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  • “恐怖の季節”今夏公開される7本のホラー映画を一挙ご紹介!

    “恐怖の季節”今夏公開される7本のホラー映画を一挙ご紹介!

    WELCOME TO HORROR WORLD!恐怖の季節が帰って来た。早くも蒸し暑く、史上最高の猛暑を予告している。そのせいだろうか。静かだったホラー映画市場が賑わっている。毎年韓国では1本、多くて2本くらいだったホラー映画が、この夏なんと7本も公開される。スクリーンで見るのが定番という新作ホラー映画、そして監督と俳優の撮影エピソードを先行公開する。◆KOREA films毎年規模が小さくなっている韓国のホラー映画市場に新しい反響を呼び起こす作品たちが誕生した。人気のある商業映画や大型映画シリーズが映画館を独食するシーズン、ユニークなアイディアと題材を起用したホラー映画が多数公開され、視線を引いている。「女子高怪談」「コ死:血の中間考査」シリーズを引き継ぐ「怖い話」シリーズの第2弾から、ウェブ漫画を題材にした「殺人漫画」、整形外科には足も踏み入れたくなくさせる「整形外科医」、そしてタイトルを聞いただけでゾッとする「あやつり人形」まで。どんでん返しのストーリーが輝く韓国のホラー映画は、まだ受け入れられている。No.1「怖い話2」公開日:6月5日監督:「崖」キム・ソンホ、「事故」キム・フィ、「脱出」チョン・ボムシク、「444」ミン・ギュドン レーティング:15歳以上観覧可「怖い話2」は、ホラー映画の主な舞台である学校という空間と、新人監督の登龍門というこれまでの枠から大胆に抜け出し、様々な空間と独創的なアイディアを掲げた作品だ。韓国のホラー映画を代表するキム・ソンホ、キム・フィ、チョン・ボムシク、ミン・ギュドン監督が、それぞれ自分ならではのスタイルで、死後の世界と死への恐怖を描く。「崖」は、登山中に遭難し、生死の岐路に置かれた二人の友達ドンウク(ソンジュン)とソンギュン(イ・スヒョク)の葛藤を通じ、生存への人間の利己心を緻密な構成で描いた。「事故」は、ある日突然思い立ち旅行に行った3人の友達(ペク・ジニ、キム・スルギ、チョン・インソン)が交通事故に遭い、この世とあの世の間の奇妙な空間に閉じ込められるという不思議な事件を経験する物語を描く。超アホらしいコメディホラーを標榜している「脱出」は、女子高生サ・タンヒ(キム・ジウォン)から教わった快談に従ったら地獄に閉じ込められた天然の教育実習生コ・ギョンシン(コ・ギョンピョ)の一日を描く。人が日常で最も恐怖を感じる場所の一つであるエレベーターが異世界へと繋がっているという設定がユニークだ。最後にブリッジエピソード「444」は、3つのエピソードを総括しつつ、もう一つの完成度あるホラー映画を作り出している。【Movie Point】注目すべきはまさにその舞台だ。「崖」では崖が死人の空間として描かれており、「事故」では「帰天神堂」という東洋的な死後の世界の空間が登場する。「脱出」では現実と同じような恐ろしく奇妙で凄まじい死後の世界に、「444」では現実の全てを暗闇の中へと吸い込むミステリアスな世界に接することができる。【Star Behind Story】「崖」のソンジュンは「監督との撮影は、正直疲れた。本当にいい人だが、1週間の間ハードな撮影が続いたため話し合う時間もあまりなかった。良い姿を見せるというよりは、『いつ終わるだろう?』と思うことの方が多かった。また、一定の空間にだけいたので、空間感覚を失ってしまった。撮影していたセットの高さが3mくらいだったので、空間感覚がなくなり実際に一度落ちてしまった。死にかけた」「事故」のペク・ジニは「1日の撮影量が、他の映画の3倍くらいだった。叫ぶシーンが多かったので大変だった。喉に潰瘍ができてしばらく薬を飲むことになったほか、撮影期間中はしょっちゅう鼻血を出した。ホラー映画は怖いとだけ思っていが、撮影がこれほども大変だとは知らなかった」「事故」のキム・スルギは「撮影しながら、本当にイノシシの子供を見たことがある。子供だったのに本当に大きかった。見た瞬間驚いたが、すぐ映画が大ヒットするだろうと思った。それで、さらに死ぬ覚悟で演じた」「脱出」コ・ギョンピョは「都合上、撮影スケジュールが非常にハードだった。本当に面白く楽しかったが、体は自分も知らないうちに疲れていた。70時間くらい、一睡もできずに撮影したこともある。こんな状況を経験したので、これからどんな撮影にも耐えられると思う。僕にとってはまたとない最高の経験をした」「脱出」キム・ジウォンは「準備は特にしていない。ただ、撮影の前に眉毛を結構抜いた。監督に、そうしたらキャラクターをさらに上手く表現できそうだと言われた。そのような努力がちゃんと表現されているようで嬉しい」「444」パク・ソンウンは「共演したイ・セヨンさんが22歳だ。若い機運をたくさんもらった。もちろん、後で監督に全部奪われた(笑) 僕はミン・ギュドン監督の名前だけ見て出演を決めた。後で見たらホラー映画だった。ヤクザや刑事など強い役柄を主に演じてきたが、実際は幽霊が怖い。25時間寝られず撮影したが、楽しかった」No.2「あやつり人形」公開日:6月20日監督:クォン・ヨンラクレーティング:19歳以上観覧可それでなくとも怖いホラー映画に、19禁マークまで付いた。大胆な露出に韓国映画では採用されたことのない催眠と迷信という非科学的な題材まで加えた。「あやつり人形」は、得体の知れない幻影を見る魅力的な女性ヒョンジン(ク・ジソン)と、彼女に危険な催眠をかける医師ジフン(イ・ジョンス)の致命的な破局を描く、19禁ホラー・スリラー映画だ。ク・ジソン、イ・ジョンス、ウォン・ギジュン、ハン・ソヨンなど、キャスティングまで豪華である。当代最高のレーシングガールとして活動し、男性たちの心を盗んだク・ジソンは、今回の映画で自分の周りをまとわりつく幻影のせいで眠れない魅力的な人形デザイナーヒョンジン役を演じる。「あやつり人形」がスクリーンデビュー作であるだけに、純粋さやセクシー狂気など多彩な演技を披露したいという抱負を述べた。【Movie Point】無意識まで操る「催眠」医学的にタブーとされた後催眠というユニークな題材を利用し、これまでのホラー映画では見られなかった刺激的な恐怖を与える。また、一人の人間の体に他の人格が存在する憑依のコンセプトまで取り入れ、大胆で強烈な恐怖を作り上げた。No.3「整形外科医」公開日:6月20日監督:キム・ソンホンレーティング:青少年観覧不可映画の舞台は整形外科、主人公はサイコパスの整形外科医だ。美しくなるための苦痛くらいは耐えなければならないという、一人の男の歪んだ意識は恐怖を醸し出すに十分だ。伏線と共に、きめ細かく緻密に配置した精巧な工夫が、単純な恐怖とはまた違うスリルを与える。「整形外科医」は、ある日妻の不倫を目撃した整形外科医が、隠してきた本能をあらわにし、周りの人たちに精巧で美しい復讐を計画する内容を描く。一般的に端正で実直な模範的人間像で描写されるエリートな職業に就いている人たちが、隠された両面性と暴力性を表出した時どれほど残酷な野獣に一変するのか、予想できないどんでん返しがここに潜んでいる。【Movie Point】整形外科の患者が減ったらどうしよう。ルックスへの関心が高まるにつれ、皆一度は整形を考えるという。不安だけでなく好奇心が共存する整形外科を舞台にしているだけに、「整形外科医」が披露する殺人の方法は衝撃的を超え、奇想天外だ。ルックスを改善するボトックス注射や手術用のメスが殺人道具に変わるこの現場。この映画を見てからも気にもとめず整形外科を訪れる人がいるなら、その人こそ真の図太い神経の持ち主ではないだろうか。【Star Behind Story】 キム・チャンワンは「きっぱりと断った作品だ。このようなものをどうやって撮ればいいんだ?と思った。しかし、偏見を破ってみるのも悪くなさそうだと思い、選択した。撮影前に映画社の方から整形外科の訪問を準備してくれ訪れた。基本的なメスの持ち方や患者への施術前に行う作業などを肩越しに学んだ」ペ・ソウンは「実際に先端恐怖症がある。最初は小道具のメスで撮影したが、先端恐怖症のことについて知ったキム・チャンワン先輩が、本物のメスを持って演技をした。リアルに表現するために、先輩がわざと『一度味わってみたら』と提案した。安全のために撮影は小道具のメスで行ったが、先輩のおかげで新しい経験ができた」No.4「殺人漫画」公開日:6月27日監督:キム・ヨンギュンレーティング:15歳以上観覧可2013年の映画会は、ウェブ漫画で盛り上がっている。ドラマ、スリラー、ホラー、アクション、コメディなど様々なジャンルでウェブ漫画とスクリーンの出会いが続いている。「殺人漫画」が特別な理由は、ウェブ漫画を原作とする映画ではなく、ウェブ漫画そのものを題材にした作品であるためだ。ある有名なウェブ漫画家のウェブ漫画と同じ方式で連続殺人事件が実際に起こるという内容に興味が湧く。今やいつでも誰でも見られるウェブ漫画は、私たちにとって既に日常的で親しいメディアとなった。映画はウェブ漫画の大衆的な属性に注目し、自分の非がウェブ漫画を通じて公開される瞬間、謎の死を迎える被害者を描いた。これに絡んだ衝撃的な秘密が明かされると同時に、映画は予想を上回るどんでん返しと爽快さで夢中にさせる。【Movie Point】秘蔵の兵器は?映画での「ウェブ漫画効果」だ。これまでも漫画やアニメを映画に取り入れたことはあったが、3Dなど最新のCG技術まで動員し立体感を吹き込んだウェブ漫画を映画に活用したのは、「殺人漫画」が最初となる。1つのカットの絵を描くだけで100時間以上かかり、ウェブ漫画の画像に3Dエフェクトを導入し絵が動くような立体感を与えた。特に一般的にウェブ漫画をモニターでしか見なかった観客の異質感を減らすために2.35:1ではなく、モニターサイズに近い1.85:1で撮影し、スクリーンでウェブ漫画を見るシーンをできるだけ自然に実現させるために取り組んだ。【Star Behind Story】イ・シヨンは「私が自ら選択した、最初のシナリオだ。監督が決まる前からやりたくて頼み込んだし、キム・ヨンギュン監督が演出を担当すると聞いて、監督を訪ねに行って『この映画、私がやらないと失敗しますよ』と脅迫した。韓国ホラー映画の最高観客動員数が314万人だと聞いた。この映画がその記録を破るほど愛されてほしい」オム・ギジュンは「追われる役が多かったので、追う役もやってみたかった。最初はベッドに寝転んでライト一つでシナリオを読んでいたが、あまりにも怖かったので電気を全部付けて読み続けた。それだけ、自信がある。映画を見れば、自ずと言いふらしたくなるだろう。観客動員数500万人を超えたら、腹筋写真を公開する」◆HOLLYWOOD films今年の夏も、ハリウッドのホラー映画は変わらず私たちを訪れた。息を潜めて恐怖を感じるようになる「アパートメント:143」、悪霊の生贄になる少女の物語「ラスト・エクソシズム2」、永遠に美しくなりたい欲望を盛り込んだ「マニアック」など、ポスターを見ただけでもぞっとするようなホラー映画だ。矢継ぎ早に続く恐怖の世界に陥っていくだろう。No.1「アパートメント:143」原題:Emergo公開日:6月13日監督:カルレス・トレンスレーティング:15歳以上観覧可平凡な家族、平凡なマンション。しかし、そこには得体の知れない幽霊が潜んでいる。「アパートメント:143」は、怨霊により科学的に説明できない事柄が家で起こり繰り広げられる一連の状況と、主人公がその衝撃的な実態を突き止める過程を描く作品だ。誰も住まない古い空きマンションに引っ越してくる家族。母を失って間もない悲しさを抱える彼らは、平穏な生活を満喫しようとするが、家の中に得体の知れない機運が満ちていることに気付く。誰かの幽霊がいるように、原因不明の物音と幻影は少女を脅威し始める。結局父のアランは、心霊科学者に助けを求める。科学者たちは最先端の機械と様々なカメラを利用し家の中で起こる全ての恐怖を記録し観察し始める。彼らの試みは、科学論理では説明できない恐怖と遭遇するだけだ。次第に膨れ上がる怨霊の力。暗闇の中の存在が、観客に鳥肌を立たせる。【Movie Point】十字架とニンニクが通じた時代が過ぎ去った。発信者が分からない電話、得体の知れない影、勝手に動く物など、理解できない現象を捉えるために、赤外線撮影、デジタルカメラ、最先端の録音機、動作感知器、磁場測定器まで使う。不合理な事象を突き止めようとするが、結果は。この映画がまさに答えだ。No.2「ラスト・エクソシズム2」原題:The Last Exorcism part 2公開日:6月27日監督:エド・ガス=ドネリーレーティング:海外PG-13「ラスト・エクソシズム2」は、公開当時、北米の興行成績1位を記録した「ラスト・エクソシズム」の続編で、悪霊の生贄となった少女が経験する超現実的な恐怖を描くスリラーだ。単純な恐怖ではなく、悪霊の恐怖を予告し映画ファンの期待を全身で受けている。前作では主人公ネルの体の中に存在する実体が悪霊だというくらいまでしか確認できなかったが、続編の「ラスト・エクソシズム2」では家族全員を失い独りぼっちになったネルが、過去の辛い記憶を忘れるために保護所に入り経験する凄まじい事件を描く。毎晩訪れる得体の知れぬ力により過去の凄まじい悪夢を思い出す少女ネル。ネルのエクソシズムが盛り込まれた撮影テープが見つかり、人々の冷たい視線と執拗な関心はネルをさらに苦しませ、彼女に近づく周りの人たちは皆残酷な死を迎える。超現実的な題材をそのまま借用しているが、恐怖感はピークに達している。名不虚伝という言葉があるようにその名に相応しい作品だ。【Movie Point】宙吊り女に続く、折女の登場2010年「ラスト・エクソシズム」のポスターに出てくるヒロインの姿勢は、ネットユーザーたちの間で「宙吊り女」と呼ばれ大きな話題を呼んだ。今回は宙吊り女を超える、折女がスクリーン強打を予告している。「ラスト・エクソシズム2」ポスターのヒロインの姿勢は、前作よりさらに奇妙な形で観客を惹きつけている。この魂霊が、果たして映画ではどのように表現されのだろうか。No.3「マニアック」原題:MANIAC公開日:7月4日監督:フランク・カルフンレーティング:青少年観覧不可【Movie Point】美を永遠に自分のものにしたい悲しい殺人者の物語を描く映画「マニアック」は、何より子供の頃に死んだ美しい母によるトラウマで、女性に対して不安と同時に強い執着を示す主人公フランク(イライジャ・ウッド)に全ての焦点が集中されている。仕方なく殺人を犯す魅力的な殺人者。これまでの殺人者とは反対の、実直なイメージを持つイライジャ・ウッドは「このプロジェクトが非常に気に入った。悪役を演じることもそうだが、シナリオを読んだ瞬間ハマッてしまったので、自分でも少し驚いた」と作品に強い愛情を示した。映画では劇中の職業であるマネキンの修復家らしく未完成の無表情なマネキンに囲まれるイライジャ・ウッドの姿が見られる。単純に殺人を楽しむこれまでの殺人者とは全く違う雰囲気。一言で、イライジャ・ウッドによる、イライジャ・ウッドのための映画だ。【Star Behind Story】殺人者に憐憫を?監督は今回の映画を徹底して殺人魔イライジャ・ウッドの視点のショットで撮影し、感覚的な映像美を見せることに集中した。また、犠牲者となった美しい女性たちの怯え上がった表情は、観客にさらに生々しい緊張感を与えるとの説明だ。この映画を見たら、イライジャ・ウッドに憐憫だけでなくそれ以上のものを感じられるというフランク・カルフン監督の言葉は、作品に対する信頼を一層高めている。

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  • ヒョヌ「いつも少年のようなイメージを変えたいと思っていた」

    ヒョヌ「いつも少年のようなイメージを変えたいと思っていた」

    映画「殺人漫画」とSBS毎日ドラマ(月曜日から金曜日まで放送するドラマ)「おバカちゃん注意報」に出演し、映画やドラマで精力的に活動している俳優ヒョヌが、マガジン「1st Look」で夏のスーツファッションを提案した。今回のグラビアでヒョヌはドット柄のスーツにユニークなエンブレムでアクセントをつけた夏のスーツファッションを提案し、ハーフパンツで高い身長とモデルとしての完璧なボディを披露した。また、最近ホットなアイテムに浮上したミラーサングラスをかけたアップ写真ではクールな表情でカメラを見つめ、カリスマ性溢れる男らしさを十分アピールした。特に、ヒョヌは撮影現場で182cmのすらりとした体型と、プロのモデルのように鍛えられたボディや様々なポーズで自分の魅力を高めたという。この日ヒョヌのゴージャスでスタイリッシュなサマー・ルックにはまった女性スタッフたちは感嘆し、歓声を挙げたという。グラビア撮影後に行われたインタビューでヒョヌは、最近公開されたホラー映画「殺人漫画」に対し「本当はホラー映画が好きじゃない。でも、映画『殺人漫画』のシナリオをもらいその場で夢中になって読んでしまった。本当に面白かった。それでいつも少年のようなイメージを少し変えてみたいと思っていたので、やってみることにした」と出演を決めた理由を説明した。また、彼はOCNドラマ「ザ・ウイルス」に続き、映画で再び共演することになったオム・ギジュンに対し「ギジュン兄さんは本当に優しいタイプだ。後輩のことも沢山考えてくれるし、先輩にも優しい。周りを見るとその人が分かると言うけれど、ギジュン兄さんはとてもいい人だと思う」と話し、感謝の気持ちを表現した。最後に俳優ヒョヌは「一緒に働くチームのスタッフを完全に信じて従う。今はその方々にいろいろ協力してもらって心の借金を重ねているが、僕がうまくいけば結婚にも協力するし、全部恩返しする」と周りのスタッフに対しても感謝の気持ちを伝え、温かくて思いやりのある人間ヒョヌとしての魅力をアピールした。俳優ヒョヌの人間的な部分が垣間見えるインタビューの詳細とその他のグラビアは「1st Loo」インターネット版とモバイル版で見ることができる。

    OSEN
  • 「殺人漫画」ホラー映画としては5年ぶりに観客数100万人突破!

    「殺人漫画」ホラー映画としては5年ぶりに観客数100万人突破!

    映画「殺人漫画」(監督:キム・ヨンギュン、提供・配給:CJエンターテインメント、制作:(株)filma pictures、(株)FILM LINE)が観客動員数100万人を突破した。13日、映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワークの集計によると「殺人漫画」は12日に2万3258人の観客を動員し、興行成績4位にランクインした。「殺人漫画」の累積観客数は100万7201人と集計された。ホラー映画が観客動員数100万人を突破したのは、2008年の「コ死:血の中間考査」以来5年ぶりのことだ。これに先立ち、「殺人漫画」は先月26日にチケット予約販売率29.75%(maxmovie基準)を記録し、ホラー映画としては「箪笥<たんす>」以来10年ぶりにチケット予約販売ランキングで1位に輝き、注目を浴びた。「殺人漫画」は、人気ウェブ漫画家の未公開ウェブ漫画と同じ連続殺人事件が実際に起きたことで明らかになる衝撃的な秘密を描いたホラー映画だ。イ・シヨン、オム・ギジュン、ヒョヌが出演し、キム・ヨンギュン監督の「炎のように蝶のように」後4年ぶりの演出復帰作でもある。同日「パシフィック・リム」は22万7016人(累積43万9110人)で1位、「監視者たち」は20万4977人(累積274万2363人)で2位、「ワールド・ウォーZ」は7万387人(累積461万6405人)で3位にランクインした。

    TVレポート
  • 「殺人漫画」キム・ヨンギュン監督“ハードコアを諦めても惜しくなかった理由”

    「殺人漫画」キム・ヨンギュン監督“ハードコアを諦めても惜しくなかった理由”

    ※この記事には映画「殺人漫画」の結末に関する内容が含まれています。ここ数年間の忠武路(チュンムロ:韓国映画界の代名詞)は、ホラー映画の荒れ地だったと言っても過言ではない。題材やジャンルは十数年前に比べて間違いなく多彩になったものの、気難しい観客を虜にするには力不足だった。このような状況の中で、映画「殺人漫画」(監督:キム・ヨンギュン、制作:(株)filma pictures、(株)FILM LINE)の活躍がとりわけ感動的に思えるのは、当たり前のことなのかもしれない。ホラー映画としては「箪笥<たんす>」以来10年ぶりにチケット予約販売ランキングで1位を獲得した「殺人漫画」は、公開初日に興行成績1位を4週間キープした「シークレット・ミッション」をおさえて、韓国ホラー映画の復活を告げた。「殺人漫画」のキム・ヨンギュン監督(43歳)は、「ホラー映画というジャンルの限界を乗り越えることが最大の課題でした。ホラー映画を怖がる観客でも楽しむことのできる映画を作れたと思います。新鮮な要素を多く取り入れることができるシナリオだったため、演出者としては幸せでした」と説明した。デビュー作「ワニ&ジュナ~揺れる想い~」(2001年)で繊細な演出力を認められたキム・ヨンギュン監督は、以降4年間隔で「赤い靴」(2005年)、「炎のように蝶のように」(2009年)を披露した。「殺人漫画」も彼の4年ぶりの演出復帰作である。「今回は必ず面白い映画を作ると覚悟しました」という彼は、「『赤い靴』『炎のように蝶のように』の長所、短所を自分なりに分析しました。『殺人漫画』を発表するまでの4年間は、これらを顧みる時間でした」と伝えた。「ある瞬間、『ワニ&ジュナ~揺れる想い~』を作った時の情熱を失ったことに気付きました。成功に対する欲は大きくなったものの、純粋な情熱を失ってしまったというか。たくさん反省しました。失敗と過去を振り返る時間があったからこそ、「殺人漫画」を誕生させることができたと思います。「殺人漫画」は、もう一度映画を作る楽しさに目覚めさせてくれた作品です」ハードコアを諦めても惜しくない理由デビュー作「ワニ&ジュナ~揺れる想い~」でも、当時としては破格の試みだったアニメーションと実写の融合を披露して話題になったキム・ヨンギュン監督は、「殺人漫画」で再び新しい試みをした。「殺人漫画」は、ウェブトゥーン(オンライン漫画)と実写の最も効果的な融合に対する監督の悩みが最初から最後まで感じられる作品だった。ウェブトゥーンを効果的に使おうという目に見える計算なしで、力強く押し通されたいくつかのシーンは、脳裏から離れないほど抜群だ。「ウェブトゥーンを題材だけに止めずに、斬新なビジュアルへ昇華させてみようというのが僕の意図でした。全般的にスタッフと僕の意見がうまく一致したケースだと思います。『殺人漫画』は、スタート自体がとても健全でした。漫画、ウェブトゥーンというジャンルに対する愛情からスタートしたからです。良い結果が出て満足しています」「殺人漫画」のシナリオ原案はそれこそハードコアだったという。ネタバレになるためここで明かすことはできないが、いわゆる強い設定が飛び交っていたという。キム・ヨンギュン監督は、「最初からR15指定を念頭において撮影しました。すでに撮影を終えたのに、結局カットしたシーンも非常に多いです」と明かした。「僕の目標は、より多くの観客が楽しめる映画を作ることです。目標がはっきりしているので、等級がR18からR15になったからといって残念な気持ちはありません。映画的に残忍なシーンが必ず必要な作品なら残念だったかもしれませんが、そのようなケースではないからです。僕はハードコア的な快感より、サスペンスを活かそうと努力しました。制作会社は喜びましたね(笑)」「オム・ギジュンのおかげで思う存分遊んだ」現実と想像の区別がつかないウェブトゥーン作家カン・ジユンを演じた女優イ・シヨンは、「殺人漫画」を通じて得た最も大きな収穫の一つである。しかし、最初のキャスティングリストには彼女の名前が入っていなかった。キム・ヨンギュン監督は、イ・シヨンの前作がすべてラブコメディであることを懸念したが、期待以上の誠実性と妙な魅力に一気に惹かれたという。キム・ヨンギュン監督は、キム・ヒソン(「ワニ&ジュナ~揺れる想い~」)、キム・ヘス(「赤い靴」)、スエ(「炎のように蝶のように」)に至るまで、女優に恵まれた監督の一人である。現場で女優を扱うノウハウがあるのかと尋ねると、「相手の真心を理解し、嘘をつかず、大事にしてあげることです」と答えた。もちろん、最初は不要な駆け引きや警戒もするが、最終的には真心が通じるという話だ。キム・ヨンギュン監督は、映画でカン・ジユンと激しく対立する刑事イ・ギチョル役のオム・ギジュンについては、「監督のプレッシャーを減らしてくれる俳優です。監督のエネルギーを、完全に演出に集中させる能力を持っています。平凡なことのように思えますが、案外これが上手くできる俳優は滅多にいません」と絶賛した。「オム・ギジュンさんのおかげで、より上手く行った部分がとても多いです。実際、これは監督だけが知っている部分です(笑) オム・ギジュンさんは、映画全体に非常にたくさんのことを与えてくれました。オム・ギジュンさんがきちんと重心を取ってくれたため、イ・シヨンという女優の振幅を大胆に扱う余裕ができたのです。オム・ギジュンさんは、監督を思う存分遊ばせてくれる俳優です」イ・シヨンの爆発的なエンディングシーン「今でも胸がじーんとする」キム・ヨンギュン監督は、「殺人漫画」を通じて映画に対する情熱を取り戻すことができたのは、すべてイ・シヨンのおかげだと褒め称えた。「ボクシングはとても大変な運動です。死ぬほど辛い山場を数百回以上越えなければならないからです。イ・シヨンさんがリングの上で見せてくれた諦めない姿勢を、演技をする時にも見せてくれました。彼女は監督が諦めたいと思う度に、再び引き起こす力を持っています」特に、爆発的なエンディングシーンで見せてくれた女優イ・シヨンの力は、この映画のハイライトだ。キム・ヨンギュン監督はエンディングシーンについて、「シナリオよりも立派なシーンに仕上がった」と説明した。監督が思っていたもの以上のものを見せてくれたイ・シヨンの力が大きかったという。撮影現場は、完璧なシーンを引き出さなければならないというプレッシャーで、監督さえも体に痛みを感じるほど緊張感に満ちていたという。そんな中、一人で泣き叫び、ささやき、涙を流したイ・シヨンは、見事にやりこなして見せた。「そのシーンを思い出すと、今でも胸がじーんとします。映画を作りながら感じた、数少ない瞬間でした。それをイ・シヨンさんが見せてくれたんです。イ・シヨンさんを見ながら、僕は彼女のようなエネルギーを見せたことがあるのか、持ったことがあるのかと自身を省みるようになりました。おかげで、忘れていた情熱を取り戻すことができました」

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  • イ・シヨン、雰囲気のあるモノクロの写真を公開“幻想的な魅力”

    イ・シヨン、雰囲気のあるモノクロの写真を公開“幻想的な魅力”

    女優イ・シヨンが雰囲気のあるモノクロの写真を公開した。イ・シヨンは最近自身のme2day(韓国のマイクロブログサービス) に「映画撮影中にずっと私がいた空間」と書き込んだ。また、「ジユン(劇中での役名) の作業室。今日映画『殺人漫画』が公開されます。監督やスタッフ、そして共演した俳優たちも本当に頑張って撮影しました。絶対に見てくれますよね? 映画を見にゴーゴー!」という書き込みとともに一枚の写真を掲載した。公開された写真でイ・シヨンは机の前に座り、頬杖をついている。ノースリーブのTシャツをレイヤードで着こなし、スリムなボディラインを誇った。写真は雰囲気のあるモノクロで、幻想的でクールな雰囲気を演出した。写真を見たネットユーザーは「イ・シヨンは清純でありながらも健康的なイメージがあり、大好き」「イ・シヨンに会いたいです」「ホラー映画大好きだから、絶対に見よう」「とても綺麗です」「大好き」などのコメントを寄せた。イ・シヨンは韓国で11日に放送されたMBC「黄金漁場-ヒザ打ち導師」に出演し、修学能力試験(韓国のセンター試験) で400点満点のうち368点の成績をとったと打ち明けた。

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  • 「殺人漫画」イ・シヨン&ムン・ガヨン、スペシャルポスター公開“ホラーシスターズ”

    「殺人漫画」イ・シヨン&ムン・ガヨン、スペシャルポスター公開“ホラーシスターズ”

    映画「殺人漫画」(監督:キム・ヨンギュン、提供・配給:CJエンターテインメント、制作:(株)filma pictures、(株)FILM LINE)側がミステリアスな雰囲気のスペシャルポスター2種を公開し、視線を引きつけている。イ・シヨン、オム・ギジュン主演のホラー映画「殺人漫画」は、公開5日で観客動員数50万人を突破するヒットを続けている中、観客の声援に応えるため2種類のポスターを追加で公開した。まず、シスターズバージョンのポスターは、不気味に微笑むイ・シヨンがか弱いイメージの少女ムン・ガヨンに実際に描いているようなポーズで目を引く。「箪笥」のイム・スジョン&ムン・グニョン姉妹を連想させるイ・シヨン&ムン・ガヨンのツーショットポスターは、映画に対する好奇心を増幅させる。一方、ナルシス(ギリシャ神話に登場する少年)バージョンのポスターは、カン・ジユン(イ・シヨン)の二面性を表わしており、彼女が描くウェブ漫画の中にもう一つの物語が隠れているような雰囲気を漂わせる。シックなブラックをテーマにして制作されたナルシスポスターは、水面に映った自身の姿に夢中になったナルシスのように、自身が描く漫画に夢中になってしまったホラーウェブ漫画家イ・シヨンの姿を象徴的に見せており、注目を集める。「殺人漫画」は、人気ウェブ漫画家の未公開ウェブ漫画と同じ連続殺人事件が実際に起きたことで明らかになる衝撃的な秘密を描いたホラー映画だ。

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  • 「殺人漫画」イ・シヨン“撮影中、首を絞められて嘔吐までしました”

    「殺人漫画」イ・シヨン“撮影中、首を絞められて嘔吐までしました”

    女優イ・シヨンが、映画「殺人漫画」を通じて演技的な変身を試みた。彼女自身は演技的変身ではないと言うかも知れないが、観客の立場から見ると確かな変身だった。イ・シヨンはこれまで、ロマンチック・コメディで頭角を現してきた。映画「危険な相見礼(サンギョンネ)」をはじめ、「カップルズ」「男子取扱説明書」などの作品は、イ・シヨンという女優を観客に印象付け、その結果、イ・シヨンは「ロコクィーン」(ロマンチック・コメディのクィーン)という愛称まで得た。しかし、今回彼女はホラー映画に挑戦した。「殺人漫画」という映画に。この作品は、人気ウェブ漫画と同様の連続殺人事件が実際に発生し、徐々に明らかになる秘密を描いたホラー・スリラーだ。「殺人漫画」でイ・シヨンは、ネットユーザーの間で人気の高いウェブ漫画家のカン・ジユン役を務めた。キュートなルックスと愛嬌のある口調でロマンチック・コメディ映画で活躍してきた彼女だが、今回の作品ではキュートな笑顔も、愛嬌も全く見られず、狂気に満ちた眼差しだけがあった。「撮影中に嘔吐までしました」イ・シヨンがホラー映画に挑戦すると言った時、懸念の声が多く上がった。果たして、イ・シヨンという女優がロマンチック・コメディ以外でも演技力を認められるのだろうか、また、ホラー映画に相応しい演技を披露できるだろうかと。しかし、このような意見は杞憂に過ぎなかった。「殺人漫画」の中のイ・シヨンの演技は絶賛されてしかるべきだ。「よくやったと褒めていただき、有難く思っています。しかし、自分で映画を見た時は、未熟な部分しか見えてきませんでした。ホラー映画というジャンルの限界があるので、目新しくないと良い評価を得ることができないと思いました。見るまでもなく明らかな映画にならないよう、自分なりに工夫してみたのですが、結局自ら墓穴を掘ってしまい、そこに横たわっていました。型にはまった演技をしているスクリーンの中の自分を見て、『まだまだだな』と思いました」自分の演技に満足していない彼女だったが、映画のいたるところでイ・シヨンの努力の跡がうかがえる。常に恐怖に怯えているような目つきや、ヒステリックな話し方、不安に脅えた行動まで、彼女はカン・ジユンに完璧になりきっていた。カン・ジユンは、誰が見ても簡単なキャラクターではない。イ・シヨンは、このようなカン・ジユンを演じながら嘔吐までした。「映画には映っていませんが、ソヒョン(ムン・ガヨン)がカン・ジユンの首を締めるシーンがありました。監督に何も食べない方が良いと言われて小豆粥だけ少し食べましたが、そのシーンを撮影しながら全部吐いてしまいました。本当に大変でした(笑)」「オム・ギジュン先輩との共演、迷惑になってはいけないということばかり考えていました」「殺人漫画」でイ・シヨンは俳優オム・ギジュンと共演した。始めての共演であり、二人ともホラー映画は初めてだった。互いに対立をしなければならない状況であり、二人の演技は映画全体の雰囲気を左右しかねないものだった。「演技の共演ということはありません。オム・ギジュン先輩は本当にベテランですから。私はオム・ギジュン先輩の演技を邪魔したり、迷惑になってはいけないとばかり考えていました。演技をする時に、萎縮してはいけないのですが、演技の流れを壊してはいけないと思って、たくさん緊張しました。オム・ギジュンという俳優と一緒に演技することができたということ自体、良い経験になると思います」イ・シヨン自らこの映画に出演したいと、キム・ヨンギュン監督に積極的にラブコールを送っていたことは既に公開されている。「役者は選択する立場ではなく、選択される人だ」と言っていた彼女だが、今回の作品だけはどうしても出演したかった。「ラブコメディばかりやってきましたよね。それは、私が作品を選べる立場ではないので、オファーがきた作品に対して一生懸命努めてきたからです。正劇(シリアスで深みのある内容を扱った作品)がやりたいと思っていた時、『殺人漫画』を知りました。キム・ヨンギュン監督に会った際、作品に対する愛情を表しました。『私がカン・ジユンだったら』という話しをたくさんしました。カン・ジユンというキャラクターに対する愛情が伝わり、私をキャスティングしてくれたようです」イ・シヨンは、「殺人漫画」を通じて確かに演技の変身を遂げた。意図があろうがなかろうが、イメージチェンジに成功したことだけは事実だ。多くの俳優が限られたイメージに対する不満を口にする。イ・シヨンは、ロマンチック・コメディに限られた自分のイメージを自ら努力して、確実に変化させたスマートな女優である。

    マイデイリー
  • 「殺人漫画」ホラー映画の限界を超えた…興行ランキング2位

    「殺人漫画」ホラー映画の限界を超えた…興行ランキング2位

    映画「殺人漫画」(監督:キム・ヨンギュン、提供・配給:CJエンターテインメント、制作:(株)filma pictures、(株)FILM LINE)がヒットを予告している。29日、映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワークの集計によると、「殺人漫画」は28日に9万4926人を動員し、興行ランキング2位をキープした。「殺人漫画」の累積観客数は試写会を含め、18万6723人と集計された。「殺人漫画」は26日に予約販売占有率29.75%(MAX MOVIE基準)を記録、ホラー映画としては「箪笥」以来10年ぶりに予約販売ランキングで1位を獲得し、視線を引きつけた。特に公開初日に「シークレット・ミッション」などの蒼々たる作品をおさえて興行ランキング2位に輝き、順調なスタートを切った。「殺人漫画」が今年初のホラー映画部門のヒット作になれるかどうかに関心が集まっている状況だ。「殺人漫画」は、人気ウェブトゥーン(ウェブ連載の漫画)作家の未公開ウェブトゥーンと同じ連続殺人事件が実際に起きたことで明らかになる衝撃的な秘密を描いたホラー・スリラー映画である。イ・シヨン、オム・ギジュン、ヒョヌなどが出演し、「炎のように蝶のように」を手がけたキム・ヨンギュン監督の4年ぶりの演出復帰作である。同日「ワールド・ウォーZ」は19万6339人(累積245万4497人)で1位を、「ホワイトハウス・ダウン」は6万4575人(累積12万7768人)で3位を、「シークレット・ミッション」は5万1286人(累積646万60人)で4位を記録した。

    TVレポート
  • 「殺人漫画」オム・ギジュン“仕事がないとストレスが溜まります”

    「殺人漫画」オム・ギジュン“仕事がないとストレスが溜まります”

    休む暇もない。SBSドラマ「ファントム」で活躍して間もなくOCNドラマ「ザ・ウイルス」で熱演したオム・ギジュンは、彼の故郷とも言えるミュージカルの舞台に戻り「モンテ・クリスト」に参加し、7月には「Jack the Ripper」に出演する予定だ。俳優オム・ギジュンはこのように日々めまぐるしいスケジュールをこなしている。さらに今回は映画「殺人漫画」(以下「ザ・ウェブトゥーン」)まで加わった。ハードスケジュールに疲れているのではないかと心配したが、実際に会ってみたら彼は笑顔だった。顔と目は疲れているように見えたが、心だけは楽しそうだった。映画が本当に気に入っているようだ。「観客の皆さんに面白く見ていただければと思います。本当にいいホラー映画が出たと思います。もともと僕は、自身が撮った作品でも面白くなければイマイチと言いますが、今回は本当にいい映画が出たと思います。驚愕、切り札、猫が主人公でもありますが(笑) 面白く見ていただければと思います」ハードスケジュールはきつくないのかと尋ねると全然平気だと言う。逆に仕事がなければストレスが溜まるとのこと。しかし、今は旅行にも行きたいと言いながら、そのためには「ザ・ウェブトゥーン」がもっとヒットしなければならないと切実な希望を語り、笑いを誘った。「正直、仕事がないとストレスが溜まります。僕はなかなかストレスが溜まらないタイプです。マネージャーが夜明けに起こしに来て撮影に行かなきゃと言ったら『あ、そう?』と言いながら撮影に向かいます。でも、仕事がないとストレスが溜まるんです。ワーカーホリック?(笑) 今は旅行に行きたい気持ちもあります。『ザ・ウェブトゥーン』の観客が300万人を超えれば制作会社の代表がスタッフと俳優を全員連れて東南アジアに旅行に行くと言っていました。必ず超えなければなりません(笑)」オム・ギジュンにとって久しぶりの映画出演となる「ザ・ウェブトゥーン」は、人気ウェブトゥーン作家の未公開ウェブ漫画と同じ連続殺人が実際に起きる過程で暴かれる秘密を描いたホラー・スリラー映画で、ラブコメディで頭角を現した女優イ・シヨンが初めてスリラー映画に挑戦し、関心を集めた。オム・ギジュンに共演したイ・シヨンについて尋ねてみるといい女優だと答えた。爆発的なエネルギーを持った女優だという。「本当にいい女優だと思います。今回の作品に入る前までは実際に会ったことがなく、出演されている映画だけ見ました。台本の読み合わせの時に初めて会いましたが、物凄くスタイルが良くて綺麗でした。でも演技をするときはエネルギーがみなぎっていました。本当にいい女優です」「ザ・ウェブトゥーン」でオム・ギジュンが演じたイ・ギチョルは感がいい刑事で、最初の死者が発生した後、これが殺人事件であることを直感したイ・ギチョルは本格的にウェブトゥーン作家のジユン(イ・シヨン)を追いかける。実際に感がいい方なのかと聞いたら「とても鈍い」と答え、それにまつわる面白い話を聞かせてくれ、現場に笑いの渦を巻き起こした。「僕は本当に鈍いんです。あるグループの中でカップルができた時に、最後まで知らない人が僕です。分かるわけないですよね(笑) 僕以外の皆は知っていますが、僕だけが知らないんです。でも、僕のことが好きな人がいればそれはすぐ分かります。そういうことには気付くのが早いんです(笑)」

    OSEN
  • 「殺人漫画」オム・ギジュン“格の違うホラー映画を見ませんか”

    「殺人漫画」オム・ギジュン“格の違うホラー映画を見ませんか”

    最近韓国では、人気ウェブトゥーン(ウェブ上で公開されている漫画)を原作にした映画が次々と登場している。観客動員数500万人を超え、偉大な興行成績を記録している映画「シークレット・ミッション」に、高い再生回数を記録している短編映画「ミセン」、カン・ウソク監督の「伝説の拳」まで。ウェブ漫画を原作にした映画は数多く制作されてきたが、ウェブ漫画というコンテンツそのものを題材にした作品は今回が初めてだろう。映画「殺人漫画」のことだ。「殺人漫画」は、名不虚伝(名声や名誉が広く知られるのにはそれだけの理由がある)の演技力で認められている俳優オム・ギジュンと、これまでラブコメディで大活躍を見せてきた女優イ・シヨンが共演し、映画「赤い靴」を演出したキム・ヨンギュン監督がメガホンを取った作品である。この映画は、人気ウェブ漫画作家カン・ジユン(イ・シヨン)の未公開ウェブ漫画と同じ連続殺人が実際に起きる過程で徐々に暴かれる衝撃的な秘密を描いたホラー・スリラーである。オム・ギジュンは映画で勘のいい刑事イ・ギチョル役を演じた。全体的に重い雰囲気の中でオム・ギジュンは、映画の緊張感の緩急を調整しなければならなかった。せめてもの軽いキャラクターがまさにイ・ギチョルだった。イ・ギチョルは、未公開ウェブ漫画と同じ手口の連続殺人事件を追跡する捜査1課の刑事だ。出世のためにコネを作る人物で、自分の勘を信じる自信に満ち溢れたキャラクターである。スリラー映画では「破壊された男」に出演したが、本格的なホラー映画は今作が初めてだ。彼はシナリオに魅かれて出演を決めた。それほどシナリオが良くできていたことを意味している。「シナリオを読みながら、家中の明かりを全部つけた」と言うほど恐怖を与える映画である。オム・ギジュンは決して優れた話術の俳優ではない。しかし、自分が望んでいること、考えていることをはっきりと伝えることのできる俳優である。短いが、強くて正確な言葉で映画を表現する俳優オム・ギジュンに出会った。―映画が公開されたが、反応は良さそうだ。オム・ギジュン:私が思っていたより、はるかによくできていると思う。ホラー映画と聞いて、一般的に思い浮かべるイメージや、編集、構図のようなものがある。仕方なく出てきてしまうそういったもの。しかし、「殺人漫画」にはそういった映画にはない別のものがあり、確かな差がある。格が違う感じというか。―ホラー映画は苦手そうなイメージだが。オム・ギジュン:そんなことはない。一時流行ったホラー映画はほとんど見た。「13日の金曜日」シリーズ、「ラストサマー」「スクリーム」「ソウ」など、全部見た。特に、「ソウ」は周りから絶賛の声をたくさん聞いたが、見てすぐに展開に気付いてしまった。その後は見なかった。―映画では、唯一軽いキャラクターである。キャラクターのためのアドリブはあるか?オム・ギジュン:映画で後輩刑事であるヨンス(ヒョヌ)に「Xような青春」と言うシーンがある。親しみを込めた表現として使った。脚本の先生方は悪口を上手く言い慣れていないものだ。知り合いの弟に親近感のある悪口はないのかと相談したら、この悪口を教えてくれた。いいなと思って、映画で使った。―最も力を入れたシーンはあるか。オム・ギジュン:すべてのシーンが大事で重要なシーンである。1つも捨てられるシーンはない。その中でも一番気を遣ったシーンを選ぶなら、それはエンディングだ。私にも一番重要なシーンであり、映画のエンディングなので、どれほど重要だろうか。ネタバレになるので、詳しくは言えないが、本当に上手く表現したかった。―もし、作家になったら書いてみたいストーリーは?オム・ギジュン:私にないものの一つが話術であり、もう一つが文章力である。もし、作家という職業がこの世になかったら、私は果たして演技をすることができたのかと思う。そして、どれほど幸いなことか分からない(笑)―映画の観客動員数が500万人を突破したら腹筋を公開すると公約したが。オム・ギジュン:間違って伝わった部分がある。腹筋を公開すると話したことはない。腹筋がないのにどうやって公開するのか。ただ、お腹を公開すると話した(笑) 早く腹筋を作らなければならないが、その公約を変更するつもりはない。―先輩として、女優イ・シヨンの演技はどうだった?オム・ギジュン:俳優と俳優が出会って演技をするときに一番重要なのは、よくやり取りすることだと思う。イ・シヨンはそういったことがよくできる女優だ。特に、目つきが本当に素晴らしい。―この映画が伝えたいテーマは何だと思うか?オム・ギジュン:罪を犯してはいけないということ?罪を犯すとバチが当ると思う。運命というものもあるが、基本的に悪さをすると、いつどんな方法でもその罰が返ってくるということを伝えようとしているのだと思う。―公式の席上で会うと、相当明るい性格に見えるが、実際の性格は?オム・ギジュン:実は、人見知りが激しい方だ。仲良くなるまで時間がかかる。狭く深く付き合うタイプだ。親しい人たちに会うと明るい性格が出る。お互いに信頼があるから、私の本当の性格が出てくるのだと思う。―人見知りが激しくては、作品をするときに大変なのでは?オム・ギジュン:何とかして親しくなろうと努力する方だ。お互いに親密な関係を保ち、相手について早く知れば、それだけ良い演技ができるのは当たり前のことだ。―本当に忙しいスケジュールを消化した。休みのときにやってみたいことはあるのか?オム・ギジュン:趣味を楽しんでみようかなと考えている。ガンダムを再び作り、夏になったらキャンプにも行ってみようかなと思っている。

    マイデイリー
  • 「殺人漫画」イ・シヨン、感覚的映像の中で輝く“ホラークイーン”

    「殺人漫画」イ・シヨン、感覚的映像の中で輝く“ホラークイーン”

    ホラー・スリラーに新鮮な風が吹いた。イ・シヨン、オム・ギジュン主演の「殺人漫画」が感覚的な映像でスクリーンを満たし、従来のホラー映画やスリラージャンルと差別化を図った。「殺人漫画」が17日午後、ソウル城東(ソンドン)区CGV往十里(ワンシムニ)店で行われたマスコミ向け試写会でついにベールを脱いだ。最近、ウェブトゥーン(ウェブ連載の漫画)を原作にした映画が次々と出てきている中で、同映画は原作の代わりにウェブ漫画というコンテンツそのものを題材にしたことで、制作段階から注目を浴びた。さらに、国家代表のボクサーという新しい肩書きまで得たイ・シヨンが久しぶりに出演し、演技派俳優オム・ギジュンが初めてホラー・スリラーに挑戦することでも注目を集めた。また、2005年に映画「赤い靴」で、すでにホラーに美的魅力を加えるという試みをしたキム・ヨンギュン監督が手掛ける2度目のホラー・スリラーということで、果たしてどんな雰囲気の作品になるのかと関心が高まっていた。公開された「殺人漫画」は、やはりキム・ヨンギュン監督の感覚的な演出が際立つ作品だ。ウェブトゥーンが実写に、実写がウェブトゥーンにオーバーラップする新鮮さは、これまで他の映画では見たことのない「殺人漫画」だけの最大の強みである。ストーリーや俳優の演技力よりもスクリーンを圧倒する映像と演出、構成の調和に集中させて、観客に妙な興奮を与える。これまで漫画やアニメを映画に取り入れたことはあるが、3Dなど最新のCG技術までも動員し、立体感を生かしたウェブトゥーンが活用された例は今回が初めてのことだ。制作陣は企画段階から動きのないカットで構成されたウェブトゥーンを、動きの連続である映画にどのように合わしていくかについて熱心に議論したという。結局、ウェブトゥーンの作家を招き、作家がシーンに合う下絵を描くと、そのイメージを絵コンテに起こしてから撮影し、再び作家が撮影した映像を見て最終的にウェブトゥーンのカットを完成させるという方法で制作が行われた。それだけでなくウェブトゥーンに動きを与えるための技術も総動員され、韓国最高のCGチームが投入された。その結果、スクリーンに血が飛び散り、木の葉が舞うようなシーンが演出されるなど、スクリーンの中でウェブトゥーンが生きて動くような感じに仕上った。映画全般に渡り、ウェブトゥーンと実写がオーバーラップするシーンをよく活用しているが、これは「殺人漫画」の恐怖感を高め、映像美を最大化する効果的な装置となった。このような感覚的な映像の中でイ・シヨンのホラークイーンへの挑戦は成功したと見られる。女優から国家代表のボクサーまで、かなりユニークな変身を図っている彼女は、デビュー後初めての主演作となるスリラー映画で見事な演技を披露する。劇中で、人気ウェブトゥーン作家として連続殺人事件を巡るミステリーの中心にいるカン・ジユンに扮したイ・シヨンは、うまく感情演技をコントロールしてみせた。信頼できる俳優オム・ギジュンは、謎の連続殺人事件を追跡する捜査1課の刑事イ・ギチョルに扮し、作品全般にかけて緊張感の緩急を調整する老練な姿を見せた。「殺人漫画」は、人気ウェブトゥーン作家の未公開ウェブ漫画と同じ連続殺人が実際に起きる過程で暴かれる秘密を描いたホラー・スリラー映画で、イ・シヨン、オム・ギジュン、ヒョヌなどが出演する。27日に韓国で封切りとなる。

    OSEN
  • 【PHOTO】映画「殺人漫画」メディア向け試写会にオムギジュン、ヒョヌなど出席

    【PHOTO】映画「殺人漫画」メディア向け試写会にオムギジュン、ヒョヌなど出席

    俳優オム・ギジュン、イ・シヨン、ヒョヌ、キム・ヨンギュン監督が17日午後、ソウル城東(ソンドン)区杏堂洞(ヘンダンドン)CGV往十里(ワンシムニ)店で開かれた映画「殺人漫画」(監督:キム・ヨンギュン、制作:(株)filma pictures、(株)FILM LINE)のメディア向け試写会に出席した。イ・シヨン、オム・ギジュン、ヒョヌなどが出演する映画「殺人漫画」は、人気ウェブ漫画と同様の連続殺人事件が実際に発生し、徐々に明らかになる秘密を描いたスリラー作品で韓国で27日に封切りする。

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