョンソク、ユン・サンヒョンなどの特製ポストカードの封入が予定されており、来年の1月にはDVD-BOX2の発売も予定している。■DVD情報「君の声が聞こえる」DVD-BOX12月5日(金)リリース【DVD-BOX1 封入特典:詳細】(予定)●特典DISC(1枚約60分収録)「君の声が聞こえる」制作発表会見、「君の声が聞こえる」メイキング ミニクリップ集 ※合計17クリップ収録!「君の声が聞こえる」ミュージッククリップ●豪華ブックレット(全32ページ)キャストやカメオ出演者の紹介、アフレコレポート、事件ファイルなど楽しいコラムが盛りだくさん!●イ・ボヨン、イ・ジョンソク、ユン・サンヒョン等、特製ポストカード(全4枚)■関連サイト「君の声が聞こえる」DVD-BOX購入サイト

    KstyleNews
  • 「応答せよ1994」から「会いたい」「エンジェルアイズ」まで…初恋がまた叶った

    「応答せよ1994」から「会いたい」「エンジェルアイズ」まで…初恋がまた叶った

    ※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。ドラマと初恋は切っても切れない関係である。幼い頃に経験する初恋は叶わず、思い出に残ることが多い。そのため「初恋は叶わない」という言葉が初恋の法則として知られているほどだ。ドラマはこのようなファンタジーを満たそうと、とりわけ初恋の物語を多く扱い、初恋が叶う結末を描く場合が多い。ドラマの中では初恋の相手が一番完璧なパートナーであり、彼らの運命的な愛はいつも視聴者の視線を虜にする。最近人気を博したドラマも初恋を題材にしたドラマがほとんどである。昨年再びレトロブームを巻き起こしたケーブルチャンネルtvN「応答せよ1997」は20歳の大学生たちの初恋の物語である。ドラマに登場した新村(シンチョン)の下宿で生活している学生全員の初恋が叶ったという点から注目を集めた。女性主人公ソン・ナジョン(Ara)は初恋の相手スレギ(チョンウ)と結婚にゴールインする。チルボン(ユ・ヨンソク)が最後までソン・ナジョンの夫候補として視聴者を混乱させたが、結局初恋の勝利で終わった。サムチョンポ(キム・ソンギュン)とチョ・ユンジン(Tiny-G ドヒ)はなんだかんだ喧嘩するキャンパスカップルだったが結婚にゴールインし、ヘテ(ソン・ホジュン)も彷徨の末に初恋の相手エジョン(ユンソ)とヨリを戻した。ピングレ(B1A4 バロ)も性的アイデンティティを置いて視聴者を混乱させたが、大学の先輩であるジニ(ユン・ジニ)と恋に落ちた。前作である「応答せよ1997」でも初恋が核心的なタイトルだった。ユン・ユンジェ(ソ・イングク)のソン・シウォン(チョン・ウンジ)に向けた初恋の始まり、シウォンが自身の兄と付き合うことを止めることができなかったユンジェの悲しい胸焼けのすべてを見守った視聴者たちは、2人の愛が結ばれることを切実に願った。最終的にユンジェとシウォンの愛が叶う結末で、初恋の法則を覆した。韓国だけではなく、海外でも熱い反響を得ているSBS「星から来たあなた」は、宇宙人ト・ミンジュン(キム・スヒョン)と女優チョン・ソンイ(チョン・ジヒョン)の愛という異色の題材で話題を集めた。面白い点は宇宙人と女優の初恋物語という点だ。ト・ミンジュンは初めて地球に来た日に出会った少女を400年間も胸に抱いた。その理由で少女に似ているチョン・ソンイに関心を持つようになった。明確に確認されたことではないが、その少女がチョン・ソンイの前世だったという暗示が仕込まれていた。チョン・ソンイも幼い頃、交通事故に遭うところだった自身を助けてくれた男性を忘れていなかったが、その男性がト・ミンジュンだったのだ。宇宙人と人間の愛というだけでも驚くことだが、その愛が初恋という設定にまた驚いた。SBS「王冠を被ろうとする者、その重さに耐えろ-相続者たち」(以下「相続者たち」)も高校生たちの初々しい初恋を描いたドラマだった。「相続者たち」は与えられた人生から抜け出せない10代の財閥の後継者たちの初恋を経験することで、大切なものを守るために熾烈に戦う成長期を描いた。猪突的な10代の初恋を童話のように美しく純粋に描くだけではなく、現実的な葛藤を加え、大人びた恋愛を繰り広げることで多様な年齢層の視聴者を虜にした。イ・ジョンソクはSBS「君の声が聞こえる」で幼い時に自身を助けてくれたチャン・ヘソン(イ・ボヨン)を想いながら生きてきた超能力少年パク・スハに扮し、女心を虜にした。父親を殺害し、自分も殺そうとした犯人から救い、法定では危険に陥ったにもかかわらず証言をしてくれたチャン・ヘソンに初恋の感情を抱いた。その後パク・スハは全力を尽くしてチャン・ヘソンを守るために超能力を使うと誓い、運命的な再会を通じて事件が解決され、愛を叶えることができた。2012年度最高の話題作「太陽を抱く月」も考えてみると、酷い初恋の物語だ。朝鮮時代の仮想の王であるイフォン(キム・スヒョン)と幼い頃に王妃になる運命だったヨヌ(ハン・ガイン)が死んだ後、心を閉ざした。しかし、2人は王と厄受け巫女として再会し、逆らうことのできない運命的な愛に落ちる。ヨヌは辛い試練を経験した末に王妃になり、本来の自分の座を取り戻す。MBC「会いたい」も14年ぶりに再会した初恋の相手とかくれんぼをするような愛を描いた。ハン・ジョンウ(JYJ ユチョン)はイ・スヨン(ユン・ウネ)と幼い頃、初々しい初恋に落ちるが、不意の事故で心の傷だけを残して離れ離れになった。時間が経ち、29歳になったハン・ジョンウは身分を変えたイ・スヨンと運命的な再会を果たす。過去の記憶のせいで苦しんでいるイ・スヨンは彼を無視するが、二人は最終的に心の傷を乗り越え、結婚にゴールインした。最近はSBS週末ドラマ「エンジェルアイズ」が初恋の物語を感性的に繰り広げて好評を得ている。「エンジェルアイズ」は星が好きな少女の光になってあげたかった少年が12年間離れ離れになり、運命的に再会してから繰り広げられる物語だ。イ・サンユンはアメリカで有能な応急外科となりディラン・パクと名前を変えて韓国に戻ったパク・ドンジュ役を、ク・ヘソンは初恋の相手パク・ドンジュの夢を叶えるために119救助隊員になったユン・スワン役を演じ、繊細な初恋演技を披露している。二人の熱演と繊細な演出、初恋の初々しさが滲み出ているストーリーは、30~40代の視聴者たちの視線を虜にするのに一役買った。視聴率調査会社AGBニールセン・メディアリサーチの集計結果によると、先月28日に韓国で放送された「エンジェルアイズ」第6話は、30~40代の男性平均22.5%と女性平均28%を記録した。27日に放送された「エンジェルアイズ」の第6話では、ユン・スワン(ク・ヘソン)がパク・ドンジュ(イ・サンユン)の母親ジョンファ(キム・ヨジン)の碑石の前に置かれたMP3を聞き、今までパク・ドンジュが話したことが全部嘘だということを確認した。結局ユン・スワンはアメリカに戻ろうとするパク・ドンジュを引き止め、二人は抱き合いながら本格的な恋愛模様が始まり、期待が高まった。

    10Asia
  • キム・スヒョンからソ・ジソブ、ユ・アインまで…恋愛ドラマの主人公たちが変わった

    キム・スヒョンからソ・ジソブ、ユ・アインまで…恋愛ドラマの主人公たちが変わった

    シンデレラストーリー?様々な人物で愛される恋愛ドラマ最近人気のある恋愛ドラマに登場する人物たちには、何か特別なものがある。財閥2世と貧乏で大したことはないが、優しくて綺麗な女性が家族の反対を押し切って結婚に成功するといった単純な内容はもう恥ずかしいストーリーになってしまった。それで、昨年から今まで人気を得ている恋愛ドラマに登場する人物の共通点を探ってみた。専門職の女性が主流しかし、堂々とした姿ばかりではない最近の恋愛ドラマには、より独特な職業を持った女性主人公たちが多数登場した。SBS「星から来たあなた」のヒロインであるチョン・ソンイ(チョン・ジヒョン)はトップスターで「あなたの声が聞こえる」のチャン・ヘソン(イ・ボヨン)は国選弁護士だった。最近高い関心を得ているJTBC「密会」のオ・へウォン(キム・ヒエ)は芸術財団の企画室長というかっこいい職業を持っている。彼女らは男性の保護本能を刺激する従順で、か弱いヒロインを切り捨てた。一人でも十分を掲げる彼女らは、ひたすら男性主人公の配慮を拒否するが、その度を越した拒否が逆に男性主人公の保護本能を刺激し、ひそかに女性主人公を助ける状況が演出される。このような設定は女性主人公のプライドを守ってくれると共に、男性主人公の達成感を満たしてくれる一石二鳥の劇的な効果をもたらす。気さくな姿も魅力的だ。露の他には何も食べなさそうに見えたヒロインの代わりに、深夜にヤンプン(金属製のボウル)にビビンバを混ぜて食べたり(「君の声が聞こえる」)、初雪が降る時はチメク(チキンとビール)を食べなければならないとしながら酒を飲みたがり(「星から来たあなた」)、時には優雅な外見とは違って素朴な人柄を超え、汚く見える姿まで披露し、コミカルで人間味溢れるシーンを演出する。彼女らの素朴な人柄を指摘するより自ら後始末をする男性主人公の姿は、素敵なレストランや遊園地を丸ごと貸し切ってデートすることよりもっとロマンチックに感じられる。男性主人公天才、超能力の持ち主、あるいは宇宙人男性主人公たちも少しは変わった。SBS「主君の太陽」のチュ・ジュンウォン(ソ・ジソブ)は幽霊が見えるヒロインテ・ゴンシル(コン・ヒョジン)の防空壕だった。幽霊を見るテ・ゴンシルの能力を取り除く、また違うレベルの能力を持っていたためだ。「君の声が聞こえる」のパク・スハ(イ・ジョンソク)には人の心を読む超能力があった。「星から来たあなた」のト・ミンジュン(キム・スヒョン)は宇宙人だ。このような設定は、ファンタジー小説やアニメで見られたものだ。彼らの特別な能力は、恋愛ドラマで最高にロマンチックな状況を演出する装置として使われる。「星から来たあなた」の中でト・ミンジュンの超能力は空中浮揚キス時間停止キスなど、様々な名シーンを作り上げた。「密会」で天才ピアニストのイ・ソンジェ(ユ・アイン)は、その能力で運命のようにオ・へウォンと共鳴する見事な演奏シーンを披露した。嫉妬の塊悪女はいないラブリーな彼女たち嫉妬に目が眩んで悪事を働き、ヒロインを応援する皆の敵になってきた悪女キャラクターは、最近の恋愛ドラマからは消えてしまった。その代わりにヒロイン並に共感を得て愛される女性たちが現れた。「主君の太陽」のテ・イリョン(キム・ユリ)は、ガンウ(ソ・イングク)が好意を抱いているテ・ゴンシルを嫉妬するよりも、ガンウのそばで彼を慰めることで彼の心を掴んだ。「君の声が聞こえる」のソ・ドヨン(イ・ダヒ)は冷たくて理性的だが、過去の過ちを積極的に克服していこうとする姿で、主人公と対比される敵から、主人公と善意の競争を繰り広げながら共に成長していく肯定的なキャラクターとして描かれた。「星から来たあなた」のユ・セミ(ユ・インナ)もヒロインを裏切ることを超え、ヒロインと愛憎の入り交じった感情を共有する、変化に富んだキャラクターとして表現された。OhmyStar」ではスターはもちろん、バラエティ、ドラマなど、様々な市民記者のレビューや主張を幅広く掲載しています。もちろん、いかなる反論も歓迎します。いつでもノックして下さい。「OhmyStar」は市民記者の皆さんの参加をお待ちしています。―編集者コメント

    oh!my star
  • 「君の声が聞こえる」チョ・スウォンPD&パク・ヘリョン脚本家、下半期のSBSドラマで再びタッグを組む!

    「君の声が聞こえる」チョ・スウォンPD&パク・ヘリョン脚本家、下半期のSBSドラマで再びタッグを組む!

    2013年大ブレイクしたSBS水木ドラマ「君の声が聞こえる」のチョ・スウォンPDとパク・ヘリョン脚本家が再びタッグを組む。最近、複数のテレビ局の関係者によると、チョ・スウォンPDとパク・ヘリョン脚本家は11月にSBS水木ドラマの編成を目標に新ドラマを準備している。ジャンルは「君の声が聞こえる」のように多様な要素が加わったジャンルとなる予定で、現在パク・ヘリョン脚本家は作品の構想のためにSBSの社会部の事件チームの記者たちを取材している。これに対してドラマの制作会社であるIHQ側も4日にマイデイリーとの電話取材で「現在パク・ヘリョン脚本家とチョ・スウォンPDが新しい作品を準備しているのは事実だ。早ければ10月か、11月に放送できると思う」と伝えた。しかしドラマのジャンルについては「社会部の記者たちを取材したのは事実だが、記者の物語を描くことにしたわけではない。まだ多様な題材を巡って議論中だ」と伝えた。これに先立ってチョ・スウォンPDとパク・ヘリョン脚本家は、昨年6月に韓国で放送された「君の声が聞こえる」でタッグを組んだ。同作品はチョ・スウォンPDの繊細な演出力とパク・ヘリョン脚本家の抜群の筆力、俳優たちの熱演が相乗効果を生み出し、20%を超える高視聴率を記録して話題を呼んだ。これを受け、二人が新ドラマで「君の声が聞こえる」に次ぐヒット作を作れるか、注目が集まっている。

    マイデイリー
  • Vol.2 ― “2014ルーキー”パク・ドゥシク、もしかして君の虜になったのだろうか?

    Vol.2 ― “2014ルーキー”パク・ドゥシク、もしかして君の虜になったのだろうか?

    2014年の午年が明けた。10アジアでは、新年初の企画として10人の2014年の優良株を選んでみた。1日に5チームを紹介する。コ・ソンヒ、パク・ドゥシク、BESTie、5urprise(サプライズ)のソ・ガンジュン、C-CLOWN、Asian Chairshot、アン・ジェヒョン、オム・テグ、ユン・ジョンフン、チョ・スンヒョンがその主人公だ。計10組全員が、昨年自分の名前を広めようと一生懸命に頑張り、2014年は本格的に良い実を結ぼうとしている。10アジアが選んだ優良株たちが、午年の中でも60年ぶりとなる青馬の年に青い馬に乗りダイナミックに一年を走り続けることを願ってルーキー証明書を授与する。どうして君の虜になったのだろう?2013年、パク・ドゥシクは映画「伝説の拳」とSBSドラマ「君の声が聞こえる」の2つの作品に出演した。2つの作品で見せてくれたパク・ドゥシクの魅力は、私たちの視線を虜にするには十分だった。すぐにでも羽ばたいて飛び上がりそうな、手の加えられていない生き生きした姿がとても新鮮だった。今後彼がどのように変身して、成長していくのかをしっかりと見守ることをお勧めする。「伝説の拳」で俳優ユン・ジェムンが演じたシン・ジェソクの高校時代役を演じたパク・ドゥシクはとりわけ目立っていた。時には怖いもの知らずで飛びかかってくる初心者が一番怖いものである。初めてカメラの前に立ったパク・ドゥシクは枠にとらわれず、自由に動いた。厳密にいえば、演技をしたというよりも無造作にありのままの姿を見せたという感じだ。それがかえってキャラクターとよく合い、同年代が持っていない魅力を放った。「演技のことはあまり分からないが、積極的な意気込みと頑張るという一心で持ちこたえてきた」という彼の度胸は人々の共感を得た。映画を終えると、すぐにドラマ「君の声が聞こえる」でキム・チュンギ役に抜擢された。この作品でもパク・ドゥシクの生き生きとした新鮮さは輝いていた。元々、第8話で降板する予定だったが、彼は自分だけのキャラクターを築き上げ、重要な任務を与えられて最終回まで出演した。自分なりのアドリブを披露して、コ・ソンビン役のキム・ガウンと思いがけない恋愛模様まで繰り広げた。抜群の演技力というよりは少し荒く、洗練されてない感じがお茶の間で通じた。当初の予定とは違って、最終回までキム・チュンギ役を守りながら、ドラマの人気を十分に経験した。演技経験の全くなかった彼が踏み出した2番目のステップも成功を収めた。パク・ドゥシク、2014年に向かって直進!2014年のパク・ドゥシクは、映画に出演して直進する。イ・ジョンジェ、シン・ハギュン、BoAなど、トップスターが総出演する映画「ビッグマッチ」(仮題)に彼の名前が挙がった。パク・ドゥシクは、兄を助けるために体一つでゲームに取り組んだイ・ジョンジェを捕まえるために必死に追いかける熱血刑事役を務め、キム・ウィソンとコンビを組んだ。主に同年代とばかり共演してきた以前とは明らかに異なる状況である。パク・ドゥシクが表現する刑事の姿が気になるうえに、出演量もかなり多いことが伝えられているが、2014年下半期まで待たなければならない。また、パク・ドゥシクはリュ・スンワン監督が演出した3D短編映画「幽霊」の撮影を終えた。この作品は韓国映画アカデミーの3Dオムニバス映画製作プログラムの中の一つで、2012年に実際に起こった新村(シンチョン)殺人事件を題材にした。パク・ドゥシク、イ・ダウィッ、パク・ジョンミンが共演した。これ以外にも映画「ファッションキング」など多様な作品にカメオ出演して、観客と会う予定だ。きっと近いうちにドラマにキャスティングされたというニュースも聞えてくるだろう。

    10Asia
  • 【アデュー2013】このドラマ、まさか成功するとは vs 失敗するとは

    【アデュー2013】このドラマ、まさか成功するとは vs 失敗するとは

    放送業界には俗説がある。ドラマは蓋を開けて見ない限り分からないということだ。成功すると思った期待作が惨敗するケースもあり、手ごわいライバルドラマのために放送するということに意義があるのではないかと言われたドラマが、大きな人気を集めるケースもある。有名トップスターが出演しても、いわゆる国歌視聴率(1日の放送開始と終了の際に流れる国歌ほどの視聴率という意味で、極めて低い視聴率のときに使う)を記録したり、人気とは距離のある俳優たちが大事故を起こしたりもする。それだけドラマには、いくら専門家と名乗る人でも予測できないファクターが存在する。到底予測できないためさらに面白いドラマの世界が、今年も3つの地上波放送局を笑わせ、泣かせた。◆成功するとは!# MBC「金よ出てこい☆コンコン」マクチャンは死んだ時間帯も生かす前作「せがれたち」の低い視聴率と関心により早期終了説が出回るほど、スタートから多難だった。ここに主要キャスティングがなかったことになり、出演俳優たちも豪華とは距離があった。「金よ出てこい☆コンコン」は、あまり期待されない状態でスタートを切ってから、貧しい家の女性がお金持ちの女性の身代わりになる過程がくれる刺激的な楽しさ、毎回拡大する姑との確執による緊張感、家同士の対立などが有機的に展開され、上昇し始めた。その後、どこに弾くか分からない刺激的な展開で、マクチャン(日常では起こらないような出来事や事件が次々と起きる韓国特有のドラマのこと)ドラマというレッテルが貼られたが、視聴率20%を超え成功し続けた。MBCは同ドラマが放送された時期に、週末の午後10時に放送される「百年の遺産」まで成功させ、週末ドラマを席巻する形となった。# KBS 2TV「ゆれながら咲く花」やはりスター登竜門じゃないか「ゆれながら咲く花」が再び制作されると報じられた時、反応はひとつだった。「いったい、いつの学校なのか?」との反応だ。1999年に初めて放送され旋風的な人気を集めた「学校」シリーズだが、その後様々な学園物語が人気を集めた中「ゆれながら咲く花」の成功を予想するのは難しかった。また、月火ドラマの強者MBC「馬医」がライバルとなっている状況で、誰も「学校」の善戦を予想できなかった。しかし、大きなどんでん返しだった。学校の苛め問題、成績至上主義など、実際教育の現場で起きている問題をリアルに描き、学生をはじめとする視聴者から好評を得たのだ。特にイ・ジョンソクとキム・ウビンは、彷徨って揺れる思春期の高校生の悩みと涙、また、青春であるからこそ可能な彼らの熱い友情まで見せ、どの男男カップルよりも人気を集めた。イ・ジョンソクとキム・ウビンを主演俳優の位置に格上げし、強力な口コミで上昇し始めた「ゆれながら咲く花」は、放送スタートの時に8.0%の視聴率を記録したが、最終回でその2倍に達する視聴率を記録するなど、MBCの時代劇不敗神話を食い止める快挙を成し遂げた。# KBS 2TV「グッド・ドクター」何故だか分からない温かい気持ち視聴者に愛される医学ジャンルではあるが、チュウォンとチュ・サンウク、ムン・チェウォンを前面に出し、ムン・グニョンが主演を務めたMBCの時代劇「火の女神ジョンイ」と正面から勝負するとした時、不安だったのは事実だった。また、童話のような医療ドラマを掲げた「グッド・ドクター」が障害のある主人公チュウォンを通じてどのような感動を与えるかも十分予想が可能で、興味を引くことは出来なかった。しかし「グッド・ドクター」は「火の女神ジョンイ」の安易な展開というチャンスを逃さず、医局で発生する緊迫さと、子供の患者との共感を温かい視線で描き、主人公シオンの成長を通じて多くのメッセージを伝えた。「グッド・ドクター」はあらゆる流行語を生み出し、人気ドラマの公式を踏み始め、放送される10週の間一度も同時間帯1位を逃さず退場する大記録を立てた。# KBS 2TV「秘密」演出と台本、そしてファン・ジョンウムの再発見ドラマにおける台本と演出のパワーとはなにかを見せてくれた作品だった。ユ・ボラ、チェ・ホチョルなど、新人作家が執筆した「秘密」は、「ゆれながら咲く花」の演出で映像美を認められたイ・ウンボクプロデューサーが演出を務め、緊迫した展開を続けた。特に、毎回のように起こる事件の連続の中でも視聴者を引き寄せる控え目な映像美と、ファン・ジョンウム、チソン、ペ・スビンなどの俳優の熱演など、台本、演出、俳優の三拍子が揃ったこの作品は、口コミで広まった。「秘密」は愛する女性を殺した女と恋に落ちる苦いロマンスで、わがままな財閥2世、権力の味を知ってしまった貧しい検事、貧しいが生活力の強いしっかり者の女など、定型化されたキャラクターで陳腐な印象を残した。しかし息つく暇もなく展開される事件や事故の中で、キャラクターは再び蘇り、毎回涙を誘う激情的なストーリーの展開は、人物が隠した秘密に視聴者たちを入り込ませた。これに5%の低い視聴率でスタートを切った「秘密」は、毎回視聴率がうなぎ上りし、イ・ミンホ、パク・シネ、キム・ウビンなど、トップ俳優を大勢キャスティングし、激しく攻めて来たSBS「王冠を被ろうとする者、その重さに耐えろ-相続者たち」(以下「相続者たち」)を牽制することに成功、視聴率1位の座を守りながら余裕の姿で退場し最後まで好評を得た。# SBS「君の声が聞こえる」スタートは微弱だったが終わりは盛大だった「私の恋愛のすべて」の後番組として放送された「君の声が聞こえる」は、意外と業界から注目されなかった。振るわなかった前作の影響があったうえに、イ・ボヨン、ユン・サンヒョン、イ・ジョンソク、イ・ダヒで構成された主演俳優たちが、ライバル作品に比べ弱いとの評価もあった。自ずと「君の声が聞こえる」は初回で1桁の視聴率を記録し、水木ドラマ3位でスタートを切った。しかし、第11話からは20%を超える視聴率を維持し、大きな人気を集めた。結局2話延長された第18話で放送終了した。「君の声が聞こえる」の人気の要因としては、法廷スリラーとロマンスの適切な組み合わせと、イ・ボヨン、イ・ジョンソク、ユン・サンヒョン、チョン・ウンインなど、主演・助演俳優の好演、しっかりとしたストーリーが挙げられた。三拍子を揃えたウェルメイドドラマ(完成度の高いドラマ)との分析だ。◆失敗するとは!# MBC「火の女神ジョンイ」時代劇不敗の神話を壊すとは今年MBCは月火ドラマを全部、視聴率が保証される時代劇に編成した。しかし「火の女神ジョンイ」は「馬医」「九家の書」「奇皇后」のような成功作にはなれなかった。同ドラマは「風の絵師」で時代劇ブームを巻き起こしたムン・グニョンの時代劇復帰作という点で期待を集めた。ここにイ・サンユン、キム・ボム、チョン・グァンリョル、イ・グァンス、パク・コニョンなどの豪華出演者と、視聴者が好きな主人公の成功ストーリーを描いたという点で、当然1位の座を受け継ぐと予想された。中盤以降、確執構造が退屈に展開され視聴者を引き寄せることに失敗し、視聴率が3位まで下落する屈辱を味わった。# MBC「7級公務員」興行保証でも何とかできない、困ったドラマロマンススパイドラマを掲げた水木ドラマ「7級公務員」は、序盤までは雰囲気が良かった。チュウォンとチェ・ガンヒの甘く可愛いロマンスが視聴者たちを微笑ませ、国家情報院を背景にし興味を刺激した。「チュノ~推奴~」「逃亡者 PLAN B」を執筆したチョン・ソンイル作家の作品ということも期待を集める理由だった。しかし、このドラマは、回を重ねるごとに現実性のない展開と、統一性のないキャラクター設定でお茶の間から背を向けられた。特に悪戯のようなアクションシーンと、ロマンスとスパイ両方とも興味を引けない構成で、お茶の間の注目を浴びるには不十分だった。チュウォンとチェ・ガンヒのロマンスは良かったが、俳優がもったいないドラマの一つだった。# MBC「男が愛する時」完璧な調和も無駄となった正統派ロマンスドラマ「男が愛する時」は、ソン・スンホンとシン・セギョンがドラマで破格的な歳の差を乗り越えて繰り広げるロマンスという点で期待を集めた。ドラマで2人は40代と20代を演じ、べたべたする痴情ロマンスを描くことが当初の計画だった。更にこのドラマは昨年視聴率3位から1位になる底力を見せてくれた「赤道の男」を執筆したキム・イニョン作家の次期作という点と、トップスターが大勢出演した点で、簡単に1位になると予測された。しかし、いざ蓋を開けてみると状況は違った。同ドラマは中盤以降、シン・セギョンとヨン・ウジンが演じた人物たちが、到底理解できないキャラクターに表現され、視聴者を失望させた。# MBC「女王の教室」コ・ヒョンジョンパワーはどこに?「女王の教室」は女優コ・ヒョンジョンが出演すること、そして「オフィスの女王」に続き日本原作のドラマが存在することで期待を集めた。キム・ヒャンギ、チョン・ボグン、キム・セロン、ソ・シネなど、子役の熱演もあったが、視聴者の共感を得ることには失敗した。コ・ヒョンジョンの繊細な演技は常に好評だったが、日本ドラマならではの刺激的な設定と、演劇を見ているかのような非現実的な台詞は、大きな注目を浴びるには無理があった。しかし、子供たちの成長を手伝うマ・ヨジン教師の教育の価値観が、固定視聴層から愛された面はある。それにしてもコ・ヒョンジョンという俳優の名前の価値に比べれば、残念な成績表と言えよう。# MBC「メディカルトップチーム」医療ドラマも失敗することがある今までのお茶の間で医療ドラマは不敗神話だった。特にMBCは「総合病院」をはじめ「白い巨塔」「ニューハート」「ゴールデンタイム」まで、医療ドラマを放送するたびに成功した。出演俳優の力もかなり強かった。クォン・サンウ、チョン・リョウォン、チュ・ジフン、オ・ヨンソなどが出演したが、結果は惨敗だった。このドラマはライバルドラマのKBS 2TV「秘密」と、SBS「相続者たち」に押され、一時期視聴率が3%まで落ちる屈辱を味わった。最高の医者たちが協診チームのトップチームを結成するという設定を非現実的に扱い、医者同士の確執に集中したため、ロマンスと命を救う感動的な物語を疎かにしたことが問題だった。キャラクターが蓋然性を失い、作品の完成度は自ずと落ちた。# KBS 2TV「サメ」雄大に、重く、泳いだだけキム・ナムギルとソン・イェジンの出会いだけでも熱かった。「サメ」は家族の復讐のために愛する女にさえ矛先を向ける男と、致命的な愛の前で揺れる女のストーリーを描いたミステリーロマンスドラマで、鋭い眼差しで女性の心をつかむキム・ナムギルと、ロマンスの女王ソン・イェジンが3年ぶりに出演するドラマとしても大きな期待を集めた。特に「サメ」は「復活」「魔王」など、ウェルメイド復讐劇シリーズの終結版。緊迫した事件の連続と、人物の繊細な心理描写、感覚的な演出で名高いパク・チャンホンプロデューサーとキム・ジウ作家が6年ぶりに披露する復讐劇の完結版で、寝かせていた作品であるだけに、より良い作品に仕上げるとの覚悟を伝え期待感を集めた。しかし、蓋を開けてみると期待以下だった。オールドな感じを拭えない演出と、ミステリーに集中され主人公のロマンスは後回しになった。特に、キム・ナムギルの復讐劇に重点が置かれ、ソン・イェジンの分量が次第に少なくなり、どんでん返しを繰り返すストーリーは、視聴者を引き寄せることに失敗し、ライバル作品に押されてしまった。「サメ」は同時間帯2位の成績で、視聴率は10%前後に止まった。# KBS 2TV「IRIS 2」続編はしないことにしましょう韓国型ブロックバスターの典型だったシーズン1の光栄を再び再現できるかに関心が寄せられた。チャン・ヒョク、イ・ダヘ、イ・ボムスなどの人気俳優が大勢キャスティングされ、シーズン1より大きくなったスケールの中で派手なアクション演技を披露する彼らの姿は、視線を引くに十分だった。しかし、あまりにも強力な相手に出会ったのだろうか。正統派スパイアクション「IRIS 2」は、IRISとNSSの対決と同じように、チョ・インソンとソン・ヘギョの共演で注目を浴びた正統派ロマンス、SBSの新しい水木ドラマ「その冬、風が吹く」との全面戦で惨敗した。シーズン1とスピンオフでたくさん見てきたシーンが続き、新鮮さを欠けていた「IRIS 2」は、終わっていない戦いと、残っている核などで次のシーズンに対する余地を残し、なんとか2桁の視聴率を維持し面子を立てた。# KBS 2TV「剣と花」360度回転シーンがすべてだった「赤道の男」を通じて映像美の面で好評を得たキム・ヨンスプロデューサーと、見事な演技力を見せたオム・テウンの出会いで話題となった。キムプロデューサーとオム・テウンが再び「赤道の男」の神話を続けるかが関心を浴びたのだ。また、些細な小道具一つにも心血を注いだ美術チームの努力と強烈な色彩は、ウェルメイドドラマに生まれ変わるものと期待された。しかし、初回から同時間帯最下位という不安なスタートを切った「剣と花」は、360度回転シーンなど、破格的な演出で視聴者の間で好き嫌いが分かれた。また、爽やかではつらつとし、ミステリーな事件とファンタジーの要素まで溶け込ませ、大きな人気を集めたSBS「君の声が聞こえる」の独走で、重い感じの「剣と花」から視聴者たちは更に遠ざかることになった。「剣と花」はチェ・ミンス、オム・テウン、キム・オクビンなど実力派俳優が高句麗版ロミオとジュリエットを描いたにもかかわらず、低迷する視聴率の中、静かに退場した。# SBS「チャン・オクチョン」再解釈が過ぎたのかキム・テヒとユ・アインの出会いということだけでも期待が大きかった。リメイクされるたびに成功した「チャン・オクチョン」をテーマにしている上に、ラブストーリーに焦点を合わせ、ロマンスに熱狂する視聴層を攻略できると期待を集めた。張禧嬪(チャン・ヒビン)を再解釈するということは新しかったが、やり過ぎた感じだ。悪辣で毒々しいチャン・ヒビンではなく優しいチャン・ヒビンは、視聴者に違和感を与えた。視聴率でも苦戦し、歴史を歪曲したとの非難も浴びた。スタンディングパーティー、マネキン、ハイヒールから過度な間接広告(PPL:テレビ番組や映画に特定会社の商品を小道具として登場させること)まで問題となった。中盤以降からはファッションデザイナーよりは妖婦のチャン・ヒビンの姿にだけ集中することで企画意図から外れ更に残念だった。# SBS「私の恋愛のすべて」まだ重かった政治ドラマ政治とロマンスの組み合わせは新鮮だった。ドラマでなかなか見れなかったシン・ハギュンがイ・ミンジョンと共演するとの事実は更に興味深かった。同ドラマはイ・ウンジュン作家の同名のベストセラー小説を原作にした作品で、政治的な色が完全に違う2人の国会議員が展開する緊張感のあるロマンスを描いた。至る所に現実の政治を批判する装置を置いたりもした。新鮮な企画のお陰で大きな関心を集めた「私の恋愛の全て」は放送期間の間ずっと4%代の低調な視聴率にとどまった。政治とロマンスを軽く楽しめる接点を探すことに失敗し、残念な思いの中で放送終了した。新鮮な企画意図、健全なメッセージを長所として掲げたが、視聴者には結果的に負担だけを与えたことになった。

    OSEN
  • 2013年 韓国ドラマの5大ニュース…ありえないストーリーから予想外の大ヒットまで

    2013年 韓国ドラマの5大ニュース…ありえないストーリーから予想外の大ヒットまで

    2013年の韓国ドラマ市場は波乱の連続だった。議論も多く、事故も多かったドラマ市場は、マクチャン(日常では起こらないような出来事や事件が次々と起きる韓国特有のドラマ)議論から予想外のヒット作まで、様々な作品で視聴者たちから関心を受けた。2013年の一年間、ドラマの5大ニュースを調べてみた。マクチャンの終着地はどこ? 議論へと続く2013年には特にドラマが多くの議論を巻き起こした一年だった。特に必然性のないストーリーや極端な展開によってマクチャンという汚名を着せられたドラマが多かった。中でも、SBS「野王」、MBC「オーロラ姫」、KBS 2TV「王(ワン)家の家族たち」が主な作品として挙げられている。自身の成功のために義理の父親を殺害したチュ・ダヘ(スエ)は、「野王」をマクチャンにさせた根本的な人物だった。彼女は義理の父親を殺害し、愛するハリュ(クォン・サンウ)を共犯にさせ、再び自身の成功のため、夫のペク・ドフン(東方神起 ユンホ)を殺し、ファーストレディーを夢見る人物だった。この過程を見せているチュ・ダヘの悪行は極端に描かれ、多くの酷評を浴びた。2013年最高のマクチャンと呼ばれている「オーロラ姫」は、オ・デサン(ピョン・ヒボン)の幽体離脱を始め、登場人物の突然死など12名の俳優が次々と降板した。108拝(自己修養のために108回拝むこと)をすることで同性愛を解決し、「がん細胞も生命だ」という非常識なセリフと展開で、2013年最悪のドラマとして連日のように議論が巻き起こった。8月にスタートした「王(ワン)家の家族たち」は、とんでもない事件だらけだ。一人息子チェ・サンナム(ハン・ジュワン)のために嫁を選抜する嫁オーディションを開く父チェ・デセ(イ・ビョンジュン)、金持ちの女性と出会い金の味を知り、妻ワン・ホバク(イ・テラ)と「よっしゃ」と離婚する夫のホ・セダル(オ・マンソク)、浮気した夫の心を取り戻すために自作拉致劇を繰り広げる妻ワン・ホバクなど、刺激的な人物を描いたファミリードラマで悪評を受けているのが実情だ。韓流に続き、これからは日本ドラマが人気? リメイクドラマの成功SBS「その冬、風が吹く」「怪しい家政婦」、MBC「女王の教室」、KBS 2TV「オフィスの女王」。これらの共通点は日本のドラマをリメイクした作品であることだ。マニアから愛されていた日本のドラマが今、韓国の作品として再現される傾向にある。「その冬、風が吹く」は2002年に日本で大ヒットした「愛なんていらねえよ、夏」の韓国版で、一度映画でリメイクされたが大きな反響を得ることはできなかった。厚いマニア層を持つ脚本家ノ・ヒギョンとソン・ヘギョ、チョ・インソンが手を組み、韓国版ドラマとして変身した。「オフィスの女王」は職場で起きるエピソードを描いた全10話ドラマ「ハケンの品格」を全16話にリメイクし、キム・ヘスならではの主人公を誕生させミス・キムブームを呼び起こした。甲乙関係(上下関係)が社会問題として挙げられたタイミングと重なり、韓国の乙を癒したという評価を受けた。「女王の教室」は同名の日本ドラマを原作にしたドラマで、気難しくて冷たい女性教師が小学校の担任先生として赴任してから広がる、ある小学校クラスのいじめ、成績至上主義などのエピソードを描いた。子役たちの優れた演技力とコ・ヒョンジョンのカリスマ性は好評を得たが、それほど人気は得られなかった。先日最終回を迎えた「怪しい家政婦」は、歴代日本ドラマ視聴率第3位を記録した「家政婦のミタ」の韓国版で、放送序盤から「原作をコピーしただけだ」という議論が起きたが、視聴率2位を記録して終了した。映画だけではなくドラマにもいる! スクリーンの俳優たち、ドラマに復帰映画を通じて姿を見せてきた俳優たちがドラマに復帰し、その役割を充実にこなした一年だった。前述した「その冬、風が吹く」のソン・ヘギョ、チョ・インソンが5年、8年ぶりにドラマに復帰し、大成功した。「オフィスの女王」のキム・ヘスも3年ぶりにカムバックし、前作の不振を乗り越えて良い成績を挙げた。また、デビュー13年ぶりに初めてドラマに出演したMBC「馬医」のチョ・スンウもいる。全50話の大長征を繰り広げ、彼は「馬医」で「MBC演技大賞」の大賞を受賞した。彼らとは異なり、期待よりも低調な成績を挙げた俳優たちもいた。3年ぶりにドラマに復帰したソン・イェジンとキム・ナムギルの「サメ ~愛の黙示録~」は好評を受けたが視聴率はそれほど振るわなかった。そしてコ・ヒョンジョンも「女王の教室」で2010年以降久しぶりにドラマに出演したが、ヒットには失敗した。一方、チョン・ジヒョンはSBS「星から来たあなた」で14年ぶりのドラマ復帰を果たし、今後の活躍に期待が高まっている。ベテラン脚本家たちを緊張させた新人脚本家の反乱2013年には新人脚本家の躍進が目立った。特にKBSは「ドラマスペシャル」を通じて選抜された脚本家たちの予想を越えた活躍で、話に花を咲かせた。イ・ヒョンジュ、コ・ジョンウォン脚本家が共同執筆した「ゆれながら咲く花」は、いじめや校内暴力、墜落する教権、私教育のブームなど、韓国の学校が直面している現実的な問題を赤裸々に描き、好評を得た。また、ユン・ナンジュン脚本家(仮名)が執筆した「オフィスの女王」は日本のドラマのリメイク作品で放送前から多くの懸念を受けたが、独特のセリフとキム・ヘスの演技力で韓国にミス・キムブームを呼び起こした。先日最終回を迎えた「秘密」の脚本家ユ・ボラも、一般的な正統派恋愛ドラマを緻密な事件構成と緊張感のある展開で成功に導き、ベテラン脚本家たちを緊張させた。俳優イ・ジョンソクとイ・ボヨン、チョン・ウンインの存在感を際立たせたSBS水木ドラマ「君の声が聞こえる」を執筆した脚本家パク・ヘリョンも、この作品を通じてミニシリーズ(毎週連続で2日間に2話ずつ放送されるドラマ)に足を踏み入れた。この他にも「応答せよ1997」から「応答せよ1994」まで、連続でヒットさせた脚本家イ・ウジョン、「イニョン王妃の男」と「ナイン~9回の時間旅行~」を執筆した脚本家ソン・ジェジョンなどがいる。体感視聴率はもっと高い! 地上波を超えるケーブルドラマのブーム昨年から反響が尋常でなかったケーブルチャンネルと総合編成チャンネルが、2013年に入り本格的に恐ろしい勢いで浮上し、地上波ドラマまで脅した。2013年上半期の話題作は、tvNの「ナイン~9回の時間旅行~」だった。20年前に戻ることができる9本のお香を焚いて過去を変えるというタイムスリップは、しっかりしたストーリーと融合し、独特のジャンル的な特性を乗り越え、視聴者たちをナイン病に陥らせた。名不虚伝(名声や名誉が広く知られるのにはそれだけの理由があるという意味)脚本家キム・スヒョンとチョン・ウリョン監督が再び手を組んだJTBC「限りない愛」は視聴率10%台を記録し、同じ時間帯に地上波で放送されたドラマの視聴率まで超えた。特にイ・スンジェ、ユ・ドングン、キム・ヘスク、ソン・スンファン、オム・ジウォン、オ・ユナなど名俳優たちが大勢出演し、地上波とケーブル、総合編成チャンネルの境界を越えたという評価まで受けている。ここに、2013年下半期に最高の人気を誇っている「応答せよ1994」がこれらの後を続き、毎回のように最高視聴率を記録している。前編「応答せよ1997」に続き、90年代の郷愁を呼び起こし、視聴者を魅了した。

    マイデイリー
  • 「君の声が聞こえる」「秘密」「応答せよ1994」を“サプライズヒット”させたドラマ脚本家たち

    「君の声が聞こえる」「秘密」「応答せよ1994」を“サプライズヒット”させたドラマ脚本家たち

    2013年は、特に数多くのスタードラマ脚本家が復帰した年だった。ドラマ業界のゴッドマザーキム・スヒョン脚本家を筆頭に、「王(ワン)家の家族たち」のムン・ヨンナム、「オーロラ姫」のイム・ソンハン、「王冠を被ろうとする者、その重さに耐えろ-相続者たち」(以下「相続者たち」)のキム・ウンスク、「主君の太陽」のホン姉妹(ホン・ジョンウン、ホン・ミラン)、「Two Weeks」のソ・ヒョンギョン、「黄金の帝国」のパク・ギョンスなど、名前を聞いただけでわかるような脚本家たちが競うように新作を打ち出し、12月も「星から来たあなた」のパク・ジウン、「ミス・コリア」のソ・スクヒャンなどが出番を待ち構えている。しかし、綺羅星のようなスター脚本家たちの間で、独自の競争力を持ち誰もが予想できなかったサプライズヒットに成功した脚本家も複数いる。「君の声が聞こえる」のパク・ヘリョン、「秘密」のユ・ボラ、「応答せよ1994」のイ・ウジョンがその主人公だ。「君の声が聞こえる」パク・ヘリョン脚本家厄介者からシンデレラに2013年6月5日から8月1日まで全18話で放送されたSBS水木ドラマ「君の声が聞こえる」は、2013年を通して視聴率と話題性の面で圧倒的な成果を出した作品だ。しかし、「君の声が聞こえる」は正式に編成され放送されるまでどのドラマより紆余曲折が多かった作品でもある。編成権を確保することができず、各放送局を転々とした上、編成を目の前にして商品性が低いという理由で後回しにされるなど、屈辱を経験したのだ。放送局が躊躇う理由は、大きく3つあった。第一に他人の本音を聞くという設定が幼稚なため、視聴者たちの共感を得にくいこと、第二に法廷を背景にしている作品はヒットしにくいこと、第三に殺人や復讐などのストーリー展開が夜の時間帯に流すには重すぎるということだった。結局このドラマは数回断られ挫折を経験した末に、SBSが水木ドラマの空き時間帯を許したことで世の中に出ることができた。しかし、編成が確定したと安心するには序盤の雰囲気があまりにも絶望的だった。同枠の前番組「私の恋愛のすべて」が一桁の視聴率で苦戦を強いられていたうえに、初回の放送があいにく同時間帯1位をキープしていたMBC「男が愛する時」の最終回と重なったのだ。泣き面に蜂で、コ・ヒョンジョンのドラマ復帰作「女王の教室」がライバル作品として編成され、「君の声が聞こえる」の先行きがさらに予測できない状況となった。案の定、「君の声が聞こえる」第1話の視聴率は7.7%(ニールセン・コリア全国基準、以下同一)に過ぎなかった。苦労して放送をスタートさせたにもかかわらず、無惨な成績をつきつけられたのだ。しかし興味深いのは、初回の放送以降、ネットを中心にこのドラマに対する口コミが広がり始めたという事実だった。「久しぶりに良いモノが出てきた」という世間の評価の中で、第2話の視聴率はなんと5%も上昇した12.7%を記録した。同時間帯1位の快挙だった。それからは怖いもの知らずであった。ライバル作品の「女王の教室」と「剣と花」が一桁の視聴率から抜け出せないでいる中、「君の声が聞こえる」第11話の視聴率は20%を超え、人物間の葛藤がピークに達した第16話では、最高視聴率24.1%を記録した。第1話の視聴率に比べ、なんと3倍近く視聴率が上昇したのだ。最終的にこのドラマは、全国平均視聴率18.8%、首都圏平均視聴率20.7%という偉業を達成し、華やかに幕を下ろした。このような「君の声が聞こえる」の大ヒットの立役者は、誰が何と言おうとも台本を執筆したパク・ヘリョン脚本家だ。彼女は、2年という長い歳月の間、各種裁判を傍聴するのはもちろんのこと、数多くの法曹界の人物にインタビューし各種講座を履修するなどの努力により、臨場感がありながら細かく構成された様々なエピソードを構想することに成功した。実際の弁護士たちも舌を巻くほどの細かな設定と小道具たちは、他でもないまさにこのような努力から誕生したものだった。一歩間違えると幼稚さを与えかねない設定を、各人物間の関係の中に絶妙に溶けこませる手腕と、笑いと悲しさ、ラブコメとスリラーを行き来しながら自由自在にドラマの雰囲気をコントロールする腕も逸品だった。おかげで、殺人、復讐、記憶喪失などのマクチャン(日常では起こらないような出来事や事件が次々と起きる韓国ドラマ特有のストーリー)要素までもが「君の声が聞こえる」ではストーリーを展開させる一種の工夫であり、素晴らしい要素として生まれ変わることができた。このように、放送局と制作会社の厄介者に転落するところであった「君の声が聞こえる」は、初心を忘れなかったパク・ヘリョン脚本家の根性と輝く才能に支えられ、2013年最もホットなドラマとして視聴者たちから爆発的に愛された。「君の声が聞こえる」で有望株を超えスター脚本家へと大きく成長したパク・ヘリョン脚本家が、次はまたどのような作品で世の中を驚かせてくれるのか、興味深い限りである。「秘密」ユ・ボラ&チェ・ホチョル脚本家ゴリアテに勝ったダビデ今年の第2四半期にSBS「君の声が聞こえる」があったならば、第4四半期にはKBS「秘密」があった。2013年9月25日に放送がスタートし、11月14日まで全16話で放送された「秘密」は、底知れぬスランプに陥っていたKBS水木ドラマにとってオアシスのような存在になっただけでなく、優れた企画力と素晴らしい台本をもとに視聴者の愛を勝ち取ったという点で、現在のドラマ業界に示唆するものが多い作品だった。「秘密」は、2012年ミニシリーズ脚本公募で優秀賞を受賞したチェ・ホチョル脚本家の作品だ。この作品に目をつけたイ・ウンボクプロデューサーが慶南(キョンナム)梁山(ヤンサン)に滞在していたチェ・ホチョル脚本家を自ら訪ねて台本を書くように勧め、さらに単幕劇を執筆した経験のあるユ・ボラ脚本家が最終的に参加しドラマ制作が目に見える形となった。チソン、ファン・ジョンウム、ペ・スビン、イ・ダヒなど存在感のある役者たちをキャスティングできたことも、編成に大きな助けとなった。問題はライバル作品だった。当時水木ドラマ市場は、ホン姉妹が執筆しソ・ジソブとコン・ヒョジンが主役を演じる「主君の太陽」が20%台の視聴率を記録し右肩上がりの勢いを見せていた時期だった。これに比べると、「秘密」は同枠の前番組「剣と花」の不振により厳しい環境でドラマをスタートさせなければならなかっただけでなく、作家の知名度や主演俳優の人気の面で劣るドラマだったので、序盤の苦戦は当前のことだった。しかし、「秘密」はこのように不利な条件の中でも着実に視聴者たちを引き付け、5.3%で始まった視聴率も回数を重ねる度に急速に上昇する勢いを見せた。その結果、「主君の太陽」が終了するやいなや二桁の視聴率に上がり、無数のライバル作品の中で同時間帯1位を獲得する成果を生んだ。特に「相続者たち」との競争で優位に立った点は、非常に意味のある結果だった。「相続者たち」はSBSが打ち出した下半期最高の期待作であっただけでなく、スター脚本家キム・ウンスクの作品として放送界の期待を一身に受けていたドラマだった。「秘密」としては、卵で石を打つような戦いでまさかの勝利を収めたことになる。出演俳優たちの熱演と、イ・ウンボクプロデューサーの演出力、そしてユ・ボラ&チェ・ホチョル脚本家のアンサンブルが作りだした奇跡だった。特にユ・ボラ&チェ・ホチョル脚本家のコンビプレイは「秘密」のヒットに大きく貢献した。ストーリーの土台を築いたチェ・ホチョル脚本家がストーリーの大きな枠を作ると、経験豊かなユ・ボラ脚本家が細かな設定を調整し作品の完成度を高める形だった。ある女性の愛と復讐を、ここまで洗練された形で切なく描くことができたのは、このように二人の脚本家が互いに信頼し助け合いながら素晴らしい台本を作ることに邁進したためだ。ユ・ボラ&チェ・ホチョル脚本家は、ライバル相手であるキム・ウンスク脚本家の原稿料よりはるかに少ない作業費でこれ以上よくなることのできない結果を作りだした。トップスターに依存せず、純粋に台本の力だけで完全にストーリーを展開させ、視聴率に一喜一憂せず伝えたい話を全て吐き出した。良い台本が良いドラマを作るという単純な真理を改めて証明しただけでも、「秘密」は十分存在価値のあるドラマだ。ゴリアテに勝ったダビデになったユ・ボラ&チェ・ホチョル脚本家は最近、次の作品を来年披露するために構想しているという。この怖いもの知らずの新人脚本家たちがまたどのようなことを成し遂げてくれるのか、期待するばかりだ。「応答せよ1994」イ・ウジョン脚本家バラエティとドラマを行き来する天才最近最も注目されているイ・ウジョン脚本家は、放送業界でも稀なスタンスを持つ脚本家だ。バラエティとドラマを行き来しながら、両方で良い成果を得ている人物であるためだ。これまでバラエティ出身のドラマ脚本家は多かったが、イ・ウジョン脚本家のようにバラエティとドラマを兼任する人はいなかった。もしかすると彼女は、ナ・ヨンソクプロデューサーの言葉のように、天から授かった天才なのかもしれない。イ・ウジョン脚本家は、2013年「花よりおじいさん」のメイン脚本家として韓国の芸能界を騒がせた。「1泊2日」の時からタッグを組んだナ・ヨンソクプロデューサーの隣で「花よりおじいさん」の企画に絶対的な影響力を発揮しただけでなく、出演陣の気持ちを慰め本音を引き出す役割まで担当した。バラエティに感性を与え、それを洗練された形に手直しすることに、イ・ウジョン脚本家ほど長けている人もいないだろう。「花よりおじいさん」を終えた彼女は、またドラマ脚本家に戻った。「ハッピーサンデー-男子の資格」で最高の相性を見せたシン・ウォンホプロデューサーと、「応答せよ1997」の後に続く作品「応答せよ1994」を作ったのだ。大衆は「応答せよ1994」の成功に半信半疑だったが、反対にイ・ウジョン脚本家は「前作をも超える良い作品になる」と自信満々だった。そして、その言葉はまもなく現実となり目の前で繰り広げられた。すでに「応答せよ1997」でブームを起こしているイ・ウジョン脚本家は、さらに洗練された筆力とエピソード構成力により「応答せよ1994」のヒット神話をリードした。もちろん、長い間一緒に働いた後輩脚本家のキム・デジュ、イ・ソネ、キム・ランジュ、チョン・ボフン、チェ・ウンソル脚本家の力も無視できない。彼女らは、イ・ウジョン脚本家を支え1994年の感性をそのまま盛り込む複数のエピソードを作るうえで大きく貢献をした人物だ。イ・ウジョン脚本家の最大の長所は、物語を重くならないように展開させながら、切なく若々しい初恋の感性に優しく触れているところだ。バラエティ脚本家出身らしく、シットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)並の面白いエピソードをあちこちに組み込み、各キャラクターの愛と別れを巧みに描くことで、最近では稀なウェルメイドドラマ(完成度の高いドラマ)を作り出す手腕を発揮しているのだ。その結果、「応答せよ1994」は前作の「応答せよ1997」を超え、ケーブルドラマの新しいヒット神話を作りだしており、出演陣全員をスターにするなどブームに近い人気を集めている。スレギ(チョンウ)とナジョン(Ara)がお互いの気持ちを確認した中、「終わるまでは終わっていない」というチルボン(ユ・ヨンソク)との三角関係がどのように展開するのか、視聴者の関心はますます高まっている。驚くべきことは、このような忙しい中でもイ・ウジョン脚本家が「花よりおじいさん」の第2弾「花よりお姉さん」プロジェクトにも参加していることだ。「応答せよ1994」を進めながら、並行して「花よりお姉さん」の企画と制作に深く関わる彼女を見ながら、同僚のナ・ヨンソクプロデューサーまでもが舌を巻くほどだった。「花よりお姉さん」もやはり、「応答せよ1994」に続く時間帯に連続編成されており、初回から視聴率10%を超える人気を獲得しているため、当面視聴者たちはイ・ウジョンワールドで泣いて笑うしかない状況だ。才能と情熱の黄金比に努力まで加えいつも最善の結果を叩き出すイ・ウジョン脚本家が、「応答せよ1994」を見事に仕上げた後も変わらずバラエティとドラマ両方で大活躍してくれることを、彼女の作品を愛する一人の視聴者として切に願う。「OhmyStar」ではスター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  • 【SBS演技大賞候補】イ・ボヨン vs ソン・ヘギョ vs スエ…女優たちの戦争

    【SBS演技大賞候補】イ・ボヨン vs ソン・ヘギョ vs スエ…女優たちの戦争

    「こんなこともあるんだ。日が西から昇るかも」去年の「SBS演技大賞」はドラマ「追跡者 THE CHASER」(以下「追跡者」)の俳優ソン・ヒョンジュが受賞した。しっかりした脚本、感覚的な演出、優れた演技力、この三つが絶妙に調和を成し「追跡者」は去年SBSドラマの中で最高の話題作として挙げられ言葉通り「日が西から昇る」奇跡を作り上げた。2013年「SBS演技大賞」も去年に引き続き熱くなる見通しだ。今年は特に視聴率20%を越えたドラマが多かったためだ。代替編成の悲しみを乗り越え、驚きの興行成績を達成した「君の声が聞こえる」のイ・ボヨンと印象的な悪女演技を披露した「野王」のスエ、繊細な視覚障がい者の演技で好評を得た「その冬、風が吹く」のソン・ヘギョ、視聴者たちをテヤン病に陥れた「主君の太陽」の愛しいコン・ヒョジンまで、今年の「SBS演技大賞」は女優たちの戦争になる見込みだ。◆「君の声が聞こえる」大ヒットに一役買ったイ・ボヨン2013年演技大賞候補を選ぶ時「君の声が聞こえる」の俳優たちを除くことはできないはずだ。低調な視聴率でスタートしたが、しっかりとした脚本と感覚的な演出、俳優たちの好演で視聴率が上がり、下半期に活躍したドラマとして浮かび上がった。特に主演のイ・ボヨンは「君の声が聞こえる」を通じて俗物ながらも可愛い弁護士チャン・ヘソンに完璧に変身した。自身より8歳下の俳優イ・ジョンソクとのロマンス演技をしたが、期待以上の呼吸を披露し一気に20~30代の女性のスターとして浮上した。◆「その冬、風が吹く」で現実感溢れる視覚障害演技を披露したソン・ヘギョ「その冬、風が吹く」で5年ぶりにテレビドラマに復帰したソン・ヘギョは、長いブランクにもかかわらず優れた演技力で、興行と作品性という2匹のウサギを捕まえることに成功した。劇中、大手企業の相続人であり、視覚障がい者オ・ヨン役を演じることになった彼女は、実際の視覚障がい者団体のもとを訪ね、彼らの行動を学ぶなどキャラクターに対して熱意を見せ、その努力のおかげで現実感溢れる演技でオ・ヨンを表現し視聴者たちから絶賛を受けた。ソン・ヘギョの活躍で「その冬、風が吹く」は同時間帯視聴率の1位を守り、ソン・ヘギョは単に顔が綺麗な女優ではなく演技が上手い女優として地位を固めた。◆新たな国民的悪女の誕生「野王」のスエスエが「野王」に出演する間ドラマ関連のインターネット掲示板には、彼女が演じているチュ・ダヘへの批判が相次いだ。世界どこにも存在しないような非現実的な人物チュ・ダヘは請負殺人や私製爆弾の設置など悪女を超え、サイコパスレベルの悪行を犯す。しかし、スエの説得力のある演技はそのようなチュ・ダヘの悪行を見届けさせる力になった。低いトーンの声と善と悪を行き来する優れた表情演技はチュ・ダヘを理解できる余地を残し、チュ・ダヘの独特の魅力をアピールし「野王」を悪口を言っても見るようになるドラマに完成させた。◆愛しいテ・ゴンシルの魅力「主君の太陽」のコン・ヒョジンコンブリー(ラブリーなコン・ヒョジンという意味)の魅力は相変わらずだった。MBCドラマ「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~」に続き再びホン・ジョンウン、ホン・ミラン作家と手を組んだコン・ヒョジンは「主君の太陽」を通じて自身の愛しさを披露した。出演する間、もつれた髪と濃い目の下のくまなど、綺麗に見せようとする試みは諦めテ・ゴンシルのキャラクターを可愛く表現し視聴者たちから愛された。特に当たり前のようにチュ・ジュンウォンに近づいてスキンシップをしようとする姿などは、彼女の魅力を倍加させると同時に「やっぱりコンブリー」という賛辞を引き出し、放送される日には同時間帯視聴率1位を守った。◆「黄金の帝国」のコ・ス、「その冬、風が吹く」のチョ・インソン、「主君の太陽」のソ・ジソブ女優だけでなく男性俳優たちの活躍も欠かせない。「黄金の帝国」を通じてメロ俳優のイメージから抜け出し成熟した内面演技で好評を得たコ・ス、共演したソン・ヘギョに劣らない爆発的な演技力で召集解除の後、復帰作を成功させた「その冬、風が吹く」のチョ・インソン、暗いイメージを脱ぎ捨て、コミカルで神経質で気難しい男に完璧に変身した「主君の太陽」のソ・ジソブまで、男性俳優たちも全方位で活躍し印象を残したため大賞候補として挙げられている。「2013 SBS演技大賞」LaLaTV 独占放送決定!2013/12/31(火) 21:30~START 【2ヶ国語放送(同時通訳)】人気韓流スターが続々登場!2013年韓国SBSドラマの頂点に立つのは!?「2013 SBS演技大賞」はCS放送女性チャンネル♪LaLa TVでお楽しみください!

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